多古町空港対策特別委員長から芝山町空港対策委員長への文書


平成19年2月7日


芝山町議会空港対策委員会
 委員長 稲垣 弘 様


多古町議会空港対策特別委員会
委員長 加瀬 芳広

成田国際空港との共存、共生、共栄について

 成田国際空港も開港後20数年の経過をみています。当初成田は国際線、羽田は国内線と言う閣議決定の基に進められたと記憶しています。しかし羽田に3本目の滑走路が出来ると国際線のチャーター便が飛び24時間フルタイム使用出来るとの話でした。4本目の滑走路の着工に当たって国際便は年3万回、距離は2,000km、完全24時間フルタイムオープンと聞きます。これは現在の日本国の国際性と航空機機材の性能から見て必要条件と思いますので了承せざるを得ません。そこで成田国際空港の現状はどうであるかと考えますと、利用時間は6時-23時、そして22-23時の間は10便とされています。成田国際空港がオープンした時は国内に於いて国際空港としての競争相手もありませんでした。
 しかし現在はどうかと申しますと関西国際空港、中部国際空港、羽田空港とあり、どの空港も24時間オープンです。しかも羽田は都心に最も近く今後の増便と距離の延伸は確実と考えられる状況にあります。これが現在の成田国際空港を取り巻く現状であると考えます。
 私達東側に位置する者は、東側であるにも係わらず空港の日陰になっています。先ず羽田は年3万回、距離は2,000km、24時間オ』プン迄としてそれ以上の利用は成田国際空港に任せて頂きたいと強く要望していきます。
 成田国際空港は6時〜23時までは大いに活用して頂き、飛行回数も内陸空港であることに充分配慮した環境整備を調え、住民感情に配慮したうえで空港活用容量の増大等、日本国の国際拠点空港にふさわしい空港として活用すべきと考えます。滑走路の最大利活用を考える時、現行で1本当たり13万5千回が可能であるならば、必然的に27万回以上も可能と推察出来ます。地域との共栄を考えるのであれば滑走路の最大利活用の観点からすれば27万回以上の利活用をして頂きたい。また現成田国際空港の滑走路は40年前の計画のものであるが、施設、設備は最新の物と考えられます。アンカレッジ経由であれぱ2,500m滑走路も微笑ましいが世界各地へ直行便を提供してこそ日本国の国際拠点空港であるはずです。平行滑走路の2,500mは理解しかねます。
 日本国の国際的な位置からもそして航空機機材の性能から見ても国際拠点空港に相応しい3,000m級の滑走路が必要であると考えられます。重ねて申し上げますが、内陸空港である事に充分配慮した環境整備を充実し、交通アクセスに配慮し、空港周辺の一体的な発展を強く望むところです。この事が共存であり、共生であり、共栄であるはずです。

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