2015年5月前半の出来事


*5月15日

@ NAA が決算を発表、純利益が1.4%減、空港事業は低迷しリテール事業が伸びる
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した2015年3月連結決算によりますと、営業収益が前期比(以下同じ)1.8%増、営業利益が2.8%減、当期純利益が1.4%減の196億円となりました。この内、空港運営事業は発着回数は増加したものの、小型機増加したことによる着陸料の減収、国際線日本人旅客数が減少したことなどで、営業利益が40.4%減の47億円となりました。一方、リテール事業は国際線外国人旅客数の増加や店舗の増床などにより、営業利益が13.4%増の201億円となっています。
 また、2016年3月期の予測では営業収益が3.7%増、営業利益が6.5%減、純利益が2.7%増の202億円としています。

@今日から成田=大連=天津線が運航を開始
 今日から、中国国際航空の成田=大連=天津線が運航を開始しました。成田発の初便は午後2時5分に出発しました。

@デルタ航空機がタイヤ空気圧低減で緊急着陸
 昨日午後2時40分頃、バンコク発成田行きのデルタ航空585便・B777型機が飛行中に、タイヤの空気圧が低下した、との警告が出ました。このため、同機は「着離時にタイヤパンクの恐れがある」として、成田空港事務所に緊急着陸を要請し、無事着陸しました。14本のタイヤの内、1本の空気圧が低下していました。安全点検で滑走路を一時閉鎖したため、22便に最大30分の遅れが出ました。

@第4次厚木騒音訴訟が結審、判決は7月30日に
 昨日、厚木基地による騒音被害賠償と夜間・早朝の飛行差し止めを求める「第4次厚木基地騒音訴訟」の控訴審最終弁論が東京高裁で行われ、結審しました。判決は7月30日に言い渡されます。

@政府が日本乗り入れ航空会社に乗客の予約記録提出を要望
 政府は日本に乗り入れる航空会社に対して、乗客の予約記録を入国前に提出するよう要請を始めました。提出要請情報には過去の予約記録、クレジットカード番号、携帯品の個数などが含まれます。不正薬物の密輸やテロなどの防止に役立てる目的としています。現在、乗り入れている80社の内、約70社が応じる意向を表明しています。今年度内に税関の情報システムを改修します。
【コメント】政府の総背番号制による国民と、外国人に対する情報管理の表れですね。このように管理して巨大情報を集積し、国民を縛ろうとする意図を感じます。

@日本航空B787-8型機が電源システム不具合で欠航に
 現地時間13日午後10時頃、パリ発成田行きの日本航空416便・B787-8型機が前便として到着した時に、電源制御システムに不具合がありました。この整備に時間がかかるため、同便は欠航となりました。なお、バッテリーとの関連はない、とのことです。


*5月14日

@第3ターミナルで初めて(?)の覚せい剤摘発、昨日起訴
 千葉地検は昨日、4月23日に成田空港第3ターミナルに到着した台湾人2人を、覚せい剤取締法違反で起訴しました。2人は靴の中に覚せい剤約950gを隠して密輸しようとしました。第3ターミナルでの覚せい剤摘発は初めてとなるようです。取調中のものもあるかも知れません。

@航空科学博物館が17日に空港車両展示イベント
 航空科学博物館は17日の日曜日に、空港で活躍するフードローダーや化学消防車など6台を野外展示するイベントを行います。

@LCCの影響で日本一長いバス路線が廃止へ
 今日の東京新聞によりますと、日本一長い距離を走る西武観光バスと西鉄高速バスが共同運航する「Lionzu Exoress」が16日に運航を停止します。同路線はさいたま市と福岡市を結ぶ夜間高速バスで、1152Kmを15時間20分かけて走ります。しかし、成田空港と福岡空港を結ぶLCCに押されて、利用者が低迷したことから16日で停止となります。

@アシアナ機は接触2秒前に、着陸復航の操作か
 運輸安全委員会は昨日、先月14日に広島空港で起こったアシアナ航空機着陸失敗事故について、フライトレコダーの解析結果を公表しました。それによりますと、着陸誘導装置(ILS)のアンテナに接触するまで、急激な降下は見られず、下降気流(ダウンバースト)があった事は考えにくい、としています。一方、同機はパイロットが接触1分20秒前に自動操縦を解除し、手動操縦に切り替えました。接触15秒前から、通常の着陸高度から徐々に高度が下がっていた、とのことです。しかし、着陸2分前から視界が急激に低下しており、パイロットは接触2秒前に、エンジン出力を上げ、機首を上げる着陸復航(着陸やり直し)の操作をしたと見られています。このことから、着陸をやり直そうとしたが、上昇する前にアンテナに接触してしまったものと見られる、とのことです。
【コメント】視界が悪化するとパイロットは滑走路を視認しようとして、自分では気付かずに操縦桿や操縦スティックを押して、機首を下げてしまうことがある、とのことです。視界の急激な悪化と、パイロットの着陸やり直しの判断時期が適切かどうかが問われるのではないでしょうか。また、自動操縦解除の是非も問われることになりそうです。現在の自動着陸はかなり優秀なようです。

@全日空機がオイル漏れで立ち往生、大坂空港
 昨日午後3時半頃、長崎発大阪行きの全日空784便・B737型機が着陸した際に、オイルが漏れ、滑走路が使えなくなるトラブルがありました。着陸直前に油圧系統の警告が出た、とのことです。同機は誘導路上で停止し、滑走路の清掃作業などで、滑走路1本が約1時間閉鎖されました。この影響で2便が欠航し、1便が目的地を変更するなど10便に影響が出ました。

@大韓航空機に爆破予告電話、捜索も見つからず
 今日の「chosen Online」によりますと、現地時間か日本時間か分からないのですが、昨日午後5時50分頃、全日空のコールセンターに「大韓航空機に爆弾を仕掛けた」との電話があり、午後7時55分出発予定だった羽田発金浦行きの大韓航空2710便で乗客搭乗前に捜索が行われました。結局、爆発物は発見されず、同便は午後9時6分に出発しました。しかし、金浦空港の運用制限時間の午後11時に間に合わず、仁川空港に着陸しました。

@台北の松山空港でティウエイ航空機が接触事故
 現地時間13日午後0時30分頃、台湾の台北・松山空港で、韓国・金浦から到着したティウエイ航空667便・B737-800型機が誘導路を走行中に、主翼を駐機していた小型機の垂直尾翼に接触させる事故がありました。けが人は出ませんでした。


*5月13日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」10回目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」今年度10回目が発生しました。成田発ジャカルタ行きの全日空8437便・B767-300型機が、前便のアモイ空港における出発規制により、成田空港到着が遅れた、玉突き遅延のために、午後11時43分にA滑走路から離陸したものです。

@第3滑走路に対して、森田知事は慎重姿勢示す
 今日の毎日新聞によりますと、昨日開かれた「成田空港活用協議会」後の記者会見で、同協議会の会長を務める千葉県商工会議所連合会会長の石井氏は「最後は知事が出て行って、大臣をつかまえて『第3滑走路って必要なんだよ』とやってもらわねばならない」と述べました。これに対して森田知事は「首都圏空港の機能強化を考えねばならないことも理解している。でも、新滑走路増設となれば、騒音問題もある。関係者としっかり合意形成していかねばならない」と慎重な姿勢を示しました。

@京成電鉄の3月期連結決算は売上高増も純利益は5%減に
 京成電鉄が先月30日に発表した2015年3月期連結決算によりますと、売上高が前年同期比(以下同じ)1.6%増、純利益が5.0%減となりました。この内、運輸業は営業収益が0.2%増、営業利益が8.0%減となっています。
 また、来期の見通しでは売上高が0.8%減、純利益が5.5%増と見込んでいます。
 写真は印旛日本医大駅付近を走るスカイライナー。

@LCCの平均運賃はフルキャリアの最低運賃と比べ、3分の1〜4分の1
 国土交通政策研究所が先月28日に発表した「LCC参入による地域への経済波及効果に関する調査研究」によりますと、LCCの参入効果で、特に、若年層や低所得層や個人旅行に新たな需要を創設している、としています。また、LCC参入による地方への経済効果は、北海道では約70億円、愛媛県では約7.7億円、大分県では約9.6億円の経済効果があった、としています。さらに、フルサービスキャリアの下限運賃とLCCの平均運賃を比べたところ、幹線では約3分の1で差が約1万円だったのに対し、地方路線では約4分の1で差が約1.7万円となっていた、とのことで、「地方路線における維持・拡大・活性化が期待される」としています。

@全日空のB787型機で不具合2件
昨日午後2時頃、羽田発福岡行きの全日空257便・B787-9型機の点検で、ブレーキシステムに不具合が発生しました。この整備に時間がかかるため、同便は欠航となりました。
現地時間12日午後1時30分頃、台北発羽田行きの全日空852便・B787-8型機の点検で、動翼装置に不具合が見つかりました。この整備に時間がかかり、同便は約3時間30分遅れで出発しました。

@関西空港と大坂空港の運営権2次入札を数ヶ月延期へ
 国土交通省と新関西国際空港会社は関西空港と大坂空港の運営権売却の2次入札期限を、6月15日から数ヶ月延期する検討を始めました。現在の所、入札の意思を表明しているのはオリックスと空港運営大手の仏バンシ・エアポートの連合だけになっています。期限を延長して入札を促す狙いがある、とのことです。


*5月12日

@ GW 期間中の成田国際線利用者は12.7%増、日本人も2年ぶりに増加
 東京税関の調べによりますと、ゴールデンウイーク期間中に成田空港の国際線を使用した人は、約91万人となり前年同期比(以下同じ)で12.7%増となり、この5年間で最高を記録しました。この内、日本人は約2%増と、2年ぶりの増加となりました。外国人は約26%増となっています。

@ジェットスターが6月20日から成田=ケアンズ線を増便、8月にも期間限定増便
 ジェットスターは現在、週4便で運航してる成田=ケアンズ線を、6月20日からは週7便の毎日運航に増便し、8月2日から30日までは金・日曜日に増便し、週9便にする、と発表しました。機材はB787-8型機を使います。

@スカイマークの4月利用率が64.5%に、羽田路線が好調
 スカイマークが昨日発表した「4月搭乗実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)18.4%減、ロードファクター(座席利用率)は2.6ポイント増の64.5%となりました。羽田路線は好調だったものの、神戸路線や茨城路線は総じて苦戦し、約7割の路線で前年同月を下回りました。

@日本航空がプレエコ購入でジェットスターのビジネスクラス搭乗可能に
 日本航空は昨日、日本航空のプレミアムエコノミーサービスを購入した場合、共同運航するジェットスターのビジネスクラスに搭乗できるサービスを始める、と発表しました。今日から販売を開始しました。

@国土が羽田新ルート説明の特設ページ開設
 国土交通省はこのほど、羽田空港陸上ルートについての特設ページ「羽田空港のこれから」を開設しました。
 1日に開かれた「「羽田空港機能強化に関するコミュニケーションのあり方アドバイザリー会議」では、住民説明の第1フェーズとして、陸上ルートの必要性を説明し、第2フェーズでそれに伴う騒音などについての環境対策について。住民に説明する、としています。この住民説明を来年夏頃まで行い、2017年度の概算要求に着陸誘導装置(ILS)などの施設建設費や、防音対策工事について盛り込む、としています。

@エア・カナダ機内出産の夫妻、妊娠に気付かず
 エアカナダ機内で出産した、カナダ人夫妻は妊娠に全く気付いていなかった、と話しているそうです。このようなことは、たまにあるようで、日本でも、恋人と旅行していた女性が、東京ディズニーランドで元気な赤ちゃんを出産したことがあるそうです。

@トランスアジア航空機がオイル漏れで新千歳空港に緊急着陸
 今日午後0時過ぎに、台北発新千歳行きのトランスアジア航空670便・A330型機から「油圧異常の警告が出たので、緊急着陸したい」と連絡があり、午後0時20分頃無事に緊急着陸しました。同機は滑走路上で約1時間半にわたり停止したため、離着陸便に遅れが出ました。点検したところ、オイルが漏れていました。

@ジェイエア機がエアコン不具合で引き返す
 昨日午後3時20分頃、大阪発仙台行きのジェイエア2209便・CRJ200型機が離陸後に、外気を取り込むための装置にトラブルが発生し、引き返しました。同機は整備後、約2時間遅れで再出発しました。

@ロサンゼルス空港でスカイウエスト機が胴体着陸、けが人なし
 現地時間11日午前8時過ぎ、米国・ロサンゼルス空港にスカイウエスト航空の小型機が、左主翼の車輪が出ずに、胴体着陸を試み、無事着陸するトラブルがありました。乗客・乗員43人にケガはありませんでした。


*5月11日

@成田空港4月貨物輸出量は3.9%増、輸入量は0.2%減
 東京税関が今日発表した「成田空港4月国際線貨物取扱量」によりますと、総取扱量は前年同月比(以下同じ)0.8%増と、5ヶ月連続の前年同月比プラスとなりました。輸出量は3.9%増と10ヶ月連続のプラス、輸入量は0.2%減と13ヶ月連続のマイナスとなっています。

@成田行きのエア・カナダ機内で出産、緊急着陸
 昨日午後、カルガリー発成田行きのエアカナダ9便で、カナダ人女性が機内で産気付き、同乗していた医師の手助けで無事女の子を出産しました。同機は緊急着陸を要請し、定刻よりも早く午後1時54分に無事着陸しました。母子共に健康で、救急車で病院に搬送されました。出産時、機内には拍手が湧いた、とのことです。
【コメント】今回の場合は分かりませんが、出産を控えた人が搭乗する場合には、医師の証明書などを必要とする航空会社が多いようです。気をつけましょう。

@スクートが成田線に9月1日からB787-9型機を投入
 今日の「Traicy」によりますと、シンガポール航空傘下のLCC「スクート」は、現在1日1便運航している成田=台北=シンガポール線の機材を、9月1日から現在使用しているB777-200型機から、B787-9型機に変更することを明らかにしました。

@全日空B787-8型機がエアコン不具合で2時間20分遅れる
 昨日午前10時頃、成田発上海行きの全日空919便・B787-8型機でエアコンシステムに不具合が見つかり、整備のために約2時間20分遅れで出発しました。

@中国・福州長楽国際空港でMA60型機が滑走路を逸脱
 現地時間10日、中国・福州長楽国際空港で幸福航空のMA60型機が着陸時に滑走路から逸脱し、大破しました。この事故により、乗客・乗員7人が負傷しました。同型機は傑作機と言われたアントノフ24型機をベースに、中国が開発・製造した「Y7型機」の改良型です。しかし、事故が多発しています。今回の事故も、着陸装置の不具合ではないかとの指摘があります。
 写真は25年前に乗ったY7型機で、延安空港で撮影しました。


*5月10日

@ターキッシュが6月に成田=イスタンブール線を一部運休へ
 ターキッシュ・エアラインズは1日2便を運航している成田=イスタンブール線で、6月の50便と51便をそれぞれ6便運休する、と発表しています。詳しくは、このページで確認して下さい。多分、需要の関係と思います。

@作業車のオイル漏れで羽田空港A滑走路が約3時間閉鎖
 今日午前5時10分頃、羽田空港で全日空機を牽引中の作業車からオイルが漏れ、A滑走路と誘導路の一部が使えなくなりました。A滑走路の閉鎖は約3時間20分に及び、約20便に遅れが出ました。

@ジェイエア機が自動操縦不具合で大阪空港に引き返す
 昨日午後5時頃、大阪発熊本行きのジェイエア2389便・CRJ200型機が離陸したところ、自動操縦装置が作動しませんでした。このため、同機は大阪空港に引き返しを決めましたが、引き返す途中で同装置は復旧しました。しかし、熊本までの燃料が足りなくなり着陸しました。同機は午後6時30分頃再出発しました。

@全日空B787型機で動翼不具合
 現地時間9日午後4時頃、ジャカルタ発成田行きの全日空836便・B787型機が出発のため、移動を開始したところ、動翼装置の不具合が発生しました。同機は駐機場に戻り整備し、約3時間55分遅れで出発しました。

@インドのジェットエアウエイズ機で機長が急病に、副操縦士が着陸させる
 現地時間8日、タイ・バンコク発インド・デリー行きのジェットエアウエイズ63便・B737-800型機で、機長が急病になり操縦できなくなりました。同機は副操縦士が、非番で乗っていた同航空の別のパイロットの補佐を受けて操縦し、デリー国際空港に無事緊急着陸しましたが、副操縦士は地上走行に慣れておらず、牽引車で駐機場に移動しました。

@米国内線のデルタ航空・MD-88型機で客室内に煙り立ちこめ緊急着陸
 詳しいことは分からないのですが、現地時間7日、ニューヨーク・ラガーディア発チャールストン行きのデルタ航空2028便・MD-88型機で客室内に煙が発生し、サウスカロライナ州に緊急着陸しました。エンジンの一つに不具合が発生したため、とのことです。着陸は正常に行われ、乗客・乗員に負傷者は出ませんでした。


*5月9日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」9回目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」今年度9回目が発生しました。成田発ドーハ行きのカンタス航空807便が落雷に遭い、機材を変更したための遅延で、午後11時22分にB滑走路から離陸したものです。どこで落雷にあったのかは分かりません。

@2日深夜、「カーフュー弾力的運用」8回目が発生
 見落としましたが、2日に「カーフュー弾力的運用」今年度8回目が発生していました。上海発成田行きの全日空960便・B767-300型機が上海空港の悪天候による離着陸制限のため、前便での上海到着が遅れ、その後も、離着陸制限が断続的に発生したため、出発が遅れて、午後11時36分に成田空港に着陸したものです。

@NHKニュースが第3ターミナル1ヶ月で不満を取り上げる
 多分、昨日夕方のNHK「首都圏ニュース」だったと思うのですが、成田空港第3ターミナルの1ヶ月を取り上げていましたが、このニュースは主に、利用者の不満を取り上げたもののようで、「仮眠したいと思ったが、ソファーが満杯」「エレベーターはあるが、カートが使えない」「第2ターミナルから死にそうなほど遠い」などを取り上げていました。ネットには載っていませんので、詳しくは覚えていません。
【コメント】改善すべきところは改善するべきですが、格安航空会社(LCC)専用ターミナルと言う事を考慮に入れる必要があるでしょうね。安い価格とある程度の不便さを天秤にかけて、LCCにするか一般の航空会社にするか選ぶ必要がありそうです。LCCを利用するには、出来るだけ荷物を少なくすること(預け荷物の料金がなくなります)や、仮眠は第2ターミナルでするつもりで行くなどの心構えをする事もLCCを利用するコツでしょうね。でも、NHKがネガティブキャンペーンをしたのでしょうか?

@全日空の3月輸送実績で国際線旅客数は23%増、国内線は微減
 全日空が昨日発表した「グループ3月の旅客輸送実績」によりますと、国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)23.0%増、利用率は2.3ポイント増の76.6%となりました。
 国内線は旅客数が0.2%減、利用率が1.9ポイント増の67.7%となっています。
 成田空港関係路線の利用率は成田=札幌線が5.5ポイント減の51.5%、成田=大阪線が3.8ポイント減の85.7%、成田=福岡線が1.2ポイント減の45.5%、成田=中部線が5.1ポイント減の79.2%、成田=仙台線が1.6ポイント減の51.4%、成田=那覇線が5.4ポイント増の59.7%、成田=新潟線が7.0ポイント減の42.4%となっています。

@全日空B787-8型機がエアコン不具合で約1日遅れに
 現地時間7日午後4時頃、サンノゼ発成田行きの全日空171便・B787型機で、エアコンシステムに不具合が発生し、整備が長引いて約27時間10分遅れで出発しました。


*5月8日

@昨日はネット関係の不具合で更新できませんでした。やっと、原因が特定できました。

@「第3ターミナルは順調」と石指取締役
 成田国際空港株式会社(NAA)の石指取締役は5月1日の記者会見で第3ターミナルについて、4月8日から25日までの利用状況を明らかにしました。これによりますと、順調に運営されており、1日の平均発着回数は100回、乗客数は1日平均約14000人となった、とのことです。同社の想定では年間乗客数を500万人としていましたが、この割合で行きますと511万人となり、ほぼ想定通りになる、とのことです。利用者からは夜間の仮眠に使うソファーが少ないと指摘があるため、増設を検討する、とのことです。

@「第3滑走路は2020年前には難しい」
 成田国際空港株式会社(NAA)の石指取締役は5月1日の記者会見で、第3滑走路早期実現の署名について、「地域の経済界の方々が真剣に考えてくれている現れととらえている。しかし、一般的には用地買収や環境アセスメントなどがあり、2020年前には難しい」と述べました。

@ NZ 航空が8月21日から成田=オークランド線を全てB787-9型機で
 ニュージーランド航空は8月21日から、成田=オークランド線の全便をB787-9型機で運航する計画、とのことです。

@ゴールデンウイークの輸送実績は各社ともに好調
 日本航空が7日に発表したゴールデンウイーク期間中の利用実績によりますと、国内線が前年同期比(以下同じ)6.7ポイント増の73.5%、国際線が6.5ポイント増の85.0%となりました。
 全日空は利用率が国内線で7.6ポイント増の70.3%。国際線が7.7ポイント増の79.8%となっています。
 LCCでは、ジェットスター・ジャパンは国内線が10.0ポイント増の87.9%、国際線は88.1%、ピーチ・アビエーションは国内線が4.0ポイント増の91.1%、国際線が3.6ポイント増の86.1%、バニラ・エアは国内線が20.7ポイント増の88.1%、国際線が0.6ポイント減の86.9%、春秋航空日本は国内線で78.1%となっています。
 スカイマークは国内線で3.3ポイント増の82.0%となりました。

@日本航空のB787-8型機で不具合2件
 現地時間4月30日午前9時半頃、ニューヨーク発成田行きの日本航空3便・B787-8型機で出発準備中にブレーキシステムの不具合が見つかりました。この整備に時間がかかるため、同便は欠航となりました。
 2日午前8時頃、羽田発金浦行きの日本航空91便に使用する予定のB787-8型機で燃料タンクの不具合が見つかりました。この整備に時間がかかるため、同便はB767型機に機材を変更して出発しました。

@全日空B787-8型機が油圧不具合で遅れる
 昨日午前11時頃、羽田発シンガポール行きの全日空841便・B787型機が出発しようとしたところ、油圧システムに不具合が発生しました。このため、同機は駐機場に戻り整備を行い、約1時間40分遅れで出発しました。

@観光競争力調査で日本が初めてのトップ10入り
 スイスの研究期間「世界経済フォーラム」が2年に1度行っている観光の競争力調査で、日本は初めてトップテンに入りし、9位となりました。前回の14位から5ランクアップしました。項目別では「観光客へのサービス」「テロの脅威の少なさ」「鉄道インフラの質」など7項目で1位となりましたが、空港使用料や燃料費の高さなどの「価格競争力」では141ヵ国中119位でした。

@墜落したジャーマンウイングスの副操縦士が往路に急降下の練習か?
 フランスの航空機事故調査局は現地時間6日、墜落したジャーマンウイングス機の副操縦士が、事故の前便であるデュッセルドルフ発バルセロナ行きの便に乗務中、自動操縦で高度を下げる操作を行っていたことがフライトレコーダーの記録から明らかになった、と発表しました。同副操縦士は機長がいないときに、自動操縦装置の高度を30mに設定していたが、すぐに戻していたので、機長や乗客は気がつかなかった、とのことです。


*5月6日

@ GW 最終日の今日、成田空港に46900人が帰国予定
 ゴールデンウイーク最終日の今日、成田空港では46900人が帰国する予定で、朝から混雑している、とのことです。この混雑は夜まで続くとのことです。

@月間「 AIR LINE 」6月号で成田空港特集
 月間「 AIR LINE 」の6月号で、「LCC専用のターミナル3始動!成田空港特集」が掲載されています。

@スカイマーク再建計画合意の舞台裏
 昨日の朝日新聞によりますと、先月22日のスカイマーク再建計画合意の舞台裏には、スカイマークとインテグラルと全日空の間で、色々あったようです。インテグラルは再建を最初に買って出たことから主導権を全日空に握られたくないと言う思惑があり、一方、全日空は羽田の発着枠を自分の影響下に置きたい、として色々な注文をつけたようです。例えば、資本比率も全日空と同調する金融機関と合わせて、80%近くを要求したり、大幅なリストラや、機材を現在の27機から20機程度へ縮小する事を要求したりしたようです。スカイマーク側は「全日空が破綻前に支援を断った」と言う不信感や、第3極としての存在意義を捨てたくないなどの思惑があり、全日空の提案に反発しました。しかし、最終的にはインテグラルとしても、再建後に株の売却で利益を得ることが目的なので、2次破たんをしてしまっては元も子もないこと、全日空としても2次破たんをすると羽田枠を再配分することになり、日本航空などへの配分もあり得ることなどから、ぎりぎりで妥協したようです。そのきっかけになったのは最大の債権者である、米航空機リース会社、イントレピッドからスカイマーク側に届いた書簡で「全日空の参画が妥当だと考える」と書いてあったことにあるとのことです。同社の同意が取れなければ、再建は見込めなくなります。
【コメント】全日空としてはスカイマークが再生して路線を増やすような事態は避けたいのでしょうね。自社の国内線への影響や、ピーチ・アビエーションやバニラ・エアへの影響が考えられますから。“生かさず、殺さず”影響下に置きたいのが本音なのでしょうね。


*5月5日

@B滑走路南端の空港内所有地を売却の意向
 今日の毎日新聞によりますと、B滑走路の南側の着陸進入灯に隣接する成田空港内土地の所有者が、成田国際空港株式会社(NAA)に土地を売却する意向、とのことです。この土地は旧三里塚微生物農法の会の共同堆肥場と、男性が代表理事を務める農事組合法人の鶏舎があったところで、広さは約2130平方メートルあり、現在は更地になっています。男性は共同堆肥場の元会員に土地売却の意向を説明し、「堆肥場使用の権利を放棄する」という趣旨の文書に署名してもらっています。男性は取材に対し「取材にはお答えできないが、自分の反対運動はもう終わっている」と話した、とのことです。

@「(羽田国際線拡大影響)想定の範囲内というより限定的」と夏目社長
 今日の時事通信によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の夏目社長は同紙の取材に対し、羽田空港国際線枠拡大について「想定の範囲内というより限定的」と語りました。外国人の増加やLCCの国内線旅客増加に自信を深め、LCCの進出により「これから国際線需要はますます伸び、パイが大きくなる」としています。

@アシアナ機は着陸のやり直しをしようとしていた可能性
 今日のNHKニュースによりますと、広島空港で着陸に失敗したアシアナ航空機が、着陸直前に着陸をやり直そうとした可能性があることが分かった、とのことです。フライトレコーダーの分析から、出力スロットがエンジン出力を増加させる方向に操作されていた、とのことです。しかし、出力が上がる前に、着陸誘導装置(ILS)のアンテナに衝突してしまった、とのことです。

@全日空のB787-8型機がブレーキ不具合で欠航
 昨日午後2時頃、羽田発新千歳行きの全日空989便・B787-8型機でブレーキシステムに不具合が見つかりました。整備に時間がかかるため、同便は欠航となりました。

@スカイマークが機内で子どもと機長との質疑応答を計画
 今日の読売新聞によりますと、スカイマークは飛行中の機内で、機長が子どもの乗客の質問に答える「教えてキャプテン!」と銘打つサービスを導入する準備を進めている、とのことです。すでに、試験的に実施しました。客室乗務員がカードを配って、質問を募り、機長が機内アナンスで回答する計画です。
【コメント】もちろん、余裕のある時間帯を使ってのことでしょうが、安全上、問題はないのでしょうか。


*5月4日

@進む第2ターミナル駐車場工事
 2月21日の出来事でも取り上げた、第2ターミナル第2駐車場の北側に、新たな立体駐車場を建設する工事ですが、かなり、進んでいるようです。完成は「夏」となっていましたが、夏休みに入る頃には供用が開始されるのではないでしょうか。
 写真は1日に撮影した建設中の工事現場です。この左側に第2駐車場北棟があります。

@国際線乗継客向けのツアー参加者が増えている
 今日のSankeiBizによりますと、今年から始まった国際線を乗り継ぐ客向けのツアー参加者が少しずつ増えている、とのことです。多い日には10人程度が利用し、評判は上々、とのことです。今後、空港内でのアピールにも力を入れ、参加者を増やす方針です。

@ホンダジェットの見学会が行われる
 今日、成田空港でホンダジェットの見学会が行われています。午前の部のようすをNHKニュースが放映していました。午後も行われており、合計800名が参加する予定です。


*5月3日

@「第3滑走路早期実現署名」は地元以外から約4万人
 先月28日に国土交通大臣に提出された「成田第3滑走路実現する会」の署名ですが、署名数16万6116人の中には、全国から約1万人、千葉市中心の団体から約3万人が含まれている、とのことです。
 池内会長は第3滑走路早期実現の必要性について「訪日外国人が昨年は1341万になった。今後も、この勢いで増加すれば、2022年の前にも成田空港の容量が限界に達する恐れがある」事を上げています。
 しかし、これはおかしいのではないでしょうか。訪日外国人の増加と成田空港の発着回数や旅客数の増加は比例しているとは言えません。2014年度の年間総発着回数は前年度比1%の増加にとどまり、23万回に達していません。国際線旅客数でも外国人が15%増であるにもかかわらず、全体で5%減となり、総旅客数もLCCによる国内線旅客数が16%増であるにもかかわらず、2%減となっています。これら、成田空港の現状を見る限り、第3滑走路早期実現の必要性は見いだせないはずです。
 この現状を踏まえて、成田空港が今行うことは、成田空港の利便性とサービスを高めて、「愛され、使いたくなる空港」「騒音などの対策を充実させて、地元から喜ばれる空港」を構築することではないでしょうか。

@資料室の「成田空港に乗り入れているLCC」に追加しました
 資料室の「成田空港に乗り入れているLCC」のページに3社を追加しました。もっとも、格安航空会社(LCC)の定義には色々あるようで、区別が難しくなっています。中にはスカイマークやスターフライヤーやエアドゥなどをLCCに分類しているところもあります。今後、この垣根はますます不明確になっていくのではないでしょうか。

@全日空のB787-8型機がエンジンシステム不具合で機材を交換
 昨日午後7時頃、羽田発松山行きの全日空599便・B787-8型機が出発しようとしたところ、エンジン始動システムに不具合が発生しました。整備に時間を要するため、使用機材を変更して約2時間20分遅れで出発しました。なお、この機体は前日にトラブルを起こした機体で、連日のエンジンシステムトラブルです。

@国土交通省がタイ航空当局に「合意が守られていない」と注文
 現地時間2日の「バンコク週報」によりますと、タイの運輸大臣は先月30日、日本の航空局から、タイ航空当局に「問題解決に関する合意が守られていない」とする警告があったことを明らかにしました。国際民間航空機関(ICAO)がタイ当局に示した問題に対するタイ側の解決策が、ICAOによって却下された件に関して、タイ側が日本側に連絡をしていなかったことに対する抗議のようです。
【コメント】国土交通省は日本のゴールデンウイーク需要や、タイ側の要望に応えて、かってのフィリピンに対する時とは違う、特別な合意を行ったようですが、これで良いのでしょうか。安全第一で考えないといけないのではないでしょうか。


*5月2日

@アメリカンが8月19日から成田=シカゴ線を増便へ
 アメリカン航空は現在週5便で運航している、成田=シカゴ線を8月19日から増便し、週7便とします。また、同時にB787-8型機を投入する、としています。

@成田空港は今日出国ピーク、第3ターミナルは大丈夫?
 昨日第3ターミナルに行きましたが、ゴールデンウイーク期間中のためでしょうか、かなりの混雑でした。昼食をフードコートで食べようと思ったのですが、どの店も行列で食べるのをあきらめ、第2ターミナルのコンビニ弁当を展望デッキで食べました。
 今からこの混雑、今日はゴールデンウイークの出国がピークを迎えて(今日1日で約47000人が出国予定)いますが、どうなっているのでしょうか。キャパシティーは年間750万人とのことですが、2014年はLCC旅客数は600万人でした。この第3ターミナルも、混雑し過ぎて、利用者からの不満が高まるのではないでしょうか。
 今は閉鎖されている第2ターミナルの旧LCC施設を再活用することもあるのでしょうか。
 写真は第2ターミナルにあった、旧ジェットスター・ ジャパンのチェックイン施設です。今はシャッターが降りています。

@広島空港の ILS が4日に仮復旧
 国土交通省は昨日、広島空港の着陸誘導装置(ILS)を4日からカテゴリー1で仮復旧すると発表しました。

@全日空のB787-8型機がエンジンシステム不具合で機材交換
 昨日午後7時頃、羽田発松山行きの全日空599便・B787-8型機が出発に向け移動を始めたところ、エンジン制御システムに不具合が発生しました。この整備に時間がかかるため、同機は機材を変更して約1時間40分遅れで出発しました。

@「渋谷トラベルプラザ」が昨日で業務停止、代金入れるも航空券届かず
 旅行代理店「渋谷トラベルプラザ」が昨日付で業務を停止しました。東京都には同社で航空券を購入した客から「代金を払い込んだのに、航空券が届かない」などの相談が約460件よせられている、とのことです。今の所、負債総額が分からないため、返金できるかどうかも分からないようです。

@マレーシア航空がA380型機など大型機を売却へ
 相次ぐ事故により、経営が悪化しているマレーシア航空は6機のA380型機を全て売却する方針です。A380型機の他にもB747-8F型機2機、B777-200ER型機4機、A330-200F型機4機を売却する、としています。同社は地域航空会社として再建を図る計画です。


*5月1日

@4月のアクセス数は30,055回でした。

【訂正】昨日の成田国際空港株式会社(NAA)の2014年度運用状況の中で、外国人旅客数を100万人と書いてしまいましたが、1000万人の間違いです。すみません。

@今日成田空港に行ったところ、ホンダジェットが来ていました
 今日、成田空港に行ったところ、芝山千代田駅側の駐機場にホンダジェットが駐機しており、そこから、第2ターミナルの方に移動していきました。第2ターミナルに「ホンダジェットはこちら」と書いたプラカードを持った、案内係がいましたので、第2ターミナルの方でお披露目会があったようです。写真は第2ターミナル方面に移動するホンダジェットですが、陽炎がひどく良い写真は撮れませんでした。

@「当面はリテール収入増に力を入れる」夏目社長
 成田国際空港株式会社(NAA)の夏目社長は昨日の記者会見で、15日に発表する2015年3月期決算について「リテール事業の収入が予定よりも伸び、約970億円になるのではないか。来期(2016年3月)には1000億円を見込めると考えている。一方、航空系収入は発着回数は増えているが、LCCが主で、機材が小型化していることにより、着陸料などの収入は余り伸びない。今後もリテール事業に力を力を入れていかなければならない」と述べました。

@2015年3月期決算で純利益は全日空が392億円、日本航空が1440億円
 昨日発表された全日空日本航空の2015年3月決算を比べてみますと、売上高が全日空1兆7134億円、日本航空が1兆3447億円となりました。営業利益は全日空が915億円、日本航空が1796億円となっており、純利益は全日空が前期比7.8%増の392億円の黒字、日本航空が同10.3%減の1490億円の黒字となりました。
 また、2016年3月期の見通しは全日空が純利益を520億円の黒字、日本航空が1440億円の黒字としています。日本航空は、税制改正により税の支払いが約130億円増加する見込みです。

@「日本航空との格差は3〜4倍」とANA ホールディングス執行役員
 今日のAviation Wireによりますと、昨日、決算発表したANA ホールディングスの平子上席執行役員は日本航空との差について「営業利益は過去4番目で好決算だったが、JALと比べて1対2くらいの格差。純利益は392億円に対して、JALは1000億円以上だ。企業の利益は純利益で決まり、格差は3倍、4倍以上で、縮まるどころかむしろ開いており、今後の競争環境が懸念される」と述べました。
【コメント】この考え方はいかがなものでしょうか。全日空は日本航空への縛りが解ける2017年までに、優位な立場を確保しようと積極的な投資を行っています。一方、日本航空は国の縛りで積極的な投資は出来ません。これが、全日空の負債を増やし、純利益を押し下げていると思うのです。これを棚に上げて、「競争環境が懸念される」と言うのは「もっと日本航空の手を縛れ」と言っていることになり、国の庇護を求めていると同じ事になりますね。

@バニラ・エアの決算は30億円の赤字に、「来期は黒字化できる」と自信
 ANA ホールディングスは昨日の決算発表の席でバニラ・エアについて、2015年度3月期決算の収支が30億円の赤字となった事を明らかにしました。しかし、「平均搭乗率は80.3%と高く、月を追うごとに業績は良くなっており、2016年度3月期での黒字化は十分可能」としています。

@日本貨物航空が3年ぶりの黒字
 日本郵船が昨日発表した2015年3月決算によりますと、日本貨物航空の決算が3年ぶりに黒字となりました。黒字額は40億円になります。米国の港湾労働者の争議で、自動車部品やポテトなどの航空輸送が増えたことと、燃料安が貢献している、とのことです。

@B787型機で8ヶ月電源を落とさないと、電源喪失の恐れ
 詳しいことはまだ分からないのですが、米国連邦航空局(FAA)は現地時間4月30日、B787型機の電源を8ヶ月間連続して入れておくと、全ての電源が落ちる不具合がある、と発表し、米国で運航している同型機について、連続電源使用が4ヶ月になる前に電源を切り、リセットする必要があるとの整備命令を出しました。このトラブルは電源システムのバグから起こる、とのことで、ボーイング社はバグを解消するソフトウエアを提供する、とのことです。飛行中にこの不具合が発生した場合には重大な事故に直結しますが、実際には、8ヶ月間も電源を入れっぱなしにすることはほとんどない、とのことです。日本の国土交通省もこれに基づいて対応を迫られることになりますが、当面の運航に支障はでない見込みです。


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