健康調査についての要望書


2014年5月1日

成田国際空港航空機騒音健康影響調査委員会委員長 安岡正人 様

成田空港から郷土とくらしを守る会

会長 木内昭博

健康調査についての要望書

 本会は10年以上前から、あらゆる機会を捉えて、成田空港に発着する騒音の影響下にある住民の健康影響、特に、夜間騒音の影響について、調査して欲しい、と要望してきました。

 昨年3月末に、「カーフュー弾力的運用」実施に関する合意で、健康調査が行われることになりました。
 この調査は、「公正・中立なもの」とするために、貴殿を委員長とする「成田国際空港航空機騒音健康影響調査委員会」が設置され、昨年に第1次調査が行われ、この6月から第2次調査が行われる、とのことです。

 本会はこの調査について、2013年5月1日2013年12月16日に成田国際空港株式会社 夏目誠社長宛に要望書を提出し、去る3月27日の第40回騒音対策委員会でも健康調査について要望いたしました。

 貴委員会が現在進めている成田国際空港航空機騒音健康影響調査について、以下の点を要望いたしますので、貴殿の見解をお聞かせ下さい。

1、第1次調査の報告書(まとめの概要でも結構です)を公表して下さい。

2、第40回騒音対策委員会では、成田部会と本会からも「騒音地区全住民を調査対象として欲しい」との要望が出されましたが、
  調査対象を騒音地区全住民として下さい。

3、夜間騒音が住民の心身に及ぼす影響、特に睡眠に及ぼす影響を把握するために、睡眠中の心拍数や血圧や睡眠度を測定する調査を行って下さい。
  この調査は騒音地区全員を対象とするには無理があると思われますので、プライバシーに配慮し、抽出で希望者のみに対する調査で実施して下さい。

以上

 なお、本会からの2013年5月1日付けと、2013年12月16日付けの要望書を別紙添付いたします。


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