エアアジア・J とジェットスター J で成田・札幌を日帰り


 去る、8月28日に、成田空港からエアアジア・ジャパン(JW)を使って、新千歳空港に行ってきました。成田から札幌への料金は運賃が4580円、座席指定料が300円、支払手数料が150円の合計5030円でした。搭乗したのは成田発7時45分の8521便です。

 家を5時30分に出でて、成田空港に6時45分頃に着きました。エアアジア・ジャパン(JW)は1時間前でチェックイン機の使用が締め切られ、以後のカウンターによるチェックイン手続は有料となります。無事にチェックイン機による搭乗手続が終了しました。

 しばらく時間がありましたので、ターミナル内を色々見て回り、保安検査の締め切り5分前に保安検査を受けるために、検査場に行きましたが、ここで、少し慌てました。エアアジア・J の社員が「保安検査を締め切りまーす!!」と叫んでいるのです。危うく締め出されるところでした。10分前に行ってないと、危ないですね。何か、不当にせき立てられているようで、感じが悪かったです。
 保安検査でスイスに行ったときに買った、カード型の便利グッズがX線検査でひっかってしまいました。刃渡り約2cmほどのペーパーナイフです。「預けるか、放棄して下さい」との事でしたので、「ナイフだけ放棄します」と言ったところ、認めてくれました。2cmほどのペーパーナイフがテロに使えるとは思いませんが、検査員がしっかりと仕事をしている証拠ですね。
 保安検査が終わって、通路を通り、待合所に行きました。この日は天気が良く、早朝とは言え気温が上がっていました。待合室は天井がなく、吹き抜けで暑かったです。そこで、写真のように大きな扇風機が回っていました。しかし、来月中旬までには隣に建設中の国内専用北側施設が供用開始になるはずですので、それまでの辛抱ですね。

 今回乗った機体は機体番号「JA02AJ」のA320型機でした。搭乗橋タラップはジェットスターJ とは違って、脇にも雨よけが着いていましたので、雨の日でも濡れる心配はないようです。もっとも、ジェットスターJ の搭乗タラップも雨の日は脇に雨よけをつけるのかも知れませんが。
 客室内はジェットスター J と同じ機体で、同じ座席数ですから、狭いことには変わりありません。違うのは座席の物入れで、ジェットスター J は上部に座席と一体化した書類ケース状のものでしたが、エアアジア・J は下部にネットのものが着いていました。ただ、このネットが相当固めでしたので、膨らんで膝の邪魔になることはないようです。

  

 客室乗務員の印象ですが、体の線がきっちり見える真っ赤な制服で、お化粧も濃いめ、全体的に派手な感じがしました。ジェットスター J に比べると、年齢が若いように感じます。全体的に時間を守ることに追われていて、フレンドリーさが欠けているように見受けられました。

 プッシュバックは定刻の7時45分でした。50分にはエンジンによる自立走行に移り、A滑走路を離陸したのは8時8分でした。さすが、せき立てられただけの事はあります。
 この日は天気が良く、眼下に中禅寺湖、田沢湖、十和田湖を見て、飛行時間約1時間15分で新千歳空港に9時23分着陸でした。機内販売が終わって、ゴミ集めが始まりましたが、機内アナンスで「安全のしおりや機内誌は持ち帰らないで下さい」と言われました。コストの削減が徹底されているためでしょうか。

 帰りはジェットスター J 機に乗りました。札幌発成田行きの料金はジェットスター J でもエアアジア・J でも約1万円でした。時間の都合の良い、ジェットスター J 便にしました。でも両社の運賃の差は1000円未満でした。
 ジェットスター J についてはここで書きましたので、多くは書きませんが、客室乗務員は落ち着いていて、客室乗務のベテランが多いように感じました。男性の客室乗務員も乗務していました。着陸前のアナンスでは「安全のしおりは持ち帰らないで下さい」と言われました。また、機内販売の前には「本日は軽食がありません」とアナンスがありました。予定よりも需要が多かったのでしょうか。
 後方の座席でしたので、降機するときに、操縦室の扉が開いており、「写真を撮っても良いですか」と聞いたところ、「どうぞ、どうぞ」とのことで、撮影した写真が下です。しかし、パイロットは操縦席で次の飛行まで、つかぬ間のお休みを取っているようで、申し訳ないようでした。

 ジェットスター J は総じて、フレンドリーのように感じました。成田=札幌線は欠航が多く出ていますが、乗った便は離陸・着陸はほとんど定刻でした。


戻る