2019年12月後半の出来事


*12月31日

@2019年のご協力に感謝いたします
 早いもので、今日は大晦日になってしまいました。1年間、つたない「出来事」をお読みいただき感謝いたします。
 来年早々にも、プロバイダーを変更しなければならず、このページの更新が混乱するかも知れませんが、引き続き読んでいただければ幸いです。

@「(運用時間延長で)予想以上にうるさく感じ、睡眠不足になる」との声
 24日の毎日新聞によりますと、A滑走路の運用時間が拡大されてから、約2ヶ月たった今月7日までの、午後11時以降の発着回数は平均で4.64便となり、午後10時台は15.14便となりました。
 滑走路近くの住民からは「静かな深夜に航空機が飛ぶため予想以上にうるさく感じ、睡眠不足になる」と不安の声が聞かれた、とのことです。
【コメント】この10時台の発着回数はA滑走路だけなのか、B滑走路の発着回数も含めたものなのかは分かりません。

@羽田空港新飛行コース下の住民が「飛行差し止め行政訴訟」を準備
 昨日の「レイバーネット」によりますと、「航空騒音ご免だ八潮団地有志の会」の宮川幸一郎氏によりますと、「来年3月〜4月に準備されている、住民側の『騒音差し止め行政訴訟』および、同時期にはじまる『住民直接投票』に標準をぴたりとあわせて国土交通省側の『訴訟対策』『住民投票』対策が次々とうたれている」とのことです。


*12月30日

@「ZIPAIR Tokyo」機が精力的に訓練飛行
 24日にさくらの丘に行ったところ、来年3月に運航を開始する「ZIPAIR Tokyo」の機体が駐機していました。
 「Flightradar24」でこの機体「JA822J」を検索してみますと、就航に向けての乗務員訓練が連日のように行われているようです。今日も、成田空港と関西空港や中部空港との間でそれぞれ1往復の飛行が行われています。
 写真は駐機する「ZIPAIR Tokyo」1号機です。向こう側には屋内型ノイズサップレッサーが見えています。

 

@調査官がベグエア機のアイシングについて関心
 現地時間28日の「Flight Global(英文)」によりますと、ベグエアの墜落事故を調査している調査官は、事故を起こしたフォッカー100型機のアイシングについて関心を持っている、とのことです。
 事故当時は霧が存在しており、気温はマイナス12℃で、露点はマイナス13℃に近かったとのことです。過去には同型機体への着氷が原因で1993年3月に起こったスコピエでのパレア航空機の離陸失敗と、2007年1月のポーでのエールフランス機の離陸失敗事故が起こっている、とのことです。翼や胴体に着氷すると、揚力が減少し、上昇率が鈍くなります。
 今の所、今回のベグエア事故機のデイアイシング(着氷除去)が行われたかどうかは明らかになっていないようです。


*12月29日

@成田の年間座席数が羽田国際化の前に戻るのは2029年?
 はるか前になりますが、4月18日付の「トラベルボイス」「世界から見た『日本の空港』の可能性と未来とは? 成田空港に暗雲の予測、転換期に明暗を分けるポイントを航空専門家に聞いてきた」によりますと、世界最大規模のデジタル航空情報会社「OGA」がまとめた、成田空港の年間座席数は今年が2623万3780席、来年が1858万2022席と29.2%減となります。
 これは、羽田空港国際線拡大の影響によるものです。しかし、この影響は長く続くようで、この「まとめ」では
2021年には1932万4379席、2022年には2009万6398席となっています。この2年で4.0%ずつ増加する、との予測です。
【コメント】これを伸び率4.0%で単純計算しますと、今年の座席数を上回るのは、何と、2029年になります。元に戻すのに10年かかることになるのです。
 むろん、 NAA としてもアジアからの便数を増やすなどの努力はするのでしょうが、どこに、周辺住民の生活と命を犠牲にする、今回の機能強化計画の必要性があるのでしょうか。

@ピーチの副社長が「成田の国内線を充実させることが LCC の役割」
 26日の「Aviation Wire」によりますと、ピーチ・アビエーションの森副社長は26日、成田空港で石垣線就航式典後の取材に答え、「国内線を増やすとアジア(からの訪日需要)もついてくる。成田の国内線を増やすのがわれわれの役割で、国際線と国内線が相乗効果をもたらす。国際線は成田のみならず、羽田の深夜、関空、新千歳、仙台、福岡、那覇と飛んでおり成田に集中しないが、国内線は成田の一番の強みにしなければならない。1社の努力では厳しいので、複数社のLCCでがんばる課題だ」と述べました。

@今年のパイロットの飲酒事件は27件
 今日の北海道新聞によりますと、今年のパイロットによる飲酒件数は26日現在で27件となり、昨年の2.7倍となっています。
【コメント】飲酒に対する航空各社の検査が厳格になっている事も影響しているのでしょうね。国土交通省のパイロットまでもが検査に引っかかる現状ですから。しかし、昔はどうだったのでしょうか。

@エールフランスがA220-300型機60機を発注
 27日の「Aviation Wire」によりますと、エールフランスはエアバスに対して、A220-300型機60機を発注しました。ヨーロッパでの同型機では最大の発注数となります。


*12月28日

@成田空港は出国ラッシュ、今日だけで6万2000人が出国
 成田空港では今日、年末年始を海外で過ごす人たちの出国ラッシュがピークを迎えています。今日だけで約6万2000人が出国する見込みです。

@タイガーエア台湾機が大揺れで、客室乗務員が骨折
 今日のNHKニュースによりますと、25日午後4時過ぎ、函館発台北行きのタイガーエア台湾237便・A320型機が宮崎空港の北北東約100Kmを飛行中に、突然、大きく揺れ、客室乗務員1人が骨折し、客室乗務員と乗客それぞれ1人が軽傷を負いました。
 同機は飛行を続け、無事台北に到着しました。国土交通省は航空機事故に認定し、調査に入りました。

@米軍小型機が燃料不足で福島空港に臨時着陸
 今日の毎日新聞によりますと、昨日午後1時25分頃、福島空港に在沖米海軍艦隊活動司令部のプロペラ機ビーチクラフト200型機から、「燃料が足りなくなったので着陸したい」との連絡があり、臨時着陸しました。
 同機は給油して同3時半頃離陸しました。同機は嘉手納基地から三沢基地に向かっていた模様、とのことです。

@ベグエア機の墜落事故で死者は12名、重傷者は18名、ブラックボックスは回収
 カザフスタン内務省によりますと、カザフスタンの「ベグエア」墜落事故による、乗客・乗員は98人で、死者は12名、病院で治療を受けた負傷者は49名、この内、重傷者は18名、とのことです。
 ブラックボックスは回収された、とのことです。当時の空港の気象情報は霧で、気温は氷点下12度、風は弱い横風とのことです。
【コメント】事故の直後は救助を優先させるために、情報が錯綜するもので、死亡者数も色々な数字が出ていました。


*12月27日

@国土交通省検査機のパイロットと整備士が乗務前にアルコール検出
 国土交通省は昨日、23日朝、国土交通省の飛行検査機に乗務する予定だった40代のパイロットと整備士から、アルコールが検出され、乗務を中止した、と発表しました。
 23日朝6時頃に乗務前のアルコール検査をしたところ、パイロットからは0.278ミリグラムのアルコールが検出され、整備士からは0.179ミリグラムのアルコールが検出された、とのことです。
 この日の検査は那覇空港で建設中の新滑走路の航空保安検査施設が正常に作動するかどうかの検査をする予定でした。同省はこの検査を1月上旬に延期しました。
【コメント】航空会社には厳しく再発防止策などの提出を求めていますが、今回はどうするのでしょうか。安倍総理にでも対応策を提出するのかな。

@カザフスタンで国内線旅客機が離陸直後に墜落、犠牲者多数の報道
 今日のNHKニュースによりますと、現地時間27日午前7時半頃、中央アジアのカザフスタン・アルマトイ発ヌルスルタン行きの「ベックエア」・フッカー100型機が、離陸直後に墜落しました。
 離陸直後に空港近くにある村の2階建ての建物にぶつかった、とのことです。乗客・乗員100人の内、現在までに14人が死亡し、30人以上が病院で手当てを受けている、とのことです。
 カザフスタン政府は調査結果が出るまで、同航空の同型機を運航停止にしました。

@アシアナ航空が「錦湖産業」から「HDC現代産業開発」に売却
 今日の韓国・中央日報によりますと、韓国のアシアナ航空の売却ですが、「錦湖産業」と「HDC現代産業開発」は、現地時間27日にそれぞれの理事会を開き、株式売買契約を締結する事になりました。
 この売却には、アシアナ航空の子会社LCC 「エアプサン」と「エアソウル」も含まれます。


*12月26日

「機能強化計画公聴会における供述原稿」を載せました。

@ピーチが今日から、成田=石垣線を開設
 ピーチ・アビエーションは、今日から成田=石垣線を1日1往復で開設しました。初便は午後2時50分頃、出発しました。1月31日までの期間運航となります。

@スクートが2月16日から成田=台北=シンガポール線を週2往復増便
 スクートは2月16日から、成田=台北=シンガポール線を週2往復増便し、週14往復(1日2往復)に増便します。機材はA320型機を使います。

@千葉県と25市町が羽田航空機の騒音低減で国土交通省と確認書
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、羽田空港への離着陸機騒音を話し合う「千葉県と関係25市町でつくる連絡協議会」は昨日、国土交通省と、来年3月末からの国際線増便に伴い千葉県上空の騒音を軽減する事などを明記した確認書を締結しました。
 具体的には富津沖海上ルートを最大限利用すること、住民への直接説明などを含めた十分な情報提供や、千葉県上空の飛行頻度縮減に向け首都圏全体で騒音を共有していくことなどが盛り込まれています。

@日本航空の11月実績は国際線で中国路線が落ち込み、旅客数が3.3%減
 日本航空が昨日発表した「11月JALグループマンスリーレポート」によりますと、国際線は旅客数が前年同月比(以下同じ)3.3%減の72万9540人、利用率は0.2ポイント増の82.4%となりました。韓国線に加え、中国の航空会社が日本路線を強化している影響があったと、見られています。
 一方、国内線は旅客数が1.7%増の317万357人となり、利用率は0.3ポイント減の78.0%となっています。この内、成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が2.6ポイント増の84.6%、成田=新千歳線が0.5ポイント増の56.5%、成田=中部線が1.7ポイント減の79.9%、成田=福岡線が5.25ポイント減の62.6%となっています。
 運航状況は国際線欠航率が±ゼロの0.0%、定時出発遅延率が3.0ポイント改善の10.3%となり、国内線では欠航率が±ゼロの0.3%、定時出発遅延率が2.2ポイント悪化の9.5%となっています。


*12月25日

@38人が公述、住民側は反対が6人、条件付き賛成が2人
 昨日開かれた「航空法に基づく空港等の変更許可申請に関する公聴会」ですが、38人が公述を行いました。
 この内訳は、私の分類では「企業・団体」19人、「自治体関係」10人、「住民」8人、「学者」1人となりました。
 この内、2人は欠席し、公述を司会者が代読しましたが、持ち時間が1人10分であるにもかかわらず、1人の代読は司会者が速読したにもかかわらず、20分以上かかるものでした。何故、このような不公平な代読を許したのでしょうか。内容は、この人は今回の買収地内に複数の土地などを持っており「主張することを飲まなければ、同意書も出さない」と言う、一種の脅しのようなものでした。
 賛否は今日の東京新聞によりますと「賛成27人、条件付き賛成5人、反対6人だった」とのことです。この受け取り方も、人によって多少違うようです。私は24番目に公述しました。公述原稿は明日にでも載せたいと思います。

 

@全日空機長が携帯義務づけの書類を忘れて乗務、1便欠航
 昨日、全日空の60代機長が、羽田発福岡行き259便・B767-300ER型機に乗務中、航空法で携帯が義務付けられている航空従事者技能証明書と航空身体検査証明書のライセンス一式を持たずに飛行していたことに気付いた、とのことです。
 このため、この機長が乗務予定の後続1便が欠航となり、もう1便に遅れがでました。
 機長は自宅に置き忘れた、と話しているとのことですが、社内規定では乗務前に確認する手順となっている、とのことです。全日空は経緯について調査をする、とのことです。

@中国籍のプライベート機で着陸直前にコックピットの画面消える、重大インシデント
 昨日の福井新聞によりますと、昨日午後0時25分頃、香港発の個人が所有する中国籍のERJ190型機が、新千歳空港に着陸する間際に操縦席の画面表示が消えるトラブルがありました。この画面は2基のエンジンから電力を供給される仕組みでした。
 同機はそのまま無事着陸しました。乗客・乗員24人にケガはありませんでした。
 国土交通省はこのトラブルを重大インシデントに認定し、調査官を派遣しました。
【コメント】この機種はフジドリームでも使っているように、旅客機として多数が運航されています。プライベート機として、改造されたのでしょうか。

@ボー社のマレンバーグCEOが辞任
 ボーイング社は現地時間12月23日、デニス・マレンバーグ社長兼CEO(最高経営責任者)が辞任したと発表しました。B737MAX型機の欠陥問題の責任を取った辞任となります。
 米国にメディアでは「解任」という言葉が使われています。


*12月23日

@明日は機能強化関係の公聴会が開かれ、私も反対の立場で公述します。このため、明日の更新は出来ません。

資料室の「成田空港に乗り入れているLCC」を更新しました。

@国土交通省の来年度予算請求で成田空港関係346億円
 今日の「日刊航空」によりますと、国土交通省は来年度予算の空港整備勘定で、成田空港に対して 前年度比約4.3倍の346 億円を計上しました。
 内訳は、機能強化を予定する成田国際空港株式会社(NAA)に無利子の出資金約300億円を出資し、さらに、成田空港の第 3 ターミナル拡張に伴うCIQ施設整備、庁舎耐震対策、航空保安施設の老朽化更新等に 46 億円を計上しました。
 これにより、同社の資本金と資本準備金は1820億円となる事になります。

@成田空港=東京駅の高速バスを2月1日から共同運行へ
 成田空港と東京駅を結ぶ高速バスを運行するバス会社8社は、来年2月1日から乗り降りの場所や乗車券の購入方法を統一して、共同で運行を行うことになりました。
 名称も「TYO-NRT(エアポートバス東京・成田)」に変更し、更に、1日当たりの運航便数を現在よりも19便多い284便にします。
 成田空港行きは始発バス停出発の10分前までにインターネットでクレジットカード決済による予約が出来、この際は座席指定となります。ただし、全席自由席のバスも運行し、予約していなくても直接バス停で乗車することも可能となります。
 東京駅行きは成田空港各ターミナルの乗車券販売カウンターで、時間指定の乗車券を購入した上で、その便に乗車する必要があり、全席自由席となります。
 なお、詳細な情報は来年1月15日に発表するとのことです。


*12月22日

@ JTB の2020年訪日外国人数予測も約3400万人、政府目標は遠く
 JTBが20日に発表した「2020年訪日外国人数」は、今年比7.9%増の3430万人となる見込み、とのことです。政府目標の4000万人には約600万人足りないことになります。
 オリンピック・パラリンピック期間中は「宿泊費や航空券が値上がりし、観戦者以外は来日を控える」としています。
【コメント】3日の講演でも、NAA田村社長は「2021年に4000万人を達成できれば、2030年の6000万人も見えてくるのだが」と述べていました。

@国内航空各社の年末年始予約率は国際線が2.9ポイント減、国内線が2.3ポイント増
 20日に国内航空各社が発表した、年末年始期間の予約状況によりますと、国際線では予約率が10社平均で前年同期比(以下同じ)2.9ポイント減の83.5%となり、国内線では2.3ポイント増の77.9%となっています。
 目立つのは国際線で全日空が3.5ポイント減、日本航空が1.7ポイント減となり、 LCC 3社もそろって減少している事です。
 日本人の海外旅行にも消費税の引き上げなどによる疲れが見え、韓国からの訪日客が減少していることに加え、この所、中国を初めとする外国航空各社が地方路線を新設していることが原因、とのことです。
【コメント】競争が激しくなれば、運賃は下がり、航空各社にとっては利益が減ることになります。


*12月21日

@三菱航空機会社が定例記者会見
 三菱航空機会社は昨日、定例会見「QuarterlyUpdate(四半期アップデート)」を開き三菱スペースジェットの現状について説明しました。
 水谷社長は「型式証明(TC)はそれぞれの国の機関がきめることで、コメントする立場ではないが、おそらく今年中の承認はないと思う」と述べました。
 最高開発責任者のベラミー氏は設計変更で、約900ヵ所の改良に取り組んだことを明らかにしました。

@ユナイテッド航空がB737MAX型機の運航停止期間を6月4日に延長
 ユナイテッド航空は現地時間20日、B737MAX型機の運航再開を6月4日まで延期すると発表しました。


*12月20日

@11月運用状況で総発着回数は3%増と2ヶ月ぶりプラス、総旅客数4%増と3ヶ月ぶりのプラス
 成田国際空港株式会社(NAA)が昨日発表した「成田空港11月運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同月比(以下同じ)3%増の2万1496回となり、2ヶ月ぶりに前年同月比プラスとなり、11月としての過去最高でした。この内、国際線は4%増と11月としての過去最高で、国内線は1%減となっています。
 総旅客数は4%増と3ヶ月ぶりに( NAAの発表では9月は±ゼロでしたが、正確に言うと0.30%減でした)前年同月比プラスの358万9304人となり、11月としての過去最高でした。この内、国際線旅客数は6%増と11月としての過去最高で、11月として初めて300万人を突破しました。日本人は±ゼロ、外国人旅客数は10%増となっています。また、国内線旅客数は1%減でした。
 総国際航空貨物量は4%増、この内、積込量は2%減で、輸出量は19%減となり、取卸量は10%増で、輸入量は2%減でした。
 給油量は4%増となっています。

@年末年始の国際線旅客数推計は7.1%増の102万2300人
 成田国際空港株式会社(NAA)が昨日発表した「2019年度 年末年始国際線旅客推計」によりますと、年末年始期間(2019年12月27日〜2020年1月5日)の国際線旅客数は前年同期比(以下同じ)7.1%増の102万2300人となっています。出国者数は7.0%増、入国者数は7.1%増で、出国のピークは12月28日の6万2100人、入国のピークは1月4日で6万600人となっています。

@新管制塔を現在のランプコントロールタワー跡地に建設
 今日の「日刊航空」によりますと、国土交通省はB滑走路の延伸とC滑走路建設に伴い、これらの滑走路をも見渡せる新管制塔の建設を行う予定です。
 新管制塔は現在のランプコントロールタワーの跡地に建設する予定です。現在のランプコントロールタワーは建設中の新ランプコントロールタワー完成後の2020年9月頃に撤去工事に入る予定とのことです。
 写真は12月3日に第1ターミナル南ウイングの中から撮ったものですが、左が現在の管制塔、中央がランプコントロールタワー、右が建設中の新ランプコントロールタワーになります。

 

@スペースジェット「初めて、トンネルの端に光が見える」
 
現地時間19日の「Nikkei Asian Review(英語版)」によりますと、「先週の了解覚書とコミットメントレターの形で届く予定の注文は、SpaceJetの注文の総数を400から490に増やすと、この問題に詳しい人々は言った。」とのことです。
 また、「2020年初頭にさらに400件の注文を集めることができると考えている、と人々は付け加えた。」と書かれています。
 まだ、多くの問題があり、ニューヨーク州立大学エンパイアステートカレッジの准教授であるデビッド・プリチャード氏は「三菱は単独ではボーイング・エンブラエル同盟に匹敵しない。現在、三菱は、機体のグローバルなリスク共有パートナーがいません。これは、日本での小さな製造フットプリントとともに、生産能力を拡大することを許可していません」と述べています。
 しかし、この記事の最後で「初めて、トンネルの端に光が見えるようになりました」と結んでいます。
【コメント】「先週の了解覚書とコミットメントレターの形で届く予定の注文」と言うのは何でしょうか。聞いた覚えがありませんね。
 確かに、まだまだ、課題はたくさんありますね。米国の型式証明(TC)が取れていません。B737MAX型機の混乱で米国連邦航空局(FAA)もスペースジェットの型式証明(TC)に力を割けない可能性もあります。
 しかし、全日空が国内線で飛ばすには国土交通省の承認があれば出来るはずです。もちろん、国土交通省に型式証明(TC)を発行できる能力があるかどうか疑問ですが。また、米国の型式証明(TC)の前に日本が承認すると、FAA のメンツをつぶすことにもなりかねません。何しろ、最大の顧客は米国なのですから。
 また、大量の発注が来たとしたら、それに見合うだけの量産体制を構築する事が出来るかどうかも疑問になります。
 しかし、これらの課題を一つ一つクリアーした先には「光が見える」ようになるのではないでしょうか。

@アルゼンチンの航空当局が1年前の衝突をドローンによるものと判断
 現地時間18日の「Flight Global(英文)」によりますと、アルゼンチンの調査機関(JIAAC)は、昨年12月22日にホルヘニューベリー空港近くで起こった、オーストラル航空・E190型機と異物との衝突について、この異物がドローンであった、と報告しました。「機体に付いた痕跡物の化学分析からの確認」とのことです。
 E190型機は着陸態勢に入っていましたが、無事に着陸し乗客・乗員にケガはありませんでした。JIAACは墜落したとみられるドローンの残骸を捜索しましたが、見つけられなかった、とのことです。
【コメント】実際に旅客機とドローンが衝突した、と断定されたのは初めてのように記憶しているのですが。
 エンジンにでも飛び込まれたら、大事故につながりかねませんね。


*12月19日

@機能強化計画の総工事費は約1兆3000億円!
 昨日、国土交通省は成田空港の機能強化計画について検討する有識者会議を開きました。
  NAAは「成田空港の拡大計画は、国際競争力の強化や観光立国の実現、地域の発展に必要で、一日も早く実現したい」と拡大の必要性を訴えました。
 また、今回の機能強化計画では総費用は、滑走路整備事業費が5125億円、旅客・貨物取扱施設などの整備を行う費用として、これまでの整備実績などを踏まえて約8000億円と試算し、合計約1兆3000億円としています。
 委員からは「自治体と協力しながら周辺の環境を保全したうえで、地域振興を進めてほしい」という意見や、「利用者の増加に向けてアクセスの状況を確認したい」という要望などが出されていました。有識者会議は来年1月に答申を出す予定、とのことです。
【コメント】このような莫大なお金を使って、周辺や全世界の環境を破壊する必要がどこにあるのでしょうか。“経済効果が期待できる”と言いますが、これは“希望的観測”で都合の良い条件の元に出されたものです。“希望”がはずれた場合には莫大な赤字になり、結局は国民の税金を使うことになります。

成田空港に着陸したピーチ機の前輪に亀裂
 昨日のNHKニュースによりますと、昨日午後2時45分頃、新千歳発成田行きのピーチ・アビエーション584便・A320型機(JA811P)の到着後点検で前輪に長さ約3.5cmの亀裂が入っているのが見つかりました。
 国土交通省成田空港事務所は滑走路を一時閉鎖して調べたところ、近くにプラスチック板の破片が散乱しているのが見つかりました。破片は最大で長さ約7cmで、タイヤが踏みつけたような痕が見つかりました。
 乗客・乗員にケガはありませんでした。この影響でこの機体を使う予定の3便に遅れがでました。
【コメント】落ちていたプラスチック片は他の航空機のものでしょうね。これは、部品落下に当たりますね。この報告は出されているのでしょうか?
 また、プラスチック片を踏みつけただけで、前輪に亀裂が入るのでしょうか?

@「ZIPAIR Tokyo」が成田空港で機体を公開
 「ZIPAIR Tokyo」は昨日、成田空港で報道陣に対して長距離に使うB787型機を公開しました。
 LCCでB787型機を使うのは初めて、とのことです。290席で、上級席には「ZIP Full-Flat(ジップ・フルフラット)」を導入しています。

@福岡空庫から離陸した全日空機のエンジンから炎と煙、引き返して緊急着陸
 今日午前9時40分頃、福岡発羽田行きの全日空246便・B767-300型機で離陸直後に右エンジンの温度が上昇しているとの警告が出ました。
 乗客などの話では離陸直後にドーンと言う衝撃音が聞こえ、機長から「エンジンに火災が発生しましたが、消火した模様です。飛行には問題はありません」とのアナウスがありました。地上で目撃した人は「右エンジンから炎と煙が出ていた」とのことです。
 このため、同機はこのエンジンを止めて、福岡空港に引き返し、同10時15分頃、無事緊急着陸しました。同機が誘導路上で約30分停止したため、滑走路が約30分間閉鎖されました。同便は欠航となりました。

@11月の訪日外客人数は0.4%減、出国日本人数は1.9%減に
 観光局が昨日発表した「「11月の訪日外客数・出国日本人数」によりますと、前年同月比(以下同じ)0.4%減の244万1300人と2ヶ月連続前年同月比マイナスとなりました。
 一方、出国日本人数は1.9%減の164万2300人と今年に入り始めての前年同月比マイナスとなっています。

@観光庁の田辺長官が「今年の日本人出国者数が2000万人に届くかどうかは微妙」
 観光庁の田端長官は昨日の記者会見で、今年の日本人出国者数が11月までの累計で約1804万人となり、11月は1.9%減になった事を受けて「2000万人に届くかどうか微妙なところに来ている」と述べました。
 また、訪日外客数は2ヶ月連続減となりましたが「前年は上回ると思う」と述べました。

@韓国のチェジュ航空がイースター航空を買収へ
 日本にも就航している韓国LCCの最大手チェジュ航空は、同じ韓国LCCのイースター航空を買収することになりました。年内にも発行株式の51.17%を695億ウォン(約65億3,000万円)取得する、とのことです。
 韓国の航空会社は日韓関係の悪化から、ドル箱の訪日需要が減少し、どこも業績が悪化しています。アシアナ航空も買収されることになるようで、業界の再編が進むものと見られています。


*12月18日

@昨日の夕方から夜にかけての濃霧で欠航や目的地変更や大幅な遅れ
 成田空港では昨日夕方から夜にかけて、濃霧が発生しました。このため、 NAAでは緊急事態弾力的運用に伴うカーフュー内運航として、今日の午前1時までの運用時間延長を行いましたが、結果的に最終便は昨日午後11時43分でした。この濃霧で出発で10便が欠航し、到着機の目的地変更や大幅な遅延が発生しました。

@成田空港の11月輸出額は0.9%増、輸入額は13.4%減
 東京税関が今日発表した「11月分 成田空港貿易概況(速報)」によりますと、輸出は前年同月比(以下同じ)0.9%増の9264億2800万円となりました。前年同月比でプラスとなるのは13ヶ月ぶりとなります。
 一方、輸入は13.4%減の1兆928億1600万円となっています。輸入は前年同月比で7ヶ月連続のマイナスとなっています。

@昨日、品川区で羽田都心新ルート反対の集会
 昨日、品川区で「12・17. 危険な増便・新飛行ルート撤回を求める住民総決起集会」が開かれました。
 この集会の様子が木更津市議の田中紀子さんがブログで紹介されています。

@丘珠発の北海道エアシステム機が客室空気高温の警告で引き返す
 16日の北海道放送(YAHOO!ニュース)によりますと、16日午前7時55分頃、丘珠発函館行きの北海道エアシステム2741便・サーブ340B型機で、離陸直後にエンジンから客室に送る空気の温度が高温になったことを示す警告が出ました。
 このため、同機は丘珠空港に引き返し、同8時過ぎに無事着陸しました。この影響でこの機体を使う予定の後続6便が欠航となりました。

@ユナイテッド航空の同一機体で、同じトラブル、中部空港に緊急着陸
 今日午前10時5分頃、グアム発中部行きのユナイテッド航空137便・B737-800型機で、フラップの異常を示す警告が表示されました。
 このため、同機は緊急事態を宣言し、約15分後に中部空港に緊急着陸しました。乗客・乗員にケガはありませんでした。
 この機体は14日夜にもフラップの警告表示で中部空港に緊急着陸していました。

@ EASA がA320neo型機ファミリーで改修前の「PW1100G」エンジンを2基使っている機体をなくすように指示
 現地時間17日の「Flight Global(英文)」によりますと、欧州航空安全機関(EASA)は16日、A320neo型機ファミリーに使用されているエンジン「PW1100G型」を、2基共に使用している機体に対して、3ヶ月以内にペアリングを解除するように指示しました。
 このエンジンで第三段ディスクタービンブレードのブレードが破損し、エンジンが止まってしまうトラブルが報告されている、とのことです。
 エンジンメーカーのプラット・アンド・ホイットニー社は改良したこの部品を提供している、とのことです。
 2基共に停止したら、墜落は避けられません。
【コメント】15日に岡山空港でトラブルが発生したA321neo型機もこのエンジンを使っていますが、この件に関係しているのでしょうか?
 また、三菱スペースジェットM100型機も同系統のエンジンを採用していますが、心配です。

@観光産業界の二酸化炭素ガス排出量が2030年には5.3%に増加の予測
 昨日の「トラベルボイス」によりますと、国連世界観光機関(UNTWO)と国際交通フォーラム(ITF)は、マドリードで開催されたCOP25で、観光業界の二酸化炭素ガス排出量が全世界の全排出量の割合で2016年の5.0%から、2030年には5.3%に拡大すると発表しました。
【コメント】前にも書きましたが、航空機の排出する二酸化炭素は、同じ距離なら、鉄道が排出する二酸化炭素の20倍にもなる、とのことです。
 これが、「短い距離の移動なら、航空機を使わずに鉄道にしよう」という「飛び恥」の運動になっているようです。
 全世界の航空機が出す二酸化炭素の量はドイツが出す量と同じになる、とのことです。
 航空業界も二酸化炭素ガス排出の抑制に本気で取り組まないと、地球全体の環境が修復できない規模になりかねません。利益を上げるために、便数を増やすことばかりを考えていると、とんでもないことになりかねません。
 「成田空港の機能強化計画」も考え直すべきと思います。

@香港空港当局が使用料未払いで香港航空の旅客機7機を差し押さえる
 香港の空港管理局は現地時間17日、香港航空が一部の管理費用の支払いを怠った、として同航空の7機を差し押さえた、と発表しました。
 60日以内に支払わなければ、売却する、とのことです。
 同航空は現在39機のエアバス機を使用していますが、ストの影響や抗議デモなど資金繰りも悪化しており、給料の遅配や路線や運航便数を削減していますので、運航に支障はない、としています。


*12月17日

@24日の公聴会で反対の立場から公述ができることになりました
 今日、国土交通省から、24日の「成田国際空港の施設変更及び同空港について指定した延長進入表面等の変更について」の公聴会に、反対の立場から公述を申し込んでいましたが、その許可証が届きました。私の公述は「12時15分から」の予定となっています。

@ジェットスター・J が「2018年度安全報告」を公表
 ジェットスター・Jは今日、「2018 年度安全報告書」を公表しました。ジェットスター・Jは親会社のジェットスターに習って、2018年度は2018年7月1日〜2019年6月30日になっています。報告書は非常に詳しいもので、安全上のトラブルも全て載っているようです。
【コメント】カンタス航空の造ったジェットスターですから、安全には定評があると認識していたのですが、この所のジェットスター・Jを見ると、トラブルが多くなったような気がします。
 つい先日のマニラにおける重大インシデントに認定された脱輪事故も「どうして?」と思ってしまいます。
 深夜の出発が影響しているのでしょうか。この所、機材の効率的運用優先で深夜便の運航も多くなり、パイロットなどへの負担が大きくなっているのではないでしょうか。
 ホームページ上には「お詫び」も「原因について」も、記載がこの重大インシデントについては見つかりません。

@ボーイング社がB737MAX型機の生産を1月から一時停止
 ボーイング社は現地時間16日、B737MAX型機の生産を1月から一時停止する、と発表しました。
 現在、約400機あまりの完成機が地上待機しており、分散した各地の置き場もあふれんばかりの状態で、職員駐車場にも置かれている、とのことです。
 現在、B737MAX型機の生産に携わっている従業員はB737NG型機の生産に従事したり、他のチームの作業に一時的に加わるなどで、解雇などは行わない、とのことです。
 記者会見では生産再開時期については明言しませんでした。現在の生産は月産42機でした。

@13日に運航を停止した遠東航空が国内線だけで運航再開か
 13日の出来事で書いた、台湾の「ファーイースタン航空(遠東航空)」ですが、資金難から13日で全ての運航を停止しましたが、同航空は16日、資金確保のメドがついた、として、国内線のみで運航を再開する事を明らかにしました。
 国際線の運航再開のめどはたっていない、とのことです。


*12月16日

@カンタス航空がメルボルン線を来年夏季ダイヤで成田から羽田に移管
 カンタス航空は今日、来年3月29日から羽田=メルボルン線を開設する、と発表しました。
 代わりに、現在運航している成田=メルボルン線は運休となります。これで、成田空港のカンタス航空路線は成田=ブリスベン線のみになります。
【コメント】かっては尾翼に赤いカンガルーマークをつけたカンタス航空機が多数見られましたが、寂しくなりますね。

@国土が来年度の財投で成田空港機能強化に4000億円を要求
 今日の「日刊航空」によりますと、国土交通省は13日、政府が5日の閣議で決定した「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」に基づき、2020年度の財政投融資で成田空港の機能強化のために、4000億円を成田国際空港株式会社(NAA)に貸し付ける要求をする、とのことです。

@マニラでのジェットスター・J 機脱輪を重大インシデントに認定
 昨日書いたジェットスター・Jのマニラ空港における脱輪トラブルですが、フィリピンの航空当局は当初「滑走路に入る際に脱輪した」と発表しましたが、その後の調査で滑走路に入り、滑走を始めた直後に脱輪したことが明らかになりました。
 脱輪は右主脚だけでなく、前輪も脱輪していたことが明らかにしました。これを受けて、国土交通省は重大インシデント認定しました。

@全日空のA321neo型機が岡山空港でエンジントラブル、折返し便が欠航
 15日午前11時半頃、岡山発羽田行きの全日空654便・A321neo型機がエンジン部品に不具合があったために欠航となりました。前便の到着後点検で発見した、とのことです。

@ジェットスターのストライキは20日まで
 ジェットスター・Jは今日、「重要なお知らせ」の中で、グループ会社「ジェットスターのパイロットによるストライキで、20日まで影響の可能性がある」と告知しています。
 ただし、ジェットスター・Jには影響はない、とのことです。

@カンタス航空国内線機が油圧系統トラブルで引き返し、緊急脱出
 今日の「日豪プレス」によりますと、現地時間15日朝、シドニーからパースに向かったカンタス航空575便・A330-200型機が、離陸後約20分に油圧系統トラブルでシドニーに引き返しました。
 同機は無事着陸したものの、スポットに移動途中に、客室内に煙のようなものが充満し、目や喉の痛みを訴える乗客がでました。
 機長は緊急脱出を指示しましたが、この脱出の際に軽傷を負った乗客が多数でました。病院に搬送されたのは1人で、他はその場で手当てを受けました。


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