2021年1月前半の出来事


*1月15日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が、10日入国者で1名、13日入国者で3名、14日入国者で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、10日入国者で1名、13日入国者で3名、14日入国者で1名となりました。
 この内、13日入国の1名は発熱、倦怠感、咽頭痛の症状がありました。他の4名は無症状でした。

@韓国の LCC 「イースター航空」が来週にも会社更生法を申請へ
 韓国 LCC の「イースター航空」は来週中にも裁判所に会社更生法を申請し、事実上の破綻になる模様、とのことです。
 同航空は同じ韓国の LCC であるチェジュ航空と合併・吸収されることになっていましたが、財務状況が思わしくないことからチェジュ航空側から契約を白紙化されていました。
 以前にも裁判所に会社更生法適用を申請しましたが、裁判所はコロナの影響で航空業界の先行きが不透明である、と受理しませんでした。
 今回はコロナワクチンの使用などが始まることから裁判所も受理する、と見られています。
 同航空は会社更生法の下で運航を継続しながら、再建計画を策定し、売却先を見つけるものとみられています。
 写真は成田空港B滑走路からの離陸に向かう「イースター航空」機です。

 

@「ノルウェーエアシャトル」が短距離路線を運航する再建計画
 昨日の 「sky-budget」によりますと、ノルウェーエアシャトル(ノルウェージャン)は、裁判所に破産保護を申請していますが、このほど、策定した再生計画では長距離路線から撤退し、欧州北部を中心とする短距離路線を運航する計画、とのことです。
 このため、大西洋路線などの長距離路線用に購入したB787型機35機は退役させ、B737型機50機まで機材を縮小することになります。
【コメント】ノルウェーエアシャトルも強気の成長路線を採っていました。しかし、米国乗り入れの許可が長引き、強気の大型機材発注などで財務状況が悪化し、破綻に追い込まれてしまいました。
 航空需要が好調なときには、大きく成長できるのでしょうが、つまずきがあると借入金で一気に財務状況が悪化してしまいます。どこかの身近な航空会社と同じですね。


*1月14日

@全日空の成田=杭州線が今日から再開
 全日空は今日から、成田=杭州線を再開しました。週1往復で木曜日の運航になります。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が、8日入国者で2名、12日入国者で4名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、8日入国者で2名、12日入国者で4名となりました。全員無症状でした。
【コメント】8日入国者が昨日になって発表されています。何か事情があったのでしょうね。

@政府が今日から「ビジネストラック」を一時停止
 政府は今日から、11の国と地域のビジネス関係者に認めていた緩和措置、いわゆる「ビジネストラック」を、緊急事態宣言が解除されるまで、中止することを決めました。これにより、外国人の入国は全面禁止になりました。

@ IATA のCEOが変異コロナによる日本などの入国規制強化を強く批判
 昨日の「WING DAILY」によりますと、国際航空運送協会(IATA)のジュニアックCEOは現地時間12日、「航空会社が年内にキャッシュ・プラスに転じることは、現段階で視界に捉えている」と述べました。
 しかし、繁忙期になるはずの年末年始期間前に「2019新型肺炎」の変異種が発生したことで、各国政府が出入国規制を強化したことにより、需要回復の機会を逸したことを批判しました。
 同氏は「カナダ、英国、ドイツ、日本、その他の国々は、検疫要件を取り除くことなく、新型コロナ対策に検査を追加した。言い換えれば、各国は旅行をシャットダウンする政策措置を選択したのだ」と述べた、との事です。
【コメント】この人の以前からの持論ですね。 IATA が航空会社の連合組織ですから、立場としてこの主張はわからなくもありません。結局、「『2019新型肺炎』もインフルエンザと同じようなものだから、感染者が増えれば、免疫を持った人も増え、流行は落ち着く」と言うことなのだと思います。
 しかし、今までに、世界で約百万以上の人たちが犠牲になっています。今後も犠牲になる人が多く出ると考えられます。これを「仕方がない」で済ますわけにはいかないと思うのですが。
 これを考えた場合、一刻も早く、流行を押さえ込むべきと思います。

@ DHL がボーイング社にB777F型機8機を追加発注
 今日の「Aviation Wire」によりますと、DHLエクスプレスは現地時間13日、ボーイング社にB777F型を8機追加発注した、と発表しました。4機のオプションでも合意しています。納入は2022年からの予定です。
 写真は成田空港に駐機する DHL 機ですが、これは「エアホンコン」で使っている機体のようです。

 


*1月13日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が、11日入国者で4名、12日入国者で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、11日入国者で4名、12日入国者で2名となりました。
 この内、11日入国者の1名に発熱、咳嗽、関節痛の症状がありました。残りの5名は無症状でした。

@今日から、「ビジネストラック」を除く全入国者に陰性証明書を義務付け
 今日から成田空港を始めとする全国の空港で、帰国日本人も含めた入国者全員の出発前72時間以内の「2019新型肺炎」陰性証明書の提示点検が始まりました。
 提出がない人は当局が指定した施設で隔離し、3日後の感染検査で陰性の場合でも、14日間の自宅などでの待機が必要となります。
 なお、政府が定めた特例「ビジネストラック」にあたる人は除外されますが、これについても批判が強まっています。

@航空貨物便の運賃が3ヶ月で約1割上昇
 今日の日本経済新聞によりますと、日本発欧米行きの航空貨物運賃が3ヶ月で1割強上昇しており、前年同月比3倍となっている、とのことです。
 この傾向は今後しばらくは 堅調が続くものとのと見られている、とのことです。
【コメント】航空会社にとっては嬉しいことでしょうが、午後11時以降に大きな騒音を受ける成田空港A滑走路飛行コース直下の住民にとっては迷惑極まりません。
 最近は、音の大きい大型機のほとんどが貨物便で、午後11時以降も頻繁に飛行しています。

@スリウィジャヤ航空182便のフライトレコダーを回収
 インドネシア国家運輸安全委員会は現地時間12日、9日に墜落したスリウィジャヤ航空182便のブラックボックスの内、フライトレコダーを回収したと発表しました。
 このレコーダーの読み取りには2〜5日かかる、とのことです。
 残りのボイスレコーダーについても信号を受信しており、近く回収できる、とのことです。

@ボー社がアトラス・エア・ワールドワイドからB747-8F型機4機を受注
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、ボーイング社は現地時間12日、アトラス・エア・ワールドワイドからB747-8F型機4機を受注したと発表しました。この4機がB747型機ファミリーの最終製造機となります。
 写真は成田空港北貨物エリアに駐機するアトラス・エアのB747-400型機です。旅客用の機体で内部は貨物を搭載出来るようにしてあると思います。

 

@ボーイング社の2020年旅客機納入は157機、受注はマイナス1026機
 ボーイング社が現地時間12日に発表した、2020年の旅客実績によりますと、納入機数は前年比(以下同じ)223機減の157機となりました。
 総受注機数からキャンセルを差し引いた「純受注機数」は1267機減のマイナス1026機となり、受注残は4997機となりました。


*1月12日

@今日から第2ターミナルに「ナリタ JOB ポート」を開設
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、成田国際空港株式会社が9月1日から25日に行った、成田空港で事業を行う関連企業650社を対象としたアンケート(回答数約3割の209社)によりますと、事業や雇用継続に「懸念なし」は3%にとどまりました。
 「2019新型肺炎」の影響が数年続くとした場合、その影響について聞いたところ、「余剰人員が発生する可能性がある」とした企業が144社で約70%となりました。また、128社が「事業の縮小か撤退の可能性がある」と回答しました。
 なお、成田国際空港株式会社は今日から、職業相談や出向・移籍支援業務等の雇用に関する総合的なサポートを提供する相談窓口『ナリタ JOB ポート』をオープンしました。
【コメント】回答が約3割は少なすぎますね。どうしてででしょう。残りの7割の事業所は「大丈夫」と言うことなのでしょうか。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が、10日入国者で9名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、10日入国者で9名となりました。
 この内、1名に味覚障害、鼻閉の症状がありました。残りの8名は無症状でした。

@スカイマークの12月旅客数は45.6%減、搭乗率は35.2ポイント減
 スカイマークが発表した「昨年12月搭乗実績」によりますと、旅客数は前年同月比(以下同じ)45.6%減の34万5433人、搭乗率は35.2ポイント減の43.5%となっています。

@政府が3月から空港や繁華街で希望者に感染検査の方針
 昨日の「日テレ24」によりますと、政府は3月から繁華街や空港などで、希望者に唾液による「2019新型肺炎」感染検査を始める方針を固めました。
 これにより、感染状況を把握することが目的、とのことです。

@フジドリームの機体に鳥が衝突疑いで名古屋空港に引き返す
 昨日の共同通信(ロイター通信)によりますと、昨日午後0時15分頃、名古屋発高知行きのフジドリーム345便・E175型機が、離陸直後に名古屋空港上空で、鳥に衝突した疑いがある、として名古屋空港に引き返しました。
 パイロットが「衝突音を聞いた」との事ですが、着陸後の点検では衝突の痕跡は確認できませんでした。機材の故障もなかったため、同機は1時間半遅れで高知に向かいました。


*1月11日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が、9日入国者で5名、10日入国者で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、9日入国者で5名、10日入国者で2名となりました。
 10日入国者1名に咳の症状、もう1人に味覚障害の症状がありました。残りの5名は無症状でした。

@ブラジルから帰国した4名に、新「変異コロナウイルス」感染確認
 厚生労働省は昨日、2日にブラジル北部から羽田空港に帰国した男女各2名、計4名が新しい「変異コロナウイルス」に感染していた、と発表しました。
 この新変異種は国立感染症研究所で、4名の検体を精査したところ、英国型や南アフリカ型に類似していますが、別種とみられ発見したものです。
 今のところ感染力、重症度、ワクチンの有効性等はわかっていません。
 この4名の内、1名は入院しており、他の2名も発熱、頭痛、咽頭痛などの症状が出ています。もう1名は無症状です。
【コメント】またまた。やっかいなことになりましたね。ブラジルでの「2019新型肺炎」による死者は20万人となっており、これが、今回確認された新「変異コロナウイルス」が原因でなければ良いのですが。正式名称はまだですが.一応「ブラジル型変異コロナウイルス」とでも呼ぶことにしましょうか。
 なお、今日の「SankeiBiz」に「変異コロナウイルス」についての記事が載っています。
 さらに、今日の「DIAMOND online」にワクチンの注意事項についての詳しい記事が載っています。

@空港検査で陰性だった英国からの帰国者が14日間の健康観察期間に会食し、2人が英国型「変異コロナウイルス」に感染
 昨日の東京新聞によりますと、先月22日に英国から帰国した男性と会食した10人の内、2人が英国型変異コロナウイルスに感染していたことがわかりました。
 帰国した男性は帰国時の空港検疫では陰性でしたが、念のために求められていた「14日間の健康観察」期間中の会食に参加したものです。
 厚生労働省の担当者は「健康観察期間中は食事会などを控えていただくことが前提で、残念なことと受け止めている」と話しているとのことです。

@インドネシア政府機関がスリウィジャヤ航空182便の墜落を正式に認める
 インドネシアの国家運輸安全委員会(NTSC)は現地時間10日、スリウィジャヤ航空182便が墜落した、と公式に認めました。
 墜落地点をほぼ特定し、ブラックボックスの信号も受信している、とのことですが、回収はまだのようです。
 乗客は大人40人、子供7人、幼児3人で、乗員は6人でしたが、他に非番のパイロット1名が搭乗していました。


*1月10日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が、8日入国者で6名、9日入国者で3名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、8日入国者で6名、9日入国者で3名となりました。
 8日入国者1名に咳の症状がありました。残りの8名は無症状でした。

@日本航空の成田=ジャカルタ線が今日から実質増便
 日本航空が7日から増便することにしていた成田=ジャカルタ線の増便は、実質、今日から週3往復から週4往復に増便されました。
 7日と9日の便は欠航になっていました。

@成田空港で昨日から全ての入国者にPCR検査実施
 昨日の「NHKニュース」によりますと、成田空港では昨日から帰国者も含めた全ての入国者に対する「2019新型肺炎」感染検査が行われています。
 これにより「ビジネストラック」対象者も検査を受けることになります。

@インドネシアの「スリウィジャヤ航空」機が離陸直後に墜落、全員が犠牲か
 インドネシアの LCC 「スリウィジャヤ航空」のジャカルタ発カリマンタン島西部のポンティアナ行き182便・B737-500型機が離陸約4分後の、現地時間9日午後2時40分に交信を絶ちました。
 乗客は50人、乗員は12人とのことです。ジャカルタの北方海上に墜落したものと見られています。
 同国の運輸当局によりますと機体の破片とみられる物体や遺体の一部を、ジャカルタの北約17Km沖の海上で発見した、とのことです。
 この機体は1994年5月にコンチネンタル航空(現ユナイテッド航空)に引き渡されたもの、とのことで、機齢は約27年になります。
 当時の天候は大雨で、同機の出発も約30分遅れていた、とのことです。
 同機は墜落1分前に突然進路を変更し、1分で約3000m急降下して墜落した模様です。
 下の図面は「Flightradar24」の182便の軌跡と、高度・速度変化です。

 

@エアバスの2020年納入機数は566機、受注は383機
 今日の「トライシー」によりますと、エアバスは昨年(2020年)に566機の民間機を67の航空会社に納入しました。一昨年の納入数に比べると約35%減となっています。
 昨年の受注数は383機で、キャンセルは115機となり、受注残は7184機となっています。


*1月9日

@年末年始期間の成田空港出入国者数が96.5%減に
 東京出入国在留管理局成田空港支局は昨日、年末年始(12月25日〜1月3日)の成田空港の出入国者数(速報値)が、前年同期比96.5%減の3万6570人だったと発表しました。

@「ZIP AIR Tokyo」のバンコク⇒成田旅客便が今日から運航開始、当面週1便
 「ZIP AIR Tokyo」は今日から、バンコク⇒成田旅客便の運航を開始しました。運航は週1便で土曜日のみになります。従って、土曜日は往復ともに旅客便となります。
 なお、2月1日からは1日1便の運航にし、更に、3月28日からの夏期ダイヤでも1日1往復で運航する、とのことです。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が、7日入国者で4名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、7日入国者で4名となり、全員無症状でした。

@全日空グループ11月旅客数は国際線で92.5%減、国内線で52.6%減に
 全日空が昨日発表した「2020年11月ANAグループ実績」によりますと、
 国際線では、旅客数が前年同月比(以下同じ)95.2%減の4万884人、利用率が58.3ポイント減の18.8%となっています。
 一方、国内線では、旅客数が52.6%減の170万7086人、利用率が7.5ポイント減の61.5%となっています。なお、成田空港の国内線は全て運休となっています。
 運航実績は、国際線では欠航率が84.1ポイント悪化の84.2%、定時出発遅延率が7.6ポイント改善の7.2%となり、定時到着遅延率が4.8ポイント改善の5.6%となっています。
 国内線では欠航率が28.8ポイント悪化の29.2%、定時出発遅延率が5.7ポイント改善の2.8%、定時到着遅延率が3.1ポイント改善の3.3%となっています。

@政府が13日から全ての入国者に、72時間以内の検査の証明書提出を義務化
 今日のNHKニュースによりますと、政府は13日から、緊急事態宣言が解除されるまでの間、入国者全員に、出国前72時間以内に「2019新型肺炎」感染検査を受けた事を証明する書類の提出を義務化します。
 この証明書を提出できない人には指定施設で3日間の待機をするように求め、3日目に感染の有無を確認する検査を受けさせます。
 その検査で、陰性だった際には、接触確認アプリのダウンロードと位置情報の記録についての保管を誓約したうえで、入国後14日間は自宅などで待機するよう求めるとのです。


*1月8日

@アデン湾の海賊対処で自衛隊が18日に成田空港からチャーター機で出発、「取極書」の約束違反
 今日の「 FlyTeam 」 によりますと、第15次ソマリア沖・アデン湾の海賊対処にあたる派遣海賊対処行動支援隊は18日に、成田空港から民間チャーター便で出発する、とのことです。
【コメント】これは成田空港を軍事的に利用することに当たります。
 建設当時に本会が、当時の運輸大臣、千葉県知事、成田空港公団総裁の3者と結んだ「取極書」に違反しています。
 この約束では「新東京国際空港の(現成田空港)の軍事的利用は一切行わない」としています。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が、6日入国者で4名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、6日入国者で4名となり、全員無症状でした。

@成田空港で昨日の強風により、着陸出来ずに他空港に向かった便が多数出る
 成田空港では昨日、午前11時頃から午後6時頃にかけて、南西の風が吹き荒れました。最大瞬間風速は午後5時5分に南西の風21.1m/sを記録しました。
 南西の風は成田空港の滑走路にとって、横風になり着陸のやり直しや、着陸をあきらめて、羽田空港や新千歳空港や仙台空港など他の空港に向かう目的地変更(ダイバード)を行う便が多数出ました。
 このために、午後11時頃に成田空港に着陸した便が数便ありました。

@昨日の「緊急事態宣言」発出で、航空各社が国内線の追加減便を発表
 昨日の政府による首都圏1都3県を対象にした緊急事態宣言の発令を踏まえ、航空各社は国内線の追加減便を発表しています。
 全日空は1月の減便を計画の5割程度に減便する見込み、とのことです。
 日本航空も1月の便数を74%程度と見込んでいましたが、今日以降の減便で運航率を60%程度まで引き下げる方針です。
 ジェットスター・J も16〜20日まで8路線で42便を追加減便する、と発表しました。
 他の各社もそれぞれ減便を発表しています。

@「緊急事態宣言」でもビジネストラックは急遽継続に
 昨日発表された「緊急事態宣言」のなかで、6日の出来事で書いた「ビジネストラック」を一時停止する方針は急遽撤回され、継続されることになりました。
 菅首相の強い指示があった、とのことです。
【コメント】「首相の考え」と言うよりも、経済団体の圧力が大きかったのでしょうね。

@三菱航空機がエアロリース社と MRJ 発注契約解除で合意
 「三菱航空機会社」は今日、航空機リースの「エアロリース社」と2016年6月30日に結んだ、MRJ(現スペースジェット)の確定10機、オプション10機の契約について、2020年12月31日に契約を解除した、と発表しました。
 両者は「開発再開の目途がついた時点で、同社と改めて再契約の交渉をさせて頂くことで双方合意した」としています。

@米司法省とボーイング社がB737MAX型機に関する罰金など25億ドル支払いで合意
 米国司法省は現地時間7日、ボーイング社のB737-MAX型機の2度に渡る事故に関して、同社が安全性に関する情報を隠蔽し、米当局を欺いたことが事故を招いたと断定し、罰金2億4360万ドルと、2度の事故による遺族等に対する補償など22億7000万ドルを支払うとする和解で合意した、と発表しました。


*1月7日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が、5日入国者で5名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、5日入国者で5名となり、全員無症状でした。

@年末年始の成田エクスプレスの乗客は97%減に
 JR東日本が昨日発表した、年末年始(昨年12月25日〜1月5日)の、成田エクスプレスの利用者は前年同期比で97%減となりました。

@ FAA が超音速旅客機の試験飛行に最終ルールを発表
 今日の「TechCrunch Japan」によりますと米連邦航空局(FAA)は現地時間6日、超音速機の商業飛行の再導入への道を開くための、新たな最終規則「Announces Final Rule to Facilitate the Reintroduction of Civil Supersonic Flight」を発表した、とのことです。
 これは開発が進められている「Boom Supersonic」のような試験機が試験飛行を行うときの基本的なルールを示すものとなっている、とのことです。
【コメント】いよいよ、超音速旅客機もここまで来ましたか。実際の飛行でソニックブームを含む騒音はどのくらいの大きさとなるのでしょうか。
 本会は建設が始まる時期に、当時の超音速旅客機(SST)「コンコルド」について、「航空公害に関する交渉覚書」の中で、その騒音の大きさから「成田空港に導入しないように」と国と空港公団に要求し、「超音速機は入れない」との回答を得ています。
 下の写真は2003年のパリエアショーに展示されていたエールフランスの「コンコルド」です。

 


*1月6日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が、4日入国者で5名、5日入国者で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、4日入国者で5名、5日入国者で2名となりました。全員無症状でした。

@全日空が今日から成田⇒ヤンゴン線を増便
 今日の 「sky-budget」によりますと、全日空は今日から、成田⇒ヤンゴン線を週2便から週3便(水・金・土曜日)に増便しました。
 ただし、2月からは再び週2便に戻る予定、とのことです。

@「春秋航空・日本」が22日に成田=南京線を開設
 「春秋航空日本」は今日、22日から成田=南京線を開設する、と発表しました。週1往復で金曜日に運航します。機材はB737型機を使います。
 写真は第3ターミナルの国際線スポットに駐機する「春秋航空・日本」機です。

 

@政府が11ヵ国・地域に適用している「ビジネストラック」を一時停止へ
 政府は「2019新型肺炎」の感染拡大を防ぐ措置の一環として、11ヶ国・地域からのビジネス渡航について、現在行っている緩和措置「ビジネストラック」を一時停止する方針を固めました。
 これにより、日本への外国人の入国が、ほぼ完全にできなくなります。


*1月5日

@田村社長、相変わらず「『機能強化』を最優先課題として取り組んでまいります」
 昨日、送られてきた「くうこうだより」( NAAのページにはまだ載っていません)に、田村社長の「念頭のご挨拶」が載っていました。
 この中で「当社では、引き続き、安全で効率的に空港が運用されるよう万全を期すとともに、お客様に安心して空港をご利用いただけるよう、すベての関係者と連携・協力して、各種感染症対策を徹底して実施してまいります」と述べています。
 しかし、今後のことについては「航空は、これまで時々の世界情勢によって一時的に需要が落ち込んでも、そのたびに力強く回復し、成長を遂げてきました」として、「中でも、新たな滑走路整備などを行う『成田国際空港の更なる機能強化』を最優先課題として取り組んでまいります」と相変わらず、強調しています。
【コメント】田村社長がことある毎に「機能強化が最優先」と強調していますので、本会など騒音下の住民はこれについて、ことある毎に批判せざるを得ません。
 「力強く回復し」と言いますが、問題はこの「コロナ・イベントリスク」がどのくらい続くかが問題です。
 「長い間では必ず回復する」のは確かですが、「この停滞がどのくらい続くのか。これによって、『機能強化』の必要性にどのような影響をあたえるのか」を考える事が、トップとしての責務と思います。
 さらに「発着回数50万回が必要になるのは何時頃なのか」と言う考察もなく、「必ず回復する」は余りにもおおざっぱ過ぎませんか?
 50万回になるのが「30年後40年後になるとすれば、『その時の空港が』、また『航空機の技術革新』がどうなっているか」見通せるのでしょうか。
 それを見通すには時間が必要です。2019年度の発着回数が約25万回でしたから、コロナでの停滞を考えれば、30万回になるには時間がかかります。じっくりと計画を見直すべきではないでしょうか。
 特に、騒音下住民が毎日苦しんでいるA滑走路の運用時間延長問題や、『機能強化計画』で計画されている「スライド制」などは再検討すべきです。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が、3日入国者で8名
 厚生労働省が発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、3日入国者で8名となり、全員無症状でした。

@タイ航空が今日から成田⇒バンコク線を再開
 今日の 「sky-budget」によりますと、タイ航空は今日から、成田⇒バンコク線の運航を再開しました。当面、週3便とする予定です。

@JR東日本が3月13日のダイヤ改正で高雄発の成田エクスプレスの1部を八王子発着に
 JR東日本は3月13日のダイヤ改正で、高尾発成田空港行きの成田エクスプレス2本(3号・7号)と、成田空港発高尾行き(50号・52号)を八王子着とする事を明らかにしました。

@年末年始の国際線旅客数は95.5%減、国内線旅客数は57.3%減
 国内虚空各社が昨日発表した年末年始期間(昨年12月25日〜1月3日)の旅客数と平均利用率によりますと、
 旅客数は国際線で前年同期比(以下同じ)95.5%減の3万2007人、平均利用率は63.0ポイント減の21.3%となっています。
 一方、国内線では旅客数が57.3%減の146万4436人、平均利用率は38.4ポイント減の42.8%となりました。
 国際線では各国の入国規制、国内線では昨年暮れ間際に発表された「Go Toトラベル」の一時停止が響いている、との事です。
 利用率の最高は、国際線では「春秋航空・日本」の83.6%、国際線ではジェットスター・Jの68.5%となっています。
 なお、「ZIP AIR Tokyo」のデータはありません。

@チャイナエアラインが2月6日に台北発着の、ジャンボ退役記念遊覧飛行
 昨日の「トライシー」によりますと、チャイナエアラインは2月6日に台北発着で、日本を周遊し、富士山などを巡る遊覧飛行を実施する、とのことです。
 この規格は同社のジャンボ(B747-400型機)の退役を記念するもの、とのことです。もちろん、機材はジャンボを使います。
 写真は第1ターミナル前を行くチャイナエアラインのジャンボ機です。

 


*1月4日

@1〜3日の成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が、1日入国者で13名、2日入国者で9名、3日入国者で1名
 厚生労働省が発表した、1月に成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は
 1日発表で、12月31日入国者で5名、1日入国者で2名あり、全員無症状でした。
 また、2日発表では、1日入国者で11名、全員無症状でした。
 さらに、3日発表では2日入国者で9名、3日入国者で1名となり、全員無症状でした。
【コメント】1月分の発表ページをようやく見つけました。

@バドミントンの桃田選手が、タイ渡航前のPCR検査で陽性が確認され、選手団全員が渡航を取りやめ
 昨日午前、タイの大会に出発する予定だった、バドミントンの日本代表チームが、成田空港で出発前のPCR検査を受けたところ、男子個人の世界ランク1位の桃田選手が陽性と判明しました。
 他の選手や役員やサポート要員などは全員陰性でした。しかし、バドミントン協会は代表チームの派遣を急遽取りやめました。

@スカイマークの佐山会長が「2019新型肺炎」感染を公表
 スカイマークの佐山会長は昨日の「Twitter」で「2019新型肺炎」に感染していたことを明らかにしました。
 この中で、自身も急速に悪化したことを明らかにし「コロナの可能性が出てきたら絶対無理しない。コロナは急速に悪化します。身近にコロナが疑わしい人が出たら、その検査結果出るまで一切人に会わないで」と述べ、家庭内感染もあったことを明らかにしました。
 なお、佐山会長は昨年末までに退院した、との事です。


*1月3日

@厚生労働省の「空港検疫」についての発表はありませんでした。


*1月2日

@昨夜の午後11時以降の発着はありませんでした。

@厚生労働省の「空港検疫」についての発表はありませんでした。

@セブパシフィック航空の成田=セブ線の再開はなかったようです
 「今日から再開される」と報じられていた、セブパシフィック航空の成田=セブ線ですが、成田空港の公式ページで検索を入れたところ、「欠航」となっていました。結局、今日の再開は事実上なかったようです。

@これが「マロウドインターナショナルホテル成田」です
 昨日の出来事で取り上げた「コロナ療養待機施設」として利用されている「マロウドインターナショナルホテル成田」の写真が見つかりましたので、下記に載せておきます。
 このホテルはA滑走路南端のすぐ東にあり、ほぼ、A滑走路に隣接しています。ホテルが弓形に建てられているので、写真の右よりの部屋からはA滑走路が見渡せます。
 そこで、ホテルではA滑走路を見渡せる部屋限定で予約する事もできます。1回だけ利用しましたが、窓からは下段の写真のように、離着陸する旅客機を見ることが出来ます。

 

 

@ドイツ政府が「感染リスクが高い指定地域」以外からの入国を制限なしに受け入れへ
 今日の 「sky-budget」 によりますと、ドイツ政府は現地時間1日0時から、「感染リスクが高い指定地域」を除いた、その他、全ての地域からの入国制限措置を解除する、と発表しました。
 これにより、観光や仕事など、渡航目的にかかわらず、ビザなしに入国することが可能となります
 従って、今の所、日本は「感染リスクが高い指定地域」とされていませんので、通常の入国が可能となります。
 ただ、帰国時には日本の規制で2週間の隔離措置が必要となります。
【コメント】経済効果を狙っての措置なのでしょうが、思い切ったことをやりますね。世界にコロナウイルスを拡散することにならないとよいのですが。

@昨年の死者が出た航空機事故件数は減少も、死者数は増加
 今日の 「sky-budget」 によりますと、「Flight Global(英文)」が伝えたところでは、2020年の死者が出た航空機事故は、前年比で10件減の12件となりましたが、死者は53人増の332人となっています。
 死者の中には、ウクライナ国際航空752便がイスラム革命防衛隊の地対空ミサイルにより誤射され、176名が犠牲になった事故も含まれており、これを除くと死者数は53人減の156人となります。


*1月1日

 

@昨年12月のアクセス数は25,032回でした
 昨年12月のアクセス数は25,032回でした。なお、2020年の年間アクセス数は1・2月が不明で集計できませんでした。

@今日からの成田空港国際線の増・減便です
 今日からの増便と減便の予定を下記に書きます。しかし、これが予定通り実施しているのかどうかは確認できません。
 全日空は今日からヤンゴン⇒成田線を増便しました。
 日本航空は今日からハノイ⇒成田線を、週5便から1日1便に増便しました。
 ユナイテッド航空は今日から成田=ニューアーク線を週1往復減便し週5往復としました。
  また、成田=グアム線を週1往復減便し、週6往復としました。
 タイ航空は今日から成田⇒バンコク線を週2便から週3便に増便しました。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が30日入国者で9名、31日入国者で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は30日入国者で9名、31日入国者で2名でした。
 この内、30日入国者の1名に咳、発熱の症状がありました。残りの人は無症状でした。

@厚生労働省が空港検疫での英国型「変異コロナウイルス」感染者の6人を発表
 厚生労働省は昨日、空港検疫で陽性だった人の英国型変異コロナウイルス感染有無を、国立感染症研究所で検査したところ、6人が感染していた、と発表しました。
 この中で、成田空港からの入国者は1名でした。

@「マロウドインターナショナルホテル成田」が全館休業を延長へ
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、成田空港近くの「マロウドインターナショナルホテル成田」は、9月16日から昨日まで、厚生労働省からの要請により、成田国際空港検疫所での入国時新型コロナウイルス検査に基づく療養待機施設として、全館を臨時休館としていました。
 しかし、「2019新型肺炎」の流行が収まらないため、引き続き、療養待機施設とし使用することになり、全館休館を継続する、との事です。期間は「当分のあいだ」となってます。


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