2025年5月後半の出来事


*5月31日

@日本航空が今日から成田=シカゴ線を開設
 日本航空は今日から成田=シカゴ線(旅客便)を開設しました。1日1往復となります。
 機材はB777-300ER型機になります。

@「国内線は利益が出ない体質」有識者会議の議論で
 今日の「Aviation Wire」に、昨日開かれた「国内航空のあり方に関する有識者会議」での議論の詳細が載っています。
 読んでみますと、国内線運航の航空各社( LCC は除く)では国内線での収益が悪化し、赤字体質に陥っている状況が読み取れます。
 例えば、訪日需要が好調ですが、訪日外国人が国内を移動する場合、4%しか国内線を使わない状況が浮き彫りにされています。

@「Spring Japan」が昨日、飲酒トラブルに関する対応策を国土交通省に提出
 Spring Japanは昨日、3月18日に起こった元機長の飲酒トラブル(2025年5月9日の出来事参照)について、国土交通省の厳重注意に対する対応策を提出しました。

@「トキエア」が国内貨物輸送の認可を取得
 「トキエア」は昨日、5月13日に国内貨物輸送約款の認可書を取得した、と発表しています。準備が整い次第小口貨物輸送を開始する、との事です。

@ニューアーク空港が大混雑、離陸に57分まちも
 今日の「BuzzFeed Japan」(YAHOO!ニュース)によりますと、航空管制が2度にわたり90秒もストップするなどのトラブルを起こしている、米国ニューヨークの「ニューアーク国際空港」ですが、現役のパイロットが SNS で明らかにしたところでは、この所、滑走路の工事もあり、ものすごい混雑が続いている、との事です。
 このパイロットが乗務した便では、搭乗完了から離陸までの時間が57分もかかり、離陸順位が27番目だった、との事です。
【コメント】成田空港でも混雑時間帯にはかなりの航空機が行列しますが、これほどではありませんね。
 下の写真はA滑走路で行列する航空機の様子です。最大で10機を超える行列が出来ます。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時00分
11時07分
11時11分
11時20分
11時33分
11時47分
便名
GK 11便
IJ 1便
KZ 134便
LO 80便
AY 74便
NH 8517便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*5月30日

@成田国際空港株式会社の2025年3月期決算は2年連続の黒字に
 成田国際空港株式会社(NAA)が昨日発表した「2025年3月期決算」によりますと、営業収入が前年同月比(以下同じ)21.6%増の2637億円、営業費用が8.6%増の2214億円、営業利益が4期連続の黒字で226.1%増の404億円、純利益が249.3%増の351億円となっています。
 2026年3月期の業績予想では、営業収益が前期比(以下同じ)4.7%増の2762億円、営業費用が11.9%増の2478億円、純利益が61.0%減の137億円としています。
 純利益の減少は老朽化した施設の補修費などがかさむため、との事です。

@NAAが中期計画「Gear Up NRT」を発表
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日中期経営計画(2025年度-2027年度)「Gear Up NRT」を発表しました。
 これによりますと、発着回数は年間29万回(今年度〈以下下同じ〉24.5万回)、旅客数は4700万人(4077万人)、国際航空貨物量が210万トン(196万トン)としています。
 長期債務が1兆500億円(1兆305億円)、自己資本率が20%以上(19.3%)などとなっています。
 また、今日の航空新聞社(有料版)によりますと、長期債務が1兆円を上回っていることについて、田村社長は昨日の記者会見で「将来に向けてしっかり投資を行っていくためのもの。NAAがこれから大型の整備を進めていく上でなくてはならない投資だ。ここで十分に投資できなければ、むしろ10年後が心配になる」と強調したとのことです。
 下図は「Gear Up NRT」のプレゼン資料表誌です。

 

@田村社長「これからが大変だが、種をまけた」
 昨日の千葉日報(有料電子版)によりますと、6月に退任することが決まっている成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は昨日の記者会見、で6年間を振り返り「激動の6年間だった。コロナ禍は将来に向けてじっくり考えられた。機能強化は用地確保や旅客増に対応する鉄道アクセス改善など、課題は残りこれからが大変だが、種をまけた」と語りました。

@マレーシア当局がバティックエアマレーシアの成田=コタキナバル線運航許可を取り消していた
 今日の「Traicy」によりますと、マレーシア航空委員会は4月4日に、バティックエアマレーシアの成田=コタキナバル線の航空交通権を取り消していました。
 航空交通権を与えられた航空会社が条件を遵守しなかった事が原因とのことです。

@ボーイング社のCEOが「B737-7型機とB737-10型機が今年末までに認可される見込み」
 今日の 「sky-budget」 によりますと、ボーイング社のCEOはこの程、大幅に遅れているB737-7型機とB737-10型機が、2025年末までに認証される見通しを明らかにしました。
 日本ではスカイマークがB737-10型機を発注しており、2027年度からの受領を予定しています。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時05分
11時07分
11時09分
11時12分
11時16分
便名
MM 350便
GK 13便
W8 1801便
LO 80便
NH 8517便
GK 224便
離・着・向き
N ↓
S ↑
N ↓
N ↓
N ↓
N ↓
時間
11時18分
11時21分
11時23分
11時25分
11時35分
11時40分
便名
IJ 1便
KZ 235便
NH 8527便
AY 74便
GK 43便
NH 8439便
離・着・向き
N ↓
N ↓
N ↓
N ↓
N ↓
N ↓


*5月29日

@成田空港の4月運用状況は外国人旅客数が過去最高
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「4月成田空港運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同月比(以下同じ)6%増の2万870回となりました。国際線では10%増となり、この内の旅客便は11%増、貨物便は1%減となっています。
 また、国内線発着回数は9%減となっています。
 総旅客数は9%増の345万9137人で、国際線旅客数では13%増で、内訳は日本人が9%増、外国人は単月としての過去最高で19%増、通過客は34%減となっています。
 国内線旅客数は9%減でした。
 国際航空貨物量は2%増となっていますが、詳しくは5月21日の出来事も参照して下さい
【コメント】2019年4月比も出したかったのですが、NAAの公式ホームページのどこにも、出ていませんでした。
 「もう、コロナの影響からは回復した」と強調したいのでしょうか。田村社長は「コロナの影響は当初「2年でV字回復する」と言っていましたが、すでに、6年目に入っていますね。

@エアチャイナが今日から成田=台北線を増便
 エアチャイナは今日から、成田=台北線を、1日24往復から1日25往復に増便しました。

@スカイトラック社の「世界の空港トップ100」で成田空港は5位
 昨日の「Buzz」によりますと、イギリスのSKYTRAX社が発表した「World Top 100 Airports(世界のトップ100の空港)」の2025年度版で、成田空港は第5位となりました。
 日本の空港では羽田空港が3位でした。
 このランキングは2024年8月から2025年2月までの調査期間中に、空港を利用する100カ国以上の対象者が記入した「世界空港調査アンケート」に基づいているとのことです。

@今日午後、香港からのプライベートジェット機が操縦席のガラスにヒビが入り、関西空港に緊急着陸
 今日のMBSニュース {livedoor news)によりますと、今日午後2時半頃、香港発関西空港行きのプライベートジェット機が、操縦席の窓にヒビが入り、関西空港に緊急着陸しました。
 乗員6人にケガはありませんでした。

@ブラジル3位のアズール航空が経営破綻しチャプター11を申請
 今日の 「sky-budget」 によりますと、ブラジル3位のアズールブラジル航空が、日本の民事再生法に相当する「チャプター11」をアメリカの裁判所に申請した、と正式発表しました。
 事実上の経営破綻となりますが、運航は続けます。
 同航空はコロナなどの影響で経営が悪化していました。再建計画では16億ドルの資金調達と20億ドルの負債削減が盛り込まれています。
【コメント】コロナの影響はまだまだ続きますね。これに、トランプ関税が追い打ちをかけます。経営基盤が弱いところが、より打撃が大きくなりますね。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時05分
11時07分
11時09分
11時15分
11時29分
便名
ML 571便
LO 80便
NH 8517便
KZ 134便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*5月28日

@機能強化用地取得を目指す協議会が昨日発足、残る民有地は約26%
 昨日の千葉日報(有料電子版)によりますと、昨日、成田空港の機能強化工事に、必要となる用地の確保を目指す「成田空港滑走路新増設推進協議会」が発足しました。
 メンバーは国土交通省航空局長、NAA社長、用地がある成田市、芝山町、多古町の3市町の首長です。
 工事に必要な用地の大半を占める民有地の契約率は74%(3月末時点)にとどまっています。
 NAAによりますと拡張用地に住宅約200戸と法人所有物件約50件があり、現在までに地権者約1600人と話し合い、住民説明会を200回以上実施した、とのことです。
 また、集団移転代替地を整備中で、芝山町4カ所、多古町2カ所、成田市2カ所に計126区画設け、個別移転に9区画対応した、とのことです。
 会合は非公開で行われましたが、会合後、熊谷知事は「国、空港会社が取り組むべきこと、県や市町が協力すべきことを共有して、大きな目標に向かいたい」と話し、田村社長は「(地権者)それぞれの事情や考えを丁寧に聞いて交渉を進めていきたい」と述べた、との事です。

@チェジュ航空が7月7日から成田=プサン線を増便へ
 今日の「Traicy」によりますと、韓国のチェジュ航空は7月7日から、成田=釜山線を現在の1日1往復から1日2往復に増便します。

@日本航空の4月実績は国際線旅客数が15.7%増、国内線旅客数が11.9%増
 日本航空が今日発表した「JALグループ4月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比・【】は2019年4月比(以下同じ)15.7%増【9.6%減】の65万2058人、路擁立は85.7%となっています。
 一方、国内線では旅客数が11.9%増【3.9%増】の287万239人、利用率は76.7%となっています。
 この内、成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が9.6ポイント増の96.3%、成田=名古屋(中部)線が19.2ポイント増の61.0%となっています。
 なお、2019年4月比は筆者が独自に追加したものです。

@スターフライヤーが A320neo 型機の納入遅延で187便を運休へ
 スターフライヤーは今日、A320neo型機の納入遅延により、6月23日から7月23日までに、187便を運休する、と発表しました。

@ニューギニア航空がA220-100型機2機を追加発注
 今日の「Aviation Wire」によりますと、ニューギニア航空は現地時間28日、エアバスにA220-100型機2機を追加発注しました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時00分
11時04分
11時06分
11時07分
11時17分
11時22分
便名
EK 319便
GK 11便
IJ 1便
LO 80便
MM 512便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
S ↓
N ↑
時間
11時27分
11時29分
便名
KZ 235便
NH 8517便
離・着・向き
N ↑
N ↑


*5月27日

@今日の閣議で成田国際空港株式会社の次期社長に藤井直樹氏を了解
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、今日開かれた閣議で成田国際空港株式会社(NAA)の次期社長に元国土交通事務次官の藤井直樹氏を充てる国交省の人事を了解しました。
 現社長の田村明比古氏は6年で交代します。正式には6月20日に開かれる株主総会と取締役会で決定します。

@カタール航空がB737-10型機25機をキャンセル
 今日の 「sky-budget」 によりますと、カタール航空のCEOは、ボーイング社に発注していたB737-10型機25機をキャンセルする事を明らかにしました。
 このB737-10型機の発注は、カタール航空が受領したエアバスのA350型機の塗装劣化問題で、エアバスが当時受注していた50機の A321neo型機の契約を破棄したさいに、同航空がその代替機としてボーイング社に発注したものです、
 その後、同航空とエアバスがA350型機の問題で和解した際に A321neo 型機の発注が復活したため、との事です。
 このキャンセルの違約金については、同航空が近く、ボーイング社に発注するワイドボディ機の契約に伴い相殺されるものと見られています。
【コメント】商売上手というか、抜け目がないというか、したたかですね。
 下の写真は、成田空港B滑走路に着陸したカタール航空機です。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時10分
11時14分
11時17分
11時19分
11時20分
11時23分
便名
IJ 1便
LO 80便
GK11便
KZ 134便
NH 8427便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*5月26日

@古川副大臣「残りの2割の用地取得に全力を挙げる」
 今日の航空新聞社(有料版)によりますと、24日の開かれた「成田空港機能強化着工式典」における各来賓の挨拶が載っていました。
 これによりますと、国土交通副大臣の古川氏は「スムーズに工事が進められるように、国としてサポートしていく。残り2割の早期取得に向けて『成田空港滑走路新増設推進協議』を早期に設置して、完全取得を実現させたい」と述べました。
 千葉県知事の熊谷氏は「今回の機能強化は空港周辺地域に産業を集積させるための重要な取り組みだ。県ではNAAと共に『NRTエリアデザインセンター』を開設した」と成田の発展に関わる姿勢を示しました。
 小泉成田市長は「機能強化は地元にとって最大の地方創生だ」と述べました。
【コメント】この記事では拡大する航空機騒音について言及した人はいなかったようです。この地域の人は"おいてけぼり"になるのでしょうか。

@アメリカン航空が来年1月2日から12日に成田=ラスベガス線臨時便
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、アメリカン航空は来年1月2日から12日まで、成田=ラスベガス線の臨時便を運航する、とののことです。
 これは「コンシューマーエレクトロニクスショー」に合わせたもの、との事です。
 現在、日本からラスベガスへの直行便はありません。
【コメント】ZIP AIR Tokyoがこの路線に意欲を示していましたが、日本航空がB787-9型機をZIP AIR Tokyoに譲渡しなければ、実現は難しいでしょうね。

@全日空機の機内で男がドアを開けようとして拘束され、シアトルに臨時着陸
 今日の毎日新聞(gooニュース))によりますと、米国NBCテレビなどは日本時間24日午前10時半過ぎに羽田からヒューストンに向かった全日空114便・B787-9型機の機内で、男性乗客がドアを開けようとした騒ぎがありました。
 男性は乗員や乗客らに取り押さえられましたが、同便は米国シアトルの空港に臨時着陸しました。
 男は現地警察に引き渡され、その後、健康上の問題を抱えていた、として病院に搬送された、との事です。
 その後、シアトル空港駐機中に、別の乗客が騒ぎを起こし、この乗客も病院に搬送された、との事です。
 同便は約4時間遅れでヒューストンに到着しました。
 下図は「Flightradar24」による同便の航跡です。

 

@ベトジェットエアがA330neo型機20機を追加発注
 今日の「Traicy」によりますと、ベトジェットエアは現地時間26日、エアバスにA330neo型機20機を追加発注しました。
 これで、同航空の発注機数は40機となります。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時04分
11時07分
11時11分
11時19分
11時20分
11時23分
便名
IJ 1便
LO 80便
NH 8527便
GK 11便
NH 8517便
NH 8403便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時25分
11時27分
11時28分
11時39分
便名
AY 74便
KZ 160便
NH 8427便
KZ 227便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*5月25日

@B滑走路延伸とC滑走路新設工事開始の記念式典が行われる
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、NAA本社でB滑走路延伸とC滑走路新設の本格的工事を始める記念式典を行いました。
 式典で田村社長は「我が国および首都圏の国際競争力の強化や外国人旅行者の受け入れ拡大とともに、空港周辺地域の発展のため、さらなる機能強化を図ることは喫緊の課題だ」と挨拶しました。
 式典には国土交通副大臣や熊谷千葉県知事など約70人が参加しました。
 写真は昨年7月10日のB滑走路延伸付帯工事の様子です。現在、C滑走路新設工事も排水路工事などの付帯工事はすでに始まっています。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時05分
11時07分
11時09分
11時20分
11時29分
11時30分
便名
JL 6785便
IJ 1便
NH 8517便
GK 11便
LO 80便
GK 224便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
S ↓
時間
11時35分
11時40分
便名
QF 62便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑


*5月24日

@成田空港機能強化計画の滑走路などの整備費用は当初の30%増に
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、成田空港の機能強化計画の滑走路などの整備にかかる費用が、2019年度計画当初の5125億円から2024年度末段階で、6707億円と約30%増加しています。
 内訳は道路整備や移転補償費用などで587億円、工法変更などで514億円、建設資材の高騰などで504億円となっています。今後も建築費用の膨張は避けられないとみられます。
 成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は「地域から『こういう手当てもしてほしい』と要望が出てくる。あらかじめ予想しにくい」と釈明していますが「必要な事業であり、増額を覚悟した上で進めていく」と説明しています。
 しかし、岐阜大の加藤義人客員教授は「補償が多岐にわたるのは、そもそもの成田空港の立地選定に端を発する宿命。しかし、国からの財政的支援を受けて建設されることから、やみくもな事業費膨張は認められない。NAAの丁寧な説明が求められる」と話している、との事です。
 下の写真は今年1月23日に撮ったB滑走路北端の東関道をまたぐ工事の様子です。赤い橋はB滑走路の着陸灯が設置されており、左側の先に現在のB滑走路があります。B滑走路の延伸は東関道をトンネル化してその上に滑走路が造られます。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時03分
11時10分
11時11分
11時15分
11時17分
便名
EK 319便
IJ 1便
LO 80便
GK 11便
IJ 408便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
S ↓
N ↑
時間
11時20分
11時23分
便名
KZ 134便
NH 8517便
離・着・向き
N ↑
N ↑


*5月23日

@エミレーツカーゴが今日から成田=ドバイ線を新規開設
 エミレーツ・スカイカーゴは今日から、成田=ドバイ線の貨物専用便を、週1往復(成田発着 土曜日)で開設しました。
 成田空港と中東を結ぶ初めての貨物便となります。

@関西空港の管制官は12名欠員も「直ちに管制業務に結びつくものではない」と中野大臣
 今日のしんぶん「赤旗」によりますと、共産党の堀川あきこ議員は、21日の衆議院国土交通委員会で、万博に合わせた関西空港や神戸空港の飛行コース増設について、淡路島上空を通過する航空機の数が1日平均で約318機に増加し、一部地域では「うるさくなった」との苦情が出ていると、指摘しました。
 また、関西空港の出発機が標準飛行コースを守らず、管制官がレーダー誘導をせざるを得なくなっており、管制官の業務が増えている、として管制体制の実態をただしました。
 これに対し平岡航空局長は関西空港の管制官に12名の欠員が生じていることを明らかにしました。しかし、中野国土交通大臣は「レーダー誘導の実施が直ちに管制官の業務量増加に結びつくものではない」と航空の安全を軽視する姿勢を示しました。

@新千歳発広島行きの全日空機が着陸後工事中の進入禁止区域に入り動けなくなるトラブル
 昨日午後9時頃、新千歳発広島行きの全日空1272便・B737-800型機が、広島空港到着後に誘導路を移動中、工事中の区域に誤進入しました。
 同機は工事区域をしめすコンクリート製の台座に、乗り上げ動けなくなりました。
 乗客・乗員132人にケガはありませんでしたが、約1時間半にわたり、機内に缶詰になりました。
 その後、タラップが取り付けられ、徒歩でターミナルに移動しました。
 国土交通省は全日空に原因と経過の報告を求め、対策の提出を指示しました。

@スカイマークがボーイング社にB737-8型機を6機追加発注
 スカイマークエアラインは昨日、取締会でボーイング社にB737-8型機6機を、追加発注することを決議しました。
 受領は2030年度以降となります。
 これで、同航空のB737-8型機発注数は合計9機となります。
 この他に、同型機をリースで6機を導入する予定です。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時00分
11時01分
11時04分
11時06分
11時07分
11時09分
便名
MM 512便
OD 871便
GK 336便
IJ 1便
LO 80便
GK 11便
離・着・向き
S ↓
N ↑
S ↓
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時10分
11時15分
11時17分
11時27分
11時44分
11時51分
便名
NH 8527便
JL 735便
W8 1801便
KZ 235便
AUY 74便
NH 8517便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*5月22日

@京成電鉄が2028年度までに成田空港=押上間に新たな有料特急開設発表
 京成電鉄は昨日、成田空港と都心を結ぶ、新たな有料特急を2028年度に新設する、と発表しました。
 区間は成田空港と押上を結ぶもので、現在、この区間は乗換が必要ですが、これを直通とする計画です。新型車両の設計や運行時間や途中の停車駅などは今後検討する、との事です。
 なお、京成電鉄の中期計画「D2プラン」について、今日の千葉テレビに詳しい解説が載っています。

@4月の訪日外客数は過去最高の約391万人、出国日本人数は2019年4月比で42.3%減
 観光局が昨日発表した「4月訪日外国人数(推計値)」によりますと、
 訪日外国人数は単月として3ヶ月ぶりに過去最高を記録しました。前年同月比・【】は2019年4月比(以下同じ)28.5%増【33.6%増】の390万8900人、となりました。
 一方、出国日本人数は8.2%増【42.3%減】の 96万1400人となっています。
 なお。2019年4月比は、筆者の独自追加となります。

@日本航空機のエンジントラブルで新千歳=花巻線の2便が欠航に
 今日の北海道新聞によりますと、昨日、新千歳発花巻行きの日本航空機の出発点検で、エンジンに不具合が見つかりました。
 この整備に部品の交換が必要なため、同便と折返し便の2便が欠航となりました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時02分
11時07分
11時23分
11時25分
11時47分
11時48分
便名
GK 11便
LO 80便
AY 74便
NH 8517便
KZ 134便
IJ 210便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑


*5月21日

@成田空港4月の貨物取扱量は3月よりも低調
  東京税関成田航空貨物出張所が今日発表した「4月成田空港貨物取扱量」によりますと、
 総取扱量は前年同月比(以下同じ)2.7%増の16万3346トンとなりました。積込量は3.5%増、取卸量は1.6%増となっています、
 生活に関連する生鮮・ドライ貨物は生鮮が8.4%減、ドライ貨物は0.8%増となっています、
【コメント】貨物量は3月に比べると減ってきていますね。トランプ関税の影響がじわりじわりと出ているのでしょうか。

@4月の成田空港貿易概況は7ヶ月ぶりに黒字
 東京税関が今日発表した、「成田空港4月貿易概況(速報値)」によりますと、
 輸出額は前年同月比(以下同じ)14.3%増の1兆6339億9100万円となりました。
 一方、輸入額は2.1%減の1兆5182億3800万円となっています。
 この結果、差引額は7ヶ月ぶりの黒字で1157億4300万円となりました。

@スカイマークの4月搭乗実績が急落
 スカイマークエアラインが今日発表した「4月搭乗実績」によりますと、
 有償旅客数は前年同月比(以下同じ)8.0%減の57万4367人、座席利用率は6.8ポイント減の70.1%となっています。
【コメント】万博もあり、神戸空港路線も好調になると思ったのですが、意外と低迷していますね。

@ガルーダインドネシア航空が財務状況悪化で資本注入を検討
 今日の「sky-budget」によりますと、ブルームバーグが伝えるところでは、ガルーダインドネシア航空は業績悪化で、資本注入の交渉を始めている、との事です。
【コメント】元々、同航空は経営の再建を進めていたのですが、ここに来て、ボーイング社機の納入遅延などが影響しているのでしょうか。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時03分
11時06分
11時12分
11時15分
11時17分
11時20分
便名
LO 80便
JL 8696便
W8 1801便
IJ 1便
KZ 160便
NH 8517便
離・着・向き
N ↑
N ↓
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
11時28分
11時34分
11時52分
便名
AY 74便
KZ 265便
JL6781便
離・着・向き
N ↑
N ↑
S ↑
 最後の日本航空6781便ですが、それまで他の便が北側に離陸していににもかかわず、いきなり、南側に離陸しました。
 前にも書きましたが、このような事が行われると、将来の「スライド制」で、静穏であるべき地域にいきなり騒音をふりまくことになります、



*5月20日

@成田空港開港から47年目
 今日で、成田空港が1978年5月20日に開港してから47年目になりました。
 下に開港当日のしんぶん「赤旗」の記事を載せておきます。
 当時のコピー機は性能が悪く、こんな画像となってしまいました。

 

@石破首相が出国税の引き上げを示唆
 昨日の「sky-budget」によりますと、石破首相は昨日の国会審議の中で、現在1000円の出国税(国際観光旅客税)の引き上げを検討することを明らかにしました。
 この出国税は日本人にもかけられています。今後、政府内でその額や徴収方法が検討される模様です。

@フィンエアと客室乗務員組合の団体交渉が妥結
 今日の航空新聞社によりますと、フィンエアは現地時間19日、客室乗務員組合(約1800名}との交渉が妥結した、と発表しました。
 会社側と組合は昨年12月から交渉を続けており、数回のストライキも実施していました。成田空港路線にも影響がありました。

@ベトジェットエアが発注済みのB737-8型機50機をタイベトジェットエアに移管
 今日の 「sky-budget」 によりますと、ベトジェットエアはボーイング社に発注しているB737-8型機200機の内、50機をタイベトジェットエアに移管することで、ボーイング社と合意しました。
【コメント】タイの方が需要が旺盛になっているのでしょうね。

@エティハド航空がボーイング社にB777X 型機とB787型機の合計28機を確定発注
 昨日の「Traicy」によりますと、エティハド航空はボーイング社に、B787型機とB777X 型機合わせて28機を確定発注しました。
 受領は2028年以降となります。
 詳しい機種ごとの機数は分かりません。
 写真は古いものですが、成田空港B滑走路に到着したエティハド航空機です。

 

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時08分
11時10分
11時11分
11時16分
11時28分
11時40分
便名
GK 11便
3S 590便
LO 80便
AY 74便
KZ 134便
IJ 1便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑


*5月19日

@ビーマンバングラデッシュ航空が7月に成田=ダッカ線を運休
 今日の 「sky-budget」 によりますと、ビーマンバングラデッシュ航空は、2023年9月に再開し週2往復で運航している成田=ダッカ線を、7月から運休するとの事です。
 想定よりも需要が下回って、不採算路線となっている事が原因、との事です。

@スカイマークの2025年3月期決算は事業収益が過去最高も純利益は28.4%減
 スカイマークエアラインが15日に発表した「2025年3月期決算」によりますと、事業収益が前年同期比(以下同じ)4.6%増と過去最高の1088億9300万円、営業利益が6.9%減の18億2600万円、純利益が28.4%減の21億4600万円となりました。
 自己資本比率は1.0ポイント減となっています。
 2026年3月期の予想は事業収益が7.1%増、営業利益が9.5%増、純利益が44.1%減となっています。
【コメント】新機材のB737-8型機の納入がないと、路線も増やせませんね。2026年には受領できる見込みですが。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時00分
11時05分
11時07分
11時08分
11時14分
11時20分
便名
W8 1801便
GK 35便
NH 8527便
GK 11便
NH 8403便
KZ 160便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時26分
11時29分
11時34分
11時42分
便名
NH 8427便
PR 427便
KZ 227便
AY 74便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑


*5月18日

@今日は注目すべきニュースは見つかりませんでした。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時04分
11時05分
11時11分
11時13分
11時17分
便名
IJ 1便
GK 120便
5X 109便
JL 6775便
NH 8517便
GK 11便
離・着・向き
S ↑
N ↓
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時23分
11時42分
便名
GK224便
AY 74便
離・着・向き
N ↓
S ↑


*5月17日  

@日本航空の鳥取社長が「人件費は費用でなく安定的な人材確保に不可欠な投資」
 日本航空の鳥取社長は2025年3月期決算発表会で「人件費は費用ではなく、投資と考えている。一昨年は退職率が非常に高まり人材不足となったが、意義のある配分を確認して還元している。その結果、退職率がだいぶ下がってきたという報告を受けており、給料はもちろんだが働き方も含め、ほかの職種も見ながら見合った給料を払っていけるようにしていきたい」と述べました。
 採用競争が激しいパイロットについては「先を見越して安定的に採用を続けている。流出の懸念もあると思うが、グローバルに見て賃金等の乖離があるところは重々承知している。一度にとはいかないが、継続して上げていきたい」と述べました。

@スイス航空のCEOが「パイロット不足で夏季ダイヤで約1400便を削減する」
 
今日の 「sky-budget」 によりますと、スイスインターナショナルエアラインズのCEOは、夏季ダイヤの10月末までに、約1400本を削減しなければならなくなった、と発表しました。
 原因はパイロットの病気や産休が想定よりも多くなっていること、A350型機への機種変更で、パイロットの訓練が必要となっていることを上げています。

@ルフトハンザ航空機で約10分間コックピットに操縦出来る者がいない状態っだた
 今日の「sky-budget」によりますと、この程、スペインの事故調査当局が発表した報告書では、今年2月17日に起こったフランクフルト発セビリア行きのルフトハンザ航空1140便・A321型機が緊急着陸したトラブルの原因は、機長がトイレに行ったときに、副操縦士の体調が悪くなり、機長がトイレから戻ろうとして副操縦士に合図しましたが、副操縦士が意識を失っていて、ドアの鍵を解錠できず、約10分間コックピットにパイロットがいないと同じ状態になりました。
 航空機は自動操縦だった、との事ですが、監視する人が誰もいない危険な状態だった、との事です。
 副操縦士の体調は一時的に戻って、ドアを解錠することが出来、機長が操縦して事なきを得た、との事です。
 当時、副操縦士はてんかんの発作のようなものが起こったとの事です。
 航空身体検査では神経疾患を患っていたことも明らかになりました。  

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時04分
11時06分
11時08分
11時09便
11時11分
便名
IJ 1便
IJ 425便
KZ 263便
GK 11便
NH 8517便
LO 80便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時20分
11時37分
11時40分(?)
便名
AY 74便
KZ 134便
P$B
離・着・向き
S ↑
S ↑
N ↓(?)
 最後のP$B機は15日の IJ 1 便と同じように、「Flightradar24」の航跡が不鮮明でした。

*5月16日

@スカイマークエアラインが2026年度に国際線を復活か
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、スカイマークエアラインの本橋社長は昨日、国際線再開に向けて、今年度中に数回程度のチャーター便を検討していることを明らかにしました。
 そして、2026年度以降に国際定期便を運航させる方向で検討をしている、との事です。
 この際の国内空港については、羽田空港は発着枠が満杯で難しく、かって国際線を就航させていた成田空港は再度体制を整える必要があることから、第2のハブ空港としている神戸空港が有力とみられている,との事です。
【コメント】神戸空港で十分な需要が見込めるのでしょうか。また、国際線を拡大していく上で、どこが最適かも考慮する必要がありますね。
 写真はかって成田空港を移動するスカイマークエアライン機です。

 

@昨日、桜島が噴火し噴煙が3000mに達し多数便が欠航に
 昨日午前から始まった鹿児島県桜島の噴火により、噴煙が最高約3000mまで上がりました。
 日本航空では鹿児島便19便を欠航としました。これにより、約1800人に影響が出たとのことです。
 火山灰を航空機のエンジンが吸い込むと、エンジンが損傷する可能性があるとの事です。

@A380型機のみを使う「グローバル・エアラインズ」が初めて商業運航を開始
 今日の-Fly Teamによりますと、A380型機のみを使って大西洋横断路線を運航する予定の「グローバル・エアラインズ」が現地時間15日に、初の商業飛行を開始しました。
 初便は英国のグラスゴーから米国のニューヨークに向かったものです。運航はハイ・フライ・マルタが行っています。
 下図は「Flightradar24」による同便の航跡です。

 

@サウジアラビアのリース会社アビリースがB737-8型機20機を確定発注
 今日の-Fly Teamによりますと、サウジアラビアのリース会社アビリース(AviLease)は、ボーイング社にB737-8型機20機を確定発注、10機をオプションとする契約を締結しました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
11時01分
11時06分
11時08分
11時09分
11時10分
11時13分
便名
IJ 1便
KZ 227便
LO 80便
GK 11便
NH 58527便
NH 8517便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
11時16分
11時24分
11時33分
便名
AY 74便
OD 871便
KZ 235便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑


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