「ジャパン・エアロスペース(国際航空宇宙展)2008」

10月1日からパシフィコ横浜で開かれた「ジャパン・エアロスペース2008」の様子を写真で見てください。

会場内の様子です。
三菱重工のブースにMRJの模型がありました。
その後ろ側に客室の実物大モックアップがあります。
三菱航空機の戸田社長の講演で示されたMRJの騒音予想図です。
赤が同規模の従来機、青がMRJのものです。
この通りに騒音が軽減されるなら、空港周辺住民には恩恵です。
客室内モックアップの座席です。
座席の後方です。座席の厚みが薄く、その分、
余裕がありそうです。しかし、座席に座ろうとして
気がついたのですが、座席の出入りには頭が天井にぶつかります。
よほど首を曲げないとだめですね。
今回は産学協同や地域の航空産業共同体の展示が増えています。
斜めのロケットは「カムイ型ハイブリットロケット」で
燃料にプラスチックと液体酸化剤を使います。
新明和工業のUS-2飛行艇です。担当の方に、「小笠原諸島の
路線に使えば、空港建設で自然を破壊することなく、騒音も
なくなるのでは?」と質問したところ、「その通りで、
東京都も検討はしてくれたようですが、何しろ価格が高すぎて
(100億円以上)・・・。」と言っていました。
石川島播磨重工のブースに展示してあった「ネ20ターボ
ジェットエンジン」です。このエンジンは太平洋戦争末期に
特効戦闘機「橘花」に搭載され初飛行に成功しましたが、
実戦配備は間に合いませんでした。説明の技術者の話では
「長時間の稼働は無理だった。」とのことです。
日本航空インターナショナルの新型シート。
座席が前にせり出して、横になることが出来る。
JAXAのブース。下にあるのが、「小型超音速実験機」の実機。
上は「静粛超音速機」の模型。

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