2022年11月後半の出来事


*11月30日

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は4名で、成田空港入国者では1名でした。
 全員に症状がありました。

@岩国基地第2次騒音訴訟を12月26日にも提訴へ
 今日の中國新聞によりますと、米軍岩国基地周辺の住民400人以上は、戦闘機などの騒音被害を訴えて、12月26日に損害橋商を求める「第2次訴訟」を起こすことが分かりました。
 第1次訴訟は米軍空母艦載機約60機が岩国基地に移動した影響を考慮せずに結審しています。
 第2次訴訟では空母艦載機の移転後の騒音被害について賠償を請求し、沖合移転で75WECPNL以上の一部区域が第1次訴訟で損害賠償の対象にならなかったことの見直しを求めることにしています。

@ピーチがエアバス機の納入遅れで、年末年始期間の92便を欠航へ
 ピーチ・アビエーションは昨日、エアバス機の生産が遅れて、今月中に受領する予定だった機体が間に合わず,来月27日から来年1月13日の間に運航する予定だった92便を欠航とする、と発表しました。
 これにより約6000人に影響が出る、との事です。世界的な部品生産遅れと物流の混乱が原因、との事です。
 欠航となるのは、関西空港と新千歳、鹿児島、那覇を結ぶ便になる、との事です。
【コメント】成田路線便は含まれていないようです。

@タタグループが「ビスタラ」を吸収合併へ,エアインディアの成田路線は・・・
 今日の 「sky-budget」によりますと、エアインディアの親会社であるインドのタタグループは、シンガポール航空が49%の株式を持つ「ビスタラ」(日本航空と共同運航を実施している)をエアインディアに吸収合併すると発表しました。
 この合併により、エアインディアの株式の74.9%をタタグループが保有し、25.1%をシンガポール航空が保有する事になります。
 また、「ビスタラ」の保有機材とネットワークはエアインディアに移管することになります。
 これにより、現在、ビスタラが持っている羽田空港の発着枠もエアインディアが引き継ぐことになり、成田空港のエアインディア路線の動向が注目されます。
 写真は第2ターミナルを出発するエアインディアのB787型機です。

 

@昨日のスカイマークシステムトラブルで20便が欠航、81便が遅延
 昨日のスカイマークのシステムトラブルによる影響は欠航便が20便、遅延便が81便で、影響を受けた旅客は約1万3000人に及びました。
 原因については調査中、との事です。
【コメント】同社のホームページやプレスリリースを見たのですが、このトラブルについての説明は見つかりませんでした。

@クロアチア航空がエアバスにA220-300型機6機を発注
 今日の航空新聞社によりますと、エアバスは現地時間29日、クロアチア航空からA220-300型機6機を確定受注した、と発表しました。
 また、同航空はリースで同型機を9機導入する予定とのことです。


*11月29日

@全日空が今日から成田=杭州線を増便
 全日空は今日から、成田=杭州線を週2往復から週3往復(成田発着 月・火・木曜日)に増便しました。

@韓国の「エアプレミア」が12月23日から成田=仁川線に新規就航
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、12月23日より、韓国の「エアプレミア」が成田=仁川線に就航する、と発表しました。
 週4往復(成田発着 月・水・金・日曜日)となり、機材はB787-9型機を使います。

@エア・アジア・フィリピンが来年2月1日から成田=マニラ線を運航
 今日のアジアトラベルノートによりますと、エア・アジア・フィリピンは、来年2月1日より成田=マニラ線に就航します。
 運航は1日1往復で,機材はA320型機を使います。

@バティックエア運航計画の詳細明らかに
 昨日の記事で書いたバティックエアーマレーシアの成田空港乗り入れですが、詳細が今日の「Traicy」に載りました。
 これによりますと、12月15日の開設後、来年1月14日までは週4往復(成田発着 月・水・金・日曜)で運航し、同1月15日からは1日1往復に増便する、との事です。
 機材はB737-8型機を使います。

@成田空港の変異株感染者は6名、全空港では8名「BA.5株」が4名、「BQ.1.1株」が2名など
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では8名、成田空港入国者では6名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が4名、「BQ.1.1株」が2名などでした。
 今回の発表分は11月14日から18日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は4名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は5名で、成田空港入国者では4名でした。
 全員に症状がありました。

@今日未明、スカイマークのシステムにトラブル発生、16便が欠航
 スカイマークによりますと、今日早朝、予約や運航に関わるシステムが稼働せず、全国の旅客便で遅れが出ている,との事です。
 今日未明から実施していたシステムのメンテナンスの終了が遅れたことが原因との事です。
 システムは午前7時前には復旧しましたが、午後2時半現在で、16便が欠航し、最大5時間15分の遅れが出るなど約1万人に影響が出ました。
 この混乱はまだ続いている、との事です。


*11月28日

@水際対策大幅緩和で訪日外国人は増えるも、出国日本人数は思うように増えず
 今日の「日刊航空」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)がまとめた、10月11日に行われた水際対策大幅緩和前後の成田空港での比較では、
 国際線外国人利用者は緩和前の10月1日〜10日では2019年10月5日〜14日(曜日をそろえるため)比で22.8%だったのに対し、緩和後の10月11日〜31日には2019年10月15日〜11月4日比で,12.6ポイント増の35.4%に上昇した、との事です。
 一方、アウトバウンド需要では、出国日本人数が円安の影響もあって観光目的の渡航が伸びていない事と、ビジネス渡航も回数を減らして1 回で何地点も回るような出張が増えており。期待した需要回復になっていない,との事です。
 また、NAA免税店の売り上げは10月で2019年同月比59%減の水準で、11月は19日までで,同55%減まで4ポイント増回復している、との事です。

@バティックエアーが12月15日から成田=クアラルンプール線を開設
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、アレーシアの「バティックエアー マレーシア」が12月15日から,成田=クアラルンプール線を開設する、と発表しました。
 1日1往復の運航となります。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は2名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 2名に症状がありました。

@トキエアが初号機の耐久証明書を取得、訓練も本格化へ
 今日の 「sky-budget」によりますと、トキエアは、25日に国土交通省から初号機「JA01QQ」の耐久証明書の発給を受けた、と発表しました。
 これにより、この機体を使った社内訓練を実施できることになり、来年3月の就航に向けた準備を進めることが出来ます。


*11月27日

@千葉地裁が「くの字」部分の工作物強制撤去を認める
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、千葉地裁は22日付けで、先月18日に成田国際空港株式会社(NAA)から出されていた、B滑走路の誘導路を「くの字」にしている土地の、建物や反対派の看板など工作物を撤去する強制執行を求めたNAAの申し立てを認める決定を行いました。
 今回の決定で、地裁の執行官による撤去などの強制執行が可能になりました。
 24日に、この土地で農作業をしている市東孝雄氏や反対同盟北原派に決定通知書が届いている、との事です。
【コメント】いつでも強制執行で撤去を行える態勢が整った、と言うことですね。
 しかし、千葉県知事との約束で、「空港内用地の強制代執行はしない」と言うことになっていますが、市東氏が「借りている」としている農地の強制執行も行うのでしょうか。
 下の写真は「くの字」部分の写真です。曲がっている誘導路の左側部分が,耕作している農地です。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は4名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は7名で、成田空港入国者では4名でした。
 4名に症状がありました。

@エア・カナダの成田路線詳細です、昨日の記事と違っています
 昨日書いたエア・カナダの今後の運航計画ですが、今日の「Traicy」によりますと、成田=トロント線は来年1月19日(成田発着)から1日1往復に増便し、成田=モントリオール線は3月27日(成田発着)から週5往復に増便し、さらに、5月2日(成田発着)から1日1往復に増便するとの事です。
【コメント】こちらの方が詳細に書いているようですね。

@エアタヒチヌイの成田=パペーテ線再開が来年10月30日に延期
 今日の 「sky-budget」によりますと、エアタヒチヌイは来年2月1日から再開としていた,成田=パペーテ線を,来年10月30日に延期する、と発表しました。
【コメント】再開や増便を早く行いたいのは山々なのでしょうが、機材や経営状態などで,思い通りには行かないようですね。国際線回復の歩みは遅々としています。


*11月26日

@全日空が今日から成田=深セン線を増便
 全日空は今日から、成田=深セン線を週1往復から週2往復(成田発着 月・土曜日)に増便しました。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者では1名でした。
 全員に症状がありました。

@エア・カナダが来夏季スケジュールを発表、成田路線はモントリオール線とトロント線を増便
 昨日の、「トラベルウオッチ」によりますと、エア・カナダは昨日、来年3月末から始まる来夏期ダイヤで、現在、週3往復している成田=モントリオール線を1日1往復に増便し、週4往復の成田=トロント線を1日1往復に増便する計画と発表しました。

@オランダ政府がスキポール空港の発着回数を44万回に制限する案を示す
 今日の 「sky-budget」によりますと、KLMオランダ航空のCEOはオランダ政府と、アムステルダムにあるスキポール空港の発着枠制限について,交渉することになる、と語りました。
 オランダ政府は騒音や環境などを考慮した気候政策案として、スキポール空港の発着枠を年間44万回に制限する方向で調整を進めています。
 これに対してKLMオランダ航空は二酸化炭素の排出量が少ない新型機を導入するなどで、同社の発着枠を減らさないよう求めるものと見られています。
 仮に、政府が案通り発着枠に制限を決めた場合は、同航空の発着枠は2019年の水準を20%程下回ることになり、最大で30路線を削減しなけえればならない、とのことです。
【コメント】日本政府もこのような考え方が出来ないものでしょうか。「50万回,50万回」と言い立てるだけでなく、地域住民の騒音による健康被害などを考えて,本当に必要なのかを,再考すべきと思うのですが。これこそ「地域住民に寄り添う」態度になると、思います。

@奄美空港で無線通信機のトラブル、一時、離発着が出来ず
 昨日の南日本放送によりますと、昨日午後1時半頃、奄美空港で無線装置のトラブルが発生し、管制官とパイロットの交信が出来なくなりました。
 このため、離発着が出来なくなりましたが、代わりの無線機を使って、午後3時頃には復旧し離発着が出来るようになりました。
 しかし、このトラブルの影響で、4便が欠航し、目的変更や遅れが出ました。
 写真は奄美空港近くにある「日本のゴッホ」とも言われる千葉県にゆかりのある画家「田中一村」記念美術館案内図です。

 

@琉球エアコミューター機で与圧トラブル、2便が欠航に
 今日の琉球新報によりますと、昨日午前10時頃、那覇発久米島行きの琉球エアコニューター(RCA)873便が離陸上昇中に高度約1800mで、与圧システムのトラブルが発生しました。
 このため、同機は那覇空港に引き返しました。乗客・乗員51人にケガはありませんでしたが、同便と折返し便の2便が欠航となりました。


*11月25日

@「成田空港10月運用状況」で国際線旅客数が2年8ヶ月ぶりに100万人を越える
 成田国際空港株式会社(NAA)が昨日発表した「10月空港運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同月比(【】は2019年度同月比、以下同じ)23%増【29%減】の1万5030回となりました。
 この内、国際線発着回数は15%増【38%減】,国内線発着回数は64%増【6%増】となっています。
 総旅客数は209%増【54%減】の165万7978人となりました。
 この内、国際線旅客数は517%増【65%減】の103万9116人で、日本人は591%増【75%減】,外国人は632%増【71%減】。通過客は365%増【14%増】となっています。一方、国内線旅客数は68%増【4%増】でした。
 国際貨物量は10月18日の出来事参照して下さい。
 給油量は10%増となっています。
【コメント】国際線旅客数は実に2年8ヶ月ぶりに100万人の大台を突破しました。しかし、回復の足取りは鈍いですね。コロナ禍前の水準に戻るのは何時になるのでしょうか。

@NAAの2023年3月期中間決算は,純損益が185億円の赤字に
 成田国際空港株式会社(NAA)が昨日発表した「2023年3月期中間連結決算」によりますと、営業利益が前年同月比(以下同じ)32.7%増の531億円、営業費用が13.7%増の702億円、純損益が前期比45億円圧縮の185億円の赤字となっています。
 2023年3月期の通期見通しでは、純損益が194億円圧縮の330億円の赤字としています。
【コメント】かなり前に国土交通省との交渉の際、私が「NAAが赤字になったときには、周辺対策交付金はどうなるのか」と質問したら、「国土交通省の担当者は「何を馬鹿げたことを言うのだ。NAAが赤字になることはあり得ない」と答弁していました。
 しかし、世の中、何が起こるのか分かりません。備えが必要ですね。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者では1名でした。
 全員に症状がありました。なお、23日の発表はありませんでした。

@22日夕方、B滑走路に着陸したカタール航空機のタイヤから出火、すぐに消し止める
 23日の日テレ(YAHOO!ニュース)によりますと、23日午後6時50分頃、成田空港の駐機場で着陸後点検中に、カタール航空機の職員から「タイヤから出火し、延焼中」との通報がありました。
 消防車などが出動しましたが、火は同航空職員が消火器を使って消火し、瞬間的なものですぐに収まりました。
 このトラブルでB滑走路が約8分間閉鎖されましたが、航空機の運航に支障なかった、との事です。
 この航空機の乗客はすでに降機した後で、影響はありませんでした。

@フィリピン航空が来年2月2日から成田=セブ線を増便予定
 今日の 「sky-budget」によりますと、フィリピン航空は来年2月2日から,現在週3往復で運航している成田=セブ線を,1日1往復に増便する計画、との事です。


*11月23日

@都合により、明日の更新が出来ません。


*11月22日

@多古町と芝山町の議会が FAA に要望書提出
 何時提出されたのか分からないのですが、今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、多古町の町議会議長と芝山町の町議会議長がそろって、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長宛に、「成田空港のさらなる機能強化」に関する決議書をそれぞれ提出しました。
 決議書では(1)機能補償道路の計画内容に関する地区説明の実施(2)環境対策範囲の拡大(3)周辺市町との共生・共栄を図るため、地域の意見を取り入れる「新しい成田空港」構想、の3点を要望しています。
 応対したNAAの岩沢取締役は「新しい空港構想については、具体的にお示しできない状況だが、皆さんと話を詰めていく中で、最良の形を見つけていきたい」と述べました。
【コメント】両議会とも決議について、9月定例議会で提出を決議していますが、決議文の内容が同じであるかどうかは分かりません。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は1名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 この人には症状がありました。
 写真は第1ターミナル南ウイング4階(多分)にある、入国者の検査場と思われます。制限区域ですので,近くに行くことは出来ませんが、5階に上がるエスカレーターから見えます。
 【コメント】入国制限がほぼ全面的に緩和されて、症状の出ている人が"自己申告"で検査を受けるわけですから、ここに来る人はほとんどいないのでしょうね。

 

@21日に仙台空港の保安検査で危険物が見落とされ、保安検査が約45分間停止
 昨日の河北新報によりますと、21日午後3時10分頃、仙台空港で乗客の一人が危険物を手荷物に入れたまま保安検査を通過するトラブルが発生しました。
 このため、保安検査がやり直しとなり、約45分間停止され、仙台発の6便に最大71分の遅れが出ました。
 保安検査で見逃された事が原因とのことです。
 危険物を持ち込んだ乗客が通過後の制限エリアで、自己申告したことから発覚しました。危険物が何であったかは公表されていません。


*11月21日

@昨日の全国空港入国者の「病原体保有者」発表はありませんでした。

@エアソウルが成田=仁川線を今日から増便
 韓国 LCC 「エア・ソウル」は今日から成田=仁川線を,1日1往復から1日2往復に増便しました。
 写真は成田空港内を移動するエアソウル機です。

 

@40年ぶりの物価上昇で「旅行・レジャー控える」が36%
 今日の「NHKニュース」によりますと、住友生命が10月に行った調査では、物価上昇の生活への影響は「ある」と答えた人が52%、「少しある」が36%で、合わせて88%になりました。
 1ヶ月の生活費は、年収が昨年比で1万4800円増加しているとのことですが、「家計を節約している」と答えた人が79%にのぼり、節約の項目は「食費」が43%、「旅行・レジャー」が36%、「洋服」などが26%となりました。
 調査対象は全国の正社員と公務員で約5000人となっています。
【コメント】旅行関係でも国内旅行は支援策で一時的には需要が回復していますが、海外旅行は旅行したい人の中でもたったの「7%」しかないとの、別の調査結果があります。
 旅行業者や航空会社関係者も日本人の海外旅行回復が旅行需要増加の鍵を握っている,と分析しています。
 しかし、今の一般国民の生活水準が回復がしない限り、回復の見通しは暗いですね。


*11月20日

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は2名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者で2名でした。
 全員に症状がありました。

@成田市新市場の「関連食品棟」が完成、昨日お披露目
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、昨日、成田空港B滑走路の東に隣接する「新成田市場」(2022年2月14日の出来事参照)の「関連食品棟」お披露目がありました。
 この関連棟には15区画の飲食や販売スペースが設けられ、誰でも自由に利用できます。年末から年明けにかけて、区画に順次店舗がオープンする、との事です。
 下の写真は2月12日に新市場に行ったときのものですが、市場の南端にある野菜市場の南端から撮影した「関連食品棟」用地です。

 

@エアインディアが近く最大370機の大量発注か
 今日の 「sky-budget」によりますと、インドのタタグループは経営破綻したエアインディアを買収しましたが、機材更新に約500億ドルを投資する、との事です。
 これによりワイドボディ機を最大70機、ナローボディ機を最大300機発注する方向で、エアバスやボーイング社との協議に入っている、との事です。


*11月19日

@中部国際空港の成田=天津線が今日から再開
 今日から中国国際航空の成田=天津線が再開されました。週1往復(成田発着 土曜日)となります。

@中国南方航空が成田=瀋陽線を昨日から再開
 昨日のAFPニュース(日本語版)によりますと、中国南方航空は昨日から成田=瀋陽線の運航を再開しました。週1往復(成田発着 金曜日)になります。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者で1名でした。
 全員に症状がありました。

@7日の日本エアコミューター機が着陸の際に乗客1名が腰の骨を骨折、航空機事故に認定
 昨日の毎日新聞(gooニース)によりますと、国土交通省は昨日、7日に種子島発鹿児島行きの日本エアコミューターが運航する日本航空3760便・ATR-72型機の乗客1名が腰の骨折する大けがを負った、と発表しました。
 同省はこのトラブルを航空機事故に認定しました。
 この乗客から着陸後「着陸の際に、腰を痛めた」との申し出があり、診察では腰の捻挫との事でした。しかし、その後も痛みが続いたので、11日に再度診察を受けたところ、腰の骨が圧迫骨折していたことが分かり,同航空は国土交通省に連絡しました。同省は重傷として航空機事故と認定したものです。
 他の乗客40人にケガはありませんでした。日本エアコニューターは「当日の着陸は通常の着陸の範囲内で特段強い接地はなかった。乗客が快方に向かうよう真摯に対応していく」とコメントしています。

@ FAA 長官代理「B737MAX7型機の認証は2023年にずれ込む見込み」と発言
 今日の 「sky-budget」によりますと、米国連邦航空局(FAA)の長官代理は,ボーイング社が開発を進めるB737-MAX7型機の認証が2023年にずれ込む、との見通しを明らかにしました。
 ボーイング社はB737-MAX7型機は2022年中に、また、B737-MAX10型機は2023年前半に承認される,としいていました。
 米国議会は2023年以降に承認される航空機に関しては、連邦航空局(FAA)が義務付ける最新の飛行システムへの適合を義務付けており、仮にB737-MAX7型機の承認が2023年にずれ込んだ場合は、すべての新しい安全技術を搭載する必要があることから、コストがかかり、認証までのスケジュールがさらに長くなり、同機のセールスポイントであったパイロットの機種移行の追加訓練不要、というセールスポイントが失われる事態に陥ってしまう、との事です。
 このためボーイング社は議会に対し、B737MAX型機については、この適用から除外することを求めており、認められなければ、開発を中止する、と牽制している、との事です。
【コメント】ボーイング社は米国の航空・軍事の巨大企業ですから、同社の動向が景気を左右しかねません。開発中止となれば、景気の低迷に拍車をかけることになります。これを,逆手に取ったボーイング社の“脅し”と言うことなのでしょうね。
 写真は成田空港を離陸する大韓航空のB737-8MAX型機です。
 従来のB737NG型機との見分け方は、ウイングレットが上下2枚になっている点と、新エンジン搭載で、エンジンカバー後部がギザギザになっているとこでしょうか。

 

@米国の競争当局も大韓航空とアシアナ航空の合併承認を保留
 昨日の 「sky-budget」によりますと、米国の競争当局は大韓航空とアシアナ航空の合併に対して、両社の申請に対する審査を行っていますが、この程、追加審査を行うと決定しました。
 これは合併により、韓国と米国間に競争関係のゆがみが生じるとの懸念を持っている事を示している,との見方が出ています。
 両社の合併については関係19ヶ国全ての承認が必要ですが、現在の所、日本・米国・EU・英国・中国の5ヶ国・地域からの承認がえられていません。


*11月18日

@昨年度の成田空港騒音測定結果で環境基準の達成率は78%に
 千葉県は今日、「令和3年度航空機騒音の測定結果及び環境基準達成状況について」を発表しました。
 この内、成田空港では、測定期間が2021年4月1日〜2022年3月31日になり,測定回数は前年度比3万1305回増の13万7585回、前々年度比では12万912回減となっています。
 これにより、環境基準達成率は前年度比で3ポイント増の78%となり、新型コロナウイルス感染症による便数減のため、前々年度比では14ポイント減となっています。

@ジェットスター・J が12月25日から成田=マニラ線を再開し、来年1月19日から成田=台北線を再開
 ジェットスター・ジャパンは今日、運休中の成田=台北線を来年1月19日に再開する、と発表しました。
 2年10ヶ月ぶりの再開となります。当初は1日1往復ですが、1月29日からは週4往復(成田発着 月・水・金・日曜日)となります。
 なお、成田=マニラ線を12月25日に再開する予定です。
 写真は13日のものですが,離陸する「JA27LR」機です。

 

@@成田空港の変異株感染者は3名、全空港では10名「BA.5株」が4名、「BN.1株」が3名など
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では10名、成田空港入国者では3名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が4名、「BQ.1.1株」が2名、「BN.1株」が3名、「BA.2.3株」が1名でした。
 今回の発表分は11月1日から7日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は1名で、成田空港入国者でゼロでした。
 1名に症状がありました。

@成田空港の10月貨物総取扱量は8ヶ月連続のマイナスに,生鮮の輸入量は23.9%減
 東京税関成田航空貨物出張所が昨日発表した、「10月成田空港貨物取扱量」によりますと、
 総貨物取扱量は前年同月比(以下同じ)17.2%減(8ヶ月連続のマイナス)の19万1519トンでした。積込量は15.7%減(8ヶ月連続のマイナス)、取卸量は18.5%減(7ヶ月連続のマイナス)となっています。
 生鮮貨物の輸入量は23.9%減で、この内、生鮮貨物は17.5%減、ドライ貨物は24.8%減でした。

@成田空港の「10月貿易概況」は輸入額が大幅増に、原料価格の高騰が影響
 東京税関が今日発表した「10月成田空港貿易か概況(速報)」では,輸出額が前年同月比(以下同じ)20.5%増の1兆3841億1400万円、輸入額が43.5%増の2兆653億1200万円となっています。


*11月17日

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」発表はありませんでした。

@日本航空が明日から,成田=上海線を増便
 日本航空は昨日、冬季ダイヤの追加を発表しました。
 これによりますと、18日から成田=上海線を、現在の成田→上海行き週1便、上海→成田行き週2便の所を、成田→上海を週2便とし、成田=上海線を週2往復に増便します。
 また、成田=ホノルル線は部分増便し、現在運休中の成田=グアム線は3月下旬の4日間だけ運航する、としています。

@京成電鉄の高砂駅構内で回送電車が脱線、本線とスカイアクセス線が不通に
 今日午前10時21分、京成電鉄本線の京成高砂線で車両基地に向かう回送電車が脱線しました。乗客はおらず、乗務員も無事でした。
 しかし、脱線した列車の後部が本線上に残ったため、京成本線の千住大橋=市川真間駅間と、成田スカイアクセス線の京成高砂=新鎌ヶ谷駅で運行が出来なくなっています。
 京成電鉄では,「午後7時頃復旧の見通し」としており、成田空港に行く乗客はほかの交通機関を利用するように呼びかけています。

@10月の訪日外客数が49万8600人、出国日本人数は34万9600人
 観光局が昨日発表した、「10月訪日外客数・出国日本人数」によりますと、
 訪日外客数は2019年度同月比(以下同じ)80%減の49万8600人となりました。前月比では141%増となります。
 一方、出国日本人数は79.0%減の34万9600人となり、前月比では9.5%増にとどまっています。

@ボーイング社がFAAにB787型機の塗装はく離について届け出、改善策の認可を求める
 15日の 「sky-budget」によりますと、ボーイング社は米国連邦航空局(FAA)に対して、B787型機の塗装がはげる現象が発生している、と報告しました。
 同時にこの問題につて修復手順の申請をFAAに求めることにしました。
 この問題はエアバスのA350型機についても発生しており、カタール航空とエアバスの間で訴訟を継続しています。
 はがれの原因は機体の炭素繊維複合体の下塗りと、白の上塗り剤との間が、飛行中の強力な紫外線の影響で剥がれる事にある、しています。
 そのために、ボーイング社は下地と白の上塗り剤の間に,紫外線をカットする黒の塗装を施すこと、この剥がれた部分をスピードテープで補修すれば,見栄えは悪いが飛行には問題ない、としてFAAの承認を求めています。
【コメント】塗装はく離の原因は紫外線だったのですね。
 前から言われていますが,このような強力紫外線の影響はパイロットや客室乗務員などの運航乗務員には,癌の多発など大きな影響を与えているのではないでしょうか。乗務時間の削減などを考える必要がある、と思います。

@アズール・リンハス・アエラスからA330-900型機3機を受注
 今日の航空新聞社によりますと、エアバスは現地時間16日、アズール・リンハス・アエラスから3機のA330-900型機を確定受注したことを発表しました。


*11月16日

@全日空が26日から成田=深セン線を増便
 全日空は今日、26日から成田=深セン線を週2往復(成田発着 月・土曜日)に増便する、と発表しました。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は4名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は4名で、全員が成田空港入国者でした。
 2名に症状がありました。

@昨日、成田線に投入されたエミレーツ航空のA380型機は特別塗装機
 エミレーツ航空は昨日から成田=ドバイ線にA380型機を再投入しましたが、今日、「午後11時00分以降の離着陸」を調べていたところ、午後11時2分に成田空港を離陸した「EK319便」が特別塗装機「Destination Dubai(」と分かりました。
 全日空の「フライング・ホヌ」に負けない派手な塗装となっています。
 写真は「Flightradar24」による、離陸時の航跡です。スケジュールでは午後6時頃成田空港に到着し、午後11時頃に出発しますので、コンデジでは機体の写真を撮ることは出来ません。

 

@スカイマークの累計等盛者数が6日に1億人を突破
 今日の「Aviation Wire」によりますと、スカイマークの累計搭乗者数が6日に1億人を突破した、との事です。
 就航から約24年2ヶ月での達成となります。

@英国の「CMA」が大韓航空とアシアナ航空の合併に懸念を表明
 昨日の「コリア エコノミクス(@nifthニュース)」によりますと、英国市場競争庁(CMA)は現地時間14日、大韓航空とアシアナ航空の合併について判断を保留する、と発表しました。
 同庁は英国と韓国の航空路線について、このままでは競争を阻害し、消費者の利益が損なわれる恐れがある、としています。
 CMAは21日までに是正措置の案を提出するように大韓航空側に通知した、との事です。


2022年前半の出来事