2006年12月の出来事


*12月31日

@一年間、お世話になりました。よいお年をお迎え下さい。

@「エアバスA380展」第2ターミナルで2月16日まで
 第1ターミナルで開かれていた(12月1日の出来事を参照)「エアバスA380展」が27日から第2ターミナルビル本館地下1階連絡コンコースで来年2月16日まで開かれています。

@日本エアコミューターきが引き返す・鹿児島空港
 昨日午前8時48分に鹿児島空港を離陸した岡山行き日本エアコミューター3691便・サーブ型機が離陸直後に左エンジンの故障を示す警告灯が点灯したために鹿児島空港に引き返しました。この便は欠航となりました。原因は調査中との事です。


*12月30日

@狂犬病ワクチンが底をつく・成田空港検疫所
 成田空港検疫所は27日、ホームページで「渡航前接種の増加により、狂犬病ワクチンの在庫がなくなりました。」とするお知らせを載せました。今年、フィリピンで犬にかまれた男性2人が狂犬病で死亡したことを受けて、事前に接種する人が増えたことが原因です。次の入荷は2月上旬になるとのことですが、治療用ワクチンは確保してあるとのことです。なお、狂犬病はフィリピンだけでなくアジアや中国などでも流行しており、また、ウイルスは犬だけが持っているわけではなく一部のコウモリやアライグマなども持っているとのことです。詳しくは厚生労働省のページで確認してください。

@ドイツの航空管制官労組が年始にストの可能性
 ドイツ航空管制公社の労働組合は28日、「数日内に賃上げ交渉が受け入れられなければ、年始からストライキにはいる。」ことを明らかにしました。ストライキが実施されるとドイツ国内を飛行する1日8000便の内、75%の便が影響を受けることになるとのことです。労働組合は4%の賃上げを要求していますが、交渉は11月に決裂したままとのことです。


*12月29日

@「来年は用地問題に精力的に取り組む」と黒野社長
 成田国際空港株式会社の黒野社長は昨日の年末記者会見で、今年やり残した課題として“東峰地区問題”を取り上げ、「暫定平行滑走路の北神は変則的なもの。3000m化するかどうかは別として、2500m滑走路を使い勝手のよいものにする事が我々の義務。」と述べ、来年の課題として用地問題に積極的に取り組む姿勢を鮮明にしました。

@今日が出国のピーク・47000人
 成田空港では今日が年末年始の出国のピークとなりました。今日だけで、約47000人が出国することになっており、朝から混雑が続いています。明日も約45000人が出国する見込みです。

@中部空港が雪で滑走路一時閉鎖
 冬型が強まった日本列島は日本海側を中心に大雪になっていますが、年末年始の混雑のピークを迎えた中部空港では除雪のために、滑走路が一時閉鎖されました。この影響で、午後1時現在で国際線1便と国内線約30便が欠航となり、目的地変更も国際線の5便が成田空港・1便が関西空港に着陸しています。また、国内線でも8便が大阪空港・1便が関西空港に着陸しています。


*12月28日

@羽田ー新千歳線旅客が初めて1000万人を突破
 4社が乗り入れている羽田ー新千歳線の旅客が昨日、初めて年間1000万人を突破しました。これまでの最高は2002年の約986万人でした。4月にスカイマークが参入し、価格競争が激化して運賃が下がったことが需要を喚起しました。参入した4月以降は前年同期比に比べて8.3%増になりました。

@日本航空社長が人件費効率10%向上を目指す考え
 今日の産経新聞によりますと、日本航空の西松社長は昨日行われた同社とのインタビューの中で中期経営計画の見直しの一環として人件費効率を10%向上させる考えを明らかにしました。そのために、早期退職者の募集などとともにパイロットなどのディスクワークやミーティングなどの地上勤務を減らし、実際に乗務に当たる時間を増やすことや、機体整備なども間接業務にかかる時間を減らし業務効率を高めたい、と述べたとのことです。
【コメント】大丈夫かな?赤字で大変なことはわかりますが、安全面は航空会社の基本です。これをおろそかにしないようにお願いします。

@監査法人が「企業としての継続性に懸念」・スカイマーク
 スカイマークは昨日、2006年9月期の半期報告書でみすず監査法人が「企業としての継続性に懸念がある。」とする注記をつけたことを発表しました。みすずは理由として、約26.5億円の赤字であり、営業キャッシュフローが約15.5億円減少したことをあげています。これに対し同社は「収益の回復などで資金状況を改善し、懸念は解消する見込み。」としています。


*12月27日

@成田空港の11月実績で旅客と発着回数が当月最高に
 成田国際空港株式会社が発表した11月の空港運用状況によりますと発着回数が前年同月比で4%増となり、11月としては過去最高になりました。また、旅客数も同3%増となり、これも過去最高となりました。これは、国内線枠の国際線転用によるものとの事です。さらに、貨物量は全体としては同1%増となりましたが、輸出は同7%減と大きく減りました。これは、海上輸送にシフトしたためと見られています。

@空自松島基地周辺の騒音区域縮小が告示さる
 宮城県の航空自衛隊松島基地周辺の騒音区域の縮小が昨日官報に告示され、実施される事になりました。これに対して地元では要望事項が受け入れられなかった事に対して失望が拡がっているとの事です。石巻市航空機騒音対策連絡協議会の会長は「区域指定の根拠である国の環境基準そのものが時代に合っていない。環境庁にも基準見直しを訴える必要がある。告示されて終わりではない」と述べたとの事です。

@羽田→関空陸上ルートを地元に説明
 23日の出来事で書いた羽田空港から関西空港への飛行ルートを陸上に設定する問題で、国土交通省は今日、地元自治体に正式に説明しました。それによりますと、このルートの運用は午後9時から11時までとするとの事です。これは、このルートが大阪空港への着陸ルートと交錯するために、大阪空港の運用時間が終わってからにするとの事です。これに対して、地元自治体は「夜の着陸で環境面での懸念がある。」として、複数回の試験飛行を要望し、国土交通省も応じる意向との事です。

@国土が塩素系漂白・殺菌剤の航空機持ち込みを認める
 今年大流行しているノロウイルス対策として国土交通省は25日に航空機への塩素系漂白・殺菌剤の持ち込みを認める通達を出しました。今まではこの殺菌剤に金属を腐食させる次亜塩素酸ナトリウムが含まれていることから「望ましくない。」としていました。しかし、ノロウイルスにアルコールが効かない事から感染を防ぐために認めたものです。全日空では今日から機内へ持ち込み、乗客が嘔吐した際に薄めて使う事にしました。


*12月26日

@全日空整備工場見学に行きました
 昨日、全日空の羽田空港整備工場の見学に行ってきました。この見学プログラムはインターネットから申し込めて、予約状況も分かり、気軽に申し込めるものでした。昨日も冬休みに入ったためか、親子連れが大勢来ていました。最初は45分間の航空機の話で、クイズ形式で飛行機の事を勉強します。その後、東京ドームの1.8倍あると言う整備場を見学します。写真を撮ってきたのですが、「インターネットに載せるときには、承諾をしてからにして欲しい。」との事でしたので、後での、お楽しみにします。整備場に行く途中で見つけた航空局のマンホールの蓋が面白かったので、写真を別ページで載せておきます。

@「騒音おばさん」2審で実刑1年8ヶ月の判決
 今日、大阪高等裁判所で、奈良県平群町で隣人に大音量の音楽などを流し頭痛や睡眠障害などを与えたとして傷害罪に問われた通称「騒音おばさん」に対する控訴審判決があり、裁判長は1審の懲役1年の実刑判決を取り消し、懲役1年8ヶ月の実刑判決を言い渡しました。
【コメント】公共性のある空港周辺の航空機騒音と違うのは分かりますが、近隣騒音と航空機騒音に「騒音の質」の違いがあるわけではありません。この事件後に平群町で制定された騒音防止条例では規制値が昼間65db、夜間60dbとなっています。この程度の騒音は成田空港の場合、A滑走路端から約20Km程度の遠くでも珍しくありません。「国や成田国際空港株式会社や航空会社を罰せ。」とは言いませんが、もう少し周辺住民に対する対策を真剣に考えてくれても良いのではないでしょうか。

@日本航空が国内線値上げを発表
 日本航空は今日、国内線の普通運賃を片道2.7%(約750円)値上げする事を発表しました。実施は来年4月1日からとの事です。国際線運賃も4月1日をメドに、相手国の了承が得られ次第値上げするとの事です。値上げ率は5〜7%になるとの事です。

@全日空が中部ー広州線にビジネスジェット便を運航へ
 全日空は昨日、来年3月25日に就航する中部空港ー中国・広州線にB-737-700ER型機を使い、ビジネスクラス24席、エコノミークラス24席の合計48席とするビジネス便を就航させる事を発表しました。1日1便の運航になります。同型機は通常136席ですが、座席数を減らした分だけ余裕を持たせます。ただし、普通運賃のみで割引運賃はありません。単価の高いビジネス客を集中的に取り込む事を目指し、他の路線にも導入したい考えです。
  


*12月25日

@来年の日本人海外旅行者数は微増・日本交通公社
 財団法人・日本交通公社は22日に開催された「旅行動向シンポジュウム」で2007年(1〜12月)の海外旅行者数は前年比1.7%増の1790万人としています。今年の予測では1790万人から1800万人とされていたが、1760万人にとどまるとのことです。特に、女性の伸びが鈍く、これが解消されないと1800万人の大台は難しいとしています。日本旅行業協会(JATA)も同じような予測を出していました。(21日の出来事を参照)外国からの訪日旅行者は順調に増加する見込みとの事です。
【コメント】大企業は好景気でほくほくのようですが、我々一般庶民にはその恩恵がほとんど感じられません。来年度も“企業は減税、その分、国民負担は増える”と言うのでは、「海外旅行に行きましょう。」と言う意欲は減退しますね。これが、“構造改革”の実態なのでしょうか。

@カンタス航空がA380型機8機を追加発注
 エアバス社は21日、カンタス航空とA380型機8機を追加確定発注するとの契約を結んだ事を明らかにしました。これにより、カンタス航空のA380型機発注は合計20機になります。引き渡しは2008年8月からの予定です。


*12月24日

@『「くうこうだより」2007年新年号』が届きました
 昨日、成田国際空港株式会社より『「くうこうだより」2007年新年号』が送られてきました。1面は黒野社長の新年の挨拶、2・3面は4月にオープンする第2ターミナルの免税ブランドモール「ナリタ5番街」の特集と夏に改装オープンする第2ターミナルの事、そして、航空会社のターミナル替えについてです。4面にはA380型機についての解説が載っていました。今号は4面まででした。個人的ですが、2面の「ナリタ5番街」オープンのポスターは良かったと思います。


*12月23日

@「委員から質問されたので可能性を答えた」との事
 昨日の午後、成田国際空港株式会社に行きまして11月30日に出した要望書の回答を聞きました。今回も文書回答はありませんでした。「どうして回答書を出さないのか。」と聞きましたが、「慣例で出さない事になっている。」と言うだけで、明確な回答はありませんでした。その代わり、やり取りの録音は認めてもらいました。詳しくは後日出したいと思いますが、11月1日の発言については「委員から質問があったので、可能性として答えたもの。会社としては現在は2009年度までに2500m滑走路を完成させることに全力を挙げる、としかいえない。」との事でした。11月30日の黒野社長記者会見の一部がNHKテレビで放映されましたが、「その時の発言は『2500mでは十分な能力とは思えない。』と言っていたが、それと温度差があるではないか。」と聞きましたが、それについては回答がありませんでした。22日の発言については「民営化された場合に、株主からの要求が環境対策の切り詰めになっては困るので、国にも仕組みを考えてもらいたい。」と言ったとの事です。情報公開についてはリアルタイムの騒音値公開について「コストと利用頻度の問題がある。」として、従来の立場を後退させました。

@国土交通省が羽田ー関空ルートに陸上案を提案
 昨日の朝日新聞によりますと、国土交通省は現在、紀伊半島を迂回している羽田空港から関西空港の飛行ルートを「高度8000フィートになるので、騒音上の問題はない。」として、大阪南部を通過する陸上ルートにするよう大阪府に打診しているとの事です。関西空港建設当時は周辺の府県と「ルートを海上にとる事」で合意していましたが、混雑を理由に1997年に関西空港から羽田空港へのルートなどの陸上ルートを設定しました。大阪府も同意しています。今回の新ルートで飛行時間は15分程短縮できるとの事です。国土交通省としてはこれにより、関西空港への乗り入れを増やしたい、との事ですが、航空会社のメリットも大きいのではないでしょうか。

@日本エアコミューター機が計器故障で引き返す
 昨日午前8時30分頃、鹿児島発屋久島行きの日本エアコミューター3741便・DHC8-400型機が離陸して上昇中に燃料の温度を表示する計器が動かなくなりました。このため、同機は鹿児島空港に引き返しました。

@日航社長「給与カットを2007年度も継続する」
 日本航空の西松社長は日本経済新聞とのインタビューで今年4月から行っている基本給10%カットを来年度も続ける考えを表明しました。また、国内線の不採算路線を減便や運休とする考えを示しました。

@路線廃止の一方で増便も・全日空国内線
 全日空は集客が見込める神戸ー札幌線・神戸ー那覇線・関西空港ー福岡線・関西空港ー高知線を来春以降1日1便増便する方針を固めました。この一方、神戸ー新潟線・神戸ー鹿児島線・関西空港ー宮崎線・関西空港ー大分線を廃止する方針です。

@年末年始の国際線予約が増加
 日本航空と全日空が発表した年末年始(12月28日〜1月8日)の国際線予約状況によりますと、日本航空では前年同期比で4%増になり、提供座席が同2.0%減となる中予約率は同79.7%となっています。中国方面が同29.0%増、東南アジアが同13.6%増と大幅に伸びている一方、提供座席が減っている米大陸方面が同19.9%減、欧州方面が同6.5%減となっています。
 全日空では提供座席が同5.1%増になっているにもかかわらず予約数は同14.0%増となっています。ホノルル・グアムは座席数減少で同15.9%減となっていますが、他の路線は好調で北米方面が同27.4%増、中国が同29.8%増となっています。


*12月22日

@VORDEMの移設工事を申請
 成田国際空港株式会社は昨日、国土交通省に暫定平行滑走路再北伸工事に伴う、無線標識・VORDEMを北に670m移設するための工事の申請を行いました。完成は2008年8月の予定です。このVORDEMは当初、暫定平行滑走路の南側に移設する予定でしたが、移設予定地付近にオオタカの営巣があるとして北に変更されたものです。

@第1ターミナルビルのオープン記念で桜千本植樹
 成田国際空港株式会社は第1ターミナルビルのグランドオープン記念と空港建設により失われた緑の回復事業として、来年3月末までに成田空港内外に1001本の桜の木を植樹する事になりました。

@小松空港の滑走路かさ上げ工事完成
 小松空港の滑走路強度を高めるためのかさ上げ工事が完成し、昨日から供用開始となりました。この工事により、重量制限が320トンから397トンになり、欧米便などの長距離便の就航が可能となりました。

@エアトランセが2路線を運休へ
 18人乗りの小型機を使って北海道のコミューター路線を運航しているエアトランセは来年2月から新千歳ー函館線・新千歳ー女満別線の2路線を運休とする事を明らかにしました。両路線とも搭乗率が40%未満と低迷していました。これで、残る路線は函館ー女満別線・函館ーとかち帯広線の2路線だけとなります。

@シンガポール航空がA380型機を9機追加発注
 シンガポール航空は20日、「エアバス社のA380型機を9機追加で発注した。」と発表しました。また、A350XWB型機・20機の発注についても「合意には楽観的」とし、エアバス社も「来月には確定するだろう」との期待を表明しました。

@ニュージーランド航空がB-787型機を4機追加発注
 ニュージーランド航空はこのほど、B-787-9型機を4機追加発注しました。これにより、同社のB-787型機発注は合計8機になります。


*12月21日

@「成田クリーンパーク」は埋蔵処分
 成田市は昨日開かれた議会全員協議会で暫定平行滑走路再北伸用地にかかる廃棄物最終処分場「成田クリーンパーク」の移転問題で、現処分場を土をかぶせて埋蔵する「覆土」方式とする事を明らかにしました。環境コンサルタントの調査によると、対策を必要とする基準値以下に収まっていた、との事です。未処理の水が埋め立て地から漏れ出すなどの非常事態に対する対策を施す、との事です。

@財務省原案内示で成田空港整備に約34億円
 昨日、財務省から内示された来年度予算原案で成田空港関係では暫定平行滑走路北伸に伴う整備費として、空港面探知レーダーの増改築や晴天乱流探知のドップラーライダーなど34億1500万円、成田新高速鉄道関係として建設費43億5900万円が認められました。

@海外旅行は頭打ちの傾向・JATA見通し
 日本旅行業協会(JATA)がまとめた旅行動向によりますと、12月の海外旅行市場は予想以上に冷え込み、前年比でマイナスになるとの事です。また、1〜3月の海外旅行も燃油サーチャージャーによる運賃の高騰によりヨーロッパや北米などの長距離移動の不調が予想され、好調だった中国の伸びにも歯止めがかかる見込みとの事です。

@関西空港の北米路線が2路線だけに
 ユナイティド航空は来年1月19日より関西空港ーシカゴ線を運休とする事を明らかにしました。当面、来年夏季スケジュールでの復活は考えていないとの事です。この運休により、関西空港の北米路線は2路線のみになります。

@EUが航空機による温暖化ガスの排出規制を導入
 EUの欧州委員会は20日、EU域内を離発着する航空機に温暖化ガスの排出規制を導入する事を決めました。EU域内の路線を飛ぶ場合は2011年から、EU域内と他地域を結ぶ路線を飛ぶ航空機に対しては2012年から適用されます。2004〜2006年の排出量の平均値を基準として、これを上回った航空会社は排出権を買い取らなければならなくなり、航空各社はコストを負担する事になります。今後、便数と路線の拡大が続くと見られ、基準値を上回る事は確実との事です。

@タイ航空社長がA380型機の追加発注の可能性を語る
 タイ国際航空の社長は19日、A380型機を現在発注している6機に加え、追加で6機発注する可能性を検討している事を明らかにしました。これは,納入時期の延期に伴う違約金の一つとしてエアバス社から大幅な割引が提案されている、と言われる事と関係があるようです。一旦キャンセルすると、市場動向により再度発注しても有利な条件は確保できないなどの事情があるようです。

@ロサンゼルス空港で1ヶ月の乳児をX線検査機通す
 20日付のロサンゼルス・タイムス紙によりますと、ロサンゼルス国際空港で英語が不自由な南米系の女性が搭乗前の保安検査で、生後1ヶ月の孫をベビーカーごとX線検査装置に乗せてしまい、画面をみていた検査官が気づいて大急ぎで引き出すトラブルがありました。乳児は救急車で病院に運ばれましたが、浴びたX線が少なかったために無事でした。トラブルの背景として、厳しくなった検査に比例して検査官の数が少なく、多忙が原因との指摘があるそうです。


*12月20日

@「解説と資料のページ」に「航空機騒音対策基本方針の案」に対する石井氏の意見書』を載せました
 千葉県が作成した「騒特法に基づく航空機騒音対策基本方針案」に対する意見書の提出が18日に締め切られましたが、暫定平行滑走路飛行コース直下に住む、芝山町の石井昭さんが提出した意見書が送られてきましたので、本人の了解を得て載せます。

@来夏に成田からカムチャッカにチャーター便8本
 ウラジオストック航空は来年夏に成田空港からカムチャッカ半島へのチャーター便を8本運航する事を明らかにしました。今年は5本でしたが、約3時間半でカムチャッカ半島に行けることから人気だったとのことです。

@騒音対策調査費落札率が下落・実は見せかけ
 今日の読売新聞によりますと、談合事件を受けて防衛施設局が基地周辺の防音対策工事の事前調査を一般競争入札にしたところ落札率が平均77%に下がった、としていました。ところが、今まではほとんど変わらなかった予定価格が突然18%も高くなり、結局、落札価格そのものはほとんど変わらない、“見せかけ”だけだった事が明らかになりました。入札に応札したのは「財団法人・防衛施設周辺整備協会」とその支部だけでした。この協会には3人の常務理事に各施設局の局長級が天下りしているとのことです。

@来年3月1日から液体の持ち込みを制限へ
 国土交通省は来年3月1日から、国際線の航空機内に手荷物として持ち込める液体を制限する事を決定しました。「容量1リットル以下の透明袋1個の中にいれる事が出来、1個が100ミリリットル以下でなければならない」との事です。クリーム、化粧水、オーデコロン、スプレーなども制限の対象となります。飲料は事実上持ち込めなくなります。但し、医薬品や乳児用のミルクは原則として持ち込めます。また、預け荷物の中に飲料をいれる事は認められるそうです。


*12月19日

@成田ーチューリッヒ線をデイリー化・来年2月から
 スイス・インターナショナル・エアラインズは来年2月20日より成田ーチューリッヒ線を週7便のデイリー化すると発表しました。国内線枠から国際線枠への転用で実現したものです。

@「羽田再拡張工事の年内着工を断念」安富次官
 国土交通省の安富事務次官は昨日の記者会見で「羽田空港再拡張工事の年内本格着工は困難になった。」と述べ、断念する意向を明らかにしました。しかし、2009年度末のD滑走路供用開始については「まだ、断念したわけではない。」としています。明日からボーリング調査を始めるなど工期の短縮や検査の短縮などを検討するとしています。工事のための深夜の運用時間制限は増やさない事を示唆しました。

@カンタス航空パイロット組合が買収阻止に株購入か
 買収されることになったカンタス航空のパイロット組合は18日、買収阻止を目指して約1億豪ドル(約92億円)の同社株式の購入を検討している事を明らかにしました。これは、買収の条件として来年2月に実施するTBO(株式公開買い付け)で買収する側が90%の株式を確保しなければならず、これを阻止する目的との事です。


*12月18日

@騒音対策委員会の議事録がやっと届きました
 今日、成田国際空港株式会社より3月下旬に行われた第33回騒音対策委員会の議事録が届きました。例年ですと6月か7月には届いているのですが、今年はどうしたのでしょうか。2ヶ月前ぐらいに連絡した時には「現在、製本中です。」との事でしたが。「会社になってから、もうけ優先で、住民対策・周辺対策は後回し」と感じるのは私だけではないようです。

@東京都と千葉県が埋め立てを承認
 今日、東京都と千葉県が羽田空港再拡張に伴う東京湾埋め立てを承認しました。千葉県知事は冬柴大臣に対して(1)埋め立ての影響を受ける漁業者との補償交渉を誠実に行い、千葉県漁協連合会の同意を得て着工する(2)再拡張後は深夜、早朝の飛行ルートを海上にする(3)埋め立てに使う山砂の採取跡地を森林に戻すよう、国と県で業者を指導する、などの条件を伝え、大臣も「誠心誠意対応する。」と答えたとの事です。これで、法的には着工の条件が整いましたが、千葉県各漁協との交渉決着には時間がかかりそうです。

@今年の訪日韓国人が21日にも200万人に
 今年日本を訪れた韓国人が21日にも200万人を突破する見込みです。200万人突破は初めてになります。21日には羽田空港で記念式典が行われる事になっています。

@エアマドリードが突然運航を停止・約12万人が足止め
 スペインの民間航空会社エアマドリードが15日に、突然全便の運航を停止しました。このために、約12万人が空港などに足止めになりました。スペイン政府はチャーター便の運航や他社に協力を依頼するなどの対策に追われています。

@ケニア航空がB-787型機3機を追加発注
 
ボーイング社によりますと、ケニア航空はB-787型機を3機追加で発注しました。これで、同航空のB-787型機発注は合計9機になります。引き渡しは2010年10月からになります。


*12月17日

@パイロットからのメール「節約のために陸地を飛ぶ事はない」
 昨日の旭市の上空飛行の件について、あるパイロットの方から次のようなメールを頂きました。載せる事を了解していただきましたので、原文のまま載せます。

 いつも「成田空港サーバー」を興味深く見ている視聴者です。
 ほぼ毎日の更新、頭が下がる思いです。
 さて16日の記事の「千葉県旭市で上空通過機が増えている」件ですが航空会社が少しでも燃料消費を少なくするために,南から着陸する時に早周りをして、銚子方面から陸地に進入して旭市の上空を飛んでいるのではないかということは100%あり得ないと考えます。
 成田のアプローチエリアに入った飛行機は必ず管制官の要求通りに飛行しております。
 南から入った場合には海岸線の手前で脚を下ろす必要がありますし、34で今まで陸地の上をベクターされたことはありません。
 考えられることは16運用時に九十九里浜まで直進し、左旋回で各地に向かう際に旭の上空を通ってしまうのではないでしょうか。地上は南風でも上空は強い西風ということがよくあります。
 少なくとも日本の航空会社は空港周辺のノイズについては非常に関心を持っており、燃料の節約のためにご指摘のようなコースを取ることはないと思います。
 管制官もノイズには必要以上(?)に気を使っているようですよ。
 私個人もノイズには十分に気をつけて仕事をしたいと思っております。
 今後とも成田のニュースを楽しみにしております。ぜひ公平な視点でお願いします。

@スカイネットアジア機のエンジンブレードにヒビ
 スカイネットアジア航空は同社のB-737-400型機1機の2000時間毎の定期点検で右側エンジンのタービンブレードの1枚に長さ1mmのヒビが見つかったと発表しました。このエンジンを交換するために今日の羽田ー熊本線の1往復と明日の羽田ー長崎線の3往復を欠航とします。確か、スカイネットアジアは11月に運航率100%を達成したはずですが、残念ですね。

@日本航空機が主脚収納できずに引き返す
 昨日午後2時50分頃、新千歳発女満別行きの日本航空2715便・MD90型機が離陸した所、左の主脚が収納できず、同機は引き返しました。このトラブルでこの便と折り返し便が欠航となりました。


*12月16日

@「千葉県旭市で上空通過機が増えている」との指摘

 昨日、読者の方から「私の住んでいる旭市において、最近航空機離発着陸の飛行機が、上空を頻繁に飛行しているみたいですが、飛行コースの変更があったのでしょうか、以前は夏の間に飛行してましたが、今は頻繁に飛行しているみたいですが、電波障害が出てくるのではないでしょうか、住民説明のないまま、飛行コースは変更できるのでしょうか、住所は旭市新町です。」とのメールが入りました。

 上図が成田空港の標準飛行コースです。旭市は赤丸で囲んだ所になります。これを見ますと、夏に多い南風の場合はオレンジ色の点線の「面的運用」のコースがありますが、冬に多い北風の時には飛行コースはありません。考えられるのは、航空会社が少しでも燃料消費を少なくするために,南から着陸する時に早周りをして、銚子方面から陸地に進入して旭市の上空を飛んでいるのではないかと言う事です。しかし、これは建設当初の約束「利根川から九十九里浜までは直進上昇・直進降下する。」に明らかに違反しています。「標準飛行コース」とか「面的運用」とか言って飛行コースを曖昧にする事により、国土交通省は約束を事実上「反故」にしているのではないでしょうか。

@成田エクスプレス年末年始予約が12%増に
 JRが昨日発表した年末年始(28日〜1月4日)の指定席予約状況によりますと、成田エクスプレスの予約は前年同期比で12%増になっている、との事です。

@中部空港会社が来年にも2本目滑走路の検討始める
 昨日開かれた中部空港会社の顧問会議で2本目滑走路の早期実現に向けて、一層の利用促進策を組む事で一致しました。会議後の記者会見で中部空港会社の社長は来年度中にも建設費用や経済効果などについて、社内で検討を始める考えを示しました。

@全日空が神戸ー仙台線は存続し、神戸ー鹿児島線は廃止へ
 全日空は昨日までに、廃止を検討していた神戸ー仙台線を存続させる事を明らかにしました。理由は大阪空港の閉まる午後9時以降の便が補完の役割をする事と、仙台のアクセス鉄道が開通する事により需要が拡大する見込みとの事です。一方、利用率が40%台と低迷している神戸ー鹿児島線は廃止する方向で最終調整している、との事です。

@環境団体が「米航空業界は環境保護に不熱心」
 アメリカの環境保護団体・NRDはこのほど報告書を発表し、その中でアメリカの航空業界は毎年アルミ缶をB-747型機58機分をリサイクルせずに破棄し、プラスティックゴミは約9000トン、新聞・雑誌類は42万5000トン以上破棄している、と批判しました。


*12月15日

@千葉県が埋め立てを承認へ・羽田再拡張
 千葉県の堂本知事は今日の県議会で国土交通省から出されている羽田空港再拡張に伴う東京湾埋め立て申請を承認する考えを表明しました。週明けの18日にも国土交通省に伝えるとの事です。堂本知事は「漁協との合意が承認の前提」として来ましたが、「約4分の3の漁協に補償金額の提示があり、交渉の着実な前進が期待できる。」として承認するとしています。しかし、これにより、羽田空港の4本目滑走路建設のハードルを一つ越えたわけですが、2009年度末までに供用開始できるかは微妙な情勢です。

@島津製作所がB-747-8型機の補助翼部品を受注
 島津製作所は昨日、ボーイング社の次世代大型機B-747-8型機の補助翼を動かすための主要部品の製造を設計も含めて独占受注したと発表しました。同社は1976年からボーイング社の補助翼部品を製造・納入しています。


*12月14日

@全日空が国内線を平均750円・2.7%値上げへ
 全日空の社長は昨日の記者会見で、来年4月から国内線の普通運賃を平均で750円・2.7%値上げする方針を表明しました。今月中にも申請するとの事です。国際線についても国際航空運送協会(IATA)の合意に基づいて値上げする方針との事です。

@カンタス航空が買収提案を受け入れ・総額1兆円
 カンタス・オーストラリア航空は14日、オーストラリアのマッコーリー銀行などが提示していた買収提案(11月20日の出来事参照)を修正して受け入れる事を決定しました。13日には拒否しましたが、買取額を修正した提案を受け入れたもので、1株あたり5.60オーストラリアドル、総額で111億オーストラリアドル(約1兆円)になります。

@ユナイティド航空とコンチネンタル航空が合併交渉開始
 ユナイティド航空とコンチネンタル航空が合併に向けての予備交渉に入った事が明らかになりました。ユナイティド航空は太平洋路線に強くコンチネンタル航空は大西洋路線に強いと言うお互いに補完する関係にあります。


*12月13日

@成田市の騒音影響調査結果一部分かる
 今日の読売新聞によりますと、昨年12月から実施した住民の騒音影響調査で、旧成田市分の5391人の回答から、週に1日以上睡眠障害を感じる人は72WECPNL(以下、Wとする)以上76W未満の地域で50%、68W以上72W未満で38%、64W以上68W未満で23%となったそうです。また、テレビの音や会話などの「聴取障害」については、環境基準適合地域でも50%近くが被害を感じているとの事です。
【コメント】今日成田市に電話で確認したところ、調査報告書などは旧大栄町地区・旧下総町地区の結果を合わせて作るとの事でした。

@成田空港会社が「エコプロダクツ2006」に出展
 成田国際空港株式会社は明日から16日まで東京ビッグサイトで開かれる、国内最大級の環境展示会「エコプロダクツ2006」にブースを出展するとの事です。

@大阪空港の用地内集落が移転に合意
 大阪空港の用地内国有地である、伊丹市中村地区に住んでいる156世帯と52事業所が国土交通省と伊丹市の間で平成20年3月までに移転する事で合意しました。この地域は昭和16年に当時の陸軍飛行場を拡張するために、国が朝鮮半島の人たちを徴用し、その人たちが65年間住んでいたものです。65年ぶりの解決になります。

@スカイネットアジア機が脱出シュートをロックしたまま飛行
 昨年10月29日から11月7日までの10日間、スカイネットアジアのB-737-400型機が後方左ドアの非常脱出用スライドが開かないようにロックしたまま、60回運航していた事が分かりました。10月28日の整備で整備士がスライドが整備の際に開かないように安全ピンを取り付け、整備後に取り外すのを忘れた事が原因との事です。航空局は今日、「安全性を揺るがす、重大問題。」として調査に入りました。

@全日空が富山ー福岡線も廃止へ
 全日空は1日1往復で運航している富山ー福岡線を来年6月末で廃止する方向で検討している事が明らかになりました。搭乗率が40%台と低迷しているとの事です。廃止されますと富山空港の国内定期便は羽田線と札幌線のみになります。

@ギャラクシー・エアが羽田・関空ー新千歳を開設へ
 ギャラクシー・エアラインズの社長は今日、北海道知事を訪れ来年4月に羽田ー新千歳線と関西ー新千歳線を開設する事を明らかにしました。北海道庁は満杯の深夜・早朝枠をダイヤの組み替えで開けるように他社に要請し、日本航空と全日空が応じる見通しになったために実現する運びとなりました。

@A380型機が型式証明を取得
 エアバス社は12日、欧州航空安全局(EASA)とアメリカ連邦航空局(FAA)からA380型機が民間機としての安全性を兼ね備えた事を示す型式証明を取得した事を明らかにしました。


*12月12日

@第2ターミナルでエスカレーターが燃える
 今日午前2時40分頃、第2ターミナルの2階と3階を結ぶエスカレーターから出火しました。運用時間中でなかったので、航空機や乗客には影響はありませんでした。3階のスカレーター付近で免税店街の拡張工事で使われていた溶接の火花がエスカレーターのゴム製部品に燃え移ったものと見られています。工事関係者が消し止めました。このエスカレーターは今日修理し、明日からは復旧する見通しです。

@国土交通省が羽田再拡張の09年度供用開始を断念
 今日の読売新聞によりますと、国土交通省は羽田空港再拡張で4本目の滑走路の供用開始を2009年度末までに行う事を断念したとの事です。工事期間の短縮などで2010年5月の供用開始を目指すとの事です。

@全日空が神戸ー新潟・仙台線の廃止を検討
 全日空は低迷する神戸ー新潟線、及び、神戸ー仙台線の廃止を検討しているとの事です。両路線とも1日1往復を運航しています。利用率は30〜40%台にとどまっています。早ければ、神戸ー仙台線は来春3月末で、神戸ー新潟線は来年7月末で廃止する予定です。

@ブラジルの管制マヒは人為的なミス・根には設備の能力不足
 ブラジル全土で航空機の離発着が出来なくなる管制のマヒが5日に起こりましたが、直接の原因は管制部門の人為的ミスとの事です。きっかけはある航空機との無線通信が混信で聞き取れなくなり、予備の機械に切り替えた所、これも機能しないために無理な操作をして、コンピューターが拒否反応を起こし、全航空機との無線通信が出来なくなりました。しかし、無線の不調は1ヶ月前から続いていて、広い全土をブラジリア航空管制所で一括管制をしている事、機械の能力が十分でなかった事が根本原因のようです。


*12月11日

@「上場前に覚書履行の加速を」千葉県
 8日の開かれた「今後の国際拠点空港のあり方に関する懇談会」第3回会合は3拠点空港の地元自治体などの意見を聞きました。成田空港の地元の千葉県から出席した総合企画部理事は「上場前に覚書の履行への取り組みを加速する事と、完全民営化に際しては成田国際空港株式会社の企業としての社会的責任を担保するために、地元自治体が株式保有により経営に参画できる仕組みを作って欲しい。」と要望しました。これに対して委員からは「関西空港は地元が3000億円、中部空港は1000億円負担している。成田空港では地元負担はない。正当な要求とは思えない。」との発言がありました。これに対して、理事は「千葉ニュータウンや成田新高速鉄道や周辺物流工業団地などで負担している。」と反論しました。
【コメント】負担と言えば、一番大きいのは周辺住民の数万人が航空騒音を“命や健康を削って負担”している事ではないでしょうか。関西空港や中部空港にはこれはありません。懇談会の委員さん方はこの事をどう考えているのでしょうか。

@日印航空交渉が便数4倍増で妥結の方向
 日本とインドの航空交渉で約4倍の便数増で合意する見通しになりました。現在、両国間の便数は日本側が週4往復、インド側が週7往復になっています。これを、双方が週21往復にする事で合意し、13日に来日するシン首相と安倍首相との首脳会談で正式合意する見通しです。これにより、全日空は来秋から成田ームンバイ間に1日1往復の路線開設を検討し、日本航空も現在週4往復の成田ーデリー線を来秋から週5往復に増便する事を検討しています。成田空港の発着枠が満杯のために他の路線を見直して開設する見込みです。

@元日航客室乗務員の勝訴が確定
 先月22日に東京高裁で勝訴した元日本航空客室乗務員の岩本さんが労災認定を求めた訴訟(11月23日の出来事を参照)で,上告期限である7日までに成田労働基準監督署が上告の手続をとらなかった事が明らかになりました。これにより、岩本さんの勝訴が確定しました。


*12月10日

@【訂正】千歳基地の場所が間違っていました。すみません。写真を入れ替えます。
 複数の方から間違いを指摘されました。ありがとうございました。私も、「1.5Kmにしては離れ過ぎているかな。」と思ったのですが、地図で確認しませんでした。以後、気をつけます。

@全日空が高齢者用の電動カートを南ウイングに設置
 全日空はこのほど、高齢者や具合の悪い人を対象とした電動カートを第1ターミナル南ウイングの出発階と到着階の制限エリアにそれぞれ1台ずつ配備しました。チェックインカウンターやカート待機場で申し込むと、全日空の社員が運転して出入国審査場と第5サテライトの間を運行してくれます。運転手を除いて2人乗れるとの事です。

@新千歳空港と千歳基地の滑走路を間違えるトラブル多発
 昨夜のNHKニュースによりますと、北海道の新千歳空港の滑走路と1.5Km離れた航空自衛隊千歳基地の滑走路を間違えて着陸しようとしたトラブルが3年間で11件あったとの事です。いずれも、視界の良い時に起こっています。国土交通省は「最悪の場合には自衛隊機との衝突もありうる。」として航空情報で注意を呼びかけるとともに、民間機を新千歳空港に誘導するためのライトの設置など、ハード面の対策を取るとの事です。
【コメント】右の画像で黄色の線が滑走路です。右が新千歳空港、左が千歳基地になります。成田空港のA・B滑走路間の間隔が2.5Kmですから、1.5Kmと言うのは近いですね。


*12月9日

@成田市長選立候補予定者が「南側延伸」を掲げる
 贈賄容疑で逮捕起訴された小林前市長の辞職に伴い、来月の21日に行われる成田市長選への立候補を表明した前市議の小泉一成氏は具体的な施策の柱として「暫定平行滑走路を本来計画地にも延ばして、空港機能を強化する。」を掲げました。

@「23時以降の運用は現状では無理」と上子常務
 1日に記者会見した成田国際空港株式会社の上子常務は安倍首相の「24時間化」について、「成田空港の23時以降の運用は現状では無理。」と述べました。また、A380型機の乗り入れについて「26番と46番スポットをダブルデッキとする。将来は対応できるスポットを増やす事になるだろう。乗り入れを表明している航空会社は現在のところ6社と聞いている。」と述べました。

@成田ー那覇線の搭乗率は64%
 1日に就航1か月を過ぎた全日空の成田ー那覇線の搭乗率は64%となり、予想よりも好調に推移しているとの事です。

@全日空が小松ー福岡線の廃止計画を伝える
 全日空は昨日、執行役員が石川県知事を訪ね、赤字の続く小松ー福岡線を来年6月で廃止する計画である、と伝えました。昨年度の搭乗率は42.1%,今年度も11月までで46.6%と低迷しています。これに対して知事は「利用率が低いとしても、年間で5万人以上が利用している。」と存続を要望しました。全日空は今月中にも廃止届けを提出したいとの事です。

@英国チャーター会社がB-787型機2機を追加発注
 ボーイング社は7日、イギリスのチャーター航空会社・ファーストチョイスエアウエイズからB-787型機2機を追加発注された事を明らかにしました。


*12月8日

@成田空港の年末年始利用客が過去最高へ
 成田国際空港株式会社は昨日、年末年始(12月22日〜1月8日)の利用客数が前年同期比で約1.9%増の137万6900人と過去最高になる見込みと発表しました。出発のピークは12月29日で、到着のピークは1月8日になる見込みとの事です。中国方面の伸びが著しいとの事です。

@石川県と小松市が訓練移転で交付金を上積みへ
 石川県と小松市は昨日、来年度から小松基地周辺の町内会に独自に支給している「激甚騒音町内会交付金」を500〜1000万円上積みする方向で調整を始めました。この交付金は県と市が半分ずつ負担しています。米軍艦載機の訓練の一部が移転する事に伴う措置との事です。対象となるのは75WECPNL以上の105町内会になります。

@中国国際航空機がエンジントラブルで関空に緊急着陸
 昨日午後8時55分頃、関西空港行きの中国国際航空の貨物便・B-747-200型機が淡路島上空を飛行中に第4エンジンにトラブルが発生し,関西空港に緊急着陸を行い、無事着陸しました。

@直下型地震で関空に5mの津波の恐れ
 中央防災会議の専門調査会は昨日、近畿中部圏で直下型地震が起こった場合の予想をまとめましたが、大阪湾断層帯でマグニチュード7.5の直下型地震が発生した場合、関西空港に高さ5mの津波が押し寄せる恐れがあるとする予想をまとめました。

@神戸空港の11月搭乗率が4ヶ月ぶりに60%を割る
 神戸市は昨日、神戸空港の11月の搭乗率が4ヶ月ぶりに60%を切り、58.9%になったと発表しました。ビジネス客の多い羽田線は堅調でほぼ横ばいでしたが、観光シーズンの終わった札幌線や沖縄線が落ち込みました。

@年末年始の海外旅行が3.2%増に・JTBまとめ
 JTBは昨日、年末年始(12月13日〜1月3日)の旅行動向調査で海外旅行は前年同期比で約3.2%増と3年連続で増加する見込みと発表しました。1人あたりの費用も約5.5%増となりますが、これは燃油サーチャージャーの上昇分が大きいとの事ですが、旅行に対する意欲も衰えていない結果としています。

@全日空が国内全ホテルを売却へ
 全日空が国内にある13ホテル全部を売却する事が明らかになりました。今月中に入札を行い、今年度中に売却先を決めるとの事です。ただ、中国とオーストリアにあるホテルは自社運営を維持します。売却によって約1000億円の資金が生じますが、航空事業に経営資源を集中するとの事です。

@B-787型機の製造費を2割削減・カンバン方式で
 ボーイング社の民間航空機部門の副社長は7日、シアトルで記者会見し、B-787型機の製造費を2割削減し研究費などに充てる事を明らかにしました。トヨタの「カンバン方式」を参考にして製造方式を変え、世界各地で作った複合部品をシアトルに集中し、3日で組み立てるとの事です。

@放屁の臭い消しでマッチをつけ緊急着陸
 4日、アメリカン航空の国内線で女性が自分の放屁の臭いを消すため、マッチに火を点けたところ、他の乗客が「マッチの臭いがする。」と騒ぎ、この女性が名乗り出なかったため近くの空港に緊急着陸して捜索をする騒ぎがありました。乗客や手荷物を爆発物探知犬などで捜索したため、真相が判明するまで3時間の足止めになりました。この女性はアメリカン航空機への再搭乗を拒否されましたが、「悪意があったわけではない。」として罪には問われないとの事です。航空機内への少量のマッチの持ち込みは禁止されてはいませんが、火を点ける事は禁止されています。なお、アメリカの家庭では臭い消しのためトイレ内にマッチをおく事はよくあるそうです。


*12月7日

@成田空港の11月日本人出国者が3%増
 10月は大きく減った成田空港からの日本人出国者が,11月は前年同月比で約3%増加したとの事です。詳しくは月末に発表されます。

@日本航空が6ホテルなどを売却へ
 日本航空が内外の6ホテルなどの資産を売却し、売却益約100億円を計上する事が分かりました。しかし、ホテルは売却後も日本航空グループが経営し、ホテル名も変えないとの事です。売却物件には成田市にある社宅も入っています。来年3月期決算で30億円の黒字を計上するために売却するとの事です。本業の赤字を資産の売却益で補う構図になります。

@タイ政府がスワンナブーム空港の周囲10Kmを無人地帯に
 タイの副運輸相は6日、開港したスワンナブーム空港の周辺の無人地帯を半径8Kmから10Kmに拡大し、住民に転居を求める方針を明らかにしました。8Kmを無人地帯にする事は1992年に決定していたそうですが、業者が無視して住宅などを建設したとの事です。補償などについては書かれていませんでした。

@ルフトハンザがB-747-8旅客型を20機発注
 ドイツのルフトハンザ航空は6日、ボーイング社に対して開発が決定した次世代大型機B-747-8型機を確定20機、オプション20機で発注しました。B-747-8型機は今まで貨物型の発注はありましたが、旅客型としてはルフトハンザ航空が初めてになります。なお、同社はA340-600型機7機も同時に発注しました。
【コメント】A380型機の遅れからドイツとフランスの関係がぎくしゃくしている影響が現れたのではないでしょうか。


*12月6日

@「24時間化は今の空港状況の中でやりたい」航空局長
 国土交通省の鈴木航空局長は昨日の記者会見で、安倍首相が検討を指示した全国空港・港湾の24時間化について「今の空港状況の中でやりたい。」と述べました。成田空港については開港当初からの住民との約束がある事、羽田空港については再拡張後に海上ルートを設置して深夜に貨物便も含めた定期便を就航させる考えを示しました。また、羽田空港再拡張の年内着工については「埋め立て承認が出れば、漁業交渉で全ての合意が取り付けられなくても着工できる。」との考えを示し、年内着工に努力するとしました。しかし、千葉県知事は「承認は漁協との合意が先決」との考えを表明しています。

@成田空港にGEの爆発物検知装置を導入へ
 成田国際空港株式会社はこのほど、ゼネラル・エレクトリック社の爆発物検知装置・インラインスクリーングシステム27基を導入する事を決定しました。これは、機内預け荷物をベルトコンベアーで運びながら爆発物の有無を検査するものです。第2ターミナルには2008年春に導入し、第1ターミナル北ウイングには同年夏に導入する予定との事です。これにより、チェックインカウンター前のスペースが広く使えるようになるとの事です。

@米軍F16戦闘機の衝撃波で乳児が1週間のけが・昨年9月
 昨日の北海道議会で昨年9月9日の正午頃、米軍三沢基地所属のF16戦闘機が起こした衝撃波で北海道江差町の民家のガラス戸が倒れ、寝ていた生後3ヶ月の乳児が下敷きとなり全治1週間のけがを負っていた事が分かりました。北海道庁の担当者は防衛施設庁から連絡を受けていましたが、「発表する立場にない。」と公表していませんでした。質問を受けた高橋北海道知事も「昨日(4日)、初めて聞いた。」との事です。

@日航社長が国内・国際線運賃値上げを表明
 日本航空の西松社長は昨日の記者会見で、来年4月にも国内線と国際線の旅客普通運賃を値上げする意向を明らかにしました。燃料費の増大が理由との事です。国際線運賃は国際航空運送協会(IATA)の合意を受けた措置で、米州路線が約7%、欧州路線が約5%、アジア・オセアニア路線は値上げ幅を協議中との事です。

@スカイネットアジアの11月搭乗率が好調
 スカイネットアジアは昨日、11月の就航率が、3路線体制になって初めて100%を達成したと発表しました。また、11月の搭乗率も過去最高の74.3%になりました。全日空との共同運航で一定座席を全日空に前売りしている事もあり、提供座席数では前年同月に比べて約20%減りましたが、搭乗率は同4.5%増加したとの事です。

@イスラエルの航空会社がB-787型機を2機発注
 ボーイング社は5日、アルキア・イスラエル航空の親会社ナカッシュ・グループ・オブ・アメリカとB-787型機確定2機、オプション2機の契約を結んだと発表しました。


*12月5日

@明日からターミナル前を「駐停車禁止」に・県警
 千葉県警は明日から、成田空港の両旅客ターミナル前の一般車通行レーンを「駐車禁止規制」から「駐車禁止規制」とします。このレーンでは送迎のために駐停車する車で、渋滞がたびたび起こり、苦情が出ていました。また、昨年は物損事故が55件、人身事故も起こっています。ただ、人の乗り降りだけは認められるようです。

@全日空がアシアナ航空と包括提携へ
 全日空は韓国のアシアナ航空と包括提携する事を明らかにしました。日本と韓国の間の全便を共同運航にする他、航空貨物の営業や航空燃料の購入でも協力するとしています。

@高知空港が運用時間を1時間延長へ
 高知県は高知空港の運用時間を朝と夜に30分ずつ延長して、現在の13時間から14時間に延長する見通しを明らかにしました。新しい運用時間は午前7時から午後9時までになります。周辺12地区の了解を取り付けたとの事で、早ければ来年4月からの実施を目指します。このところ、収益性重視で地方空港からの撤退が相次ぐ中、運用時間を延長して利便性を高めたいとの事です。

@A350XWB型機は3タイプ開発
 エアバス社のCEO(親会社EADS社のCEOも兼務)は4日に記者会見し、A350XWB型機の開発開始を正式に発表し、270〜350人乗りの3タイプを開発する事を明らかにしました。開発費は100億ユーロで開発に参加する企業に18億ユーロの分担を求めます。しかし、フランス政府からの支援などについては明言を避ける一方、アメリカ政府のボーイング社に対する支援について厳しく指摘しました。開発は2007年から2014年いかけて行いますが、開発費の関係から一定の時期に開発が集中しないようにするとの事で、引き渡しは2013年からを予定している、との事です。


*12月4日

@【解説と資料】のページに共生財団の「平成17年度 成田国際空港周辺航空機騒音測定結果を読む」を載せました。

@成田市長が辞職願いを提出
 収賄容疑で2日に逮捕された小林成田市長は今日、弁護士を通じて辞職願いを市議会議長宛に提出しました。市議会で辞職が承認される見込みです。

@来年にも羽田ー上海シャトル便などで航空交渉再開
 訪中している冬柴国土交通大臣は北京で記者会見し、中国側と羽田ー上海シャトル便や中国観光客の団体ビザを現在の40人以上から3〜5人でも認める事などを話し合うための航空交渉を再開する事で一致した事を明らかにしました。


*12月3日

@成田市長昨夜逮捕・容疑大筋で認める
 昨日、収賄容疑で取り調べを受けた小林成田市長は昨夜逮捕されました。取り調べで、容疑を大筋で認めたとの事です。千葉県警捜査二課は今日、小林市長自宅や成田市役所など十数カ所を家宅捜索しました。 
 なお、昨日の出来事で「
委託業者から今年3月に現金1000万円を受け取った容疑」と書きましたが、「委託業者から昨年3月に現金1000万円を受け取った容疑」の間違いでした。訂正いたします。

@着陸待機中の全日空機に5回の落雷・機体に穴
 昨日午後1時頃、山形県の庄内空港上空で着陸待機中の羽田発庄内行き全日空895便・B-767-300型機が5回の落雷を受けました。同機は強風のために着陸待機中でした。風の合間を見て無事着陸しましたが、点検した所、機体外側に直径約1.5cmの穴が2カ所あいており、焦げた跡が3カ所見つかりました。折り返し便は点検のため、欠航となりました。

@計器の誤表示で引き返す・佐賀行き全日空機
 昨日午後4時10分頃、羽田発佐賀行きの全日空453便・A320型機が離陸して間もなく、左エンジンの油圧の低下を示す警報が出ました。このため、同機は羽田空港に引き返し4時28分に無事着陸しました。点検した所、オイル漏れなどはなく警報装置の誤動作と見られます。


*12月2日

@【解説と資料のページ】の「芝山町加茂区中辺田集落住民有志再質問状」に「千葉県回答」を追加しました。

【訂正】成田空港会社の相談・苦情受付電話番号の内、「 成田空港案内センター」の受付時間は「24時間」との事でした。すみません。

@成田市長が収賄容疑で取り調べ
 千葉県警捜査二課は今日、小林成田市長を収賄容疑で事情聴取を始めました。市の清掃工場の運転管理業務で委託業者から昨年3月に現金1000万円を受け取った容疑です。運転管理委託については市議会で高額すぎるとの指摘があり、当初は随意契約ではなく入札にする予定でした。しかし、市長から「慣れた所の方が良い。」などの意向があり、競争入札を撤回して、従来からの随意契約にして17年続いて松戸市の業者と契約し、1000万円はその謝礼だった、との疑いが持たれています。県警は容疑が固まり次第、逮捕する見込みとの事です。この事態を受けて、成田市議会は今日、全員協議会を開きました。

@国土交通省が中国に航空交渉の再開を働きかけ
 国土交通省は増え続ける日中間の航空需要を賄うための航空交渉を中国側に働きかける事になりました。日中間の航空交渉は今年7月に妥結したばかりですが、今後の需要が増え続ける見込みから、との事です。しかし、中国側が求めている成田空港への発着枠拡大が難しいために、スムーズに進むかどうかは不透明のようです。

@上海の浦東空港が突然閉鎖・日航機が引き返す
 1日午後、中国・上海の浦東空港が突然2時間近く閉鎖されました。空港機能の問題ではなく、中国政府の中央軍事委員会が閉鎖を命じたようです。この通報を受けて、成田空港を昼頃に出発し上海に向かった日本航空の旅客便と貨物便が成田空港に引き返しました。

@中部空港の10月実績がプラスに
 中部空港が発表した10月の輸送実績によりますと、国際線旅客が前年同月比で6%増、国内線旅客が同5%増となりました。中部空港では昨年4月から9月にわたって開催された万博に旅客が殺到したために、先月までは前年同月比でマイナスが続きましたが、この影響がなくなった10月にプラスに転じました。

@日本航空が関西空港の客室乗員部を大阪空港に統合
 日本航空は関西空港にある客室乗員部を1月末で廃止し、2月から大阪空港の乗員部と統合させる事になりました。これは、関西空港のビルの賃料が高く、統合する事で年間約1億円節約できるため、との事です。

@EADS社がA350XWB型機開発を承認
 エアバスの親会社であるEADS社は1日の役員会でエアバス社が計画しているA350XWB型機の開発を承認しました。ボーイング社のB-787型機に5年遅れての開発になります。

@中国の航空会社が「搭乗前にトイレを」と呼びかけ
 最近、中国の航空会社が乗客に対して「トイレは搭乗前にすませて下さい。」とのお願いを始めたそうです。理由は、高度1万m近くでは、トイレで1回水を流す毎に燃料を1リットル消費するとの事で、燃料を節約するための呼びかけだそうです。(知らなかった!)


*12月1日

@11月のアクセス数は25969回でした。これからもよろしく。

@「2500m以上への拡張」発言を問う要望書を提出
 今日、成田国際空港株式会社に行き、黒野社長の「2500m化後に平行滑走路を南に拡張したい」との発言の真意を質すなど4項目にわたる要望書を提出して来ました。【解説と資料のページ】に載せます。

@黒野社長「平行滑走路は2500m以上にしたい。」
 昨夜9時前のNHKローカルニュースで成田国際空港株式会社の黒野社長は「平行滑走路が2500mでは十分とは言えない。南側用地問題が解決し、周辺住民の理解が得られるならば、南側に拡張したいと考えている。」と述べていました。最初から見ていたわけではないので、はっきりしない所もあるのですが、月末の定例記者会見での発言と思います。
【コメント】上記の「要望書」でも書いていますが、5年前の騒音対策委員会では、空港公団幹部がはっきりと「平行滑走路は2500mです。南側問題が解決しても2500m滑走路としてしか使いません。」と述べています。この時の空港公団総裁は黒野氏でした。何の謝罪も説明もなく、全く違うことを言うのはトップとして不見識ではないでしょうか。

@外国人旅客が7%増・日本人は2%減(10月運用状況)
 成田国際空港株式会社が発表した成田空港10月運用状況によりますと、旅客全体としては前年同月比で1%増となりましたが、外国人旅客が同7%増だったのに対して、日本人旅客は同2%減になりました。また、貨物量は輸入が同2%減、輸出が同5%減となり、全体では仮陸揚が増えた事から前年同月並となりました。給油量は同3%減になりました。

@第1ターミナルで「エアバスA380展」26日まで
 今日成田空港に行った所、第1ターミナルの中央ビル(?)4階で航空科学博物館による「エアバスA380展」が開かれていました。と言ってもそれほど規模の大きなものではなく、A380型機とエアバスファミリーの模型、それとA380型機の開発史やジャンボ機などとの大きさの比較、性能などのパネル展示です。昨日から始まり、今月26日まで開かれているとの事です。


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