*9月30日
@成田空港周辺地域共生財団は新たな民家防音工事の助成事業の申請受付を明日、10月1日からはじめます。今回対象になるのは第1種区域に隣接する約1800戸と、第一種区域内で区域指定後に新築した746戸と、区域内で後継者のために新たに建築する住宅です。助成限度額は103万円から845万円で、家族数や部屋数によって決められています。共生財団は既に対象となる家にたいして通知文書を郵送し、申請は各市町村で受けるようになっています。申請の最終期限は2001年3月末になります。
【コメント】これは一歩前進ですが、これで騒音対策を終わりにしてはなりません。環境基準が達成されていない地域は第一種地域の外側に広く分布しており、ここで何の対策もないままの生活を余儀なくされている人はまだまだたあ〜くさんいるのです。
@来春からの増便問題に対する市町村の対応ですが、その後分かった分について書いてみます。松尾町では9月議会ではその話は全く出ず、どうなっているのか定かではありません。富里町は横風用滑走路の延長線の地域であることから、今回の増便による影響はないということで説明もなかったようです。
@来春の370便までの増便は[途中経過]と運輸省は考えているようです。平行滑走路の完成が長引けば、最終的には400便までの増便を考えているようです。「騒音対策も進み、低騒音機が増えたから騒音が軽減されて、増便しても大丈夫。」と考えるのではないでしょうか。環境基準未達成地域が多数あるにもかかわらずそのように要求してくる可能性があります。10月6日の説明会でこの点も質してみたいと思います。「空港公団には運輸省の考えは分かりません。」と逃げられる可能性はありますが。
@29日の午後2時40分頃、日本海上空を飛行中だった成田発ロンドン行きの英国航空6便の中でエジプト人男性が暴れ出し、同機は引き返し4時20分ごろ成田空港に着陸しました。同便は29日の出発を取り止め今日の朝出発することになりました。
*9月29日
@このページも開設から1ヶ月が経過しました。アクセス数も500を越えました。このページを見て下さっている方にお礼を申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
@今日の千葉日報によると運輸省は成田空港と羽田空港を直結する特急電車を走らせる計画の検討をはじめたそうです。早ければ来年12月にも運転を開始する可能性があるそうです。ルートは京浜急行ー地下鉄浅草線ー京成電鉄を結ぶものと、京浜急行ー地下鉄浅草線ー北総開発鉄道と結ぶものと(ただし北総開発鉄道はまだ成田空港までつながっていない。)、JR京葉線との3ルートが考えられているそうです。しかし、浅草線には待避線がなく特急が普通を追い抜くことが出来ないそうです。この特急は成田空港と羽田空港を1時間余りで結ぶそうです。
@25日に千葉県東金市で起こったゲリラ事件は過激派の中核派が報道機関に犯行声明を送りつけたそうです。10月12日には成田空港近くで北原派の反対集会が行われる予定で、これに向けた行動と考えられます。
@来春からの増便について騒音対策委員会のメンバーである本会に対する説明がない、と言うことにたいして運輸省に説明を求める要望をしましたが、(9月11日の項を参照してください。)空港公団と折衝した結果10月6日午後に詳しい説明を受けることになりました。
*9月27日
@26日午後、インドネシアのスマトラ島北部のメダン郊外にジヤカルタ発メダン行きのガルーダインドネシア航空エアバスA300型機が墜落しました。乗客乗員234人が乗っていた模様で、日本人も7人乗っていたようです。当時、大規模な森林火災の煙が空港付近を覆っており、事故の1時間後にメダン空港は閉鎖されました。しかし、この煙が事故に関係あるかどうかは分かっていません。墜落地点が空港の南40Km地点で、「滑走路が見えなかった」という問題ではないようです。
@27日の千葉日報によるとニューヨークのケネデイー空港では航空機の離発着時にエンジンに吸い込まれる恐れのある野鳥を追い払うためタカで威嚇して成果を挙げているそうです。ケネデイー空港では航空機と鳥の衝突が年間150件も起こっており、1995年には鳥がエンジンに吸い込まれ航空機が炎上しています。ケネデイー空港では6人の鷹匠が13羽のタカを使って野鳥を追払い、昨年は衝突がそれ以前の半分に減ったそうです。
@成田空港近くのホテル「成田ウインズホテル」が来月1日から「ホテル日航ウインズ成田」と名前を変えて再出発をすることになりました。
*9月26日
@来春からの10便の増便に対する周辺市町村の対応は次のようです。芝山町では今まで、色々要望を出しても余り実現されていないことから、今回の増便に対しては、騒音対策などの要望をまとめて運輸省に提出し、そのことについて運輸省と何回も話し合いを行い運輸省との間で共通の認識を得られた段階で、それを参考にして今回の増便に対する態度を決定することになったようです。横芝町では周辺の市町村と同一歩調をとって、芝山鉄道延伸などの実現を働きかけようということで、今のところ態度の表明は行っていません。多古町では町長が「今回の増便は多古町には関係がない。」ということで、一存で了承する旨の回答を運輸省にしてしまい、議会の中でも町長の責任を問う声がでてきています。下総町では9月議会では態度を保留し、時間をかけて検討することになりました。佐原市では「今回の増便により騒音が増えることはない」とされて説明も行われませんでしたが、9月議会で、「関係ないとはなにごとだ。」という意見が出され、市として運輸省に説明を求めることになりました。
@詳細はまだ分かりませんが、今日、インドネシアで200人以上の乗ったガルーダインドネシア航空のA300型機が墜落した模様です。
@空港公団は改修工事中の第1ターミナルビルの内北ウイングの第1サテライトの供用を来年の2月1日からはじめると発表しました。
@明日、27日の午後7時半からNHKテレビ総合で「生中継にっぽんの夜」という番組が放映され、成田空港の夜がなま中継されます。
@昨日書いたノースウエスト航空機内での暴行事件は手の不自由な日本人男性が着陸の際、手元にかばんを置いていて、それを安全なところに移そうとした乗務員ともみ合いになったようです。言葉の壁で考えをうまく伝えられなかった乗客と、アメリカでは離着陸の際には荷物を座席の下でしっかり固定しなければいけない規則があり、それを守ろうとした乗務員の安全意識との間にずれが生じたようです。
*9月25日
@9月1日から15日までの分は別のページにまとめました。
@リンクのページに『飛行機大図鑑』を追加しました。
@千葉日報によると、成田市議会は24日来春からの増便に対して、「騒音対策に万全を期す」「完全空港化を急ぐ」「地域振興を充実させる」の3点を要望した上で認めることを決定しました。
@25日午前4時半頃、千葉県東金市求名にある空港公団企画室次長平山由次郎さん方から炎があがり乗用車が全焼し、母屋の一部と軽トラックの一部がこげました。付近からリード線や乾電池が見つかったため、成田空港に反対する過激派のゲリラと思われます。
@23日に名古屋からホノルルに向っていたノースウエスト航空機の中で客室乗務員に暴行を加えた日本人乗客がFBIに逮捕されました。アメリカでは飛行中に乗務員に暴行を加えると最高20年の禁固刑に処せられるそうです。
【コメント】何故、近ごろの日本人は暴力的になっているのでしょうか。機内での酒が原因なのでしょうか。とすれば、機内では禁酒にするべきなのでしょうか。
*9月24日
@今日の朝日新聞の朝刊の社会面の『安保がやってくる「新ガイドライン合意」』と言う記事の中で、本会と空港公団総裁が運輸省航空局長立ち会いのもとに取り交わした『覚書』の「成田空港は軍事利用をしない。」と言う約束について書かれていました。なお、具体的にガイドラインの中で、どの空港が周辺有事の際に使われるのかは明らかにされていないようです。
【コメント】この記事の意味は大きいと思います。今まで、このような約束があることは一般には知られていませんでした。これが、公になることによって、『軍事利用反対』の大きな武器になってくれると思います。
@22日未明に起きた金属弾ゲリラは23日に都内で開かれた集会で過激派の『革労協』が犯行声明を出しました。なお、金属弾は成田国際高校から北西に700m離れた所で2発とも発見されました。県警成田署を500mもオーバーしていました。なお、今年に入って過激派ゲリラはこれで3件です。
@成田市の空港周辺の8000世帯で作る[成田空港騒音対策地域連絡協議会]と[成田空港対策協議会]は22日、運輸省が来春から10便の増便を計画していることについて、「技術開発による航空機騒音の軽減を理由にするのは、騒音下の住民の信条を理解したとは受け止めがたいが、旅客需要の逼迫に応じきれない現実は理解できる。」として、10便の増便を暫定的な措置として認めることを決めました。しかし、その条件として、「きめ細かい騒音、環境対策の実施。平行滑走路完成後の現滑走路の便数を1日300便までにする。」ことを要望することになりました。また、両団体は「発着枠の拡大は本来、運輸省の権限だが、事前に地域に説明があったことは適切な対応と」と評価した模様です。
【コメント】新聞報道だけなので良く分かりませんが、住民の立場として「発着枠の拡大は運輸省の権限」とうたう必要があるのでしょうか。確かに、法律上はそうなっているのかもしれませんが、騒音にさらされる住民に意見を聞くことは当然の話ではないでしょうか。
@成田市内の商工団体などで作る[成田空港対策協議会]は22日臨時総会を開き東京都や自民党都連に羽田空港の国際化の動きがある事について、反対の意向を表明する決議文を採択しました。
@沼田武千葉県知事は22日の記者会見で羽田空港の国際化に反対していく考えを表明しました。
@23日の読売新聞によると、さる3月13日夜に青森発東京行きJASのエアバスA300型機が羽田空港に着陸のため計器着陸進入中に計器が異状を示し、計器進入が一時出来なくなる事故があったことが分かったそうです。この時、乗客の一人がデジタルビデオカメラで撮影しており、客室乗務員がスイッチを切ってもらったところ、計器は正常に戻り、デジタルビデオカメラの電磁波による干渉が原因と分かったそうです。
@日米航空交渉の次官級協議が22日から運輸省で始まりました。アメリカ側は後発航空会社に対する追加就航便数を従来の90便から少なくても百数十便、計算の仕方によっては2百便から3百便に増やすように要求水準を高めてきました。これに対して、日本側は追加便数を21便と回答しました。アメリカ側は最初からけんか腰のようです。
@22日午前4時半ごろ成田ニュータウンの中にある千葉県立成田国際高校の西校舎2回の少林寺拳法同好会の部室から2回の爆発音と同時に炎があがりました。県警が調べたところ、窓枠に金属弾を発射する鉄パイプが取りつけてあり近くに乾電池が落ちていました。この金属弾は同校から150m離れた所にある県警成田署を狙った過激派のゲリラ事件と見られます。
*9月21日
@昨日の朝日新聞の夕刊によるとこのところ米軍機の墜落が相次ぎ、19日午後にはサウスダゴタ州でB1爆撃機が墜落し、乗員4人が死亡したそうです。この1週間に墜落した数は6機にのぼるそうです。
@私用で次の更新は24日になる予定です。
*9月20日
@昨夜、朝日新聞の記者から取材の電話がありました。内容は「ガイドラインで成田空港が周辺有事の際に民間空港軍事利用空港の中に入ったら、どう考えるか。」と言うものでした。私からは「そのようなことは本会としては許せない。本会は航空局長立ち会いのもとに、当時の今井空港公団総裁と、『軍事利用はしない。』との約束を1972年9月20日に文書で取り交わしている。」(8月29日の項を参照して下さい。)と話しました。記者からは「その文書を、ファックスで送ってほしい。」とのことでしたので、早速、ファックスで送りました。24日か25日頃関係の記事が載る予定、とのことでした。
@8月の末に成田市で平和委員会の集会があり、やはり、このガイドラインの見直し問題が話し合われたようです。そこで出た話ですが、〈又聞きなので正確でないかもしれませんが〉アメリカ軍太平洋軍の準機関紙『星条旗』に周辺有事の際の民間空港の軍事利用の候補として成田空港の名前も挙げられていたそうです。その理由は「成田空港は民間パイロットが使いなれているから。」とされていたそうです。これは、アメリカ軍が有事の際には民間機の軍事利用も視野に入れていることを示しているのでしょうか。また、空港関係者からは「軍用機と民間機とはスピードが全く違う。それが、同じ滑走路を利用したとすると、非常に危険なことになる。」との指摘もあったそうです。
@千葉県内の経済5団体が25日に会合を開き、「羽田空港の国際空港化反対」を表明する予定だそうです。
@来春からの10便の増便について、運輸省は「周辺市町村の同意をおそくても今年中にとりたい。」と考えているようです。
@今年の1月25日に栃木県那須町の上空で起こった、成田行きのスイス航空機と仙台行きのシンガポール航空機とのニアミスについて、運輸省安全監察官は19日「両機は最小でも400mの高度差があり、航行の安全に問題はなかった。」とする調査結果を発表しました。ただ、管制官の高度指示が万全ではなかったので管制間隔の確保を確実なものにするよう改善を指示したとのことです。
*9月19日
@羽田空港国際空港化についてますます騒がしくなってきました。昨日は千葉県の今泉企画部長が記者会見で「これまでに土地を手放した方々の苦労を忘れ、羽田の国際化を議論すること自体がおかしい。」と話したそうです。
【コメント】個人的な見解になりますが、少し議論が感情的になっているようです。今までも、「成田空港貨物空港論」など色々の議論がありました。羽田空港が国内空港専用になった当初から、東京に住む人達は国の中心である東京の誇りをいたく傷つけられたようで、『遠くて不便だ。』『検問がある。』などの意見をくりかえしてきました。東京一極集中の弊害は色々あらわれていると思うのですが、どうでしょうか。望んで引き受けたわけではない千葉県にとっては、『今さら何を言うのか。』と言いたくなる気持ちも良く分かります。既に、成田空港で生活基盤を確立している人達も多くいます。しかし、中には『空港がなくなっても騒音がなくなるだけで静かになる。』と言う人もかなりいると思います。自治体にとっては固定資産税や周辺対策交付金が入らなくなる影響は深刻でしょう。しかし、いずれにしてももっと大きな立場からこの問題を検討できないものでしょうか。
*9月18日
@自民党千葉県連は自民党都連が「羽田空港国際化」論を出す中、対抗して9月議会で「羽田空港国際化反対」を求める意見書か決議を提出する方針を明らかにしました。この問題は先の都議会選挙の中で浮上したものです。羽田空港が沖合い移転に伴って24時間空港化されたこととも関連しているようです。
@空港公団が年4回発行している『くうこうだより』秋号が明日発行されます。今号の主な記事は[空の旬間]完成の記事と、共生財団の活動と内容です。『くうこうだより』についての問い合わせは電話0476-34-5058〈広報室〉です。
*9月17日
@7月21日に航空労組連絡会に下記のようなEメールを出しました。
『毎日の活動ご苦労さまです。特に、飛行機の安全運航に対する貴組合の取り組
みに敬意を表します。
私は成田空港の周辺に住む住民で組織している[成田空港から郷土とくらしを
守る会]の事務局長をしている岩田公宏と申します。
貴組合のホームページからのリンクで『航空労組連絡会』の出した、チラシ
「もつと運賃は安くできます」の内容を読ましていただきましたが、この中で一
つだけ気になるところがありました。
それは、『特別着陸料(ジェット特別料金)は主に騒音防止工事のためのも
のです。環境整備が進んだ今は取る理由はないはずです。』と言う部分です。
確かに騒音対策は進んでいますが、私たちからみると十分とは言えません。例
えば、13年も前に達成されていなければならない環境基準が、成田空港の周辺
では半分近くが未達成になっているのです。環境基準では成田空港周辺では概ね
70WECPNL以下に騒音を押さえなければいけないことになっています。そ
して、それができない場合には家屋の防音工事などの処置を国が行わなければな
らないとされています。しかし、家屋の防音工事は75WECPNL以上の所し
か実施されていません。
運輸省は「屋外の騒音は未達成でも、室内では基準を達成している。」と言う
のですが、これは、家の窓や出入口を閉め切った状態での話です。空港ができる
前は、緑が多いこの地域では夏でも開けておきさへすれば、空調施設がなくても
生活できていたのです。飛行機の騒音でこの自然の豊かな恵を捨てて生活をせざ
るを得なくなったのです。
このように、環境基準未達成で何の措置もなく生活せざるを得ない住民の数
は、既に防音工事を実施されている住民の数と同じ位、いや、それ以上いること
を理解していただきたいと思います。』
これに対して、先日,Eメールが届きまして、「あなたの意見について機関紙『フェニックス』に考え方を書きましたので、送りたいと思いますので住所を教えてください。」とのことでした。住所を連絡したところ、今日、フェニックスが送られてきました。その中で、「特着料はなくして運賃値下げを]という記事がありました。その中で、「ーそうですか。でもこの間利用者の方から『今でも騒音に悩まされているので、騒音対策事業は、決して一段落した状況ではない。』という声が寄せられていましたが。」という問いに対して、「その点は指摘の通りだと思います。(途中略)私たちは、もう騒音対策が必要ないと言っているのではなく、そうした事業のために別枠で利用者から徴収しなくても十分遂行可能なはずだと主張しているのです。(以下略)」と言うことでした。私のつたない意見を取り上げていただいてありがとうございました。
@9月10日に書きました、横堀墓地訴訟が16日正式に和解が成立しました。17日の朝日新聞によると、熱田さんらは「墓地の半分を奪い返すにとどまったが、子々孫々守り抜く決意だ。」「今後とも運輸省や公団との用地交渉、移転などの話し合いはいっさいしない。」と話していたとのことです。
【コメント】こうなると、横風用滑走路は小川さんたちの移転合意があっても事態は打開しないことになりますが、今までの経験からいうと、これが分からないのですね。どんなどんでん返しがあってもおかしくありません。熱田さんらにしても、過激派セクトに散々世話になっていますし、複雑な所ではあるのでしょう。
@ドイツ空軍機とアメリカ軍機はやはり空中衝突したようです。場所はアフリカのナミビア沖でドイツ軍機はツポレフ154型、アメリカ軍機はCー141型でした。捜索に当たっていた南アフリカ軍機が座席の破片や油膜などを発見したそうです。
*9月15日
@15日の朝日新聞によると日本航空、全日空、日本エアシステムの3社に対して、参入を目指している新規航空会社は6グループあるそうです。その6グループとは『スカイマークエアラインズ』『北海道国際航空』『ジャパンパシフィックエアラインズ』『パンアジア航空』『サザンクロス』『横浜国際航空』です。上位4グループは98年中の営業開始を目指していますが、準備は遅れているとのことです。大体は機体をリースで確保し、整備は大手の3社に委託し、操縦士は大手3社の退職者や海外から集める計画のようです。当初計画した『大手の半額の運賃』は難しいようです。スカイマークの担当者は「運輸省が羽田の発着枠の配分を新規参入企業に1日3便しか割り当てなかったことが半額運賃の実現を阻んでいる。」と述べているようです。確かに3便では機体の効率的運用は難しいかもしれません。
@アメリカでステルス攻撃機;ロッキードマーチンF−117が航空ショウで墜落したようです。今日は新聞の休刊日で詳しいことは分かりません。
@大西洋でドイツの空軍機が墜落し、アメリカ軍用機も消息を断ったようです。両者が空中衝突したのではないかとともいわれています。これも詳しくは明日になると思います。
@リンクのページに3個加えました。
*9月14日
@14日の千葉日報によると藤井孝男新運輸大臣は千葉日報とのインタビューに答え成田空港問題について次のように語ったそうです。@基本的なスタンスについて「古賀誠前運輸大臣からも大詰めの時期にきていると聞いている。あと一歩の所まで来ているので、粘り強い話し合いを前提に全力を傾注して当たっている。何とか理解してもらい、1日も早く妥結して目標である2000年度に間に合うよう平行滑走路を完成させたい。」Aその具体的な方策について「従来行ってきた話し合い路線を継承して粘り強くやっていく。大臣自ら乗り出せという声もあるが、ここまで話し合いできているので、同じ方針でいきたい。」との答えのようでした。
@13日の読売新聞によると、OLや女子大生らに「ただで海外に行ける。」と繁華街などで声をかけ、ブランド品の運び屋に仕立てて密輸を計るケースが増えているそうです。手口は渡航費用と滞在費、食事代は全部持つかわりに、リストを渡し、その品を買わせてボストンバックに詰め込ませて、免税範囲だとして税関を通過させるそうです。東京税関成田支署では昨年52件、今年は11日までに20件の摘発があったそうです。発覚していない件数も多いと思われます。
@一部は既にお知らせしましたが、20日の『空の日』にちなんだ行事は芝山町の航空科学博物館で明日まで「ジャンク市」が開かれ、21日、23日は無料開放になります。また博物館では23日にはスチュワーデス撮影会も行われます。19日には貨物地区、整備地区の空港見学会や地元小学生を対象にした体験飛行も行われます。また、21日には日本航空成田整備工場が開放されます。23日には第2ターミナルビル前の中央広場で、フラメンコショーや特産品販売なども行われます。問い合わせは0476-32-6510新東京空港事務所総務課まで、とのことです。
*9月12日
@昨日の橋本内閣の改造で新運輸大臣に藤井孝男氏が指名されました。藤井氏は自民党の経理局長を長くやっていました。父は参議院議員だった故藤井丙午氏です。派閥は小淵派で梶山清六氏に近い立場だそうです。
@昨年11月に平行滑走路予定地からの移転に合意した、小川派の小川喜平さんが11日成田市内の新居に移転しました。
*9月11日
@私の使用していたサーバーが接続の設定を変えたため、一昨日の夕方からつながらなくなってしまいました。何処がおかしいのか分からずに苦労しましたが、初めに書いたような理由で、アクセスポイントを変えて接続できました。これから、また、がんばります。
@一昨日、来春の増便の説明について、再度、運輸省新東京国際空港課に電話を入れました。担当者がいなくて話は出来なかったのですが、昨日、電話が入りました。その後、夕方に空港公団から電話が入り、23日以降打ち合わせて、説明をしてもらうことにしました。
*9月10日
@8月分の出来事は別のページにまとめました。
@空港公団と元熱田派代表の熱田一さんとの間で争われていた横風用滑走路予定地中央付近にある[横堀墓地訴訟]で双方は9日和解することで合意しました。この裁判では1審で熱田さん側が敗訴していました。今回の和解では空港公団が譲歩し、墓地の半分の所有権を熱田さん側にあると認めることになりました。実際にはこの土地が手に入らなければ、横風用滑走路は現滑走路と第2ターミナルを結ぶ通路としても使えなくなり、先の両小川さんの移転の意味が薄れてきますが、熱田さんはこの土地の他にも用地内に土地を持っており、ここで熱田さんに譲歩することによって、他の土地の交渉にも良い影響を及ぼすことを狙ったものと思われます。やがては、交渉の末に土地を公団に譲渡することになると思われます。
*9月9日
警察は8日、6月に川崎市で起こった運輸省前官房審議官小山宣運宅の爆発物テロ事件の容疑で、中核派の拠点200箇所の家宅捜索を行いました。千葉県では香取郡栗源町の有限会社[三芝物産]他二十五箇所を家宅捜索しました。この事件では中核派が犯行を認めるビラを都内の私立大学で出しています。反対同盟の北原派は中核派の支援を受けています。しかし、30都道府県200箇所という規模は最近にない大がかりなものです。新たなテロ行為の情報でもあったのでしょうか。それとも、北原派に対するデモンストレーションなのでしょうか。
*9月8日
@マレーシアのベルナマ通信に拠ると、6日の夜7時半頃同国ボルネオ島ミリ付近に双発レシプロ機ドルニエが墜落しました。この事故で乗員、乗客10人全員が死亡しました。その中に日本人2人も含まれていました。墜落したドルニエは個性的な機体で、双発と言っても主翼の中央の前後に2つのプロペラがある、水陸両用飛行艇です。
【コメント】このごろ航空機の事故が多発しています。航空関係の団体でも「この10年間は事故率は下がってきたが、このところ、横ばい状態である。航空需要はますます増大するので、新たな安全対策を考えなければ、事故が増えていく。」と問題になっているようです。残念ながら安全対策よりも事故の方が先行してきているのではないでしょうか。
@新聞報道によると、政府はガイドラインの見直しの一環として、有事の際には米軍機の活動を助けるため、民間機の飛行ルートの一部を使用禁止にすることと、民間の管制区域を狭める措置をとる方針を固めたようです。これは米軍機が活動しやすくすると同時に民間機との衝突や民間機が過って誤射、撃墜されるのを防ぐためとのことです。
【コメント】アメリカ軍は日本を守ると言っていますが、本当でしょうか。アメリカ軍がいたからこそ、面倒に巻き込まれる、と言うことはないのでしょうか。アメリカ軍にとっては日本の基地はアジアににらみをきかせるための絶好の場所で、日本よりもアメリカの方がメリットが大きいと思うのですが。
*9月7日
@先月28日に「来春からの増便について説明してほしい。」と運輸省の新東京国際空港課に申し入れましたが、(8月28日の項を参照してください。)直接説明してくれるはずの空港公団からは先週はとうとう、何のコンタクトもありませんでした。共生委員会関係なら、一言話があっただけでごきげん伺いに飛んで行くのではないかと思うのですが、ひが目でしょうか。電話の1本ぐらいかける誠意がほしいものです。
@リンクのページに新しく、『追跡!在日米軍』、『日本航空機操縦士協会』、『日本の空港』を追加しました。
*9月6日
@運輸省事故調査委員会は5日、6月8日に日本航空の香港発名古屋行き706便MD−11型機が志摩半島上空で激しくゆれ、重軽傷者を出した事故に関して、ハイテク機の特性を操縦士が十分理解していなかったことが原因として、操縦士の教育と訓練を充実するように求めた『建議』を古賀運輸大臣に提出しました。この事故は当初は乱気流が原因とされましたが、操縦士が自動操縦中に速度を落とそうとして操縦桿を引いたために急激に機首があがり、それを是正しようとして機体が激しく動いたことが原因と分かりました。
@6日付の千葉日報に『契約制スチュワーデスその後』と言う記事が載りました。これによると、3年経てば正社員になれることになっていて、今年が3年目になり正社員になる人が出ていますが、正規採用になった人と比べて賃金格差がかなりあるようです。経営側は「看護婦の仕事はもっと大変だと思うが、給料はずっと低い。高い人気が続くかぎり賃金が減ってもスチュワーデスの質が劣ることはない。」と言っているそうです。
【コメント】運賃が低くなるのは歓迎できることなのですが、スチュワーデスの教育や訓練などの安全対策がおろそかになってしまうのは困ります。整備の手抜きもあってはなりません。事故が起こる度に感じるのですが、航空会社は経費削減を追及する余り、安全にかかる費用と事故のための保険金を比べて経済効率を考えているようなことはないでしょうか。
*9月5日
@旧聞になりますが、インターネットで見つけた記事です。5月24日の琉球新報によりますと、23日に福岡高裁那覇支部で行われた嘉手納町爆音訴訟の控訴審の審議で証人として出廷した医師は「調査の前は、はっきりと航空機騒音による難聴と診断されるのは難しいと考えていたが、8症例もあったのは驚きだった。騒音が非常にj深刻であることを物語っている。」と述べ、平松武庫川女子大教授は「幼児が風邪を引きやすい、落ち着きがない、ぐずぐずするなどの問題行動があらわれる率が高い。」とし、さらに、「嘉手納町では低体重児の生まれる割合が約9%で、本島全体の7%より高く、騒音が大きく寄与していることが疑われる。」と証言しました。
@リンクのページに周辺市町村のホームページなどを追加しました。
*9月4日
@ベトナム機事故の続報です。墜落したのは3日午後3時45分(日本時間)、ベトナム航空815便、ホーチミン発プノンペンのポチエントン空港行き、機材はTUー134型でした。搭乗者は乗客60人、乗員6人でした。65人が死亡し、幼児1人が重傷ですが、助かりました。事故当時周辺は激しい雨が降っていたそうです。815便は着陸をやり直そうとして墜落した模様です。TU−134は旧ソ連の旅客機で後部胴体に2発のターボファンエンジンを持っている短、中距離旅客機です。既に生産は終わっていますが、現在でも550機近くが就航しています。
@9月4日の朝日新聞の夕刊によると関西空港では開港後も年間約30cmの地盤沈下が見られ、開港後の3年間で約1mの沈下が観測されたそうです。埋立地ですから、地盤沈下は当然予測されていたのですが、水平方向でも年間約15cm中央に向って縮んでいることが明らかになりました。このため、建物と建物を結ぶ連絡通路が変形する恐れが出てきて、改修工事をはじめることになりました。
*9月3日
@全日空は9月1日から成田と北京線にボーイング777を就航させた。ボーイング777が国際線に就航するのは国内では初めてのこと。国内線用とは違う強力なエンジンを使っている。
@3日午後カンボジアの空港でベトナム航空の旅客機が着陸に失敗した模様。詳しいことは現在分かっていない。
@千葉県在住の田中賀朗さんは14年前の大韓航空機撃墜事件を米軍との協同の元に意図的に領空に侵入したものとする著書[大韓航空007便事件の真相]を出版した。田中さんは陸上自衛隊東千歳通信所稚内分遣隊に10年ほど勤務したことがある。このような『大韓航空機スパイ説』は事件当時から度々出ている。出版社は三一書房。
*9月1日
@この夏休み(7月19日〜8月31日)の間に成田空港を利用して出発した人は昨年に比べて0.8%増の約160万人になった模様です。これは過去最高になります。
@8月の下旬に空港のまわりに行きましたが、移転で合意した木の根の小川宅の入口には機動隊の車が3台ほど詰めていてものものしい雰囲気でした。これは、移転に同意した小川氏らに対する過激派のテロを警戒してのことと思います。