2021年6月後半の出来事
*6月30日
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は26日入国者で1名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、26日入国者で1名。無症状でした。
@千葉県が成田空港での濃厚接触疑い者移送で国に要望書を提出
千葉県は成田空港での濃厚接触疑い者移送について、成田空港周辺の自治体や保健所に過度な負担を生じさせないよう、国が責任を持って移送するように、内閣官房と大会組織委員会に要望しました。
@千葉県が成田市を「まん延防止等重点措置地区」に指定する方針、感染が急拡大
千葉県の熊谷知事は、「新型コロナウイルス」感染が急拡大している成田市を「まん延防止等重点措置地区」に指定する方針を示しました。
成田市では人口10万人当たり、1週間当たりの新規感染者数が48.04人と、県平均の12.73人を大きく上回っています。期間は7月2日から11日になる見通しです。
@全日空が2日から成田=北京線貨物便の運航を開始へ
今日の「LNEWS」によりますと、全日空は今日、来月2日から成田=北京線の貨物便を週2往復(火 ・金曜日)で運航することを発表しました。北京への貨物便は初めてとなります。
@「ANA ホールディングス」の株主総会で、今年度後半に中長距離LCC の立ち上げやコストの削減を強調
今日の「日刊航空」によりますと、昨日開かれたANA ホールディングスの株主総会で、片野坂社長は今後の需要について「国内線は今年度末にコロナ前の水準に、国際線は同5割程度に回復すると見ている」と述べました。
また、今年度のコスト削減を3000億円としており「これは緩めない」と述べました。
また、新しい中長距離 LCC については、柴田専務が、エアージャパンを母体にしてB787型機を使い、成田空港と関西空港を拠点として、就航を開始することを明らかにしました。
【コメント】「コスト削減は絶対緩めない」とのことですが、従業員への過度なしわ寄せにならないと良いですね。すでに、今年の夏と冬のボーナスをゼロとすると発表しています。
中長距離 LCC については具体的なことが分かりませんが、エアージャパンの「低価格版」と言う事なのでしょうか。
@日本航空の5月輸送実績は旅客数が国際線で約6倍、国内線で約3.5倍に
日本航空が今日発表した「JALマンスリーレポート 5月輸送実績」によりますと、
国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ)493.2%増の4万9024人、利用率は1.1ポイント増の19.1%でした。
一方、国内線では242.8%増の83万9666人、利用率は15.6ポイント増の38.1%となっています。この内の成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が16.8%、成田=名古屋線が17.4%でした。
【コメント】前年同月比では大きく回復していることになりますが、路線数や利用率で見ると、まだまだですね。
@ユナイテッド航空がB737MAX型機を200機、A321neo型機を70機発注へ
ユナイテッド航空は現地時間29日、新型コロナウイルス感染症の流行終焉後の需要増を考慮して、B737MAX型機200機とA321neo型機70機の合計270機を今後数年で購入する方針を発表しました。
【コメント】強気ですね。本当に目論見通りに需要が回復するのでしょうか。ただ、今なら「安く、すぐに手に入る」との読みもあるのでしょうが。
*6月29日
@「オリパラ時の臨時ターミナル設置は見送る」と田村社長
今日の「日刊航空」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は昨日の記者会見で「オリンピック・パラリンピック関係者の入国が全国で約5万3000人と見込まれているが、この内の約3万数千人が成田空港を利用するとみられる」との想定を明らかにしました。
また、当初予定していた臨時ターミナルは設置しないことも明らかにしました。
さらに、閉会式後の出国混雑については、選手村でチェックインする方法をとることにし、大量の荷物については成田空港整備地区に臨時手荷物集積場を設置して、保安検査や仕分けを行う、との事です。
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は24日入国者で1名、25日で1名、27日で3名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、24日入国者で1名、25日で1名、27日で3名でした。全員、無症状でした。
@ NAA の新役員21名中女性は1名、しかも、担当部署の記載もない
成田国際空港株式会社(NAA)が25日に発表した、新しい役員名簿によりますと、監査役を除いて21人が役員となっていますが、この内、女性は1名で、他の20名の男性役員には担当部署が明記されていますが、この女性役員だけは「取締役」と記載されているだけで、担当部署が明記されていません。
【コメント】成田国際空港株式会社(NAA)も男性社会なのですね。それにしても、このように女性差別をあからさまにしているのも珍しいのではないでしょうか。
女性の能力を生かす発想も体制もNAAにはないのでしょうか。これが、 NAA の「男女平等」についての認識なのですね。
@新田原基地騒音訴訟判決で「飛行差し止め」棄却は「飛行には高度の公共性がある」、原告は控訴の意向
昨日の新田原基地の騒音訴訟ですが、裁判長は判決で「原告らは、騒音による健康被害までは認められないものの、一定の睡眠妨害のほか、日常生活が妨げられている。健康に不安を感じるなど心理的な被害も被っていて、耐えられる限度を超えている」として、騒音値が75WECPNLを超える172人に対して、原告1人あたり月額4000円〜2万円、総額約1億2380万円の支払いを国に命じました。しかし、将来分については認められませんでした。
さらに、夜間早朝や、昼間でも一定以上の騒音を発する飛行を差し止めるように求めたことについては、「戦闘機の飛行には高度の公共性や公益性があり、防音工事などの周辺対策は一定程度評価される」などとして訴えを退けました。
原告団は騒音被害を認めたことは評価するが、将来分や飛行差し止めが認められなかったことについて控訴する、としています。
【コメント】判決では「騒音による健康被害までは認められないものの、一定の睡眠妨害」と言いっているにもかかわらず、夜間の飛行については認めています。「高度の公共性」と言っていますが、原告側は「全面的に飛行を禁止せよ」と言っているわけではありませんね。
@スカイマークの21年3月決算は163億円の赤字に、債務超過はかろうじてさける
スカイマークエアラインが昨日発表した2021年3月決算によりますと、純損益が163億円の赤字となりました。前期は12億円の赤字でした。
会計上、将来の税金の戻りを見込む繰り延べ税金資産を120億円計上したことなどにより、債務超過は免れました。
@ピーチの21年3月決算は346億円の赤字に、債務超過でも手元資金は確保
今日の「Aviation Wire」によりますと、ピーチ・アビエーションが今日発表した2021年3月期決算によりますと、売上高は前期比(以下同じ)69.2%減、純損益が345億9100万円の赤字となっています。この赤字は前期の3.1倍となります。
旅客数は71.4%減、ロードファクターは34.4ポイント減の48.7%でした。
また、債務超過は216億2200万円となっています。これについて同航空は「ANAHDから借り入れており、今年度のコロナ影響が長期化した場合に備えて融資枠(コミットメントライン)を設定したので、当面の資金繰りは問題ない」としています。
*6月28日
@「成田空港5月運用状況」発着回数は徐々に回復も、国際線旅客数は低迷続く
成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「5月空港運用状況」によりますと、
総発着回数は1万85回と前年同月比及び前々年同月比(以下同じ)34%増・55%減となっています。
この内、国際線発着回数は17%増 ・54%減となり、国内線発着回数は245%増 ・57%減となりました。国際線貨物便は25%増 ・119%増となって、5月としての過去最高を記録しました。
総旅客数は32万9674人と268%増 ・91%減となり、この内、国際線旅客数は112%増 ・96%減となっています。日本人旅客数は128%増 ・98%減、外国人旅客数は110%増 ・98%減となっています。
一方、国内線旅客数は499%増、66%減となりました。
国際航空貨物量は49%増 ・26%増となっています。
給油量は前年同月比27%増となっています。
【コメント】発着回数は貨物便の好調が続いていることもあり、徐々に増加していますが、旅客数は惨憺たる状況が続いています。
特に、国際線旅客数は目を覆いたくなる惨状ですね。オリンピック・パラリンピックが開催されても、まだ、この状況は変化なさそうです。
世界各国からの旅客便の増便もあまりないようです。
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は27日入国者で2名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、27日入国者で2名でした。2名とも無症状でした。
@成田空港検疫所がオリパラ関係者と一般入国者の導線を入国審査前から完全に分離へ
昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、成田空港検疫所では外国から到着した人に対し、一般客とオリンピック・パラリンピック関係者とを、入港審査前の段階から動線を分け関係者の専用レーンを設けるほか、検査機器も別々にする対策をとる、との事です。
また、「コロナ変異ウイルス(特にコロナ株)」が流行した地域に、過去2週間以内に滞在した人については、流行している地域別に3日間から10日間の経過観察を、検疫所が指定した施設での待機指示をする、との事です。
@新田原基地の騒音訴訟で損害賠償を国に命じるも、夜間飛行制限は却下
宮崎地裁は今日、自衛隊新田原基地周辺住民178人が騒音被害に対する損害賠償と、夜間の飛行差し止めを求めた訴訟で、国に過去分の損害賠償を命じる判決を言い渡しました。
しかし、夜間飛行差し止め請求についてはこれを退けました。
【コメント】米軍や民間機が共用しない自衛隊基地での騒音訴訟は初めて、との事です。
「今日の判決」との事で、賠償額や夜間飛行差し止めの却下理由など詳しいことは、まだ、分かりません。
写真は新田原基地滑走路端からの遠望です。この日は近くの霧島火山噴火の噴煙で飛行はありませんでした。
@ウガンダ選手団の以前にも、オリパラ関係者の陽性者が4人
今日の韓国紙「ハンギョレ新聞(日本語版)」によりますと、ウガンダ選手団の陽性が確認される前にも、オリンピック関係で入国した外国人で陽性者が4人いたとの事です。
2月にフランス、4月にエジプト、5月にスリランカ、6月にガーナの関係者、との事です。
@ニュージーランド航空の CEO が「国際線の再開は2022年の後半になるだろう」
昨日の 「sky-budget」 によりますと、ニュージーランド航空のCEOは先頃行われた講演会で、今後の海外旅行の予測について、「2022年初め頃から長距離国際線の再開を検討し始め、実際の再開は2022年後半頃になる」と述べました。
ニュージーランド政府が、国境の開放に対して「かなり慎重なアプローチ」をとっていることから、目的地ごとに異なる旅行規則を適用すると予想しており、回復が遅れる、と予想しています。
*6月27日
@「昨日午後11時00分以降の離着陸」機が久しぶりの10便
「昨日午後11時00分以降の離着陸」機は久しぶりに10便でした。5月1日の14便以来の10便以上となりました。
南側のA滑走路飛行コース直下の方々にとっては、寝付けない夜になりました。
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は25日入国者で5名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、25日入国者で5名でした。
この内、1名に発熱、咳の症状があり、残りの4名は無症状でした。
@政府が濃厚接触者を空港で特定する方針を検討
昨日の朝日新聞によりますと、、政府は空港検疫で陽性者が確認された際の対応について、現在は「ホストタウンの受け入れ責任者が、責任を持って保健所と連携し、濃厚接触者に関する調査をする」と説明していました。
しかし、ウガンダ選手団の陽性確認を受けて、自治体などからの反発が強いため、これを、変更する方向で検討をしている、との事です。
検討案では、陽性者が出た時には、空港で濃厚接触者を特定し、濃厚接触者を専用のバスなどで受け入れ自治体に移動させ、その後、宿泊施設で隔離して、最終判断をするという案や、濃厚接触者を自治体には移動させず、組織委員会などが指定した施設で経過観察する案などが検討されている、との事です。
@ウガンダ選手団の陽性者は2名とも、感染力の強い「デルタ株」でした
ウガンダ選手団の1名は成田空港で陽性が確認されましたが、この人はデルタ株に感染していました。
一方、合宿地である大阪府の泉佐野市に移動した後で、感染が確認された1名もデルタ株に感染していることが確認されました。
2名以外の選手団員やバスの運転手などの泉佐野市関係の濃厚接触者は今のところ陰性のようです。
*6月26日
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は24日入国者で1名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、24日入国者で1名でした。無症状でした。
@関西空港で「UPS」 機がパンクし、滑走路が約45分間閉鎖
今日の産経新聞によりますと、昨日午後8時50分頃、上海発関西空港行きの米国・ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)・B767型機が着陸時に、タイヤがパンクし滑走路上で動けなくなるトラブルが発生しました。
このため、A滑走路が約45分間閉鎖されました。この間、メンテナンス中だったB滑走路を使いましたが、発着10機に最大37分の遅れが出ました。
@ルフトハンザ航空が退役を決めた A340 型機5機を復帰させる、プレミアムサービスのために
今日の「Fly Team」によりますと、ルフトハンザ航空は全機退役させる、としていたA340-600型機5機を一時路線に投入することにした、との事です。
理由はビジネスやレジャーの需要回復でプレミアムサービスを提供するため、との事です。
発注している、ファーストクラスの設置されたA350-900型機やB787-9型機が引き渡される今年の冬まで、A340-600型機を使います。
写真はドイツでワールドカップが開かれた年に、成田空港に到着したルフトハンザ航空のA340型機です。機首がサッカーボールになっています。
*6月25日
@ NAA が7月1日から全ターミナル施設再開を発表
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、第1ターミナルの第1サテライトと第4サテライト、また、第2ターミナルのサテライトを7月1日から再開する、と発表しました。
これにより、1年2カ月ぶりにすべてのターミナル施設が再開されることになります。
写真は1日に撮ったものですが、第2ターミナルサテライト連絡通路本館側に建設中のショッピングビルのようです。
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は23日入国者で2名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、23日入国者で2名でした。2名とも無症状でした。
@成田空港「新型コロナウイルス変異株患者」は6日入国者で3名、19日で1名、デルタ株が3人
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルス変異株の患者」は、6月5日入国者で3名、6月19日で1名でした。4名とも無症状でした。
この内、5日の2名と19日の1名は感染力の強いデルタ株と判明しています。
@米軍ヘリ都心低空ルートは、米軍側が勝手に設定、共産党が資料を入手
今日の共産党機関誌「しんぶん赤旗」によりますと、共産党は、東京都庁周辺で頻繁に目撃されている、都庁舎よりも低い高度を飛行する米軍ヘリコプターの飛行経路図を独自に入手した、との事です。
これは2015年に、国内の航空関係者を招待して開催した「関東航空機空中衝突防止会議」で配布された「UH-1Nヘリの運用」に関するもので、その中の「UH-1Nの悪天飛行経路」と表題のついた地図に記載がありました.。
しかし、都心は米軍への提供空域ではなく、このルートは米軍が勝手に設定したもの、との事です。
実際には悪天候でもないのに頻繁に目撃されている、との事です。
【コメント】「関東航空機空中衝突防止会議」で配布したものですから、米軍側も「危険がある」ということは十分承知しているのですね。
政府はこんな横暴をどうして許すのでしょうか。明らかに日本の航空法を無視しています。どこまで、米国に従属すれば気が済むのでしょうか。日本は、まだ占領下にあると考えているのでしょうか。
@韓国 LCC 「イースター航空」の売却先が決まる、規模を縮小して11月から再開
今日の「Traicy」によりますと、韓国の LCC 「イースター航空」の売却先が、ゴルフ場経営や不動産賃貸業などを手掛ける「ソンジョン」に決定し、両社は現地時間24日に本契約を締結しました。
買収金額は約1087億ウオンで、従業員の解雇は行わない、との事です。今年11月にも運航を再開します。
@香港航空が従業員の6割以上を解雇、当面は貨物専用会社として継続
今日の「Traicy」によりますと、経営危機に陥っている香港航空は、全社員の6割に当たる約700人を解雇することになり、同日から解雇通知を出し始めた、との事です。
同航空は7月からの1年間は貨物航空会社として業務を継続することになります。
*6月24日
@「 ZIP AIR 」の西田社長が今年度内に台北路線開設の計画明かす
昨日の朝日新聞によりますと、成田空港を拠点とする「 ZIP AIR 」の西田社長は、同紙の取材に答え、今年度中に就航する3路線として、従来から表明している米国西海岸路線と、アジアでは台北路線を考えていることを明らかにしました。
台北線は新型コロナウイルス感染症が収束したときに回復する観光需要と、半導体などの貨物需要も強いとみている、との事です。
この台北線と併せて、もう一路線として飛びやすいアジア路線を検討している、との事です。
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は19日入国者で2名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、19日入国者で2名でした。この内の1名に咳嗽の症状がありました。
@エア・カナダ機内で、鼻マスクを注意した客室乗務員の指示に従わず降機させられる
今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、18日のバンクーバー行きエア・カナダ機内で鼻マスクを注意され、客室乗務員とトラブルになった、カナダ国籍の男が降機させられました。
男は客室乗務員から何回も注意されましたが、従いませんでした。同機はスポットから離れ、離陸に向かうところでしたが、スポットに戻りました。このトラブルで、出発が約30分遅れました。
写真はA滑走路脇の誘導路を移動するエア・カナダ機です。
@ワクチンをシ接種したパイロットは48時間の乗務禁止
今日の「Aviation Wire」によりますと、航空各社のコロナワクチン職域接種が始まりましたが、パイロットや客室乗務員の接種後の乗務復帰は、パイロットについては国土交通省の指針により、接種後48時間と決められています。
一方、客室乗務員については全日空と日本航空では対応が分かれている、との事です。全日空は同24時間後から、日本航空は当日と翌日の乗務はさせない、との事です。
【コメント】22日の出来事で書いたような、副作用が出なければよいのですが。
少なくても、機長と副操縦士のどちらかが、接種していないか、相当の時間が経っている必要がありそうですね。もっとも、副作用がいつ出るかはわかりませんが。
@英国首相が「本格的な観光の回復は2022年になる」
昨日の日本経済新聞(電子版)に掲載された「フィナンシャル・タイムズ」によりますと、英国のジョンソン首相はロックダウンを1ヶ月(7月19日まで)延長したことに関して「何が起きようと『21年中は旅行が難しくなりそうだ』ということを強調したい。最優先にすべきはこの国を安全に保ち、ウイルスの再流入を阻止することであるため、残念ながら混乱や遅れはあるだろう」と述べた、とのことです。
*6月23日
@成田空港入国時に陰性だった外国人が千葉県内で38名が陽性判定に
今日の東京新聞によりますと、千葉県の調査で、成田空港から入国し、空港のPCR検査で「新型コロナウイルス感染症」陰性とされた外国人で、入国後に陽性と判定された人が、5月20日〜6月22日で38名に達している、との事です。
これらは入国後、保健所などの隔離中の検査や、帰国に向けた検査で陽性と判明したものです。
【コメント】これらの外国人が日本滞在中にコロナウイルスを排出していたことになります。オリンピック・パラリンピック開催でデルタ株などのウイルスが拡散されることになるでしょうね。
特に、心配なのは学校の児童生徒が感染させられてしまわないか、ということです。デルタ株は若い人への感染力が強力ということです。正気の沙汰とは思えないのですが。
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は18日入国者で2名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、18日入国者で2名でした。この内の1名に発熱の症状がありました。
@泉佐野市がウガンダ選手団の8人と市の職員1人を濃厚接触者に認定、【午後7時追加】さらに1人が陽性確認
大阪泉佐野市は昨日、来日したウガンダ選手団の1人が成田空港の検査で新型コロナウイルス感染症陽性者に判定されたことを受けて、すでに、同市に到着している他の選手8人と、現地から同行している市職員の1人のあわせて9人が濃厚接触者だった、と発表しました。
選手団8人は当面ホテルに滞在し、練習などはしない、との事です。
今日午後6時半の【MBS news】によりますと、22日に採取した検体のPCR検査で、1人の陽性が確認された、とのことです。
【コメント】何を今更、という気がしますね、3日も経っています。
原因は国側が、濃厚接触者の判定を「誰が、どの時点で行う」かもまちまち、というお粗末さです。
誰かが言っていましたが「日本の空港の水際対策は“ザル”ではない、“何もない”と言う事だ」はその通りですね。
@フィリピン航空の親会社株が取引停止に
昨日の 「sky-budget」 によりますと、フィリピンのフィリピン航空の親会社である「 PAL ホールディングス」の株式取引が停止されています。
これは同社が17日に発表した年次報告書で、外部監査人が「意見不表明」としたことによるものです。
これは、財務諸表に対する意見表明ができないほど、会計記録が不十分であったり、監査証拠の入手が困難な場合に行われるもので、フィリピン航空の内情が想定よりも厳しい状況に置かれていることなどが考えられています。
写真は成田空港を離陸するフィリピン航空機です。
@ガルーダ・インドネシア航空株の売買が一時停止
18日の日本経済新聞(電子版)によりますと、インドネシア証券取引所は現地時間18日、国営ガルーダ・インドネシア航空の株式の売買を停止すると発表しました。
これは、17日に同航空が、償還期限の6月3日を過ぎて、2週間の猶予期間に入っていたイスラム債について、配当支払いの延期を決めた事で、市場の混乱が予想されるため、との事です。
*8月22日
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は20日入国者で2名、21日で1名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、20日入国者で2名、21日で1名でした。
21日入国の人は発熱、咳嗽、下痢の症状がありました。他の2名は無症状でした。
@米国ではワクチンを接種したパイロットが飛行中に副作用と思われる発作で緊急着陸の事例
読者からの情報では、1990年からワクチンの副作用情報を収集している「VAERS」によりますと、米国の航空会社パイロットがコロナウイルスのワクチンを打った2日後に、旅客機を操縦していたところ、激しい頭痛に襲われ、緊急着陸した事例があった、とのことです。
このパイロッットはその2日後に操縦していたところ、再び、激しい頭痛に襲われ、緊急着陸を余儀なくされたとのことです。医師の診察を受けたところ、ワクチンの副作用と診断されました。
また、ブリティッシュ・エアウエイズのパイロットがこのところ、コロナウイルスワクチンを接種後に4名亡くなっている、とのことです。会社側は4名の死亡は認めていますが、ワクチンとの関連は否定しています。
【コメント】ワクチンに副作用はつきものですが、航空会社としては絶対に認めたくないでしょうね。従って、情報の正確性については分からないところもあります。
どうも、コロナウイルスについては「ワクチンを接種したから大丈夫」という訳にはいかないようで、一筋縄で「もう大丈夫」とは言えないようですね。
@スカイマークの7月1日〜21日の運航率が77.5%に
スカイマークは今日、7月1日〜21日までの国内線運航計画を発表しました。これによりますと、運航率は77.5%となっています。
@深セン空港の従業員がデルタ型に感染し、約700便が欠航に
今日の「亜州ビジネス China 」によりますと、広東省衛生健康委員会は現地時間19日、広州市、深セン市、仏山市、東莞市で、現地時間18日までに、6人の新型コロナウイルスの感染者が確認された、と発表しました。
この内、深セン市宝安国際空港内の飲食店従業員が変異種「デルタ株」への感染が確認された、との事です。この女性従業員は中国製のワクチンを接種済みだった、との事です。
この影響で同空港では19日までに約700便以上の欠航便が出た、との事です。
*6月21日
@全日空機が離陸後西向きに飛行、開港時の約束と違う
昨日の午後11時4分に成田空港を南に離陸した「全日空8517便」ですが、下図にあるように、A滑走路を離陸してまもなく、向きを西に変えて飛行していきました。これは何なのでしょうね。
着陸復航ではありませんね。「滑走路から九十九里浜までは直進上昇、直進降下」と言う開港時の約束に違反しています。ましてや海岸内陸部を深夜に飛行するのは迷惑ですね。
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は16日入国者で1名、19日で3名、20日で1名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は16日入国者で1名、19日で3名、20日で1名でした。
16日の人には発熱、咳嗽、倦怠感の症状がありました。他の4名は無症状でした。
@「デルタ株は凄まじい感染力、これからの流行の主流に」WHO 幹部
原文が確認できないのですが、ロイター通信によりますと、世界保健機関(WHO)の主任科学者ソミヤ・スワミナサン氏は現地時間18日の記者会見で「デルタ株(インド型変異コロナウイルス)はすさまじい感染力を持つため、現在のところ世界的に主流になる過程にある」と述べた、との事です。
感染力はアルファ株(英国型変異コロナウイルス)の40〜60%強いとされています。
欧州ではデルタ株に対する警戒が高まっており、米国でもバイデン大統領が「より感染しやすく、より致命的であり、特に若者にとって危険な変異」と述べた、との事です。
@アメリカン航空が運航乗務員不足で19日に約120便を欠航に
今日の「CNN」によりますと、アメリカン航空は現地時間19日に120便を欠航としました。今後も1日当たり50〜80便が欠航となる見通し、との事です。
理由は6月前半に米国各地が異常気象に見舞われたことと、需要が急増したために、運航乗務員の配置転換が間に合わない事による、との事です。
基本的には運航乗務員の復帰が遅れて人手不足に陥っているようです。
*6月20日
@コンピュータの不調がほぼ直りました。
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は15日入国者で2名、18日で1名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、15日入国者で2名、18日で1名でした。3名ともに無症状でした。
【コメント】なお、昨日成田空港に到着した、ウガンダの選手団の1名がPCR検査で陽性でしたが、この人は入国が認められず、国の宿泊施設で療養中ですので、この発表には反映されていません。
@ガルーダ・インドネシア航空の元 CEO が密輸で有罪判決
今日の 「sky-budget」 によりますと、インドネシアの地方裁判所は、元ガルーダインドネシア航空のCEOに対し、密輸を行った罪で、懲役1年、執行猶予20ヵ月、罰金3億ルピア(約230万円)の有罪判決を言い渡しました。
この事件は2019年11月、ガルーダ航空がエアバスから受領したA330neo型機に、高級バイクのハーレーダビッドソンや高級自転車のブロンプトンなど計18点を積み込むように指示し、密輸をはかった罪によるものです。
同被告は当局により摘発された段階で即刻解雇されています。
【コメント】倒産に至る前に、首脳による私利私欲を原因とする不正が告発される事は、結構あることのようですね。
*6月19日
@2日のPO212便について読者の方から教えていただきました
6月2日の出来事で書いた「ポーラエアカーゴ212便」がA滑走路途中で西側方向転換して着陸復航ですが、17日に「K」さんからメールをいただきました。
「K」さんによりますと、「この飛行は、決められている着陸復航の飛行コースで異常なものではない。管制官が指示をしてその通りに飛行している。
着陸復航に至る原因は前の航空機が離陸に手間取り、滑走路上にあって、間隔をとれなかったため、と考えられる。その離陸機の前に着陸した航空機が滑走路からの離脱に手間取り、離陸機の出発が遅れたのではないか、と考えられる」との事でした。
添付された航空路図の一部を加工して載せておきます。
なお、この件につきましては4日に「T」さんからもメールで下図も添えて教えていただきました。
おふた方にお礼を申し上げます。
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は14日入国者で1名、18日で1名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、14日入国者で1名、18日で1名でした。2名ともに無症状でした。
@奄美空港での粋なお見送り、日本航空グープ
昨日の「まいどなニュース」に載った奄美空港で日本航空社員の描いた水画の動画が話題になっている、との事です。
【コメント】粋なお見送りですね。しかし、この人は描きなれているのでしょうか。上手ですね。
@ヒースロー空港で駐機していた BA のB787機型の前輪が崩壊
今日の 「sky-budget」 によりますと、現地時間18日、ロンドンのヒースロー空港に駐機していたブリティッシュ・エアウェイズのB787-8型機が、駐機中に前輪が崩壊する事故がありました。
同機は貨物便として運航するために荷物を積んでいる最中でしたが、けが人はありませんでした。機体も損傷した、との事です。
同機は同航空がB787型機として最初に導入した機体で、機齢8年になります。
*6月18日
@ガルーダ・インドネシア航空が成田=デンパサール線を7月は運休
今日の「Traicy」によりますと、ガルーダ ・インドネシア航空は成田=デンパサール線を来月1日から31日まで運休とする、との事です。
@来月5日から成田空港関係企業従業員約1万6000人にワクチン接種始める
成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、7月5日から成田空港内で、ほぼ日常的に業務を行っている約700社の約1万6000人を対象とするワクチンの大規模接種を行う、と発表しました。
職場接種を行うには、基本的に1000人程度の接種が必要ですが、成田空港内企業では規模が小さいため、統一して行う事にした、との事です。
NAAの社員や全日空と日本航空の地上スタッフなどになります。1日当たり400〜500人規模を予定しており、モデルナ社のワクチンを接種します。
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は10日入国者で1名、13日で2名、16日で2名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、10日入国者で1名、13日で2名、16日で1名でした。
この内、16日の人に咳嗽の症状がありました。
@赤坂社長「成田空港LCC3社で25年度に19年度の2倍の売上を」
日本航空の赤坂社長は昨日の株主総会で LCC事業について、「成田空港をハブとして100%子会社の『ZIPAIR』が東南アジアやハワイ・米国などの中長距離国際線、月内に子会社化する『春秋航空日本』が中国路線、50%出資するカンタス航空系の『ジェットスター・ジャパン』が国内線と近距離国際線を展開し、2025年度の売り上げを2019年度比で約2倍に成長させる」ことを説明しました。
@「破綻時の整理解雇者165人の内、7人を再雇用」と赤坂社長
昨日開かれた日本航空の株主総会で、整理解雇問題について株主からの質問が相次ぎました。質問者はこの問題の早期解決を求めました。
これに対して赤坂社長は「早期に解決したい。金銭による解決は考えておらず、再雇用の道を開いた。再雇用は、整理解雇者だけでなく、当時の希望退職者や早期退職者も対象としている。整理解雇だけの特別扱いはしていない」と述べました。
また、答弁の中では165名の整理解雇者の中で、この3年間で再雇用した約100名の内、7名が整理解雇者だったことを明らかにしました。
【コメント】この整理解雇については不当解雇ではなかったとする最高裁判決が出ています。
しかし、今は撤回されたものの、この整理解雇時には整理解雇者について「JALグループに再就職はできない」との制限事項がありました。
これを見ても会社側の「整理解雇だけの特別扱いはしていない」との答弁が、おかしいことは明らかですね。これは、明確な“差別”“恫喝”になります。
@日本航空が客室乗務員から総合職への道開く
昨日の時事通信によりますと、日本航空は経験5年以上の客室乗務員から若干名を、総合職の事業企画職に職種変更する募集を始めた、との事です。
選考は試験を受ける必要があり、応募締め切りは来月16日まで、合格すると10月1日からの変更になります。
@キャセイ航空がA350型機の長距離路線で巡航時のパイロット1人操縦を検討?
昨日の 「sky-budget」によりますと、キャセイ航空では2025年までに、A350型機で運航する長距離路線を、高高度巡航中はパイロット1名による、単独操縦にする方向で検討している、との事です。
これにより、現在の長距離路線ではパイロット3名で運航していますが、これを2名で運航するとの事です。もちろん、緊急時には休息しているパイロットをすぐに呼び戻すことになります。
現在、エアバスと検討している、との事ですが、もちろん、これを実施するには各国の航空当局の承認を必要とします。
【コメント】これは無謀ですね。当局の安全審査は通らないでしょうね。
*6月17日
@昨日から、シンガポール航空のシンガポール=成田=ロサンゼルス線が再開
9日の出来事でも書きましたが、シンガポール航空は昨日から、シンガポール=成田=ロサンゼルス線の運航を再開しました。
詳しくは9日の出来事で見てください。
@成田空港「新型コロナウイルス患者」は14日入国者で1名、15日で2名、16日で2名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、14日入国者で1名、15日で2名、16日で2名でした。
この内、14日の人には低酸素症の症状がありました。
@成田空港5月の総貨物取扱量は49.0%増と好調
東京税関が昨日発表した「成田空港5月貨物取扱量」によりますと、総取扱量は前年同月比(以下同じ)49.0%増の20万5244トンとなりました。
この内、積込量は69.8%増、取卸量は34.2%増と、相変わらず好調でした。
@成田空港5月貿易額は輸出額が45.4%増、輸入額が39.3%増
東京税関が昨日発表した「2021年5月分成田空港貿易概況(速報)」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)45.4%増の1兆9178億8600万円となり、一方、輸入額は39.3%増の1兆3204億4600万円となっています。
@「羽田問題解決プロジェクト」が都議選立候補予定者にアンケート、40%が「新ルート廃止」求める
「羽田問題解決プロジェクト」は、実施されて約1年以上経つ羽田新飛行ルートについての、7月4日の都議会議員選挙に立候補する予定者に対するアンケートを実施し、結果について14日に発表しました。
アンケートを送付したのは167人、回答は70人で回答率は41.9%になります。この内、40%の28人が「新ルートの廃止を求める」と回答しています。
詳しい回答は下記のページに載っています。
@5月訪日外客は1万人、2019年5月比で99.6%減
政府観光局が昨日発表した「訪日外客数(2021 年 5月推計値)」によりますと、訪日外客数は前年同月比(以下同じ)約6.0倍の1万人となりましたが、2019年5月に比べると99.6%減となっています。
一方、出国日本人数は2019年5月比で97.9%減の3万100人となっています。
@ベトナム航空が債務超過、倒産の危機に
今日の「VIET JO(日本語版)」によりますと、国営ベトナム航空が債務超過で倒産の危機に陥っている、との事です。
今年3月末には資本金が14兆1830億VNO(約680億円)に対し、累積赤字は14兆2190億VNO(約684億円)となっています。
これに対し、国のベトナム国家銀行(中央銀行)は商業銀行を介して、優遇金利で同航空に4兆VND(約192億円)を貸し出すことにしている、との事です。
*6月16日
@成田空港「2019年新型肺炎」陽性確認者は発表なし
昨日の空港検疫による「新型コロナウイルス感染症」患者の厚生労働省からの発表はありませんでした。
@全日空と日本航空のワクチン接種は「企業内接種」促進のため
昨日の中日新聞によりますと、全日空と日本航空の企業内ワクチン接種の狙いについて、政府高官は「企業間で競争してもらえば、それだけ接種回数は一気に増える」とその狙いを説明しました。
また、産業界全体の接種加速を促す狙いがあったと明かし、来月に迫る東京五輪を見据え、海外の大会関係者らの往来本格化が予想される状況も考慮した、との事です。
【コメント】政府が高齢者の接種を地方自治体に丸投げするのではなく、初動から政府として本腰を入れて、人員面でも施設面でも力を入れていれば、これほどのもたつきにはならなかった、と思います。
オリンピック・パラリンピック開催に突っ走った結果が、このゆがみに出ているのではないでしょうか。
@タイ航空の再生計画を破産裁判所が承認
今日の「newsclip」によりますと、タイ中央破産裁判所は現地時間15日、国営タイ航空の再建計画を承認しました。
これにより、債務の整理や人員削減や機材の削減などにより再建を目指します。
タイ航空は長年に渡る赤字体質で、その上、再建計画に伴う調査で、機材の購入に伴う汚職や、年間20億バーツに上る残業手当未払いなどの不正が明らかになっていました。
@エミレーツ航空の前年度決算で約6000億円の損失
エミレーツ航空は現地時間15日、ツイッターで「2021年3月決算の損失が55億ドル(約6050億円)に上り、収益は84億ドル(約9240億円)減少し、旅客機と貨物機の稼働率は58%減少した」事を明らかにしました。
@ルフトハンザ航空が政府支援金返済のために増資を検討
昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、ルフトハンザ航空は現地時間14日、政府の「経済安定化ファンド(WSF)」から受けた公的資金90億ユーロ(約1兆2000億円)の一部を返済するために、増資を検討していることを明らかにしました。
写真は成田空港を離陸するルフトハンザ航空のA380型機です。同航空はA380型機を全て退役させる計画です。
@ユナイテッド航空が雇用維持支援金が打ち切られても、客室乗務員の一時帰休を見送る
ユナイテッド航空はこのほど、政府による雇用を維持するための支援が10月から打ち切りになった場合でも、客室乗務員の一時帰休は行わない方針、との事です。
背景にはワクチン接種が進んだことにより、国内線旅客の増加が続く、との予測に基づいたものになります。
【コメント】明るい兆しですね。しかし、タイ航空のように、ここに来て、新型コロナウイルス感染症の影響でジワリと追い詰められている航空会社も結構ありますね。