2005年4月の出来事


*4月30日

@東峰の4戸が謝罪受け入れへ・航空局長が今日現地へ
 今日の毎日新聞によりますと、昨日の夜、平行滑走路建設用地の東峰地区地権者など5戸が会合を開き成田国際空港株式会社の黒野社長の示した謝罪文と14日の黒野社長との話し合いの際に回答を求めた質問に対する回答について話し合いました。この結果,5戸の内の4戸はこれを受け入れることで合意し、残る1戸は態度を保留しました。これを受けて国土交通省の岩崎航空局長が今日現地を訪れ、住民側の意向を確認することになりました。地権者の一人は「本来計画に賛成とは言わないが、空港会社の誠意は分かった。国土には対話はすると伝えるつもりだ。」と語ったそうです。
【コメント】この動きがすぐに用地交渉の前進に結びつくかどうかは分かりませんが、大きな動きであることにかわりはありません。ただ、国土交通省が言っているような「地権者全員が近日中に移転につながる動きを見せない限り北伸はさけられない。」という条件からすると、北伸案決断変更につながる望みは薄いように思います。

@管制官の誤指示で羽田空港の閉鎖滑走路に着陸
 昨日午後9時40分頃、帯広発羽田行きの日本航空1158便・A300型機が工事のため9時半から閉鎖されていたA滑走路に管制官の誤指示で着陸するトラブルがありました。幸い、工事はまだ始まっておらず滑走路上に障害物はありませんでした。このとき勤務していたグループ18人全員の管制官が滑走路閉鎖を失念していたミスとのことです。また、続いてA滑走路に着陸するよう指示された札幌発羽田行き日本航空1036便・B-777型機は交代の準備をしていた次のグループの管制官が閉鎖に気づき着陸をやり直すように指示をしてC滑走路に着陸しました。パイロットが使用滑走路を確認したとのことですが、管制官は間違いに気づきませんでした。国土交通省は重大事故につながる恐れがあった、として調査官を派遣しました。

@国土交通省が広域航法導入目標を設定
 国土交通省は28日、空の渋滞緩和を目指す、人工衛星などを使った「広域航法(RNAV)」の導入目標を設定しました。第1段階の2007年度に「広域航法(RNAV)」を使った飛行経路を現在の40本から200本に増やすとしています。

@全日空の3月期決算で過去最高益
 全日空が28日に発表した2005年3月期連結決算によりますと、経常利益が652億円と前の期と比べて95%増加し、過去最高益になりました。国際線は1986年の参入以来初の経常黒字90億円を計上しました。ただ、2006年3月は燃料の高騰が響いて経常利益は32%減、最終利益も63%減になるとしています。


*4月29日

@黒野社長が個別交渉に言及
 成田国際空港株式会社の黒野社長は昨日の記者会見で、東峰地区の了承を得た上で用地交渉に前向きな地権者から話し合いを進める用意があることを表明しました。今までは地区全体の7戸との話し合いを前提にしてきましたが、地権者の間でも考え方に違いが見られることに考慮した、とのことです。黒野社長としては一部地権者との交渉を進展させることにより本来計画での平行滑走路建設を国土交通省にアピールしたいとの意向があるものと見られます。しかし、国土交通省は「地権者全員が近日中に移転につながる動きを見せない限り北伸はさけられない。」(航空局)との立場です。
【コメント】国土交通省はなんでこうまでかたくなな態度を取るのでしょうか。何度も何度も言うようですが、建設費も半額ですみ、工期も半分ですむ本来計画がベターなはずです。確認できないのですが、「成田空港の平行滑走路工事を始めることでアメリカと約束をした」(そう言えば先日,北側大臣とアメリカのミネタ運輸長官が会談しました。)との情報もあります。地元では「地元の意向を一切聞こうとしない国の態度は成田空港建設当初の国の態度を思い出させる。」と言う意見が多く聞かれます。本会会長の木内に取材したあるテレビ局の記者は「また、反対同盟が復活するのでしょうか?」と質問しました。地元の国に対する不満は主義主張を超えて高まっています。


*4月28日

@成田空港会社のページに「成田国際空港アクセス交通実態調査(速報)」、「成田空港運用状況(平成17年3月分及び平成16年度分)」が載っていました。

@GWの出国ラッシュ始まる
 明日からゴールデンウイークですが、成田空港では今日から出国ラッシュが始まりました。今日だけで約49000人が出国する予定です。中国線も日本航空で約1700人、全日空で約3500人のキャンセルが出ていますが、前年同期比では日本航空が約104%,全日空が約105%と上回っています。

@昨年度の利用客と発着回数が過去最高に
 成田国際空港株式会社は今日、昨年度の利用客が前年度比約18%増の約3170万人、発着回数が同約9%増の約18万6000回といずれも過去最高になったと発表しました。詳しくはここで。

@成田空港で昨年の切り花輸入が過去最高に
 東京税関成田支署のまとめによりますと、成田空港に昨年輸入された切り花は前年比24.4%増の約12056トンと過去最高になりました。国別では1位がタイで、2位がコロンビアになっているそうです。

@A380型機が初飛行成功・音は静か
 27日、フランス南部のトゥールーズでエアバス社の次世代超大型機A380型機が初飛行に成功しました。滑走路脇には関係者や報道陣など約500人が見守り、トゥールーズ市民など約5万人が見守る中、午前10時29分に離陸し午後2時22分に着陸しました。騒音は小さくエアバス社の担当者は静けさをアピールしていたそうです。

@インド航空がB-787型機を27機発注
 インド航空は26日、ボーイング社の次世代機B-787型機を27機発注したことを明らかにしました。これで、B-787型機の受注は237機になりました。

@乗り遅れたと思い込み旅客機の離陸を止める
 25日午後5時頃、フランス南部のニース空港で格安航空会社イージージェットの2506便が離陸のためにエンジンを全開したところ、乗客が機体の数mのところでチケットらしきものを振りかざした男性を見つけ乗務員に知らせました。このため、同機は離陸を中止し、男性は空港警備員に取り押さえられました。同機は約20分の遅れで離陸しました。警察の調べではこの男性は自分が乗る飛行機を2506便と思い込み、乗り遅れまいと警備の隙をついて侵入したとのことです。エンジンに吸い込まれないで良かったですね。


*4月27日

@平行滑走路整備についての本会の立場
 
読者の方から「守る会としての平行滑走路整備の立場はどうなのか?」と質問をいただきました。本会としては1月15日の声明にある通り、本来計画で整備すべきでそのために地権者や国や関係者が一堂に会した話し合いの場を設けるべき、としています。

@成田空港会社のページに「『魅力あるおみやげ』ショップがオープンします」が載っていました。

@成田空港騒音対策協議会が黒野社長に本来計画要望
 成田市民で作る「成田空港騒音対策協議会」は昨日、成田国際空港株式会社の黒野社長を訪れて平行滑走路を本来計画で整備するよう求める要望書を提出しました。要望書では「根強い不信感、不満の声が多く到底容認できるものではなく、新たな対立と混乱が危惧される現状。」とした上で、本来計画での整備を要望しています。これに対して黒野社長は「残された時間は少ないが、最後の最後まで努力する。しかし、北に延ばすという選択肢もあり得る。」と答えました。会談後、協議会の平山会長は「正式に北伸を決めるなら、その前に地域と話し合ってもらいたい。」と述べました。

@スカイネットアジア航空の再建支援に全日空が内定
 産業再生機構は今日、スカイネットアジア航空の再建支援企業として全日空を内定しました。全日空は共同運航を行うほか、20%未満の出資や予約・整備を受託するなどの支援を検討している模様です。


*4月26日

@成田空港会社のページに「有機農業研修生の募集開始について」、「平成17年度当初における工事発注の見通し」が載っていました。

@空港圏自治体連絡協議会が国土交通省に本来計画要望
 成田空港周辺の9市町村で作る「成田空港圏自治体連絡協議会」は昨日多古町で総会を開き平行滑走路問題を協議しました。この結果を元にして今日,北側国土交通大臣に北伸案では北側の騒音被害が拡大する懸念があるので本来計画で建設して欲しいとする要望書を提出しました。なお、要望書の原案では「北延伸を決定すべきではない。」旨の文言がありましたが、協議の中で「国と地元が対立しているような印象を与えるのはどうか。」、「北延伸が決定したわけではない。」などの意見が出てきたため、延伸についての賛否については触れないことになったとのことです。この要望に基づいて午後に議会の全員協議会を開催して報告したところもあります。

@京成トラベルが空港駅内に外貨両替カンター設置
 京成トラベルでは成田空港の第1ターミナルの「成田空港駅」と第2ターミナルの「第2ターミナル駅」の構内にある「京成たびるーむ」内に取り扱い通貨が成田空港で最多となる外貨両替カウンターを設置すると発表しました。外資系のトラベレックスと提携し19通貨を販売し、26通貨を買い取ります。第1ターミナルは28日から、第2ターミナルは5月3日から朝の7時10分から午後7時まで年中無休で営業するとのことです。

@A380型機の初飛行を27日に実施
 エアバス社は25日、気象条件やその他の突発的な問題が起こらない限り、A380型機の初飛行を27日に行うと発表しました。また、同社ホームページで初飛行の模様を中継するとのことです。なお、現在のA380型機の発注は154機となっているそうです。

@エアカナダがB-777とB-787を合計32機発注
 エアカナダは25日、ボーイング社にB-777型機を確定18機・オプション18機、また、新型機B-787型機を確定14機・オプション46機を発注したことを明らかにしました。


*4月25日

@成田国際空港株式会社がQRコードのしおりを3万枚配布
 今日の毎日新聞によりますと、成田国際空港株式会社はQRコード(2次元バーコード)を印刷したしおりを3万枚作り成田空港内で配っているとのことです。カメラ付き携帯電話でこのQRコードを撮影するだけで成田国際空港株式会社のホームページにつながり、発着情報や電車の乗継ぎ情報などが確認できます。このしおりを配り始めてから1日650件程度だった携帯電話からのアクセスが100件ほど増加したそうです。

@北京行き日航機が中部に引き返す
 昨日午前11時頃、中部国際空港発北京行きの日本航空601便・B-767型機が鳥取県上空を飛行中機体にトラブルが発生したとの警告が出ました。このため、同機は中部国際空港に引き返しました。点検の結果、センサーの故障と分かり整備して約7時間半遅れで北京に向かいました。


*4月24日

@成田国際空港株式会社のページに「エコ・エアポートを目指して〜エコ・エアポート基本計画を策定しました」が載っていました。

@空港での通関手続きを07年度に全面オンライン化
 財務省は2007年度中に輸出入業者を対象とした空港での通関手続きを全面オンライン化する方針を固めました。現在は書面での手続きが必要で、しかも、関税や検疫などに別々の同じような書面が必要になっています。これをオンライン化で簡素化することになります。


*4月23日

@国土交通省が北伸を千葉県と成田市に説明
 昨日、国土交通省の岩崎航空局長が千葉県庁を訪れて堂本知事と会談しました。この会談は非公開で行われ、会談後、岩崎局長は「暫定平行滑走路についての決断はそれほど待てる話ではない。知事からは要望はなかった。」と話し、堂本知事は「本来計画の方が完成までの時間が早いので南の地権者に協力してもらいたい。最後まで成田国際空港株式会社が用地交渉をすると思うので、その結果を見たい。」と語りました。また、国土交通省の井出航空審議官は成田市を訪れ、やはり非公開で小林市長と会談しました。会談後、小林市長は「国とは『本来計画が望ましい』という共通認識がある。今日は本来計画を実現するための意見交換だった。」と語りました。
【コメント】何故、非公開で行わなければならなかったのでしょうか?

@中国東方航空機がタイヤパンクで暫定平行滑走路に立ち往生
 昨日午後7時15分頃、北京発成田行きの中国東方航空271便・A320型機が暫定平行滑走路に着陸した際、主脚のタイヤ4本全部がパンクしてしまいました。このため、自力では走行できなくなり、乗客を滑走路上で降ろしてバスでターミナルまで移動しました。タイヤを取り替えないと牽引することも出来ず、暫定平行滑走路はそのまま運用時間の終わる午後11時まで閉鎖になってしまいました。暫定平行滑走路を使う予定の航空機はA滑走路を使って離着陸しました。

@エアーニッポン機が許可を取らずに離陸始める・小松空港
 昨日午後5時過ぎ、小松空港でエアーニッポンの小松発仙台行き・B737-500型機が管制官の離陸許可を受けずに離陸滑走を始めました。管制官が離陸中止を指示して同機は滑走路上で止まりました。その後、管制官の指示で誘導路に入り離陸位置に戻って10分後に許可を得て離陸しました。会社側の説明によりますと、機長が滑走路に入る直前に副操縦士と操縦を交代し、その引継のなかで離陸許可を取るのを忘れてしまったとのことです。

@原油高で米航空会社の経営がますます厳しく
 21日、アメリカ大手航空会社4社と格安航空会社ジェットブルーの2005年1〜3月期決算が出そろいましたが、大手はアメリカン航空がかろうじて黒字を確保したものの、他の3社は赤字幅を拡大しています。また、ジェットブルーも大幅な減益になっています。原因は原油高による燃料の高騰で、各社とも燃料費が30〜50%の増加になっています。


*4月22日

@連休明けにも北伸を決断・今日地元に提示
 国土交通省は平行滑走路の再北伸案を周辺自治体に提示することにした模様です。その上で、ゴールデンウイーク明けの段階で地権者の歩み寄りがなければ官邸とも調整の上、北伸を最終決断する方針を固めました。昨日記者会見した国土交通省岩村事務次官は「このままでは世界の競争に負ける。地元からただ『待ってほしい。』と言われても難しい。」と述べました。
【コメント】前にも書きましたが、このような状態に陥った責任の大部分は国にあります。大臣や次官が「日本にとって1日でも早い2500m平行滑走路の完成が必要だ。」と本当に思うのなら、何故、現地を訪れ地権者と真剣に話をしようとしないのでしょうか。北側大臣は関西国際空港の利用促進協議会などには来賓として出席しているではありませんか。何回も書きますが、建設費用の面からも完成の時期から言っても本来計画の方がよりベターなはずです。「地元からだた待ってと言われても・・・」と言いますが、岩村次官も本当に大事というなら、何をさしおいても地権者と話し合うべきです。それが、あなた方の責任ではないのですか。

@堂本知事が「本来計画で2500m化を」
 千葉県の堂本知事は昨日の記者会見で「可能なら本来計画の2500m化を実現してほしい。どうしてもだめな場合、新しい問題が起きるので関係市町村や国と十分な協議が必要。」と述べ、本来計画への期待を表明しました。しかし、今後の行動については「南延伸がどうしてもだめ、と言う結論が出るまでは県として行動を取るつもりはない。」と述べたとのことです。
【コメント】堂本知事の考えはよく分からないところがあります。残された時間が少ない今こそ、「どうしてもだめという結論」が出るまでに県の態度表明と国への申し入れが重要なのだと思うのですが。取りようによっては、「南延伸になったら、国と周辺住民との間に立って条件を詰める」と言うようにも聞こえてしまうのは私だけでしょうか。羽田空港再拡張の時の迫力はどこへ行ったのでしょうか。

@第1ターミナルの電光掲示板の表示が一時消える
 今日午前6時頃、成田空港第1ターミナルで発着情報を示す電光掲示板が消える事故がありました。1・4階の大型表示板2台と小型表示板72台の表示が消えてしまいました。成田国際空港株式会社では職員が誘導に当たり、混乱はありませんでした。午前9時半頃復旧しました。原因はまだ分かっていないようです。成田空港では昨年と今年に1回ずつ同様なトラブルがありました。

@全日空が25日から「ANAてぶらサービス」を開始
 全日空は昨日、成田空港で25日から「ANAてぶらサービス」を開始すると発表しました。ただし、出発便だけになります。このサービスは自宅に宅配業者を呼び機内預け荷物にICカードによって情報を入力すると、荷物が到着空港で受け取れるサービスです。その間、重たい荷物を持って歩かなくても良いことになります。料金は沖縄をのぞき2200円〜2620円で沖縄は3970円になります。ただ、セキュリティ関係などで北米・韓国・台湾線は利用できず、ANAハローツアーをのぞく団体包括旅行利用者は対象にならないそうです。

@GW予約状況は国際線で6.6%増に
 国内航空会社12社は昨日、ゴールデンウイーク中(4月28日〜5月8日)の予約状況を発表しました。国内線では前年同期比で2.3%増、国際線では同6.6%増の伸びになったとのことです。特に長い休みが可能なため、欧米線が好調で同10%以上の伸びになっています。中国線のキャンセルは団体を中心に約3500人になっているそうです。

@中国の航空会社がA380を5機発注
 新華社電によりますと、21日に中国の航空会社はエアバス社と超大型機A380型機5機を含む30機を購入する契約に調印したとのことです。契約高は約30億ドルに上るとのことです。


*4月21日

@成田市長が本来計画で周辺自治体の意向集約へ
 今日の読売新聞によりますと、小林成田市長は平行滑走路問題で周辺自治体の意向を「本来計画での建設」でまとめるために動くようです。小林市長は昨日、「成田空港騒音対策協議会」の会長等と会談し、その席で協議会側は「協議会の意見をくんでいただき、本来計画による平行滑走路整備に格段の配慮をお願いしたい。」とする要望書を市長に提出しました。小林市長は近日中に成田空港周辺の商工業団体が作る「成田空港対策協議会」や市議会の意見も聞き、来週中にも成田空港周辺自治体連絡協議会にはかり「平行滑走路の本来計画での建設」を国土交通省に要望する意向とのことです。

@成田国際空港株式会社が環境基本計画発表
 成田国際空港株式会社は今日、窒素酸化物や二酸化炭素などの温暖化物質を2002年度を基準として2006年度までに5%、2010年度までに10%削減、ゴミなどの廃棄物も30%削減、また、リサイクル率を現状の17%から30%に上げるとする環境基本計画を発表しました。

@全日空が関空発の中国線を週5便減便へ
 全日空は昨日、関西国際空港発の中国線を週5便減便する一方、25日から就航する成田ー広州線を週4便から5便に増便し、5月16日から就航予定の中部国際空港ー上海線を週4便で運航することを明らかにしました。

@スカイネットアジア支援に全日空と日本航空が名乗り
 産業再生機構の支援を受けているスカイネットアジア航空に対して日本航空と全日空が機構側に支援案を提示したことが明らかになりました。両社とも、整備、運航などの技術面の協力と共同運航などを提案しているものと見られ、出資についても検討しているようです。

@テヘランでイラン機が着陸失敗し炎上・1人死亡
 20日、イランのテヘラン国際空港でキシュ島から到着したイラン国営航空・「サハ航空」のB-707型機が着陸に失敗し炎上しました。同機は緊急脱出用のスライドシュートも出なかったとのことで乗客はドアから飛び降り骨折などの怪我人が出て子供1人が死亡したとのことです。同機は着陸の際、車輪が出なかったとの情報もあります。


*4月20日

@成田国際空港株式会社のページに「'05ゴールデンウィークさわやかキャンペーン」、「 CS Award 2005 Spring 受賞者決定!」、「第22回芝山はにわ祭写真コンクール作品展示」が出ていました。

@スカイネットアジア機の修理手間取り熊本ー羽田線が半分欠航
 スカイネットアジア航空の熊本ー羽田線を運航している2機の内、1機のエンジン外部に傷が出来た事故があったそうで、この修理が間に合わないために昨日の熊本ー羽田線の運航便の半分に当たる往復3便が欠航となりました。今日は午後から代わりの機材が到着する予定で、往復2便の欠航ですむ予定とのことです。

@コンピュータートラブルのため往復1.86ドルで販売
 16日、アメリカのUSエアウエイズのインターネットサイトで一部の路線の往復運賃を1.86ドル(約200円)で販売してしまうトラブルがありました。約1000往復分が販売されたとのことです。システムに傷害が出たとのことです。なお、USエアウエイズは14日、15日に予定していた裁判所への再建計画提出を今月末まで延ばすことを発表しました。また、同社はアメリカ第8位のアメリカン・ウエスト航空と合併に向けた協議を行っているとの報道があります。


*4月19日

@岩村次官が北延ばしを強調
 国土交通省の岩村次官は昨日の記者会見で、成田空港の平行滑走路問題について「用地買収交渉が打開されなければ、不本意だが、本来計画を断念して北伸案を採らざるを得ない、と言うのが最終判断だ。37ヶ国から乗り入れを要望されている。2500m化は先送りできない課題だ。」と述べました。また、国土交通省は北延ばしの工事費用を約330億円で本来計画の140億円の2倍以上、工期も約2倍かかることを明らかにし、北延ばしの場合、誘導路については新設も含めて複数の案が考えられていることを明らかにしました。

@成田空港のGW期間中の旅客が過去最高を予測
 成田国際空港株式会社は昨日、今年のゴールデンウイーク(4月28日〜5月9日)に成田空港を利用する旅客が前年同期比6%増になり、過去最高の約89万7600人に達するとの予測を発表しました。しかし、この予測には反日デモの続く中国路線のキャンセルは含まれていないとのことです。出国のピークは29日の約58000人、帰国のピークは5月7日の約49600人と予測しています。

@中国便のキャンセルは約18000人
 激しい反日デモが続いている中国への渡航が減少しています。全日空では11日〜15日まで1日平均約1000人のキャンセルが出ており、今月一杯のキャンセルは約12000人に達すると予測しています。また、日本航空では4月・5月分のキャンセルが18日現在で約5500人に達しているとのことです。

@防衛施設庁が小松基地周辺の騒音区域見直しを申し入れ
 防衛施設庁大阪防衛施設局は昨日、石川県や小松市など小松基地周辺の自治体に対し、1984年に告示した現在の騒音区域の見直しを検討する意向を伝えました。実情に即したものにしたいとしており、原案を作って正式に地元自治体に提示し協議を申し入れるとのことです。

@国土交通省が再拡張後の深夜国際貨物便を正式に提示
 国土交通省は昨日までに、羽田空港再拡張後の国際センターミナル施設の事業実施計画をまとめました。この前提として、午後11時から午前6時までの深夜早朝に国際貨物便を就航させること、また、旅客定期便は年間3万回で約700万人の利用を想定し、就航路線は国内線並み(羽田ー石垣線の1900Kmが最長)を目安とする、としています。

@日航グループが15人を社内処分
 日本航空は貨物機主脚部品規定外使用・新千歳空港での管制指示違反・仁川空港での管制指示違反・客室ドアの緊急モードミスの4件について15人の社内処分を発表しました。

@全日空が燃油サーチャージャーの値上げを申請
 全日空は今日、日本発の国際貨物にかけられる燃油サーチャージャーを6月1日から1Kg当たり6円値上げして36円に値上げする事を国土交通省に申請しました。


*4月18日

@日航機が誘導路で油漏れ・滑走路8分間閉鎖
 昨日午後6時頃、成田発香港行きの日本航空735便・DC-10型機が離陸のために誘導路を走行していたところ、油圧系統の一つが異常を示しました。このため、同機は離陸を中止して駐機場に戻って点検したところ、機体後部からオイルが漏れていました。このため、滑走路や誘導路に油が漏れていないか点検するため、滑走路を8分間閉鎖しました。

@成田新高速とアクセス道路建設の公聴会を24日に
 千葉県は成田新高速鉄道と成田空港へのアクセス道路を建設するための公聴会を24日(日)午前10時から成田市役所で開催すると発表しました。詳しくはここを見てください。

@全日空が制服をすべてリサイクルへ
 全日空はパイロットや客室乗務員などが着用している制服を5月からすべてリサイクルにまわすことになりました。今までは、途中で紛失し悪用される危険があるためにすべて焼却処分してきました。これからは不要になった制服はグループ会社のエーエヌエー・ロジスティックサービスが回収して厳重に管理し、リサイクル業者に処理を委託するとのことです。


*4月17日

@航空科学博物館関係のバス時刻表です
 航空科学博物館へのバス時刻表を先日もらってきましたので、下記に載せておきます。ゴールデンウイークなどに行かれる方は使ってください。

@歴史伝承委員会が新委員21名を決定
 成田空港問題の記録を集め伝承することを目的とした「歴史伝承委員会」は15日に成田市内で委員会を開き、2005年度の委員・調査・研究員21人を選んだ。この委員会は元は共生委員会の成田国際空港株式会社にあったと記憶していますが、民営化を機に航空科学振興財団に移管されたと思います。


*4月16日

@黒野社長が大臣に交渉の状況を説明・「近く方針伝える」と大臣
 成田国際空港株式会社の黒野社長は昨日、北側国土交通大臣を訪れ平行滑走路用地交渉に着いて報告しました。この席で、北側大臣は「目に見える進捗が見られずに、きわめて遺憾。」とのべ、近く国としての方針を伝えることを明らかにしました。国土交通省は用地の買収は困難になったとの判断から暫定平行滑走路を再度北に延伸して2500mとする方針を伝えるものと見られています。黒野社長は会談後の記者会見で非常に厳しい状況になったことを認めましたが、先日会談した5戸との2回目の会談が予定されていることを明らかにし、「残された時間は非常に少ないが、精一杯の努力をしていく。」と述べました。この会談の結果について、周辺の住民は一応に「残念。」との感想を明らかにし、本来計画の平行滑走路を目指すように求めています。北側大臣も北への再延伸の場合は、地元への説明を行うことを明らかにしており、この席でどのような意見が出るのか注目されます。なお、会談に参加した5戸の住民の一人は「今の段階では感想は何もない。」と述べているそうです。
【コメント】もし、北への再延伸が決定した場合には用地交渉は打ち切ることになりますが、東峰地区は騒防法の第3種区域であり、騒特法の防止特別地区になりますから、移転補償の対象地域です。従って、住民から「移転したい。」との希望が出た場合は成田国際空港株式会社が土地や家屋を買い取る事になると思われます。北に延ばしは計画の変更になりますから、事業認定を改めて申請し、承認を得なければなりません。そのためには1年以上の時間が必要と思われます。この間に、上記のような状況の変化があった場合はどうなるのでしょうか?


*4月15日

@「解説と資料のページ」に平成15年度新東京国際空港周辺航空機騒音測定結果報告書」を読む」を載せました。

@今日,国土交通大臣に報告の予定
 成田国際空港株式会社の黒野社長は今日、暫定平行滑走路問題での地権者との交渉結果を報告することになっているそうですが、16時30分現在、どうなったかの報道は見つかりませんでした。

@成田空港に着いた日航ジャンボ機の部品が損傷
 昨日午後5時10分頃に成田空港に到着したホノルル発成田行きの日本航空73便・B−747型機で到着後の点検で左翼の前縁フラップの付け根付近が長さ1m、高さ30cmの三角形状に欠けているのが発見されました。このため、成田国際空港株式会社はA滑走路を午後6時頃から3分間閉鎖し、部品を探しましたが発見されませんでした。離着陸時に何かがあたって破損した可能性が高いとのことです。破損による飛行への影響はなかったとのことです。日本航空ではこの事故を受けて、ジャンボ機の前縁部分を全機点検することになりました。20日までには点検を終わるとのことです。この部分の損傷は他の航空会社の機体でも起こっているとのことです。

@鹿児島空港で日本エアコミューターの訓練機のタイヤ空気抜ける
 昨日午後4時35分頃、鹿児島空港で訓練生の試験を行っていた日本エアコミューターのサーブ340B型機が着陸して10分後にタイヤの空気が抜けて自力走行が出来なくなりました。このため、牽引車で移動するまで5時18分から17分間滑走路が閉鎖されました。試験のために離着陸を繰り返したためタイヤが加熱してタイヤの破裂を防ぐ安全装置が作動して空気を抜いたものと見られます。この事故で定期便に遅れが出ました。

@全日空が大学生の志望企業1位に
 リクルートが昨日発表したところによりますと、来年3月卒業の大学生に対する就職志望ランキングで昨年6位だった全日空が初めてトップになりました。一方、ミスや故障が続く日本航空は昨年の5位から大きく後退し11位になりました。


*4月14日

@ジャンボ機シュミレーターに乗る
 昨日、成田空港に行く用事がありましたので、航空科学博物館によりました。目的は新しく設置されたジャンボ機の模型を見ることでしたが、昨日は天気も悪く、入館者が少ないこともあり、「機長席でジャンボの操縦を体験してみませんか。」と声をかけられました。待たずに体験できるとのことでしたので、申し込みました。
 可動式としては世界最大の模型が真ん中にあり、右の写真のように、その後方にコックピットの模型があります。このコックピットの操縦席に座って指導員の方の説明を聞き、教えてもらいながら操縦気分を約10分間味わいました。計器はほぼ本物と同じものが設置されており、操縦桿を操作するとフラップが出入りして、機体全体が前後左右に傾きます。ギヤー操作で車輪が出入りしますし、エンジンをかけると音が響き渡り、速度計や高度計が動きます。フライトシュミレーターのように、飛行経路に沿って離着陸をリアルに体験できるわけではありませんが、実物大の計器を操作できるのは違った魅力があります。
 1回に2人しか体験できませんので、普段はかなり待たされるようで、昨日は本当にラッキーでした。
 ゴールデンウイーク中は混むと思いますが、出かけてみてはいかがでしょうか。車のない方でも、成田空港まで電車で行って、本数は少ないですが、バスに乗ると約10分、200円で航空科学博物館まで行けます。バスの時刻表は航空科学博物館のホームページに出ています。

@黒野社長が東峰地区住民に謝罪
 成田国際空港株式会社の黒野社長は今日、平行滑走路建設予定地の成田市東峰地区の地権者等5戸の住民に対し、暫定平行滑走路を住民の意向に反して供用開始したことに対し謝罪しました。東峰地区には地権者等7戸が関係していますが、一部とはいえ住民が会談に応じるのは異例のことです。ただ、地権者側は「用地交渉を前提とした会談ではなく、生活問題を話し合う場」としており、会社側も用地問題について踏み込んだ話はしなかったと見られています。

@日本航空が一連のミスについての防止策を提出
 日本航空は今日、一連のトラブルやミスに対する防止策を盛り込んだ回答書を国土交通大臣に提出しました。原因の分析では1)安全最優先との考えが浸透していなかった、2)定時発着など利益追求を優先していた、3)日本航空と日本エアシステムとの経営統合を進める中で経営側と現場との意思疎通が十分ではなかった、としています。また、防止策として、5月までの2ヶ月間を「緊急安全向上運動期間」として、経営トップと社員との緊急ミーティングを延べ100回重ねて現場の声を聞き、整備と運航の規定をすべて見直す、としています。

@国土交通省が日航機長等に行政処分
 国土交通省は今日、1月に起きた新千歳空港での日本航空機の管制官の指示に違反した機長に明日から1ヶ月間,免許停止に相当する「航空業務停止」にし、また、同機の副操縦士と3月に仁川空港で起こった日本航空機の管制指示違反を起こした機長と副操縦士の3名に対して文書警告や注意とする行政処分を行いました。


*4月13日

@「2005成田空港ハンドブック」が出ました
 今日、成田空港と航空科学博物館に行ってきました。航空科学博物館で成田国際空港振興協会が毎年発行している「成田空港ハンドブック・2005年度版」が売られていましたので買ってきました。なお、航空科学博物館でジャンボのシュミレターにも乗ってきましたので、明日にでも写真を載せます。

@日航機が酸素供給装置の故障でアンカレッジに緊急着陸
 今日午前10時頃、サンフランシスコ発成田行きの日本航空001便・B-747-400型機で緊急時の酸素供給装置の異常を知らせる警報が出ました。このため、同機はアンカレッジに緊急着陸をしました。アンカレッジで整備と点検を行った後,11時20分頃離陸して成田に向かいました。

@東京税関成田支署の係長が1千万円を横領
 東京税関は昨日、船橋にある独身寮の寮費約1000万円を横領したとして、東京税関成田支署の通関検査を担当していた33歳の係長を懲戒免職した、と発表しました。この係長は独身寮の舎監もしており、入居者から集めた寮費を2003年7月から2004年12月にかけて横領したとのことです。

@全国の空港駐車場で30億円の利益・空港環境整備協会
 今日の読売新聞によりますと、全国の空港26カ所で国有地を使用する形で有料駐車場を運営している「空港環境整備協会」は2003年度で約30億円の利益を上げているそうです。この駐車場経営については2003年に会計検査院が「駐車料金の適正化に向けた努力」と、「複数の業者から運営者を選ぶ仕組み」の導入を勧告しましたが、国土交通省は通達は出したものの、今年3月末で3年間の国有地使用期限が切れたにも関わらず、また、すべて「空港環境整備協会」が申請し、許可になりました。この「空港環境整備協会」は会長が元海上保安庁官、理事長が元航空・鉄道事故調査委員会事務局長、常勤役員の4人の内3人は国土交通省の天下りとなっており、役員報酬についても国有地を使っているにもかかわらず「国から補助を受けておらず、公開基準に該当しない。」と一切公表していないそうです。
【コメント】このところ、行政改革も官僚の反撃でなし崩しになっているようですし、保守・中道政権下では政治家の金ヅルが大型公共事業ですから、大規模開発も関空二期工事や神戸空港・静岡空港に見られるように、国民が反対多数でも進められてしまう運命なのでしょうか。

@日航で副操縦士が規定違反の離着陸を6回も
 日本航空で社内の規定に違反して6回も離着陸を行っていた副操縦士がいたことが明らかになりました。規定では副操縦士に昇格して半年未満の場合は教育資格を持つ機長が同乗し認めた場合に離着陸の操作を行えます。ところがこの副操縦士は教育資格のない機長が認めて、10日から12日までに6回の離着陸を行っていたとのことです。

@パリ空港公団「B-777-300ERは滑走路痛める」
 パリのオルリー空港を運営するパリ空港公団は11日、「エールフランスが導入するボーイング社のB-777-300ER型機の離陸時に過大な重量が滑走路にかかり滑走路を損傷する恐れがある。」とエールフランスに対して改修工事についての協議を要求しました。B-777-300ER型機は機体重量はB-747-400型機やA340型機よりも少ないのですが、主脚がA340型機の22本に対して12本しかなく、1本当たりにかかる荷重はこれらの機体よりも大きくなるそうです。これに対して、エールフランス側は「我々は着陸料を払っている。」と反発しているそうです。

@ノースウエスト航空がB-787型機を導入へ
 米紙・ウオール・ストリート・ジャーナルは11日、ボーイング社とノースウエスト航空がB-787型機を最大で18機発注する方向で詳細を詰めている、と報じました。


*4月12日

@成田国際空港株式会社のページに「新会社の設立について」、「航空機へのライター持込み禁止について」、「QRコード活用によるお客様への情報提供の充実」が載っていました。

@広島発成田行きのアイベックス機が引き返す
 今日午前8時20分頃、広島発成田行きの全日空アイべックスエアラインズ3128便が離陸直後に操縦席左側のフロントガラスにひびが入りました。このため、同機は広島空港に引き返しました。乗客は羽田行きの便に乗り換えるなどしました。

@関空発バリ島行きの日本航空機が故障で那覇に着陸
 昨日午後3時30分頃、関西国際空港発インドネシア・バリ島行きの日本航空713便が種子島付近を飛行中に速度計が故障しました。このため、同機は目的地を那覇に変更し午後4時30分頃無事着陸しました。

@三菱重工がジェット旅客機を今年度中に事業化
 今日の日本経済新聞によりますと、官民による国産ジェット旅客機開発の基幹企業となっている三菱重工は国産初の民間ジェット旅客機の事業化に乗り出すことになりました。座席数は当初の30〜40席では大手国内航空会社の採用が見込まれないため、座席列を3列から4列に増やし70〜90席にして、2008年の初飛行を目指すそうです。

@オークランド上空でカンタス機とニュージーランド航空機がニアミス
 9日午後、ニュージーランド・オークランドの上空でカンタス航空43便とニュージーランド航空124便が1.8〜2.8Kmまで接近するニアミスがありました。カンタス機がオークランド空港に進入体制に入ったところ前方に未確認の航空機が接近し、衝突警報装置が作動して同機は5000フィートまで上昇する回避措置をとりました。このとき、ニュージーランド機は4500フィートで降下中で接近したとのことです。


*4月11日

@「地権者の動きがあったので延ばした」と航空局長
 国土交通省の岩崎航空局長は8日の記者会見で成田空港の平行滑走路問題について、「成田国際空港株式会社より『3月下旬から地権者の間に動きがあったので、報告を延ばして欲しい。』との連絡があり、延ばした。どのような動きがあったのかについては交渉ごとなので明らかに出来ない。」と述べたそうです。

@今朝の地震で滑走路を一時閉鎖
 今朝千葉県北東部と茨城県を襲った震度5強の地震で成田空港では直後に2本の滑走路を閉鎖して点検しました。点検の結果、異常はなく10〜16分後に滑走路の閉鎖を解きました。この地震で第1ターミナルでは13基のエレベーターが一時停止し、第2ターミナルでは配管に亀裂が入って機械室に水が漏れました。

@「着陸料20%引き下げなら歓迎する」とIATA事務総長
 国際航空運送協会(IATA)の総会準備で来日している事務総長は今日都内で記者会見し、成田空港の着陸料について、「20%削減という案が出てくるなら歓迎する。」と述べました。

@04年度の部品脱落が159件
 国土交通省のまとめによりますと、2004年度に国内航空会社の運航する航空機からの部品脱落が159件あったことが明らかになりました。ただし、これにはスカイマークなどの新規参入会社や外国の航空会社の分は含まれていません。2003年度は96件でしたので、約5割の伸びになりますが、「航空会社が細かく報告するようになったためではないか。」との指摘もあります。成田空港では外国航空会社の分も含めて19件ありました。また、関西国際空港では離陸した航空機の落とした金属部品で後続の航空機のタイヤがパンクした事故もありました。コンコルドの事故を思い出しますね。

@14日から米国行きの便でライター持ち込み禁止に
 アメリカは14日からアメリカに乗り入れるすべての旅客機で乗客がライターを持ち込むことを禁止します。日本でも、米国行きの便で搭乗前に検査で発見された場合は放棄してもらうことになるそうです。高級ライターも例外ではありません。機内預けの荷物の中にも入れない方が良いようです。しかし、「検査後の売店でタバコと一緒にライターも売られているので、尻抜けだ。」との指摘もあります。

@大韓航空がB-787型機を10機発注
 ボーイング社は10日、大韓航空とB-787-8型機を確定10機、オプション10機発注することで合意したと発表しました。引き渡しは2009〜2013年になるとのことです。


*4月10日

@日本コミューター機が片肺飛行で緊急着陸
 昨日午後3時35分頃、松山発大阪行きの日本コミューター2314便・DHC8-400型機が紀伊水道上空を飛行中に左翼エンジンの油圧が低下しました。同機はこのエンジンを止めてエンジン1基で飛行し、20分後に大阪空港に緊急着陸しました。乗員・乗客にけがはありませんでした。飛行中にエンジンのオイルが漏れたとのことです。

@全日空機が着陸後立ち往生・佐賀空港
 昨日午後5時45分頃、大阪発佐賀行きの全日空557便・A320型機が佐賀空港に着陸後ステアリングが利かなくなり、方向転換出来ずに滑走路上で立ち往生しました。同機は牽引車でスポットまで移動しました。乗員・乗客は無事でした。他の航空機への影響はありませんでした。

@航空労連が離島便の維持を長崎県知事に要望
 航空労連は8日、廃止の恐れがある離島便を維持するように長崎県知事に要望しました。要望書では、1)第3セクター・オリエンタルエアブリッジの経営体力を増すために黒字路線の移設を関係機関に働きかける、2)悪天候でも運航できる航空機を導入する、3)国の補助制度の拡充などを要望していく、などとなっています。

@カンボジアで3人目の死者・鳥インフルエンザ
 カンボジアのヌット厚生大臣は10日までに、ベトナムに隣接した同国カンポート州の8才の少女が7日に鳥インフルエンザで死亡したことを明らかにしました。これでカンボジアの鳥インフルエンザによる死者は3人になりますが、すべて同州の住人になります。

@ボーイング社がB-747の新型機を発表か
 10日付のイギリスのサンデータイムスは「ボーイング社が来月のパリエアショーでエアバス社のA380型機に対抗するB-747アドバンスを発表する可能性がある。」とする記事を載せました。B-747アドバンスについてはブリティシュ・エアウエイズ(BA)・キャセイ航空・日本航空などが導入を検討する意志を示しているとのことです。B-747アドバンスはB-747-400型機よりも乗客が30人多くなります。


*4月9日

@羽田空港制限区域に84才男性迷い込む
 昨日午後6時20分頃、羽田空港の南端にあるゲートから自転車に乗った84才の男性が制限区域に進入しました。このゲートには警備員が2人いましたが、整備関係車両の通過手続きをしている内にこの男性が通り過ぎたとのことです。このため、C滑走路が6時半から約10分間閉鎖され、最大で30分の遅れが出ました。男性は警察の事情聴取に対して、「多摩川の土手を走っている内に迷ってしまった。」と言っているそうです。

@「空港はいらない県民の会」が国土交通省と交渉
 「空港はいらない静岡県民の会」は7日、国土交通省を訪れ担当者と面談しました。同会は強制収用の前提となる「社会資本整備審議会」の審議内容をすべて公開するよう求めましたが、国土交通省は「結果が出た後で審議要旨のみを公表する。」と答え議論は平行線をたどりました。また、国土交通省は審議会は多くても2回でセキュリティー確保のため場所や日程は公表しない、としています。
【コメント】反対運動の中に過激派が一部入っているのでしょうか。このことが非公開の原因と思いますが、審議委員の安全を確保することと、審議会の透明性を高めることは別の問題と思います。審議委員の安全確保は国が責任を持つべきで、会議そのものを非公開にする理由にはならないと思います。成田空港問題でも過激派を理由にして一般道路の通行を規制したり、何かというと呼び止めて検問したりして住民の生活を規制し、情報公開をしなかった事が多くありました。その一方で、警察幹部が過激派と会食したりしていたのには腹が立ちました。

@2005年空港ランキングで関空が5位に
 イギリスの航空調査会社「スカイトラックス」が毎年行っている「空港ランキング」の2005年版で関西国際空港が総合5位に入ったとのことです。この調査は世界90ヶ国、150空港で、約558万人に聞き取り調査をして決定しているそうです。関西国際空港は空港の清潔さと従業員の質の高さでポイントが高かったとのことです。他の日本の空港で10位以内に入ったところはありませんでした。

@2004年の訪日外国人は前年比で18%増に
 2004年の訪日外国人が前年比で17.9%増の約614万人で初の600万人台を記録し過去最高になりました。この内、観光を目的とした人は同25.7%増の約384万人となり、全体に占める割合は62.6%と大阪万博の年の66.2%に次ぐ高さになりました。

@A380型機が地上試験を開始
 エアバス社はA380型機の1号機を試験飛行部門に引き渡し、7日から地上試験を開始したことを明らかにしました。初飛行は4月下旬に行う予定とのことです。なお、6月中旬に行われるパリエアショーに展示されますが、試験飛行の日程が詰まっていることからショーの日程すべてに展示することは難しい、としています。


*4月8日

@交渉報告を来週まで延ばす
 昨日、成田国際空港株式会社は用地交渉が流動的なため、平行滑走路用地交渉の報告を延ばしてほしい旨国土交通省に要請しました。これに対して、国土交通省も了承しましたが、今日の閣議後の記者会見で北側国土交通省大臣は「今回の報告では暫定平行滑走路をどうするか、最終判断をしなければならない。」と述べ、来週にも成田国際空港株式会社から報告を受けて交渉に進展がない場合は交渉をうち切り、北側への再延伸を決断することを示唆しました。
【コメント】何故、このように事を性急に進めなければならないのでしょうか。確かに、時間はずいぶんと経っています。「これ以上、延ばすことは国益に反する。」と言いますが、本当にそう思っているのなら、どうして、国が過去の誤りを認めて地権者等と真摯に話をしないのでしょうか。何回も言うようですが、このように時間がかかった原因は当時の政府の強引な建設推進に大きな責任があったはずです。それなのに、交渉は人任せにして自らは足を運ぶこともしないのはどうしてでしょうか。北延ばしでは完成まで6年半ほどかかると言います。地権者の納得を得られれば、3年半で出来るのです。これは勘ぐりになるかもしれませんが、北側大臣としては「北延ばしの方がいい。」と思っているのではないでしょうか。何故なら、成田空港の平行滑走路の完成が遅れれば遅れるほど、大臣の地元にある関西国際空港の2期工事にとっては有利になります。「成田空港で受け入れられないから、どうぞ関西国際空港に来てください。」と言えますから。こうなれば、関西国際空港の“地盤沈下”が止まることになります。これも、形を変えた関西国際空港救済策なのでしょうか。

@昨日の日本貨物航空機はエンジンを滑走路に接触
 昨日の出来事では「接触はなかった。」と書いてしまいましたが、その後の報道で左翼のエンジンを滑走路に接触させてカバーに傷が出来ていたとのことです。また、バランスを崩したために車輪が滑走路灯にふれてライト6個を破損させたとのことです。このために滑走路が35分間閉鎖され、他空港に向かった便もありました。

@羽田空港の便数を14便増やす方針・今日千葉県側に説明
 国土交通省は羽田空港の発着便を1日14便増やす方針を固めました。このため、今日、千葉県と千葉県内の関係する25市町村の協議会に出向き増便について説明を行いました。千葉県側ではこの説明に基づいて受け入れるかどうか回答をすることになっています。

@日本航空で昨日2件の故障
 昨日午前10時15分に新潟から大阪に向かう予定だった日本航空・MD81型機の出発前の点検でエンジン後部のブレードに最大で1cmのへこみや傷がついているのが発見されました。このため、同機はエンジンを交換するため、欠航になりました。また、昨夜、羽田から高松に向かった日本航空1411便・A300-600型機で高松着陸後の点検でエンジン後部排気部にある10本のボルトの内の1本が脱落しているのが見つかりました。この修理のため、今朝折り返し便になる予定の便が欠航になりました。


*4月7日

@日本貨物航空機が強風でバランス崩しタイヤから煙り
 今日午後1時20分頃、成田空港でアンカレッジ発成田行きの日本貨物航空・B-747型機が着陸の際、強風でバランスを崩しタイヤから煙を出しました。空港事務所では一時滑走路を閉鎖し点検しましたが、機体が滑走路に接触した跡はなく火災の発生もありませんでした。同機は自力で走行し誘導路に入りました。当時、成田空港では強風が吹き荒れ羽田空港などに目的地を変更する便が相次ぎました。

@エアドゥの昨年度搭乗率が7ポイント上昇
 エアドゥの昨年度の搭乗率が7ポイントアップして79.1%になりました。新千歳空港ー羽田空港線は82.7%と過去最高になりました。旭川ー羽田線も開設2年目で認知度がアップし、初年度の46.7%が64.7%まで上がりました。

@新北九州空港が来年3月16日に開港へ
 国土交通省や福岡県などは建設中の新北九州空港を来年3月16日に開港することで合意しました。開港後は日本航空グループが引き続き羽田線を運航し、新規参入するスターフライヤーが1日2往復の羽田線を運航する予定です。新空港は海上空港で滑走路は2500mとなります。


*4月6日
@成田国際空港株式会社のページに「2005年度成田国際空港株式会社経営計画」がでていました

@国内線で部品脱落・故障相次ぐ
 昨日午後4時50分頃、羽田発岡山行き日本航空1685便・MD90型機が岡山空港に着陸後の点検で水平尾翼と垂直尾翼のつなぎ目にある「整流板」の一部が脱落しているのが見つかりました。羽田空港出発前の点検では異常はなかったとのことで、羽田空港と岡山空港で滑走路を点検しましたが見つかりませんでした。同機は修理のために折り返し便が欠航になりました。また、昨日、宮崎空港では午前9時半に福岡空港に向けて出発予定だった日本航空3622便・MD81型機でスイッチの破損が見つかり、羽田空港から部品を取り寄せて修理しましたが、3時間40分の大幅な遅れになりました。さらに、3月29日には羽田発鹿児島行き全日空623便・B-767型機で前脚の部品が脱落しているのが見つかり、羽田空港と鹿児島空港で一時滑走路を閉鎖して点検しましたが、部品は発見されなかったことが昨日分かりました。

@日航機の尻餅事故は操縦の交代時期を失したのが原因
 日本航空は3月22日に福島空港で起こった日本航空機の尻餅事故は追い風の南から着陸し、不慣れな副操縦士が機体の姿勢に気を取られ、通常より着陸速度が低下していたのに気づかず着陸したため、との調査結果を発表しました。本来なら、機長が操縦を交代すべきところを、その時期を失してしまった、としています。なお、福島空港には管制官がおらず、南からの着陸は日本航空機が選択したとのことです。

@今年のGWの海外旅行予約が好調
 JTBのまとめによりますと、今年のゴールデンウイークの海外旅行が過去最高になる見込みとのことです。曜日の配列に恵まれ、長い休暇が取りやすいため、とのことで前年同期比で13.8%増の約60万2000人になる見込みで2000年の約56万4000人を上回って過去最高になる見込みとのことです。長い休暇のために、ヨーロッパ方面と北米方面が人気とのことです。


*4月5日
@静岡県商工団体連合会長が空港建設反対掲げ知事選に立候補表明
 静岡県商工団体連合会会長の小沢猛男氏は昨日県庁で記者会見し、7月7日に告示される知事選挙に立候補することを表明しました。会見の中で静岡空港建設について、「県民の声を聞いて、中止させることが必要。」と述べ、建設中止を基本政策の一つに掲げることを明らかにしました。 

@昨年の民間空港米軍機使用回数減るも使用空港増える
 国土交通省の調べでは昨年1年間に米軍機が民間空港を使用した回数は587回で一昨年に比べ約10%少なくなりました。しかし、使用した空港の数は全国89カ所の内26カ所に上り、一昨年に比べて5カ所多くなりました。一番多かったのは福岡空港の113回、2位が長崎空港の103回、3位が奄美空港の81回と九州勢が上位を独占しています。

@大手の来年3月決算見通し国際線は明暗分かれる
 国内航空大手2社の2006年3月期決算見通しで国際線では全日空が約100億円の連結営業利益を確保するのに対し、日本航空は約50億円の営業赤字に陥る見込みで明暗が分かれているようです。


*4月4日

@2月の貨物量が前年同月比8%減に
 先月下旬に成田国際空港株式会社が発表した空港運用状況(速報値)によりますと、貨物量が前年同月比で8%減となりました。中部国際空港の開港は3月でしたから、これらの影響というよりは世界経済が原油や鉄鉱石などの原材料高により、じわりと低下していると考えた方が良いかもしれません。なお、旅客数は同7%増、発着回数はほぼ横ばいとなっています。

@明日から世界一の可動模型を公開・航空科学博物館
 成田空港の南にある航空科学博物館で明日からB-747-400型機の大型模型が公開されます。この模型は可動するものとしては世界一とのことで、模型の外にあるコックピットで操縦すると目の前にあるこの模型がその通りに動くそうです。コックピットも本物そっくりに作られているとのことです。

@仁川空港の乗継ぎ管理に穴・3年間で92人消える
 今日の朝鮮日報によりますと仁川空港ではこの3年間に乗継ぎ客が92人行方不明となっているそうです。2003年に59人、昨年に12人,今年(1〜3月)に21人となっています。国別ではモンゴル人が56人と最も多くなっていますが、日本人も3人いるそうです。仁川空港では対策をとっているようです。

@スカイマークが羽田ー那覇深夜便を片道約2万円
 スカイマークは今日、7月1日〜9月12日まで火・水を除く毎日、週5便の運航を予定している羽田ー那覇線の深夜便運賃を発表しましたが、片道平常日で2万円前後、繁忙期で2万3千円としたいとしています。大手は昼間の羽田ー那覇線で約3万6千円となっています。

@エールフランスが明日から制服を一新
 エールフランスはパイロット・客室乗務員・地上勤務員など36000人の制服を明日から18年ぶりに一新するとのことです。デザインはクリスチャン・ラクロワ氏に依頼したそうです。


*4月3日

@成田空港イメージキャラクターの名前募集
 先月末に発表された、成田空港イメージキャラクターの名前募集の応募ページが出ていました。

@横浜市長が羽田空港国際化を求めてアンケート
 今日の東京新聞によりますと、中田横浜市長は羽田空港再拡張後の国際線について現在の国土交通省が考えている枠よりも増大させ、アジア方面の便を全面的に羽田空港で受け入れるように求める主張とアンケートを首都圏の企業593社と経済団体役員に送ったとのことです。この主張の中で中田市長は「経済発展が著しいアジアと首都圏との利便性を高めることが国益にかなう。」としているそうですが、記事では「本音は『目の前にある羽田空港をなんで使えないのだ。』というところにある。」と述べています。
【コメント】そうなれば確かに、横浜に取っては便利になるのでしょうが、横浜には新幹線も停まるし、国内を旅行する時には羽田空港が使えて便利だと思うのです。たまに、海外に行く時には成田空港まで遠いかもしれませんが、そのくらい我慢できないのでしょうか。横浜に取っては幸いに、西側に米軍空域が控えているために、飛行コースが設定されていないので、騒音被害の心配はないのですが。


*4月2日

@地権者ら3人が北伸案批判声明
 昨日、平行滑走路予定地の地権者ら3人が国と成田国際空港株式会社が暫定平行滑走路を北側に延伸して2500mにする案を検討していることに対し非難する声明を発表しました。声明では「きわめて場当たり的な計画」とし、北側延伸案の情報開示を求めています。なお、この地区には地権者や畑を借りて耕作している人など7人の関係者がいます。

@日航長時間勤務労働協約破棄裁判で組合側勝訴確定
 今日のしんぶん赤旗によりますと、日本航空乗員組合が、「会社側が労働協約を一方的に破棄し、国際線の2人乗務で9時間の長時間乗務を一方的に11時間に延長したり、国内線の連続乗務を3日から5日に延長したりしたのは無効だ。」と訴えていた裁判で、会社側が最高裁への上申書を取り下げる意向を明らかにしたことにより、組合側勝訴の2審判決が確定することになったとのことです。

@スカイマークが09年までに全保有機を小型機に統一
 スカイマークはこのほど、現在保有している中型旅客機を2009年度までにすべて小型旅客機のB-737-800型機に統一することを明らかにしました。1機当たりの運航コストを現在の約半分に減らし、旅客数の少ない路線に参入する意向です。統一後は現在外注している整備も自社で行うとのことです。

@FAAがボーイング社に改善命令だす意向
 アメリカ連邦航空局(FAA)は1日、ボーイング社が1981年から1988年にかけて製造した旅客機に使用されているAN-26と呼ばれるフィルムでコーティングされた断熱材が経年変化により耐火性に問題が生じるとして、6年以内に交換するか適切な処理を施すよう命令する意向を明らかにしました。対象となる旅客機は世界中で約1600機が運航されているとのことです。


*4月1日

@3月のアクセス数は18912回でした。これからも応援してください。

@国土交通大臣への報告は来週か?
 3月末を期限とされてきた平行滑走路用地交渉ですが、国土交通大臣への成田国際空港株式会社からの報告は来週にずれ込んでいるようです。国土交通省の方も特別査察などが入り日程の調整が難航しているようです。今日の午前11時から民営化1周年記念の社員に対する社長の挨拶があったようですが、そこでは、「用地交渉を精一杯やっている。」旨の話しかなかったようです。

@「りんくうゲートタワービル社」が更生法適用を申請
 関西国際空港対岸の泉佐野市に56階建ての超高層ビルを所有する大阪府の第三セクター「りんくうゲートタワービル社」が今日、会社更生法の適用申請を行いました。負債総額は約463億円になります。この内、府や地元企業などが出資した約150億円はほぼ全額戻らない予定です。また、銀行団の出資した分は約9割が債権放棄になり、残りの1割はゲートタワービルなどを売却した分で支払うことになります。

@日本エアコミューター機が引き返す
 今日午前8時39分に鹿児島空港を離陸し種子島に向かった日本エアコミューターのYS11型機が離陸直後に車輪格納庫の扉が閉まったことを確認するランプが点灯しないトラブルに見舞われました。同機は鹿児島空港に引き返し、無事着陸しましたが、この影響で折り返しも含めて2便が欠航になりました。

@エアドゥが再建を完了
 エアドゥは昨日、北海道や札幌市などへの債務を返済し、再生手続きを1年前倒して完了しました。エアドゥは債務の90%を放棄してもらい再建に入っていました。


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