2009年6月前半


*6月15日

@4月の旅行取扱額が14.5%減に
 観光庁がこのほどまとめた4月の主要旅行業者62社の取扱額は海外旅行が前年同月比18.4%減、国内旅行が同11.8%減、外国人旅行が同23.2%減となり全体で同14.5%減となりました。海外旅行は11ヶ月連続、国内旅行は6ヶ月連続、外国人旅行は8ヶ月連続の前年割れとなっています。

@訴訟活動基金を創設・新嘉手納基地爆音訴訟原告団
 新嘉手納基地爆音訴訟原告団は13日に総会を開きましたが、2月の控訴審判決の賠償金の配分や訴訟活動のための基金の創設や最高裁に向けての署名活動を行うことなどを決めました。また、決議では「飛行差し止めまで闘う」との決意を表明しました。

@アイベックス機が離陸を取りやめ
 13日午後2時頃、大阪発福島行きのIBEXエアラインズ3177便・CRJ200型機が離陸しようとしたところ、補助の速度計の異常を示す表示が出ました。このため、同機は離陸をとりやめ欠航となりました。折り返し便も欠航しました。

@韓国空軍水原飛行場騒音訴訟で480億ウオンの賠償判決
 ソウル中央地裁民事14部は14日、韓国空軍水原飛行場周辺の住民30784人が起こした訴訟の判決で韓国政府に総額約480億ウオン(約37億4000万円)の賠償を命じました。現行法では75WECPNL以上が「騒音被害予想地域」に指定されますが、判決では「80WECPNL以上は我慢できる限度を超えている」として賠償の対象としています。

@「1000機のキャンセル出ても持ちこたえる」エアバスCEO
 エアバスのCEOは13日、「現在約3500機の受注残があり、例え、1000機のキャンセルが出ても受注残を消化するのに、フル生産しても5年かかる。従って、1000機のキャンセルが出ても手ひどい打撃を受けずに対処できる。」と語りました。

@国内感染確認者608人・イギリスで初めての死者
 国内でのインフルエンザA型(H1N1)感染確認者は今日午後1時現在で24都道府県の608人となりました。
 英国のスコットランドで初めてのインフルエンザA型(H1N1)による死者が出ました。南北アメリカ大陸以外で初めての死者になります。カナダの死者は5人となりました。


*6月14日

@「副操縦士」の国家資格を検討へ・パイロット不足で
 国土交通省は2011年にも旅客機のパイロットに新しい「副操縦士」の資格を新設する検討に入りました。今後予測されるパイロット不足に対応するため、とのことです。機長とともに旅客機を操縦できるものとするようです。
【コメント】良く分かりませんね。現在でも副操縦士は機長とともに操縦しているはずです。もちろん、現在の副操縦士は機長への昇格訓練の一環として機長を補佐していると認識していますが、機長と同等の操縦をするのなら、「副操縦士」としてではない、「機長」とすればよいのではないでしょうか。航空会社からの要請で、「パイロットの数が足りないから」と「水増し」するような対策は安全に関わるのではないでしょうか。

@オイル漏れで誘導路が1時間20分閉鎖・大阪空港
 昨日午前9時35分頃、羽田発大阪行きの全日空17便・B-777-200型機が浜松市付近を飛行中に「脚関係の油圧が低下している」という警告灯が点灯しました。同機はそのまま飛行を続け、同10時頃、大阪空港に着陸しました。その後、駐機場に移動する途中で誘導路にオイルが漏れ、この清掃作業でこの誘導路が約1時間20分閉鎖されました。全日空によりますと、主脚の付け根部分に破損があり、ここからオイルが漏れた、とのことです。折り返し便が欠航となりました。

@長野と鹿児島で初確認・594人に
 国内のインフルエンザA型(H1N1)ですが長野県と鹿児島県で初めての感染確認者が出て、594人となりました。

@貨物室の火災、実はカレー粉
 12日にインドのムンバイからドイツのフランクフルトに向かったエア・インディアのB-747-400型機が飛行中に、「貨物室で火災が発生した」との警告灯が点灯しました。パイロットは消火装置を作動させて引き返しました。点検したところ、火の出た形跡はなく、原因は乗客の荷物から飛び出した2~3Kgのカレー粉を火災報知器が煙と誤認したものでした。同機は12時間遅れで再出発しました。


*6月13日

@国土交通省がU/Lルールを10月24日まで停止に
 国土交通省は昨日、成田空港と関西空港に適用している「U/Lルール」(半年間に発着枠の8割を使用しなかった航空会社の発着枠を返上させ、他の航空会社に割り振る)の適用を夏ダイヤの終わる10月24日まで停止することを明らかにしました。これは新型インフルエンザの影響などで、需要の低迷に悩む航空会社からの要望を受け入れたものです。
 これを受けて、日本航空は成田空港の減便を検討しています。便数の多い成田=北京線や成田=上海線などを対象にするようです。

@成田・羽田の発着枠拡大の経済効果は9800億円
 国土交通省は昨日、来年からの成田空港と羽田空港の発着枠拡大の経済効果を9800億円とする試算を明らかにしました。2011年度には訪日外国人が年間219万人増え、渡航する日本人も同387万人増えると試算しています。
【コメント】政府や自治体や経済界の試算する「経済効果」はいつも「一番良い状態」で試算するようで、たいがい実際よりも大分多くなるようです。事業をやらせようとしたり、自分たちの政策を正当化させようとするものですから、そうなってしまうのでしょうね。

@国内573人・世界29669人
 インフルエンザA型(H1N1)の感染確認者は国内で573人となりました。また、世界保健機関(WHO)の発表では12日現在、74の国と地域で29669人となり、死者は145人となりました。


*6月12日

@根強い成田空港周辺地域の差別
 昨日書きました「オリジナルフレーム切手『成田空港』」ですが、リンク先の郵便局会社のプレスリリースを見て、唖然としました。何故かというと「成田空港関係の切手」でありながら、その発売場所が成田空港の北側と西側地域に限られているのです。西は直線距離で20Km以上も離れている四街道市で販売しているにもかかわらず、成田空港に隣接し、騒音の影響を激しく受けている芝山町や多古町、また、少し離れていても騒音の影響を強く受けている山武市や横芝光町の郵便局は全く含まれていないのです。周辺地域の騒音対策や地域振興策を話し合うときに、これらの市町は「空港の南側や東側の騒音対策や振興策についてもっと配慮して欲しい。」と、事ある毎に要望しています。そして、これらの地域は“空港の裏側”と称されることもあります。今回のオリジナル切手販売か所の選定でも、このような“差別意識”の根強さが顕在化させたもの、と言えるのではないでしょうか。
 なお、昨日夕方に、郵便局会社の問い合わせ先に電話し、販売か所の偏りについて話を聞きましたが、明確な理由はないようです。そこで、販売か所の追加をお願いしましたが、「出来ない」との返事でした。仕方がないので、「上層部にクレームとしてあげて欲しい。」と要望しました。なお、直販サイトには昨日夕方現在、この切手の販売情報は載っていませんでした。産経新聞の記事では、「直販サイトでも販売する。」と書いてあったのですが、担当者は「載っているはずですが・・・」とのことでした。

リンクのページを一部訂正しました。

@米子発の全日空機が与圧不具合で引き返す
 今日午前7時45分頃、米子発羽田行きの全日空812便・B-737-800型機が離陸して上昇中に機内の与圧装置の故障を示す警告灯が点灯しました。このため、同機は米子空港に引き返し無事着陸しました。乗客2人が耳の違和感を訴えました。

@「国内線就航は大変厳しい」と茨城県知事
 茨城県の橋本知事は昨日の定例県議会で、来年3月開港する茨城空港の国内路線就航について質問に答え、「景気の急激な悪化で、各航空会社は不採算路線の縮小・廃止を余儀なくされ、収益が期待できる羽田路線に集中することを最優先にしている。路線誘致の見通しは極めて厳しい状況。」と述べました。

@開港1週間で騒音苦情が8件・静岡空港
 静岡空港が開港してから10日で1週間になりましたが、静岡県空港部のまとめたところによりますと、1週間で騒音に関する苦情・相談は8件あり、電波障害に関する苦情・相談は6件あった、とのことです。

@世界保健機関(WHO)が「フェーズ6」に引き上げ
 世界保健機関(WHO)は11日、インフルエンザA型(H1N1)の警戒水準を最高の「フェーズ6」に引き上げました。ただし、深刻度は「中度」とし、「国境閉鎖や国際的な貿易や移動を妨げる必要はない」としています。インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)は1968年の香港風邪以来41年ぶりになります。世界保健機関(WHO)の進藤医務官は日本人記者団に対し、「警戒水準を下げるのには時間がかかる。世界的大流行は今後3~4年続くのではないか。」と述べました。
 なお、世界の感染者は10日現在で、74の国と地域で27000人以上、死者は141人となっています。

@政府は「現状維持」
 世界保健機関(WHO)のフェーズ6への引き上げを受けた日本政府の対応は「今のところ、変える必要はない」としていますが、舛添厚生労働大臣は監視体制を強化することや、重症者対応に医療体制をシフトすることを内容とした対策を来週にも出すことを明らかにしました。
 日本での感染確認者は北海道と鳥取で初確認され、午後0時30分現在で558人となりました。


*6月11日

@来年3月の増枠後に週2便増便へ・トルコとの協議で
 国土交通省は昨日、トルコとの航空当局者協議で成田空港については来年3月の増枠後に、トルコ側が現在週4便運航している成田=イスタンブール間を週6便まで増便できることで合意した、と発表しました。日本側も同等の権益が確保されています。また、関西空港と中部空港ともう1空港(具体的には名前があげられていません)で直ちに週21便までの増便が可能となりました。

@郵便局会社が「成田空港」フレーム切手発売
 郵便局会社関東支社は昨日から、オリジナルフレーム切手「成田空港」を発売しました。80円切手10枚分で1200円、3100部を成田空港内と成田周辺の郵便局で限定発売します。

@関西空港発のジェットスター機で火災・グァムに緊急着陸
 11日、関西発ゴールドコースト行きのジェットスター20便・A330-200型機の操縦室で火災が発生しましたが、操縦士がすぐに消し止め、大事には至りませんでした。同機は午前2時20分に米領・グァムの空港に緊急着陸を行いました。乗客・乗員にけがはありませんでした。

@日本航空の点検でさらに2機からライターを発見
 6日に起こったライター発火トラブルを受けて、日本航空は座席の隙間にライターがないかどうか点検した所、6機中2機からそれぞれ1個のライターが発見されました。

@国土交通省が座席の点検を指示
 国土交通省は昨日、日本航空機のライター発火トラブルを受けて、国内の航空会社に対して17日までに全座席を点検するよう指示しました。

@韓国から米国への以遠権を認める・航空協議
 国土交通省は昨日、韓国との航空当局者協議で韓国の航空会社が関西空港と中部空港から米国への路線を設定できる以遠権を認めることで合意しました。これにより、大韓航空が韓国=関西=グアム線を週7便で新設し、アシアナ航空が韓国=関西=サイパン線を週3便から週7便に増便する見込みとなりました。

@丘珠空港からの今年度内の撤退を否定・全日空
 全日空の子会社・エアーニッポネットワークが丘珠空港からの今年いっぱいでの撤退を表明している問題での協議会が昨日開かれました。この席で全日空は撤退の意向を示しながらも、「今年度内の撤退はせず、協議を続ける」との態度を表明しました。

@千葉県旭市でも小中6校を休校に・試合で船橋市の生徒と対戦
 千葉県船橋市の中学校でインフルエンザA型(H1N1)の感染確認者が中学生の家族や隣接の小中学生にも拡がり、20人となりました。また、旭市の中学3年生が感染確認者となりましたが、この生徒はソフトテニスの大会で船橋市の感染確認中学と対戦していました。旭市ではこの生徒の在籍中学と近隣の小学校5校を16日まで休校とする措置をとりました。さらに、同中学校が参加した剣道大会に出場した習志野市の中学生1人の感染が確認されました。

@国内の感染確認者が532人に
 今日午後1時現在で、国内でインフルエンザA型(H1N1)の感染が確認された人は20都府県の532人となりました。

@ドイツの日本人学校で集団感染・休校へ
 ドイツ西部デュッセルドルフ日本人学校は11日までに、小中学生計27人がインフルエンザA型(H1N1)に感染した事を明らかにしました。同校はドイツ保健当局の指示で休校に入りました。

@エアバスがフィガロ紙の「速度計全機交換」報道を否定
 エアバスは10日、フィガロ紙が伝えた「エアバスはA330型機とA340型機の速度計を全機で交換する」との報道を否定し、「A330型機とA340型機の安全性は証明されている」と強調しました。


*6月10日

@フェデラルエクスプレス機が着陸時に煙り
 今日午前8時5分頃、成田空港A滑走路に着陸した中国・広州発成田行きのフェデラルエクスプレス80便・MD11型機が着陸の際に機体後部から白い煙が上がっているのを管制官が見つけました。煙はすぐに収まりましたので、同機はそのまま駐機場に移動しました。同社の点検によると「タイヤがすり減ったために、摩擦熱で煙が出たようだ」とのことです。このトラブルで成田国際空港株式会社はA滑走路を6分間閉鎖して点検しました。

@スリランカ航空が香港経由を取りやめに
 スリランカ航空は「7月1日より実施する」としていた日本とスリランカを結ぶ路線を全て香港経由にする計画を取りやめることを明らかにしました。成田=マーレ=コロンボ線の復路便をコロンボ=成田の直行便とするそうです。これにより、マーレ=成田の直行便がなくなり、コロンボでの乗り継ぎとなります。

@日本エアコミューターのDHC8-402型機が車輪格納出来ず
 昨日午後8時頃、大阪発松山行きの日本エアコミューター2319便・DHC8-402型機が離陸したところ、前輪と後輪の格納が出来なくなりました。このため、同機は大阪空港に引き返し、25分後に無事着陸しました。

@スカイマークでも免許不携帯で乗務
 国土交通省は昨日、スカイマークの米国人機長が航空法で携帯が義務づけられている免許証を持たずに羽田=福岡線の往復を操縦していたことを明らかにしました。この件も国土交通省の検査で発覚したものです。乗務したのは今月3日で、後続の羽田=福岡便の2便が欠航となりました。機長は「ついうっかりと忘れた」と言っているそうです。
【コメント】たまたまの検査で発見される、と言うことは「不携帯が結構、頻繁にある」と言うことを示しているのでしょうね。「たかが、不携帯」と思うかもしれませんが、これが「気のゆるみ」でなければよいのですが。

@国内感染確認者が501人に・広島と岩手で初確認
 インフルエンザA型(H1N1)の国内感染確認者は501人と500人を超えました。昨日は広島県と岩手県で初めての確認者が出ました。両方とも、渡航歴はないようです。岩手県盛岡市の女性は、船橋市で9人の感染者を出した中学校が修学旅行で5日に昼食をとった飲食店の従業員、とのことです。どちらが先に感染していたかはこれからの調査で判明すると思います。

@成田発パリ行きのエールフランス機でも速度計異常
 フランスのフィガロ紙が伝えたところによりますと、大西洋で墜落したエールフランスのA330型機の事故原因の可能性の一つに複数の速度計が違う表示をしていたことが上げられていますが、成田発パリ行きのエールフランスのA340型機でも、悪天候の中で速度計の表示が安定せず、自動操縦装置が解除されたことがあるそうです。このときは速度計への着氷が激しかった、とのことです。
 エールフランスの一部労組は速度計を交換しない同型機への乗務を拒否するように呼びかけています。
 また、エールフランスは速度計の交換を決めたとのことです。
【コメント】エアバスのA330型機とA340型機はエンジンの数が違うだけで、機体は基本的に同じものを使っています。

@タイ航空の取締役会議長がA380型機の発注取り消しを示唆
 タイ航空の取締役会議長はエアバスに6機発注しているA380型機の発注取り消しの可能性を示唆しました。議長は「経済が低迷する中、A380型機で利益を出すには501席の88.8%に客を乗せねばならす、就航できる空港は今のところ8空港しかない。」と述べたとのことです。

@中国東方航空と上海航空が統合へ
 上海を拠点とする国営の中国東方航空と上海市系の上海航空が統合に向けた大詰めの交渉を行っているようです。両社の株式は8日から売買停止となっています。この統合には過度な安売り競争を緩和させようとする中国政府の意向が働いている、と言われています。

@09年の世界航空会社の赤字が90億ドルに・IATA
 国際航空運送協会(IATA)は2009年の世界の航空会社の最終赤字が90億ドルに達する、との見通しを明らかにしました。3月時点での見通しに比べて倍以上に拡大することになります。この内、アジアの赤字は33億ドルとしています。

@世界保健機関(WHO)が「フェーズ6に非常に近い」
 世界保健機関(WHO)の事務局長はインフルエンザA型(H1N1)の状況について、「表面的には我々は既にフェーズ6にいると考えている」との見解を示し、新型インフルエンザの感染確認国が参加する政府間会合を10日に開くことを明らかにしまた。特に注視しているのは感染者が1200人を超えたオーストラリアで「人から人への持続的拡大が確認されている」としています。世界では感染確認者が12554人となっています。


*6月9日

@成田空港での感染確認者が新たに3人
 千葉県は昨日、インフルエンザA型(H1N1)の感染確認者を発表しましたが、この中に成田空港内の従業員3人が含まれています。この内、1人は「制限エリア内に勤務する」と発表されていますが、他の2人はただ「成田空港に勤務する」と発表されており、制限エリア外で働く従業員のようです。

@スカンジナビア航空が成田=エヴィネス直行便を計画
 スカンジナビア航空は来年1~3月の間にノルウエーのエヴィネスと成田空港を結ぶ直行便を4便運航する計画、とのことです。オーロラ観測などに最適とのことです。

@日本エアコミューター機がトラブルで引き返し
 今日午前9時40分頃、大阪発宮崎行きの日本エアコミューター2433便・DHC8-402型機が離陸上昇中に右エンジンのオイルの温度が上限よりも10度高くなるトラブルが発生しました。このため、同機は大阪空港に引き返し、同9時56分に無地着陸しました。点検したところ、オイルを冷却する空気取り入れ口に不具合があった、とのことです。このトラブルで4便が欠航となりました。

@日航の副操縦士が期限切れの身体検査証明書で乗務
 先月28日に日本航空の副操縦士が期限の切れた身体検査証明書を携帯して羽田=金浦便に乗務していたことが今日分かりました。折り返し便の乗務前に国土交通省の検査が入り、期限切れが発覚したものです。このため、折り返し便は代わりの副操縦士を呼んだために1時間遅れました。日本航空と国土交通省は事実を公表していませんでした。この副操縦士は有効な身体検査証明書を自宅に保管していたとのことです。

@国内の感染確認者が466人に・小中学校で拡大
 インフルエンザA型(H1N1)の国内感染確認者は466人となりました。千葉県船橋市の中学校で7人の感染が確認され、福岡市の小中学校での確認が30人に増えました。

@世界の感染確認者は25288人に・死者は139人
 世界保健機関(WHO)は8日、世界のインフルエンザA型(H1N1)感染確認者が73の国と地域で25288人にとなり、死者が139人となったことを明らかにしました。


*6月8日

@台北行き日本航空機で着陸直前に座席から発火
 6日午後8時45分頃、関西発台北行きの日本航空653便・B-767-300型機が着陸約20分前に中央部付近の座席から火が出ました。火は客室乗務員が消火器で消し止め、大事には至りませんでした。同機は台北市の桃園国際空港に緊急着陸しました。調べたところ、座席と背もたれの間から焦げた100円ライターが見つかりました。隙間に入り込んだライターが何らかの原因で作動し、発火したものと見られています。このトラブルで折り返し便が欠航となりました。日本航空では国土交通省には報告しましたが、初めは「たいしたことではない」として公表しませんでした。報道陣からの問い合わせで公表し、「公表しなかった初期の判断は間違っていた」としています。

@「2010年度に国際線の輸送力を10%削減する」日航社長
 マレーシアで行われている国際航空運送協会(IATA)の総会に出席中の西松日本航空社長は報道陣の取材に答え、2010年度に国際線の輸送能力を10%程度削減することを明らかにしました。。また、政府の緊急融資を活用するかどうか検討していることを明らかにし、一方、株主割り当て増資については「検討しない」と述べました。

@国内感染確認者が438人に・福岡市の小中学生が16人に
 インフルエンザA型(H1N1)の国内感染確認者が438人となりました。福岡市博多区板付の小中学校生徒の感染確認者が16人に増えました。

@厚生労働省が「実人数」を初めて発表
 厚生労働省は業界から要望の強かった、インフルエンザA型(H1N1)の「治療中・経過観察中」の「実人数」を初めて発表し、「6日午前11時現在で37人」としています。


*6月7日

科学技術展示館を見学しました
 1日に、荒川区にある東京都立航空工業高等専門学校の「科学技術展示館」を見学してきました。5月に「財団法人 日本航空協会」が「重要航空遺産」として、この東京都立航空工業高等専門学校の所有する6点を「戦後航空再開時の国産航空機群」として認定しました。この展示館は常時開館しているわけではなく、年間10日ほど公開しています。1日がその公開日でしたので、見学してきました。この展示館には航空機が9機、ヘリコプターが5機、エンジンが14台などが展示されています。
 「解説と資料のページ」に今回「戦後航空再開時の国産航空機群」として認定されたものの写真を載せました。

@成田空港対策協議会が平行滑走路再延長などを盛り込む
 成田市周辺の経済団体など36団体で作る「成田空港対策協議会」は3日、成田市内で総会を開き、2500m平行滑走路の再延長やそれに伴う騒音対策の実施を要請する事業計画を採択しました。

@成田空港制限エリア内の飲食店従業員2人の感染を確認
 千葉県は昨日、成田空港第1ターミナルの制限エリアのラウンジにある飲食店の女性従業員2人がインフルエンザA型(H1N1)に感染していたと発表しました。ただし、以前確認された女性と同じ飲食店かどうかは分かりません。

@国内の感染確認者が424人に・福岡市で中学校が休校へ
 国内のインフルエンザA型(H1N1)の感染確認者が424人となりました。福岡市では渡航歴のない同じ中学の1年生3人の感染が確認され、この中学は1週間の休校に入りました。また、同じ地区の小学校の生徒1人も感染が確認されています。

@エールフランス機の乗客の遺体を回収・荷物なども
 ブラジル軍当局は6日、エールフランス機の墜落海域とされる海上から2人の遺体を回収し、「事故機の乗客と確認した」と発表しました。また、同機の航空券などが入ったブリーフケースなども回収しました。

@事故機はエアバスが勧告した部品交換をせずに運航
 エアバスはエールフランス事故機がエアバスの勧告していた速度監視装置の部品交換をしていなかったことを明らかにしました。ただし、この部品交換は「必ずやらなければならないもの」ではないそうです。

@「ボーイング社とエアバスの引き渡しが30%減る」IATA事務局長
 国際航空運送協会(IATA)の事務局長は5日、「世界的な経済の低迷で今後1年間、ボーイング社とエアバスの旅客機の引き渡しが30%減少する可能性がある」と述べました。


*6月6日

@容量拡大に2000億円投資・用地買収も
 ブルームバーグが昨日伝えたところによりますと、成田国際空港株式会社は今後、容量拡大に向けて最大2000億円の投資を計画している、とのことです。この投資の中には用地買収も含まれるようです。資金は自己資金や融資を計画しているようです。

@仲井知事が政府の答弁書を痛烈批判
 沖縄県の仲井知事は昨日の記者会見で「訓練移転で発着回数が減っても、それを上回る外来機が離発着するのでは騒音は減らず、おかしい。」と述べ、政府に改善を求める姿勢を示しました。また、政府の答弁書(5月27日の出来事を参照)について、「妙な答弁というか、レトリック(言い回し)にいい加減な部分がありすぎる。開いた口がふさがらない」と痛烈に批判しました。

@中国東方航空「静岡=上海線の存続は7~9月の様子を見て」
 昨日、静岡空港の静岡=上海線に就航した中国東方航空の日本支社長は路線の存続について「7~9月のピーク時の動向を見て判断する。」と記者団に語りました。支社長によると、同航空としては搭乗率を70%と見ていましたが、7月の予約状況は40%前後しかないそうです。

@静岡空港で2便が初めて欠航に
 静岡空港では昨日夕方、降雨と霧で視界が落ちたために到着予定の2便が中部空港に目的地を変更しました。このため、折り返しの2便が初めての欠航となりました。同空港では立木問題で滑走路を短縮して開港したために着陸誘導装置が今のところ使えない状態になっています。

@インフルエンザA型の感染者が国内で414人、世界で21940人に
 インフルエンザA型(H1N1)の国内感染確認者は今日午前0時30分現在で414人となりました。
 世界では5日現在、世界保健機関(WHO)の集計で21940人、ドミニカで初めての死者が出て125人になりました。ウクライナで米国からの帰国者の感染が初めて確認されました。また、オーストラリアでは感染が急速に拡大しており、1009人となりました。

@速度計の表示がまちまちだった・エールフランス機事故
 フランスの運輸当局は5日、エールフランスの事故機が行方不明になる前に自動で送信してきたデータによると、複数ある速度計の表示がまちまちだった、とのことです。このことから、パイロットが実際の速度を把握できず、速度低下で失速し、墜落した可能性もある、とのことです。これを受けて、エアバスは5日、運航する航空会社に対して、速度計の表示に異常が発生した場合の手順についての通達を出しました。


*6月5日

@国土大臣が“終息宣言”を要請も官房長官は「段階ではない」
 今日午前の閣僚懇談会で金子国土大臣は「旅行業などに大きな影響が出ている。国として新インフルへの“終息宣言”を出して欲しい。」と要請しました。これに対して舛添厚労大臣は「世界的にフェーズをあげる議論があり、慎重に検討する必要がある。」と反論しました。官房長官は懇談会後の記者会見で「今、“終息宣言”という段階ではない。」と語りました。

@泉佐野市が「早期健全化団体」へ
 昨日、関西空港開港時に過剰な設備投資を行い財政難にあえいでいる大阪府の泉佐野市が“財政破綻寸前の自治体”とされる「早期健全化団体」に転落することが分かりました。これは、平成20年度の決算で連結実質赤字比率が25%以上になる見込みがはっきりしたためです。「早期健全化団体」になりますと、市は平成21年度末までに財政健全化計画を策定し、平成22年9月30日までに計画の進行状況を市民と大阪府に報告する義務が生じます。

@発見された“残骸”はエールフランス機のものではない
 ブラジル当局が明らかにしたところによりますと、エールフランス機のものとされた“残骸”は同機のものではなかったようです。事故機と同型機機に使われていないもののようで、船舶のものと考えられるそうです。また、帯状の油も船舶から流れ出た可能性が強いそうです。これで、墜落場所などの特定も振り出しに戻っているようです。

@ユナイティド航空が150機の入札を要請へ
 アメリカなどのマスコミ報道によりますと、ユナイティド航空はボーイング社とエアバスに対して新規購入の150機に対する指定入札案を提示するように求めているそうです。


*6月4日

@国への配当金13億1400万円
 成田国際空港株式会社は昨日、6月19日に開催される定時株主総会についての文書を出しましたが、それによりますと、国への配当金は1株当たり657円の総額13億1400万円となるそうです。また、役員人事案も発表しています。

@エバー航空がインフルエンザで減便を発表
 台湾のエバー航空は「インフルエンザA型(H1N1)の影響で需要が低下している」として、日本路線の減便や運休を発表しました。成田空港関係では昨日から1日2便体制だった成田=台北線を1日1便に、昨日から13日まで2196便と2195便を運休、成田=新千歳線を5日から23日まで週7便から週5便に減便する、としています。

@昨日からデルタ航空の成田=ソルトレイクシティ線が運航開始
 デルタ航空の成田=ソルトレイクシティ線が昨日から運航を開始しました。

@静岡空港が開港
 今日、国内の民間専用空港としては最後になる見込みの静岡空港が開港しました。立木問題で3ヶ月遅れ、滑走路も短縮しての開港となりました。今日は22便が離発着する予定です。初年度から赤字が見込まれる、前途多難の開港となりました。

@宮崎空港で日本航空機が尻餅・風向きの急変で
 昨日午後3時頃、福岡発宮崎行きの日本航空3631便・B-737-800型機が宮崎空港に着陸しようとしたところ、風向が急変し着陸復航をする際に機体後部にある緩衝器を滑走路に接触させるトラブルがありました。同機は10分後に無事着陸しました。滑走路は点検のために約40分間閉鎖されました。滑走路には接触の跡がありました。パイロットは「風向が急変し、機体がバウンドしたので着陸をやり直す際に接触した。」と述べています。このトラブルで2便が欠航しました。

@国内の感染確認が16都府県・410人に
 国内のインフルエンザA型(H1N1)感染確認者が410人となりました。16都府県に拡がっています。

@エールフランス機の事故は爆発ではない模様
 ブラジルの国防相によりますと、エールフランス機の墜落事故は「爆発が原因ではないだろう。」とのことです。根拠としては「確かなことは言えないが、燃料が約20Kmの帯状で流れており、爆発ならば、燃えてしまい、こんなに長くはならない。」としています。また、フランス当局はブラックボックスの回収は難しい、と述べています。墜落海域の水深が7000mもあることから、「見つからないだろう。」としています。
【コメント】確かに難しそうですね。日本のH2ロケットが失敗したときはエンジンを約6000mの海底から回収した、と記憶していますが、大きさが違いますからね。

@世界の感染確認者が2万人を突破・70の国と地域に
 世界のインフルエンザA型(H1N1)の感染確認者が日本時間今日午前0時半で2万人を突破しました。サウジアラビアで初めての感染が確認され、これで、70の国と地域になりました。


*6月3日

@羽田空港の日航システムで障害・31便が欠航に
 今日午前5時45分頃、日本航空羽田空港システムに障害が発生し、一時、チェックインが出来なくなりました。システムは6時45分頃に復旧しましたが、この影響で羽田空港出発便31便が欠航となりました。原因は特定されていませんが、昨夜から今日にかけてチェックインシステムと予約発券システムのバージョンアップ作業を行っていたとのことで、今はバージョンアップ前のシステムに戻しているそうです。

@日本政策投資銀行と3メガバンクが日本航空に1000億円の融資へ
 日本政策投資銀行とみずほ・三菱東京UFJ・、三井住友の3銀行が日本航空に対して約1000億円の協調融資をする方向で調整している、とのことです。今月内にも融資が実行されるようです。

@国内での感染が拡大・新たに山口と徳島でも
 インフルエンザA型(H1N1)の国内での感染確認が拡大しています。昨日、山口県と徳島県で初めて感染が確認されました。山口県では29日に全日空9便でニューヨークから成田空港に帰国し、福岡空港に乗り継いで萩市に帰った30才代の女性でした。
 徳島県では1日に米国から成田空港に帰国し、関西空港を経由して高速バスで徳島市に帰った20才代の女性です。
 関東では東京で昨日、29日にニューヨークから帰国し、1日に感染が確認された20才代女性と食事をした、20才代の男性2人の感染を確認しました。また、千葉県は、この食事に同席していた千葉県四街道市の女性と旭市の女性の感染を確認しました。東京都ではこの他に、米国から帰国した4才の女児の感染が確認されました。埼玉県では31日にカナダから帰国した川島町の20才代の女性の感染が確認されました。静岡県でも神奈川県から研修施設に来ていた男性の感染が確認されました。国内の感染者は395人となりました。

@ヴァージン航空会長が日本=オーストラリア間の就航を表明
 イギリスのヴァージンアトランテェック航空の会長が昨日、都内で記者会見し、「ヴァージンブルーを使って、遅くても18ヶ月以内に日本とオーストラリア間の路線に参入したい。」と述べました。

@韓国の5空港の今年度騒音対策費が380億ウオンに
 韓国政府と空港公社は韓国内の5空港の今年度の騒音対策費を380億ウオン(約29億円)にする事を明らかにしました。金浦空港周辺地域が280億ウォン、済州(チェジュ)空港が54億ウォン、金海(キムヘ)空港が38億ウォン、蔚山(ウルサン)空港が5億ウォン、麗水(ヨス)空港が2億ウォンとなっています。

@エールフランス機の残骸を確認
 ブラジルの国防相は2日、行方不明になっていたエールフランスの事故機の機体の残骸を確認した、と発表しました。幅5Kmに渡って帯状に座席や救命胴着や機体破片などが漂流していたとのことです。遺体発見の報道はまだ、ありません。現場はブラジル北東部のフェルナドデノロニャ諸島の北東約650Km の大西洋上、とのことです。
 原因については、落雷説や風速45mの乱気流説などがあるようです。

@アフリカ大陸で初めての感染確認・チリで初めての死亡者
 エジプトの保健省は2日、米国から同国に入国した12才の少女がインフルエンザA型(H1N1)に感染していたことを確認した、と発表しました。この少女は米国とエジプトの国籍を持っており、夏休みをエジプトで過ごすために入国した、とのことです。アフリカ大陸での感染確認は初めてになります。
 オーストラリアでの感染確認者が500人を超えました。チリでは初めてのインフルエンザA型(H1N1)による死者が出ました。
 世界の感染確認者は64の国と地域で18965人となっています。


*6月2日

@ゲートグルメがユナイテッド航空の機内食会社を買収
 ゲートグルメジャパンは昨日付で成田空港内のユナイテッド航空の機内食会社・フライトキッチンを買収しました。これにより、ゲートグルメジャパンの成田空港における機内食生産能力は2倍以上になりました。同社はユナイテッド航空を初め9航空会社にサービスを提供することになりました。

@愛知県で3人の感染を確認・千葉でも初確認者の同僚が感染
 愛知県は昨日、30日のJALウエイズ83便でハワイから中部空港に帰国した丹羽郡の40才代の女性と、同じく30日に米国のオーランドからノースウエスト航空71便で中部空港に帰国した日進市の20代の女性がインフルエンザA型(H1N1)に感染したことを確認した、と発表しました。愛知県では初の感染確認となります。さらに、今日、丹羽郡の女性と一緒にハワイに行き、帰国した蒲郡市の30代の女性の感染を確認した、と発表しました。
 千葉県は昨日、最初の感染者である成田空港内の飲食店勤務の女性の同僚が感染していたことを確認したと発表しました。
 東京都も昨日、29日にニューヨークから帰国した20代女性の感染を確認した、と発表しました。東京都では4人目となります。
 国内感染確認者は385人となりました。

@エールフランス機が行方不明・228人絶望
 1日、ブラジルのリオデジャネイロからパリに向かっていたエールフランス447便・A330-200型が大西洋上で行方不明となりました。すでに、燃料が切れており、墜落したものと見られ、乗客・乗員228人は全員絶望と見られています。同機は離陸後約4時間で暴風雨域に入り、その15分後に電気系統の故障を知らせる自動メッセージを数回送信し、レーダーから消えました。ブラジルなどが遭難地域と見られる一帯を捜索していますが、発見されていません。ブラジルの副大統領は「TAM航空機の搭乗員が『大西洋上で不明になった時間帯に火に包まれた何かを見た』と連絡してきた」と述べました。なお、日本人は搭乗していなかったようです。

@米国の感染確認者が10053人に・死者は19人
 米疾病対策センターは1日、米国のインフルエンザA型(H1N1)感染者が1万人を超え10053人となり、死者が19人となったことを明らかにしました。同センターの医師は「感染者はおそらく20万人に達する」と述べています。
 ブルガリア政府は1日、米国からの帰国者がインフルエンザA型(H1N1)に感染していたと発表しました。同国での初めての感染確認になります。
 世界の感染確認者は日本時間午後1時現在で18778人、死者は117人となりました。


*6月1日

@5月のアクセス数が34476回と、過去最高を記録しました。これからもよろしくお願いいたします。

@「5月前半は出発客が15%減」平山常務
 先月29日に記者会見した成田国際空港株式会社の平山常務はインフルエンザA型(H1N1)の影響について「5月1日から16日までの速報値では出発旅客が前年同期比で15%減となっている。5月全体としてはSARSの時ほどではないとしても、厳しい落ち込みが予測される。」と述べました。

@山梨県で米国から一時帰国の女性が感染
 山梨県は先月31日、米国・ニューヨーク在住の20才代の女性がインフルエンザA型(H1N1)に感染していたことを確認した、と発表しました。この女性は29日午後に全日空9便で成田空港に到着し、自家用車で笛吹市の自宅に帰った、とのことです。これで、国内感染確認者は13都府県、379人となりました。

@JTBの09年3月期決算が23億5500万円の赤字に
 JTBが29日に発表した2009年3月期のグループ決算によりますと、最終損益が23億5500万円の赤字(前年度は111億2400万円の黒字)となりました。旅行事業の内、海外旅行の売り上げは前年度比で8.4%減、国内旅行は同0.8%減となっています。

@オーストラリアが日本含む主要感染国者の学校訪問を7日間禁止
 オーストラリア政府はこのほど、メキシコ・米国・カナダ・日本・パナマからの訪問者、及び、帰国者がインフルエンザA型(H1N1)の潜伏期間と言われる7日間の間、小・中・高校を訪問することを禁止しました。
 なお、韓国でも外国人講師が訪韓後7日間、業務に就くことを自粛するように求めています。

@ベトナムでも初めての感染確認・65の国と地域に
 ベトナムでも米国から帰国した学生がインフルエンザA型(H1N1)に感染していたことが確認され、世界の感染確認は65の国と地域になりました。