2017年9月後半の出来事


*9月30日

@オリンピック期間に選手・関係者用に臨時ターミナル開設
 今日のNHKニュースによりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は2020年のオリンピック期間に、参加した選手らが競技終了後に相次いで帰国するのに伴う激しい混雑を緩和するため、選手や関係者専用の臨時ターミナルを設けることになりました。場所は検討中ですが、現在は使用されていない航空会社の搭乗手続きカウンターや、隣接するビルの改修を行って臨時ターミナルを設置する予定で、保安検査場や出国審査場も備える、とのことです。
【コメント】NHKニュースの映像ですと、第2ターミナル南側の、以前にジェットスター・J が利用していた場所を使うようです。写真は第2ターミナルにある旧ジェットスター・J カウンターのあった場所です。(赤枠部分)

@成田空港行きの日本航空機が異臭で新千歳空港に緊急着陸
 昨日午後3時半頃、ロサンゼルス発成田行きの日本航空61便・B777型機から、国土交通省新千歳空港事務所に「コックピットで異臭が発生しているので、目的地を新千歳空港に変更し緊急着陸する」との連絡がありました。同機は同5時前に無事緊急着陸しました。乗客・乗員にケガなどはありませんでした。日本航空によりますと機内で火や煙が出た痕跡はなかった、とのことです。パイロットによりますと操縦室の飛行記録を印刷するためのプリンターが熱を持って、何かが焦げたような臭いがした、とのことです。乗客は別の便に乗り換えて羽田空港に向かいました。

@国内線が旅客数で7.1%増、利用率で5.1ポイント増・全日空の8月実績
 全日空が昨日発表した「ANA グループ8月実績」によりますと、国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)8.4%増の89万6432人、利用率は0.4ポイント減の80.8%となりました。
 国内線旅客数は7.1%増の411万3379人、利用率は5.1ポイント増の76.2%となっています。この内、成田空港路線の利用率は成田=札幌線が3.0ポイント増の71.5%、成田=大阪線が5.5ポイント減の85.0%、成田=福岡線が3.6ポイント増の70.4%、成田=那覇線が0.3ポイント増の68.0%、成田=仙台線が13.2ポイント増の68.4%、成田=新潟線が15.7ポイント増の72.5%、成田=中部線が3.5ポイント減の76.8%となっています。
 運航実績は国際線が欠航率0.2ポイント悪化の0.2%、定時出発遅延率が5.3ポイント悪化の21.5%、定時到着遅延率が1.6ポイント悪化の20.2%となり、国内線は欠航率が0.3ポイント改善の1.2%、定時出発遅延率が1.6ポイント悪化の15.8%、定時到着遅延率が0.7ポイント悪化の18.2%となりました。

@オリエンタルエアブリッジ機がオイル漏れで欠航多数
 28日午後6時過ぎ、福江発長崎行きのオリエンタルエアブリッジ・DHC8-201型機のパイロットによる出発前点検で、左エンジンからオイルが漏れているのが見つかりました。このため。同便は欠航となり、修理のため、昨日の10便が欠航となりました。なお、この機体は27日、客室内に霧状の物質が発生し、修理を終えたばかりの機体でした。

@ MRJ 試験2号機が試験飛行を再開
 エンジントラブルを起こした MRJ 試験2号機が現地時間28日午前11過ぎから試験飛行を再開しました。約1ヶ月ぶりの試験飛行再開になります。

@ボンバルディアが「スコープ問題で、 MRJ やE175-E2型機の米国での飛行は出来ない」
 現地時間25日の「FlightGlobal」によりますと、ボンバルディア社の地域航空担当副社長は「米国の小型機に関する『スコープ条項』の緩和はないだろう」と述べ、従って、三菱航空機会社のMRJ90型機とエンブラエルのE175-E2型機の米国での飛行は出来ない、との予測を述べています。そして、ボンバルディア社のCRJ700型機やCRJ900型機やCRJ1000型機はこの『スコープ条項』に触れずに飛行できるとアピールしています。
【コメント】ボンバルディア社は28日の出来事で書いた「相殺関税」問題で、Cシリーズの米国への売り込みが厳しい情勢で、今後の会社経営の見通しも不透明になりました。しかし、確かに『スコープ条項』の緩和は今の所難しいようです。
 とすると、三菱航空機会社は大量発注を受けている米国リース会社向けの MRJ 90型機について、 MRJ 70型機への変更を交渉しないとならないことになります。MRJ90
型機はボーイング社が製造しているB737MAX型機などと競合していないとは言え、 MRJ に対しても何らかの理由をつけて、矛先を向ける可能性も否定できません。


*9月29日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」67例目が発生
 昨日深夜、2017年度「カーフュー弾力的運用」67例目が発生しました。
・67例目 アモイ発成田行きの全日空8516便・B767-300型機が、アモイ空港出発時に、航路上の悪天候(雷雨)による管制制限のため、成田空港に午後11時11分、B滑走路に着陸したものです。

@11月30日に「 MRJ ミュージアム」がオープン
 三菱航空機会社は今日、名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場内の、MRJ最終組み立て工場5階に「MRJミュージアム」を、11月30日にグランドオープンすると発表しました。また、2階から実機の製造作業を見学できます。開館時間は午前10時〜午後5時40分で、毎週火曜日と年末年始が休館となります。見学は事前申し込みが必要で、10月末から受け付ける、とのことです。
 なお、米国現地時間9月28日(日本時間29日)は三菱リージョナルジェット(MRJ)試験1号機「JA21MJ」が、昨年、モーゼスレイク・フライトテスト・センターに到着した1周年記念日になります。1号機は元気に、毎日のように試験飛行を実施しています。

@オリエンタルエアブリッジ機の霧状物質発生トラブル原因はACMの不具合
 オリエンタルエアブリッジによりますと、27日に発生した霧状物質発生トラブルの原因は空調関連機器のエアサイクルマシーン(ACM)の不具合とのことです。

@アシアナ航空パイロットが操縦中にケンカし、ペットボトル投げる
 韓国メディアが伝えたところによりますと、現地時間20日の仁川発ローマ行きアシアナ航空機で、操縦を担当していた機長とチーム長(どのような立場の人かわからないのですが)が大げんかを始め、チーム長が操縦中の機長にペットボトルを投げつける事態が発生した、とのことです。ペットボトルの水が操縦機器に入り込んだ場合、機器が故障し、重大なトラブルになる危険もあった、とのことです。同航空では昨年12月にも離陸直前にパイロットが殴り合いの大げんかをするトラブルがありました。


*9月28日

@稲敷市の工場敷地に脱落パネル見つかる、7日に全日空機が落としもの
 昨日午前11時頃、成田空港の北約20Kmの成田空港B滑走路飛行コース直下になる、茨城県稲敷市の工場敷地に航空機の部品らしきものが落ちているのが見つかりました。物体は強化プラスチック製で長さ約1.47m、幅約60〜30Cmの台形で、重さが約3Kgありました。幸い、人や建物などに損害はありませんでした。国土交通省成田空港事務所などでは航空機の部品の可能性が高い、として調べています。今月7日と8日に同一の全日空機から胴体パネルが落下しており、このパネルの可能性が高い、とのことです。
 追記; 国土交通省は今日、部品番号から7日に全日空機から脱落したものと判明したことを明らかにしました。
【コメント】昨日書いたとおりの心配が現実のものとなりました。もし、全日空が7日に原因を徹底的に究明していれば、8日の落下は防げたはずです。国土交通省が本気で落下物根絶の対策を取っているとは思えません。航空会社の機材繰りの“都合”を優先したものと思われます。

@今度はバニラ・エアがライトカバーを落とす
 今日の「テレ朝news 」によりますと、昨日午後9時過ぎ、フィリピン・セブ発成田行きのバニラ・エア602便・A320型機の着陸後点検で、主翼の付け根にある着陸灯のカバーがなくなっているのが見つかりました。 NAA では滑走路を一時閉鎖して、点検しましたが、見つかりませんでした。セブでの出発前点検ではカバーがあった、とのことで、飛行中か着陸時に脱落したものと見られます。
 写真は以前に撮影した、カバーを落とした JA04VA機です。

@発着回数は3%増、旅客数は2%増、成田空港8月運用状況
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「8月 空港運用状況」によりますと、総発着回数は前年同月比(以下同じ)3%増の2万2144回と開港以来の 最高値を更新しました。この内、国際線発着回数は2%増と開港以来の最高値を更新、国内線発着回数は7%増となっています。
 総旅客数は2%増の380万9126人と開港以来の最高となり、この内、国際線旅客数は1%増の306万7724人となりました。内訳は日本人が1%増、外国人が9%増と8月としての過去最高となっています。また、国内線旅客数は8%増の74万1402人と開港以来の最高となりました。
 総国際線貨物量は8%増と8月としての過去最高となり、この内、積込は11%増、取卸は6%増となっています。
 給油量は4%減でした。

@第2ターミナルで置き引きした中国人を逮捕
 県警成田空港署は昨日までに、今年3月1日に第2ターミナル3階でカウンターに置かれていた財布を盗んだとして、24歳の中国人の男を逮捕しました。防犯カメラの映像などで特定し、再来日した際に逮捕したものです。本人も容疑を認めている、とのことです。

@昨日の日本航空機のエンジントラブルで異常は見つからず
 昨日羽田空港で発生した日本航空機のエンジンの炎ですが、日本航空で点検したところ、出火の痕は見つかりませんでした。操縦計器にも異常はなかった、とのことです。専門家は空気の混合比がずれて、不完全燃焼を起こしたのではないか、としています。
【コメント】今はそんなことはめったに見かけませんが、昔は自動車でも不完全燃焼(アフターファイヤー)でボンという大きな音と煙や炎が出ることが、結構ありましたね。

@オリエンタルエアブリッジ機が機内に霧が発生し引き返す
 昨日午後7時半頃、長崎発対馬行きのオリエンタルエアブリッジ61便・DHC8-201型機で、離陸後、客室内に霧のようなものが出た、として長崎空港に引き返し、同40分過ぎに無事緊急着陸しました。この機体は今年3月にも同様なトラブルで、緊急着陸しています。乗客・乗員にケガはありませんでした。

@ライアンエアが今冬季ダイヤで34000便を運休とする見込み
 欧州で破竹の勢いで成長してきた LCC のライアンエアですが、ここに来てパイロット不足が深刻化し、10月末から始まる冬季ダイヤではこれまでより25機少ない航空機を使い、冬季ダイヤ中に約34000便を運休とする見込みです。これにより、約40万人に影響を与える、としています。

@米国がボンバルディア機輸入に220%の相殺関税かける方針
 米国の商務省は現地時間26日、カナダのボンバルディア社のCSeriesの輸入に220%弱の相殺関税をかける方針を予備決定しました。これが来年2月8日に確定されますと、輸入されるCSeriesの値段は3倍になる事になります。理由は、CSeriesが米国の航空機産業に重大な影響を与える恐れが強い、としています。「ボンバルディア社はカナダ政府から不当な補助を受けている」とするボーイング社の申し立てを受けたことによります。カナダ政府はこれに対し、米国が相殺関税の方針を撤回しない限り、ボーイング社の軍用機を購入しない、との方針を表明しています。

@マレーシア航空がB737MAX型機8機をB787-9型機に変更
 マレーシア航空は発注しているB737MAX型機25機の内、8機をB787-9型機に変更し、新たにB737MAX8型機8機を購入する覚書をボーイング社と取り交わしました。


*9月27日

@羽田発松山行きの日本航空機のエンジンから炎、出発取りやめ
 今日午前8時前、羽田発松山行きの日本航空431便・B737型機が離陸に向け、滑走路に進入したところ、後に続いていた全日空機のパイロットが、日本航空機の第2エンジンから炎が出るのを確認し、管制官に連絡しました。このため、日本航空機は離陸を取りやめました。滑走路には異常はなく、羽田空港は通常通り運用されている、とのことです。なお、乗客は代替機で松山に出発しました。日本航空はエンジンの点検を行っています。

@羽田空港新ルート「地元住民の理解を得てから行う」と石井大臣
 今日の「日刊航空」によりますと、石井国土交通大臣は昨日の記者会見で羽田空港新都心ルートについて、記者団から「3.9万回増便に向けて、住民理解の前に対応施設の工事が始まったのではないか」との質問されたのに対して、「工事は、地元の理解をいただくという前提であると考えている。地元の理解がなければ新しいルートは難しい。あくまでも地元の方、住民の理解を得て、新しい飛行ルートを設定するという考え方だ」と答えました。また、大阪でのKLMオランダ航空機の落下物事故に関連して羽田空港新都心ルートの落下物対策について「駐機中の機体チェック体制の強化など、未然防止策の徹底を行うと同時に、事故発生時の対応の強化として、情報収集や原因分析の強化、航空会社に対する処分を強めていく、などの検討を加速化したい。また、保険の加入促進や見舞金制度の創設など補償の充実も速やかに具体化を図りたい」と述べました。
【コメント】「住民の理解」とは何を指すのでしょうか。本当に住民の理解を得たいのであれば、飛行コース直下住民への学校区毎の対話型説明会を実施すべきではないでしょうか。また、地元議会や首長などの同意を「住民の理解」と強弁し、強行することは許されませんね。

@運輸安全委員会がオランダに調査官を派遣へ
 運輸安全委員会は大阪で発生したKLMオランダ航空機の落下物事故について、オランダ側に機体の状況保全を要請していますが、この機体を調査するために。近く、調査官を派遣することを明らかにしました。
【コメント】これは当然の措置ですが、国土交通省の措置には、日本の航空会社に対する場合とは落差があるように感じます。今月7日と8日に起こった全日空機のパネル脱落事故の場合は、機体保全の措置はとらなかったようです。ですから、2日連続して同じパネルが脱落する事故が起こったのではないでしょうか。人や車に当たったからの差別なのでしょうか。しかし、全日空機の場合も落下場所によっては同じ事が起こっていたはずです。落下物事故が多発する成田空港周辺では、落下物事故を少しでも減らすために、KLMオランダ航空機のような徹底した対応を取って欲しいものです。

@スカイマークの8月運航実績で定時出発遅延率が大幅に改善
 スカイマークが発表した「8月 運航実績」によりますと、欠航率は前年同月比(以下同じ)0.1ポイント悪化の1.1%で全てが天候のため、となっています。また、定時出発遅延率は5.2ポイント改善の7.1%でした。

@カタール航空がB747-8F型機2機などを発注
 カタール航空はボーイング社に対して、B747-8F型機2機とB777-300ER型機4機を発注しました。


*9月26日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」66例目が発生
 昨日深夜、2017年度「カーフュー弾力的運用」66例目が発生しました。
・66例目 上海発成田行きの中国国際航空157便・B737型機が、上海空港における悪天候(雷雨)による管制制限のために出発が遅れた玉突き遅延により、午後11時40分にB滑走路に着陸したものです。

@「成田第3滑走路実現を目指す有志の会」が建言書を提出
 今日の千葉日報(電子版)によりますと、成田空港の機能強化を推進する地元商工団体などでつくる「成田第3滑走路実現を目指す有志の会」は昨日、四者協議会の構成員である国土交通省・千葉県・成田国際空港株式会社(NAA)に機能拡張を求める建言書を提出しました。建言書では(1)空港の機能拡張継続、(2)空路と陸路の結節点化、(3)周辺地域との交流活発化の3点を掲げています。これに対して NAA の夏目社長は「できる限り実現できるよう最大限努力する」と述べました。
【コメント】この会が考えているのは自分たちの利益だけなのでしょうね。騒音が激しくなる住民の苦悩など「どこ吹く風」なのでしょうね。

@入国を認められなかったフィリピン人男性が逃走、未だ見つからず
 昨日午前6時15分頃、ジェットスター・J のマニラ発の便で成田空港に到着し、第3ターミナルから入国しようとした40歳代のフィリピン人の男が、入国を認められませんでした。同10時20分頃に第1ターミナル2階にある出国待機施設に、退去命令を受けたもう1人のフィリピン人男性の2人を、2人の警備員で移動する際に、1人が隙を見て逃げ出しました。まだ見つかっていない、とのことです。
【コメント】入国できなかったフィリピン人2人を、警備員2人で移動すると言うのは無理ですね。逃走したときに、警備員の1人は車の運転席にいた、とのことですから結果的に警備員1人で2人を監視していたことになり、1人が逃走したら、逃げられるのが当たり前、ですね。このような場合、責任は航空会社にあるようです。

@バニラの8月輸送実績・旅客数は大幅増も国内線利用率は3.3ポイント減
 バニラ・エアが昨日発表した「8月 輸送・運航実績」によりますと、国内線旅客数は前年同月比(以下同じ)31.1%増の14万6272人、利用率は3.3ポイント減の89.1%となりました。また、国際線旅客数は25.7%増の11万1311人、利用率は2.2ポイント増の92.0%となっています。
 運航実績では国内線欠航率が0.3ポイント悪化の1.9%、定時出発遅延率が3.4ポイント改善の14.9%となり、国際線では欠航率が0.5ポイント改善の1.3%、定時出発遅延率が2.1ポイント改善の16.5%となっています。


*9月25日

@グアム発仁川行きのエアソウル機が那覇空港に緊急着陸、エンジン1基止まる
 今日午前7時40分頃、グアム発仁川行きの韓国・エアソウル101便・A321型機が那覇空港に緊急着陸しました。同機は日本時間午前3時50分頃グアムを離陸しましたが、同午前6時5分頃に那覇空港の東約660Kmを飛行中に、右(第2)エンジンが停止し、目的地を変更して緊急着陸したものです。このトラブルで那覇空港発着の4便に最大で14分の遅れが出ました。
【コメント】エアソウルはアシアナ航空が設立した格安航空会社(LCC)ですが、10月29日からは成田=仁川線を1日1便で開設する事になっています。整備はきちんとして欲しいですね。

@シドニー空港の管制システムがダウンし、空港が大混乱に
 今日の「日豪プレス」によりますと、オーストラリアのシドニー空港で現地時間今日午前5時頃、管制システムの不具合が発生しました。これにより、管制レーダーで便名が表示されなくなりました。このため、通常は1時間当たり約50便の離発着が行われていますが、これを手動で行ったため、1時間当たり15便程度の管制しか出来なくなり、多数の遅れや欠航が発生しました。オーストラリアでは今日から学校休みの旅行シーズンが始まったこともあり、空港は大混乱に陥りました。システムは約3時間後に復旧しましたが、混乱は明日まで続くものと見られています。


*9月24日

@横芝光町木戸台区住民が機能強化計画での騒音実体験
 今日の千葉日報(電子版)によりますと、成田空港の南に位置する横芝光町木戸台区の住民11人は昨日、運用時間の拡大や建設が予定される第3滑走路が出来た場合に、同地区がどのくらいの航空機騒音に晒されるのかを体感する直接体験を行いました。同地区は第3滑走路が建設されると約5.6Kmに位置します。体験は第3滑走路が建設された場合の同地区と同じ条件になる、芝山町と成田市からそれぞれ2ヵ所を選び、騒音を体験しました。参加した主婦は「騒音が拡大する実感が湧いた」と顔を曇らせ、農業男性は「空港は民間会社の一つに過ぎない。その発展のため、さらにうるさくなるのは我慢できない」と不満を表明し、同区区長は「町内でも特に騒音が大きく、将来への懸念が強い。機能強化について今から皆で考え、行動していきたい」と話しました。
【コメント】写真は木戸台区に立てられた看板です。

@共生財団がホームページに「28年度年表」を公表
 成田空港周辺地域共生財団は21日、「平成28年度 成田国際空港周辺航空機騒音測定結果(年報)」をホームページで公表しました。

@成田空港で旅客機との綱引きイベントが行われる
 成田空港では今日、空の日イベントの「旅客機との綱引き」が行われました。全国から抽選で選ばれた小学生と保護者300人が参加しました。子どもだけで3本の綱を引いてもピクリともしなかった旅客機も、大人と子どもがかけ声に合わせて引くと動き始めました。約15mほど引いたところで、子どもたちの歓声が上がりました。

@関空発のKLM機がパネル落とし、乗用車に当たる
 昨日午前11時頃、関西発アムステルダム行きのKLMオランダ航空868便・B777-200型機の、胴体主翼付け根付近にあるパネルが落下しました。パネルは大阪市北区西天満の国道1号を走行中の自家用車に当たりました。乗用車は屋根が凹み、後ろの窓ガラスが割れましたが、幸い、乗っていた2人にケガはありませんでした。パネルは縦60cm、横約1mで重さは4.3Kgありました。KLMオランダ航空機は同午前10時40分頃に関西空港を離陸したものですが、落下した際に機内に異常はありませんでした。運輸安全委員会は重大インシデントに認定し、調査を始める、とのことです。同機はそのまま飛行を続け、無事、アムステルダムに到着しました。
【コメント】部品の場合にはこのように落とし主を特定するのも早いのですが、氷塊の場合には難しいのですね。特に、混雑空港では飛行コース直下では2分に満たない間隔で飛行機が通過しますから、特定できない場合も多いのです。


*9月23日

@日本航空がハワイアン航空と提携へ、18年3月頃から共同運航
 今日の日本経済新聞によりますと、日本航空はハワイアン航空と提携することになりました。共同運航を2018年3月をメドに始めます。将来的には「ジョイントベンチャー」と呼ばれる共同事業を検討する、とのことです。ハワイアン航空は現在、全日空と提携していますが、これを日本航空に変更する事になります。日本=ホノルル線のシェアーは日本航空が30%、全日空が15%、ハワイアン航空が15%となっています。
【コメント】全日空は2019年春にも成田=ハワイ線にA380型機を投入する予定で、競争が激化する見込みです。これを、迎え撃つための提携なのでしょうね。

@日本航空の8月実績は国内線が好調
 日本航空が昨日発表した「9月 JAL G マンスリーレポート」によりますと、国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)0.1%増の74万9347人、利用率は0.1ポイント減の83.1%となりました。
 一方、国内線旅客数は6.2%増の323万2516人、利用率は4.2ポイント増の78.2%となっています。
 この内、成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が±0の81.4%、成田=札幌線が9.3ポイント減の52.5%、成田=名古屋線が0.7ポイント増の80.8%、成田=福岡線が2.3ポイント増の51.3%となっています。
 運航状況は欠航率が国際線で±0の0.0%、国内線は0.6ポイント悪化の2.3%となっており、定時出発遅延率は国際線で2.6ポイント悪化の15.8%、国内線で3.2ポイント悪化の12.9%となっています。

@経営破綻のエア・ベルリンが買い手としてルフトとイージージェットを指名
 経営が破綻した「エア・ベルリン」は現地時間21日。同社の航空事業の買い手候補として、独ルフトハンザ航空と英格安航空会社イージージェットを選定した、と発表しました。ただし、航空機整備部門といった航空事業以外の資産についてはその他の応札者と交渉を続ける、とのことです。

@トルコ航空がB787-9型機40機発注の覚書締結
 トルコ航空(ターキッシュエアラインズ)は現地時間21日、ニューヨークでボーイング社とB787-9型機を40機購入する覚書を締結しました。


*9月22日

@「AirX」がヘリコプターの座席を1席ずつ販売するサービス
 AirX(エアーエックス)は17日、成田空港などへのヘリコプターライドシェアサービス「CodeShare(コードシェア)」を開始します。通常は人数にかかわらず1往復分の代金が発生しますが、この「CodeShare」では1席ずつから予約できます。発着は新木場にある東京ヘリポートですが、都内23区からは無料タクシー送迎と荷物の無料配送が行われます。成田空港へは所用時間約20分で、料金は5万9800円となります。予約は席に空きがあれば、前日でも可能なようです。
 写真はA滑走路西にある新しいヘリポートです。

@「航空機落下物被害救済制度」の加入航空会社の割合でした
 昨日の出来事の「@国土は何故対話型の説明会を行おうとしないのか?」の中で、説明不足がありました。「救済制度の保険は現在、成田空港で9割、羽田空港で6割です。」ですが、これは「航空機落下物被害救済制度」に加入している航空会社の割合です。

@モスクワでエミレーツのA380型機が着陸誘導よりも低く進入
 現地時間21日の「FlightGlobal」によりますと、現地時間10日、モスクワ・ドモデドヴォ空港に着陸しようとしたエミレーツ航空のA380型機が着陸誘導装置(ILS)の示すグライドスロープの高度よりも低い高度で降下した、とのことです。幸い、同機は無事着陸し、乗客・乗員446人で、ケガはありませんでした。当時の天候は晴れで、良い天気だった、とのことです。何故、このようなことが起こったのか原因は明らかにされていません。
【コメント】低く進入すれば、滑走路の手前で接地することになり、大惨事になるところだったのではないでしょうか。


*9月21日

@ジェットスター・J の成田=宮崎線は12月21日から
 ジェットスター・J は昨日、先に載せた成田=宮崎線の就航を正式に発表しました。12月21日から、1日1往復を運航します。成田空港発は午前11時30分、折返し便の成田空港到着は午後4時になります。成田空港から宮崎空港への LCC 就航は初めてになります。
 また、記者会見で片岡社長は「2019年までに機材を28機にする」とし、25機以降の発注検討の現状について、「現在のA320型機は生産が減少し、入手しづらい。A320neo型機を検討することになると思う」とA320neo型機導入を示唆しました。

@国土は何故対話型の説明会を行おうとしないのか?
 国土交通省は昨日、羽田空港機能強化についての第4フェーズの住民説明会を2017年11月から開催すると、発表しました。この中で、改善策として落下物対策について、原因者特定方法の充実と強化を図るとともに、補償として救済制度の保険加入を促進するほか、見舞金制度の創設も検討をする、としています。なお、救済制度の保険は現在、成田空港で9割、羽田空港で6割です。
【コメント】住民が求めている「地域毎に住民と対話する説明会」はやる気がないようです。住民との討論の中で、色々な問題があぶり出され、住民がまとまることを恐れているのでしょうね。落下物対策についても、成田空港では氷塊の場合は特にですが、原因者の特定には及び腰で、特定できる場合は少ないのが現状です。7日の出来事にも書いた羽田空港関係の落下物についても、「千葉県君津市植畑の森林組合倉庫のスレート屋根に氷塊落下」の場合、確か、国土交通省は「航空機からのものかどうか断定できない」と言っていたと思います。
 写真は「アトレ大井町」での説明会の様子です。

@今年の訪日外国人が15日に2000万人突破
 観光庁の田村長官は昨日の記者会見で、今年の訪日外国人が15日に2403万9000人となり、2000万人を突破したことを明らかにしました。昨年に較べ45日早い達成になります。

@8月の訪日外客数は3ヶ月ぶりに20%増に
 観光局が昨日発表した「8月訪日外客数(推計値)」によりますと、訪日外客数は前年同月比(以下同じ)20.9%増の247万7500人となりました。20%を超えたのは3ヶ月ぶりになります。中国や韓国など東アジアからの訪日客が大幅に増えた事による、としています。
 一方、出国日本人数は3.9%増の188万9000人となりました。4ヶ月連続の前年同月比プラスとなります。

@18日の全日空機異臭の原因はホコリとオイルの燃焼
 18日に起こった全日空機異臭トラブルの原因ですが、この機体ではエンジンで作られた高温の空気をエアコンシステムで適温にして機内に送り込んでいます。全日空が点検したところ、システムやエンジンに異常はありませんでした。全日空では「エンジンに付いたホコリやオイルが燃焼して機内に送られたのが原因」としています。
【コメント】全日空では「異常はなかった」としていますが、オイルやホコリが燃焼するほど溜まっていたことこそが「異常」ではないのでしょうか。

@全日空機で作動オイルが飛行中に漏れる、着陸やり直し
 今日午前9時頃、宮崎発大阪行きの全日空502便・B737-500型機が着陸しようとしたところ、油圧系統の警告が出ました。このため、同機は着陸をやり直し、無事緊急着陸しました。点検したところ3系統ある内の1系統で、機体の作動オイルが減少しており、飛行中に漏れ出したものと見られています。このトラブルで滑走路が一時閉鎖され、11便に最大18分の遅れが出ました。

@フジドリーム機にバードストライク、引き返す
 今日午前7時55分頃、名古屋発熊本行きのフジドリーム321便・E175型機が離陸滑走中に、機首に鳥が衝突しました。同機はそのまま離陸しましたが、引き返し無事着陸しました。点検したところ機首に血痕があり、滑走路上で鳥の死骸が見つかりましたが、機体には損傷や異常がなかったため、約50分後に再出発しました。

@日本航空が国内線用B787型機を4機発注
 日本航空は今日、ボーイング社に対して国内線用のB787-8型機4機を発注したことを明らかにしました。主に羽田=大阪線などの大阪空港路線に投入する、としています。同航空が国内線にB787型機を投入するのは初めてとなります。この発注はすでにボーイング社の受注リストでは「顧客非公開」として載っていました。受領は2019年になり、路線投入は同年秋になる見込みとのことです。

@「新たな試験飛行機2機の製造を始め、来年秋には米国に送る」水谷社長
 三菱航空機会社の水谷社長は昨日、 MRJ の設計の見直しにメドが立ったことを明らかにしました。その上で、新たな試験機の製造を再開することを明言し、量産7号機と10号機を充てる予定、とのことです。来年秋には米国のモーゼスレイク・フライトテスト・センターに送り試験飛行を始める予定、とのことです。
 なお、米国での試験飛行は1・3・4号機が連日のように試験飛行を繰り返していますが、エンジントラブルを起こした2号機はまだ、試験飛行に復帰していません。

@ベトナム航空当局が航空機の遅れへの対応を通達
 今日の「 [ベトジョー] ベトナムの最新ニュース」によりますと、ベトナムの交通運輸省は航空便の遅延に対して、15分以上遅延する場合は理由の説明と予定時刻の告知を行う、2時間以上3時間未満の遅延の場合は飲み物を提供する、3時間以上6時間未満の遅延には乗客に対して食料を提供する、また、午後10時から翌朝7時未満で6時間以上遅延した場合には宿泊スペースの提供か、乗客の同意のもと、その他の解決策により対応しなければならない、とする通達を出しました。11月1日から施行される、とのことです。

@エアバス中国支社長が「中国のA380型機は60〜100機に」
 現地時間20日の「FlightGlobal」によりますと、エアバスの中国支社長は現地時間19日、北京で行われたメディアへのブリーフィングで、今後5〜7年間で中国のA380型機は60〜100機に増える可能性がある、と述べました。現在、中国の航空会社が運航しているA380型機は中国南方航空の5機のみです。
【コメント】中国の空港の発着枠不足は深刻です。一度に大量の乗客を運べるA380型機は役立つとは思うのですが、こんなに導入が出来るのでしょうか?


*9月20日

@デルタ航空の成田=グアム線が1月8日に撤退
 デルタ航空は昨日、現在1日2往復運航している成田=グアム線から来年1月8日に撤退すると発表しました。需要が低迷していることを理由としています。北朝鮮のグアム付近ミサイル打ち込み表明以後、キャンセルが続いている、とのことです。

@8月貿易額は輸出が13ヶ月連続のプラス、輸入は6ヶ月連続のプラス
 東京税関が今日発表した「8月 成田空港貿易概況(速報)」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)13ヶ月連続前年同月比プラスの27.4%増となり、9084億2900万円となりました。また、輸入額は6ヶ月連続前年同月比プラスの5.0%増となり、9114億7400万円となっています。

@「Spring Japan」機がまた、バードストライクに遭う
 今日の佐賀新聞によりますと、昨日午後7時頃、成田発佐賀行きの「Spring Japan」703便・B737-800型機が、佐賀空港着離時に、エンジン上部に鳥が衝突しました。同便は無事着陸しましたが、点検と整備のため、折返しの704便が欠航となりました。また、機材繰りのために今日の成田発佐賀行きの701便も欠航となりました。

@今年の訪日外国人が今月後半に2000万人超え
 今年の訪日外国人が今月中にも2000万人を突破する見込みであることが分かりました。2000万人突破は2年連続で、今月後半の突破は最速になります。特に、韓国からの訪日が激増していることが要因となっている、とのことです。
【コメント】韓国は米国のミサイル防衛システム導入で、中国との摩擦があり、中国客の訪韓が激減しています。そのため、 LCC をはじめとする航空会社は中国路線を縮小しています。しかし、機材を遊ばせておくことは出来ませんので、代わりに日本路線を大幅に増便しています。このことが、韓国からの訪日客激増の原因になっているようです。従って、日本と韓国を結ぶ便の運賃は下落しています。日本の国内に行くよりも韓国に行く方が安上がりになります。デメリットは万が一朝鮮戦争勃発になると、帰国できずに巻き込まれる危険もありますが。

@2016年度の LCC シェアーは国内線が初めての減少
 国土交通省が発表した2016年度の国内線における「 LCC のシェアー」によりますと、国内線シェアーは前年度比(以下同じ)0.3%減の9.7%となり、 LCC が参入してから初めての減少となりました。一方、国際線は5.5%増の18.9%となっています。
【コメント】国内線は日本の LCC が国際線を増便し、機材繰りの関係で国内線を縛ったのが原因ではないでしょうか。

@オークランド空港が航空燃料の不足で欠航多数
ニュージーランドのオークランド国際空港で航空燃料の不足から欠航や遅れが出ています。原因は民間人が家具などに使われる巨木「カウリ」を掘り起こそうとして地下のパイプラインを傷つけたことにあるようです。復旧には1週間程度かかる見込みで、国内・国際線で多数の欠航が出ています。燃料の搭載に制限がかかり、日本からの長距離便はオーストラリアのブリスベンなどで、臨時着陸し燃料を補給しています。


*9月19日

@コンピューターがクラッシュしたために、今日の更新は出来ません。


*9月18日

@警備員に見つからずにフェンスを越えることは無理では?
 昨日第2ターミナルの展望デッキに行って、愛媛の女性が見つかった現場付近の様子を見てきました。もちろん、制限エリアには入れませんから、展望デッキから見ただけですが。その時の写真が下になります。

 左の写真のように、金網のフェンスは"忍び返し"がついていました。金網をよじ登って、最上段に有刺鉄線が張ってある"忍び返し"を、巡回する警備員に見つからずに、乗り越える事は、難しいのではないでしょうか。右上段の写真はフェンスの角の部分ですが、右端に写り込んでいる扉を通れば、白い階段があり、その先に進めます。搭乗橋(ゲート)はこの屋上の左に並んでいます。遺体のあった付近の"64番ゲート"は右下写真の、奧から3機目の日本航空機が駐機しているゲートになります。なお、一番奥に駐機していたのはマレーシア航空のA380型機です。
 事件についての続報は出ていませんが、どのようにして制限区域に入り込んだのでしょうか。不思議です。警備のどこかに盲点があったのでしょうか。以前、滑走路脇を2人の中国人が歩いていたことがあり、どこから入り込んだのかを調べたところ、空港敷地を取り囲んでいる二重フェンスの下に穴を掘り、敷地内に入り込んだ事件があった、と記憶しています。
  NAA では今回の件に関して「センサーはあるが、警備上、どのようなものが設置されているかは明らかに出来ない」と述べたようですが、昨日見た限りではセンサーがどこにあるかは、全く分かりませんでした。センサーが機能していなかった可能性も否定できませんね。

@全日空機で異臭、引き返す
 今日午前9時過ぎ、中部発福岡行きの全日空435便・B737-500型機が離陸したところ、機内のエアコン吹き出し口から、灯油のような臭いが発生していることに客室乗務員が気付き機長に連絡しました。このため、同機は引き返し、約10分後に無事緊急着陸しました。到着後の点検では火災や煙の発生は確認されませんでした。結局この便は欠航となりました。滑走路が一時閉鎖されたため、5便に最大13分の遅れが出ました。


*9月17日

@11月の芝山町長選に、元議長の勝又氏が立候補を表明「機能強化は町民第一に」
 今日の千葉日報(電子版)によりますと、昨日、11月26日投票の芝山町長選に、前回町長選にも立候補した、元町議会議長の勝又勇氏が立候補を表明しました。勝又氏は「成田空港の恩恵は確かにあったが、町の道路は荒れ、人口減や高齢化が進んでいる。20年前と何が変わったのか」と現職の相川氏を批判し、「空港機能強化では町民第一の地域振興策づくりでなければならない」などと訴えました。

@台風18号の影響で成田空港の国内線は欠航多数
 今日の成田空港国内線は台風18号の影響で、九州、四国、関西方面に欠航が多数出ています。
 写真は今日、航空科学博物館から見た、雨の南整備場に駐機中のジェットスター・J 機です。欠航で使われなくなった機材と思われます。ジェットスター・J では以前、関西空港の拠点化が遅れ、この場所にいつも数機が駐機していたのですが、この頃は、見かけませんでした。

@1都3県の LCC 利用経験者は5年前の3.8倍・25%に
 マクロミルはこのほど、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の1都3県に在住する20歳から69歳までの男女2,000人を対象に、格安航空会社(LCC)の利用状況を調査しました。それによりますと、 LCC の利用経験者は約25%となり、5年前・2012年の調査から約3.8倍になりました。この中で、20歳代女性は42%に達しています。利用者の「満足」は82%、「2回以上」の利用者は76%、「今後も利用したい」は84%になっています。しかし、未利用者では「利用したくない」と回答した人が過半数を超えました。その理由に「安全性」をあげた人が最多でした。


*9月16日

@「くうこうだより」秋号が届きました
 成田国際空港株式会社(NAA)から「くうこうだより 秋号」が届きました。今号は2・3面では「第32回成田空港周辺児童 書道・絵画展」、4面は「空の日フェスティバル2017」、5面は成田空港からの観光地への新規バス路線、6面は「成田空港から行こう 名古屋編」、7面は「ふるさと細発見 横芝光町の大木式ハム・ソーセージ編」、8面の「Air Line File」は「アエロメヒコ航空編」でした。

@日本航空が昨日、成田=コナ線を7年ぶりに復活
 日本航空は昨日から、成田=ハワイ島・コナ線を7年ぶりに復活させました。1日1便で機材はB767型機を使います。昨日夜発の初便はほぼ満席でした。


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