2022年11月前半の出来事


*11月15日

@成田空港の変異株感染者はゼロ、全空港では3名
 厚生労働省が11月14日に発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では3名、成田空港入国者ではゼロでした。
 3名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA2.10.1株」が1名、「CB.1株」が1名、「BA2.75.2株」が1名なでした。
 今回の発表分は11月2日から3日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は2名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者では2名でした。
 2名に症状がありました。

@チェジュ航空が成田=グアム線で長期チャーター便を運航
 今日の「Traicy」によりますと、韓国の LCC 「チェジュ航空」は来月22日から来年3月末まで、成田=グアム線でチャーター便を運航することを明らかにしました。
 エイチ・アイ・エスや阪急交通社がこのチャーター便を使ったツアーを販売しています。
【コメント】こんな長期間のチャーター便はもはや定期便と言っても良いのではないでしょうか。もっとも、ツアー客対象で一般客への販売は行わないのでしょうか。

@エミレーツ航空が今日から成田=ドバイ戦にA380型機を投入
 エミレーツ航空は今日から、成田=ドバイ線にA380型機の投入を再開しました。昨日まではB777型機を使っていました。
【コメント】各航空会社は回復する需要を取り込むために、便数を増やす代わりに機材の大型化をしています。
 新型コロナウイルス感染症の流行で需要が激減したために,機材の小型化と削減を実施していましたので、機材や運航乗務員不足が深刻です。大型機を使って需要の取り込みを狙っているのでしょうね。
 下の写真は13日に成田空港に来ていた大韓航空のB747-8型機です。大韓航空も成田線にはA330型機を使っていました。

 

@日本航空が4年ぶりに既卒客室乗務員を約250名募集
 日本航空は昨日、2023年度6月以降に入社する客室乗務員の既卒採用募集を行う、と発表しました。採用予定人数は約250名で既卒採用は4年ぶりとなります。
 なお、2023年度の新卒採用は約100名を3年ぶりに行っています。


*11月14日

@ティーウェイ航空が今日から成田=大邱線を再開
 今日の 「sky-budget」によりますと、韓国のティーウェイ航空は今日から成田=大邱線を再開しました。1日1往復となります。
 以前の報道では「11日から再開」となっていました。

@マレーシアの「バティックエア」は12月15日から成田=クアラルンプール線を開設
 今日の「トラベルジャーナル オンライン」によりますと、マレーシアの「バティックエア」は、12月15日から成田=クアラルンプール線を開設します。
 1日1往復となります。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は6名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 全員に症状がありました。

@京成電鉄が26日から東成田線などでワンマン運行へ
 昨日の毎日新聞(au Webポータル)よりますと、京成電鉄は経費削減のため、26日から東成田線(京成成田=東成田7.1Km)など3路線で,午前9時台から午後5時台に「ワンマン運転を開始する、,との事です。
 これに伴い、東成田線に接続する芝山鉄道もワンマン運転で運行する、との事です。

@スカイマークの中間期決算は純損益が約27億円の黒字に
 今日の「日刊航空」によりますと、スカイマークが10日に発表した、22年度中間決算におよりますと、営業収益が前年同期比(以下同じ)100.9%増、事業費は29.8%増となりました。
 これにより、純損益が27億400万円の黒字(前期は98億7500万円の赤字)になりました。


*11月13日

@「成田空港サーバー 資料室」を久しぶりに更新しました
 長い間、手をつけられず、更新していなかった「成田空港サーバー 資料室」の追加と手直しをしました。
 今の情勢に対応し、成田空港の軍事利用などについて当時の本会会長と、当時の「運輸大臣」「空港公団総裁」「千葉県知事」とで締結した、
 「成田空港の軍事的利用は一切行わない」との約束文書「取極書(全文)」
 そして、その過程で本会と空港公団との話し合い過程を,航空局長確認の元に記録した「航空機公害に関す交渉覚書(全文)」をページの上段に置くなどの手直しを行いました。
 また、「成田空港に乗り入れている LCC 」のページに新しい 「LCC」 を追加し、をしています。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は2名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は5名で、成田空港入国者では2名でした。
 全員に症状がありました。


*11月12日

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は5名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 4名には症状がありました。

@10月の航空機登録動向で成田空港を定置場とする2機が登録
 10日の「JA Search BLOG」さんによりますと、国土交通省が発表した「2022年10月の登録機動向」では、久しぶりに成田空港を定置場とする新規登録が2機ありました。
 1機は全日空のB787-10型機(JA602A)で、もう1機はジェットスター・ジャパンのA321-251NX型機(JA27LR)です。
 下の写真は3日に撮ったものですが、多分、「JA27LR」と思います。登録ナンバーが見当たらなかったので不確実ですが。

 

@先月のエアバスとボーイング社の実績
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、
 ボーイング社の10月民間機の引き渡しは前年同月比(以下同じ)8機増の35機、また、受注は112機増の122機となっています。
 一方、エアバスは引き渡しが24機増の60機、受注は155機増の177機となっています。
【コメント】エアバスがボーイング社を圧倒していますが、ボーイング社もB787型機の納入が軌道に乗りつつあるようで、回復基調になっているようですね。
 早く旅客機を手に入れようとすると。今のところ、ボーイング社の方が早いですね。エアバスは受注している機体の製造で手一杯となっていますから。

@シルクウエイ・ウエストがB777X -8F型機を2機発注
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、ボーイング社は10日、アゼルバイジャンの貨物航空会社シルクウェイ・ウエストから、B777X-8F型機2機を確定受注した、と発表しました。オプションとして2機も追加契約した、との事です。


*11月11日

@ティーウェイ航空が今日から成田=仁川線を増便
 ティーウェイ航空は今日から成田=仁川線を,週11往復から1日2往復に増便しました。

@「Spring Japan」が来年1月に成田=新千歳線と成田=広島線を期間増便
 「Spring Japan」は昨日、来年1月に成田=新千歳線と成田=広島線を期間増便する、と発表しました。
 これにより、成田=新千歳線は1日最大4往復、成田=広島線は1日最大3往復になります。

@成田空港と東京駅を結ぶ格安高速バスが16日から大幅増便
 昨日の「「乗りものニュース(YAHOO!ニュース)」によりますと、16日から成田空港と東京駅を結ぶ格安高速バス「エアポートバス東京・成田(AIRPORT BUS TYO-NRT)」が大幅に増便されます。
 上りと下りで1日143便となる、との事です。新型コロナウイルス感染症前には、同284便が運行されていましたので、これでも50%の回復率となります。

@成田空港の変異株感染者は7名、全空港では23名「BA.5株」が11名、「BQ.1株」が2名など
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では23名、成田空港入国者では7名でした。
 23名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が11名、「BQ.1株」が2名、「BA.2.10.1株」が2名などとなっています。なお、無症状は4名のみでした。
 今回の発表分は10月28日から31日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は5名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 4名には症状がありました。

@横田基地周辺住民が夜間の飛行禁止と騒音賠償求めて提訴
 昨日の東京新聞によりますと、横田基地周辺の住民224人は昨日、全ての航空機の夜間・早朝(午後7時〜翌朝午前8時)の飛行差し止めと、騒音被害の賠償を求める「横田基地公害訴訟」を東京地裁立川支部に起こしました。
 また、全ての時間帯において、オスプレイのホバリングと低空飛行、離着陸訓練の中止を求めました。
 横田基地を巡る訴訟は他の原告団の分も含め14回目になりますが、夜間・早朝の飛行差し止めは認められていません。

@スカイマークの上場は12月14日
 東京証券取引所は昨日、スカイマークを、来月14日付けで「グロース市場」に上場することを承認しました。

@スカイマークの後継機材はB737MAX型機に、2025年から現機材と交換
 スカイマークは昨日、機材の更新計画を発表しました。
 これによりますと現在のB737-800型機の後継機として、B737MAX型機シリーズを導入する、との事です。
 今後、B737-8型機6機のリース契約を締結し、2025年度第1四半期から導入する、としています。
 また、ボーイング社とB737-10型機とB737-8型機6機(確定4機)の発注で合意しました,との事です。
【コメント】この選択は順当なところでしょうね。同じボーイング社の機種で、運航乗務員の負担も少なくなります。
 エバスのA320neo型機は大量受注で、受領できるまでの期間が長くなりますから。

@スカイマークの10月搭乗実績は搭乗者数が81.0%増
 スカイマークが日発表した「10月搭乗実績」によりますと、搭乗者数はは前年同月比(以下同じ)81.0%増の67万8811人、搭乗率は17.4ポイント増の83.0%でした。

@日本航空の冬のボーナスは1.7ヶ月と労組に通知
 日本航空は昨日、冬のボーナスを1.7ヶ月分にする、と労働組合に伝えました。昨年同期の0.15ヶ月に比べると大幅な増額となります。


*11月10日

@先月21日に発見された約1Kgの落下部品の落とし主現れず
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、先月21日にA滑走路脇で見つかった、重さ約1Kgのエンジン逆噴射に使われる金属板(2022年10月21日の出来事参照)ですが、国土交通省屋空港事務所によりますと、今もって落とした航空会社が判明しない、との事です。
 航空会社への問い合わせに落とし主の申し出はありませんでした。
 国土交通省によりますと、「落とした航空機が分からないと原因の特定は難しい」とのことです。
【コメント】国土交通省も航空会社から舐められていますね。安全に関わることですから、徹底的に調査すべきです。
 日時で該当する航空会社の整備記録には記録があるはずです。もっとも、記録の改竄があると難しくなります。
 整備記録の改竄なども考えられますから、トラブルが判明してから直ちに徹底調査を開始するべきです

@中国の順豊航空が5日に貨物便で成田空港に就航
 見落としていましたが、中国の順豊航空が5日から、貨物便として成田=西安線に新規就航しました。週1往復(成田発着 土曜日)となります。

@エア・タヒチ・ヌイが成田=ナンディ線の再開を後倒しに
 今日の航空新聞社によりますと、エア・タヒチ・ヌイは「来年2月に再開する」としていた成田=パペーテ線の再開を、来年10月30日に延期する、と発表しました。

@「ZIPAIR Tokyo」が来年夏季ダイヤの一部運航計画を発表
 「ZIPAIR Tokyo」は今日、来年夏期ダイヤの内、4路線のスケジュールを発表しました。
 これによりますと、成田=ロサンゼルス線と成田=バンコク線は1日1往復、成田=ソウル線は週6往復、成田=ホノルル線は週3往復となっています。
 残りの成田=シンガポール線と12月開設予定の成田=サンノゼ線は後日発表する、との事です。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は1名で、成田空港入国者では1名でした。
 この人には症状がありました。

@百里基地の日米共同訓練に住民団体が抗議集会
 今日の東京新聞によりますと、昨日、百里基地門前で10〜18日に行われる日米共同訓練に抗議する集会が開かれました。
 集会は市民団体や政党など8団体でつくる「百里基地反対連絡協議会」が主催し,基地への申し入れ書では「訓練はアジアに軍事的な緊張をもたらすもので、即刻中止すべきだ」としています。
 集会に参加した戸張弁護士は「このような訓練の積み重ねで実戦が身近なものになってしまう。ウクライナでの殺りくを見ても、軍備増強ではなく平和を希求しなければならない」と力を込めました。
【コメント】百里基地は成田空港のすぐ北側にあり、成田空港の空域と百里基地の空域と羽田空港空域が複雑に入り込んでいます。
 ここで、空域に慣れない戦闘機が訓練をすれば、事故の危険性が大きくなります。即時中止すべきです。
 下の写真は20年以上前に航空科学博物館で撮ったものですが、当時の成田空港周辺空域を視覚化したもので、現在の空域とは少し違っているかも知れません。しかし、3つの空域が重なり合い、成田空港を利用する民間機は階段状のトンネルのような空域を飛行しています。真ん中のオレンジ色が成田空港空域、右上のピンク色が百里空域、左下のブルーの空域が羽田空港空域を含む米軍横田空域になります。赤丸が成田空港(NRT)の印です。私が写真に入れました。


*11月9日

@日本航空が明日から成田=上海線旅客便を再開
 日本航空は明日から,成田→上海旅客便の運航を再開します。
 これにより,成田=上海線旅客便は週1往復(成田発着 木曜日)の運航となります。

@全日空が26日から成田=深セン線と、29日から成田=杭州線をそれぞれ増便
 今日の「ジェトロ短信」によりますと、全日空は昨日、成田=深セン線を現在の週1往復から2往復(成田発着 月・土曜日)に増便し、また、成田=杭州線を29日から週3往復(成田発着 月・火・木曜日)に増便する、との事です。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 全員に症状がありました。

@日本貨物航空の第2四半期連結決算は好調
 今日の「日刊航空」によりますと、日本郵船がこの程発表した第2四半期連結決算の中で、成田空港を拠点とする子会社の日本貨物航空は,引き続き好調、との事です。
 荷動きは減少しているものの、半導体関連を中心に単価が高止まりして、売上高は前年同期比(以下同じ)38.1%増,経常利益は33.3%増となっている、との事です。

@IBEXエアラインズ機が自動操縦トラブルで大阪空港に引き返す
 昨日の神戸新聞によりますと、7日午前10時50分頃、大阪発福岡行きのIBEXエアラインズ55便・CRJ-70型機が、離陸上昇中に、自動操縦装置に不具合が出ました。
 このため,同機は大阪空港に引き返しました。同便には乗客・乗員69人が搭乗していましたが、けが人はいませんでした。
 同機は整備が必要となり、同便は欠航となりました。
 下図は「Flightradar24」による55便の航跡図ですが、かなり飛行してから引き返しをしていますが、どうしてでしょうか?
 また、「CRJ」シリーズは事業を三菱重工が買収したので、機種の前が「MITUBISI」となっていますね。

 


*11月8日

@「ZIPAIR Tokyo」が今年度中に新造のB787-8型機を受領へ
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、「ZIPAIR Tokyo」は初めての新造機となる、B787-8型機(JA850J)を今年度中に受領する,との事です。
 これで、同航空のB787-8型機は5機となります。現在所有している4機は全て親会社の日本航空からの移籍となっています。

@国土が今日、韓国のエアプレミアの乗り入れを許可、12月23日から成田=仁川線就航
 国土交通省は今日、韓国のエアプレミアから出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請を許可しました。
 12月23日から成田=イチョン線を、週4往復(成田発着 月・水・金・日曜日)で開設する予定です。

@アエロメヒコの成田=メキシコシティ線の再開は来年夏期ダイヤから
 今日の「Aviation Wire」によりますと、アエロメヒコ航空は来夏期ダイヤで、成田=メキシコシティ線を再開する、と発表しました。
 1日1往復となります。
 写真は第1ターミナル前を移動するアエロメヒコ航空機です。

 

@日本航空が10日に成田=上海線を再開
 日本航空は昨日、成田=上海線を10日から再開する、と発表しました。週1往復(成田発着 木曜日)となります。

@日本航空が12月から成田=台北線を増便
 日本航空は今日、成田=台北線を12月に増便し、1日1往復とする、と発表しました。

@成田空港の変異株感染者は17名、「BA5株」が12名、「BQ1.1株」が5名など、新変異株が増加
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では34名、成田空港入国者では17でした。
 6名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が12名、「BQ1.1株」が5名、「BN1株」が4名、「BA2.3.20株」が4名などとなっています。
 なお、無症状は4名のみでした。
 今回の発表分は10月21日から27日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は2名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者では2名でした。
 全員に症状がありました。

@成田エクスプレスが四街道駅でオーバーラン運転手の勘違い
 今日の毎日新聞によりますと、昨日午後7時15分頃頃、新宿発成田空港行きの成田エクスプレス49号が,停車するはずの四街道駅をオーバーランするトラブルがありました。原因は運転手の勘違いで,気づいた車掌が非常ブレーキを操作して、止めました。所領は踏切をまたいで停車し、後戻りすると遮断機が空いたままになることから、現地に約6分停車して,そのまま運行を続けました。四街道駅で降車する予定の約40人は佐倉駅で臨時停車し、降車しました。

@全日空の9月実績は国際線旅客数が431.4%増、国内線旅客数は150.0%増
 全日空が今日発表した「ANAグループ実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ、【】は2019年同月比)431.4%増【63.7%減】の29万7954人、利用率は47.5ポイント増の70.6%となっています。
 一方、国内線では旅客数が150.0%増【33.2%減】の236万3241人、利用率が22.6ポイント増の59.8%でした。

@タンザニアで「プレシジョン・エアー」機が墜落、19人が犠牲に
 昨日のBCCニュースによりますと、現地時間6日午前8時50分頃、タンザニアの「プレシジョン・エアー」機・ATR-42型機が、タンザニアのブコバ近くのビクトリア湖に墜落しました。
 この事故で、乗客・乗員43人の内19人が死亡しました。
 同機は最大都市ダルエスサラームからムワンザ経由でブコバに向かっていましたが、悪天候の中、着陸を試み,空港の手前100mで墜落したものです。
 「プレシジョン・エアー」は同国最大の民間航空会社ですが、ケニア航空が一部の株式を保有しています。
【コメント】最近、この手の事故が多いですね。悪天候の中、無理をして事故を起こしています。コスト削減のため、無理に飛ばしているのではないでしょうか。


*11月7日

@エルアル航空の成田=テルアビブ線就航は来年3月2日
 今日の「Fly Team」によりますと、イスラエルのエルアル航空は来年3月2日から,成田=テルアビブ線を開設する、との事です。
 週2往復(成田発着 木・日曜日)となります。機材はB787-8型機となります。

@ハワイアン航空が今日から、成田=ホノルル線を増便
 ハワイアン航空は今日から、成田=ホノルル線を増便します。これにより、1日1往復の運航となります。

@エバー航空が今日から、成田=高雄線を再開
 エバー航空は今日から、成田=高雄線を再開しました。週4往復(成田発着 月・水・金・日曜日)となります。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は2名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 全員に症状がありました。

@成田空港の今冬季ダイヤは前年比130.3%増も19年比は54.1%減
 今日の「日刊航空」によりますと、成田空港の今冬ダイヤは前年同期比130.3%増となっています。しかし、2019年同期比では54.1%減の水準になっています。

@「トキエア」の初号機が5日に,新潟空港に到着
 5日の「NHKニュース」によりますと、来年3月の就航を目指す「トキエア」の初号機となる、ATR72型機が5日午後新潟空港に到着しました。
 社長の長谷川氏は「皆さまの支えもあってきょう機体が無事到着することができた。これからは就航に向けた安全面が重要で、課題があればつど解決していきたい」と挨拶しました。
 同航空は国土交通省の認可を申請し、来年3月末以降には新潟=丘珠線を就航させることにしているほか、来年10月以降には新潟=仙台線などへの就航を目指しています。
 下図は「Flightradar24」による初号機の航跡です。1回滑走路上をローパスしています。パイロットは外国人のようでした。初めての空港なので慎重を期したのでしょうね。写真は「Flightradar24」の方で用意できず,日本航空の同型機を使っています。

 

@ボーイング社CEOが「今後10年半ばは,新機種の開発は行わない」と発言
 昨日の 「sky-budget」によりますと、ボーイング社のカルホーンCEOは投資家向けの会議で、「向こう10年半ばまで、新機種の開発は行わない」と述べました。
 理由として「今後、排ガス規制が厳しくなるが、現段階ではその技術開発が追いついていない。業界全体でも、2030年台までは新機種の開発はない。新機種は完全に現行機と置き換え、かつ完全に異なるようなものを開発したい」と述べた、との事です。
 ただ、現行機種の派生型は開発していくものと見られています。


*11月6日

@国際線でもやや賑わいを見せる第1ターミナル
 同じ国際線ターミナルでも、第1ターミナルは第2ターミナルに比べ,やや賑わいを見せていました。時間帯の関係と、使用する航空会社の数が多いためかもしれませんが。
 しかし、ターミナルの広さもあり、チェックインカウンターや制限区域から出てくるところを除くと、やはり、閑散としている感じがしました。

 

 南ウイングの出口の様子です。第2ターミナルに比べて人影は多くなっています。

 

 出発ロビーも,複数のカウンターで行列が出来ていました。でも、まだ、「混雑」と言うにはほど遠いですね。

 

 この程度の行列は,ゆったりとした,余裕の出発ですね。

 ところが,ショッピングエリアは相変わらず、閑散としています。この写真は5階から,4階のフードコートを見たものですが、4階も5階も半分以上の店舗が閉まっています。

 

 4階のショッピング街ですが、店舗は閉まり、人影もまばらになっています。
 ショッピング街は第2ターミナルの方が営業している店舗も多く,活気が感じられました。
 下の写真は第3ターミナルのフードコートですが、このような賑わいには、とても及びません。

 

@中国国際航空が18日から成田=無錫線、19日から成田=天津線を再開
 昨日の「Traicy」によりますと、中国国際航空は18日から成田=無錫線、19日から成田=天津線を再開すると発表しました。
 それぞれ、週1往復の運航となります。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者では1名でした。
 全員に症状がありました。


*1月5日

@国際線の回復遅れで,「混雑」とは言えない第2ターミナル
 昨日の続きです。
 今日は第2ターミナルの様子を写真で紹介します。

 

 1階の到着ロビーです。朝は到着便も多く混雑していたのではないかと思われますが、この時間(10時半)は到着して出てくる人はほとんどありません。
 しかし、到着してこれから目的地に移動する人たちは多く,下の写真のように出口の両脇は結構混雑しています。
 一時のゴーストタウンのような,「人影もまばら」とは違ってきています。

 

 2階の出発ロビーもチェックインする人が行列に並んでいました。中国に向かう人なのか、行列の中を白い防護服に身を固めた検査員がチェックをしていました。

 

 3階のショッピング街は店を開いている店舗は半分にも満たないように見えました。

 

 撤退したのでしょうか、白い壁でかっこっている場所もかなりあります。

 

 シートで覆われている店舗はまもなく,再開されるのではないでしょうか。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は1名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 この人には症状がありました。

@羽田空港「都心ルート」見直しを求める品川区・渋谷区・新宿区の自治会長や町内会長が過半数
 今日の東京新聞によりますと、羽田空港の「都心ルート」を巡って、飛行コース直下に位置する品川区の自治会長・町内会長の201人の内101人が,「都心新ルート」の撤回を求める署名署名活動に賛同している、との事です。
 国側はルートの「固定化回避」を検討している、との事ですが、抜本的な改善策は提示していません。
 渋谷区でも2020年に、自治会長・町内会長105人の内53人が見直しを求めることに賛同しており、新宿区でも今年、197人の内103人が賛同している、との事です。


*11月4日

@第3ターミナルは以前に似た賑わい
 昨日、成田空港に行き、3つのターミナルを見てきました。順次,各ターミナルごとに写真で紹介します。

 今日は第3ターミナルです。国内線の LCC 用のターミナルですから,国内線の需要回復を受けて、一番賑わっていました。
 従って、ショップもほとんどが運業を開始し,フードコートの各店も全部営業していたようです。

 

 びっくりしたのは,何時もは人影もまばらな「Spring Japan」のカウンターが行列で,混雑していたことです。
 新型コロナウイルス感染症の流行の前にも,このような行列は見たことがありません。たまたま、出発便が集中したのかも知れませんが。

 

 また、第3ターミナル前にある,先月には閑散としていたバス駐車場も、バスがたくさん駐車していました。
 こんなところにも需要の回復が感じられます。

 

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は2名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 2名に症状がありました。

@1日、航空科学博物館の敷地内に「空飛ぶ学び舎ラボ」がオープン
 2日の航空新聞社によりますと、チャーター機手配などを手掛ける「JMRS」は11月1日,成田空港南端に隣接する航空科学博物館の敷地内に、「空飛ぶ学び舎ラボ」をオープンさせました。
 この建物は団体用のセスとハウスだったものです。
 「JMRS」の中鉢社長は「航空科学博物館と緊密な連携を図りながら、航空教育の聖地として、このエリアの拠点化を図っていきたい。建屋内部は航空機内をイメージ。学んだり、食事をすることができるようにした」と話しました。


*11月3日

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は1名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 1名に症状がありました。

@エアタヒチヌイが今日再開予定だった成田=パペーテ線を後倒しに
 今日の 「sky-budget」によりますと、今日から再開する予定だった「エアタヒチヌイ航空」の成田=パペーテ線は、再開を来年2月1日に後ろ倒しした、との事です。

@スカイマークが東証に上場を申請
 昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、スカイマークが東証に上場申請している、との事です。
 上場で調達ちした資金を使って、新型コロナウイルス感染症で傷んだ経営基盤を修復し、ポストコロナを見据えて事業の、合理化から機材の更新など拡大路線に転じる事を目指すのが目的、との事です。
 同社は経営再建で民事再生の適用を申請し、2015年に上場を廃止し、2019年に上場を申請しましたが、コロナ禍でこれを取り下げていました。

@国土交通省が外国人パイロットの日本での操縦ライセンス取得条件を緩和へ
 国土交通省は外国人パイロットの確保を目指し、日本で操縦するための条件を緩和する方針を固めました。
 2000時間以上の操縦経験があることとで、外国で取得した操縦免許と異なる機種であっても、実地操縦試験でなく、高度なシミュレーター試験により、判断する事になります。
 国土交通省によりますと、これにより,航空会社の採用コストが数十万円ほど抑えられる,との事です。
【コメント】外国人パイロットがいけない、と言う事ではありませんが、数十万円のコスト削減で,万が一の事故が起こった場合の、評判や補償などの費用を考えた場合に,この緩和はどんなものでしょうか。完全に安全軽視ですね。

@大韓航空が4ヶ月で3件の事故を越したA330型機を直ちに6機退役へ
 今日の韓国『韓国経済新聞」(YAHOO!ニュース)によりますと、4ヶ月で4件の航空機事故を起こしている、大韓航空のウギホン社長は、現地時間2日に開かれた「航空安全非常対策点検会議」で、安全対策として3件の事故を超したA330型機の6機をすぐに退役させる、と発表しました。
 残りの同型機24機は5機づつに分けて順次集中点検することにしており、B777-200ER型機6機も退役させる、との事です。
 これら退役機の運航は即時停止する、としています。
【コメント】古い機材を退役させることは当然ですが、4件全ての事故が機体の老朽化が原因なのでしょうか。バリ島での着陸失敗はブレーキの問題があったとしても、着陸復航を2回も行った悪天候の中での事故でした。他の空港に着陸させるなどのパイロットの判断や運航管理側の責任もあるのではないでしょうか。


*11月2日

@成田空港内の店舗再開は約半数に
 昨日の毎日新聞によりますと、成田空港内の営業店舗が徐々に営業を再開している、との事です。
 2020年1月の店舗数は479店舗でしたが、同年5月には149店舗まで減少しました。また、休業ではなく成田空港から撤退した店舗が87店舗もありました。
 しかし、ここに来て10月には245店舗が営業し、11月にはさらに7店舗が再開する予定、との事です。
 しかし、これまでもコロナの流行が増減を繰り返してきたことから,見極めが非常に難しいのが現状との事です。

@マレーシア航空が昨日から成田=クアラルンプール線を増便
 マレーシア航空は昨日から成田=クアラルンプール線を1日1往復に増便しました。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は6名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 6名の全員に症状がありました。

@先月31日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が先月31日に発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者では1名でした。
 3名の全員に症状がありました。

@成田空港の変異株感染者は2名、「BA.5株」が3名、「BQ.1株」が1名など
 厚生労働省が先月31日に発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では6名、成田空港入国者では2でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が3名、「BQ.1株」が1名、「XBB.1株」が1名となっています。
 なお、無症状は1名のみでした。

@日本航空の中間期決算は「EBIT」は3億円の黒字も,純損益は21億円の赤字に
 日本航空は昨日、「2023年3月期第2四半期連結決算」を発表しました。
 これによりますと、売上収益は前年同期比(以下同じ、【 】は2019年同期比)112.8%増の6185億円【17.4%減】となりました。
 「EBIT」は3億円の黒字(1518億円の赤字)となりました。3年ぶりの黒字になります。
 純損益は21億円の赤字(1049億円の赤字)となりました。
 部門別の収入は国際線が460.3%増【40.2%減】の1632億円となりました。
 一方、国内線は132.5%増の2086億円でした。この内、 LCC の「ZIPAIR Tokyo」と「Spring Japan」の売上は115億円となり、菊山常務は「『ZIPAIR Tokyo』のビジネスモデルは順調に成長し、成功の確信を深めている」と述べる一方で、ジェットスター・ジャパンについては「需要動向から厳しい状況が続いている」と述べました。
 2023年3月期通期予測は売上高を140億円増の1兆4040億円としましたが、国内線が540億円下回るとし、燃料価格の高騰などにより、「EBIT」は8900億円、純利益は450億円とした当初の予測を据え置いています。

@百里基地で初めての昼夜連続の飛行訓練
 今日の朝日新聞によりますと、茨城空港と共用する航空自衛隊の百里基地で、先月27日〜28日にF2戦闘機を使った昼夜の飛行訓練がありました。
 通告を受けた小美玉市では自衛隊側に「午後8時以降の訓練を控えるように」と求めました。これに対して,基地司令は「午後10時〜午前6時に戦闘機の離陸はしない」と回答しました。
 百里基地に反対する周辺住民の梅沢優さんらの調査では、実際の訓練では、27日午後7時半頃に約8機、午後9時45分頃に約4機が離陸しましたが、午後10時以降の離陸は認められませんでした。
 梅沢さんは「なし崩しに夜間訓練ができる基地にしようとしているのでは。早朝から農作業をする住民も多く、騒音でよく眠れなくなるのが心配だ」と話していた、との事です。
 写真は古いものですが、2010年11月の百里基地です。

 


*11月1日

@10月のアクセス回数27,448回でした。

@中国の「順豊航空」が5日から貨物便で成田空港に初乗り入れ
 NAAによりますと、中国の貨物専用会社「順豊航空」が、5日から成田=西安線で貨物便の就航を開始します。
 週1往復(成田発着 土曜日)となります。同社の成田空港乗り入れは初めてとなります。

@ガルーダ・インドネシア航空が今日から成田=デンパサール線を再開
 今日からガルーダ・インドネシア航空が成田=デンパサール線を再開しました。
 週3往復(成田発着 火・木・土曜日)となります。

@ANAホールディングスの中間期決算は純損益が302億円の黒字に,通期見通しを上方修正し400億円の黒字
 ANAホールディングスが昨日発表した2023 年3月期第2四半期決算によりますと、売上高は前年同期比(以下同じ)83.4%増の7907億円、営業損益は314億円の黒字(前年同期は1160億円の赤字)、純損益は302億円の黒字(同988億円の赤字)となっています。
 この内、国際線収入は430.9%増の1614億円、国内線収入は117%増の2428億円、貨物収入は32.6%増の1835億となっています。
 また、2023年3月通期の見通しは純損益が400億円の黒字(同1436億円の赤字)に上方修正しています。

@日本航空の9月輸送実績は旅客数で国際線が339.5%増、国内線が147.3%増に
 日本航空が昨日発表した「JALグループ9月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ)339.5%増の32万6304人、利用率が45.5ポイント増の68.8%となっています。
 一方、国内線では旅客数が147.3%増の233万610人、利用率が22.2ポイント増の63.1%となりました。
 この内、成田空港路線の利用率は、成田=伊丹線が46.8ポイント増の71.2%、成田=中部線は34.2ポイント増の59.0%となっています。

@京成電鉄の中間期決算は純損益が155億9700万円の黒字
 京成電鉄が昨日発表した2022年9月中間決算によりますと、売上高が前年同期比(以下同じ)14.3%増の1190億3100万円、純損益が155億9700万円の黒字となりました。前年同期は77億8600万円の赤字でした。
 中間期としては3年ぶりの黒字になります。9月1日に新京成電鉄を完全子会社としたことにより92億1400万円の特別利益を計上したことなどにより、黒字化しました。
 鉄道事業の輸送客数は定期外ののびが11.6%増、スカイライナーなどの特別特急は124.5%増となりました。

@「2024年 国際航空宇宙展」は来年10月16日〜19日に開催
 日本航空宇宙工業会はこの程、「2024年国際航空宇宙展(JA2024)」を来年10月16日から19日に行う、と発表しました。
 会場は「東京ビッグサイト」となります。


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