2022年3月後半の出来事


*3月31

成田空港入国の「病原体保有者」は55名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は96名で、成田空港入国者では55名でした。
 96名の内、症状が出ている人は19名でした。
【コメント】空港検疫では目立ちませんが、市中感染者は、再び、じわりじわりと増加していますね。医療逼迫にならないとよいのですが。

@全日空が成田=シアトル線を今日から増便
 全日空は今日から、成田=シアトル線を週1往復から週2往復に増便しました。

@日本航空が4月の成田=大連線を一部運休へ、中国側の指令で
 今日の「NNA ASIA(日本語版)」によりますと、日本航空は成田=大連線の一部の便を運休にする、と発表しました。
 中国側から運休指令を受けたため、との事です。これにより、4月の火曜日の往復便と木曜日の成田→大連便が運休となります。

@NAAが4月5日から第2=第3ターミナル間連絡バスの運行を変更
 今日の「Fly Team」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は来月5日から、第2=第3ターミナル間の連絡バスの運行間隔を変更します。
 現在の4分間隔を、始発から午前8時迄と、午後8時から最終便までは5分間隔とし、他の時間帯は7分間隔とします。
 写真は第1ターミナルの連絡バス乗り場です。第2ターミナルの乗り場は「4番」になります。

 

@日本航空の2月旅客数は国際線が173.8%増、国内線が45.5%増
 日本航空が今日発表した「JALグループ2月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比、【 】は2019年度比(以下同じ)173.8%増【87.1%減】の7万1299人、利用率は12.5ポイント増【53.6ポイント減】の24.7%となっています。
 一方、国内線では旅客数が45.5%増【64.2%減】の90万158人、利用率が7.2ポイント減【23.9ポイント減】の40.8%となっています。
 この内の成田空港路線利用率は成田=伊丹線が8.2ポイント増の21.7%、成田=中部線が13.2ポイント増の25.0%、成田=那覇線が43.8%となっています。

@全日空が一般職の基本給与5%カットを4月から廃止へ
 昨日の「NHKニュース」によりますと、全日空は昨日、組合に対し、一律に5%カットしていた一般職の基本給与「月例賃金」を、元に戻すと回答しました。
 ただ、「一時金」については、今後の経営状況を見ながら判断する、としています。
 なお、共同通信によりますと、今回の措置は若手社員らの離職増に対処する意味がある、との事です。


*3月30日

「2022年騒音対策委員会本会質問に対する文書回答」を載せました
 とりあえず、大急ぎで「2022年騒音対策委員会本会質問に対する回答」を載せました。時間が出来たら、回答の問題点を追加したいと思います。
 なお、成田国際空港株式会社(NAA)田村社長宛の要望書についての回答は、新年度に入ったら対面で行いたい、との事でした。

@今朝、A滑走路に貨物機が緊急着陸、滑走路が1時間閉鎖に
 今日の「FNN プライムオンライン(YAHOO!ニュース)」などによりますと、今日午前8時5分頃、米国シンシナティから到着したPO213便・B747-8F型貨物機が油圧故障のため、緊急着陸し、滑走路上で停止し、自力では移動できなくなりました。
 このため、滑走路が約1時間閉鎖され、出発便など35便に最大約1時間の怒れが出ました。
 下図は「Flightradar24」による PO213便の航跡です。なお、乗務員にケガはありませんでした。

 

@全日空の成田=ホーチミン線が今日から増便
 今日の 「sky-budget」によりますと、全日空は今日から成田=ホーチミン線を増便し、1日1往復としました。
 これまでは成田⇒ホーチミン線が週3便、ホーチミン⇒成田線が週5便となっていました。

成田空港入国の「病原体保有者」は53名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は87名で、成田空港入国者では53名でした。
 87名の内、症状が出ている人は24名でした。

@「Spring Japan」の成田=ハルピン線が4月からロシアの空域を避け、航路を変更
 「Spring Japan」は今日、毎週日曜日に運航している成田=ハルピン線の、航路をロシアのウクライナ侵攻の影響を考えて、変更する、と発表しました。
 このため、成田空港の出発・到着時間が変更になります。

@東方航空機のブラックボックス損傷は激しく、解析には長時間かかるとの見通し
 昨日の「CGTN Japanese(YAHOO!ニュース)」によりますと、中国の民用航空局(CAA)の航空安全部門の副主任は現地時間28日のインタビューで、発見された中国東方航空機のブラックボックスについて、レコーダーはメモリーユニットしか残っておらず、損傷が激しいため、解析に相当な時間がかかることを示唆しました。

@ DNA 鑑定で132人の身元確認
 昨日の「CGTN Japanese(YAHOO!ニュース)」によりますと、中国の民用航空局(CAA)は現地時間28日の記者会見で、DNA鑑定によって、乗客・乗員132名の身元が確認されたことを明らかにしました。


*3月29日

@対面で開催される予定だった第46回騒音対策委員会の文書回答が届きました
 本当は今日開催されるはずだった「第46回騒音対策委員会」の回答文書が、成田国際空港株式会社(NAA)から届きました。
 本会質問部分に対する回答は、明日にも載せたいと思います。

@ユナイテッド航空が今日から成田=ヒューストン線を増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、ユナイテッド航空は今日から、成田=ヒューストン線を週3往復から週4往復(成田発着 火・水・金日曜日)に増便しました。

@全日空が今日から成田=サンフランシスコ線を増便
 全日空は今日から成田=サンフランシスコ線を、週3往復から週5往復に増便しました。

@ピーチがゴールデンウイーク期間中に成田発着の臨時便を16便運航
 ピーチ・アビエーションはゴールデンウイーク中に臨時便を運航します。
 成田空港路線では関西線で6便、福岡線で2便、大分線で4便、宮崎線で4便となっています。

成田空港入国の「病原体保有者」は76名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は141名で、成田空港入国者では76名でした。
 141名の内、症状が出ている人は27名でした。

@成田空港の「変異株」感染確認者は126名、全国の空港では211名、全員が「オミクロン株」
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では211名、成田空港入国者では126名でした。
 全員が「オミクロン株」でした。

@羽田発の日本航空機で突然の大揺れ、客室乗務員1名が重傷で航空機事故に認定
 今日の「日刊航空」によりますと、26日午後5時40分頃、羽田発大分行きの日本航空669便・B767-300型機が、名古屋空港の東約90Km付近を飛行中に、突然機体が大きく揺れました。
 この際に、客室乗務員1名が転倒し腰などを強打しました。この客室乗務員は当初、体調に異常はない、と判断し同機はそのまま運航を続け、午後6時39分に大分空港に着陸しました。
 しかし、客室乗務員は帰宅してから痛みが出て、診察を受けたところ、仙骨の骨折が確認されました。
 国土交通省はケガが重傷だったことから航空機事故に認定し、調査に入っています。
 大きく揺れたときにシートベルト着用サインは消灯していました。

@ロシア LCC 「ポベーダ航空」のB737型機16機が制裁による部品不足で地上待機に
 今日の 「sky-budget」 によりますよ、アエロフロート傘下の LCC「ポベーダ航空」では、ロシアのウクライナ侵攻による経済制裁で、所有するB737-800型機の部品調達が出来ず、全41機の内、16機が飛べなくなっている、との事です。


*3月28日

@エアカナダが今日から成田=バンクーバー線を増便
 エアカナダは今日から、成田=バンクーバー線を、週5往復から1日1往復に増便しました。

@「Spring Japan」が4月1日から10日まで、成田=仙台線に臨時便を運航
 「Spring Japan」は今日、福島県沖地震の影響で、東北新幹線が運行を停止している、首都圏と仙台を結ぶ臨時便として成田=仙台線の運航を発表しました。
 4月1日から10日まで1日1往復の運航となります。予約は今日午後4時より受け付けます。
 なお、11日以降の運航については新幹線の復旧状況を見て判断する、としています。

成田空港入国の「病原体保有者」は71名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は128名で、成田空港入国者では71名でした。
 128名の内、症状が出ている人は27名でした。

@今夏期ダイヤの当初計画では国際線が19年比49%減、国内線は同2%減
 今日の「日刊航空」が伝えたところによりますと、成田国際空港株式会社(NAA)がまとめた、今夏期ダイヤ当初計画では、国際線発着回数が前年同期比(【】は2019年同期比)27%増【49%減】となっています。
 一方、国内線は前年同期比37%増【2%減】となっています。
【コメント】国内線の発着回数は2019年夏期ダイヤとほぼ同等まで戻ったことになりますね。再度の大流行で規制が復活しないと良いのですが。
 国際線はまだ半分程度です。

@成田発マニラ行きの全日空貨物機がエンジントラブルで那覇空港に緊急着陸
 今日の沖縄タイムス(YAHOO!ニュース)によりますと、昨日午前11時15分頃、成田発マニラ行き貨物便の全日空8595便・B767-300F型機が、那覇空港の南、約463Kmの海上を飛行中に、右エンジンのオイルフィルター不具合の警告が出ました。
 このため、このエンジンを停止して那覇空港に向かい、午後0時5分頃無事緊急着陸しました。パイロット2名にケガはありませんでした。
 このトラブルの影響で、那覇空港の出発便に最大3分の遅れが出ました。
 下図は8595便の「Flightradar24」による航跡図です。

 

@墜落した中国東方航空機のフライトレコーダーが見つかる
 昨日の「日本海テレビ」によりますと、中国国営メディアは27日、見つかっていなかったブラックボックスのフライトレコーダーが発見された、と報じました。


3月27日

@昨日の「午後11時00分以降の離着陸」の飛行コースはばらばら、悪天候域のためか?
 昨日の「午後11時00分以降の離着陸」を調べていたら、南に離陸した旅客機が九十九里平野を西や東に飛んでいました。
 昨日の深夜に、九十九里沖遙か海上の天候が強風などで荒れていたようですので、これを避けるためだったようです。
 だとすれば、これは、安全上やむをえないでしょうね。

@成田空港周辺住民による騒音訴訟を6月にも提訴へ
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、「成田空港の騒音から生活を守る周辺住民の会」などが目指している「成田空港の夜間早朝の飛行差し止め」や「騒音に対する損害賠償」を求める訴訟を準備中の弁護士は昨日、6月にも千葉地裁に提訴する方針であることを明らかにしました。
【コメント】下の画像はちょっと前のものですので、現在とはちがっているかもしれませんが、原告への参加を呼びかけるチラシです。

 

@今日から夏期ダイヤ、今日からの増便や運航再開の一覧です
 今日から夏期ダイヤとなりますが、以下の成田空港路線が増便・再開されます。
ジップエアが成田=ロサンゼルス線を増便し、週6往復となります。
シンガポール航空が成田=ロサンゼルス線を週4往復から1日1往復に増便します。
アシアナ航空が成田=仁川線を週6往復から1日1往復に増便します。
ベトジェット航空は成田=ホーチミン線を週2往復(成田発着金・日曜日)で再開します。

成田空港入国の「病原体保有者」は58名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は105名で、成田空港入国者では58名でした。
 105名の内、症状が出ている人は22名でした。

@港区で羽田都心ルート撤回のパレード
 今日の「しんぶん赤旗」によりますと、羽田空港新都心ルート開始から2周年になる昨日、港区で「みなとの空を守る会」主催の、新ルートの中止・撤回を求めるパレードが行われました。
 パレードには共産党の宮本徹衆院議員などが参加し、立憲民主党民の海江田万里衆院議員がメッセージを寄せました。

@国内線の春休み期間予約が2019年同期比で約3割減まで戻る
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、全日空の春休み期間(3月25日〜4月5日)の国内線予約数は2019年同期比3割減、2021年同期比4割増になる見通し、との事です。
 また、日本航空の春休み期間予約数は2021年同期比で約5割増になっている、との事です。
【コメント】ようやっと光が見えてきた、と言う所でしょうか。流行再拡大がないと良いのですが。

@中国航空当局が墜落機の乗客・乗員全員の死亡を確認
 今日の「テレ朝NEWS(YAHOO!ニュース)」によりますと、中国の民用航空局(CAA)は昨日、墜落した東方航空機の乗客・乗員132人の全員が死亡した、と発表しました。現在の所120人の身元が判明した、との事です。
 また、機体の破片からは火薬成分は検出されていない、との事です。

@「トキエア」の塗装機がフランスで飛行か。写真がSNSに載る
 昨日の「乗りものニュース」によりますと、「トキエア」が導入するATR72-600型機の実際に飛んでいる画像が、25日の外国カメラマンのSNSに投稿された、との事です。
 撮影場所はATR社の拠点であるフランスのトゥールーズとの事です。
【コメント】確かリースでの導入だった、と思うのですが、整備や塗装がトゥールーズで行われていてもおかしくはありません。
 しかし、実際に飛行している姿は迫力がありますね。デザインもシックです。


*3月26日

@標準飛行コースではないところを飛行する旅客機が散見される、何故?
 今日、「午後11時00分以降の離着陸」を調べようと「Flightradar24」を見たところ、南風で、北から着陸しようとする航空機が3機確認できました。
 詳細は下図の2枚で確認して下さい。
 上図は日本航空724便の航跡ですが、右側に出ている次に着陸する旅客機も日本航空機で754便と全く同じ飛行コースを採っていました。
 このような飛行コースは、令和元年7月18日に改訂された「[南風運用時]成田国際空港離着陸機の標準飛行コース(新)」には全く出ていません。
 南風の時には、北側から着陸するために、一旦、九十九里浜から霞ヶ浦方面に回ることになりますが、騒音を軽減するために、下図にあるジェットスター・ジャパン機のような飛行コースではなく、九十九里浜に沿って北東側に飛行し、旭市や銚子方面から陸地に入り、霞ヶ浦方面に行くことになっています。
 「[南風運用時]成田国際空港離着陸機の標準飛行コース(新)」にも、今回のような飛行コースは設定されていません。
 明らかな逸脱ですが、旅客機が勝手にこのような飛行コースを採ったら危なくて仕方ありません。旅客機から「燃料節約のために」という、要請があるとしても、管制官がこのような管制をすることは、住民との約束違反になりますし、安全上も問題と思います。
 このところ、成田空港を離陸する旅客機も1分間隔で離陸する例がよくあります。後方乱流による危険はないのでしょうか。
 国土交通省航空局は、航空会社の経済性を重視するのではなく、安全確保にいっそう力を入れて下さい。

 

 

成田空港入国の「病原体保有者」は51名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は71名で、成田空港入国者では51名でした。
 71名の内、症状が出ている人は21名でした。

@「ZIP AIR Tokyo」がゴールデンウイーク中に仁川→成田便を増便
 「ZIP AIR Tokyo」は昨日、3月30日、31日、4月2日、6日、7日、9日に仁川→成田便を増便する、と発表しました。
 なお、成田→仁川線の増便はありません。

@小松基地爆音訴訟原告団が控訴しない決定
 小松基地周辺の住民が起こしていた「第5、6次小松基地爆音訴訟」の弁護団は昨日、3月16日に判決が出た控訴審判決(3月16日の出来事参照)を受け入れ、控訴しない方針を明らかにしました。
 弁護団は「原告団と協議し、賠償を早期に確定させるため、上告しない、との結論にいたった」ととしています。
【コメント】当然の事ですが、国側が控訴すれば、裁判は続くことになります。

@中国民謡航空局が「1ヶ月以内に、初期報告書を提出」と表明
 今日の「テレ朝NEWS(YAHOO!ニュース)」によりますと、中国の民用航空局(CAA)は昨日、中国東方航空機の初期事故報告を、1ヶ月以内に国際民間航空機関(ICAO)などに対して行う方針を明らかにしました。
 また、発見されたボイスレコーダーについては、損傷が激しく解析に長時間かかる可能性を明らかにしました。


*3月25日

@来年度上期のNAA支援策は約300億円、20年3月からの累計は約1324億円に
 成田空港の来年度4月1日からの航空会社やテナント支援策ですが、今日の「日刊航空」によりますと、国内線着陸料は昨日書いたような割合で徴収を再開する、との事です。
 国内線停留料の無料化や国際線の着陸料減免、テナントに対する構内営業料の最低保証額撤廃による減免などは4月以降も継続します。
 一方、国際線着陸料については、国際線の需要回復が遅れていることから、全額免除措置を継続します。
 この措置による、来年度上期の支援は約300億円規模になる、との事です。2020年3月に始めた支援策は今年3月末までの推計で1324億円となる見込み、との事です。

@ロシアのウクライナ侵攻により、日本と欧州間の運航便が3月1日から19日までで41%減に
 成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は昨日の記者会見で、ロシアによるウクライナ侵攻で、ロシア空域の飛行が難しくなり、3月1日から19日までに成田=欧州線の発着回数が、前年同月比約41%減となり、2019年同期比で73%減になっている、ことを明らかにしました。

@フィンエアーが成田=ヘルシンキ線を5月1日から増便へ、他の日本路線は運休
 今日の「日刊航空」によりますと、フィンエアーは昨日、ウクライナ情勢で迂回航路が長くなっている日本路線について、成田=ヘルシンキ線を5月1日から週4往復を1日1往復に増便することを明らかにしました。
 しかし、その他の日本路線は夏期ダイヤ中は運休することにした、との事です。

@成田空港の「変異株」感染確認者は102名、全国の空港では167名、全員が「オミクロン株」
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では167名、成田空港入国者では102名でした。
 全員が「オミクロン株」でした。

成田空港入国の「病原体保有者」は47名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は108名で、成田空港入国者では47名でした。
 108名の内、症状が出ている人は22名でした。

@羽田発の全日空機のコックピット窓ガラスにヒビ、引き返し
 今日の「TBS NEWS」によりますと、今朝7時過ぎに羽田空港を離陸した羽田発那覇行きの全日空機で、上昇中にコックピットのガラスにひびが入りました。
 このため、同機は羽田空港に引き返しました。
 乗客・乗員にケガなどはありませんでした。全日空では「安全のため予防的措置として引き返した」としています。
【コメント】引き返すのは当たり前と思うのですが。ひびの入ったまま那覇まで飛行するのはどんなものでしょうか。

@中国東方航空機の一部が約10Km離れた所に落下
 今日の「ブルームバーグジャパン」によりますと、中国の民用航空局(CAA)は現地時間24日、墜落した中国東方航空機部品の一部が、墜落現場とされるエリアから約10Km離れた所で発見された、と発表しました。
 これについて、米連邦航空局の元事故調査責任者ジェフ・グゼッティ氏は「問題は、これが正確には何の破片であるか、そして、いつはがれ落ちたのかということだ」と述べました。同氏は「事故機が急降下した際にはがれ落ちた可能性が最も高い」との見方を示している、との事です。
 下の画像は2011年に成田空港から離陸する中国東方航空機です。尾翼のマークも古いものです。新しい尾翼マークは3月14日の出来事で載せた「金の鶴丸」の写真で、左端の赤と青の尾翼マークです。

 


*3月24日

@今年の騒音対策委員会も文書質問・文書回答、3年連続
 成田国際空港株式会社(NAA)から連絡がありまして、29日に開催されることになっていた第46回騒音対策委員会が、3年連続で文書質問・文書回答になりました。

@「2月運用状況」総発着回数36%増【47%減】の1万349回、国際線旅客数は147%増【93%減】
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「2月空港運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同月比(【 】は2019年度同月比、以下同じ)36%増【47%減】の1万349回となりました。
 この内、国際線発着回数は12%増【50%減】で、旅客便発着回数は33%増【70%減】、貨物便発着回数は3%減【105%増】となっています。
 一方、国内線発着回数は290%増【33%減】となりました。
 総旅客数は233%増【85%減】の50万5310人で、この内、国際線旅客数は147%増【93%減】で、日本人は92%増【96%減】、外国人は44%増【97%減】となり、通過客は328%増【62%減】となっています。
 また、国内線旅客数は330%増【45%減】となっています。
 国際航空総貨物量は4%増【39%増】と2月としては過去最高となっています。(詳しくは19日の出来事参照
 給油料は22%増となりました。
【コメント】何と言っても、国際線の回復が待たれますね。入国制限の緩和が、どの段階で、どのようなものになるのでしょうか。

@NAAが国内線着陸料の減免などを縮小の方針固める
 今日の「NHKニュース」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は新型コロナの影響で厳しい経営が続く航空会社を支援するため、一昨年から旅客便に限って着陸料を全額免除しています。
 しかし、国内線については需要が回復傾向にあることから、この措置を見直し、関西線や新千歳線などの幹線路線については着陸料を規定の3分の2に、その他の路線については5分の1とする方針との事です。
 国際線着陸料については、依然として厳しい状況が続いているため、現状維持とする方針、との事です。
【コメント】記事では「NAAから今日にも発表」とされていますが、午後5時現在では出ていません。

成田空港入国の「病原体保有者」は52名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は85名で、成田空港入国者では52名でした。
 85名の内、症状が出ている人は18名でした。

@墜落した中国東方航空機のボイスレコーダーが見つかる
 中国の民用航空局(CAA)は昨日夕方、墜落した中国東方航空機のブラックボックスを発見した、と発表しました。
 このブラックボックスは操縦室内の音声を記録するボイスレコーダーとのことですが、「現状では損傷は軽度で修復が可能なレベルであると思われる」と同局は明らかにしています。


*3月23日

@昨日深夜のフェデラルエクスプレス機が利根川越えてすぐに左旋回
 昨日の「午後11時00分以降の離着陸」を調べていたところ、下図のように、23時19分に離陸したフェデラルエクスプレス6071便が利根川を越えて、すぐに左旋回し、西に向かいました。
 通常ですとこんな飛行コースは取らず、右側に旋回してから西に向かいます。
 これは、成田空域のすぐ西側に羽田空域があり、その先には米軍の横田空域があるからです。
 今はいくらか緩和されているようですが、西に行くにはこの広大な横田空域を飛び越えなければなりません。この高度を稼ぐために、右に大きく旋回するようです。
 行き先が「N/A」となっていますので、このフェデラルエクスプレス機はこのまま横田基地にでも向かったのでしょうか?

 

成田空港入国の「病原体保有者」は37名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は63名で、成田空港入国者では37名でした。
 63名の内、症状が出ている人は20名でした。

@墜落した中国東方航空機の生存者は確認されず
 中国東方航空機の追加情報ですが、中国の民用航空局(CAA)は、現地時間22日夜に開かれた記者会見で「現時点までに捜索救助活動で生存者は発見されていない」と述べました。
 また、管制官が同機の急降下について、操縦士に何回も呼びかけたが、反応はなかった、との事です。

@モスクワのシェレメチェボ空港が従業員約7000人を一時解雇の模様
 昨日の 「sky-budget」によりますと、ロシア・モスクワのシェレメチェボ国際空港は約7000人の従業員を一時解雇した模様、との事です。
 ウクライナへの侵攻での国際便激減と、経済制裁で需要の回復のメドが立たない状況、との事です。

@カタール航空が夏季に追加でA380型機4機を路線に復帰させる
 今日の 「sky-budget」によりますと、カタール航空のCCOは、現在保管しているA380型機の内4機を、この夏には路線に復帰させることを明らかにしました。
 これが実現しますと所有する10機の内、8機が路線に復帰することになります。
 これは、エアバスと争っているA350型機の塗装問題で、運用出来ずに保管している旅客機が増え、夏の需要をまかなえないため、と見られています。
 同航空のCEOは昨年5月に「我々が犯した最大のミスはA380を購入した事」とA380型機をこき下ろしていました。

@エア・カナダがA321XLR型機4機購入、リースで20機を投入へ
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、エアカナダA321XLR型機24機を導入する事を明らかにしました。
 この内、20機はリース会社から導入し、6機をエアバスから自社購入します。契約ではこの他にオプション14機の購入権も含まれています。
 これらの機体は北米と大西洋横断路線に投入されます。


*3月22日

成田空港入国の「病原体保有者」は70名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は114名で、成田空港入国者では70名でした。
 114名の内、症状が出ている人は25名でした。

@中国東方航空機のB737-800型機が中国南部の山間部に墜落し炎上、乗客・乗員132名
 現地時間昨日午後2時40分頃、昆明から広州に向かった中国東方航空5735便・737-800型機が、広西チワン族自治区の山間部に墜落しました。
 乗客・乗員132名の安否は確認されていません。
 墜落地点は確認され、機体の一部が発見され、火災が発生している、との事です。
 現場付近で撮影された動画では、同機はほぼ垂直に落下しています。
 「Flightradar24」によりますと、同機は高度約9000mから急降下して、ほぼ垂直に地面に激突した模様です。
 中国航空当局は同航空が所有する全ての同型機102機に運航中止を指示しました。
 墜落した機材である737-800型機(B-1791)の機齢は約7年と、比較的新しい機体、との事です。
 専門家によりますと、旅客機が垂直に落下することは非常に珍しい、との事で、今後の原因解明が待たれます。
 下の画像は「Flightradar24」による5735便の航跡で、私が追加した黄色で囲われた円内の緑色の点が墜落地点です。

 

@「ZIP AIR Tokyo」の約100人募集は経験者の採用を念頭
 すでに「18日の出来事」で載せていますが、「ZIP AIR Tokyo」は客室乗務員を約100名募集しています。
 今日の「日刊航空」によりますと、この採用は基本的に経験者の採用を念頭に置いたもの、との事です。
 これは、2022年度中に機材を現在4機のB787型機から、6機のB787型機に増機する事に合わせたもので、客室乗務員もこの採用により約1.5倍になります。
【コメント】同航空はコロナ禍の状況の中でも、ゴールデンウイーク中の臨時便運航など、わりと順調に推移しているようですね。
 何と言っても運賃の安いことが支持されているのだと思います。


*3月21日

成田空港入国の「病原体保有者」は51名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は83名で、成田空港入国者では51名でした。
 83名の内、症状が出ている人は23名でした。


*3月20日

成田空港入国の「病原体保有者」は58名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は100名で、成田空港入国者では58名でした。
 100名の内、症状が出ている人は13名でした。

@KLMオランダ航空の成田=アムステルダム線の仁川経由は5月22日まで継続
 今日の「Traicy」によりますと、KLMオランダ航空は現在実施している成田=アムステルダム線の仁川経由(3月11日の出来事参照)を5月22日まで継続すると発表しました。

@フィンエアーの成田=ヘルシンキ線は北極圏まわり、乗客に「北極圏通過証明書」をプレゼント
 昨日の「Traicy」によりますと、フィンエアーはロシアの領空通過禁止に伴い、北極圏を回るルートでヘルシンキと成田空港間を飛行しますが、この、ルートの搭乗者に「The Northern route diploma」という「北極圏通過証明書」と、ムーミンのステッカーを配布する、との事です。
 フィンエアーは1983年に北極上空ルートを使って、日本とヨーロッパを直行便で結んだ初めての航空会社です。この時も、「北極上空の通過証明書」をプレゼントしていました。
 下図は「Flightradar24」による、昨夜のフインエアー貨物便(AY74)の航跡図です。上部の航跡がないところが北極圏なのですね。

 

@エール・フランス航空の成田=パリ線が27日から増便へ
 今日の「Traicy」によりますと、エール・フランス航空は27日から成田=パリ線を、現在の週3往復から同4往復(成田発着 火・水・金・土曜日)に増便します。
 ただし、4月7日以降は成田発着が火・金・土・日曜日となります。

@ベトジェットエアが27日から成田=ホーチミン線を週2往復で再開
 今日の「アジアトラベルノート」によりますと、ベトジェット航空は、成田=ホーチミン線を27日から再開します。週2往復(成田発着 月・金曜)となります。


*3月19日

@フェデラルエクスプレス機が利根川手前で飛行コース変える
 しばらく、飛行コースズレはなかったのですが、上段の「午後11時00分以降の離着陸」2番目に離陸した「フェデラルエクスプレス9083便」が下の航跡図にあるように、利根川の手前で東向きに飛行コースを変えていました。
 パイロットの意図的なものか、管制官の指示によるものかは分かりません。

 

成田空港入国の「病原体保有者」は45名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は74名で、成田空港入国者では45名でした。
 74名の内、症状が出ている人は19名でした。

@「2月成田空港貨物取扱量」は17ヶ月連続プラスの4.3%増
 東京税関成田空港航空貨物出張所が16日に発表した「成田空港2月貨物取扱量」によりますと、
 総取扱量は前年同月比(以下同じ)4.2%増と17カ月連続プラスの19万5021トンとなりました。
 積込量は17カ月連続プラスの0.1%増、取卸量は17カ月連続プラスの8.3%増となっています。
 この内、国民生活に影響がある生鮮貨物の取扱量は9.0%減と3ヶ月ぶりのマイナス、ドライ貨物の取扱量は29.1%増となっています。
【コメント】17ヶ月連続のプラスとなっていますが、貨物量の陰りが鮮明になって来ています。ロシアのウクライナ侵攻もあり、3月の成田空港貨物取扱量は厳しくなるでしょうね。

@三鷹市の旅行会社役員などが「白タク」業務で逮捕
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、大阪府警は昨日までに、東京都三鷹市の旅行会社「チャータージャパン」の役員や社員6人を無許可タクシー営業(白タク行為)容疑で逮捕しました。
 同社は成田空港や関西空港で帰国者を対象に、待機施設に白ナンバーで送るなどの行為を繰り返し、約9000万円の売上を上げていたものと見られています。

@LOTポーランド航空が成田=ヘルシンキ線を中央アジアルートで再開
 LOTポーランド航空は現地時間18日から成田=ワルシャワ線を再開しました。当面は週1往復となります。
 ロシアの上空を避けた中央アジアを通るルートです。往路のLO79便は日本時間午後1時半頃、成田空港に到着し、復路のLO80便は明日の朝、成田空港を出発する予定です。
 下図は「Flightradar24」による79便の航跡です。しかし、ロシアの領空に抵触しないとする、複雑でぎりぎりのルートですね。

 

@ロシアの一部航空会社がリース機返還の意向か?
 今日の 「sky-budget」によりますと、ロシア政府は「リースしている航空機の返却をしなくても良い」との法律を制定しました。
 しかし、大手リース会社の「エアリースコーポレーション」のJohn Plueger CEOが明らかにした所では、ロシアの民系航空会社の中にはリース機を返却する意向を表明している所もある、との事です。
 具体的な会社名は明らかにしていませんが、「S7航空」や「ノードウィンド航空」などと見られています。
 この背景には、リース機を返却せず“窃盗”した場合に、世界からつまはじきにあい、紛争が終わった後の事業の継続が難しくなる、との懸念があるものと見られています。


*3月18日

@成田空港の「変異株」感染確認者は123名、全国の空港では188名、全員が「オミクロン株」
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では188名、成田空港入国者では123名でした。
 全員が「オミクロン株」でした。

@成田空港入国の「病原体保有者」は33名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は73名で、成田空港入国者では33名でした。
 73名の内、症状が出ている人は13名でした。

@ウズベキスタン航空が企画したタシケントからの臨時便は運航取りやめ
 今日の「Traicy」によりますと、21日に運航する予定だった、ウズベキスタン航空のタシケント発成田行きの臨時便は、希望者が少ないため、中止となりました。

@「AIRPORT BUS『TYO-NRT』」の東京駅降車場が4月1日から変更に
 京成バス、ジェイアールバス関東、ビィー・トランセグループが運行する「AIRPORT BUS『TYO-NRT』」は16日、4月1日から、東京駅の降車場を、現在の八重洲通りから日本橋口ロータリーに変更します。
 乗り場は現在と変更ありません。この影響で、東京駅までの時間が3〜6分増加する、との事です。
 写真は古いものですが、八重洲通りに止まる成田空港=東京駅高速バスです。

 

@死亡した母親のパスポートで成田空港から英国に出国した娘、英国から強制送還
 昨日の「FNNプライムオンライン」によりますと、10日、栃木県上三川町の県営住宅で、顔などを切りつけられた50代の女性遺体が見つかった事件で、この被害者の娘が2月下旬に、母親のパスポートを使って成田空港から出国し、英国に向かったことがわかりました。
 娘は成田空港の出発審査自動化ゲートで出国しようとしましたが、拒否され、有人審査ゲートで通過したものです。
 しかし、英国の入国審査で虚偽が発覚し、強制送還されて成田空港で逮捕されました。
【コメント】母と娘とはいえ、なんで出国が認められたのでしょうか。出入国審査官のミスと思われますね。

@成田行きのピーチ機で搭乗中にカッターナイフが見つかり、全員保安検査やり直し
 昨日の「HTB NEWS(YAHOO!ニュース)」によりますと、昨日午後5時頃、新千歳空港で乗客が搭乗中の新千歳発成田行きピーチ・アビエーション582便で持ち込めないはずのカッターナイフが見つかりました。このため、この便と後続2便の保安検査がやり直しとなりました。
 この影響で遅れが発生し、3便の出発が2〜3時間遅れ、1便は欠航となりました。

@「ZIP AIR Tokyo」が客室乗務員約100人を募集
 「ZIP AIR Tokyo」は今日、客室乗務員約100人を募集する、と発表しました。入社は今年8月以降の会社が指定する日付となっています。
 訓練中は契約社員、訓練合格後は正社員となります。勤務地は成田空港か会社が指定する所となります。


*3月17日

@羽田空港都心ルート直下で、小石くらいの氷塊落下か?
 今日の東京新聞によりますと、14日夕方に渋谷区役所へ、「13日午後3時半ごろ、区内のテニスコートに航空機から小石くらいの氷塊が落下した」と電話がありました。
 区役所ではこれを国土交通省に連絡しました。このテニスコートは羽田空港都心2ルートの西側ルートほぼ直下にあります。
 国土交通省は同紙の取材に対して、同時刻に同地点付近を着陸機が飛行していたことを認めていますが、「事実関係を調査中。航空機から落下したかは分からない」としています。
【コメント】区役所に通報した人はよく気がつきましたね。成田空港周辺ではかなり大きめの氷塊が建物などに落下しないかぎり、溶けてしまってわかりません。

@昨夜の地震で成田空港は異常なし、直前に全日空カーゴの貨物機が離陸
 昨日深夜の地震ですが、上段の「午後11時00分以降の離着陸」にもあるとおり、地震直前の午後11時33分に全日空8475便貨物機が離陸しています。
 成田空港では滑走路の安全確認作業を行い、安全を確認しました。
 また、京成電鉄では空港第二ビル駅と成田空港駅の間で、一時運行を見あわせ、安全確認を行いました。

@成田空港入国の「病原体保有者」は51名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は90名で、成田空港入国者では51名でした。
 90名の内、症状が出ている人は18名でした。

@成田空港2月貿易額は輸出額が28.6%増、輸入額が32.2%増
 東京税関が昨日発表した「成田空港2月貿易概況(速報)」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)28.6%増の1兆1568億5100万円、輸入額は32.2%増の1兆4431億7900万円となっています。

@「ZIP AIR Tokyo」がゴールデンウイーク中の4月29日にホノルル線に臨時便
 「ZIP AIR Tokyo」は昨日、4月29日に成田=ホノルル線に臨時便を運航する、と発表しました。
 「需要が多いため」とのことです。
【コメント】少しずつ需要が戻っているのでしょうね。全日空のA380型機による成田=ホノルル線は運休とされているようです。あの大きな機体を満たすための需要はまだ戻っていない、と言う事なのでしょうね。

@2月の訪日外客数と出国日本人数は2019年比で99%減
 政府観光局が昨日発表した「2月訪日外客数(推計値)」によりますと、訪日外客数は2019年同月比(以下同じ)99.4%減の1万6700人となりました。
 一方、出国日本人数は96.9%減の4万6900人となっています。
【コメント】相変わらず、訪日外国人は壊滅的な低迷となっていますね。
 昨日の「トラベルビジョン」に載った「令和トラベル」の「アフターコロナにおける海外旅行の回復予測」によりますと、海外旅行が2019年並に回復するのは2025年になるとしています。


*3月16日

@2月に起こった日本貨物航空機の脱落事故はボーイング社から改修指示があった部品の破損
 今日の毎日新聞によりますと、今年2月に成田空港内に日本貨物航空機から主さ約60Kgのエンジンカバーが脱落した問題(2月12・13日出来事参照)で、同航空は脱落部品の機体の取り付け部分や固定する金具が破損していたことを明らかにしました。
 点検で他の2機にも同じ箇所で軽微な傷が見つかった、との事です。同航空では部品を交換し、点検の頻度を増やして安全確認を行い、一部の機体ではこのカバーを外して運航している、との事です。カバーがなくても、運航の安全には支障がない、との事です。
 同航空は機体の重整備時に抜本的な改修を行う、としています。
 しかし、ボーイング社からはこの箇所について、改修の指示が出ていた、との事で、当該機は来年4月に行う予定の重整備時に改修する予定だった、との事です。
【コメント】整備上のミスと言わざるをえませんね。ボーイング社から指摘されていたのですから、入念な点検を行っていれば、防げた可能性があります。

@成田空港入国の「病原体保有者」は34名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は60名で、成田空港入国者では34名でした。
 60名の内、症状が出ている人は13名でした。

@ウズベキスタン航空がロシアからの帰国者に、臨時便を運航へ
 昨日の「Traicy」によりますと、ウズベキスタン航空は現地時間20日に、タシケントから成田への臨時便を運航することを明らかにしました。
 ロシアから帰国したい人を対象とした臨時便となります。
 同航空はタシケント=モスクワ線とタシケント=ウラジオストック線に定期便を運航しており、この便を乗り継ぐことによって、ロシアから帰国することが可能となる、との事です。
 運賃は希望者の集約状況によって変動する、としています。
 下の画像は2019年11月に成田空港南整備場で整備を受けているウズベキスタン航空機です。エンジンカバーが外されていますので、エンジンの整備か修理だったのでしょうか。

 

@小松基地第5・6次騒音訴訟控訴審判決で約24億円の賠償金支払いを命じるも、飛行差し止めは認めず
 名古屋高裁金沢支部は今日、航空自衛隊小松基地の周辺住民約2100人が、国に自衛隊機と米軍機の夜間・早朝の飛行差し止めと、騒音被害への損害賠償を求めた第5・6次訴訟の控訴審判決を言いわたしました。
 これによりますと、第1審判決と同様、飛行差し止めについては棄却し、国に過去の騒音に対して総額約23億8千万円の賠償金を支払うように命じました。
 しかし、将来分の賠償については棄却しました。
【コメント】おかしいですね。過去分の賠償を認めているにもかかわらず、将来分の賠償金を認めないならば、3権分立の原則があっても、国に対して騒音の大きさに応じた賠償金を毎年支払う制度創設を考えさせるべきです。賠償金を求めるたびに、訴訟を起こさせるのは“被害住民いじめ”に他ならず、憲法違反です。

@アシアナ航空が27日からの夏期ダイヤで成田=仁川線を増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、アシアナ航空は27日からの夏期ダイヤで成田=仁川線を週6往復から1日1往復に増便する、との事です。

@ニュージーランド航空が7月5日から成田=オークランド線を増便へ
 今日の 「sky-budget」によりますと、ニュージーランド航空は7月5日から、現在週1往復で運航している成田=オークランド線を週3往復(成田発着 火・木・土曜日)に増便する計画、との事です。


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