2013年11月後半の出来事


*11月30日

@サンノゼ行きの全日空B787-8型機がシステム不具合で約3時間半の遅れ
 昨日午後5時頃、成田発サンノゼ行きの全日空1076便・B787-8型機の出発前点検で、機体システムの一部に不具合が見つかりました。この整備のため、同便は約3時間35分遅れで出発しました。

@ジェットスター・ J が成田=福岡線を1月間増便へ
 ジェットスター・ ジャパンはこのほど、来年1月7日〜2月6日までの月・火・水・木・金曜日に成田=福岡線と福岡=関西線を1便増便することを発表しました。

@米国務省が飛行計画事前提出をうながす方針
 米国国務省は現地時間29日、国内の航空会社に対して中国の防空識別圏設定について「一般的に、アメリカの航空会社は外国が出す通知に従って運航するべき」と飛行計画の事前提出を行うようにうながす方針を示しました。
【コメント】28日の出来事で書きましたが、やはり、日本航空政府の方針とは違いますね。ある意味、日本政府はメンツのために乗客を人質としているように見えます。

@日本航空が15年度新卒者採用募集を発表
 日本航空は2015年度入社の新卒者募集を12月1日から開始することを発表しました。業務企画職を正社員で85名程度、客室乗務員は1年の契約社員で200名程度を募集します。

@どうなるアイソン彗星観測ツアー
 期待されたアイソン彗星は残念ながら、太陽に最接近するなかで、その高熱と重力により、中心にある核は分裂・蒸発してしまったようです。今後は、残ったガスの輝きはあるものの、肉眼で見るのは難しい予想です。日本航空と全日空は旅客機を使った「アイソン彗星観測ツアー」をかなりの高額(席により99600〜20000円)で売り出し、販売は好調だったようです。日本航空は3日の午前中に、全日空は2日をメドに催行するかどうか決めるようです。HIS もスカイマーク機を使った同様のツアーを出していました。各社とも中止の場合には代金全額を払い戻す、とのことです。


*11月29日

@ 「成田空港サーバー資料室」の「軍事利用関係資料」の一部を修正し、追加をしました。

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」32例目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」32例目が発生しました。アモイ発成田行きの全日空6516便・B767-300型機が、中国当局の管制上の出発制限により、到着が午後11時45分に遅れ、A滑走路に着陸したものです。

@「9月までに車両確認カメラを130台設置したい」夏目社長
 成田国際空港株式会社(NAA)の夏目社長は昨日の記者会見で、空港内に来年9月までに、車両のナンバーなどを記録するカメラ約130台を設置する方針を明らかにしました。これにより、警備レベルの維持向上が図られ次第、車両に対する検問を廃止するとのことです。

@日本航空が3月30日から成田=ニューヨーク線を1日2往復に
 日本航空は昨日、現在1日1往復で運航している成田=ニューヨーク線を来年3月30日から、1日2往復に増便する、と発表しました。増便分はB787-8型機を使用します。2往復共にアメリカン航空との共同運航便になります。

@全日空のB787-8型機がシステム不具合で2日連続トラブル
 現地時間28日午前、シンガポール発成田行きの全日空112便・B787-8型機で出発前に機体制御システムに不具合が発生したため、約3時間遅れて出発しました。なお、機体は「JA815A」機で、27日に機材変更になった機体と同じです。
【コメント】なお、リンクのサイトでは「112便(シンガポールー羽田)」となっていますが、(シンガポールー成田)の間違いと思います。

@日本航空機が手荷物保安検査不備で引き返す
 昨日午後、大分発羽田行きの日本航空1786便で手荷物保安検査に、同社社員が立ち会わなかった可能性があることが分かり、すでに離陸していた同便が引き返すトラブルがありました。引き返し後、保安検査をやり直し、遅れて離陸しましたが、この影響で、後続の2便が欠航しました。

@全日空G 10月実績で利用率が国際・国内ともマイナスに
 全日空が今日発表した「10月グループ実績」によりますと、国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)15.9%増となり、利用率は0.1ポイント減の71.5%でした。国内線は旅客数が±0%、利用率は0.9ポイント減の65.3%となりました。
 成田空港関係路線の利用率は成田=札幌線が14.5ポイント増の64.3%、成田=大阪線が2.8ポイント増の80.0%、成田=福岡線が3.6ポイント減の44.8%、成田=中部線が6.8ポイント増の77.2%、成田=仙台線が8.0ポイント減の54.3%、成田=那覇線が1.9ポイント増の52.6%、成田=新潟線が11.0ポイント増の50.8%、成田=広島線が23.1%でした。

@「正常な飛行活動は影響を受けない」中国国防省報道官
 昨日の「CRI online 日本語版」によりますと、中国国防省の楊宇軍報道官は28日、防空識別圏問題について「正常な飛行活動はいかなる影響を受けることはない。中国は一貫して、各国が国際法に基づいて飛越する自由を享有することを尊重する。」と述べた、とのことです。

@ FAA が GEnx エンジンに耐空性改善命令(AD)
 アメリカ連邦航空局(FAA)は現地時間27日、ゼネラレ・エレクトリック製の GEnxエンジンを搭載したB787-8型機とB747-8型機を運航する米国内航空会社に対して、氷結が確認されたエンジンについて全て検査すること、パイロットはこれらの機体で高高度や氷結を招くような気象条件下で飛行することを禁じる耐空性改善命令(AD)を出しました。


*11月28日

@米空軍のデルタ機が成田空港に緊急着陸
 昨日の時事通信によりますと、昨日午後8時頃、グアムの米空軍アンダーセン基地から成田空港に向かっていたデルタ航空8821便・B767型機が、館山市の南約180Km を飛行中に、 油圧系統の不具合を示す警告が表示されました。このため、同機は8時40分頃成田空港に緊急着陸しましたが、滑走路上で動けなくなり、牽引車で駐機場まで移動しました。この便は航空機自体を輸送する便で乗員12人が搭乗していました。
【コメント】この便はチャーター便と思いますが、当時の運輸省と周辺住民との「成田空港を軍事的には一切使用しない」とする、との約束(本会との交渉覚書平和塔遷座の際の「取極書」など) に違反しています。機密保護法が成立すると、こんな事も書けなくなると思います。このニュースはウオール・ストリート・ジャーナル日本語版に「時事通信社」の記事として載っていたのですが、午後になったら、見つかりませんでした。

@国際線旅客数が10月としては過去最高、10月運用状況
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した10月の空港運用状況によりますと、発着回数は前年同月比(以下同じ)6%増と10月としては過去最高なりました。この内、国際線旅客便は6%増と10月としては過去最高、国内線旅客便は7%増となっています。総旅客数は11%増、この内国際線旅客数は10%増でした。国際線旅客数の内、日本人が6%増と回復傾向にあり、外国人は30%増と好調が続いています。国際線貨物量は5%増で、輸出量が3%増、輸入量が2%減となりました。給油量は3%増でした。

@ビジネスジェットが午後11時過ぎに強行着陸、開港以来初めて
 今日の毎日新聞によりますと、20日午後11時00分20秒にビジネスジェット機が成田空港に無許可で強行着陸していたことが分かりました。無許可で午後11時の運用時間を過ぎて着陸したのは開港以来初めてのケースとなります。同機は着陸予定時刻が同10時55分でしたが、管制官は着陸許可を出す際に、「11時以降の着陸は認められない」と通告しました。これに対してパイロットは「間に合う」と返事をして、着陸したものです。国土交通省成田空港事務所は運航会社に時間を守るように指導する事にしています。

@全日空のB787-8型機がシステム不具合で機材交換
 昨日午前、羽田発北京行きの1255便・B787-8型機の出発前点検で機体システムの一部に不具合が見つかりました。このため、同便は機材を交換して2時間40分遅れで出発しました。

@年末年始の海外旅行ツアー予約が8.7%増
 日本旅行業協会が昨日発表した「JATA 年末年始旅行動向調査」によりますと、年末年始の海外旅行パッケージツアー申し込み状況で、予約人数は前年同期比(以下同じ)8.7%増となっています。9連休という日並びの良さから長距離方面の予約が早い、とのことです。ヨーロッパ方面は20.0%増、ハワイが14.3%増、グアムが32.2%増となっています。

@米国務省が航空各社に中国防空識別圏通過で安全確保を指示
 米国務省の報道官は現地時間27日、「中国の防空識別圏設置が民間航空機にも適用されるかどうか結論が出せるよう取り組んでいる。その間、航空各社に対しては、東シナ海上空を飛行する際、安全確保に必要な措置をすべて講じるよう指示した」と述べました。
【コメント】これは飛行計画の提出も意味しているのでしょうか。日本政府の態度とは違うのでしょうか。

@12月9日に合併成立発表、アメリカンとUSエアウエイズ
 アメリカン航空の親会社「AMR」は現地時間27日、USエアウエイズとの合併を12月9日完了する予定、と発表しました。これにより、旅客輸送実績で世界最大の航空会社が誕生します。新会社の名称は「アメリカン航空グループ」となり、ニューヨーク証券取引所に上場しているUSエアウエイズ株式は上場廃止となり、新会社が米国ナスダック市場に上場されます。


*11月27日

@「空の駅 ふわり」にシャトル2両
 昨日久しぶりに「空の駅 ふわり」に行ったところ、駐車場の一角にブルーシートで被われた、成田空港第2ターミナルで使われていた「シャトル」らしきものが2台ありました。関係者に話をうかがったところ、シャトルの中で「近い将来には軽食の提供や物産品販売も出来るようにしたいのだが、財源の確保が出来ていない。何しろ、空港からここに運び込むだけで2800万円もかかったもので。しかし、電気や水道の設備整備に向けて準備は進めている」とのことでした。

@「成田空港〜その役割と現状〜」が発行
 成田国際空港株式会社(NAA)が毎年この時期に発行している「成田空港〜その役割と現状〜」の2013年度版が発行され、ホームページに PDF版が載りました。

@航空4社が飛行計画提出を中止へ
 日本航空など国内航空会社4社は、中国が尖閣諸島周辺に防空識別圏を設定した問題で、この空域を飛行する便の飛行計画を提出していましたが、政府からの要請を受け、今日午前0時から飛行計画を提出しないことになりました。国土交通省は「中国側から『民間航空機の飛行の自由を妨げるものではない』との回答を得ているので安全は担保されている」としています。航空会社側も「安全を担保出来た、と認識した」としています。

@日本航空がB787-8型機エンジンによる機材変更発表
 日本航空は今日、B787-8型機のエンジン問題などに伴う路線の機材変更について発表しています。

@全日空B787-8型機がオイル漏れで欠航
 昨日朝、名古屋(中部)発那覇行きの全日空301便・B787-8型機で、出発前に機体後部からオイルが漏れているのが見つかりました。このため、同便は欠航となりました。

@年末年始のツアー問い合わせが11%増に、エイビーロード
 エイビーロード・リサーチセンターが昨日発表した「2013 年年末年始ツアー問合せ概況」によりますと、年末年始旅行の問い合わせは前年同期比で11%増となっています。また、前年に比べ、9月以前の問い合わせが多くなっているそうです。問い合わせ方面はハワイやビーチリゾートを除いて、前年よりも多くなっています。


*11月26日

@「日本人利用者の8割は成田と台北間」とスクートCEO
 今日のトラベルビジョンによりますと、スクート CEOのキャンベル・ウィルソン氏は同紙とのインタビューで、「来年には日本路線にB787型機を投入する可能性が高い」と述べ、現在の成田=台北=シンガポール線の利用率は90%を超えており、半分が日本人の利用となっている事を明らかにしました。また、日本人の利用の約8割が成田=台北間であることから、「台北経由でうまくいっているので、(直行便に)慌てて変更するつもりはない」と述べました。

@中国識別圏設定問題で3社が飛行計画提出、政府は「必要ない」
 現地時間23日、中国が尖閣諸島上空を含む空域に防空識別圏を設定した問題で、全日空と日本航空とピーチ・アビエーションは同空域を飛行する便について、中国側にフライトプラン(飛行計画)を提出しています。フライトプランを提出しなかった場合は、中国軍の緊急発進を受け、最悪の場合、撃墜される恐れがあります。
 政府は「尖閣諸島は日本の領土であるから、中国の識別圏設定は無効」とし、太田国土交通大臣は今日の閣議後の記者会見で、「各社が最善の判断をする事を期待する。これまでのルール通りの運用を行えばよい」として、「提出に応じる必要はない」との考え方を示しています。
 これについて、関係航空会社側は非公式に「政府が本当に守ってくれるのか? 乗客の安全を優先せざるを得ない」と述べています。

@ FAA が今週中にもGE製エンジンに耐空性改善命令出す方針
 アメリカ連邦航空局(FAA)は現地時間25日、ゼネラレ・エレクトリック製エンジンを搭載したB787-8型機と B747-8型機を使用している米国内航空会社に対して、積乱雲の近くを飛行しないように求める耐空性改善命令(AD)を、今週中にも出すとの方針を明らかにしました。


*11月25日

@首都圏「九都県市首脳会議」が都心直結線などを要望
 首都圏「九都県市首脳会議」は今日、安倍首相など宛てに「首都圏の国際競争力の強化について」の要望書を提出しました。その中で、「成田・羽田の機能を強化するため、航空機騒音が地域に与える影響にも十分配慮しながら、年間発着回数75万回を着実に推進すること、都心と両空港間のアクセス改善を目指し『都心直結線』を国家プロジェクトとして検討すること、両空港を直結するリニアモーターカーについても検討すること」を求めています。

@「新規採用には、優先的再雇用が世界の常識」 ILO が日航整理解雇問題で再び勧告
 国際労働機関(ILO)理事会はこのほど、日本航空の乗務員や客室乗務員など165人の整理解雇問題で、日本政府に対する第2次勧告を採択しました。国際労働機関(ILO)は2012年6月に「整理解雇が ILO条約に違反する」として、日本政府に対して労組と日本航空の協議を保証するように求める第1勧告を出していました。今回の勧告では、日本政府に対してこの件についての裁判の結果について情報を提供すること、日本航空が2012年に客室乗務員940人を新規採用していることに対して、「解雇されたものを優先的に再雇用するのは世界の常識」と指摘し、労組と日本航空の協議の場を設けるよう、重ねて要求しています。

@全日空のB787-8型機がバードストライクに遭う
 昨日夕方、新千歳発羽田行きの全日空72便・B787-8型機は、前便運航中にバードストライクに遭遇し、機体の一部に損傷が発生したため、機材を変更して、約5時間遅れで出発しました。

@エミレーツ航空社長が「B777X 型機組立は米国内で」と要求
 20日のウオール・ストリート・ジャーナル日本語版によりますと、ドバイエアショーでB777X 型機を大量発注した、アラブ首長国連邦のエミレーツ航空社長はボーイング社に対して、B777X 型機の組立を米国内で行うよう要求しました。これは B787型機が3年あまり遅れた原因が主要部品の組み立てを米国以外で行い、ボーイング社がこれを十分に管理出来なかった事にある、との考えに基づくものです。社長は湾岸の航空3社がドバイエアショーで大量発注した事態について「他の航空会社は様子を見ており、リスクを回避しようとしている。B787型機で4年間にわたって地獄を経験してきたからだ」と述べました。


*11月24日

@ピーチの座席は窮屈、成田と関空を日帰り
 「成田空港サーバー資料室」に、19日に成田空港と関西空港を日帰りで往復した「ピーチ・アビエーションに乗ってみた」を追加しました。

@セブパシフィックの成田=マニラ線は3月30日から、1日1往復
 昨日書いたセブパシフィックの成田=マニラ線ですが、運航開始は来年3月30日になります。1日1往復で、機材はA320型機となるそうです。

@日航が積乱雲付近でのエンジン出力低下で一部路線をB787-8型機から機材変更
 日本航空は昨日、外国の航空会社が使用している B747-8型機で、積乱雲中やその周辺を飛行するときに、ゼネラル・エレクトリック製のエンジンで出力が落ちるトラブルがあったことから、積乱雲が発生しやすい成田空港=シンガポール線、成田=デリー線などの一部路線で、他の機種を使うことを明らかにしました。また、12月から投入を予定していた成田=シドニー線への投入も取りやめました。積乱雲の中で氷の粒を吸い込むと、エンジン内部で塊になりやすく、エンジン内部を損傷する可能性もある、とのことです。この現象はジェットエンジンでは普通にあるもののようですが、推力低下まで繋がることは珍しいようです。機種は違うものの、同社の GEnxシリーズエンジンを使っているB787-8型機でも推力低下は起こりうる、とのことです。日本航空によりますと、8月に同社のシンガポール発のB787-8型機で、5秒ほどの推力低下があった、とのことです。
 なお、全日空のB787型機はロールスロイス社製のエンジンを使っており、全日空の問い合わせに対してロールスロイス社は「氷晶対策済み」との回答を得ている、とのことで、特別な対策はとらないそうです。

@米国通信委員会が旅客機内での携帯使用許可を検討
 米連邦通信委員会(FCC)のウィーラー委員長は現地時間22日、旅客機内での携帯電話の使用について、「技術的には可能」として検討していることを明らかにしました。しかし、「多くの乗客は機内で通話されないことを好むはず。私もそうだ」と述べ、個人的には反対の意向も明らかにしました。また、許可した場合でも、「最終判断は各航空会社にある」と述べました。
【コメント】嫌ですね。大声で話されたりしたら、いらいらしてしまいますね。


*11月23日

@日本・モンゴル航空協議で成田空港は週5便から週7便へ
 国土交通省は昨日、日本とモンゴル間の航空当局者協議の結果を発表しました。合意事項は(1)成田空港で現行の週5便を週7便に拡大する、(2)コードシェアーの枠組みを拡大する、となっています。

@今年の成田空港での覚せい剤押収量が過去最高確実に
 東京税関成田支署は昨日、今年1〜10月に成田空港で摘発した覚せい剤の押収量が約230Kgに達し、年間の押収量が最高だった、2010年の約232Kgを上回り、過去最高になる事が確実、と発表しました。今年はインドからの密輸が急増し、1回当たりの平均押収量が約3.2Kgと過去5年で最も多かった約2.4Kgを上回っている、とのことです。

@フィリピンの「セブパシフィック」が来年3月に成田乗り入れを発表
 フィリピンのLCC「セブパシフィック」は現地時間22日、来年3月からマニラ=成田線とマニラ=中部線を開設することを発表しました。料金はレガシーキャリアに比べて最大6割安くする、としています。なお、同社はフィリピンで最大の航空会社です。


*11月22日

@成田空港10月の貿易額は輸出が4.2%増、輸入は18.4%増
 東京税関が20日に発表した「10月分 成田空港貿易概況(速報)」によりますと、成田空港の貿易額は輸出額が前年同月比(以下同じ)4.2%増、輸入額が18.4%増となりました。輸出額は2ヶ月ぶりの前年同月比プラス、輸入額は同15ヶ月連続のプラスとなっています。

@NAAの非航空系収入割合がこの10年で34%から49%へ
 今日の日刊航空によりますと、成田空港に就航する航空機の重量が10年間で約17%軽くなっており、航空会社の機材小型化が進んでいる、とのことです。これにより成田国際空港株式会社(NAA)の収益構造も大きく変化しており、着陸料などの“航空系収入”と、テナント料や免税品の販売などの“非航空系収入”の割合は、この10年間で66:34から51:49に変わってきている、とのことです。

@日本航空のB787-8型機がブレーキ不具合で遅れる
 昨日午後8時20分頃、成田発デリー行きの日本航空740便・B787-8型機が離陸しようとしたところ、ブレーキの不具合を示す警告が出ました。このため、同機は離陸を中止してゲートに戻りました。点検したところ、1本のタイヤに4個あるブレーキ駆動装置の2個が不作動になっていました。整備のため、この便の出発が2時間39分遅れました。

@日本航空の10月利用率は国際線78.6%、国内線68.7%
 日本航空が昨日発表した「10月グループ輸送実績」によりますと、国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)9.8%増、利用率は1.5ポイント増の78.6%となりました。また、国内線旅客数は1.7%増、利用率は0.3ポイント増の68.7%となっています。
 国内線の成田空港路線利用率は成田=伊丹線が7.1ポイント増の74.6%、成田=札幌線が6.0ポイント増の57.0%、成田=中部線が5.8ポイント増の51.5%、成田=福岡線0.4ポイント減のが40.9%、成田=那覇線8.4ポイント減のが46.6%となっています。

@ドリームリフターが米国で地方空港に誤着陸
 現地時間20日夜、ボーイング社のB787-8型機の部品を輸送するための B747型機・ドリームリフターが、目的地の米国カンザス州のマコーネル空軍基地近くにある、小さな地域空港・ジャバラ空港に誤着陸するミスがありました。同機は無事に着陸しましたが、管制官が「コースをはずれている」と連絡した所、パイロットは「イエス・サー。今、別の空港に着陸した」と答えたそうです。滑走路が短い(1860m)ために、離陸出来るかどうか危ぶまれましたが、無事に離陸しました。ただ、誤着陸した運航乗務員は別のクルーと交代させられました。離陸の様子はYouTubeで見られます。


*11月21日

@日本貨物航空の4機目B747-8F 型機が成田空港に到着
 日本貨物航空は4機目のB747-8F 型機を受領し、今日午前に成田空港に到着する予定です。

@10月の日本人出国者数が9ヶ月ぶりのプラスに
 観光局が昨日発表した「10月訪日外客数(速報値)」によりますと、訪日外客数は前年同月比(以下同じ)31.5%増となり、10月としては過去最高となりました。また、出国日本人数は1.3%増と9ヶ月ぶりの前年同月比プラスとなりました。

@アメリカン航空がナスダックに上場を申請
 現地時間15日、アメリカン航空の親会社 AMRコーポレーションはナスダックに上場する申請を行った、と発表しました。USエアウエイズとの合併と同時に、アメリカン・エアラインズ・グループと社名を変更します。また、合併後にスターアライアンスに加盟しているUSエアウエイズはアメリカン航空が加盟しているワンワールドに参加することになります。右の写真は16日に撮影。

@インドで機内トイレから金の延べ棒24本
 現地時間19日、インド東部のコルカタの空港に到着したジェットエアウエイズ国内線の機内トイレから金の延べ棒24本が入ったバッグが発見される出来事がありました。持ち主は名乗り出ていません。延べ棒にはドバイの業者の刻印がある、とのことです。この機体はドバイとコルカタを結ぶ国際線でも使用されている、とのことです。
 なお、エティハド航空は現地時間12日にジェットエアウエイズ株の24%を取得し、エティハド航空CEO他1名がジェットエアウエイズの取締役に就任しました。


*11月20日

@日本航空機でまた、部品が脱落、9月から4件目
 昨日午前9時15分頃、名古屋発成田行きの日本航空3082便・B777型機の到着後点検で、左エンジンのアルミ製部品が脱落しているのが見つかりました。パネルは縦約10cm×横約6cm×厚さ約1.6mmで重さは約25gとのことです。成田空港会社では滑走路を一時閉鎖して点検しましたが、見つかりませんでした。日本航空のB777X型機での部品脱落は9月から4件目になります。
【コメント】昨日はこの時間帯にピーチ・アビエーションで関西空港に行きましたが、混む時間帯でもないのに、離陸するまで約20分かかりました。このトラブルの影響だったのでしょうか。しかし、このところ、日本航空のトラブルが続きますね。“大丈夫か日本航空”と言いたいですね。

@全日空のB787-8型機が防氷装置不具合で6時間遅れる
 18日午前9時半頃、成田発上海行きの全日空919便・B787-8型機の出発前点検で、主翼防氷装置に不具合が見つかり、機材を交換して、約6時間遅れで出発しました。

@ユナイテッド航空が3月31日から成田=ヒューストン線を増便
 ユナイテッド航空はこのほど、来年3月31日から成田=ヒューストン線を現在の週7便から14便に増便することと、逆に、成田=シアトル線を来年1月17日から、成田=バンコク線を同3月29日から運休することを明らかにしました。

@エアアジア・ジャパンが5機全て返却完了
 エアアジア・ジャパンが使っていた A320型機5機が16日に「JA01AJ」が返却されたことにより、全て、エアアジア側に返却されました。写真は成田空港で12日に撮影した返却前の整備を行っている「JA01AJ」機です。

@千葉と四街道市長が国土提案で要望書提出
 千葉県の諸橋副知事と熊谷千葉市長、佐渡四街道市長は昨日国土交通省を訪れ、国土交通省が示した羽田空港着陸北側飛行コースについての今回案について、「最大飛行回数を43回にすることは到底認められない」「高度引き上げも不十分」として改めて拒否する意向を表明する要望書を提出しました。

@9月取扱額で海外旅行は8ヶ月連続減、国内旅行は8ヶ月連続増
 観光庁が15日発表した「9月主要旅行業者の旅行取扱状況速報」によりますと、取扱額は海外旅行が前年同月比(以下同じ)1.2%減、外国人旅行が21.6%増、国内旅行が8.7%増となっています。海外旅行は8ヶ月連続のマイナス、国内旅行は8ヶ月連続のプラスとなっています。

@ジェットスター・ J が機長の自社養成始める
 ジェットスター・ ジャパンは昨日、自社パイロットの機長昇格訓練プログラムを10月27日から始めたことを明らかにしました。第1回目のプログラムは先月末から候補者3名で開始しており、期間は4ヶ月で社内審査で合格したものに受験資格が与えられます。早ければ来年2月にも自社養成機長が誕生することになります。

@ロシアの墜落事故原因はパイロットがミスか?
 現地時間19日、ロシアの国家間航空委員会はカザニで起こった墜落事故について、同機が高度700mからほぼ垂直に墜落したことを明らかにしました。声明では「通常規定にのっとった標準的な着陸操作を行わなかった。今のところ、エンジンやシステムの不良を示す兆候は見つからなかった」と、パイロットの操縦ミスを示唆しています。
【コメント】本当にそうでしょうか。特別なことがないのに、パイロットがこのような重大ミスを犯すとは考えにくいのですが。パイロットが自殺でもするつもりだったのなら話しは別ですが。「パイロットミス」とすれば、“死人に口なし”で事が簡単になります。パイロットが事前に「技術上のトラブルで着陸できない」と言ったのは何だったのでしょうか。

@ドバイ航空ショーでのその後の発注です
○ボーイング社は「フライドバイ」から B737MAX8型機を100機受注した、と発表しました。
○ボーイング社は現地時間19日、TUIトラベルから B787-8型機2機の確定発注を受けた事を明らかにしました。
○エアバスは現地時間18日、リビアの「リビアウイングス」と A350-900型機3機とA320neo 型機4機を発注する契約を結んだことを明らかにしました。

@エアバスがA320型機の増産を計画
 現地時間19日、エアバスの販売責任者は、同社が A320型機の増産を検討していることを明らかにしました。「増産は月産42機を超える」としましたが、増産開始時期については明言しませんでした。

@ボー社がシアトル工場の労働協約拒否で「交渉再開はない」
 ボーイング社のコナー民間部門CEOは現地時間16日、B777X 型機の開発を正式に決定しましたが、ワシントン州の国際機械技術者協会(IAM)が労働協約の締結を拒否した問題で、ボーイング社側からの「交渉再開はない」と表明しました。その上で、同型機の生産について、「非常に幅広く検討する」と述べました。
 すでに、ボーイング社は現地時間18日、アラブ首長国系の「ムバダラ開発」と B777X 型機開発で 先進複合材および機械加工金属部品を供給する、などとする戦略的合意に調印しています。
 一方、三菱重工はB777X 型機の主翼生産に名乗りを上げており、米国への輸送についても、専用船を建造し、安く輸送する提案を行っています。


*11月18日

@都合により、明日の更新が出来ません。

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」31例目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」31例目が発生しました。北京発成田行きの中国国際航空421便・A320型機が急患発生のために、仁川空港に臨時着陸したため、成田空港到着が遅れたものです。同機は午後11時14分に B滑走路に着陸しました。

@中華航空機のタイヤ2本がパンクし、誘導路上に2時間立ち往生
 昨日午後4時半頃、ホノルル発成田行きの中華航空17便・B747-400型機が着陸したところ、主脚のタイヤ2本がパンクしました。同機は誘導路で停止し、約2時間後にタイヤを交換し移動しました。原因は分かっていません。

@成田空港10月貨物量、輸出量が13ヶ月ぶりに5万トン超え
 東京税関が7日に発表したところによりますと、成田空港10月分の貨物量は総取扱量が前年同月比(以下同じ)5.5%増となり、輸出量は3.2%増で13ヶ月ぶりに5万トンを超えました。輸入量は2.4%減となっています。

@エアインディアが昨日から成田=デリー線にB787-8型機投入
 エアインディアは昨日から成田=デリー線にB787-8型機を投入しました。当面は週3便(水・土・日曜日)の全てを B787-8型機で運航することになります。なお、来年3月31日からは週5便に増便されます。

@全日空のB787型機で充電器トラブル
 16日午後7時半頃、羽田空港で整備中だった全日空のB787-8型機で、メインバッテリーと充電器の電圧低下を示す警告が表示されました。バッテリー本体に異常は見られず、充電器を交換したところ警告は消えました。このため、充電器の不具合とみられています。全日空では充電器のメーカーに調査を依頼しました。
【コメント】昨日は全日空のサイトには、確か「異常なし」となっていました。また、朝日新聞では「全日空では運航を再開して以来、バッテリー関係のトラブルは2件目」と書いてありましたが、全日空のサイトでは1件目になりますね・・・。

@ロシアでB737型機が着陸に失敗、50人が死亡
 現地時間17日午後7時25分頃、ロシア中部のカザニの空港で、モスクワ発カザニ行きのタタルスタン航空・B737型機が着陸に失敗し炎上しました。乗客・乗員50人全員が死亡した、とのことです。同機は着陸をやり直し、2回目の着陸直前に機首を下げ、機首から滑走路に激突した、とのことです。2回目の着陸向け旋回中に、パイロットは地上の運航管理者に「技術上のトラブルで着陸できない」と連絡していた、との情報もあります。

@ボーイング社がB777X 型機の開発を正式発表、259機受注
 現地時間17日から始まったドバイエアショーでボーイング社は B777X 型機の開発を正式に発表しました。また、この日、ルフトハンザ航空から34機、エティハド航空から25機、カタール航空から50機、エミレーツ航空から150機の計259機の発注を受けました。納入は2020年からとされています。
 また、エティハド航空は B787-10型機を30機新たに発注しました。これにより、B787型機の受注総数が1000機を超えました。

@エアバスもA380型機50機、A350型機50機など受注
 エアバスは現地時間17日から始まったドバイエアショーで、エミレーツ航空から A380型機50機の発注を受けました。
 また、エティハド航空はA350型機を50機、A320neo 型機を36機を発注しました。

@ソウルで高層マンションにヘリが突っ込む
 現地時間16日、韓国のソウルで高層マンションにヘリコプターが衝突し墜落する事故が起きました。この事故で、乗員2名が死亡しました。当時は濃霧でパイロットが視界を失った可能性が指摘されています。


*11月17日

@成田空港から東京駅まで「東京シャトル」に乗ってみました
 12日、成田空港から東京駅まで、「東京シャトル」に乗ってみました。乗った車は第1ターミナル発12時30分でした。
 成田空港発は予約ではなく、第1ターミナル1階にある、京成のチケット売り場で買います。満席の場合は次の便になってしまうようです。代金は900円でした。先日乗った「THEアクセス成田」(10月20日出来事参照)よりも100円安になります。
 第1ターミナルの乗り場は路線バス乗り場の一番南側、31番停留所になります。ここには、「東京シャトル」と「THEアクセス成田」が両方停まります。なお、バスは第2ターミナルから第1ターミナルにまわってきます。

 車両は「THEアクセス成田」よりもやや簡素で、足元も少し狭く感じました。トイレはついていません。座席は一応座席脇のレバーでリクライニングが出来るようになっています。
 スーツケースなどの大きな荷物は係員が床下のトランクに入れてくれます。この時に、係員が荷物にタグをつけてくれ、降りるときにはそのタグと同じ番号のカードを持って受け取ることになります。
 私の乗った便は定刻の12時30分に出発し、すぐに東関東自動車道路に入りました。乗客は20人弱でした。昼過ぎということもあって、道路はほとんど渋滞がなく、順調に運航していました。東関東自動車道路から京葉道路に入って、進みます。車窓からスカイツリーが間近に見えます。東京駅八重洲口の終点についたのは13時25分で、ダイヤよりも5分早く、55分で着きました。
 降車してから運転手さんに聞いてみたのですが、首都高速湾岸線ルートを使うか京葉道路ルートを使うかは、「道路事情によって、早く着ける方を選ぶ」とのことでした。こちらも、先日の「THEアクセス成田」と同じように「早くて、便利」と思いました。
 「東京シャトル」と「THEアクセス成田」を合わせると、成田空港発東京駅八重洲口行きは、時間帯にもよりますが、1時間当たり4〜5便が運行されていますので、あまり待たずに乗車できるのではないでしょうか。
 上記写真は左が八重洲口の停留所に着いたところです。ここから、東京駅までは約5分です。右
写真は車内の様子です。正面にスカイツリーが見えました。

@日航のB787型機がエンジン始動できずに5時間半遅れる
 16日、シンガポール発成田行きの日本航空712便・B787-8型機が出発に向けてエンジンを始動したところ、左エンジンが始動できないトラブルが発生しました。このため、同機は出発ゲートに引き返し、エンジン制御コンピューターのリセットなどの措置を行い、5時間33分遅れで出発しました。

@ジェットアジアが週2便のチャーター便運航中
 ジェットアジアは今月3日から、タイの旅行会社向けのバンコク=成田間チャーター便を週2便運航しています。機材はB767型機です。バンコク発は日・火曜日、成田発は水・金曜日です。来年1月からは日本発の旅客も利用できるように増便する予定です。ジェットアジアは過去にもバンコク=成田間でチャーター便を運航していました。写真は昨年2月21に成田空港を離陸する同社機です。


*11月16日

@「カーフュー弾力的運用」30例目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」30例目が発生しました。アモイ発成田行きの全日空8516便、B767-300型機が、中国側の管制コントロールで出発が遅れ、午後11時6分に成田空港A滑走路に着陸しました。

@日航のB787-8型機が着陸誘導装置使えず成田に緊急着陸
 昨日午前10時20分頃、ホノルルの北約2700Kmの太平洋上を飛行中の、サンディエゴ発成田行きの日本航空65便。B787-8型機で飛行管理コンピューターが3台とも故障するトラブルがありました。このコンピューターは最適な飛行コースなどを指示するシステムです。同機は代替装置を使って飛行を続け、午後4時40分頃、無事成田空港に緊急着陸しました。同機は計器を使った着陸が出来ず、目視での着陸を余儀なくされましたが、成田空港付近の視界が悪かったために、着陸直前に緊急着陸を要請した、とのことです。

@日航のB787-8型機がエンジン不具合表示で成田に引き返す
 昨日午後1時15分頃、福岡県付近の高度11400mを飛行していた成田発デリー行きの日本航空749便・B787-8型機で左エンジンの不具合を示す表示が出ました。このため、同機は成田空港に引き返し、同4時30分頃、無事着陸しました。
【コメント】このところ日本航空のB787-8型機にトラブルが続きますね。機数は全日空の方が多いはずなのですが。何でしょうか。たまたまの偶然でしょうか。

@バニラ・エア1号機が駐機していました
 今日、成田空港に行ったところ、芝山鉄道・芝山千代田駅寄りの駐機場に、白塗りのバニラ・エア1号機が駐機していました。この機体は19日に大坂空港に向かい、正式な塗装を行う事になっています。仮塗装のせいでしょうか、機体番号の文字が不揃いです。

@スターフライヤーがプサン線を4月30日で運休へ
 スターフライヤーは昨日、経営悪化を受けて唯一の国際線である北九州=プサン線を来年4月30日で運休することを発表しました。また、機材も現在の11機から来年4月に9機に減らします。さらに、現在740人の社員を10%削減します。このため、30人の希望退職を募ります。
【コメント】LCC参入の影響は大手2社よりも、路線が競合する後発航空会社の方が大きいようですね。スカイマークも減益となっています。これからが正念場になります。後発航空会社がどのように、切り抜けていくのでしょうか。

@スカイマークが22日から東証一部に変更
 スカイマークが22日から、東京証券取引所マザーズ市場から、市場第一部へ市場変更をすることを発表しました。

@エールフランスがアリタリアの増資に参加せず
 エールフランスは現地時間14日、アリタリア航空の3億ユーロの増資計画に参加しないことを発表しました。発表文の中で「昨日提示された計画のうち事業再編の部分は正しい方向に向いており、当社も全面的に支援するが、財務面では必要な改革がまだ行われていない」と述べており、アリタリアとの提携については「誠意を持って、真剣に継続する」としています。また、「増資完了後にアリタリアの転換社債を転換することにより、アリタリアの財務強化に貢献する」としています。


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