2022年11月後半の出来事
*11月30日
@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は4名で、成田空港入国者では1名でした。
全員に症状がありました。
@岩国基地第2次騒音訴訟を12月26日にも提訴へ
今日の中國新聞によりますと、米軍岩国基地周辺の住民400人以上は、戦闘機などの騒音被害を訴えて、12月26日に損害橋商を求める 「第2次訴訟 」を起こすことが分かりました。
第1次訴訟は米軍空母艦載機約60機が岩国基地に移動した影響を考慮せずに結審しています。
第2次訴訟では空母艦載機の移転後の騒音被害について賠償を請求し、沖合移転で75WECPNL以上の一部区域が第1次訴訟で損害賠償の対象にならなかったことの見直しを求めることにしています。
@ピーチがエアバス機の納入遅れで、年末年始期間の92便を欠航へ
ピーチ・アビエーションは昨日、エアバス機の生産が遅れて、今月中に受領する予定だった機体が間に合わず,来月27日から来年1月13日の間に運航する予定だった92便を欠航とする、と発表しました。
これにより約6000人に影響が出る、との事です。世界的な部品生産遅れと物流の混乱が原因、との事です。
欠航となるのは、関西空港と新千歳、鹿児島、那覇を結ぶ便になる、との事です。
【コメント】成田路線便は含まれていないようです。
@タタグループが「ビスタラ」を吸収合併へ,エアインディアの成田路線は・・・
今日の 「sky-budget」によりますと、エアインディアの親会社であるインドのタタグループは、シンガポール航空が49%の株式を持つ「ビスタラ」(日本航空と共同運航を実施している)をエアインディアに吸収合併すると発表しました。
この合併により、エアインディアの株式の74.9%をタタグループが保有し、25.1%をシンガポール航空が保有する事になります。
また、「ビスタラ」の保有機材とネットワークはエアインディアに移管することになります。
これにより、現在、ビスタラが持っている羽田空港の発着枠もエアインディアが引き継ぐことになり、成田空港のエアインディア路線の動向が注目されます。
写真は第2ターミナルを出発するエアインディアのB787型機です。
@昨日のスカイマークシステムトラブルで20便が欠航、81便が遅延
昨日のスカイマークのシステムトラブルによる影響は欠航便が20便、遅延便が81便で、影響を受けた旅客は約1万3000人に及びました。
原因については調査中、との事です。
【コメント】同社のホームページやプレスリリースを見たのですが、このトラブルについての説明は見つかりませんでした。
@クロアチア航空がエアバスにA220-300型機6機を発注
今日の航空新聞社によりますと、エアバスは現地時間29日、クロアチア航空からA220-300型機6機を確定受注した、と発表しました。
また、同航空はリースで同型機を9機導入する予定とのことです。
*11月29日
@全日空が今日から成田=杭州線を増便
全日空は今日から、成田=杭州線を週2往復から週3往復(成田発着 月・火・木曜日)に増便しました。
@韓国の「エアプレミア」が12月23日から成田=仁川線に新規就航
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、12月23日より、韓国の 「エアプレミア 」が成田=仁川線に就航する、と発表しました。
週4往復(成田発着 月・水・金・日曜日)となり、機材はB787-9型機を使います。
@エア・アジア・フィリピンが来年2月1日から成田=マニラ線を運航
今日のアジアトラベルノートによりますと、エア・アジア・フィリピンは、来年2月1日より成田=マニラ線に就航します。
運航は1日1往復で,機材はA320型機を使います。
@バティックエア運航計画の詳細明らかに
昨日の記事で書いたバティックエアーマレーシアの成田空港乗り入れですが、詳細が今日の「Traicy」に載りました。
これによりますと、12月15日の開設後、来年1月14日までは週4往復(成田発着 月・水・金・日曜)で運航し、同1月15日からは1日1往復に増便する、との事です。
機材はB737-8型機を使います。
@成田空港の変異株感染者は6名、全空港では8名「BA.5株」が4名、「BQ.1.1株」が2名など
厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では8名、成田空港入国者では6名でした。
全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が4名、「BQ.1.1株」が2名などでした。
今回の発表分は11月14日から18日でした。
@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は4名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は5名で、成田空港入国者では4名でした。
全員に症状がありました。
@今日未明、スカイマークのシステムにトラブル発生、16便が欠航
スカイマークによりますと、今日早朝、予約や運航に関わるシステムが稼働せず、全国の旅客便で遅れが出ている,との事です。
今日未明から実施していたシステムのメンテナンスの終了が遅れたことが原因との事です。
システムは午前7時前には復旧しましたが、午後2時半現在で、16便が欠航し、最大5時間15分の遅れが出るなど約1万人に影響が出ました。
この混乱はまだ続いている、との事です。
*11月28日
@水際対策大幅緩和で訪日外国人は増えるも、出国日本人数は思うように増えず
今日の「日刊航空」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)がまとめた、10月11日に行われた水際対策大幅緩和前後の成田空港での比較では、
国際線外国人利用者は緩和前の10月1日〜10日では2019年10月5日〜14日(曜日をそろえるため)比で22.8%だったのに対し、緩和後の10月11日〜31日には2019年10月15日〜11月4日比で,12.6ポイント増の35.4%に上昇した、との事です。
一方、アウトバウンド需要では、出国日本人数が円安の影響もあって観光目的の渡航が伸びていない事と、ビジネス渡航も回数を減らして1 回で何地点も回るような出張が増えており。期待した需要回復になっていない,との事です。
また、NAA免税店の売り上げは10月で2019年同月比59%減の水準で、11月は19日までで,同55%減まで4ポイント増回復している、との事です。
@バティックエアーが12月15日から成田=クアラルンプール線を開設
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、アレーシアの「バティックエアー マレーシア」が12月15日から,成田=クアラルンプール線を開設する、と発表しました。
1日1往復の運航となります。
@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は2名で、成田空港入国者ではゼロでした。
2名に症状がありました。
@トキエアが初号機の耐久証明書を取得、訓練も本格化へ
今日の 「sky-budget」によりますと、トキエアは、25日に国土交通省から初号機「JA01QQ」の耐久証明書の発給を受けた、と発表しました。
これにより、この機体を使った社内訓練を実施できることになり、来年3月の就航に向けた準備を進めることが出来ます。
*11月27日
@千葉地裁が「くの字」部分の工作物強制撤去を認める
今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、千葉地裁は22日付けで、先月18日に成田国際空港株式会社(NAA)から出されていた、B滑走路の誘導路を 「くの字 」にしている土地の、建物や反対派の看板など工作物を撤去する強制執行を求めたNAAの申し立てを認める決定を行いました。
今回の決定で、地裁の執行官による撤去などの強制執行が可能になりました。
24日に、この土地で農作業をしている市東孝雄氏や反対同盟北原派に決定通知書が届いている、との事です。
【コメント】いつでも強制執行で撤去を行える態勢が整った、と言うことですね。
しかし、千葉県知事との約束で、「空港内用地の強制代執行はしない」と言うことになっていますが、市東氏が「借りている」としている農地の強制執行も行うのでしょうか。
下の写真は「くの字」部分の写真です。曲がっている誘導路の左側部分が,耕作している農地です。
@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は4名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は7名で、成田空港入国者では4名でした。
4名に症状がありました。
@エア・カナダの成田路線詳細です、昨日の記事と違っています
昨日書いたエア・カナダの今後の運航計画ですが、今日の「Traicy」によりますと、成田=トロント線は来年1月19日(成田発着)から1日1往復に増便し、成田=モントリオール線は3月27日(成田発着)から週5往復に増便し、さらに、5月2日(成田発着)から1日1往復に増便するとの事です。
【コメント】こちらの方が詳細に書いているようですね。
@エアタヒチヌイの成田=パペーテ線再開が来年10月30日に延期
今日の 「sky-budget」によりますと、エアタヒチヌイは来年2月1日から再開としていた,成田=パペーテ線を,来年10月30日に延期する、と発表しました。
【コメント】再開や増便を早く行いたいのは山々なのでしょうが、機材や経営状態などで,思い通りには行かないようですね。国際線回復の歩みは遅々としています。
*11月26日
@全日空が今日から成田=深セン線を増便
全日空は今日から、成田=深セン線を週1往復から週2往復(成田発着 月・土曜日)に増便しました。
@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者では1名でした。
全員に症状がありました。
@エア・カナダが来夏季スケジュールを発表、成田路線はモントリオール線とトロント線を増便
昨日の、「トラベルウオッチ」によりますと、エア・カナダは昨日、来年3月末から始まる来夏期ダイヤで、現在、週3往復している成田=モントリオール線を1日1往復に増便し、週4往復の成田=トロント線を1日1往復に増便する計画と発表しました。
@オランダ政府がスキポール空港の発着回数を44万回に制限する案を示す
今日の 「sky-budget」によりますと、KLMオランダ航空のCEOはオランダ政府と、アムステルダムにあるスキポール空港の発着枠制限について,交渉することになる、と語りました。
オランダ政府は騒音や環境などを考慮した気候政策案として、スキポール空港の発着枠を年間44万回に制限する方向で調整を進めています。
これに対してKLMオランダ航空は二酸化炭素の排出量が少ない新型機を導入するなどで、同社の発着枠を減らさないよう求めるものと見られています。
仮に、政府が案通り発着枠に制限を決めた場合は、同航空の発着枠は2019年の水準を20%程下回ることになり、最大で30路線を削減しなけえればならない、とのことです。
【コメント】日本政府もこのような考え方が出来ないものでしょうか。「50万回,50万回」と言い立てるだけでなく、地域住民の騒音による健康被害などを考えて,本当に必要なのかを,再考すべきと思うのですが。これこそ「地域住民に寄り添う」態度になると、思います。
@奄美空港で無線通信機のトラブル、一時、離発着が出来ず
昨日の南日本放送によりますと、昨日午後1時半頃、奄美空港で無線装置のトラブルが発生し、管制官とパイロットの交信が出来なくなりました。
このため、離発着が出来なくなりましたが、代わりの無線機を使って、午後3時頃には復旧し離発着が出来るようになりました。
しかし、このトラブルの影響で、4便が欠航し、目的変更や遅れが出ました。
写真は奄美空港近くにある「日本のゴッホ」とも言われる千葉県にゆかりのある画家「田中一村」記念美術館案内図です。
@琉球エアコミューター機で与圧トラブル、2便が欠航に
今日の琉球新報によりますと、昨日午前10時頃、那覇発久米島行きの琉球エアコニューター(RCA)873便が離陸上昇中に高度約1800mで、与圧システムのトラブルが発生しました。
このため、同機は那覇空港に引き返しました。乗客・乗員51人にケガはありませんでしたが、同便と折返し便の2便が欠航となりました。
*11月25日
@「成田空港10月運用状況」で国際線旅客数が2年8ヶ月ぶりに100万人を越える
成田国際空港株式会社(NAA)が昨日発表した