2025年10月後半の出来事


*10月31日

@藤井社長「中国内陸部などへの新規路線や圏央道 IC と新貨物エリアの整備に注力
 今日の航空新聞社(有料版)によりますと、成田国際空港会社の藤井社長は、昨日の記者会見で年間発着回数34万回への引き上げを受け、新規路線の拡大に意欲を示しました。
 特に、中国の内陸部にも大都市があり、これらの都市への働きかけに意欲を示しました。
 また、来年完成する予定の圏央道の県内開通やインターチェンジの設置と、整備される成田空港の新貨物エリアの拡大で、空港と周辺地域の一体的な発展を促進する意向を表明しました。

@市川消防署が成田エクスプレスの社内で発生したモバイルバッテリー発火を消し止めた「Air Japan」の脇川さんに感謝状
 昨日の千葉日報(有料版)によりますと、市川消防局は去る9月26日に起こった上り成田エクスプレスの車内で発火したモバイルバッテリーを消火器を使って消し止めた、AirJapanの客室乗務員脇川さんに感謝状を手渡しました。
 脇川さんは同航空の「訓練教官」を務めており、ほぼ満席の車内で焦げ臭いに気づきました。
 見ると外国人のバッグから白煙が上がるのを目撃して、電車内の消火器1本を使って消し止めました。
 その際に、日本語の話せない外国人の通訳も務めました。
 脇川さんは「とても消しにくいと実感した」と話しました。

@ベトジェットエアがA321neo型機100機を追加発注
 今日の「sky-budget」によりますと、ベトジェットエアは今年6月に締結した覚書のうち、オプションとしていたA321neo型機100機を確定発注に切り替えました。
 これにより、同航空のA321neo型機の合計発注数は280機となりました。

@ロシアの外務次官がロシアと日本の航空路運航について「日本次第だ」と述べる
 昨日の「sky-budget」によりますと、ロシアのルデンコ外務次官は、日露両国間の直行便再開について「企業間で作業と協議が進行中だが、すべては日本政府次第だ」述べました。
 なお、背景にはロシアからの訪日客が9月だけをみても前年比8.1%の伸び率となっている事があるようです。
 これらの訪日客はロシアへの路線を持つ外国の航空会社を使い、第3国の便に乗り継いで日本に来ている、とのことです。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時21分
11時26分
便名
KZ 235便
NH 8403便
LO 80便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑


*10月30日

@「成田空港9月運用状況」は外国人旅客は9月として過去最高も日本人は19年比38%減
 成田国際空港会社が今日発表した「2025年9月空港運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同月比・【】は2019年9月比(以下同じ)3%増【7%減】の2万809回となりました。この内、国際線発着回数は6%増【5%減】で、旅客便が5%増、貨物便が5%増となっています。
 一方、国内線発着回数は4%減でした。
 旅客数は14%増【4%減】の335万4252人、この内、国際線旅客数は6%増隣で、日本人は12%増【38%減】、外国人は9月としての過去最高となる4%増【25.3%増】、通過客は7%減となっています。
 国内線旅客数は4%減でした。
 国際航空貨物量は5%増の17万5105トンでした。詳しくは(22日の出来事参照)

@全日空が来年3月29日で「Air Japan」の運航休止を発表
 全日空は今日、グループ会社の「Air Japan」を来年3月29日をもって、成田=ソウル線、成田=バンコク線、成田=シンガポール線の全路線の運航を休止する、と発表しました
【コメント】あまりにも短命でしたね。運航が開始されたときに、そのコンセプトが LCC でもなくフルサービスキャリアでもなく、中途半端と感じました。
 写真は10月10日にA滑走路からの離陸に向かう「Air Japan」機です。

 

@ボーイング社がB777X 型機の初号機納入が2027年になると発表、7度目の延期に
 昨日のAviation Wireによりますと、ボーイング社は現地時間29日、開発中のB777X型機の納入が2027年になると正式に発表しました。
 型式証明の取得に時間がかかるため、としています。
 これで同機の開発延期は7年遅れになることが確定しました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時07分
11時16分
11時26分
11時29分
11時39分
便名
KZ 227便
KZ 160便
AY 74便
NH 8503便
LO 80便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*10月29日

@びっくりした「Spring Japan」の混雑、24日の第3ターミナル
 24日に第2ターミナルと第3ターミナルにを見てきましたが、第3ターミナルでは「Spring Japan」のチェックインカウンターが大混雑でびっくりしました。
 出発便が重なっている時間帯だったのでしょうか。ビジネスマンやバッグを背負った旅行者などが、行列をなしていました。

 

 又、フードコートの手前には14日から設置されたストリートピアノが置かれ、お子さんが弾いていました。カラフルなピアノでした。

 

@ジップ・エアが来年1月に成田=バンコク線と成田=仁川線を期間増便
 ジップエアは今日、来年の1月5日から8日までの成田=バンコク線を月・火・水・木曜日に、1往復を期間増便します。
 また、1月9日から24日までの月・金・土・日曜日に成田=仁川線を1往復期間増便する、と発表しました。

@スイスエアが来年夏期ダイヤで成田=チューリッヒ線を期間増便し、久し振りの毎日運航
 今日の「flyteam」によりますと、スイスエアは現在週5往復運航している成田=チューリッヒ線を、来夏期ダイヤの3月31日から5月28日までと、10月7日から23日の、水・金曜日で1往復増便する、とのことです。これにより、この間は1日1往復の運航となります。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時03分
11時13分
11時17分
11時19分
11時29分
11時35分
便名
P6B
3S 598便
NH 8403便
KZ 235便
LO 80便
P6B
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時38分
11時46分
便名
P6B
5X15便
離・着・向き
N ↑
N ↑


*10月28日

@26日から「オープンハウス型」の機能強化説明会始まる
 26日、芝山町で「成田空港のさらなる事業の効果や地域共生策を紹介するオープンハウス型(対話型)の説明会」が始まりました。
【コメント】羽田空港の都心ルート新設でも、このような説明会が開かれましたが、専門的な知識がないと、何を質問してよいかもわからず、国土交通省職員などの説明を聞くだけになってしまいます。
 これでは、専門知識を持っていない住民は質問もできず、主催者側の答えを聞くだけになりかねません。
 これなら、従来の大規模説明会の方がよいのではないでしょうか。
 下の写真は、私が参加した、羽田空港都心ルート新設時の「オープンハウス型(対話型)の説明会」のようすです。

 

@成田空港到着時に覚醒剤30Kg を持ち込もうとした英国籍の男を起訴
 昨日、東京税関成田税関支署と千葉県警は、6日に覚醒剤30Kgを密輸したとして、英国籍の61才の男を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで千葉地検に告発しました。
 個人の密輸としては過去最大量となります。千葉地検はこの男を昨日起訴しました。

@ジップ・エアが来年2月・3月に成田とオーランドを直行するチャーター便を運航へ
 ジップエアは今日、来年の2月23日、28日、3月5日、10日の4日間に成田空港発、ディズニーの聖地である米国オーランド行きの、チャーター便を運航すると発表しました。
 同航空にとって、初めての米国東海岸への路線となります。
 直行便で飛行時間は往路で13時間、復路で15時間となり、現在、他社のオーランドまでの飛行時間は、往路で乗り継ぎの時間も含めて約20時間ですので7時間の短縮となります。
 機材は B787-8型機を使います。
 西田社長は将来の定期便化に意欲を示しました。
【コメント】B787-8型機だと、途中給油なしで飛べるのですね。同航空の勢いは恐るべきものがありますね。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時05分
11時17分
11時24分
11時51分
便名
NH 8403便
IJ 425便
LO 80便
GK 11便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*10月27日

@昨夜午後11時台に25便が離陸
 下段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、昨日の午後11時以降に、南に離陸した航空機が25機に上りました。
 最終便が午後11時42分でしたので、約1.7分に1機の割合でした。
 原因は成田空港の濃霧によって、出発便が大幅に遅れたため、とのことです。
 「天候ではしかたがない」とは言うものの、A滑走路南側の方々は災難でしたね。

@イースター航空が今日から成田=仁川線を増便
 今日からイースター航空が、成田=仁川線を、現在の週3往復から、週4往復に増便しました。
 写真は24日に撮った。イースター航空のB737-800型機です。

 

@大韓航空が今日から成田=済州線を増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、大韓航空は今日から、成田=済州線を、週1往復増便し週4往復(成田発着 月・水・金・日曜日)にしました。

@韓国のパラタ航空は11月17日から成田=仁川線を開設します
 今日の「sky-budget」によりますと、韓国の新興エアライン「パラタ航空」は11月17日より、成田=仁川線を最大1日2往復で開設する、と正式発表しました。
 なお、同航空の前身は旧「フライ・ヤンヤン」(LCC)ですが、同航空はハイブリッドエアラインを目指す、とのことです。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時00分
11時02分
11時04分
11時05分
11時07分
11時09分
便名
QR 807便
IJ 425便
XJ 607便
MH71便
NH 8431便
IUO 693便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時11分
11時12分
11時14分
11時15分
11時20分
11時21分
便名
KZ 203便
MM 627便
CX 501便
3S 590便
IJ 1便
W8 1801便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時23分
11時24分
11時26分
11時28分
11時30分
11時31分
便名
GK 35便
NH 8527便
EK 319便
ZG 859便
JL 6785便
NH 8415便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時33分
11時34分
11時36分
11時37分
11時39分
11時40分
便名
AY 74便
GK 11便
FX 10便
LO 80便
FX 157便
NH 8517便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時42分
便名
KZ 227便
離・着・向き
S ↑


*10月26日

@冬期ダイヤの新規開設と増便(その2)
 今日から冬期ダイヤが始まりました。 昨日載せた新規開設や増便に加え、下記の増便や開設がはじまります。
 ただ、予定の段階で取得したものもありますので、実際の運航とは違うものもあるかもしれません。
2025年10月26日 全日空の成田=香港線が 週4往復から1日1往復に増便されます。
2025年10月27日 ジップエアが成田=バンコク線を10月27日から12月11日まで最大週11便に期間増便
2025年10月27日 日本航空が成田=メルボルン線を、週3往復から1日1往復に増便
2025年10月27日 大韓航空が成田=済州線を週3往復から週4便に増便します
2025年10月29日 ユナイテッド航空が、成田=パラオ線を、週2往復(成田発着 水・土曜日)で開設します。

@金子国土交通大臣が「訪日インバウンドで“消費額15兆円”に影響がないように進める」
 24日の航空新聞(有料版)によりますと、就任した国土交通大臣金子氏は21日の記者会見で、「政府目標として掲げる2030年の訪日外国人旅行者6000万人、消費額15兆円の実現を目指していく」と述べました。
 その上で「訪日インバウンドの受け入れに悪影響を与えることのないよう、地域住民との両立を図ることが大前提である」と述べました。
 また「成田空港の第2の開港プロジェクトを始めとした首都圏空港機能の強化や地方空港における各種課題の解決と、国際航空ネットワークの充実を図ることなどがポイントとなる」と指摘しました。

@第2ターミナルのテナントも徐々に回復
 24日に久し振りに第2ターミナルに行きました。テナントの空きもまだ結構ありましたが、徐々に回復するようです。写真を載せておきます。

 

 時間帯の関係もあり、ショッピング街はすいていましたが、4階南側の元ポケモンショップがあった向かい側に「POP MART」が手広くオープンし、外国人旅客がお土産をえらんでいました。

 
 2階にある元「アニメデッキ」ですが、左下にあるポスターのように、10月31日に広大な「NODOKA」と言う休憩所を兼ねるカフェがオープンするようです。
 左側にある白い壁の部分がNODOKAになります。

 
 4階の中央部分には大谷選手関係のグッズを売るるショップが出ていました。

@トキエアが今日から中部=丘珠線を開設
 今日のAviation Wireによりますと、トキエアは今日から中部=丘珠線を開設しました。運航は週4日(月・金・土・日曜日)となります。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時00分
11時01分
11時08分
11時10分
11時14分
11時20分
便名
IJ 1便
KZ 237便
JL 6785便
LO 80便
JL 6775便
GK 7208便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
S ↓
時間
11時23分
11時31分
11時40分
便名
GK 11便
NH 8403便
XJ 607便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑


*10月25日

@明日から冬期ダイヤ開始、新規開設や増便は
 明日から冬期ダイヤが始まります。成田空港国際線の冬期ダイヤからの新規参入や増便について、以下に箇条書きにします。
 なお、撤退や減便については情報が出ないため、漏れがあるのではないかと思います。
エア・カンボジア、成田=福州=プノンペン線開設。週3往復(成田発着 水・金・日曜日)となります。
スクート成田=台北=シンガポール増便。1日1往復から1日2往復に。
全日空、成田=香港線増便。週4往復から1日1往復。
日本航空、成田=上海線再開。1日3往復。
日本航空、成田=サンディエゴ線期間増便。26日から来年1月16日まで1日1往復に。

@熊谷千葉県知事の単独員ビュー、「機能強かは国のため。騒音対策はNAAで」
 今日の朝日新聞(有料版)に熊谷千葉県知事とのインタビューが出ています。
 この中で、知事は年間発着回数34万回に拡大について「成田の重要性や競争力が高まる」とする一方「50万回も見据えた騒音対応が重要だ。成田国際空港会社(NAA)には、騒音下の住民への対策を求めたい」とも語っています。また、「今大切なのは経済と生活環境・騒音対策の両方だ」「(成田空港は)ローカル空港扱いで、羽田が限界であることも含め、経済界も政界も知らない。私は会う人すべてに『千葉県だけの話じゃないんだ』と言っている。
【コメント】知事は騒音問題など環境対策が必要、といっていますが、これは国や成田国際空港会社の問題だ、とあなた任せに感じます。
 騒音による生活破壊をどのように防ぐのか、県としても真剣に考えるべきではないでしょうか。
 健康への影響についても、周辺住民の死因などは、周辺医療機関に蓄積されている開港時からのデータを使えば、騒音に関係ない地域と比べてどう違うかわかると思います。
 また、C滑走路完成後の飛行方式について、1日でも早く、「
スライド制」などの具体案を国に提示まさせ、住民の意見表示とその話し合いを知事が先頭に立って、国や成田国際空港会社に要求することはできるはずです。

@「ゲートイン成田」のからくりについての動画、資金はほぼ全部使い果たす
 今日の関西テレビニュース(YAHOO!ニュース)に、「みんなで大家さん」の経緯と内情を取材した動画が載っていました。

@日本航空の9月実績は国際線旅客数が10.3%増、国内線旅客数は8.3%増
 日本航空が昨日発表した「JAL 9月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線旅客数は前年同月比・【】は2019年9月比(以下同じ)10.3%増【36.6%減】の65万5460人、利用率は89.0%となっています。
 一方、国内線旅客数は8.3%【6.9%増】の326万1106人、利用率は86.7%となっています。
 この内、成田空港路線の利用率は成田=伊丹線8.0ポイント増の92.1%、成田=名古屋(中部)線は2.8ポイント増の67.9%となっています。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時08分
11時17分
11時25分
11時28分
11時30分
便名
IJ 1便
LO 80便
NH 8517便
KZ 134便
GK 118便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
S ↓
N ↑
時間
11時31分
11時33分
便名
KZ 225便
KZ 263便
離・着・向き
N ↑
N ↑


*10月24日

@成田国際空港株式会社が年間発着回数を34万回に変更
 昨日の共同通信(livedoor news)によりますと、成田国際空港会社は26日からの冬季ダイヤ開始を受け、年間発着回数を34万回とすることを発表しました。
 年間発着枠の拡大は15年ぶり、となります。
【コメント】景気づけのために拡大するのでしょうか。今年度の発着回数もそれほど増えないと思われますし、2027年度は「29万回」としていますが、希望的予測と思われます。

@成田国際空港株式会社が冬期ダイヤのスケジュールを発表、前年同期比で3%増
 成田国際空港会社は今日、「2025年冬期定期航空会社別スケジュール」を発表しました。。
 これによりますと、今冬期ダイヤの週あたり発着回数は前期比3%増の4755回となっています。

@日本航空が成田=バンコク線(貨物便)を10日間の臨時運航発表
 昨日のAviation Wire(YAHOO!ニュース)によりますと、日本航空は現在不定期便として運航している成田=バンコク線貨物便を、11月2日から来年3月22日までの間に10日間の特定日で運航する、とのことです。
 特定日はリンク先を見てください。

@国土交通省がハワイでの飲酒トラブルを起こした機長を60日の業務停止の行政処分
 国土交通省は今日、飲酒で(9月5日の出来事参照)大幅な遅れを出した日本航空の機長に対し、航空法第30条に基づく、60日間の航空業務停止の行政処分を行いました。
 なお、当該機長は日本航空を9月11日付で懲戒解雇となっています。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時07分
11時09分
11時11分
11時18分
11時21分
11時23分
便名
LO 80便
NH 8517便
NH 8403便
EK 319便
AY 74便
NH 8527便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時32分
便名
W5 1501便
離・着・向き
N ↑


*10月23日

@ジェットスター・ジャパンが12月18日に成田=高雄線を開設
 今日のトライシーによりますと、ジェットスター・ジャパンは12月18日から、成田=高雄線を開設する、と発表しました。
 1日1往復で機材はA320型機を使います。
 当面は成田空港初の片道・往復のみを販売し、高雄発の販売時期は決定次第発表する、とのことです。

@日本航空が26日から成田=天津線の貨物便を増便
 日本航空は今日、「貨物専用機 2025年度下期 路線便数計画を決定 」を発表しましたが、この中で、成田=天津線を週4往復から週5往復に増便しています。
 写真は離陸に向かうJAL cargo のJA653J機です。

 

@ナショナルジオグラフィックが「2026年に行くべきところ」に山形県を選出
 観光局が昨日発表したところによりますと、米有力旅行メディア「ナショナル ジオグラフィック」が、 現地時間21日に発表した「Best of the World 2026(2026 年に行くべき世界の旅行先 25 選)」に山形県が選ばれた、とのことです。
 理由は古くからの伝統と神秘的なアウトドア体験ができる旅行先、と評価されています。

@ホリエモンの軽飛行機製造は可能か
 昨日の「乗りものニュース」に航空評論家の細谷泰正氏による「ホリエモン航空業界参入で『“小型機界の革命児”日本で作るぞ』実現なるか? 最大のカベは“製造”ではない」との記事が載っていました。
 この記事によりますと、日本はホリエモンさんの目指す4人乗りまでの小型機「LSA」の製造と、これを操縦するスポーツパイロットの制度化が非常に遅れている、とのことです。
 細谷氏は「LSA制度と同様で、主要国の中でスポーツパイロットが制度化されていないのは日本だけです。筆者はこれが、日本の国際競争力が下がり続けている理由の一つであるとも考えています。」としています。

@16日に起こったユナイテッド航空機操縦室窓の破壊トラブルは気球との衝突か
 今日の「sky-budget」によりますと、現地時間16日に起こった、ユナイテッド航空機の操縦席窓が割れた事故(10月19日の出来参照)の原因について、気象データ収集などを行うWindBorne Systems社が、「自社の高高度気象観測気球の1つが、この事故の原因となった可能性がある」ことを明らかにしました。
 当初は宇宙デブリが原因ではないか、といわれていましたが、この気球との衝突が原因の可能性が高くなっています。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時09分
11時11分
11時14分
11時16分
11時17分
11時23分
便名
LO 80便
GK 11便
K4 608便
AY 74便
NH 8517便
kZ134便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時41分
便名
IJ 407便
離・着・向き
N ↑


*10月22日

@成田空港の9月貨物取扱量は18ヶ月連続増加の5.3%増も生活関連の輸入は減少
 東京税関成田航空貨物出張所が今日発表した「成田空港9月貨物取扱量」によりますと、総取扱量 は前年同月比(以下同じ)5.3%増の17万5105トンとなりました。
 この内、積込量は6.9%増、取卸量は4.0%増と、3項目はいずれも18ヶ月連続の増加となっています。
 この内、国民の生活に関する食料輸入は生鮮が8.0%減、ドライが1.1%減となっています。

@成田空港の9月貿易概況は3ヶ月ぶりの赤字に
 東京税関が今日発表した「成田空港9月貿易概況(速報)」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)12.3%増の1兆7174億8600万円、輸入額は1兆9640億2800万円となっており、2465億4200万円と3ヶ月ぶりの赤字となりました。

@新国土交通大臣に金子恭之氏
 昨日発足した高市内閣で、国土交通大臣に金子恭之氏が任命されました。

@琉球エアコミューター機が操縦室の窓にひびが入り那覇空港に引き返す
 今日の沖縄タイムス(YAHOO!ニュース)によりますと、今日午前8時25分頃に那覇空港を離陸した南大東行きの琉球エアコミューター861便が、那覇空港の東約20Kmを高度約5200mで飛行中、パイロットが操縦室の窓ガラスにひびが入っていることを発見しました。
 このため、同機は那覇空港に引き返し同9時半頃、無事着陸しました。乗客・乗員20人にけがはありませんでした。

@トキエアの2027年度の黒字化はみとおしたたずも、パイロットが増えて機材繰りは改善に
 今日の新潟日報(YAHOO!ニュース)によりますと、堀江氏が取締役に就任したトキエアは、依然として2027年度の黒字化を表明しましたが、その筋道は明らかになっていません。
 11億6000万円を融資した新潟県幹部は「黒字化への具体的な道のり、数字は見せてもらっていない。和田氏の頭の中にはあるのかもしれないが…」と語っています。
 しかし、その中で、今までは機長の数が少なく、機材の稼働率を上げられなかったのですが、これを2倍に増員できる見通しがたった、とのことで長谷川氏は「稼働率の向上は黒字化に向けた要素として進めたい」と語った、とのことです。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時02分
11時03分
11時06分
11時07分
11時09分
11時11分
便名
IJ 1便
W8 1801便
LO 80便
CX 508便
GK 11便
KZ 227便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時17分
11時20分
11時26分
11時34分
便名
AY 74便
KZ 160便
NH 8517便
KZM235便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*10月21日

@成田空港の国慶節連休は中国人の訪日客が好調
 今日の千葉日報(有料版)によりますと、中国の国慶節の連休には、中国や台湾からの訪日客が大幅に増え、ほぼコロナ以前に戻ってきている、とのことで、来年の春節連休への期待が高まっている、とのことです。
 成田空港を拠点とするLCCスプリング・ジャパンでは、1日から8日の国慶節の連休中、前年同期比(以下同じ)約5000人増の約2万1100人の乗客があり、搭乗率も10ポイント増の90%を維持しました。
 また、最近の特徴として個人旅行が圧倒的になり、ツアー旅行客がコロナ禍前の35%から2%に激減している、とのことです。
 さらに、同じように成田空港を拠点とするLCCのジップエアはこの期間に、台湾の台北からの団体ツアー客向けチャーター便を初めて飛ばしました。
 このチャーター便は満席の290人が搭乗しました。
 同社の西田社長は「日台間の往来需要は強く、貨物の動きも旺盛だ。飛行機の稼働率を高めるため、ロング路線の運航間にはめるのにちょうど良い」と利点を説明し、台湾当局と定期旅客便の就航に向けて調整を続けているとのことです。
 写真は第3ターミナルの国際線エリアに駐機するスプリング・ジャパン機です。

 

@ベトジェットエアが中国国産「C909型機」の運航を終了へ
 今日の「sky-budget」によりますと、ベトジェットエアは中国の国産機「C909型機」の運航を終了することになりました。
 6ヶ月のリース満了に伴うもの、とのことですが、理由として運航コストや運航上の制約によるものとしています。
 リースしている他の「C909型機」もリースバックされるものとみられ、海外エアラインの運航実績を積み上げたい「COMAC社」にとっては大きな痛手となります。

@香港の空港でB747-400F型機が着陸時に滑走路を左に逸脱し海に落ちる
 現地時間20日午前4時頃、香港空港に着陸したドバイ発のエミレーツ航空9788便・B747-400F型機が、着陸に失敗し、滑走路を左側に逸脱して、海に転落する事故がありました。
 この際に、警備会社の車両を巻き込み、滑走路脇で監視していた警備会社の社員2人が、死亡しました。
 乗務員4人は救助されて無事でした。
【コメント】原因についての報道は今のところないようです。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時03分
11時06分
11時12分
11時13分
11時16分
11時17分
便名
NH 8403便
IJ 1便
LO 80便
AY 74便
KZ 134便
GK 11便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時26分
11時45分
便名
MM 590便
KZ 227便
離・着・向き
S ↓
N ↑


*10月20日

@ZIP AIR が11月29日から12月13日まで成田=シンガポール線を期間増便
 昨日の観光経済新聞によりますと、ジップエアは、11月29日から12月13日にかけて、成田=シンガポール線を現在の1日1往復から、週4往復(成田発着 月・水・金・土曜日)を期間増便し、週11往復とします。

@スカイマークの9月輸送実績は2.5ポイント減
 スカイマークが今日発表した「9月の搭乗実績」によりますと、有償旅客は前年同月比(以下同じ)2.5%減の69万7786人、座席利用率は2.8ポイント減の84.9%となっています。

@台湾の航空6社が客室乗務員の病気休暇を人事評価から外すことで合意
 昨日のフォーカス台湾(YAHOO!ニュース)によりますと、エバー航空の客室乗務員が乗務中に体調不良になり、その後死亡した事件(14日の出来事参照)について、台湾の航空会社6社は17日に会合を開き、社員の病気休暇や生理休暇の取得を人事評価に反映させないなどの方針で一致した、とのことです。
 この会合は台湾政府の労働部が呼びかけて開かれました。

@シカゴのオヘア空港で旅客機同士の接触事故、公務員の無給による人員不足も原因か
 今日の「BENZINGA JAPAN」によりますと、現地時間17日、米国のシカゴ・オヘア空港で、着陸し滑走路を移動中のユナイテッド航空2652便・B-737型機が、駐機していたB767型機の水平尾翼と接触するとトラブルがありました。
 幸い、このトラブルで乗客・乗員118名にけがはありませんでした。
【コメント】米国では今までも足りなかった管制官が。より足りなくなり、主要空港でも遅れが常態化しています。
 何か大事故が起こらないと良いのですが。

@エーゲ航空がATR72-600型機2機を追加発注
 今日のトライシーによりますと、エーゲ航空はATR社にATR72-600型機2機を追加発注しました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時05分
11時08分
11時16分
11時18分
11時22分
便名
NH 8527便
IJ 1便
JL 6785便
GK 11便
AY 74便
KZ 203便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時25分
11時26分
11時32分
11時40分
11時49分
便名
LO 80便
NH 8517便
NH 8403便
NH 8427便
KZ 227便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*10月19日

@米国国内線の機体で操縦室の窓に何かがぶつかり窓が破れ、パイロットが負傷
 今日のsky-budgetによりますと、現地時間10月16日に、デンバー発ロスアンゼルス行きのユナイテッド航空1093便・B737-8型機で、飛行中に副操縦席の窓に突然ヒビが入るトラブルが発生しました。
 同機はこの時に高度36000フィートを飛行中で、こわれた窓の破片でパイロット一人が負傷しました。
 このため、同機はソルトレイクシティーに目的地を変更しました。
 着陸後の点検では何かの物体が窓に衝突した痕跡が見つかり、窓付近の機体に焼け焦げた痕跡もありました。
 原因については調査中ですが、宇宙ゴミと接触した可能性が指摘されています。
【コメント】もし、本当に落下した人工衛星などの破片と衝突したとすれば、初めてのケースと思います。
 最近はスターリンクのような小型衛星を何千、何万と打ち上げ、寿命が尽きた衛星は地球に落下させ、空気との摩擦で燃やすようにしている、との事です。
 落下は1年に何百機にも上るとのことですが、特に高いところを飛行する航空機は燃え尽きないものと衝突するリスクはどんどん高くなるのではないでしょうか。
 下図は「Flightradar24」によるユナイテッド航空1093便の航跡です。キャプチャーするときに余計なものが入ってしまいました。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時06分
11時08分
11時09分
11時11分
11時13分
11時15分
便名
JL 6785便
GK 11便
KZ 40便
AY 74便
LO 80便
JL 6775便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時17分
11時20分
11時21分
便名
NH 8517便
IJ 1便
KZ 227便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑


*10月18日

@さらなる機能強化計画の用地取得率は9月末段階で86.2%
 昨日の日本経済新聞によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は昨日に開かれた第3回「滑走路新増設推進協議会」の会合で、さらなる機能強化の用地取得率が9月末段階で86.2%となり、7月末時点比で0.9ポイント増となったことを明らかにしました。
 NAAの藤井社長は「着実な進展を見せているものの、終了には至らず、更なる努力をしていきた」と述べました。
 NAAは取得率が伸び悩んでいる理由について地権者の補償についての考え方や空港の機能強化に理解が得られない事、相続の手続きが済んでいない、などと説明しています。

@インディゴがA350-900型機を30機追加発注
 今日の 「Aviation Wire 」によりますと、インドのインディゴ航空は現地時間17日、エアバスにA350-900型機30機を追加確定発注する契約を発表しました。
 これにより同航空のA350-900型機発注は60機となります。

@アブラグループがA320neo型機機50機とA350-900型機5機を確定発注
 昨日のsky-budgetによりますと、アビアンカ航空とゴル航空を傘下に置くアブラグループは、オプション権を行使して50機のA320neo型機の確定発注と、5機のA350-900型機を確定発注に切り替えると発表しました。

@ FAA がB737MAX型機の月産数を42機に引き上げる事を承認
 今日のsky-budgetによりますと、米国連邦航空局(FAA)は、ボーイングのB737MAX型機の月産生産台数を、現在の38機から42機に引き上げることを承認しました。
 なお今後もFAAによる生産監視は継続となります。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時02分
11時04分
11時11分
11時13分
11時19分
11時20分
便名
IJ 1便
GK 11便
IJ 425便
LO 80便
KLZ 134便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時23分
11時26分
便名
IT 203便
NH 8517便
離・着・向き
N ↑
N ↑


*10月17日

@昨日、成田空港で大規模な消火・救難・救急訓練実施、約1000人が参加
 昨日のチバテレビによりますと、昨日、成田空港で旅客機がダウンバーストにあい、滑走路に着陸した際にエンジンを滑走路にぶつけ、エンジンから燃料が漏れ出し火災が発生した、との想定による、大規模な消火・救難・救急訓練が行われました。
 NAAの職員や消防士など約1000人が参加しました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時05分
11時07分
11時09分
11時10分
11時12分
11時17分
便名
W8 1801便
IJ 1便
GK 11便
NH 8517便
LO 80便
KZ 227便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時23分
11時27分
11時49分
便名
AY 74便
NH 8403便
NH 8527便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑


*10月16日

@9月の訪日外客数が13.7%増で累計3000万人を達成
 観光局が昨日発表した「9月訪日外客数・出国日本人数(推計値)」によりますと、訪日外国人数は前年同月比・【】は2019年9月比(以下同じ)13.7%増【43.7%増】の326万6800人、出国日本人数は15.0%増【30.8減】の139万4500人となりました。
 この結果、今年の訪日外国人累計は17.7%増の3165万500人となり、過去最速で3000万人を突破しました。

@フィンランド航空が座席カバーの洗浄方法を間違え約40便が欠航に
 昨日の「sky-budget」によりますと、フィンランド航空はA320型機とA321型機の座席カバー洗浄方法を間違えたために、約40便を欠航としました。
 規定では洗剤を使った洗浄をすることになっていますが、これを水洗いしてしまいました。
 水洗いした場合の耐火機能についての検証がないため、との事です。利用者からは「そこまでしなくても」との声もあった、との事です。
 下の写真は成田空港を移動するワンワールド塗装のフィンランド航空機です。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時05分
11時13分
11時17分
11時21分
11時42分
便名
GK 11便
LO 80便
NH 8517便
AY 74便
P&B
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


2025年10月前半の出来事へ