2023年11月前半の出来事


*11月15日

@「Air Japan」が来年2月22日から成田=仁川線を開設へ
 今日の「Traicy」によりますと、全日空が来年2月9日から運航を開始する「Air Japan」は同2月22日に成田=仁川線を開始する、と発表しました。
 当面週5往復(成田発着 火・水・木・土・日曜)となり、機材はB787-8型機を使います。
 なお、来年2月9日に開設する成田=バンコク線は水曜日を除く週6往復となります。

@業績好調のため日本航空と全日空が一時金を増額へ
 今日の「NHKニュース」によりますと、航空会社では業績の好調を受けて、ボーナスや一時金の引き上げをするところが出ています。
 日本航空ではグループ会社の従業員も含めて冬のボーナスを昨年の1.7か月分から3ヶ月分に引き上げる方針です。
 また、全日空ではすでに支給を決めている夏冬の2ヶ月分ずつの一時金に加えて、1年間の利益目標を達成することを条件として、期末の一時金として1ヶ月分を支給する方針で、実施されれば昨年度よりも1ヶ月分増額になります。

@羽田空港制限エリアで貨物牽引車とワゴン車が正面衝突,4人が病院に搬送
 昨日の(gooニュース)によりますと、昨日午後2時半頃、羽田空港第1ターミナル駐機場で、荷物を牽引するトラクターとワゴン車が正面衝突し、6人がけがをしました。
 この事故で、ワゴン車に乗っていた6人がケガを負い、内4人が病院に搬送されました。
 この事故による運航便への影響はありませんでした。

@オランダ政府がスキポール空港の発着枠規制を撤回
 今日の「Traicy」によりますと、オランダ政府は来年夏季ダイヤから実施する、としていた、スキポール空港の実験的な発着枠縮小を撤回する、と発表しました。
 スキポール空港は、「私たちにとって、飛行機の数を減らすことが目標ではないが、実験的な規制は地元住民にとって明確さと確実性を提供していた」として、失望しているとの声明を発表しました。

@ドバイエアショーでの旅客機の発注です

 昨日の「Aviation Wire」によりますと、ボーイング社は現地時間13日ドバイ航空ショーの会場で、エミレーツ航空からB777X型機90機を受注した、と発表しました。
 これにより、同航空のB777X型機合計発注数は205機となりました。
 また、B787-10機を新たに5期発注すると共に、すでに発注しているB787-8型機とB787-9型機30機をB787-10型機に機種変更しました。

 昨日の「Aviation Wire」によりますと、ボーイング社は現地時間13日、トルコのサンエクスプレスと、B737MAX型機ファミリー90機を発注する覚書を締結した、と発表しました。
 内訳はB737-8型機を28機、B737-10型機を17機となっています。
 これで同航空のB737MAX型機ファミリー発注総数はオプションも含めて87機となります。

 ボーイング社は現地時間13日、中東 LCC の「フライドバイ」から、B787-9型機30機を受注することで合意した、と発表しました。

 昨日の「Aviation Wire」によりますと、エアバスは現地時間13日、ラトビアの「エア・バルティック」から、A220-300型機30機の追加発注を受けた、と発表しました。
 これにより、同航空のA220-300型機総発注総数は80機となります。

 昨日の「Traicy」によりますと、ロイヤル・エア・モロッコは現地時間13日、ボーイング社にB787-9型機2機を確定発注しました。

 昨日の 「sky-budget」 によりますと、ロイヤルヨルダンは現地時間13日、ボーイング社にB787-9型機6機を発注した、と発表しました。

 昨日の「Traicy」によりますと、エチオピア航空はドバイエアショーの会場で、ボーイング社に対しB787-9型機11機とB737-8型機20機を確定発注した、
 また、B787-9型機15機とB737-8型機21機をオプションとしています。

 昨日の「Traicy」によりますと、エアバスは現地時間14日、エジプト航空から、A350-900型機10機の発注を受けた、と発表しました。


*11月14日

@新石垣空港で草刈りの重機が動けなくなり,滑走路が約1時間半閉鎖
 今日午前8時頃、新石垣空港で草刈り中の重機が故障して動けなくなり、滑走路が閉鎖されました。
 滑走路は同9時23分頃に閉鎖が解除されましたが、到着予定の2便が那覇空港に引き返すなどの影響が出て、混乱しました。

@ドバイエアショーが開幕、ボーイング社への大型発注が相次ぐ
 現地時間13日から,中東のドバイでエアショーが開幕しました。
 エアショーでの旅客機の発注ですが、今の所、ボーイング機への大型発注が相次いでいます。
 個別の発注については,明日に載せたいと思います。


*11月13日

@「Spring Japan」が12月8日から成田=上海線を再開
 「Spring Japan」は今日、成田=上海線を、12月8日から再開する、と発表しました。
 1日1往復ですが12月23日から1月5日までは欠航となります。

@「ZIPAIR Tokyo」の利用者は若者が圧倒的、日本国籍が39%で外国籍が61%
 昨日の航空新聞社によりますと、「ZIPAIR Tokyo」の西田社長は、「ZIPAIR Tokyo」の利用者について、国籍では日本国籍が39%、外国籍が61%になっていることを明らかにしました。
 さらに、年齢別では10才代が13%、20才代が30%、30才代が24%、40才代はが14%、50才代が11%、そして、60才代は8%となっており、若年層が圧倒的に多くなっていることを明らかにしました。
 この原因として「我々が低価格で参入させて頂いており、若い世代が使いやすい価格を提供してきたことが、(若年層に)ご支持を頂いている理由ではないだろうか」と分析しています。
 また、好調な財務状況を背景に、2020年度40億円、2021年度50億円の累積負債を、2024年度に解消することに自信を示しました。
 写真は第1ターミナル北ウイングに駐機する「ZIPAIR Tokyo」の7号機です。ガラスの透明シールが剥がれかかっていて、ぼけています。

 


*11月12日

「8日の出来事」の「全日空の9月輸送実績」に2019年9月比を追加しました
 11月8日の出来事で「全日空の9月輸送実績」を取り上げましたが、私のミスで2019年9月比を「なお、今月から2019年の輸送実績がプレスリリースから削除されていますので、2019年9月との比較が出来ませんでした。」と書いてしまいました。
 今日、もう一度探してみたところ、2019年9月実績が見つかりましたので、8日の記事に追加し訂正しました。

@「ZIPAIR Tokyo」の累計搭乗者数は約半年間で50万に上積み
 今日の航空新聞社によりますと、「ZIPAIR Tokyo」の西田社長は、今年3月に累計乗客巣が50万人を突破し、9月に100万人を突破したことを明らかにしました。
 約半年間で50万人積み上げたことになります。


*11月11日

@ JAL カーゴがエアカナダの貨物取扱を12月1日から成田空港で開始
 昨日の「LOGISTICS TODAY」によりますと、JALカーゴは12月1日から、成田空港でエアカナダの輸出入貨物・郵便などの貨物取扱いを開始する、との事です。
 バンクーバー便を1日1往復、モントリオール便を週4往復、トロント便を週3往復の貨物を取扱います。
 写真はかっての日本航空貨物機です。
 【コメント】エアカナダの便の貨物を取り扱うのか、日本航空機が運航まで行うのかは分かりません。ただ、日本航空は貨物機を持っていませんので、荷物の取扱だけ、と思えるのですが。
 写真はかっての日本航空貨物機です。

 

@スカイマークの10月利用率は88.8%
 スカイマークが今日発表した、「10月の搭乗実績」によりますと、有償旅客数は前年同月比(以下同じ)7.3%増の72万8585人、利用率は5.8ポイント増の88.8%となりました。


*11月10日

@ジェットスター・ジャパン労組がストを警告
 昨日の「Traicy」によりますとジェットスター・ジャパンの労働組合「ジェットスタークルーアソシエーション」(JCA)は昨日、記者会見を開き、8月17日に会社側が、「10月末までに、在籍社員を対象として未払い賃金の計算を仕直し、一括して支払う」とした回答の期限が切れた,事を明らかにしました。
 これにより、一旦取りやめたストライキの可能性がある,と警告しました。同労組は8月3日にストライキ権を確立しています。
 同労組執行委員の井小萩氏は「(ジェットスター)利用者の皆様にはスト実施の可能性がある事を,今の段階でも知っておいていただいた方が良いのでは、との判断でお知らせしています。ご迷惑おかけしますが、どうぞご理解ください」と呼びかけました。
 ストの日程などは,来週にも明らかにする、としています。

@「トキエア」が国土交通省から耐空証明を取得
 「トキエア」は今日、所有する2機の「耐空証明」(自動車の車検に当たる)を国土交通省から取得しました。
 これにより、大きな山を一つ乗り越えたことになり、就航に向けての準備を加速するものと見られます。

@台湾のエバー航空がA350-1000型機18機、 A321neo 型機15機の導入を発表
 台湾のエバー航空は7日、エアバスのA350-1000型機18機、A321neo型機15機を導入する、と発表しました。
 現在使用しているB777型機とA321型機を順次置き換えるため、としています。
 写真は第1ターミナルから出発するエバー航空機です。

 


*11月9日

@来年3月に HIS がフジドリーム機を使い成田空港発着のツアーを計画
 昨日の「Traicy」によりますと、HISは来年3月2日から4日にかけて、成田空港発着の種子島と屋久島をめぐるツアーを開催します。
 航空会社はフジドリームエアラインズを使います。
【コメント】記憶が確かではないのですが、成田空港でフジドリーム機が発着したことはあるのでしょうか?

@ IHI のPW100Gエンジンの影響は1583億円
 IHI が7日に発表した2024年3月期第2四半期連結決算によりますと、プラット・アンド・ホイットニー社のPW100G型エンジンの不具合による影響は1538億円になる、との事で、特別損失として計上されています。
【コメント】三菱重工の200億円弱とする影響(7日の出来事参照
に比べて、かなり、大きい額になりますね。


*11月8日

@「ZIPAIR Tokyo」が来年3月上旬に成田=バンクーバー線を開設へ
 「ZIPAIR Tokyo」の西田社長は今日、来年3月上旬をメドに、成田=バンクーバー線を開設する方針を明らかにしました。
 当初は週3往復とし、需要に応じて1日1往復の運航を目指す、との事です。同航空のカナダ路線は初めてとなります。

@ジェットスター・ジャパンが12月18日から成田=上海線を再開
 ジェットスター・ジャパンは今日、12月18日から成田=上海線を約4年ぶりに再開することを明らかにしました。
 週4往復(成田発着 月・水・金・土曜日)を予定しています。

バンブーエアウェイズが今日から、成田=ハノイ線から撤退か?
 今日から、ベトナムのバンブーエアウェイズが成田=ハノイ線から撤退とする予定で、NAAの公式ページでは、今日はこの便の記載がありません。
 明日からの運航は分かりませんが、「Flightradar24」では明日から1週間は「Scheduled」となっています。
 写真は第2ターミナル前を移動するバンブー機です。
【コメント】このところ、撤退や運休のニュースが続いています。バンブーエアウェイズも経営の合理化を進めており、経営陣も混乱しています。
 やはり,コロナの影響が大きいのではないでしょうか。先を見誤って、拡大戦略を取ると、状況が変わったときに大きな打撃を被ります。

 

@全日空の9月輸送実績は国際線旅客数が94.6%増、国内線旅客数は27.7%増【一部追加と削除】
 全日空が今日発表した「ANA9月次輸送実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比・【】は2019年9月比(以下同じ)94.6%増【29.4%減】の57万9757人、利用率は77.6%となっています。
 一方、国内線では旅客数が27.7%増【14.6%減】の301万8641人、利用率が68.2%となっています。
 この内の成田空港路線の利用率は成田=札幌線が60.0%、成田=大阪線が76.5%、成田=中部線が67.0%となりました。

@鈴与HDがスカイマークエアラインの筆頭株主に
 昨日、スカイマークは現在の筆頭株主であるインテグラルが保有する株の一部を、14日付けで、フジドリームエアラインズを所有する鈴与ホールディングスに譲渡し、鈴与ホールディングスが、全株式の13.01%を取得して筆頭株主になる、と発表しました。
 鈴与側は「スカイマークエアラインとフジドリームエアラインズは運航機材などが異なり、現時点では具体的な協業を想定していない」としています。
 この結果、譲渡後のインテグラルの株所有比率は7.3%に下がることになります。


*11月7日

@タイ新興航空会社「リアリークールエアラインズ」が来年中期に成田空港乗り入れか
 6日の「アジアトラベルノート」によるますと、タイの新興航空会社「リアリークールエアラインズ」は、来年半ばにバンコクとと成田空港を結ぶ路線を開設する予定、との事です。
 なお、同航空はフルサービスキャリア、との事です。

@三菱重工の上期決算でPW100Gエンジントラブル負担金200億円弱を計上
 今日の「Aviation Wire」によりますと、三菱重工は昨日の2024年3月上期決算発表で、米国エンジンメーカー「プラット・アンド・ホイットニー社」のPW100Gエンジンの不具合について、不具合部品の部分は分担していないものの、出資比率2.3%に応じた費用200億円弱を計上した、と発表しました。
 なお、上期の最終損益は前年同期比69.8%増の919億4400万円の黒字となりました。


*11月6日

@エア・タヒチ・ヌイが再開したばかりの成田=パペーテ線を来年5月8日から再運休
 今日のトラベルボイスによりますと、エア・タヒチ・ヌイは先月30日から再開した成田=パペーテ線を、来年5月8日から10月26日まで、再び運休とすることを明らかにしました。
 理由として、現地ホテルなどのリノベーションが続いており、宿泊先の客室数が減少することや,日本の海外旅行の回復がおくれていること、また、来年にかけて欧米路線の需要が拡大する事を上げています。写真は古いものですが、成田空港第2ターミナルに駐機するエア・タヒチ・ヌイ機です。

 

@圏央道の工事が進んでいます、機能拡張で買収された地域は寂れ,荒廃しています
 4日に成田空港に行ったときに、多古町や芝山町の北部を回ってみました。
 圏央道の建設工事は,ネックとなっていた問題が解決し、一気に進み始めたようでした。
 一方、機能拡大で空港用地になる芝山町北部は,農地の耕作も止まり、移転した家屋も出始めて,一気に寂れていました。
 圏央道工事の写真を2枚載せておきます。上の写真では圏央道の東側なので空港用地には入りません。畑の耕作を行っている農家の人も見かけました。

 

 

@今月中旬の大規模実動演習「自衛隊統合演習」で、民間空港を使った戦闘機の離着陸訓練
 昨日の「しんぶん赤旗電子版」によりますと、今月中旬に予定されている大規模実動演習「自衛隊統合演習」で、自衛隊基地が攻撃され使えなくなった場合に、岡山、大分両空港や、鹿児島県の徳之島、奄美両空港に戦闘機を一時退避させ、燃料補給やF2、F15戦闘機の離着陸を行う計画が予定されている、との事です。
 これは、「必要最小限度の自衛措置」として相手領域に長射程のスタンド・オフ・ミサイルなど敵基地攻撃能力(反撃能力)を使用すると明記されていますが、これに対する相手方の反撃で自衛隊基地が使えなくなった場合を想定したものです。
【コメント】何としても、外交交渉や経済協力などで、武力紛争は避けるべきです。それこそが,日本国憲法の目指すものではないでしょうか。
 紛争が起これば、双方に死者やけが人が出ます。戦闘機が待避した空港が、次に相手方からの攻撃対象なる事は当然考えられます。
 成田空港については開港時の約束「取極書」で「一切の軍事的利用は行わない」と書かれていますので、自衛隊や米軍の航空機が利用することはあり得ないと考えられます。


*11月5日

@今日未明、ユナイテッド航空機が「カーフュー弾力的運用」で離陸
 今日未明、「カーフュー弾力的運用」が1件発生しました。
 成田発デンバー行きのユナイテッド航空142便・B787-9型機が、前便でカムチャッカ半島の火山噴火による火山灰を避けるため、成田空港到着が遅れた、玉突き遅延のために、午前0時11分に、A滑走路北側から離陸したものです。
 なお、この火山噴火の影響だと思うのですが、上段の「午後11時00分以降の離着陸」が多数ありました。
 中には,日本貨物航空5101便のように、他機が南に離陸する中、1機だけ北側に離陸しました。
 2日の出来事でも書いたように、このような風(多分)に逆らう離陸は将来の「スライド制」を無意味にするものです。

@中国国際航空が昨日から成田=杭州線を週1往復増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、中国国国際航空は昨日から、成田=杭州線を週1往復増便し、週4往復としました。

@昨日の第2ターミナルと第3ターミナルは賑わっていました
 昨日成田空港に行き、前回行けなかった第2ターミナルと第3ターミナルを見てきました。
 やはり,外国人の観光客が多く、需要の回復が感じられるにぎわいでした。その様子を写真で紹介します。

 

 この写真は第2ターミナルの到着ロビーです。到着客が次から次へとロビーに出てきます。早く出た人が遅れて出てくる人を待って、ごった返していました。
 写真の上のデッキが"「アニメデッキ」のあったところですが、完全に撤退し、白壁になっているのが寂しいですね。

 この写真は LCC の「香港エクスプレス」のカウンターです。「香港エクスプレス」だけではなく、韓国の LCC 「ティーウェイ航空」の出発カウンターもあり、こちらもかなりの行列が出来ていました。
 第3ターミナルの LCC 用カウンターには、まだ余裕があるようですが、第2ターミナルのカウンターの方が使い勝手が良いのでしょうか。使用料金は高いと思うのですが。今は,日本人の観光需要が回復していない事もあり、第2ターミナルのカウンターにも余裕があるのでしょうね。

 

 これは第2ターミナルと第3ターミナルを結ぶ歩行者用通路ですが、こちらもこれから LCC に乗る人、降りる人が行きかって混雑していました。
 何と言っても、安くて、今は、全国各地に路線がありますから、便利ですね。

 

 フードコートも午後1時頃でもあり、かなりの人が好みの料理をほおばっていました。コロナ禍前のお盆時期までは行きませんが,ここも、かなり混雑していました。

@米国がスキポール空港の発着枠削減に報復措置を検討か
 今日の 「sky-budget」によりますと、米国運輸省(DOT)は、オランダ政府が行おうとしているスキポール空港の発着枠削減を、米国とEUが締結しているオープンスカイ協定に違反する、と認定しました。
 この削減により、米国ではジェットブルー、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空が影響を受けるとされ、最初の段階としてオランダ側のKLMオランダ航空、マーティンエアー、TUI航空オランダに対し、共同運航を含むスケジュールを7日以内に提出するように命じました。
 今後、対抗措置を講じるものと見られている、との事です。


*11月4日

今日は,上段の「午後11時00分以降の離着陸」で、該当する便の運航はありませんでした。

@今日からターキッシュエアラインズが成田=イスタンブール線を増便
 今日の 「sky-budget」によりますと、ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)は今日から、成田=イスタンブール線を週5往復に増便しました。
 なお、13日からは週6往復にし、12月14日からは1日1往復にする計画、との事です。

@ジェットスター・ジャパンが今日も4便を欠航に
 昨日、ジェットスター・ジャパンが成田=新千歳線の往復便を欠航としていますが、成田空港路線では今日も成田=新千歳線の109便と110便、さらに、成田=福岡線の513便と514便を欠航としています。他空港の便については調べていません。
 同航空のページでは"お知らせ"も"お詫び"も出ていませんが、パイロットのやりくりが出来ないのでしょうか。


*11月3日

@ヤマトの初号機が6日午前8時半頃成田空港に
 今日の「Fly Team」によりますと、来年4月から運航を開始するヤマトグループの貨物初号機・A321P2F型機(JA81YA)が、6日(月)午前8時30分ごろ、成田国際空港に到着することが判明した、とのことです。
【コメント】これからパイロットの訓練や,国土交通省の耐空検査などが行われると思います。

@ジェットスター・ジャパンの成田=新千歳線1往復が欠航、乗務員の人繰りがつかず
 今日の北海道新聞(有料版)によりますと、ジェットスター・ジャパンは今日、成田=新千歳線の1往復を欠航としました。
 欠航となったのは成田発新千歳行きの105便と新千歳発成田行きの104便です。
 原因はパイロットの人繰りができなかったため、との事で、合計2便の乗客283人に影響が出た、との事です。
【コメント】パイロット不足は日常的で、同航空もこの所、常時募集をしていますね。他の LCC も多かれ少なかれ似たような状況があるようです。
 給与を上げないと人は集まりませんね。

@大韓航空が来年4月26日から仁川=成田=ホノルル線を再開へ
 昨日の 「sky-budget」によりますと、大韓航空は来年4月26日から仁川=成田=ホノルル線を約4年ぶりに再開する計画、との事です。
 この路線はコロナ禍により運休となっていました。すでに、予約の受付を開始しています。

@オランダのスキポール空港の発着枠削減で新興航空会社の発着枠をゼロとする方針
 今日の 「sky-budget」 によりますと、オランダの空港発着枠を管理する「 ACNL 」は、政府がスキポール空港の年間発着枠を、現在の50万回から45万2000回に削減するために、歴史的にスロットを持っているエアラインには3.1%の削減を求め、新興エアラインから全枠を回収する計画を明らかにしました。
【コメント】この流れが定着すると、世界の航空機と路線が減少していきます。成田空港の「更なる機能強化計画」は本当に必要なのでしょうか。
 人が住みにくい地球になったのでは元も子もありませんね。


*11月2日

@昨日「午後11時00分以降の離着陸」の最終便が急に北側離陸、「スライド制」など出来るわけがない

 先月27日でもありましたが、「午後11時00分以降の離着陸」の最終便が,それまでの5便が南側離陸していたのに、いきなり,北側に離陸しました。この便は,27日の便と同じ日本貨物航空227便でした。
 風向がいきなり変わったと言うことも考えられ、安全運航のためにはこれが"正解"かも知れませんが、前にも書きましたように、C滑走路完成後に採用される「スライド運用」での,「静穏時間確保」の約束は出来ないことになります。
 国とNAAは直ちに「スライド運用」の詳細を住民に公表すべきです。

@日本航空が国際線の運航計画を更新
 日本航空が昨日発表した「2023年度下期 国際線路線便数計画を追加」によりますと、成田=香港線が1日2往復になり、成田=台北線が1日1往復に増便し、成田=グアム線が12月28日〜来年1月9日は1日1往復となります。

@マカオ航空が12月15日から成田=マカオ線を増便
 マカオ航空は12月15日から成田=マカオ線を,現在の週4往復から週6往復に増便すると発表しました。

@アシアナ航空機がカムチャッカ半島火山噴火の影響で迂回し、成田空港に臨時着陸
 今日の韓国「中央日報 日本語版」によりますと、昨日の午後5時半頃、ニューヨーク発仁川行きのアシアナ航空221便・A350-900型機が、カムチャツカ半島のクリュチェフスカヤ火山の噴火で航路を変更し、成田空港に臨時着陸しました。同便は乗務員の勤務時間が規定を超えたため、乗務員を交代し、燃料を追加した後、午後7時頃成田空港を離陸して、仁川に向かいました。
 下図が「Flightradar24」による、アシアナ航空機の航跡図です。何時もはカムチャッカ半島東から千島列島の東を飛行しています。

 

@ニューギニア航空がA220-100型機6機を発注
 今日の「Aviation Wire」によりますと、エアバスは現地時間1日、ニューギニア航空からA220-100型機6期の確定発注を受けた、と発表しました。


*11月1日

@10月のアクセス数は26,742回でした。

@エチオピア航空が今日から、成田=仁川=アディスアベバ線を増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、エチオピア航空は今日から、成田=仁川=アディスアベバ線を、週5往復から週6往復に増便しました。

@タイガーエア台湾が昨日から、成田=高雄線を増便
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、タイガーエア台湾は昨日から、成田=高雄線を週4往復から週5往復に増便しました。
 写真は先月29日に撮った、到着したタイガーエア台湾機です。

 

@全日空が今期の配当金を復活、日本航空は配当金を増額へ
 昨日の決算発表で見落としましたが、昨日のブルームバーグジャパン(YAHOO!ニュース)によりますと、全日空は「未定」としていた今期の株主への配当を30円とすると発表しました。同航空は2020年3月期から無配が続いていました。
 一方、日本航空は今期の配当を20円引き上げ、60円とすることを発表しました。
 また、この記事で、全日空の A330neo 型機ファミリーの欠航問題ですが、4月以降の欠航については1月末に発表する、との事です。
 さらに、この欠航による業績への影響は約400億円と見込んでいる、との事です。
【コメント】全日空は従業員の給与について、一時金は増額するが基本給などは据え置く、との事です。
 多額の借金を抱えて苦しいのは分かるのですが、この物価高騰のなか、もう少し何とかならないのでしょうか。

@福岡空港でチェジュ航空機がバードストライク、滑走路が約30分閉鎖
 今日の毎日新聞(gooニュース)によりますと、今日午前11時50分頃、仁川発福岡行きのチェジュ航空機がバードストライクに遭遇しました。
 同機は無事着陸しましたが、このトラブルで滑走路の安全点検のために約30分閉鎖されました。
 なお、同空港では昨夜、滑走路に小動物が侵入し、滑走路が約10分間閉鎖されました。30日にはバードストライク(10月30日の出来事参照)がありましたね。

@中国国産のリージョナルジェット機「ARJ21」の貨物機が完成、将来は日本にも来る?
 昨日の「CGTN(YAHOO!ニュース)」によりますと、中国が自主開発したリージョナルジェット機「ARJ21型機」の貨物型改装機が、航空会社側に引き渡されました。
 これについて、「上海、広州、深センなどの都市を結ぶ国内線や、日本、韓国、東南アジアなどとの国際線に投入される見通し」との事です。
【コメント】この機体は日本における型式証明(TC)を取っていないので、日本国内では飛行できないと思われるのですが、将来の飛来はあるのでしょうか。


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