2019年11月前半の出来事


*11月15日

@成田国際空港振興協会の講演会が12月3日に、田村社長が講演
 成田国際空港振興協会が発行する「Naruta Airport News」11月号によりますと、12月3日の午後、年に1回の「講演会」が、ヒルトンホテル成田で開催されます。
 今年の講師は成田国際空港株式会社(NAA)の田村明比古社長と、シドニーオリンピックメダリストの田中雅美氏です。詳しくはリンク先を見て下さい。

@世界航空貨物9月実績が11ヶ月連続マイナスの4.6%減
 国際航空運送協会(IATA)が、9月の世界航空貨物市場が低迷している、との結果を発表しました。
 貨物量が前年同月比(以下同じ)で4.6%減少し、供給量は2.1%の増加となったため、ロードファクターは3.2ポイント減の46.4%にとどまりました。これにより、前年同月比で11月連続のマイナスとなっています。
 原因は米中貿易戦争や日韓の問題 などの貿易紛争に起因して世界貿易が悪化したほか、経済成長が複数の要因で弱含みをみせているため、としています。
 会見したIATAのCEOは「航空貨物にとって厳しいビジネス環境が続くことが予想される」としています。

@ FAA がB737NG型機の追加点検を60日以内に、と命令
 現地時間13日の「Flight Global(英文)」によりますと、米国連邦航空局(FAA)は現地時間13日、B737NG型機に対して、「30000サイクル経過し検査が完了した機体を60日以内に再検査するように」と命令しました。
 これは、10月2日に命令した、胴体と主翼接合部「ピクルフォーク」の外側にも亀裂が見つかった事例が報告されたことに基づくもの、とのことです。
 ボーイング社によりますと「最初の検査を受けた1,200機のB737NG型機の内、5%未満にひび割れの問題があることがわかりました。2番目の問題は、3機の稼働中の飛行機と1機の改造に備えてメンテナンス中です」とのことです。


*11月14日

@今朝、フェデラルエクスプレス機のタイヤがパンク、A滑走路1時間半閉鎖
 今日午前7時40分頃、広州から成田空港に到着した、フェデラルエクスプレス5608便・MD11型貨物機が、タイヤの不具合で着陸後に誘導路上で停止しました。
 右主脚のタイヤ1本がパンクしました。このトラブルでA滑走路が約1時間半にわたり閉鎖され、出発1便と到着3便に最大40分の遅れがでました。

@ NAA の中間決算は増収減益、リテール事業の費用がかさむ
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「2020年3月期(2019年度)中間決算」によりますと、
 営業収益は前年同期比(以下同じ)1.4%増の1267億円、営業利益は5.9%減の293億円、経常利益は6.3%減の284億円、中間純利益は10.3%減の183億円となりました。
 空港運営事業は3.2%増となったものの、リテール事業が0.6%減となりました。リテール事業の減はオリンピック・パラリンピックに向けての経費増や中国通貨の元安などが響いています。また、これに加えて金利低下による退職給付費用の増加が響いて減益になった、としています。
 「通期連結業績予想」は営業収益が前年同期比(以下同じ)0.8%増の微増、営業利益は16.7%減、経常利益は16.5%減、当期純利益は22.0%減と、「増収減益」としています。
【コメント】このような経営状態で「さらなる機能強化計画」の費用、5000億円をどうまかなうのでしょうか。

@累計旅客数が21日に11億人突破へ
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、累計旅客数が21日に11億人を達成する見込みと発表しました。同日には記念式典を行い、記念品を配布する、とのことです。


*11月13日

@中国東方航空が1・2月に成田=中国間に4路線を新設
 昨日のトラベルビジョンによりますと、中国東方航空は来年1〜2月に成田=中国間に4路線を開設します。
 1月2日に成田=煙台線を週3往復(火・木・土曜日)で、A320型機を使い開設します。続いて4日に成田=武漢線を週3往復(火・木・土曜日)で、B737-800型機を使い開設し、5日には成田=青島線を週3往復(水・金・日曜日)で、A320型機を使い開設します。
 2月18日には成田=昆明線を週4往復(月・火・木・土曜日)で、A330型機またはB787-9型機を使って開設します。

@スカイマーク機がエンジントラブルで福岡空港に引き返す
 今日の西日本新聞によりますと、今日午後1時半頃、福岡発那覇行きのスカイマーク505便・B737-800型機が、離陸後間もなく、エンジン1基にトラブルが発生し、福岡空港に引き返し、無事緊急着陸しました。乗客・乗員133人にケガはありませんでした。詳しい事はまだ分かりません。

@アシアナ航空の売却優先交渉権が決まる
 積極的な路線拡大や機材の調達などで経営不振に陥り、身売り先を探していた錦湖アシアナグループの「アシアナ航空( LCCのエアソウルとエアプサンも含む)」で、優先交渉権を獲得したのは「HDC現代産業開発と未来アセットによるコンソーシアム(企業連合)」でした。
 入札額は明らかにされていませんが、2兆4000億ウオン(約2200億円)と言われています。これにより、企業連合と錦湖アシアナグループの間で、具体的な交渉が始まることになります。
 写真はA滑走路に南から着陸するアシアナ航空のA380型機です。空の駅「ふわり」の駐車場から撮りました。

 

@ボー社が「12月にも運航停止解除され、引渡が始まる」と希望的観測
 ボーイング社は現地時間11日、B737MAX型機の運航停止が12月にも解除され、顧客に対して機体の引渡が始まる、との見通しを明らかにしました。
 声明に中で「FAAやその他の機関と密接に連携して、認証取得および安全 な商業運航の再開に向けた取り組みを進めている。MAXはこれまでで最も安全な飛行機の1つになると確信している」と述べています。
【コメント】これはあくまでもボーイング社の希望的な観測に過ぎないようです。このような声明でFAAを初めとする各国の安全機関に圧力をかける狙いがあるのでしょうね。それにしても「最も安全な飛行機の1つになる」とは!! 逆に言うと今までのB737MAX型機は「最も危険な飛行機」と言うことになるのでしょうか。


*11月12日

@ヤクーツク航空が成田=カムチャッカ線の許可を得る
 昨日の「Traicy」によりますと、ヤクーツク航空は成田=カムチャッカ線に、週2往復で就航する許可を8日にロシア連邦航空運輸局から取得した、とのことです。

@スカイマークのチェックインカウンターは第1ターミナル、ただし、国際と国内で分かれる
 今日の「Fly Team」によりますと、スカイマークは29日から運航する成田=サイパン線と成田=中部線で使用する成田空港での使用カウンターを確定しました。
 国際線と国内線のカウンターが異なるので、注意が必要です。同じ第1ターミナルですが、国際線チェックインカウンターは北ウイング4階の「Bカウンター」となり、国内線チェックインカウンターは南ウイング1階になります。
【コメント】もしかしたら、ピーチ・アビエーションのカウンターがあった場所でしょうか?

@成田発のジェットスター・J 機が大分空港で脚を手動で出すトラブル
 今日の「日刊航空」によりますと、10日午前10時20分頃、成田発大分行きのジェットスター・J 601便・A320型機が大分空港への着陸態勢に入ったところ、「全ての脚が正常に作動していない」との警告が出ました。
 このため、同機は着陸をやり直し、手動で脚を出して同10時42分に無事緊急着陸しました。このトラブルで滑走路が同10時53分まで閉鎖されました。
 下図は「Flightradar24」による同便の航跡図です。

 

@成田空港で金塊約20Kgを密輸した容疑で7人を逮捕
 
今日のNHKニュースによりますと、警察は、4年前の2015年6月に香港で買い付けた金塊20Kgを、成田空港から密輸した容疑で都内の会社役員ら7人を逮捕しました。
 このグループは2015年3月からの約半年間に合計600Kgの金塊を密輸した容疑もかかっています。金額は30数億円以上になります。手口につての報道はありません。

@ FAA がマレーシアの航空当局を安全評価で「カテゴリー2」に格下げ
 米国連邦航空局(FAA)は現地時間11日、マレーシアの民間航空規制当局(CAAM)の航空安全評価を「カテゴリー2」に格下げしました。
 FAAの声明によりますと「CAAM」は技術的専門知識、訓練された人員、記録保持および、または、検査などの1つ以上の分野で欠陥があることがわかった」としています。
 昨日の「アジアトラベルノート」によりますと、格下げされた場合は、少し前のタイのように「既に就航中のアメリカ路線は継続して運航することはできるものの、アメリカへの新規路線開設や増便などが、コードシェア便を含め一切できなくなります」とのことです。
【コメント】インドネシアの格下げの時には日本の国土交通省も、追随して同様な措置をとりましたので、マレーシア航空やエアアジアの路線も、既存の日本路線は運航できても新規路線の開設や増便などは認められないのではないでしょうか。

@フィリピンの航空業界の巨頭2人が相次いで死去
 フィリピンの航空業界の巨頭が相次いでなくなりました。
 フィリピン航空のCEOであるルシオタンジュニアは、11月9日に行われたバスケットボールの試合観戦で倒れた後、11月11日になくなりました。脳疾患によるものとされています。
 また、フィリピン航空業界のシェアー1位であるセブ・パシフィック航空の創始者であるジョンゴコンウェイジュニアは11月9日に亡くなりました。彼は93歳でした。現在、同航空のCEOは同氏の息子が勤めています。


*11月11日

@フランクフルト発成田行き日本航空機がトイレ故障でヘルシンキに緊急着陸
 今日の「日刊航空」によりますと、現地時間7日、フランクフルト発成田行きの日本航空408便・B787-9型機が、コペンハーゲンの南南東約70Km付近を飛行中に、トイレが使えなくなる不具合が発生しました。このため、同機はヘルシンキ空港に臨時着陸し、点検修理後、成田空港に向かいました。

@近く、オーロラ航空が成田=ハバロフスク線を開設か
 昨日の「Traicy」によりますと、オーロラ航空はこの程、近く成田=ハバロフスク線に就航する、とのことです。1日1往復を予定している、とのことですが、就航日時などは不明、とのことです。

@99円や100円の航空券は需要の減少を表すのか?
 この所、アジアの航空会社が下の写真(今日の検索画面からのキャプチャーです)にあるように、「片道100円」とか「片道99円」とかの信じられない超安値で航空券を販売しています。
 もちろん、これらの超格安航空券は全体のごくわずかで、早い者勝ちになっていると思うのですが、それにしても、異常です。
 これは、旅行に出かける人が減少している事を表していると考えられます。「空気を運ぶよりは・・・」と言うことなのでしょうが、需要が相当減っていることが原因と思われます。
 これを続けて行けば経営体力が落ちてしまいます。B737MAX型機は例外としても、発注した航空機はどんどん届きますから。旅客が確保できなければ、行きづまりは目に見えていますね。

 

@エアバスの1〜10月の純受注機数は542機、ボー社は1〜9月で54機
 8日のロイター通信日本語版によりますと、エアバスは現地時間7日、10月の受注数が415機だった、と発表しました。この内にはインド・インディゴからのA320neo型機300機の発注(2019年10月31日の出来事参照)も含まれています。
 また、1〜10月の累計受注数は718機で、キャンセルを除いた純受注数は542機となったことも明らかにしました。
 一方、ボーイング社の1〜9月の純受注数は54機となっています。
【コメント】B737MAX型機問題が響いていることは明らかですね。巨大企業であるボーイング社もかなりの打撃を受けているのでしょうね。
 B787型機のバッテリートラブルによる運航停止や、B737NG型機の亀裂問題や、今回のB737MAX型機問題を見ると、この所の、ボーイング社の利益を優先し、安全性をないがしろにした経営姿勢が問われているような気がします。


*11月10日

@ドイツとスイスの研究チームが着陸時の騒音軽減でパイロットに指示する実験
 今日の「WIRED(日本語版)」によりますと、ドイツとスイスの研究チームは着陸方法をパイロットに細かく指示することによって、空港周辺住民への騒音被害を少なくする研究を行っている、とのことです。
 今年9月にはチューリッヒ空港で、A320型機試験機に、この細かい指示をパイロットに伝えるディスプレイを搭載して、約90回の試験飛行を行っています。試験飛行を行ったパイロットは25人になります。
 この実験の結果は来年春出ますが、2016年にフランクフルトで行った同じような試験飛行では、最大で40dBの軽減が計られた、とのことです。
 細かい指示とは「巡航高度から1,000フィート(約300m)まで可能な限り小さな騒音で降下するために、飛行機の装備品をいつどのように設定するか、パイロットに厳密な指示が表示される」とのことです。
 しかし、着陸時にはパイロットは様々な操作をしなければならず、安全が最優先ですが、「多くのパイロットはすでに非常にうまくやっています」とのことです。
 記事では「住民にとって飛行機の離着陸音は、当然ながら不愉快なものだ。特に、その音によって目が覚めてしまったり、寝かしつけたばかりの赤ちゃんが起きてしまったりすると腹が立つ。ある研究は、『望まない音』によって生じるストレスは、子どもの成績の低下や、空港の近くに住む人々が心臓病を発症するリスクと関連がある」と書いています。
【コメント】成田空港周辺では落下物が多く、落下はギアーダウン(車輪を出す)の際に、その衝撃によって落下する、と言われています。従って、成田空港では早めにギアーダウンをする事になっていますので、この騒音軽減策は難しいでしょうね。

@「SpaceJetはますます有望」とオーストラリアの航空専門誌
 現地時間2日の「AUSTRALIANAVIATION(英語版)」の記事が、世界のリージョナル航空機の市場について長文の解説を載せています。
 この記事の中で筆者のジョン・ウォルトンは三菱スペースジェットについて「SpaceJet、旧姓MRJはますます有望に見えます」との1章をもうけ、米国の市場でM100型機が、今の所、「スコープ条項」に抵触しない唯一の新型機である、として「非常に有望である」と述べています。
 また、「三菱航空機会社は更にM200と呼ばれる新しい大型バージョンを販売する可能性が高いです。オーストラリア、ニュージーランド、および南西太平洋は、新しい需要だけでなく、このサイズのカテゴリ内で既存の航空機を交換する必要があるという大きな市場です」とも述べています。
 更に、パリエアショーで見た三菱スペースジェットM100型機の印象を「SpaceJetの新しいキャビンは本当に印象的です」とも述べています。
【コメント】日本のメディアは三菱スペースジェットへの名称変更について懐疑的な報道が多いいようです。
 最近でも8日の財経新聞では「窮地に追い込まれた三菱スペースジェット (1) 名称変更でイメージアップ狙ったが!」のと記事を掲載しています。
 しかし、米国の「スコープ条項」がある限り、 米国ではMRJ 90型機でも、エンブラエルE2型機でも売り物にはなりません。そこで、MRJ 90型機を発注した航空会社がキャンセルするのは当たり前です。
 その上で、三菱スペースジェットM100型機を買うかどうかの交渉になると思います。三菱スペースジェットM100型機ならば、仮に「スコープ条項」が改訂されたとしても、84席までのバージョンがありますから、買う方としても安心感があるのではないでしょうか。


*11月9日

@第3ターミナルのジェットスター・J カウンター付近で29日から工事
 ジェットスター・J は6日、「29日から成田空港第3ターミナルのチェックインカウンター付近で工事が行われるために、混雑が予想されるので、早めの搭乗手続をお願いします」との告知をしています。
 なお、「預け荷物がない場合はオンラインチェックインを利用すると、空港に到着してそのままカウンターを経由せずに、保安検査を受けて搭乗ゲートに進めます」としています。

@10月の航空機登録で、成田空港を定置場とする登録は3機
 国土交通省が発表した「10月航空機登録」によりますと、成田空港を定置場とする新規登録が3機ありました。
 登録番号から見るといずれも全日空で使用するもののようです。1機はA320neo型機の「JA220A」、他の2機はB777-300ER型機で「JA794A」「JA797A」となっています。
 また、抹消登録では元バニラ・エアの機体である「JA07VA」「JA15VA」が「フランスで改修のため」として抹消されています。改修後に日本籍に戻るかどうかは分かりませんが。

@今朝、関西空港でドローンが目撃され両滑走路が約1時間閉鎖、欠航2便・44便に遅れ
 今朝8時頃、関西空港の滑走路近くでドローンのようなものが飛行しているのを作業員が見つけました。このため、関西空港では午前8時13分から2本の滑走路を約1時間にわたって閉鎖して安全確認を行いましたが、ドローンは発見されませんでした。
 この影響で2便が欠航となり、到着19便と出発25便に最大2時間の遅れがでました。
【コメント】本当に人迷惑ですね。旅客機にぶつかり、事故になったら大変な事になります。外国の空港ではドローンを検知して、駆除し、運転者を特定する装置を開発した、と言うニュースを見た記憶はあるのですが。日本では開発できないのでしょうか。

@米のサウスウエスト航空とアメリカン航空がB737MAX型機運航再開を3月に
 今日の「Newsweek(日本語版)」によりますと、米国のサウスウエスト航空は現地時間8日、B737MAX型機の運航への投入を来年3月6日まで延期する、と発表しました。従来は2月8日まで、としていました。
 また、現地時間8日の「Flight Global(英文)」によりますと、アメリカン航空もB737MAX型機の運航再開を来年3月5日まで延期することを明らかにしました。

@ユナイテッド航空のCEOが「B737MAX型機運航再開後に乗ることを嫌悪する客に変更を認める」と表明
 現地時間8日の「ATWオンライン(英文)」によりますと、ユナイテッド航空のCEOはロンドンで7日、B737MAX型機が運航に復帰したときに、「旅客がB737MAX型機に乗ることに不快感を覚えたとき」には、手続無料で他の機種で運航される便に振替が出来るようにする、と明言しました。

@ロールスロイスがトレント1000型の改良型提供は2021年前半になる、と表明
 現地時間7日の「ATWオンライン(英文)」によりますと、ロールスロイス社は7日、トレント1000型エンジンの改修が上手くいっていないことを受けて「B787エンジンのTEN誘導体用の新しい高圧タービン(HPT)ブレードの開発は、2021年前半までには準備ができそうにない」と財務情報で明らかにしました。
 また、同様の問題はA330neo型機用のトレント7000型にも発生していることを明らかにしました。


*11月8日

@ NAA が「航空法の変更許可」を航空局に申請、事業費は当初の5倍に膨らむ
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、機能強化の前提である航空法の変更許可を和田航空局長に申請しました。
 用地を売り渡す同意書は「面積で96%」から同意を受けた、とのことです。しかし、民有地だけに限ると743ヘクタールの内、696ヘクタールになり、93.7%となっています。これについて田村社長は「引き続き理解を深めて、できるだけ多くの地権者に理解をいただく努力を丁寧に積み重ねていかなければいけない。それに尽きる」と述べました。
 これを受けて、国土交通省は来年初めにも許可を出す見込み、とのことです。申請書の中で、3500m第3滑走路の完成を2029年3月31日としています。
 総事業費は5000億円、としていますが、これには新ターミナルなどの整備費は含まれていません。
 申請について、小泉成田市長は「成田空港の強化は最大の地方創生と捉えている。国には速やかに審査を実施してもらい、環境対策や地域の活性化に向けた対策が早期に具体化することを期待している」とのコメントを出しました。
【コメント】本会は2017年3月24日開催にされた第43回騒音対策委員会質問で「建設費用の問題もあります。方法準備書によりますと、建設費用は1000〜1500億円とのことです。しかも、『これは滑走路工事の費用であり、ターミナルや駐機場は必要に応じてやっていくので、含めていない』というのです」と質し「費用を過小に見積もっている」と追及しました。費用は当初よりも3〜5倍多くなっています。
 いかにずさんな計画で、国民をだますための「方法準備書」だった事が明らかになりました。この事についてだけでも、今回の機能強化計画は取りやめ、撤回すべきです。

@「Spring Japan」が来月12日から成田=上海線を開設へ
 「Spring Japan」は今日、来月12日から成田=上海線を新設する、と発表しました。1日1往復で、機材はB737-800型機を使います。成田空港出発は午後10時25分、到着は午前6時ちょうどとなっています。
【コメント】出発時間が遅いのが気になります。前便が遅延すると午後11時台になりますから。

@全日空の副操縦士がアルコール検査で乗務交代に
 全日空は昨日、昨日朝に出発予定だった福岡発羽田行き242便・B777-300型機に乗務予定だった副操縦士が、乗務前のアルコール検査で0.22ミリグラムのアルコールが検出され、別のパイロットと乗務を交代した、と発表しました。
 この副操縦士は前日の夜10時頃まで、福岡市内の居酒屋でビール2リットルを飲酒した、とのことで、12時間前までの飲酒規則に違反していました。この交代により、同便の出発が34分遅延し、影響で後続便3便に最大73分の遅れが出ました。

@オリエンタルエアブリッジの機長がアルコール検査で乗務交代
 昨日の琉球新報によりますと、オリエンタルエアブリッジは昨日、午前に長崎から対馬に向かう53便・DHC8型機に乗務予定だった44才の機長から、基準以上の0.23ミリグラムのアルコールが検出された、と発表しました。
 この機長は前日が休養日で、昼に自宅で500ミリリットルの発泡酒を2缶、午後5時半〜10時に3缶を飲んだ、とのことです。同便は機長を交代させ、約18分遅れで出発しました。

@昨夜、関西空港でドローンが目撃され、2回にわたって2本の滑走路閉鎖
 今日のNHKニュースによりますと、昨日午後10時過ぎ、関西空港に着陸しようとしたパイロットから「ドローンの光のようなものを見た」という通報がありました。このため、関西エアポートでは約1時間、2本の滑走路を閉鎖して探しましたが、見つかりませんでした。
 ところが閉鎖解除と直後に、地上の警備員から「ドローンを見た」と言う報告があり、再び、滑走路を閉鎖して点検しましたが、発見できませんでした。
 この2度にわたる閉鎖で、到着8便が目的地を中部空港に変更し、1便が羽田空港に引き返しました。更に出発・到着便で15便に最大約2時間の遅れがでました。

@羽田空港の断水は解消、しかし、原因は不明
 長引いた羽田空港国内線第2ターミナルの断水ですが、受水槽の水を全面的に入れ替え、水質検査をしたところ塩分は検出されませんでした。
 このため、空港ビルディングは午後に、給水を開始しました。しかし、何故、塩分が入り込んだのかは分かっていません。


*11月7日

@相変わらず鈍い成田空港の荷動き、10月分
 東京税関が今日発表した「成田空港10月貨物取扱量(速報)」によりますと、総取扱量は前年同月比(以下同じ)10.3%減と3ヶ月連続のマイナスの17万3644トンとなりました。
 この内、積込量は14.7%減と12ヶ月連続のマイナスで、輸出量は28.8%減、また、取卸量は6.2%減と5ヶ月連続のマイナスで、輸入量は15.4%減となっています。

@中国国際航空が1月から成田=上海線を1日4往復に増便、増便ダイヤは10時50分発
 昨日の「Traicy」によりますと、中国国際航空は来年1月から(日程ははっきりしません)成田=上海線を現行の1日3往復から、1日4往復に増便する、とのことです。機材はA321型機を使います。
【コメント】気になるのは出発時間です。午後10時50分発となっているのです。午後11時以降に延びる事もあるのではないでしょうか。

@全日空のパイロット不足による成田空港の運休が元に戻るには数年かかる
 3日の出来事で書いた全日空の来年夏季ダイヤでの成田空港路線の運休ですが、今日の「日刊航空」によりますと、成田空港便だけではなく、羽田空港便でも来年3月29日からの夏季ダイヤ増枠便の全てを運航するのは難しいようです。
 夏季ダイヤ当初から運航されるのは、成田空港から羽田空港に移管される、ワシントン線、ヒューストン線、シアトル線、サンノゼ線、デリー線の5路線と、増枠になったサンフランシスコ線、ロサンゼルス線(またはシカゴ線)となる模様です。その他の青島線と深セン線、シドニー線、モスクワ線、ミラノ線、イスタンブール線、ストックホルム線などは夏季ダイヤの途中からの開設になるようです。
 原因は3日に書いた長距離路線を運航するパイロットの不足にあります。更に、「来年夏季ダイヤで減便となる成田空港の全日空国際線が、現行の規模に戻るのには数年かかる」との見方もある、とのことです。
 写真は南整備場前に並ぶ、全日空機です。大型機の機体が羽を休める光景もあるのでしょうか。

 

@ロス発羽田行きのアメリカン航空機がタイヤ警告で緊急着陸
 昨日のNHKニュースによりますと、昨日午後、ロサンゼルス発羽田行きのアメリカン航空27便・B787-9型機で、「タイヤの空気圧が下がっている」との警告が出ました。
 このため、同機は羽田空港に緊急着陸を要請し、午後2時20分頃、無事緊急着陸しました。同機は着陸後、滑走路上で停止し、牽引車でターミナルに移動しました。同航空の点検ではタイヤに異常はありませんでした。

@羽田空港国内線第2ターミナルの断水復旧は明日になる見込み
 昨日、羽田空港で発生した国内線ターミナルの上水道に塩分が入り込んで断水した問題ですが、国内線第2ターミナルでは現在も断水が続いています。
 空港ビルディング会社の調査によりますと、受水槽から塩分が検出された、とのことです。しかし、何故、塩分が混入したかについては特定されていない、とのことです。
 同ターミナルでは食事を提供する飲食店が全て休業し、一部店舗では空港外で作った弁当が販売されているだけです。トイレは使えますが、手洗いの水は出ません。復旧の見通しは明日になるようです。

@全日空の9月実績は国際線利用率が2.7ポイント減、国内線は2.0ポイント増
 全日空が昨日発表した、「ANAグループ9月実績」によりますと、国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ)0.2%増の82万1304人、利用率が2.7ポイント減の75.8%となりました。
 一方、国内線では旅客数が9.2%増の353万5474人、利用率が2.0ポイント増の73.3%となっています。この内、成田空港路線の利用率は成田=札幌線が13.4ポイント増の64.2%、成田=大阪線が16.0ポイント減の71.9%、成田=福岡線が4.2ポイント減の60.8%、成田=那覇線が0.6ポイント増の65.9%、成田=仙台線が14.9ポイント減の67.0%、成田=新潟線が4.3ポイント減の63.1%、成田=中部線が22.7ポイント減の59.7%となっています。
 運航実績は国際線欠航率が2.6ポイント改善の1.3%、定時出発遅延率が1.3ポイント改善の7.0%、定時出発遅延率は2.1%ポイント改善の5.4%となり、国内線は欠航率が5.7ポイント改善の2.8%、定時出発遅延率は1.9ポイント悪化の11.1%、定時到着遅延率は0.8ポイント悪化の13.4%となっています。


*11月6日

@成田空港で3日に約100名が検疫を受けずに入国
 今月3日午後7時半頃成田空港に到着した、アモイ発成田行きの全日空936便・A320neo型機の乗客・乗員101人が検疫官の健康状態確認受けないまま入国していたことが分かりました。
 当時検疫に当たっていた検疫官7人が、ほぼ同じ時刻に他の検疫検査場に、エボラ出血熱が流行するアフリカのコンゴ(旧ザイール)からの乗客が到着したため、アモイ便を担当し、目視やサーモグラフィーによる体温の確認などに当たる予定だった検疫官3人も対応に追われている間に、アモイ便の検疫を忘れ、到着客は検査場を通過してしまった、とのことです。
 検疫官から連絡を受けた上司が、所長に5日まで連絡しなかったことから全日空への連絡も遅れ、乗客に対する連絡も遅れてしまいました。

@イベリア航空が来年6月から成田=マドリード線を増便へ
 今日の「WING DAILY」によりますと、イベリア航空は来年6月から現在は週5往復で運航している、成田=マドリード線を週7往復に増便します。
 また、これに先立ち、来年夏季ダイヤからは機材をA350-900型機に変更します。

@今日、羽田空港で断水、飲食店が営業できないところも
 今日午前9時頃、羽田空港で利用者から「水道の水がしょっぱい」との苦情がありました。このため、空港ビルディングでは水道を一時止めて水質検査を行いました。
 第1ターミナルでは午前11時までに水質に問題はない、とのことで給水を再開しましたが、第2ターミナルの断水は長引いています。この影響で飛行機の運航に支障は出ていませんが、飲食店などで営業できないなどの影響が出ている、とのことです。

@コンサルティングが「B737MAX型機運航再開で旅客機が1000機余剰に」
 現地時間5日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、コンサルティングのグローバル責任者を務めるロブ・モリス氏は、B737MAX型機の引渡が始まると、ボーイング社は生産して、ため込んでいるB737MAX型機を一気に引き渡すことになり、受け取った航空会社側は、B737MAX型機の運航停止前から始まっている、世界経済情勢の懸念などから需要が思うように伸びず、手持ちの航空機を使いこなせなくなり、航空機が余ることになる、と警告しています。
 同氏は「来年は正念場だ。ダムが決壊し、MAXが流入し始めれば、多くの航空機が出回ることになる。来年は1000機の余剰が発生するかもしれない」と語りました。


*11月5日

@国土が53年ぶりに「成田空港基本計画」を改訂
 国土交通省は今日、成田空港の基本計画を改定しました。基本的には昭和41年に策定したものからの改訂ですが、正式に横風用滑走路計画を廃止し、3本の滑走路を配置する、としています。
 変化しているのは運用時間を「午前5時〜翌朝0時半」とし、スライド制を採用する、と言うものです。
 また、滑走路等の完成時期は「滑走路等は令和12年(2030年)を目処に、所要の諸施設はその後の需要に応じて順次整備」としています。

@中国国際航空が今日から成田=成都線を増便
 中国国際航空は今日から、成田=成都線を週4往復から週7往復に増便しました。

@中国国際航空が24日から成田=重慶線を16年ぶりに再開
 ジェトロによりますと、中国国際航空は24日から成田=重慶線を1日1往復で運航します。同航空は2003年に同路線から撤退以降、16年ぶりの再開となります。現在は「Spring Japan」が週4往復運航しています。

@日本と中国を結ぶ航空路線が今冬季ダイヤで韓国を抜きトップに
 今日の東京新聞によりますと、先月27日に始まった冬季ダイヤで日本と中国を結ぶ航空路線が大幅に増えている、とのことです。
 週間便数で1130便となり、国別では韓国便を抑えてトップとなっています。中国路線がトップとなったのは2009年の夏ダイヤ以来のことです。9月に日中が合意した規制緩和が大きく影響している、とのことです。
 成田空港路線ではこの規制緩和によって上限が99往復から今冬季ダイヤで210往復に増え、今後も来年3月以降では310往復、2021年3月には410往復に拡大します。

@豪・パース空港で携帯電話の児童ポルノを理由に30才の日本人男性が逮捕
 昨日の「FNN PRIME」によりますと、現地時間2日、オーストラリアのパース空港で、30才の日本人男性が保安検査で逮捕されました。
 理由は携帯電話の中に500本以上の児童ポルノの画像や動画を保存していたことによる、とのことです。捜査当局はこの携帯電話を押収して調べを進めている、とのことです。
【コメント】日本では問題にならないものでも、国によっては所有するだけで重罪になる可能性がありますので、注意が必要ですね。

@インド規制当局がA320neo型機搭載のPW1100Gエンジン全ての交換を命令
 現地時間4日の「Flight Global(英文)」によりますと、インドの民間航空規制当局(DGCA)は現地時間1日、国内で運航しているA320neo型機の全てのPW1100Gエンジンを来年1月31日までに、改良型に取り替えるように指示しました。
 インディゴは現在91機のA320neo型機を運用していますが、45%のエンジンを交換している、とのことです。さらに、6月のパリエアショーでA320neo型機用のもう一つのエンジン「CFM International Leap-1A」を搭載するA320neo型機を280機発注しています。

@ EASA の幹部が「B737MAX型機の運航再開は第1四半期になるだろう」と述べる
 現地時間4日の「ロイター通信(excitニュース)」によりますと、欧州航空安全機関(EASA)の幹部は現地時間4日、「B737MAX型機の運航再開が2020年第1四半期の1月になる公算が大きい」と述べました。
 しかし、実際の路線投入はパイロットの訓練や航空会社の準備で、承認後、最大2ヶ月かかる可能性がある、とも述べています。

@米国の航空3社がB737MAX型機に幹部を乗せて試験飛行計画
 今日のウオール・ストリート・ジャーナル日本語版によりますと、米国の航空会社3社は、B737MAX型機の安全をアピールするために、自社幹部を乗せた試験飛行を行う計画、とのことです。
【コメント】こんな試験飛行にどんな意味があるのでしょうか。乗客の中にB737MAX型機に対する不安が相当あることを表しているのでしょうね。試験飛行で不具合でもあったら、もう、B737MAX型機は廃棄するしかありません。

@セブ・パシフィック航空がA330-900型機16機を確定発注
 現地時間4日の「ATWオンライン(英文)」によりますと、フィリピンのLCC 「セブパシフィック航空」はA330-900型機16機を確定発注しました。これは、6月のパリエアショーで覚書を取り交わした分です。


*11月4日

@先月27日までの「カーフュー弾力的運用」は41例
 A滑走路の運用時間1時間延長に伴い、先月27日からは「カーフュー弾力的運用」に該当する時間が、翌朝午前0時〜午前0時29分になりました。先月26日までの今年度「カーフュー弾力的運用」該当数は41便となっています。
 2日には、「Spring Japan」102便が午後11時47分に着陸しましたが、これは、「カーフュー弾力的運用」には該当しませんでした。「Spring Japan」は着陸料の倍額を免れたことになります。航空会社にとってはもうけを増やせることになりますね。

@ピーチの第3ターミナルチェックインカウンターです
 昨日、成田空港に行き第3ターミナルにあるピーチ・アビエーションのチェックインカウンターを見てきました。下の2枚の写真ですそうが、下段写真のカウンターの内、柱の右側(手前)が国際線カウンターとなり、左側(奧)が国内線カウンターになっています。今の所、国際線は夜になりますので、手前のカウンターは、当然のことながら誰もいませんでした。
 国内線カウンターもすいている時間でしたので、十分余裕があるように思えました。路線が増えると混雑するのでしょうね。

 

 

@IBEXエアラインズの運休は6日まで続きます
 IBEXエアラインズは先月30日に発生した、福岡における気圧低下重大インシデントの影響で1日約7便の欠航が、6日まで続くと発表しています。
 ただし、この内、1日4便は全日空が臨時便を運航することにしています。詳しくは同社のホームページで確認して下さい。

@安倍首相の乗った政府専用機でぼや、そのまま飛行を続ける
 昨日午後3時前、安倍首相が搭乗し、バンコクに向かっていた政府専用機・B777-300ER型機で、後部にある調理用オーブンから火が出ました。火はすぐに消し止められ、飛行は継続されました。
【コメント】珍しい事故ですね。政府専用機ですから整備は万全とは思うのですが。運航乗務員は客室乗務員も含め自衛隊員ですが、整備は全日空だったと思いますが。


*11月3日

@全日空が羽田国際線拡大優先でパイロット不足、成田国際線の約20%運休を検討
 昨日の讀賣新聞(ニフティニュース)によりますと、全日空は来年3月末からの羽田空港国際線枠増加に対応するため、来年夏季ダイヤで、成田空港の国際線を約2割、1日当たり10便程度を運休する調整に入った、とのことです。原因は長距離路線を運航するパイロットが不足するため、とのことです。
 日本航空も成田空港の一部路線の減便を検討している、とのことです。
【コメント】オリンピックを控えての運休や減便はどうかと思うのですが、パイロットの養成は早急に出来るものではないので、やむを得ないでしょうね。
 全日空の“積極的な拡大経営”がこのような事態を招いていることになります。こんな事で成田空港の「機能強化」が必要なのでしょうか。
 “入れ物”ばかり大きくしても、無駄になるのでは返ってマイナスです。もっと、足元をじっくりと見据えた堅実な計画が必要ですね。

@進捗する日本航空向けの新貨物上屋
 先日、第3ターミナルに言ったところ、第3ターミナルの北側に建設中の日本航空向け貨物上屋工事を確認できました。下の写真はその時に撮影したものです。
 現在の日本航空の貨物ビルは第3ターミナルの1階部分になりますが、これを取り壊して第3ターミナル拡張に利用します。

 


*11月2日

@ NAA が近く機能強化計画を申請へ、12月に公聴会
 今日の時事通信によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は近く、さらなる機能強化計画(第3滑走路新設やB滑走路延伸など)の空港変更の申請を国土交通省に出す、とのことです。
 これを受けて、国土交通省は12月にも公聴会を開く方針、とのことです。

@中国国際航空が今日から成田=北京首都空港線を増便
 中国国際航空は今日から、成田=北京首都空港線を1日1往復から、1日2往復へ増便しました。

@スカイマークの国際線予約システムでトラブル、サイパン線予約殺到が原因か
 今月29日から就航するスカイマークの成田=サイパン線ですが、予約を開始した昨日、国際線の予約システムにトラブルが発生しました。
 代金を決済したにもかかわらず、「決済した」との表示も出ず、決済を確認するメールも届きませんでした。同航空では対象者には個別に連絡後、修正する措置をとりました。同路線の記念運賃へのアクセスが集中した事が原因とのことです。

@導入するA321neoLR型機は238席に、ジェットスター・J
 ジェットスター・Jは昨日、2020年夏に新たに導入する「A321neoLR型機」の客室仕様などを発表しました。
 全席エコノミークラスとする238席になります。座席幅は現在使用しているA320型機よりも1cm短い42cmで、シートピッチは同じとなります。最大航続距離はA320型機の3000Kmよりも1500Km長い5500Kmとなります。
 初号機導入は来年夏の予定で、約1年間で3機を導入し、2023年までに7機を導入する予定です。座席にはUSB電源やタブレットスタンド、無線による機内エンターテインメントも備えます。当初は成田空港をベースに既存の国内・国際線に導入します。

@ベトジェットがA321neoXLD型機を20機発注
 ベトナムのベトジェットはエアバスとA321neoXLD型機を20機発注する契約を結びました。この内、15機が確定発注で、5機はA321neo型機からの機種変更です。受領は2023年からになります。


*11月1日

10月のアクセス数は18,041回でした。

@京成電鉄の第2四半期決算は成田空港関係が好調
 京成電鉄が昨日発表した「2019年9月期決算」によりますと、鉄道事業では成田空港発着の乗客数が前年同期比(以下同じ)6.8%増の1154万2000人となり、成田空港と東京駅を結ぶ「東京シャトル」も増え、7月に累計乗客が800万人に達しました。
 売上高は6.2%増、純利益が3.2%増と過去最高を記録しています。また、2020年3月期決算の見通しを上方修正し、売上高は従来見通し比1.8%増、純利益は15.3%増としています。
 写真は第3ターミナルバス停に駐車する「東京シャトル」です。

 

@岩国基地騒音訴訟で住民側が最高裁に上告
 岩国基地の周辺住民で組織する岩国基地騒音省原告団は昨日、飛行差し止めを認めなかった広島高裁の2審判決を不服として、最高裁に上告しました。

@30日のIBEXエアラインズ機トラブルを重大インシデントに指定
 30日に発生したIBEXエアラインズ16便の緊急着陸のトラブルですが、この際に、機内の気圧が低下したため、高度を3000mまで落として飛行を続けたことが分かりました。
 このため運輸安全委員会はこのトラブルを重大インシデントに認定し、調査官を派遣した、とのことです。
 なお、この機材の点検修理に伴い、8便が欠航となりました。ただ、この内4便については全日空が臨時便を出した、とのことです。

@日本航空の第2四半期は国際線が弱く、国内線は好調
 日本航空が昨日発表した「2020年度第2四半期連結業績」によりますと、売上高は前年同期比(以下同じ)1.3%増の7598億円となりました。
 国際線は1.2%減、国内線は3.3%増となっています。
 営業費用は羽田空港国際化に伴う準備費用などもあり、3.9%増となったため、営業利益は16.0%減となりました。純利益も30.2%減の512億円となっています。
 国際線は世界経済の減速に伴い、日本発のビジネス需要がやや弱い動きとなり、世界情勢の不確実性(韓国や香港)が需要の減少に影響ししている、としています。全日空がA380型機を投入したハワイ路線も目標通りになるなど、日本発の観光需要が堅調になっています。これらにより、国際線旅客数は0.5%減、利用率は1.3ポイント減の81.1%となりました。
 一方、国内線では観光・ビジネス共に堅調で、旅客数が3.4%増、利用率は1.9ポイント増の74.0%となっています。
 2020年3月期の連結決算の見通しは売上高を470億円減に下方修正したものの、営業費用を抑えることにより、営業利益や純利益は据え置く、としています。

@「最終試験機は年明けに完成予定」と三菱重工の泉澤社長
 今日の「日刊航空」によりますと、三菱重工の泉澤社長は昨日の第2四半期決算説明会で、三菱スペースジェットについて「型式証明取得のための最終形態となる飛行機を製作しているが、その製作が遅れているのは事実。それによるスケジュールへの影響について見直ししている最中だ。最終試験機の完成は年明けぐらいにはと考えている。試験項目の入れ替えや見直しなどを行っており、最終的なスケジュールについては現時点で言及できない。TC取得に必要な文書作成へ全力を挙げて取り組んでいる。」と述べたとのことです。
 また、現地時間10月31日の「ATWオンライン(英文)」によりますと、三菱航空機会社の水谷社長はトランス・ステーツのMRJ 90型機キャンセルについて「MACの水谷久和社長は声明で、トランス・ステーツの詳細を明らかにしなかったが、キャンセルされたM90注文をM100の注文に置き換えることを検討するかもしれないと示唆した」と報じています。


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