2022年12月後半の出来事


*12月31日

@今日は大晦日。一年間、本当にお世話になりました。

@成田空港でも昨日から中国からの入国者に抗体検査始める
 昨日の読売新聞によりますと、成田空港でも昨日から中国から到着した乗客へのコロナ抗体検査が始まりました。
 乗客たちは専用のブースに誘導され、唾液による抗体検査を受けましたが、結果が出るまでに1〜3時間かかった、との事です。
 上海から帰国した主婦は「高齢の両親に感染させないよう、自宅から成田空港まで防護服やゴム手袋を着用した」との事で、検査では陰性だった、と安堵の色を浮かべました。。
 なお、陽性になった場合には症状のある人は7日間、無症状の人は5日間の隔離施設での滞在が必要、との事です。

@コロナによる便数減で閉鎖のスポットが再開
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、成田空港では昨年,コロナによる運航便の減少で、航空機の乗客が搭乗や降機するスポットの約4割が使用制限されていました。
 この制限された区域は臨時のコロナ検査スポットなどに利用されていました。
 しかし、この制限は運航便数が多くなるにつれて、徐々に解除され、12月1日に最後の区域のスポットが解除され、現在は全スポットが利用可能状態に戻った、との事です。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は3名、3名とも中国からの乗客
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は4名で、成田空港入国者では3名でした。
 3人に症状がありました。症状のあった3人は中国からの入国者でした。


*12月30日

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は2名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 2人に症状がありました。

@政府が香港とマカオからの入国を新千歳空港と福岡空港と那覇空港でも認める方針に転換
 政府が出した中国便の水際対策強化が突然だったため、航空各社が減便などの対策に追われています。
 ことろが政府は昨日、中国本土と香港とマカオからの入国は「成田空港、羽田空港、関西空港、中部空港に限る」としていた受け入れを、新千歳空港、福岡空港、那覇空港でも受け入れを可能とする方針を打ち出しました。
 ただし、7日以内の中国本土滞在歴がある人を除くとしています。
【コメント】ドタバタですね。「さあこれからドル箱の中国線が復活するぞ」と意気込んでいた航空各社や免税店は増便を取りやめたり、成田発便の運航のみにし、帰りは乗客なしで運航したりするなどの対応に追われています。
 拙速との指摘は免れません。イタリアのように,中国からの入国者を検査し、感染の程度を確認してからでも良かったように思います。


*12月29日

@成田空港の変異株感染者は6名、全空港では14名「BA.5株類」が5名、「BN.1株類」が3名など
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では14名、成田空港入国者では6名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株類」が5名、「BN.1株類」が3名「BQ.1.1株類」が2名などでした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は2名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者では2名でした。
 全員に症状がありました。

@フィンエアが来年夏季ダイヤで成田=ヘルシンキ線を増便
 今日の「トラベルニュース」によりますと、フィンエアは3月26日からの夏期ダイヤで、成田=ヘルシンキ線を、現在の週2往復から週4往復に増便する、と発表しました。
 写真は成田空港を移動するワンワールド塗装のフィンエア機です。

 

@中国からミラノに到着した中国人の約半数が陽性、イタリア政府が入国審査を強化
 今日のブルームバーグジャパンによりますと、イタリア政府は現地時間28日、26日にミラノに到着した中国人入国者2便のコロナ検査で、約半数が陽性だったことを受けて、中国人への水際対策を強化し、入国者全員の検査を義務付ける方針を明らかにしました。

@中国系リース会社「BOC」がB737-8型機40機を追加発注
 昨日の「Aviation Wire」によりますとボーイング社は現地時間27日、シンガポールを拠点とする中国銀行子会社「BOCアビエーション」から、737-8型機を40機追加受注した、と発表しました。
 これにより、BOCのB737-8型機の合計発注数は80機となります。


*12月28日

@ジェットスター機から16個のタイヤ片がはがれ落ちる
 昨日の「NHKニュース」によりますと、26日、オーストラリアのジェットスター航空から、「24日に成田空港からケアンズに出発したJQ26便・B787型機の到着後点検で右側主脚のタイヤ1本で表面のゴムがはがれていた」との報告がありました。
 このため、NAAで昨日早朝に点検したところ誘導路周辺などでゴム製の破片が8個見つかりました。ゴム片の最大のものは長さ約2.2m,重さが約1.5Kgありました。これも含め、重さが1Kgを越えているものが2個ありました。NAAではこのゴム片がジェットスター航空機のものかどうか調べている、との事です。
 なお、今日の「NHKニュース」によりますと、今日未明にかけての捜索でさらに、8個のゴム片が見つかった、との事です。
 新たに見つかったゴム片で最大のものは長さが1.4m、重さが2.7Kgあった、との事です。
 下図はこのジェットスター機の「Flightradar24」による成田空港出発時の移動コースです。ゴム片がどのあたりで見つかったかは分かりません。
【コメント】通常は離発着時にはがれることが多いのですが、出発前点検では破損の兆候が見つからなかったのでしょうか。

 

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者では1名でした。
 2人に症状がありました。

@政府が30日から,中国からの入国者水際対策を強化、航空会社には中国からの便数を制限し,受け入れは4空港のみにする
 昨日の「Traicy」によりますと、政府は成田空港、羽田空港、関西空港、中部空港と香港とマカオを結ぶ路線について、日本側はこの4空港での受け入れしか行わないことにしました。
 また、これ以上の増便を当面しないように航空会社に要請することになりました。
 この結果、他の空港と香港とマカオを結ぶ一部の路線や新規就航や再開を予定していた路線は運航が出来ないことになります。

@「Spring Japan」が成田空港路線で運休や減便や増便発表
 「Spring Japan」は今日、政府から中国本土→日本線の増便を行わないよう要請されたことから、寧波→成田線を運休し、南京→成田線を減便する、と発表しました。
 一方、成田→ハルピン線を週3便に増便する、との事です。なお、南京→成田線は増便しないことを発表しました。

@クレーター倍航空が1月12日開設予定の成田=香港線を延期に
 グレーターベイ航空は1月12日から運航を開始する予定だった成田=香港線の開設を延期する、と発表しました。

@羽田発宮崎行きの全日空機で操縦席の窓ガラスにヒビ、中部空港に緊急着陸
 昨日の読売新聞(livedoor news)によりますと、昨日午後2時15分頃、羽田発宮崎行きの全日空609便。B787-8型機が知多半島沖を飛行中に,操縦席の窓にひびが入り,中部空港に緊急着陸しました。乗客・乗員263人にケガはありませんでした。


*12月27日

@全国空港での年末年始海外旅行は低調、成田空港ではコロナ禍前の45%にとどまる
 今日の日本経済新聞(電子版)によりますと、年末年始の海外旅行控えは深刻なようです。
 成田空港ではコロナ禍前に比べ45%、関西空港が35%、中部空港では20%との事です。

@「Spring Japan」が1月17日から成田=南京線を増便
 「Spring Japan」は今日、1月17日から成田=南京線を現在の週1往復から週2往復(成田発着 火・金曜日)に増便する、と発表しました。

@エバー航空が1月18日から成田=高雄線を増便
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、台湾のエバー航空は1月18日から成田=高雄線を,現在の週4往復から1日1往復に増便する予定、との事です。
 写真は12月1日に第1ターミナル南ウイングに駐機するエバー航空のB787型機です。

 

@「ZIPAIR Tokyo」が3月15日から24日まで成田=ホノルル線を期間増便
 「ZIPAIR Tokyo」は今日、3月15日から24日に,現在は週4往復運航している成田=ホノルル線を,1日1往復に期間増便する、と発表しました。

@成田空港の変異株感染者は1名、全空港では10名、「BN.1株類」が4名、「BA.2株類」が2名など
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では10名、成田空港入国者では1名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「BQ.1.1株類」が2名、「BA.2株類」が2名、「BN.1株類」が4名、などでした。
 今回の発表分は12月13日から12月15日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は1名で、成田空港入国者では1名でした。
 この人には症状がありました。

@昨日、米軍岩国基地の騒音訴訟を周辺住民436人が提訴
 昨日の朝日新聞(YAHOO!ニュース)によりますと、昨日、米軍岩国基地周辺の住民436人が、航空機騒音の損害賠償や米軍機と自衛隊機の夜間・早朝の飛行差し止めなどを国に求める訴訟を山口地裁岩国支部に起こしました。
 原告は睡眠妨害をはじめとする健康被害を訴えると共に、深夜・早朝(午後7時から翌朝午前午前7時)の飛行差し止めなどを求めています。
 損害賠償では一人当たり月に2万3000円、将来分も含めて約5億9646万円を求めています。

@中国政府が1月18日から水際対策の緩和を実施へ
 中国政府は現地時間1月18日から,水際対策の緩和を行う、と発表しました。
 渡航者は48時間前以内にPCR検査を受け、陰性証明書を取得することで、病院や自宅での隔離を免除される、との事です。
 同時に国際便の運航便数と搭乗者数の制限も撤廃される,との事です。

@岸田首相が中国からの渡航者に水際対策の強化を指示、30日から
 今日の日本経済新聞(電子版)によりますと、岸田首相は今日、30日から中国からの渡航者について入国制限を強化する、と発表しました。
 中国からの渡航者と7日以内の中国渡航歴がある人を対象とします。


*12月26日

@NAA は「“ワンターミナル”を目指す」と説明、第3回「新しい成田空港」構想検討会
 今日の「日刊航空」によりますと、23日に開かれた第3回「新しい成田空港」構想検討会で、成田空港機能強化の内、旅客施設のあり方について議論されました。
 この席で成田国際空港株式会社(NAA)はあらためて“ワンターミナル”を目指すことを表明しました。
 NAAは理由として、世界で戦うためには乗継客の増加が不可欠で、これに対処するには“ワンターミナル”に優位性がある、と説明しました。
 具体的には複数ターミナルに比べてコンパクトな施設規模で同じ取扱量を実現できることや、スポットを効率的に運用できること、旅客ターミナルが1 つにまとまっている方がシンプルで分かりやすく、乗継利便性も向上する事を挙げています。
 この会議で“ワンターミナル”については参加する学識経験者や地元自治体からは「歩行距離が長くなる懸念」などの指摘はあったものの異論は出なかった、との事です。
【コメント】“ワンターミナル”は各ターミナルを運用しながら建設する難しさと共に,各航空連合同士をまとめないと利便性の向上は見込めないと思います。
 空いたスポットを別の航空連合の航空機が利用した場合に,乗継が長距離移動となり、利便性や動線の複雑化で混乱する危険があるように思います。
 結局,いくつものターミナルに分けた場合の「アクセス手段の難しさ」や、「建設コストの削減」が目的なのではないでしょうか。

@成田市長に小泉一成氏が再選
 昨日投開票された成田市長選では、現職の小泉一成氏が2万5990票で再選されました。
 新人の雨宮真吾氏は1万9457票で及びませんでした。
【コメント】政党や地元経済団体や国土交通省が全面的に支援した小泉氏が逃げ切りましたが、雨宮氏は善戦したのではないでしょうか。
 両氏とも、成田空港機能強化計画には賛成し、これにより増える"国から落ちる金"で逼迫する市財政立て直しや、公約を実現するとの姿勢は同じでしたね。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は2名で、成田空港入国者では1名でした。
 2人に症状がありました。

@ベトジェットエアが昨日から成田=ハノイ線を増便
 今日の 「sky-budget」によりますと、ベトジェットエアは昨日から、成田=ハノイ線を1日2往復に増便しました。
 なお、21日から水曜日の2往復を増便し、昨日、日曜日から2往復を増便したものです。
 なお、昨日増便された便は機材をA321型機から大型のA330-300型機に変更しています。


*12月25日

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」発表はなし
 昨日は厚生労働省からの発表はありませんでした。早くも年末年始の休暇でしょうか。

@第3ターミナルのバス乗降場は来年2月に供用開始か
 題字だけしか読めないのですが、今日の毎日新聞によりますと、成田空港第3ターミナルのバス乗降場は来年2月に運用開始になる、との事です。
【コメント】この「バス乗降場」は多分、団体貸切バス専用と思うのですが。
 下に10月1日時点の,路線バスやターミナル間連絡バス停留所と第3ターミナル入り口を結ぶ歩道橋から撮った、工事写真を載せておきます。
 手前右に伸びているのがバス乗降レーンと思われます。
 向こう側が第2ターミナルで、右にあるトンネル入り口のようなものは駐車場の入り口でしょうか?

 

@来年度予算案で成田空港機能強化関連費に156億円
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、昨日閣議決定された来年度予算案には、成田空港機能強化に156億円が計上されました。


*12月24日

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者では1名でした。
 全員に症状がありました。

@日本航空の11月は国際線旅客数が443.6%増、国内線旅客数は45.8%増
 日本航空が昨日発表した「JALグループ11月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比・【】は2019年11月比(以下同じ)443.6%増【46.4%減】の39万1120人、利用率は45.0ポイント増【12.1ポイント減】の70.3%となっています。
 一方、国内線では旅客数が45.8%増【7.3%減】の293万7754人、利用率は8.2ポイント減【2.8ポイント減】の75.2%となっています。

@三菱重工の泉沢社長がスペースジェットの見通しを示さず
 ブログ「MITHSUBISHI SPACEJET」によりますと、20日の中日新聞は、19日に行われた三菱重工・泉沢社長記者会見の記事を取り上げています。
 この記事によりますと、泉沢社長はスペースジェット事業について、「持続可能な事業かどうかをいま見極めている」と述べ、今後の見通しについては示さなかった、との事です。

@大韓航空のA330型機エンジンにトラブル相次ぐ
 昨日の韓国紙「wowkorea(日本語版)」によりますと、現地時間22日、シアトルから仁川に向かっていた大韓航空・A330型機が、韓国のポハン付近を飛行中にエンジン1機にトラブルが発生し、残りのエンジン1基で仁川空港に無事着しました。乗客・乗員216人にケガはありませんでした。
 大韓航空のA330型機ではこのところ、立て続けにエンジントラブルが発生し、保有している30機のA330型機の内、6機を退役させています。
【コメント】世界の航空会社でA330型機のトラブル報道はあまり聞いたことはありません。大韓航空は近く全機を退役させる、との事ですが、整備に問題はないのでしょうか。

@ルフトハンザ航空が所有するA380型機の全機を現役復帰か
 今日の 「sky-budget」によりますと、ルフトハンザ航空は大型機の不足から、退役を予定していたA380型機の4機を現役復帰させる事にしています。
 ところが、残る4機についても復帰を検討している、との事です。
 ボーイング社が開発しているB777X型機の納期が不透明なことから、一時的な復帰ではなく長期的な運用も視野に、機内のアップグレードも含めて検討している、との事です。
 写真は成田空港A滑走路を離陸するルフトハンザ航空のA380型機です。

 

@米国議会がB737MAX10型機とB737MAX7型機の新基準飛行システム適合免除を認める
 21日の 「sky-budget」によりますと、米国議会はボーイング社が求めていた、開発中のB737MAX10型機とB737MAX7型機の新基準飛行システム適合を免除する決定をおこなった、との事です。
 これによりこの2機種のパイロットに対する新システム訓練が簡単になる事と、システム搭載の費用が免除されることになります。
【コメント】これにより両機種の開発が加速するでしょうね。ボーイング社のロビー活動の勝利になります。
 しかし、米国の「ロビー活動」とはなんなのでしょうか。当然,利益供与も行われると、思います。


*12月23日

@整備が進む第2ターミナルの第3ターミナル間連絡バス停
 18日に行って気づいたのですが、工事中だった第2ターミナルと第3ターミナルを結ぶ,連絡バス「1番停留所」が整備されていました。
 近く,使用が開始されるのではないでしょうか。これが開通すると,前のように両ターミナル間が数分で行き来出来ると思います。
 下に写真を載せておきます。

 

@韓国のエア・プレミアが今日から成田=仁川線に新規就航
 韓国のエアプレミアは今日から、成田=仁川線に新規就航しました。週4往復(成田発着 月・水・金・日曜日)となります。

@ロイヤル・ブルネイ航空が成田=バンダルスリブガワン線を増便
 ロイヤル・ブルネイ航空は今日から、成田=バンダルスリブガワン線を週4往復(成田発着 月・水・金・日曜日)に増便しました。

@「ZIPAIR Tokyo」が夏季ダイヤで成田=サンノゼ線を増備
 「ZIPAIR Tokyo」は今日、来夏季ダイヤの成田=サンノゼ線のチィケット販売を開始しました。
 これによりますと、夏季ダイヤでの運航は、現在の週3往復から週5往復(成田発着 月・水・木・土・日曜日)に増便となるようです。

@LOTポーランド航空が3月から成田=ワルシャワ線を段階的に増便
 21日の 「sky-budget」によりますと、LOTポーランド航空は現在、週2往復している成田=ワルシャワ線を、3月から週3往復に増便します。
 さらに、3月26日からの夏季ダイヤからは週6往復(成田発着 金曜日を除く毎日)に増便する、との事です。

@成田空港の変異株感染者は13名、全空港では21名「BQ.1株類」が6名、「BA.5株類」が5名など
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では21名、成田空港入国者では13名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「BQ.1.1株類」が6名、「BA.5株類」が5名、「XBB.1株類」が4名、などでした。
 今回の発表分は12月7日から12月13日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は1名で、成田空港入国者では1名でした。
 この人には症状がありました。

@国土交通省が日本貨物航空に不適切整備で厳重注意
 国土交通省は今日、日本貨物航空に対して整備上の厳重注意を行いました。
 これは、9月23日に運航乗務員から「B747-8F型機(JA12KZ)の第4エンジンの、逆推力装置操作レバーが最大出力位置にならない」旨の報告を受け、同社が実施した検査で、第4エンジン逆推力装置レバーのカバーを取り付けるネジ(1本)に、航空機及び装備品等の設計製造者による技術基準に基づかない部品が取り付けられていました。
 このネジが規定よりも長く、これが邪魔をして逆推力装置が最大出力に位置に引き上げられなかった事が原因と判明しました。
 国土交通省は今日、同社に厳重注意を行い、同社に対し、来年1月16日までに再発防止策を報告するように求めました。
【コメント】逆噴射に左右の不均衡が生じ,雪などの影響で滑走路から逸脱することも考えられますね。
 同航空の整備はずさんだとして長期の運航停止処分を受けたことがありました。また、整備がずさんになっているのでしょうか。


*12月22日

@総発着回数は23%増も2019年比では30%減、外国人旅客数は1000%増
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「11月空港運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同月比【】は2019年11月比(以下同じ)23%増【30%減】の1万5084回となりました。この内、国際線は17%増【37%減】、内訳は旅客便は59%増【51%減】、貨物便は25%減【51%増】となっています。
 一方、、国内線は40%増【±ゼロ】でした。
 総航空旅客数は194%増【50%減】の179万1972人で、国際線旅客数は527%増【58%減】となり、この内、日本人旅客数は527%増【77%減】、外国人旅客数は1009%増【55%減】、通過旅客数は206%増【2%増】となりました。
 一方、国内線は33%増【7%減】となっています。
 国際航空貨物量は22%減【6%減】となっています。(詳しくは12月15日の出来事参照)給油量は4%増でした。
【コメント】大分回復してきましたが、国際線は発着回数は2019根11月の約6割、旅客数は同約4割にとどまっているようですね。

@年末年始の成田空港利用者は国際線が31万人、国内線が34万人に
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「年末年始(12月23日〜1月5日)旅客推計」によりますと、
 国際線では出国者が前年同期比、【】は2019年同期比(以下同じ)969.4%増【55.4%減】の31万300人となり、入国者は1396.8%増【55.5%減】の30万8200人となっています。
 一方、国内線では出発旅客数が21.8%増【11.2%増】の17万3200人、到着旅客数は17.2%増【1.6%減】の16万5200人となっています。
【コメント】国際線旅客数は爆発的な伸びとなっていますが、2019年同期比では、まだ半分ですね。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は3名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は5名で、成田空港入国者では3名でした。
 4名に症状がありました。

@チェジュ航空が今日から成田=仁川線を1日5往復に増便
 韓国のチェジュ航空は今日から、成田=仁川線を1日5往復に増員したました。機材は全て、B737-800型機を使います。

@航空各社の年末年始国際線予約数は413%増、国内線は9.5%増
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、国内航空各社が昨日発表した年末年始の予約状況によりますと、
 国際線予約数は前年同期比(以下同じ)413%増の32万1466人、予約率は41.0ポイント増の76.9%となりました。
 一方、国内線予約数は9.5%増の270万525人、予約率は1.4ポイント増の71.4%となっています。

@11月の訪日外国人は93万4500人、出国日本人数は37万9200人
 政府観光局が昨日発表した「11月訪日外客数(推計値)」によりますと、訪日外客数は2019年同月比(以下同じ)61.7減の93万4500人となりました。10月に比べますと1.87倍になっています。
 また、出国日本人数は76.9%減の37万9200人となっています。前月に比べて1.08倍と低い伸びになっています。
【コメント】日本人にとっての海外旅行は、相次ぐ物価上昇により生活が苦しくなっていことが影響しているのでしょうね。


*12月21日

@浜田防衛大臣は「取極書」に言及
 9日の出来事で書いた、衆院安全保障委員会で浜田靖一防衛大臣が共産党の赤嶺政賢議員への答弁で、沖縄県の下地島空港や千葉県の成田空港の軍事利用に向けて、関係自治体の協力を求める考えを示しました件ですが、この質疑の議事録が手に入りました。
 これによりますと、浜田防衛大臣は答弁の中で本会の故佐藤行通氏が署名した「取極書」について言及しています。
 その上で、約束があるにもかかわず米軍と自衛隊の使用を求めて周辺自治体に説明を求める考えを強調しています。
 以下、「取極書」に言及した部分を議事録から抜粋します。


○浜田国務大臣

「我が国の防衛上、自衛隊が多様な空港、港湾を使用できるようにしておくことは重要であり、また、日頃から当該空港、港湾を使用した訓練を重ねておく必要がある一方、自衛隊による使用に様々な制約、制限が課されている空港、港湾もあります。
 具体的な事例として、例えば、下地島空港については、いわゆる屋良覚書等により自衛隊機による使用が制限されているほか、成田空港については、一九七二年の取決めにおいて軍事的に利用することは絶対に認めないとされております。」
(以下略)

 なお、赤峰議員はこのような政府の態度は「戦争前夜」の危機感を国民の間にいたずらにあおり、戦争への道を突き進もうとしている、と批判し、万一紛争が起こった場合には,軍事施設だけでなく民間施設も攻撃され、民間人にも多数の犠牲が出る、と追求しています。

@成田空港内の店舗は2020年時の約2割が閉店や撤退
 今日の「日刊航空」によりますと、成田空港内の店舗数は2020年4月時点で465店ありましたが、この内の約2割が閉店や撤退した、との事です。
 現在は420店舗の内、約7割の275店が開業している、との事です。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は2名で、成田空港入国者では1名でした。
 全員に症状がありました。

@成田路線にも投入予定のエアプレミア・B787-9型機が仁川空港で接触事故
 昨日の「Traicy」によりますと、現地時間19日に、韓国の仁川空港で起こった、旅客機同士の接触事故はエアプレミアのB787-9型機がトーイング中に、出発を待っていたラオス航空機に接触したもののようです。ラオス航空機には乗客118人が乗っていました。
【コメント】損傷したB787-9型機は受領したばかりの機体ですね。成田空港路線にも投入を予定していた、との事で運航計画に支障が出る可能性があります。

@「ZIPAIR Tokyo」が2023年度入社の客室乗務員職を募集
 「ZIPAIR Tokyo」は昨日、2023年度入社の客室乗務員約120名を募集する、と発表しました。客室乗務と共に、空港、旅客サービスやサービス企画業務なども行う事になります。


*12月20日

@14日に成田市荒海に氷塊落下、市長が落下物防止の申し入れ書
 成田市の会員からの情報によりますと、14日、成田市荒海の民家に航空機から落下したと考えられる氷塊が落下物事故がありました。
 この件について、成田市長は16日付けで、久保田航空局長宛に「航空機からの落下物の再発防止について」と題する申し入れ書をを送りました。
 申し入れ書の一部を画像で載せておきます。

 

@第1ターミナル北ウイングも久しぶりの混雑(18日の成田空港 2)
 18日に行った成田空港の様子の第2報です。
 何時もは人影もまばらな第1ターミナルの北ウイング出発ロビーですが、出発機が多い時間帯だったためか、かなりの混雑でした。

 

 第1ターミナル南ウイング出発ロビーは以前と変わらないようでした。

 

 しかし、ショッピング街は,第2ターミナルよりも開店している店が少ないように感じました。撤退や休業を継続している店が多いようです。

 

@成田空港の変異株感染者は17名、全空港では20名「BQ.1.1株類」が7名、「BA.5株類」が6名など
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では20名、成田空港入国者では17名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「BQ.1.1株類」が7名、「BA.5株類」が6名、「BA.2株類」が2名、などでした。
 今回の発表分は12月5日から12月8日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者では1名でした。
 全員に症状がありました。

@マレーシア航空が昨日から成田=コタキナバル線を再開
 見落としていましたが、「Traicy」によりますと、マレーシア航空は昨日から成田=コナキタバル線を、週2往復(成田発着月・木曜日)で再開しました。


*12月19日

@成田空港は少し活気づくが、聞こえてくるのは外国語の会話
 昨日午後、久しぶりに成田空港に行きました。
 第1ターミナルと第2ターミナルを見てきましたが、出発階のチェックインカウンターは前にくらべると、人影がかなり多くなっています。
 ショッピング街は開店している店が,まだ、半分程度のようでした。人影は多く、にぎわっていましたが、聞こえてくる会話はほとんどが外国語でした。日本人の旅行客はごく限られているようです。
 以下、撮った写真を載せておきます。まずは,第2ターミナルの様子です。

 

 

 

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は5名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は8名で、成田空港入国者では5名でした。
 全員に症状がありました。

@大韓航空が2月1日から成田=プサン線を増便へ
 今日の「Traicy」によりますと、大韓航空は2月1日から、現在、1日1往復している成田=プサン線を、1日2往復に増便します。

@バティックエア・マレーシアが成田=クアラルンプール線の増便を3月18日に延期
 今日の 「sky-budget」によりますと、バティックエア・マレーシアは1月17日から予定していた、現在、週4往復している成田=クアラルンプール線を1日1往復に増便する計画を、3月18日に延期しました。

@ハワイアン航空機が乱気流に遭遇し,11人が重傷負う
 今日の「CNNニュース(日本語版)」(livedoor news)によりますと、現地時間18日午前10時35分頃、米国のフェニックス発ホノルル行きのハワイアン航空35便・A330型機がホノルル空港到着約30分前に、乱気流に遭い、乗客少なくとも36人が重軽傷を負いました。
 この内、20人がホノルル空港到着後、病院に搬送されました。11人は重傷とのことです。
【コメント】乱気流でこれだけのケガ人が出るのは珍しいですね。


*12月18日

@小泉市長が「『取極書』があるので,軍事利用はないと考える」との答弁
 成田の小泉市長は12月の定例市議会で、本会副会長でもある鵜澤 治議員の「成田空港の軍事利用」についての質問に答え、「成田空港の軍事利用はしないとする『取極書』がある、との事なので、成田空港を軍事利用することはないと思っている」と答弁した、との事です。
 また、鵜澤議員が、9月18日(9月19日の出来事参照)と、9月29日の午後11時過ぎに起こった飛行コースずれ(9月30日の出来事参照)について、「事前質問では『悪天候起こった』との事だが,わずか数分違いで離陸した便は、約束の「九十九里浜と利根川の間は『直進上昇・直進下降』の飛行コースを取っている。『悪天候』と言うのなら、具体的に天候の資料を示せ」と質したのに対しては、「航空局に聞かなければわからない」と、しどろもどろの答弁に終始した、との事です。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」ゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は1名で、成田空港入国者ではゼロでした。
 この人には症状がありました。


*12月17日

@エア・カナダ6便が急病人で引き返す,午前1時31分に着陸
 上段の「午後11時00分以降の離着陸」に書きましたが、今日午前1時半頃、成田発モントリオール行きのエア・カナダ6便・B787-9型機の機内で、急病人が発生したため、同機は成田空港に引き返し、A滑走路に南側から着陸しました。
 このような場合は「緊急事態(従来取り決め)」として午前0時半以降でも着陸が認められます。
 下図は「Flightradar24」による同機の軌跡ですが、同機はカムチャッカ半島南部の太平洋上から引き返しました。

 

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は7名で、成田空港入国者では1名でした。
 6人に症状がありました。

@3月18日のJR ダイヤ改正では日中の快速が1時間に1本、普通は成田空港=千葉間が運行へ
 昨日のマイナビニュースよりますと、JR東日本は3月18日に行うダイヤ改正で、日中の時間帯では成田空港発着快速電車は1時間に1本へと削減されます。
 一方、成田空港発着の普通電車は成田=千葉間を走る普通電車が11時台〜16時台で3本運行される、との事です。


*12月16日

@ターキッシュ・エアラインズが今日から成田=イスタンブール線を再開
 ターキッシュエアラインズは今日から、成田=イスタンブール線を再開しました。
 運航はB787-9型機を使い、週3往復(成田発着 月・金・土曜日)となります。
 なお、同航空は羽田=イスタンブール線を1日1往復で運航しています。

@成田空港の変異株感染者は19名、全空港では29名、「BQ.1.1株」が12名、「BM.4.1株類」が6名など
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では29名、成田空港入国者では19名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「BQ.1.1株」が12名、「BM.4.1株類」が6名、「XBB.1株類」が5名などでした。
 今回の発表分は12月2日から12月4日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は1名で、成田空港入国者でゼロでした。
 この人に症状がありました。

@ジェットスター・ジャパン「エアバス機の納入遅れで運航計画に影響はない」
 今日の航空新聞社によりますと、エアバスで生じているさサプライヤーチェーンの混乱による納入遅れについて、ジェットスター・ジャパンの田中執行役員は昨日「いまのところ影響が出るとは捉えていない。エアバスの生産の問題で、当社の事業計画に何か影響が出るということは想定していない」と答えました。
【コメント】エアバス機を使っているところでは,納期の遅れで予定した機体の受領ができず、今後の運航に欠航が出ていますね。


2022年12月前半の出来事