2016年1月前半の出来事


*1月15日

@騒音下地域の人々への説明会は? 羽田空港新飛行コース説明会に行きました
 先日、東京に住む知人が心配し「話を聞いてきてくれ」とのことで、羽田空港新飛行コースの説明会に行ってきました。場所は「アトレ大井町」でしたが、非常に狭いところでした。展示を色々見て回りましたが、内容は国土交通省のホームページに載っているものと余り変わりません。
 会場で国土交通省の人と、色々話をしましたので、その内容について書いてみます。

【質問】騒音の予測図がありますが、これは騒音地域が小さいと思います。この基礎資料は何ですか。
【回答】大阪空港の実測値を元にして、作成しています。
【質問】大阪空港では国際線は飛んでいませんが、羽田空港の新ルートでは国際線が飛びます。騒音は国際線の方が大きくなると思いますが。
【回答】確かに国際線も飛びますが、その比率はそれほど大きなものではありません。
【質問】解説ビデオでは騒音の大きさをDC-8型機とB787型機で比べて「騒音は大幅に小さくなります」と言っていますが、DC-8型機は20年以上前に退役している機種で、比較する対象がおかしくはありませんか。B777型機あたりとの比較なら分かるのですが。
【回答】確かにそうですが、今、騒音の低い機種導入のための、着陸料軽減策などを検討しています。
【質問】騒音評価値が飛んでいない時間も含めた平均値となっていますが、最高騒音値は考慮されないのですか。昼寝している子どもが目覚めるなどの影響が大きいと思いますが。
【回答】確かにその面もありますが、時間制限がありますから。
【質問】もし、新飛行コースが決まったとして、さらに、需要が増えた場合に成田空港のように「時間をのばしてくれ」ということになるのではないですか。
【回答】そういうことは考えていません。
【質問】騒音下の人々への説明会はやるのですか。
【回答】地元からの要望が強ければ・・・。(歯切れ悪く、明確な回答はありませんでした)
【質問】実際に騒音を被る人への、丁寧な説明は必要と思いますが。
 (明確な回答はありませんでした)
【質問】この新飛行コースの導入決定はどのように行うのですか。
【回答】関係自治体が一堂に集まる「協議会」のようなものが作られる予定です。
【質問】そこでは、首長や議会議長などが参加するのですか。
【回答】そうなると思います。
【質問】そこでは、経済効果などのお金の問題から「新飛行コースは承認しよう」と言う事になってしまう可能性が大きく、少数の騒音の影響を受ける人々の意見は消えてしまうのではないですか。成田空港周辺ののような歴史のある住民団体はないと思われるのですから。関係住民の意見を吸い上げる方法はどうするのですか。
【回答】これからの検討課題で、決まったことはありません。
【質問】文書で飛行コース回数や時間などをきちんと約束するのですか。
【回答】そこまではまだ決まっていません。
【質問】落下物が心配ですが、対策はどうですか。
【回答】最近は航空機の性能や安全性は高くなっています。
【質問】しかし、ゼロにすることは難しいと思いますが。
【回答】確かにそうですが、航空会社などに整備を徹底するようにお願いするつもりです。

 以上ですが、国土交通省の方が、約束があったようで、約20分ほどの説明で終わってしまいました。
【コメント】一番の問題は、住民への説明をこのような「フェーズ」での説明で済ます可能性があることではないでしょうか。実際に騒音被害を被る人々への懇切丁寧な説明が必要と思います。仕事や身体的都合でなどでこのような場所に出かけられない人の方が、騒音の影響は強いと思われるのです。ロンドンやフランクフルトなどでは、数百回の地元住民との説明会が開かれた、と聞いています。東京だったら、千回単位の説明会が必要と思うのですが。

@ジェットスター・J が国内線夏期ダイヤ発表、成田=那覇線を増便し1日5往復に
 ジェットスター・J は今日、国内線の3月27日から始まる夏季ダイヤを発表しました。成田空港関係路線では成田=那覇線を最大で1日4往復から5往復に増便します。成田空港路線の減便はありません。

@ドイツの航空会社安全ランキングで日本航空が9位、全日空が15位
 航空会社の安全性を調査、発表するドイツのJACDECは現地時間6日、安全度ランキング「Airline Safety Ranking 2016」(速報版・英文)を発表しました。今回は上位15位までのランキングになります。同調査は2015年の実績と過去30年の重大事故を反映させています。
 日本の航空会社では日本航空が昨年の44位から9位に大躍進しました。全日空は同11位から15位に下がりました。
【コメント】御巣鷹山事故から30年以上経過し、この影響が評定に反映されなくなった結果と思われます。

@全日空機が揚力計算不具合で中部空港に引き返す
 昨日午後2時20分頃、中部発秋田行きの全日空1839便・DHC8-400型機で、揚力を計算する装置の不具合表示が出ました。このため、同機は新潟県上空で引き返し、無事着陸しました。乗客は代替機で1時間半後に秋田に向かいました。

@全日空が夏期ダイヤで北陸路線を削減へ
 今日の日本経済新聞によりますと、全日空は夏期ダイヤから羽田空港発着の北陸路線を3割削減する方針を固めました。北陸新幹線開通による需要の減少が大きく、機材の小型化や割引運賃などの対策をとってきましたが、赤字が続き、便数減に踏み切ることになりました。


*1月14日

@LOTポーランド航空の成田=ワルシャワ線が就航
 今日からLOTポーランド航空が成田=ワルシャワ線の運航を開始しました。成田空港発着は月・木・土曜日の週3便となります。今日の初便は成田空港に午前9時26分に到着し、同11時20分にワルシャワに向け出発しました。成田到着便の搭乗率は95%だった、とのことです。旧東ヨーロッパへの直行便は成田空港開港以来初めてとなります。なお、第1ターミナルの南ウイングで就航記念のポーランド展が開かれています。
 写真は1993年に行ったワルシャワ空港です。今は新しくなっているのではないかと思います。右に駐機しているのはデルタ航空のB727型機のようです。

@三菱航空機会社が MRJ の座席数を減らす?
 外国の航空専門誌によりますと、三菱航空機会社は MRJ 90型機と MRJ 70型機の座席数を減らしたようです。90型機は92席から88席へ、70型機は78席から76席としています。これにより、シート間隔は29インチから31インチとなります。機体重量は約400Kg減り、航続距離は90型機が2120Km、70型機が1530Kmとなります。日本での報道はまだありません。

@「A320neo型機初号機の納入は2週間以内に」エアバスCEO
 エアバスのCEOはA320neo型機の初号機納入がこの2週間以内に行われる、と述べました。最初の受領者はルフトハンザ航空となります。


*1月13日

@「当面は成田の国際線充実に注力」とバニラ
 7日の産経新聞が「バニラエアが関西空港に進出し、第2拠点化を検討」と報じた(7日の出来事参照)ことについて、昨日の「Traicy」はバニラエアへの取材で、バニラ側が「第2拠点化する」との報道を「当面は成田におけるLCC国際線便数ナンバーワンの地位を確立することに注力する予定」と否定しました。
 写真は第3ターミナル国際線駐機場に停まっているバニラ・エア機です。

@新千歳空港の保安検査でハサミを持ち込ませ、混乱で15便に遅れ
 今日の「テレ朝news」によりますと、昨日午後6時頃、新千歳空港の保安検査場で、持ち込みが禁止されているハサミが保安検査員の連絡ミスで制限エリアに入ってしまうトラブルがあり、全ての保安検査が15分間ストップしました。この影響で15便に最大1時間半の遅れが出ました。X線検査職員が大小2個のハサミがあるのを別の担当職員に伝えましたが、担当者は持ち込み可能な小さなハサミと勘違いして通してしまいました。
【コメント】小さなハサミならばOKなのでしょうか。私は成田空港で長さ3cmのハサミを注意され、放棄したことがあります。

@関西空港発のチェジュ航空機の操縦席窓にひび
 昨日のNHKニュースによりますと、昨日午後4時30分頃、関西発韓国・金浦行きのチェジュ航空機が出発前点検で操縦席の左窓にひびが入っているのが見つかりました。このため、同機は出発を取りやめました。乗客は代替機で今日午前1時頃金浦空港に向かいました。
 韓国では LCC にトラブルが相次いでおり、現地時間11日から国土交通部が LCC 6社の緊急点検を始めたばかりでした。同航空では昨年12月に客室の与圧故障で緊急降下するトラブルを起こしています。

@エアバスが昨年12月にA380型機3機確定受注を発表、全日空か?
 現地時間12日の「ATW」(英文)によりますと、エアバスのCEOは同12日の報道関係説明会で、顧客名は明らかにしないものの昨年12月に、新しい顧客からA380型機3機の確定発注があったことを明らかにしました。顧客名を問う質問には「ノーコメント」を通しました。
【コメント】全日空の発注分と思われます。しかし、全日空得意の"どんでん返し"はないでしょうね。

@15年の受注は前年に比べ大幅減に、大量発注は一息つく
 2015年のボーイング社とエアバスの納入機数はボーイング社が762機、エアバスが635機となっています。両社とも、小型機がほとんどでボーイング社はB737型機が約65%、エアバスではA320型機が約75%となっています。
 一方、受注数はボーイング社が768機、エアバスは1036機となりましたが、両社共に前年よりも大幅に減らしています。昨年までの旅客機大量発注が一息ついたことを示しています。

@エアアジアXが発注済みのA330型機11機をA330neo型機に変更
 エアアジアXはエアバスに発注し、受領していないA330型機11機をA330neo型機に変更する事を明らかにしました。


*1月12日

@反対同盟2派が旗開きで第3滑走路反対表明
 昨日の毎日新聞によりますと、10日に反対同盟北原派と反対同盟旧熱田派はそれぞれ旗開きを行いました。この中で旧熱田派の柳川代表世話人は挨拶で「国の第3滑走路計画に反対していく」と挨拶しました。また、反対同盟北原派は「第3滑走路に対する闘争を勝ち抜く」との事務局長メッセージを披露し、7月3日に三里塚闘争50周年の集いを開くことを明らかにしました。

@「ひこうきの丘」工事が進んでいます
 5日に、芝山町が整備し3月末までに完成予定の「ひこうきの丘」工事を見てきました。下の写真のように、11月1日の段階(2015年11月3日出来事参照)よりは進んでおり、残るのは駐車場整備などのようです。この日は、南風で南に向かって離陸していました。

@全日空がベトナム航空株の8.8%を取得、共同運航も予定
 今日の日本経済新聞によりますと、ANA ホールディングスは、この夏にもベトナム政府からベトナム航空の株式8.8%を約130億円で取得し資本参加する、とのことです。これにより、共同運航などを行う事になります。ベトナム航空はスカイチームに所属していますが、ワンワールド所属の日本航空と共同運航を行っており、日本航空は対応を迫られる、とのことです。
【コメント】これはベトナム航空が第2ターミナルから第1ターミナルに移転した段階から、予定されていたことのなでしょうね。日本航空との共同運航も、移転の段階で、メリットがなくなっていたと思います。


*1月11日

@アエロメヒコのメキシコシティー→成田線が今日からノンストップ運航
 アエロメヒコは今日から、メキシコシティ発成田行、AM58便のノンストップ運航を開始しました。機材はB787-8型機を使います。これにより、飛行時間が従来よりも2時間以上短縮されることになります。
 写真は成田空港で離陸の向かうアエロメヒコのB787-8型機です。(2014年撮影)

@メガ・モルディブの就航はありませんでした
 今日の成田空港のページを見ますと、「メガ・ボルディブ」も「マレ」も全く出てきませんので、今日の就航はなかったようです。

@危険物の持ち込みが1年間で43件も
 今日の朝日新聞によりますと、国土交通省の調べでは、2014年10月からの1年間で毒ガスを使った殺虫剤や引火性のペンキなどの危険物を航空機内に持ち込んだ件数が43件あったそうです。この内、航空貨物の荷主が申告しなかったものが37件、航空会社側の認識不足によるものが6件だった、とのことです。
【コメント】このような危険物の持ち込みは問題ですが、自衛隊の武器弾薬などを民間機で運ぶことは、もっと、危険なのではないでしょうか。昨年12月24日の NAA との「成田空港軍事利用」についての交渉でも、成田国際空港株式会社(NAA)は「申告がなければ一切分からない」と無責任な態度に終始しました。これで、乗客の安全や周辺地域の安全を確保できるのでしょうか。


*1月10日

@日本航空の成田=パリ線がテロによる需要減で大規模運休へ
 昨日の「Fly Team」によりますと、日本航空は成田=パリ線で1月12日から2月29日まで大規模な運休を行います。運航されるのは1月20日、1月21日、1月22日、1月25日、2月11日、2月12日、2月14日の7日のみとなります。この措置は現地時間昨年11月13日に起こったパリ大規模テロによる需要減少のため、とのことです。なお、同社の羽田=パリ線は通常通り運航します。

@資料室の「成田空港に乗り入れている LCC 」を更新しました
 成田空港サーバー「資料室」の「成田空港に乗り入れている LCC 」のページを更新しました。「ノックスクート」が、タイの航空会社に対する国際民間航空機関(ICAO)の「安全上の懸念」指摘を受け、国土交通省が新規乗り入れやチャーター便運航を認めていないため、定期チャーター便の運航も出来ないことにより、除外しました。これにより、乗り入れ LCC は13社となります。また、ジェットスターとスクートがB787型機を使った運航を行っているため、写真を差し替えました。

@インドで糞尿の氷塊が落下し、女性が大けが
 今日の「TechinsightJapan」によりますと、現地時間昨年12月17日、インドのマディヤ・プラデーシュ州アームクホーという村で、航空機からと見られる糞尿の氷塊が落下し、民家の屋根でバウンドして、近くにいた女性に当たると言う事故があった、とのことです。女性は大けがを負った、とのことです。氷塊は男性が両手で持たなければならないほどの大きさだった、との事です。


*1月9日

@メガ・モルディブの11日成田空港就航はない模様
 昨年12月30日の出来事で書いた「メガ・モルディブ」の成田=マレ線への11日就航は、昨日現在で、国土交通省の「外国人国際航空運送事業の経営許可申請」に対する認可が出ていないので、やはり無理になったようです。

@スカイマークの12月搭乗率は17.3ポイント増の71.8%
 スカイマークが発表した昨年12月の搭乗実績によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)0.9%増の47万8782人、ロードファクター(座席利用率)は17.3ポイント増の71.8%となりました。
 一方、運航実績は出発遅延率は11.1%、欠航率は0.2%となっています。

@日本の LCC など5社の安全格付は5つ星
 今日の「Traicy」によりますと、6日に取り上げた航空格付け会社「エアラインレイティングス」の航空会社安全格付で、全日空、ANAウイングス、日本航空は最高の7つ星だったのですが、エア・ドゥとジェットスター・ジャパン、ピーチ、スターフライヤー、バニラエアは5つ星だった、とのことです。国際航空運送協会(IATA)の国際運航安全監査プログラム(IOSA)認証を受けていない場合、最高評価は5つ星となる、とのことで、上記5社がこのIOSAの認証を受けているかどうかは書いてありません。IOSAを受けるかどうかは任意のようです。

@マレーシア航空が「向かい風が強いので荷物は別便で運ぶ」
 昨日のCNNによりますと、マレーシア航空は現地時間4日、「5・6日の欧州に向かう便では向かい風が非常に強いため、乗客の機内預け荷物の一部を後続便で輸送する」と告知しました。これに対して専門家は「こんな措置は聞いたことがない。このような場合は乗客数を制限するのが普通の航空会社」とするコメントが出ています。また、地元のアナリストは「マレーシア航空のB777-200型機は古く、燃費が悪いため14時間しか飛行できない。通常12時間かかるパリ便やアムステルダム便では、余裕がないための措置では」と述べています。

@イスタンブールの空港での爆発は迫撃砲によるものか
 トルコの通信社が伝えたところによりますと、現地時間12月23日にトルコ・イスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港で起こった爆発事故(2015年12月24日出来事参照)の原因は、約2Km離れた森からの迫撃砲攻撃によるもの、とのことです。誰が砲撃したのかは今のところ分からない、とのことです。このテロではペガサス航空の清掃員一人が死亡しています。


*1月8日

@年末年始の成田空港出入国者数は3.5%増に、日本人は9%減
 東京入国管理局成田空港支局が今日発表したところによりますと、年末年始期間に成田空港を利用し出入国した人は前年同期比(以下同じ)3.5%増となりました。この内、日本人は円安や長期間の休暇が取りにくかったことやパリでの大規模テロの影響で、約9%減の約31万人となり、一方、外国人は19.8%増の約29万人となり、この5年間の最高となりました。

@本格的になった第3ターミナル北側駐機場工事
 5日に成田空港に行きましたが、第3ターミナルサテライト北側の駐機場整備工事が本格化していました。道路沿いに鉄板が張り巡らされ、工事用車両の出入口と思われるところからは本館とサテライトを結ぶ連絡橋と、その向こうに、国際線 LCC の機体が駐機している様子が見えました。駐機場の完成は来年3月31日となっています。
 上段写真はホテル東横イン前の道路沿いの、作業用車両出入口から見えた第3ターミナル連絡橋と、奧の LCC 国際線駐機場に駐機する機体です。また、下段はこの車両用出入口から西側の第1ゲート方面に続く鉄板塀を見たものです。

@山田厚史氏が「大企業優遇・アベノミクス」の失敗を断罪
 上記の出来事にもあるように、日本人の海外旅行は減り続けています。昨日の「DIAMOND online」に載った、山田厚史氏の「『分配』を言い始めた首相の焦りに透けるアベノミクスの失敗」(会員登録必要)は読み応えのあるものでした。アベノミクスの根本が「ピラミッドの頂点にいる大企業が儲かれば、富はおのずと底辺にまで滴り落ちる。企業を利すれば賃金や設備投資が刺激され、好循環が起きる、という理屈だった」とし、大企業優遇の施策を一貫として実行し、大企業は空前の儲けを上げました。しかし、大企業はもうけを国内に投資するのではなく、海外に投資してきました。この結果「賃金が上がらないから個人消費が振るわない。設備投資が湿ったままで波及効果が起きない」として、安倍首相が『分配』を言い出したところに失敗が現れている、としています。そして、税金を大企業優遇に廻すのではなく、中小企業と地方に廻して、国内の活性化を計るべき、としています。
【コメント】経済紙誌にこのようなアベノミクス批判が載ることは、今までなかったように思います。それだけ、アベノミクスの失敗が顕著になってきた、と言う事と、"打つ手"がなくなってきた、と言うことではないでしょうか。しかし、何か怖いことが起こりそうな気がします。

@フジドリームが機材導入を早め、今年夏までに11機体制に
 6日の静岡新聞によりますと、フジドリームエアラインズの鈴木会長は今後の機材計画について、3月に10号機を導入し、来年春に導入する予定だった11号機をこの夏までに導入する事を明らかにしました。今後の路線新設については「現在、国や自治体と交渉中」としており、地方空港間でのチャーター便にも力を入れる、としています。

@イージージェット機がピサ空港で閉鎖中の滑走路に間違って着陸
 現地時間12月30日、英国・マンチェスター発イタリア・ピサ行きのイージージェット・A319型機がピサ空港で、滑走路としては使われず、メンテナンスのために、誘導路としてのみ使用中の滑走路に誤って着陸するトラブルがありました。幸い、無事着陸し、乗客・乗員にケガはなく、機体の損傷もありませんでした。
【コメント】イージージェットは「問題の滑走路では工事が終わっていて、何の障害もなかった」と言っているようですが、そう言う問題ではない、と思うのですが。

@ルフトハンザ航空が今年約4000人を雇用の予定
 現地時間5日のATW(英文)によりますと、ルフトハンザ航空は2016年にグループ全体で4000人以上の雇用を行う計画です。今年から導入するA350型機による、路線拡大にも備えるため、としています。

@アシアナ航空は4年間も、営業利益で借入金の利息も払えず
 5日の韓国「聯合ニュース」によりますと、経営難に陥っているアシアナ航空はこの4年間、営業利益で借入金の利息が払えない状態に陥っており、負債比も1000%近くに上がっている、としています。


*1月7日

@成田空港の12月総貨物取扱量は8ヶ月連続マイナスの3.7%減に
 東京税関が今日発表した「成田空港12月国際貨物取扱量(速報)」によりますと、総取扱量は前年同月比(以下同じ)8ヶ月連続マイナスの3.7%減となりました。積込量は8ヶ月連続マイナスの5.0%減、この内、輸出量は8.3%減でした。また、取卸量は3ヶ月連続マイナスの2.5%減、この内、輸出量は5.1%減となりました。
 また、2015年1年分では総貨物量が前年比(以下同じ)0.4%減と2年ぶりのマイナスとなりました。積込量は2年連続のプラスで2.4%増、取卸量は2.7%減と2年ぶりのマイナスとなっています。

@春秋航空・日本が成田=武漢線と成田=重慶線の販売を開始
 春秋航空・日本は今日から、初めての国際線として2月13日に就航する成田=武漢線と、2月14日に就航する成田=重慶線の販売を開始しました。国際線の搭乗手続は2時間前から45分前まで、機内持ち込み手荷物は5Kgまでとなります。今日の午後3時からは片道100円(空港使用料や燃油サーチャージャーなどは除く)のキャンペーン運賃の販売を始めました。

@「成田空港関連の貨物施設を持ってこられたら・・」と匝瑳市長
 昨日の千葉日報によりますと、匝瑳市の太田市長は同紙とのインタビューの中で、「成田空港関連の仕事に従事している市民も多く、成田空港を利用するような形で産業を伸ばしていきたい。空港関連の施設を持ってこられたらと思っている。空港の東側はまだスポットライトが当たっていない。空港圏自治体連絡協議会に入れてもらえれば」と語りました。

@イースター航空が2月19日から成田=仁川線を1日2往復に臨時増便
 韓国の LCC イースター航空は5日、現在1日1往復で運航している成田=仁川線を2月19日から3月26日の間、1日2往復に臨時増便する、と発表しました。写真は成田空港誘導路を移動するイースター航空機です。

@ジェットスター・J が LCC 初めてのモバイル搭乗券を開始
 ジェットスター・J は昨日からモバイル搭乗券の運用を開始しました。これにより、と搭乗券印刷の必要がなくなります。ただし、今の所、1人の搭乗券のみに対応し、今月中旬からは複数の名前の入った搭乗券にも対応します。モバイル搭乗券の採用は日本の LCC では初めてになります。

@バニラが夏期ダイヤから関西空港路線を設定の計画
 今日の産経新聞よりますと、バニラ・エアが夏期ダイヤから関西空港に進出する計画であることが昨日分かりました。就航する路線は明らかではありませんが、関西空港勤務の社員募集も行っており、条件として英語や中国語の出来る人を採用することから、台湾や中国などへの国際線就航を考えていると見られています。

@日本航空が定時到着率で世界一に
 米国の「FlightStats社」によりますと、2015年の世界主要航空会社の定時到着率で日本航空が89.44%で1位になりました。
 一方、今日のCNN によりますと、航空情報調査会社の英国「OAG社」がまとめた2015年世界の空港と航空会社の定刻運航率ランキングによりますと、小規模空港部門で大阪空港が、大規模空港部門で羽田空港がそれぞれ1位に選ばれました。航空会社部門ではラトビアのエア・バルティックが94.39%で1位になり、日本航空が4位、全日空が5位に入っています。

@「BOC 」がA320neo型機18機などを発注
 シンガポールを拠点とする中国銀行子会社の航空機リース会社「BOC」はエアバスに、A320neo型機18機とA320型機12機を発注しました。


*1月6日

@成田空港機能拡張についての住民向けパンフ
 昨日、成田国際空港株式会社(NAA)本社に行き、第3滑走路建設の必要性を解説した周辺住民に配布されるパンフレット「成田空港の明日を、いっしょに ー成田空港の機能強化について検討を開始しましたー」をもらってきました。
 右写真にある、A3版を二つ折りにしたA4版4ページのパンフレットです。2ページで、アジアの各空港の大型化計画や、航空需要予測について書き、3ページで、具体的ではありませんが周辺対策と経済効果について書いています。4ページは首都圏空港機能強化についてのこれまでの検討について書いています。いずれも、第3滑走路を作りたい側の"都合の良い数字"を並べている印象です。
 なお、「カーフュー弾力的運用」緩和については全く触れていません。
 まもなく、 NAA のホームページにアップされるのではないでしょうか。

@国土が四川航空の営業を許可、成田=成都線を18日から
 国土交通省は今日、四川航空の外国人国際航空運送事業の経営許可申請を許可する、と発表しました。これにより、18日からの成田=成都線就航が本決まりとなりました。

@年末年始の LCC 輸送実績はそろって好調
 年末年始の国内 LCC の利用率が出そろいました。
 ピーチの利用率は前年同期比(以下同じ)国際線が1.9ポイント減の91.5%、国内線が2.0ポイント減の89.3%とわずかにマイナスになったものの、相変わらず高率となっています。
 ジェットスター・J は初めて年末年始期間に運航する国際線が71.8%、国内線が13.3ポイント増の83.2%と大きく伸ばしています。
 バニラは国際線が7.9ポイント減の85.0%と大きく落としました。一方、国内線は2.0ポイント増の90.6%となりました。
 春秋航空・日本は国内線のみですが、23.1ポイント増の91.8%と高率となりました。

@全日空が「A380型機で決まったことは何もない」ATW取材に
 現地時間4日の「ATW」(英文)によりますと、全日空は同紙の取材に答えて、A380型機購入の報道について「決定したものは何もない」と述べました。また、「次期中間企業戦略を策定する中で、色々のオプションを想定している。今月29日に中間企業戦略を発表する予定」と述べました。

@全日空と日本航空がトップ20に、「2016年の安全な航空会社」
 航空格付け会社のエアラインレイティングスはモニターしている世界の407航空会社から「2016年の最も安全な航空会社トップ20」(英文)を発表しました。20社の差はわずかなため、順位付けは行いませんでしたが、最も安全とされたのはカンタス航空でした。全日空と日本航空もトップ20の中に入っています。しかし、 LCC の「トップ10」の中には日本の LCC は入っていません。
【コメント】日本航空も御巣鷹山墜落事故から30年が過ぎ、安全な航空会社のランクに入った来たようですね。


*1月5日

@今年の騒音対策委員会は3月23日(水)の予定だそうです。

@年末年始期間の輸送実績は日本航空は好調、全日空は減少、スカイマークは85.5%
 全日空日本航空が昨日発表した年末年始の輸送実績によりますと、国際線は全日空が提供座席を増やしたことも影響して利用率は(以下同じ)2.3ポイント減の79.4%、国内線は0.5ポイント減の72.5%となりました。
 一方、日本航空の国際線は1.4ポイント増の85.9%、国内線は3.4ポイント増の76.3%となりました。
 国際線では円安の影響で、海外発の需要が好調に推移しました。日本航空の堅調な実績が目立ち、全日空は提供座席の関係で利用率は減少しています。
 また、スカイマークが今日発表した同輸送実績では搭乗者数が1.8%増、搭乗率は8.6ポイント増の85.5%となっています。

@ジェイエア機がフラップ不具合で仙台空港に緊急着陸
 今日午後1時前、大阪発青森行きの日本航空2153便(ジェイエアが運航)が青森空港への着陸体制に入ったところ、フラップの不具合警告が出ました。このため、同機は青森空港の悪天候も考慮して、目的地を仙台空港に変更して同1時15分頃、仙台空港で一度着陸体制に入りましたが滑走路をロウパスして着陸復航し、2回目に無事緊急着陸しました。

@韓国 LCC 「ジンエア」機がドアに隙間も約3000mまで上昇、 LCC 全社の安全点検実施へ
 現地時間3日午前1時頃、フィリピン・セブ発釜山行きの韓国の LCC 「ジンエアー」機・B737-800型機が離陸し、高度約3000mに達した頃、乗客が耳の痛みなどを訴えました。韓国メディアの映像では、ドアの一つに手の指が1本が入るほどの隙間が開いていました。高度が上がって、客室の与圧が効かなかったものと見られています。しかし、操縦席には何の警告もなく機長も副操縦士も気付きませんでした。客室乗務員からの報告により、同機はセブ島に引き返し、無事着陸しました。このトラブルについてジンエアは「ドア自体に問題はなかった。扉が開いたわけではない」とのコメントを出し、韓国ではネットで「安い乗用車だって、半ドアの警告は出るぞ」などの批判が噴出しているようです。
 この件と先月に発生した LCC 「チェジュ航空」機の与圧不具合による緊急降下もあり、韓国国土交通部は4日、同国の全ての LCC で全面的な安全検査を実施することを発表しました。


*1月4日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」59回目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」58回目が発生しました。仁川発成田行きの大韓航空705便・B777型機が、仁川空港の濃霧とバゲージハンドリングシステム障害により、出発が遅れ午後11時22分にA滑走路に着陸したものです。 NAA のページには、まだ、アップされていません。
 なお、昨日の仁川空港はバゲージハンドリングの処理が間に合わなかったことと、駐機場が満杯になったことで大混乱に陥ったようです。

@「くうこうだより(新春号)」に今後の新規就航など掲載
 成田国際空港株式会社(NAA)のページに「くうこうだより 2016年1月(新春号)」が載りました。夏目社長の新年の挨拶や、今後の新規就航などが掲載されています。

@エア・ドゥ機が管制官の指示高度を守らなかった可能性、乗務停止で4便欠航
 2日午後0時50分頃、羽田空港を離陸した羽田発新千歳行きのエア・ドゥ19便・B767-300型機が離陸後、管制官から高度1500mまで上昇するように指示されたにもかかわらず、約1600mまで上昇した可能性があることが分かりました。当時は副操縦士が操縦しており、機長が高度計の表示で確認し、新千歳空港到着後、会社に報告しました。同社では国土交通省に報告すると共に、同機の機長と副操縦士を乗務停止としました。この影響で2日の3便と昨日の1便の計4便が欠航となりました。
 写真は2014年9月に新千歳空港で撮影したエア・ドゥのB737型機です。

@「 MRJ に難問」と「DIAMOND online」
 今日の「DIAMOND online」によりますと、三菱リージョナルジェット(MRJ)に暗雲がただよっている、とのことです。納入延期でライバルのエンブラエルとの性能や納入時期の差が従来の20%から5%程度に縮まったことにより、オプション契約がキャンセルされる可能性があります。それに加え、米国の大手エアラインとパイロット組合との労働協約にある「スコープクローズ」条項に抵触するかも知れない、とのことです。


*1月3日

@年末年始の帰国ラッシュピークに、今日1日で46100人が入国
 成田空港では今日、年末年始を海外で過ごした人の帰国がピークを迎えました。今日1日(以下同じ)で入国者は46100人となる見込みです。日本で正月を過ごした人の出国も第2のピークを迎え、出国者も41700人となる見込みで、出入国者の合計は87800人となる見込みです。

@京成バスが16日から「小岩駅・一之江駅・葛西駅〜成田空港」線の深夜・早朝便を増便
 
京成バスは先月30日、「小岩駅・一之江駅・葛西駅〜成田空港」線のダイヤを1月16日改正し、小岩駅を午前1時30分発成田空港着2時45分の便を新設、また、午後10時台成田空港発の便を増発することを発表しました。深夜便の運賃は乗車日2日前までは大人1550円とし、当日は2000円となります。なお、予約制で、満席の場合は利用できません。


*1月2日

@「資料室」の「成田空港軍事利用関係資料」のページに「2015年8月26日参議院我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会における辰巳孝太郎質疑」の追加と改装をおこないました。また、上記の前文も書きかえました。

@韓国でファーストクラスとビジネスクラスの「無断キャンセル」が約12%も
 現地時間2日の「朝鮮日報」によりますと、韓国の航空会社では過去3年間のファーストクラスとビジネスクラスの乗客の内、予約したけれども搭乗しない「無断キャンセル(ノーショー)」乗客が約12%に上るそうです。これに対してエコノミークラスでは約5%にとどまっている、とのことです。航空会社は高額席の「無断キャンセル」に悩んでいるようです。この原因として、韓国の航空会社では無断キャンセルの後でも、3万〜7万ウオン(3100〜7200円)の手数料で払い戻しが受けられ、他の便に変更する場合もこの違約金を払わないですむ事がある、としています。
【コメント】このクラスの無断キャンセルは料金が高額なだけに、航空会社にとっては痛手ですね。しかし、このクラスの顧客はVIP級であるため、強いことも言えないのでしょうね。日本の航空会社ではどうなのでしょうか。


*1月1日

@昨年12月のアクセス数は27,893回でした。また、2015年のアクセス数は349,013回でした。

@今日から深セン航空が成田=深セン線に就航
 深セン航空は今日から成田=深セン線に就航しました。1日1便になります。初便である9065便は午後8時50分に、成田空港到着の予定です。折返し便の成田発深セン行きは明日になります。

@全日空が2018年にA380型機を導入へ
 今日の日本経済新聞によりますと、全日空はエアバスの超大型機A380型機を3機導入する、とのことです。購入額は約1500億円となる見込みです。2018年に受領し、主にハワイ路線に投入する見込み、とのことです。導入が実現しますと日本の航空会社では初めてとなります。経営破綻したスカイマークが6機を導入しようとしましたが、これが主な原因の一つとなって、経営破綻に追い込まれました。全日空はスカイマーク再建計画に、大口債権者のエアバスの賛成を得るため、将来的な発注の可能性を伝えていた、とのことです。
【コメント】導入するとすると、今の所は、羽田空港にはA380型機の乗り入れガ出来ませんが、どうなるのでしょうか。まだ、就航まで2年近くありますから、誘導路の改修などで使えることになるのでしょうか。成田空港では、このところ他社のA380型機による運航が減っていますので、何時でも乗り入れが可能なのですが。しかし、全日空はまたもや大型投資をしましたが大丈夫でしょうか。

@エア・カナダ機が乱気流で大揺れ、カルガリー空港に緊急着陸
 現地時間12月30日、トロントから上海に向かっていたエア・カナダ88便・B777-300ER型機が乱気流に遭遇し、大きく揺れました。けが人が出たため、同機はカルガリー空港に緊急着陸しました。乗客・乗員351人の内、21人が病院に搬送されました。


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