「空港の設置及び管理に関する基本方針(案)」に関するパブリックコメント


 この方針案を読んでいて、全体として感じることは、航空機騒音の被害を受けている人たちへの配慮が足りない、と言うことです。
 特に、各地の裁判で「国の怠慢」とか「法治国家として異常な事態」と指摘されている、裁判をしなければ、航空機騒音被害に対する賠償がなされない、と言う現状を早急に解決することが、「空港の設置及び管理」を利用者や地域住民や航空関係者や空港管理者にとってより良いものにする基本ではないでしょうか。

 以下に箇条書きで文案に対する意見を書きます。

・ P2;上から13行目の「地域の視点」の後に「騒音被害者の視点」を加えるべき。

・P4; 上から18行目の「地方公共団体等の存在に支えられ」のところを「地方公共団体等の存在と騒音被害に苦しむ住民の忍耐に支えられ」と書き換える。

・ P5;上から6行目「図るべく、」の後に「周辺住民の騒音被害に配慮しつつ、」と追加する。

・ P6;上から12行目の「・安心の確保等を図ることとする。」の後に、「同時に、騒音被害住民への対策、救済措置を充実させる。」を追加する。

・ P16; 16行目の「C空港は不法入国」の後に「や覚せい剤・麻薬類等の密輸」を追加する。

・ P17;上から5行目「による障害の防止等の対策」の後に、「、さらに人体への負荷が大きいことが証明されている夜間の航空機1機毎の騒音に対する規制値(db(A))の導入」を追加する。

・ P17;上から7行目「柔軟な経路設計が可能となることにより、」の後に、「騒音区域の拡大に注意しながら」を追加する。

・ P18;上から20行目「、環境対策」の後に、「(特に、騒音対策)」を、追加する。

・ P22;上から5行目、「域に負荷が生じることは当面不可避であることから、」の後に「日夜騒音被害を我慢している住民一人一人への賠償制度の創設を含め、」を追加する。

・ P22;上から10行目「理者、周辺地方公共団体、」の後に「騒音被害を受けている住民、」を追加する。

・ P22の上から13/14行目の「地域共生策が進められてきており」を「地域共生策を早急に実現し」と書き改める。

以上

戻る