2025年2月後半の出来事


*2月28日

@日本航空の1月は国際線旅客数が30.2%増、国内線旅客機は4.8%増
 日本航空が今日発表した「JALグループ1月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線旅客数は前年同月比・【】は2020年1月比(以下同じ)30.2%増【7.7%減】の68万9386人となりました。利用率は85.1%となっています。
 一方、国内線では4.8%増【46.0%増】の331万5652人となっています。利用率は67.1%でした。
 この内、成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が16.6ポイント増の87.6%、成田=名古屋(中部)線は2.1ポイント増の56.3%でした。
 なお、2020年1月はコロナ禍で旅客需要が大きく落ち込んでいます。

@防衛省が前言を翻し、新田原基地で垂直離着陸の訓練実施を通告
 昨日の「NHKニュース」によりますと、宮崎県の新田原基地に配備される予定のステルス戦闘機F35B型機について、防衛省は26日、従来からの「緊急時以外は垂直着陸は行わない」との説明を一転させて、夜中を含め同機の「垂直離着陸訓練を行う」とのを方針を明らかかにしました。
 同機の垂直離着陸の際の騒音は、機体から75mの地点で最大130デシベル、300mの地点で同110デシベルとされています。
 新富町の小嶋崇嗣町長は「緊急時以外は垂直着陸をしないというこれまでの説明と大きく異なり、丸のみにはできない。町民に多大な被害が出るおそれもあり、防衛省には住民への迅速な情報提供と丁寧な説明を強く要請していきたい」と述べました。
、また、宮崎県の河野知事は「国の防衛上の判断に対し、県はよいとか悪いと言える立場ではない。騒音も含めたさまざまな負担や不安にさらされる地元の皆さんがどう受け止めるかを大切にしながら、今後の対応や対策をしっかりと求めていきたい」と述べ、垂直着陸の訓練をめぐる今回の方針転換を県として受け入れるかどうか明言しませんでした。
【コメント】130デシベルというのは本会が羽田空港滑走路近くの公園で測定した超音速旅客機「コンコルド」の騒音と同じものになります。
 この激しい騒音にびっくりした本会では「取極書」「覚書」で超音速旅客機の成田空港への乗り入れ禁止を要望し約束させました。
 写真はパリエアショーに展示されていたコンコルドです。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時03分
23時07分
23時19分
23時22分
23時32分
23時55分
便名
NH 8403便
W8 1801便
GK 336便
NH 8427便
KZ 134便
KZ 235便
離・着・向き
S ↑
S ↑
N ↓
S ↑
S ↑
S ↑


*2月27日

@今日未明に「カーフュー弾力的運用」が発生
 下段の「午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、久しぶりに「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
 成田発ヘルシンキ行きのフィンランド航空74便・A350-900型機において、機内で急患が発生したため、今日午前0時11分に、A滑走路北側に離陸したものです。

@外国人は大幅増も日本人は相変わらず回復が遅く、1月空港運用状況
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「1月空港運用状況」によりますと、
 総発着回数は昨年同期比・【】は2020年1月比(以下同じ)8%増【3%減】の2万1113回となりました。
 この内、国際線発着回数は12%増、【1%減】となり、一方、国内線発着回数は8%減【11%減】となっています。
 総旅客数は18%増【1%増】の362万714人となりました。
 この内、国際線旅客数は23%増【1%増】で、日本人は16%増【44%減】となり、外国人は31%増【45%増】、通過客は8%減【37%減】となっています。
 一方、国内線旅客数は4%減【1%増】となっています。
 国際航空貨物量は6%増【5%減】となりました、詳しくは2月21日の出来事を参照にして下さい。
【コメント】国際線の旅客数が5年ぶりに、コロナ禍前1%増となりましたが、円安を背景にした外国人が大幅に増加しているものの、日本人は44%減と回復が遅れている状況は変わりませんね。

@「トキエア」が夏季ダイヤで新潟=仙台線を運休、夏休みは運航
 「トキエア」は今日、。新潟=仙台線を3月30日から運休する、と発表しました。
 ただし、夏休みとなる7月26日から8月31日までは期間限定で運航します。

@米国でまたまた衝突寸前のニアミス
 今日の「FNNプライムオンライン((gooニュース))」によりますと、現地時間25日、航空機の衝突事故が続く米国の「シカゴ・ミッドウェー国際空港」で、着陸しようとしたサウスウエスト航空250便が前方の滑走路を横切るプライベートジェットを見つけました。
 サウスウエスト機は着陸復航を行い、かろうじて、接触を免れるトラブルがありました。
 管制官はプライベート機に何度も滑走路手前で停止するように指示しましたが、プライベート機は止まらなかった、との事です。
 サウスウエスト機のパイロットは、着陸復航後に、管制官に「我々、サウスウエスト2504便は着陸し直します。なぜこんなことになったんですか?」と問いかけています。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時09分
23時17分
23時26分
23時33分
00時11分
便名
UA 874便
NH 8403便
KZ 134便
LO 80便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*2月26日

@騒音対策委員会で夜間騒音を心配する意見多く
 今日の東京新聞(dメニュー ニュース )によりますと、20日の騒音対策委員会で、芝山町の麻生町長は「夜間の安眠妨害などに、これまで以上の不安を訴える住民が多い」と訴えるなど出、出席した首長から懸念の声が出た、との事です。

@ZIP AIR Tokyoが5月から成田=バンクーバー線とサンノゼ線を期間増便
 ZIPAIR Tokyoは今日、5月8日から8月14日まで成田=バンクーバー線を期間増便します。木曜日の運航を追加し、週6往復となります。
 また、成田=サンノゼ線を5月6日から8月12日まで、火曜日も運航し、週6往復とします。
 写真は成田空港を移動するジップ・エア機です。

 

@イースター航空が3月30日から使用ターミナルを第3ターミナルに変更
 今日の「Traicy」によりますと、韓国 LCC のイースター航空は3月30日から、使用ターミナルを現在の第2ターミナルから第3ターミナルに変更します。

@全日空が中型から小型機までの旅客機の大量発注を発表
 全日空は昨日開かれた取締役会で、大量の新機材を発注する、と発表しました。
 内訳はそれぞれ確定発注で、国際線用のB787-9型機18機、国内線ではエンブラエルのE190-E2型機を15機、また、A321neo型機を14機、さらに、B737-8型機を8機となります。
 また、ピーチ・アビエーション用にA321neo型機10機とA321XLR型機を3機としています。
これらは総額で約2兆1000億円となります。
 さらに、2020年に発注でオプションとしたB787-9型機9機と、2019年に発注したB787-9型機10機を確定発注に切り替えました。
【コメント】凄い数ですね。しかし受領が2026年から2033年にかけて、との事ですので、8年間の機材と考えると、今使っている機材の更新もありますし、この程度の発注が必要なのでしょうね。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時02分
23時11分
23時14分
23時36分
便名
HO 1321便
W81801便
NH 8403便
KZ 130便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑


*2月25日

@B滑走路延伸工事は145億2000万円で大成建設・日本国土開発の JVに
 今日の建設通信新聞によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)はこの程、B滑走路の延伸造成舗装工事の入札を行い、大成建設・日本国土開発の JV に145億2000万円で落札したことを明らかにしました。
 工期は2029年3月23日までとなっています。

@アシアナ航空機がサンフランシスコ空港着陸時に高度が低すぎて着陸復航に
 今日の 「sky-budget」 によりますと、現地時間23日、ソウル発サンフランシスコ行きのアシアナ航空212便・A350-900型機が、サンフランシスコ空港に着陸しようとしたところ、滑走路から約5Kmの地点で高度が約83mまで降下し、対地接近警報装置(GPWS)が作動しました。
 このため同機は管制官の指示により、着陸復航し、その後、無事着陸しました。
 下図は「Flightradar24」による同機の航跡です。
【コメント】危ないところでした。アシアナ航空機は以前にもサンフランシスコ空港で着陸失敗事故を起こしています。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時00分
23時05分
23時08分
23時17分
23時27分
23時29分
便名
KZ 227便
KZ 206便
RS 704便
NH 8403便
LO 80便
W8 1802便
離・着・向き
N ↑
S ↓
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
23時43分
便名
KZ 134便
離・着・向き
N ↑


*2月24日

@中野国土交通大臣が成田空港を視察
 今日の「NHKニュース」によりますと、中野国土交通大臣は今日、成田空港を視察し、B滑走路の延伸やC滑走路建設に向けた工事などを見て回りました。
 中野大臣は記者団に対して「首都圏の空港の容量拡大は不可欠であり、成田空港の更なる機能強化に取り組みたい」と述べました。

@機能強化によって消え行く多古町や芝山町の歴史や伝承芸術を記録に残す活動
 今日の朝日新聞に機能強化で移転を迫られる多古町と芝山町の一部集落に伝わる、歴史や芸能などを、継承しようとする取り組みについての記事が掲載されました。

@今日午前、機体除雪車の故障で、米子空港の全日空4便が欠航に
 今日の「テレ朝news(gooニュース)」によりますと、厳しい寒気が続く日本列島ですが、米子空港では今日の午前中、機体除雪車が故障したため、全日空の午前便4便が欠航となりました。
 午後便は平常運航に戻る、との事です。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時10分
23時22分
23時24分
23時30分
23時34分
23時47分
便名
JL 6785便
FX 10A便
AY 74便
NH 8427便
KZ 227便
KZ 5160便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*2月23日

@タスマン海で行われた中国の軍事演習でエミレーツ航空機が迂回
 昨日の「sky-budget」によりますと、現地時間21日に、中国軍がオーストラリアとニュージーランドの間にあるタスマン海で軍事演習を行いました。
 この結果、同海上を飛行していたシドニー発クライストチャーチ行きのエミレーツ航空機が、(中国軍?)から直接迂回するように命じられました。
 エミレーツ航空機以降に同海域を飛行したカンタス航空機などが、同様の迂回コースをとりました。
 通常は実弾を使った軍事演習を行う場合は、少なくとも12時間前に事前通告を行う事が通例ですが、今回はこれがなかった、との事です。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時08分
23時14分
23時21分
23時23分
23時25分
23時27分
便名
GK 518便
GK 336便
JL 6785便
NH 8403便
KZ 134便
5X 109便
離・着・向き
S ↓
S ↓
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*2月22日

@【私論】航空貨物量は今後、減少するのでしょうか
 このところ「午後11時00分以降の離着陸」の離発着機の運航が減っています。飛行コース直下の住民にとっては嬉しいことなのですが、これは、この時間帯を使っていた大型の貨物機が少なくなっているような気がします。
 昨日の出来事で載せた「成田空港の1月貨物取扱量は10ヶ月連続のプラス」記事では、成田空港の貨物取扱量は好調なようですが、世界の貨物航空会社の中では、貨物が少なくなっているために、注文している貨物機をキャンセルしたり、貨物機への改造を取りやめるところも出始めているようです。
 成田空港の「2月貨物取扱量」はどうなるのでしょうか。
 写真は20日に成田空港で撮ったものですが、A滑走路北側の貨物地区の様子です。
 時間帯の関係もあるかも知れませんが、以前は奥の方に、貨物機が2列にずらっと並んでいたものです。

  

@最高裁が新田原基地騒音訴訟で夜間・早朝の飛行制限を認めず
 最高裁は19日までに、宮崎県にある新田原基地の周辺住民が、騒音への賠償と、夜間・早朝の飛行差し止めを求めている訴訟について、19日付けで原告の主張を認めなかった2審の決定を支持し、原告の主張を認めない決定を明らかにしました。
 なお、賠償については、2審判決で原告と国が控訴せず、約2億2400万円の支払いを国に命じる判決が確定していました。

@ニュージーランド航空が新型機のエンジン整備で最大11機が地上待機と発表
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、ニュージーランド航空はこの程、「今後、地上に待機させられる機体が最大11機まで増加することを見込んでいる」と発表しました。
 これはA320neo型機に搭載しているプラット・アンド・ホイットニー社製のGTFエンジンと、B787型-9機に搭載しているロールスロイス社製のエンジンが、サプライチェーンの問題で整備できないことによる、との事です。
 これにより、2025年後半の業績が大幅に低下する、との事です。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時03分
23時12分
23時19分
23時28分
23時30分
便名
KZ 263便
KZ 168便
NH 8403便
LO 80便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*2月21日

@グレーターベイエアラインズが今日から成田=香港線を増便
 グレーターベイエアラインズは今日から、成田=香港線を1日2往復から1日3往復に増便しました。

@成田空港の1月貨物取扱量は10ヶ月連続のプラス
 東京税関成田航空貨物出張所が19日に発表した「1月成田空港貨物取扱量」によりますと、
 総取扱量は前年同月比(以下同じ)5.6%増の14万7407トンとなりました。
 この内、積込量は3.7%増、取卸量は7.1%増でした。
 3項目とも10ヶ月連続のプラスとなっています。
 生鮮・ドライの輸入量は生鮮が8.9%増、ドライが3.8%増となりました。

@成田空港1月の貿易概況は輸出額が24.8%増、輸入額は25.6%増
 東京税関が19日に発表した「成田空港1月貿易概況」によりますと、輸出額が前年同月比(以下同じ)24.8%増の1兆4353億2900万円、輸入額が25.6%増の1兆8230億200万円となっています。輸入額は2ヶ月ぶりのプラスとなりました。

@普天間飛行場の騒音訴訟2審判決で賠償額の増額は認めず
 今日の琉球新報によりますと、今日午後、米軍普天間飛行場の周辺住民3千人超が、飛行場から発生する騒音被害について国に損害賠償を求めた、第2次普天間騒音訴訟の控訴審判決が福岡高裁那覇支部で言いわたされました。
 判決では、騒音値が75W以上住民に対して1日当たり150円、80W以上の住民には同300円の損害賠償を国に命じましたが、原告の求める増額は認めませんでした。
 一方で、防音工事の実施状況に応じて賠償額を10から30%減額する、などとしました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時01分
23jき13分
23時20分
23時27分
便名
KZ 235便
KZ 5134便
W8 1801便
NH 8403便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*2月20日

@今日、第48回騒音対策委員会が開催されました
 今日、ホテル日航成田で6年ぶりに対面の会議となる「第48回騒音対策委員会」が開催されました。
 詳しくは後ほど報告したいと思いますが、今回から、各部会か提出した意見や要望が示され、それにに対する 国土交通省や千葉県や成田国際空港株式会社からの回答が事前にプリントとして配られました。
 これは初めての試みですが、非常に分かりやすくなりました。以前は、各部会の発言や回答を必死になって書き取っていましたので、間違いや漏れが生じていました。
 従来ですと、今日配られた「回答書」などの議事録は、1月か2月後に配布されていました。
 下の写真が会議場です。写真には写っていませんが左の方に、回答する国土交通省や千葉県や成田国際空港株式会社が座っています。両側は出席した部会の席になります。

 

@1月の訪日外客数は40.6%増の約378万人、出国日本人数は8.8%増に
 観光局が昨日発表した「訪日外客数(2025 年 1 月推計値)」によりますと、
 訪日外客数は前年同月40.6%増の378万1200人となりました。
 一方、出国日本人数は8.8%増の91万2300人となっています。
 なお、今月からコロナ禍前の2019年や2020年との比較は除かれています。

@スカイマークの1月搭乗実績は減少に
 スカイマークが発表した「1月搭乗実績」によりますと、有償旅客数は前年同月比(以下同じ)2.7%減の60万8238人、利用率は5.4ポイント減の72.0%となっています。

@デルタ航空がトロント空港で転覆した旅客機に乗っていた全員に3万ドルの補償金支払う方針
 今日の 「sky-budget」 によりますと、デルタ航空はトロント空港で起こった、子会社のCRJ900型機が転覆した事故で、乗っていた乗客全員に対して、一律3万ドル(約450万円)の補償金を支払う方針を表明しました。
 同航空は、「これは航空会社を訴える権利など、乗客の法的権利には影響しない」としています。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時12分
23時14分
23時19分
23時26分
23時27分
便名
KZ 4便
LO 80便
KZ 134便
AY 74便
NH 8403便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*2月19日

@NAAから明日開催される「第48回騒音対策委員会」の各部会の質問と、その回答が送られてきました
 昨日、成田国際空港株式会社(NAA)から、明日開催される「第48回騒音対策委員会」で討議される、各部会からの質問書とそれに対する国土交通省や千葉県やNAAからの回答書が送られてきました。
 これにもとづいて質疑が行われるようです。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時01分
23時03分
23時06分
23時16分
23時22分
23時25分
便名
KZ 235便
W8 1801便
OD 871便
NH 8403便
kZ 160便
QR 807便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*2月18日

@午後11時19分発のカーゴジェット機が大幅な飛行コースずれ
 下図にあるように、「Flightradar24」の航跡によりますと、昨日午後11時19分に成田空港を離陸した。バンクーバー行きのジェットカーゴ1802便・B767-300ER型機が、利根川の手前で大きく飛行コースをずれて飛行しました。
 こんなに大きくズレるのも珍しいです。この日も、前の便はずれていませんので、天候の影響はないと思います。

 

@カナダ・トロントの空港でデルタ航空子会社のCRJ900型機が着陸に失敗し裏返しに
 現地時間17日午後、カナダ・トロントにあるピアソン国際空港で、デルタ航空の子会社「エンデバー航空」機が運航する、米・ミネソタ州ミネアポリス発トロント行きの4819便・CRJ900型機が(CRJ700型機との情報もあり)、着陸に失敗し機体が裏返しになる事故がありました。
 この事故で乗客・乗員80名の内、乗客18人が重軽傷を負いましたが死者は出ませんでした。
 3人の子供が重症とのことです。
 当時、空港付近は強い風が吹いており、管制官から乱気流ある、との通報を受けていた、との事です。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時09分
23時11分
23時18分
23時19分
23時25分
便名
NH 8403便
KZ 134便
LO80便
W8 1802便
GK 120便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
S ↓


日2月17日

@運用時間を午後11時59分までに短縮出来ないでしょうか
 このところ、「午後11時00分以降の離着陸」を調べていて気づいたことは、午後11時30分すぎの離発着便が少なくなっていることです。
 今月に入ってから、10日間は午後11時30分以内で離発着が終わっています。
 この現状を見るとき、成田空港の運用時間を、現在の翌朝午前0時29分から、午後11時59分とすることが可能ではないでしょうか。
 「カーフュー弾力的運用」も午後11時31分から午後11時59分に離着陸した便に適用することも可能と考えられます。
 3月末から始まる夏季ダイヤからの実施は難しいとしても、10月末からの冬季ダイヤで実現できないでしょうか。
 毎日のように、騒音を原因とする殺人事件が頻発している現状から見ても、このような措置が必要と思うのですが。

@国土交通省が中部空港の誘導路を滑走路に変更する事を認可
 国土交通省は今日、中部空港の2本目滑走路の建設計画を認可しました。
 現在ある誘導路を長さ3290m、幅45mの滑走路に変更する工事です。
 この新滑走路は老朽化する現在の滑走路改修時に代わりに使用するもので、2028年3月31日に供用開始の予定です。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時18分
23時20分
23時22分
23時23分
23時25分
23時28分
便名
KZ 167便
FX 157便
JL 5785便
AY 74便
NH 8527便
FX 10便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
23時42分
便名
KZ 227便
離・着・向き
S ↑


*2月16日

@昨日深夜、日本航空の貨物機が飛行コースを逸脱して九十九里海岸を飛ぶ
 下図の「Flightradar24」によりますと、昨日午後11時30分に成田空港を離陸した日本航空6785便・B767-300ER型機が、九十九里海岸まで直進せず、西側に旋回しました。
 その後、九十九里海岸道路沿いに飛行しましたが、この飛行コース直下には海岸道路沿いに集落となっています。
 この飛行コースは開港前に、騒音の影響を出来るだけ小さくするために、千葉県が要望し、国と当時の空港公団が約束した「利根川から、九十九里海岸までは直進上昇・直進降下する」との約束に違反しています。
 前に飛行した航空機は通常通り飛行していますので、天候などの影響はないと思われます。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時09分
23時10分
23時30分
便名
KZ 134便
NH 8403便
JL 6785便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑


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