2025年4月後半の出来事


4月30日

@成田空港の大規模機能強化計画の事業費が2019年当時に比べ3割増に
 今日の沖縄タイムスによりますと、成田空港の大規模機能強化計画の事業費が、2019年当初の5125億円から、現在では6707億円に膨らんでいます。
 用地明け渡しの補償や、道路などの周辺環境に配慮する項目で増加が目立つ、との事です。
【コメント】これは滑走路の延伸や第3滑走路の新設などの費用と思われます。今後も資材の高騰などで増えると思われます。人手不足で完成も計画よりも遅れる恐れがありますね。
 この事業費には、ターミナルの統合やアクセスの改良などの事業費は含まれていないものと思われます。こちらも、事業費はふくれあがるでしょうね。

@デルタ航空が受領するA350-900型機の成田空港へのフェリーはキャンセルに
 昨日載せた、デルタ航空が受領する予定のA350-900型機ですが、今日予定されていた成田空港への飛行(フェリー)はなくなったようです。
 今日の「Flightradar24」では「キャンセル」となっています。
【コメント】米国政府などからストップがかかったのではないでしょうか。

@米軍の戦略爆撃機「 B1B 」が三沢空港の滑走路でトラブル、日本航空の2便が欠航
 昨日のRAB青森放送によりますと、昨日午後6時頃、軍民共用の三沢空港に米軍の「B1B」戦略爆撃機が着陸し、滑走路上に停止しました。
 このトラブルで滑走路が同7時20分まで、閉鎖されました。
 この影響で、羽田発三沢行きの日本航空159便が着陸出来ずに,羽田空港に引き返しました。この便と折返便が欠航となり、約200人に影響が出ました。

@トランプ関税の影響で、米国経済に広範囲で深刻な影響
 今日の「FORBES JAPAN (YAHOO!ニュース)」によりますと,トランプ関税の影響で、米国の経済が低迷する兆しが現れている、との事です。
 この影響は多岐にわたっており、米国民は旅行を控えたり、出費を抑えるなどの対策をとり始めました。
 消費者マインドは3月から4月にかけて8%低下している、との事で、物価も2月の食料品全体で23
上昇している、との事です。
 米サウスウエスト航空の最高経営責任者(CEO)は「業界は不況に陥っている」と明言しています。
【コメント】この影響は日本にもすぐに現れるでしょうね。日本は米国にべったりと追従していますから。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時00分
11時02分
11時04分
11時05分
11時07分
11時09分
便名
EK 319便
KZ 235便
LO 80便
W8 1801便
RF 329便
NH 3517便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時15分
11時21分
11時54分
便名
GK 11便
AY 74便
IJ 1便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑


*4月29日

@デルタ航空が受領するA350-900型機が明日成田空港に到着か
 今日の 「sky-budget」 によりますと、デルタ航空はトランプ関税の影響を避けるために、エアバス機を成田空港経由で受領し、羽田空港から就航させることを計画している可能性がある、との事です。
 アメリカの新造機の定義は、「生産テスト以外では運用や飛行時間がない」「アメリカへの納入予定の機体である」となっており、航空機がアメリカに到着する前に、EU域外で有償運航を行い、かつ国際線専用機材とすることで、新規輸入品の定義を満たさなくなる可能性があるとのことです。
 同社はこのスキームで関税回避を狙うとみられる、との事です。
 なお、A350-900型機(N528DN)がトゥールーズから成田空港に明日、到着する予定となっています。下図のように「Flightradar24」による飛行計画が出ています。

 

@羽田着のハワイアン航空機内で携帯電話が発火もすぐに消し止められる
 今日の「スポニチアネックス」などによりますと、昨日午後6時42分にホノルル発羽田行きのハワイアン航空457便・A330型機が、羽田空港に緊急着陸しました。
 機内で乗客が持っていた携帯電話が発火したため、との事です。
 携帯電話は「防火カバン」に入れられ、すぐに消火されました。乗客・乗員140人にケガはありませんでした。
 このトラブルで滑走路が1本閉鎖されましたが、おおきな影響はありませんでした。
【コメント】こんな便利なものがあるのですね。ただ、大きく発火したものや、落として取り出せないものは防火カバンに入れられませんね。

@万博会場でデモ飛行した「空飛ぶ車」から、部品が2個落下、当面飛行は中止に
 昨日の「日テレNEWS」によりますと、26日、万博会場で丸紅が手掛ける「空飛ぶくるま」がデモ飛行を行っていたところ、機体の一部が破損し、モーターカバーの部品が2個落下しました。
 万博協会によりますと、当面。デモ飛行は中止する、との事です。
 国土交通省はこのトラブルは航空機事故には当たらない、と判断した、との事です。

@米国のサプライヤー大手の「米スピリット・エアロシステムズ」がエアバス関係事業売却で合意
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、航空機部品を製造するサプライヤー大手「米スピリット・エアロシステムズ」は現地時間28日、エアバス機関係部門をエアバスに売却することで、エアバスと覚書を締結しました。
 これは、米スピリット・エアロシステムズがボーイングと統合する事に伴い、エアバス部門を切り離す必要があった事によるもの、との事です。
 米スピリット・エアロシステムズは元々ボーイング社の一部でしたが、2005年に分離したものです。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時04分
11時06分
11時07分
11時10分
11時13分
11時15分
便名
LO 80便
IJ 125便
W8 1801便
GK 11便
3S 590便
GK 224便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
N ↓
時間
11時25分
11時36分
便名
KZ 134便
AY 74便
離・着・向き
S ↑
S ↑


*4月28日

@「コロナ禍前の水準に回復」というけれど
 成田国際空港株式会社(NAA)が24日に発表した「2024年度(1年間) 空港運用状況」によりますと
 総発着回数は前年同期比・【】は2019年度比12%増【5%減】の24万5529回となっています。
 国際線発着回数は16%増【3%減】となり、内訳は旅客便が19%増【7%減】、貨物便は±ゼロ【23%増】となっています。
 一方、国内線発着回数は2%減【11%減】となっています。
 総旅客数は16%増【2%減】の4077万4055人となりました。
 国際線旅客数は16%増【2%減】で、この内、日本人は22%増【39減】、外国人が単年度としては過去最高の27%増【37%増】、通過客が15%減【37%減】となりました。
 一方、国内線旅客数は5%減【1%減】となっています。
 国際航空貨物量は7%増【4%減】となっています。
【コメント】これらの数値だけを見ますと、「ほぼ、コロナ禍前に回復」といえますが、この回復にはいびつなところがあり「円安による訪日外国人頼み」の回復と言えますね。
 今後、円高が進み,世界経済の低迷で外国人の生活水準が下がると、このような伸びは徐々に収まるのではないでしょうか。
 日本人の給与水準が上がり、物価の上昇が収まって、海外旅行に行く余裕が生まれないと本格的な成長は望み薄ですね。
 写真は来年の春まで閉鎖されている第1ターミナルの展望デッキです。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時04分
11時09分
11時11分
11時14分
11時16分
便名
IJ 1便
GK 326便
GK 11便
NH 3403便
LO 80便
NH 8517便
離・着・向き
S ↑
N ↓
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時20分
11時26分
11時28分
11時31分
便名
NH 8527便
KZ 227便
AY 74便
NH 8427便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑


*4月27日

@ANAホールディングスが日本貨物航空の完全子会社化をさらに延期
 昨日の「sky-budget」によりますと、ANAホールディングスは5月1日に、日本貨物航空を完全子会社にする予定でしたが、これを5月23日に延期する、と発表しました。
 原因は中国の関係当局による企業結合審査の完了までに要する時間等を勘案したため、とのことです。

@ルフトハンザ航空のA380型機で乗客が座席下に落としたiPadが見つからず、目的地変更
 昨日の「sky-budget」によりますと、現地時間23日、ロサンゼルス発ミュンヘン行のルフトハンザ航空453便・A380型機が,ファーストクラスの乗客が座席の下にiPadを落とし、紛失するトラブルがありました。
 同機は大西洋を横断する前に、ボストン空港に目的地を変更し、臨時着陸しました。
 機長はiPadが見つからないことから、内蔵されているバッテリーの発火を恐れたための措置をとった、と見られています。
 内蔵されているリチュームイオンバッテリーは強い圧力をかけられると発火することがあります。
【コメント】リチュームイオンバッテリはやっかいですね。先日も乗客が機内でスマートホンを紛失し、引き返した航空機がありました。
 狭い場所では、なかなか見つかりません。気をつけましょう

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時03分
11時06分
11時08分
11時09分
11時11分
便名
QR 804便
RF 323便
JR 675便
NH 8517便
GK 11便
IJ 1便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時17分
11時29分
便名
5X 109便
AY 74便
離・着・向き
S ↑
S ↑


*4月26日

@ゴールデンウイークが始まり、成田空港では今日だけで約5万5000人が出国する予定です
 今日からゴールデンウイークが始まりました。成田空港では今日だけで、約5万5000人が出国する予定です。
 飛び石連休ですので、近場が多い、との事です。円高が進み、燃油サーチャージも下がり(今回のゴールデンウイークでは適用されませんが)、少しは楽に行けるようになりました。

@ NAA の田村社長「『新しい成田空港』構想の中で、最も重要な柱は貨物部門だ」
 
昨日の航空新聞社(有料版)によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は24日の記者会見で、「『新しい成田空港』構想の中で、最も重要な柱は貨物部門だ。効率性・生産性・利便性の高い貨物取扱い機能を備えることを重視して、構想の具現化を速やかに図っていきたい」」と話しました。
【コメント】これが、本音なのかも知れません。空港の運用時間もスライド制によって、実質24時間空港にするのも、貨物便のためではないでしょうか。

@ZIP AIR Tokyoが昨日から成田=ホノルル線を期間増便
 「ZIP AIR Tokyo」は昨日から5月21日まで、成田=ホノルル線を週1往復増便しました。

【私見】23日未明に羽田空港へ緊急着陸したユナイテッド航空機は何故都心ルートを使ったのか
 23日の出来事で載せたユナイテッド航空3921便の羽田空港への緊急着陸ですが、エンジン1基を止めて、エンジン1基で、しかも都心飛行コースでの緊急着陸でした。
 ここで、頭をかしげるのは、「都心でもう一つのエンジンも止まった場合、飛行機の乗客・乗員と共に、地上でも多数が関係する大惨事になるのではないか」ということです。
 管制官は羽田空港が24時間空港であることを考慮したのかも知れませんが、これが最善の選択だったのでしょうか。
 成田空港周辺の方々からは「余計なことを言うな」と怒られそうですが、、今回の場合は成田空港に緊急着陸させるのが、ベストだったのではないでしょうか。
 成田空港の門限は午前0時29分ですが、地元との取り決めの中でも「カーフュー弾力的運用(緊急事態)」と言う特例があり、急病や機材不具合の場合は、運用時間外でも受け入れることになっています。
 どう考えても、都心上空にトラブルを起こした航空機を飛ばすべきではないと、思うのです。
 そもそも、都心飛行コースを設けるべきではなかったのですね。

@ユナイテッド航空が全翼機「Z4」を200機発注
 昨日の航空新聞社(有料版)によりますと、ブレンデット・ウィング・ボディ(BWB:全翼機)「Z4」の開発を進めている米国のスタートアップである「JetZero」は、現地時間24日、ユナイテッド航空との間で、条件付きながら最大200機分(確定100機・オプション100機)の購入契約を結んだ、と発表しました。
 ただし、条件として、2027年にフルスケールの実験機を飛行させること、ユナイテッド航空が求める安全性、運航経済性、運航要件など、が科せられています。
 「Z4」は最大250人乗りとなっています。なお、エンジンが機体上部に設置されるため、地上への騒音を低減することが出来る、との事です。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時02分
11時12分
11時20分
11時22分
11時25分
11時26分
便名
NH 8517便
GK 11便
LO 80便
KZ 263便
AY 74便
RF 327便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時32分
便名
KZ 134便
離・着・向き
N ↑


*4月25日

@NAAの田村社長が外国人の入国審査の簡素化を主張
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は昨日の記者会見で、混雑時間帯の成田空港での入国審査について「信頼できる外国の旅客は(必要情報の)事前登録を活用するなど入国審査を簡素化すべきだ」と強調しました。
【コメント】田村社長の主張は筋違いではないでしょうか。基本は入国審査官の人数を増やし、成田空港での入国審査ブースを増設するべきでしょうね。
 出国審査の混雑による簡素化とともに考えると、ハイジャックなどの危険性を大きくする事になります。

@ NAAの田村社長が「日本人の海外旅行が増えないと、年間5000万人達成は先になる」
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は昨日の記者会見で、なかなか回復しない日本人の海外旅行について「日本人の海外旅行者も戻ってこないと、(成田空港の年間利用者の)500万人達成は先になってしまう」と指摘しました。

@昨日深夜、フィンランド航空機が飛行コースずれ
 下段の「午後11時00分以降の離着陸」にもあるとおり、昨日午後11時16分に離陸した、フィンランド航空74便が、九十九里海岸まで直進せず、九十九里平野で東に向きを変える、飛行コースズレを起こしました。
 下に「Flightradar24」による同機の航跡図を載せておきます。

 

@「トキエア」の長谷川社長が成田空港線について「佐渡空港の着陸を何とかする、その後のステップ」
 今日の「Aviation Wire」によりますと、「トキエア」の長谷川社長は昨日、3号機である ATR42-600 型機の利用について「滑走路の長さと飛行に関してまだ課題があるが、佐渡にも着陸させたい。(成田空港への就航計画については)その前に佐渡を何とかする。その後のステップ」と述べました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時03分
11時05分
11時07分
11時09分
11時10分
便名
IJ 1便
LO 81便
W8 1801便
GK 11便
KZ 227便
NH 8527便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時14分
11時16分
11時18分
11時25分
11時34分
11時44分
便名
EK 319便
AY 74便
NH 8517便
MM 521便
IJ 407便
KZ 235便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
N ↓
S ↑
S ↑


*4月24日

@「3月の空港運用状況」では、外国人が3月単月の過去最高に
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「2025年3月運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同月比・【】は2019年3月比(以下同じ)7%増【3%減】の2万1710回となりました。
 この内、国際線発着回数は11%増【1%減】となり、一方、国内線発着回数は5%減【14%減】となっています。
 総旅客数は7%増【6%減】の368万9220人となりました。この内、国際線旅客数は11%増【6%減】で3月単月としては過去最高となっています。
 日本人は17%増【35%減】、外国人は11%増【29%増】で、通過客数は26%減【47%減】となっています。
 また、国内線旅客数は8%減【9%減】となっています。
 国際線航空貨物量は6%増【±ゼロ】となっていますが、詳しくは2025年4月19日の出来事を参照して下さい。

@ゴールデンウイークの成田空港利用者は国際線で23.3%増、国内線は13.4%減
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「ゴールデンウイーク(2025年4月25日から2025年5月6日)の旅客推計」によりますと、
 国際線旅客数は前年同期比・【】は2019年同期比(以下同じ)23.3%増【0.5%減】の見込みとなっています。
 一方、国内線では13.4%減【9.9%減】となっています。

@オマーン航空がマスカット=成田線開設か?
 昨日載せたオマーンとの航空当局間協議で、オマーン側の乗り入れ可能空港から、羽田空港が除外されましたが、昨日の 「sky-budget」 によりますと、オマーン航空は今年の夏季ダイヤで、マスカット=羽田線を開設する計画を明らかにしていました。
 しかし、今回の合意で羽田空港が除かれたことから、マスカット=成田線の可能性が高くなった、との観測があるようです。

@サウディアグループが A330-900型機10機を発注
 
今日の 「sky-budget」 によりますと、サウディアグループは、傘下 LCC 「フライアディール」向け機材として、エアバスにA330-900型機を10機発注したと発表しました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時04分
11時08分
11時13分
11時16分
11時18分
11時32分
便名
LO 80便
GK 11便
KZ 134便
NH 8517便
AY 74便
KZ 225便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時40分
11時56分
便名
GK 336便
5J 5057便
離・着・向き
S ↓
N ↑


*4月23日

@今日未明にユナイテッド航空機が都心ルートで羽田空港に着陸
 今日の東京新聞(会員限定記事)によりますと、今日午前3時40分頃、羽田空港に、香港発ホノルル行きのユナイテッド航空3921便・B777-300ER型機が、左エンジンにトラブルが発生したため、目的地を変更し、緊急着陸しました。
 しかも、この時間帯では使用できないはずの都心飛行コースを使っていた、との事です。
 東京航空事務所によりますと、「海側からの着陸に使う滑走路がメンテナンス中で使えなかったので、緊急着陸でもあり、やむを得ず新都心飛行コースを使った」との事です。
 なお、この記事は「未明に航空機の音で目が覚めた」との読者による通報から、取材で明らかになった、との事です。
 下に「Flightradar24」による同便の航跡図を2枚載せておきます。

 

 

@アトラス航空機が新千歳空港に緊急着陸
 今日の「HBC北海道放送(YAHOO!ニュース)」によりますと、今日午前11半頃、中国の蘇南碩放国際空港から米国・アラスカ州のアンカレッジへ向かっていたアトラス航空の貨物機で、操縦室の窓にヒビが入り、海上で燃料を投棄した後、新千歳空港に緊急着陸しました。
 乗員4人にケガはありませんでした。滑走路の閉鎖や他便への影響もありませんでした。

@オマーンとの航空協議で、オマーン側の羽田空港を除く全国の空港への乗り入れで合意
 国土交通省によりますと、現地時間21日と22日に行われた日本・オマーン間の航空当局間協議により、オマーンから日本への乗り入れ地点を、羽田空港を除く全国の空港への乗り入れを可能とすることで合意しました。
 今までは、関西空港だけが乗り入れ可能となっていました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時04分
11時06分
11時08分
11時10分
11時12分
11時27分
便名
MH 571便
LO 80便
IJ 1便
NH 8517便
GK 11便
AY 74便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑


*4月22日

@東京地裁はジェットスター・ジャパンに、客室乗務員乗務中の休憩時間確保と慰謝料を命じる
 今日の東京新聞によりますと、東京地裁は今日、成田空港を拠点とする LCC「 ジェットスター・ジャパン」の客室乗務員ら35人が「労働基準法に定められた休憩時間が与えられていない」として、休憩時間のない勤務命令の禁止などを求めた訴訟の判決で、休憩の付与と、1人当たり11万円の慰謝料などの支払いを命じる判決を言いわたしました。
 会社側は「乗務中は交代で休めるので、実質的な休息は与えている」としています。
 しかし、原告側は「乗務中も機内サービスや巡回などを行い、次の常務までには機内清掃やセキュリティーチェックなどがあり、業務は間断なく継続され、業務から解放される時間はない」と反論していました。
【コメント】コスト削減のために、人員を絞り、働かせるだけ働かせる、という LCC の業務形態に、一石を投じるものですね。
 このような業務形態で飛行と乗客の安全が保たれるのでしょうか。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時03分
11時04分
11時10分
11時12分
11時16分
便名
P&B
KZ 227便
GK 224便
3S 590便
GK 11便
CA 146便
離・着・向き
N ↓
S ↑
N ↓
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時17分
11時19分
11時23分
11時30分
11時54分
便名
AY 74便
LO 80便
IJ 1便
KZ 134便
JL 8696便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
N ↓


*4月21日

@成田空港の航空燃料輸送タンカーが5万隻越えで輸送会社に感謝状
 今日の「千葉テレビ」によりますと、成田空港で使う航空燃料は千葉港までタンカーで運ばれ、港から地下のパイプラインを経由して成田空港に運ばれます。
 18日、このタンカーが延べ5万隻を越えたことから、成田国際空港株式会社(NAA)は輸送を行う11社に感謝状を送る式典を行いました。

@国土交通省がエア・カンボジアに乗り入れ許可
 今日の「Traicy」によりますと、国土交通省は4日、エア・カンボジアの外国人国際航空運送事業の経営許可申請を許可しました。
 同航空は30日からプノンペン=関西線を、週4往復で開設します。

@「トキエア」の3号機が無線トラブルで、新潟空港に引き返し欠航
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、「トキエア」の3号機は昨日、新潟発神戸行きのBV503便として離陸したところ、無線関係のトラブルが発生し、すぐに新潟空港に引き返しました。結局、この便は欠航となりました。
 下に「Flightradar24」による 同機の航跡を載せておきます。
 なお、19日の出来事で書いたように、3号機は19日が乗客を乗せての初飛行となりました。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時00分
11時02分
11時05分
11時09分
11時12分
11時14分
便名
EK 319便
JL 6785便
IJ 1便
KZ 203便
GK 11便
NH 8517便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時16分
11時22分
11時26分
11時28分
11時30分
11時39分
便名
LO 80便
NH 8403便
AYN 74便
KZ 227便
NH 8527便
NH 8427便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*4月20日

@千葉県の「令和5年度 成田国際空港周辺 航空機騒音測定結果報告書」がやっと公表されました
 第48回騒音対策委員会やこのサイトで何回も「早く発表して欲しい」と要望していた「令和5年度 成田国際空港周辺 航空機騒音測定結果報告書(年報)」が公表されました。
 詳しくはこの年報を見ていただきたいのですが、要点だけを下に載せます。
 調査期間は2023年4月1日から2024年3月31日まで、となります。

 まず、測定局と騒音地域指定は下図のようになります。
 なお、第3滑走路用地として新たに指定されたところは斜線の地域となりますが、B滑走路の延伸地域は茨城県となるため、記入されていません。

 

 次は1年間の騒音測定結果に基づく騒音コンター図になります。
 前年度のコンターとの比較は見ませんでした。

 

 次は騒防法の地域指定を環境基準と照らして、どのくらい達成しているかを、表にまとめたものです。どこの観測点が未達成になっているかは、年報の中に一覧表で見ることができます。

 

 やはり、需要が回復期に入り、離発着回数が増えるにつれて、達成率が低下しています。次年度の年報ではさらに低下すると思われます。

 次の表は、環境基準の騒音値「 Lden 」の主な観測地点をA滑走路とB滑走路の南北につて、2019年からの経年変化を示した語ラフです。 

 

 A滑走路のほうは、主に使われていたために、それほど激しい変化はありませんが、B滑走路はこの間に滑走路のメンテナンスを行い、使用を中止していた期間もあり、コロナによる落ち込みからの回復途中にあることが分かります。

 次は、その発着回数の増減を表した表とグラフになります。
 次年度(2024年4月1日から2025年3月31日)の結果はどうなっているのでしょうか。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時07分
11時09不
11時20分
11時24分
便名
JL 6785便
GK 11便
LO 80便
NH 8517便
AY 74便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑


*4月19日

@成田空港の3月貿易概況は輸出額が18.5%増、輸入額が15.5%増
 東京税関が17日発表した、「成田空港3月貿易概況」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)18.5%増の1兆7241億4800万円となりました。
 一方、輸入額は15.5%増の1兆8049億9100万円となっています。差引額は7ヶ月連続マイナスの赤字となりました。

@成田空港の3月貨物取扱量は12ヶ月連続プラスの5.6%増
 東京税関成田航空貨物出張所が昨日発表した「2025年3月成田空港貨物取扱量」によりますと、
 総取扱量は前年同月比(以下同じ)5.6%増の18万3889トンと12ヶ月連続のプラスとなりました。
 積込量は5.6%&増、取卸量は5.5%増となっており、いずれも12ヶ月連続のプラスとなっています。
 生活に直結する「生鮮・ドライ貨物」の取扱量は、生鮮が2.9%減、ドライが5.9%増となりました。

@ゴールデンウイークの航空予約数は国際線が12.7%増、国内線が1.1%減
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、国内航空12社のゴールデンウイーク期間(4月26日から5月6日)中予約率は、
 国際線が前年同期比(以下同じ)12.7%増の62万5718席、予約率は2.5ポイント増の75.2%となっています。
 一方、国内線では予約数が1.1%減の283万4831席、予約数は1.2ポイント増の65.8%となりました。
 国際線はアジアと欧州が好調で、国内線では万博も開幕しましたが低調のようです。

@スカイマークの3月実績は旅客数が2.9%増、
 スカイマークエアラインが昨日発表した「2025年3月搭乗実績」によりますと、有償旅客数は前年同月比(以下同じ)2.9%増の70万2530人、利用率は0.9ポイント増の84.1%となりました。

@「トキエア」の3号機が初めての商業運航か?
 「トキエア」の3号機となる「JA03QQ 」機ですが、今日は新潟=中部間と新潟=神戸間をそれぞれ1往復するようです。
 1号機と2号機が、今日はこの路線を飛んでいないようですので、多分、乗客を乗せて飛んだのではないでしょうか。
【コメント】乗客を乗せて運航したとすると、多分、初めてと思います。
 下に新潟→神戸へのフライトを、「Flightradar24」により航跡図を載せておきます。

 

@ウクライナの LCC 「スカイアップ」が隣国のモルドバから運航を再開
 今日の「テレ朝 news 」によりますと、民間機の国内での飛行が認められていないウクライナで、同国の LCC 「スカイアップ」が、西に隣接するモルドバを拠点として運航を再開しました。
 現地時間18日には、モルドバのキシナウ空港からパリとリスボンを、それぞれ2往復を運航しました。
 今後、ドイツやスウェーデンなどに路線を広げる、との事です。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時04分
11時07分
11時22分
11時29分
11時30分
便名
KZ 227便
LO 80便
GK 11便
5X 109便
ASY 74便
NH 8517便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時32分
11時35分
11時41分
11時48分
便名
TW 246便
IJ 1便
GK 35便
KZ 263便
離・着・向き
S ↑
S ↑
N ↓
S ↑


@4月18日

@3月の訪日外国人は過去最高の349万7600人、出国日本人数は142万3400人
 観光局が16日に発表した「2025年3月訪日外客数(推計値)」によりますと、訪日外客数は前年同月比(以下同じ)13.5%増の349万7600人、出国日本人数は16.7%増の142万3400人となりました。
【コメント】昨日午後は東京タワーに行き、羽田空港都心ルートを飛行する航空機を見てきました。
 しかし、びっくりしたのは、外国人観光客の多さです。展望室での感じですが、来ている人の約8から9割が外国人観光客のようでした。
 訪日外国人の伸び率は2月に比べると少し落ちているようですが。
 下の写真はタワーの鯉のぼりの下で休息する外国人の人達です。

 

@香港のグレーターベイ航空が噂の影響で需要が減り、徳島と仙台線を5月に減便へ
 昨日の「sky-budget」に庵ますと、「15日の出来事」にも載せた、香港での「日本で大地震が起こる」との噂の影響で、香港のグレーターベイ航空が需要の減少により、5月12日から香港=徳島線と、同13日から香港=仙台線を減便する、との事です。
 下の写真は成田空港第2ターミナル前を移動するグレーターベイ航空機です。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時04分
23時10分
23時12分
23時13分
23時15分
23時20分
便名
W8 1901便
IJ 1便
GK 11便
NH 8417便
NH 8517便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
23時27分
便名
KZ 235便
離・着・向き
N ↑



*4月17日

@今日は午後から出かけましたので、更新が遅れました
 今日は午後から用事で出かけましたので、午後のニュースチェックが出来ませんでした。
 午前中のニューチェックでは、これといったニュースはありませんでした。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時00分
23機02分
23時04分
23時06分
23時15分
23時45分
便名
JL 6785便
GK 35便
GK 11便
LO 80便
NH 8517便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*4月16日

@昨日の成田空港では横風が強く、2便が着陸出来ずに目的地変更
 昨日のFNNプライムオンライン(動画あり)によりますと、成田空港では昨日、最大瞬間風速19.5m/sの強風が吹き荒れました。
 風向が南西の横風だったため、着陸出来ず、目的地を羽田空港や関西空港に変更した便がすくなくとも2便ありました。

@「エミレーツ・スカイカーゴ」が5月23から成田=アール・マクトゥーム線を開設
 昨日の「Traicy」によりますと、「エミレーツ・スカイカーゴ」は5月23日に、成田=ドバイ/アール・マクトゥーム線を、週1往復(土曜日)で開設します。
 成田空港と中東を直接結ぶ初めての貨物路線となります。

@琉球エアーコミューター機が多良間空港着陸後にバードストライク
 昨日の琉球新報(YAHOO!ニュース)によりますと、琉球エアーコミューターは15日、宮古空港から多良間空港に向かった91便・DHC8型機が多良間空港に着陸し、滑走路を移動中に、左エンジン下部に鳥が衝突するトラブルがあった、と発表しました。
 機体点検のため、この機体を使う予定だった6便が欠航となりました。
 点検では計器などに影響はなかった、との事です。

@中国はトランプ関税への報復でボーイング機の受領を禁止する、との報道
 米国の複数のメディアは、中国が米国製航空機の受領を行わないように指示した、と報じています。
 中国の航空大手3社が2025年から2027年にかけて受領する予定のボーイング機は179機となっている、との事です。
 これについて、ボーイング社への影響については「中国以外の国に完成した航空機を納入すれば良いのでおおきな影響はない」とする見方や、「経営再建中のボーイング社にとって、かなりの打撃になる」とする見方などもあり、情報が錯綜しています。
 中国政府は現在中国で使われているボーイング機の部品などについても購入を禁止しているとの事で、中国の航空会社にとっても打撃が大きくなる、との見方があります。
 また、ボーイング機の部品を製造している日本の企業への影響もあると、考えられます。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時05分
23時11分
23時15分
23時17分
23時18分
23時20分
便名
AY 74便
LO 80便
KZ 235便
MM 319便
KZ 160便
NH 8517便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
S ↓
N ↓
N ↓


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