2025年8月後半の出来事
*8月31日
@スカイマーク機が那覇空港でオイル漏れ、滑走路19分間閉鎖
今日の沖縄タイムスによりますと、昨日午後9時55分ごろ、中部発那覇行きスカイマーク553便が到着後、管制塔に「オイル漏れの可能性がある」との連絡がありました。
空港職員が滑走路を点検したところ、オイル漏れを確認し、点検と清掃のために滑走路が19分間閉鎖されました。乗客・乗員138人に怪我はありませんでした。
@福島発の全日空機が離陸後にエンジントラブルで引き返す
昨日の福島TV(YAHOOニュース)によりますと、昨日午前8時5分発の、福島発伊丹行き全日空1696便が離陸直後にエンジントラブルの警告が出ました。
このため、同機は福島空港に引き返し、約30分後に無事着陸しました。乗客乗員144人にけがはありませんでした。
乗客は機材を変えて12時11分に伊丹に向かいました。
@昨夜午後11時00分以降の離着陸
時間
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11時00分
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11時04分
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11時06分
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11時08分
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11時10分
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11時14分
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便名
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NH 8403便
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IJ 1便
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KZ 6133便
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GK 400便
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JL 6785便
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LO 80便
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離・着・向き
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S ↑
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S ↑
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N ↓
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N ↓
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S ↑
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S ↑
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時間
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11時17分
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11時19分
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11時20分
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11時22分
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11時30分
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11時44分
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便名
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GK 526便
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NH 8517便
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ZG 26便
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AY 714便
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GK 11便
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KZ 108便
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離・着・向き
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N ↓
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S ↑
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S ↑
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S ↑
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S ↑
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S ↑
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時間
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11時52分
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11時58分
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便名
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KZ 225便
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JL 6775便
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離・着・向き
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S ↑
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S ↑
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*8月30日
@日本航空の7月実績は国際線旅客数が6.0%増、国内線旅客数は7.7%増
昨日発表された日本航空の「2025年7月マンスリーレポート」によりますと、
国際線旅客数は前年同月比・【】は2019年7月比(以下同じ)6.0%増【15.2%減】の67万4303人となっています。利用率は84.5%でした。
一方、国内線では7.7%増【7.3%増】の320万301人となりました。利用率は83.0%でした。
この内、成田空港路線の利用率は成田=伊丹線で7.7ポイント増の90.2%、成田=名古屋(中部)線は7.3ポイント増の66.9%となっています。
@イランが入手した5機のB777-200ER型機の闇ルートが判明
昨日の 「sky-budget」 によりますと、制裁で欧米からの旅客機購入が禁止されているはずのイランが5機のB777-200ER型機を闇ルートで入手したルートは、シンガポール航空傘下のノックスクートの所有していたB777-200ER型機5機が、新規航空会社向けの機材としてケニアに輸送される名目で、マダガスカルに登録されました。
その後、5機はケニアには向かわず、イランに輸送された、との事です。
この不正に関与したマダガスカルの航空当局者22人が拘束されており、9名が依然として逃亡中、との事です。
写真は成田空港第2ターミナルに駐機中のノックスクート機です。この機体がイランに売却されたかどうかは分かりません。
@今年3月にチャーター11から脱却したばかりの米国スピリット航空が再びチャプター11を申請
昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、米国の LCC 「スピリット航空 」は現地時間29日、米連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を再び申請した、と発表しました。
同航空は今年3月に米連邦破産法第11条の適用から脱却したばかりです。
同航空はリゾート路線を運航していましたが、米国内のリゾート需要が低迷して、打撃を受けていました。
@昨夜午後11時00分以降の離着陸
時間
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11時02分
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11時04分
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11時11分
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11時12分
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11時20分
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11時26分
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便名
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GK 526便
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Z9 193便
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LO 80便
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NH 8517便
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AY 74便
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IJ 1便
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離・着・向き
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N ↓
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S ↑
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S ↑
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S ↑
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S ↑
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S ↑
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時間
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11時37分
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11時48分
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便名
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ZG 26便
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KZ 263便
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離・着・向き
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S ↑
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S ↑
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*8月29日
@【修正】
機能強化後の静穏時間は、以前の説明通り「7時間」( 9月1日の「sky-budget」 からの連絡で)
古くなりますが、4月13日の「sky-budget」に「本格工事を開始する成田空港のC滑走路の供用後の運用方法をおさらい スライド運用で離発着時間が拡大」との記事が載っています。
今回の機能拡大計画全体の図版とスライド運用の詳しい解説があります。
これでも 、スライド運用は複雑で読み取れないところがありますが、「Photo:NAA 」となっていますので、成田国際空港株式会社(NAA)から提供されたもののようです。
これによりますと、機能強化完成後の成田空港運用時間は「この運用方法では、飛行経路下で6時間の静穏時間を確保し、空港全体の運用時間は05:00から24:30(25:00まではカーフュー弾力運用)となり」と記されています。
しかし、このページでも、ヒースロー空港のような深夜・早朝時間帯の厳格な運用制限などが実施されるかどうかや、深夜・早朝の時間帯で、風向の変化があった場合の対応などについては、全く明らかにしていません。
「6時間の静穏時間を確保 」としていますが、以前うけた、機能強化計画についての説明では「7時間の静穏時間を確保 」と説明していました。
今年2月に開かれた第48回騒音対策委員会では本会の質問に対し、 「機能強化完成後の運用については何も決まっていない 」と答えていました。
騒音下の住民に対して、このような説明をして「理解を得る 」との事ですが、何時行うのでしょうか。
@国土交通省が ANA ウイングスに厳重注意処分
国土交通省は今日、ANAウイングスに対し、厳重注意の処分を行いました。
同航空は昨年4月7日に米子空港に着陸態勢に入った際、異常に高度が下がり海面激突寸前に緊急上昇を行った重大インシデントを起こしました。
また、昨年6月22日には中部空港への着陸態勢に入った際、客室の気圧が急激に下がった重大インシデントを起こしています。
さらに、今年5月22日に広島空港着陸にさいし、着陸後の走行において工事のために閉鎖されていた誘導路部分に進入し 、動けなくなりました。
そして、今月20日に、稚内空港において、鳥追い払いの作業車がいる滑走路に着陸する重大インシデントを起こしました。
これらの事案に関して厳重注意を行った、との事です。その上で、同航空に、9月19日までに再発防止策を報告するよう指示しました。
【コメント】これだけの重大インシデントが続いているのに、処分が今まで延びたのはどうしてでしょうか?
@ジェイキャスエアウェイズが初路線開設を来年春から来年秋に延期
今日の北日本新聞によりますと、地域航空会社の立ち上げを目指すジェイキャスエアウェイズは、定期路線就航時期を来年春から来年秋に変更する、と発表しました。
理由はリースで導入する予定のATR社機の生産体制が遅れ、受領する時期が遅れることによる、との事です。
@昨夜午後11時00分以降の離着陸
時間
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11時01分
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11時05分
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11時12分
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11時16分
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11時25分
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11時28分
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便名
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IJ 1便
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NH 8517便
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NH 8527便
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AY 74便
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LO 80便
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KZ 235便
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離・着・向き
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N ↑
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N ↑
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N ↑
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N ↑
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N ↑
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N ↑
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時間
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11時50分
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便名
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CX 501便
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離・着・向き
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N ↑
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*8月28日