「運用時間制限緩和案」に対する公開質問書
2013年1月22日
国土交通大臣 太田昭宏 様
成田空港から郷土とくらしを守る会
会長 木内昭博
貴省と成田国際空港株式会社は、昨年12月14日に「成田空港の離着陸制限(カーフユー)の弾力的運用について(案)」を明らかにしました。
これが実施されれば、騒音地域に住む住民が安心して眠れる時間は、「たったの5時間しかない」と言うことになります。
騒音に苦しめられている住民として、このような非人間的な提案を受け入れることは到底出来ません。
この件について、以下の質問にお答え下さい。回答は2月5日までに下記にお願いいたします。
なお、この質問書と回答は本会ホームページで公開することを、考慮して下さい。
成田空港運用時間制限緩和についての公開質問書
1、今回の運用時間制限緩和による、飛行コース直下住民の心身に対する影響をどのように考えているのでしょうか。
2、影響がないと考えているならば、その根拠を示して下さい。
3、 騒音下住民に、地域ごとに、直接考えを聞く機会を設ける気持ちがあるでしょうか。
4、昨年12月14日の「成田空港の離着陸制限(カーフュー)の弾力的運用について(案)」の第8項目で「オープンスカイの実施を念頭に置きつつ出来るだけ早い時期に実施」としていますが、今回の「運用時間制限緩和」と、「オープンスカイ」はどのような関係があるのでしょうか。
5、現行の「緊急またはやむを得ない場合」の措置と、今回の提案はどこが違うのでしょうか。昨年12月14日の「成田空港の離着陸制限(カーフュー)の弾力的運用について(案)」の第1項目(1)(2)(4)(6)の場合は、従来も受け入れているもので、ここで取り上げる意図は何でしょうか。
6、時間外に離着陸を受け入れるかどうかの判断は、どこで、どのように決定するのでしょうか。航空会社の申し出を全て受け入れるのでしょうか。
7、朝の時間帯(5時〜6時)の到着機受入の判断はどのように、誰が行うのでしょうか。
8、説明の中で、「1ヶ月の回数が20〜30回」と説明していますが、根拠を示して下さい。また、「受入回数に制限はない」と言う事でしょうか。
9、離着陸料1回分のペナルティーを徴収し、騒音地域の住民に還元する、とのことですが、対象世帯数では何世帯になるのでしょうか。また、20〜30回として、1年間で金額にしてどの程度になるのでしょうか。
以上
成田国際空港株式会社
代表取締役社長 夏目 誠 様
2013年1月22日
成田空港から郷土とくらしを守る会
会長 木内昭博
貴社と国土交通省は、昨年12月14日に「成田空港の離着陸制限(カーフユー)の弾力的運用について(案)」を明らかにしました。
これが実施されれば、騒音地域に住む住民が安心して眠れる時間は、「たったの5時間しかない」と言うことになります。
騒音に苦しめられている住民として、このような非人間的な提案を受け入れることは到底出来ません。
この件について、以下の質問にお答え下さい。回答は2月5日までに下記にお願いいたします。
なお、この質問書と回答は本会ホームページで公開することを、考慮して下さい。
成田空港運用時間制限緩和についての公開質問書
1、今回の運用時間制限緩和による、飛行コース直下住民の心身に対する影響をどのように考えているのでしょうか。
2、 影響がないと考えているならば、その根拠を示して下さい。
3、 騒音下住民に、地域ごとに、直接考えを聞く機会を設ける気持ちがあるでしょうか。
4、貴社が出している「2010〜2012年度NAAグループ中期経営計画」の「プレゼン資料30ページ」の考え方と、今回の「成田空港運用時間制限緩和」との関係について、説明して下さい。
5、 現行の「緊急またはやむを得ない場合」の措置と、今回の提案はどこが違うのでしょうか。昨年12月14日の「成田空港の離着陸制限(カーフュー)の弾力的運用について(案)」の第1項目(1)(2)(4)(6)の場合は、従来も受け入れているもので、ここで取り上げる意図は何でしょうか。
6、 時間外に離着陸を受け入れるかどうかの判断は、どこで、どのように決定するのでしょうか。航空会社の申し出を全て受け入れるのでしょうか。
7、 朝の時間帯(5時〜6時)の到着機受入の判断はどのように、誰が行うのでしょうか。
8、 説明の中で、「1ヶ月の回数が20〜30回」と説明していますが、根拠を示して下さい。また、「受入回数に制限はない」と言う事でしょうか。
9、 離着陸料1回分のペナルティーを徴収し、騒音地域の住民に還元する、とのことですが、対象世帯数では何世帯になるのでしょうか。また、20〜30回として、1年間で金額にしてどの程度になるのでしょうか。
以上