2020年6月前半の出来事


*6月15日

@「ZIP AIR Tokyo」が12月に成田=サンノゼ線を開設
 「ZIP AIR Tokyo」は今日、12月から成田=サンノゼ線を開設する、と発表しました。運賃やダイヤは準備が整ってから発表する、との事です。
 また、この路線開設時に機体のデザインも変更します。尾翼の「Z_」(アルファベットのZとアンダースコア)を、コーポレートカラーのグレーをベースに、ブラック、グリーン、ホワイトがストライプ模様のように入るデザインにします。
 写真は第1ターミナルに駐機する「ZIP AIR Tokyo」機(JA826J)
です。

 

@シンガポール航空が7月24日から成田=シンガポール線を1日2往復に増便
 今日の「Traicy」によりますと、シンガポール航空は7月24日から成田=シンガポール線を、現在の週11往復から、週12往復(1日2往復)に増便する、との事です。この内、1日1便は成田経由のシンガポール=ロサンゼルス線となります。

@スクートが8月1日から成田=シンガポール線の直行便を開設
 スクートは昨日、8月1日から成田=シンガポール線の直行便を開設する、と発表しました。1日1往復となります。

成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は13名で、成田空港入国者では1名でした。
 13名の内、症状が出ている人は3名でした。

@アメリカン航空の国内線子会社がパイロットの給与を50%値上げに
 今日の「MINKABU FX」によりますと、アメリカン航空傘下の国内航空会社「ピードモント航空」と「エンボイ航空」は、パイロットの給与を50%引き上げる、とCNBCが報道しました。
 これについて、米国のパイロット協会は「パイロットがこれらの昇給を受けるのは良いことだが、50%以上の昇給を実施する航空会社がある場合、それは問題があると認識している」とコメントしました。
【コメント】新型コロナウイルスの感染が落ち着きを見せ、世界の航空各社は夏休みの旅行需要を取り込もうと増便や路線新設を急いでいます。
 しかし、ここに来て航空会社はパイロットを始めとするスタッフの増員に難航しているようです。
 米国の航空会社は人員の確保が追いつかず、稼ぎ時に大量の欠航が生じる、との事です。新型コロナウイルス感染症による需要激減で、一時帰休や解雇された人たちは「需要が戻ったから帰っておくれ」と言われても、「新しい職場の方が良い」と思う人も多くいるようです。
 これに加えて、飛行機の削減が進み、特に、大型機材については新規納入の見通しも目鼻がつきません。
 日本について言えば、物価の高騰や円安の影響で、生活が苦しくなる一方で、行きたくても行けない状況があるようです。
 需要の回復は一筋縄にはいきませんね。


*6月14日

@成田空港入国者98名から「BA.4株」感染者3名、「BA.5株」感染者13名
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では235名、成田空港入国者では98名でした。
 235名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.4株」が10名(成田3、羽田5、関空2)、「BA.5株」が33名(成田13、羽田10、関西10)でした。
 残りの192名が「BA.2株」でした。
 なお、今回の発表は5月27日〜6月2日分になります。

成田空港入国の「病原体保有者」は9名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は11名で、成田空港入国者では9名でした。
 11名の内、症状が出ている人は1名でした。


*6月13日

成田空港入国の「病原体保有者」は6名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は12名で、成田空港入国者では6名でした。
 12名の内、症状が出ている人は4名でした。

@全日空の成田=クアラルンプール線が今日から週5往復に増便?
 今日の 「sky-budget」によりますと、全日空の成田=クアラルンプール線(NH815便)は今日から週5往復に増便される、との事です。
 しかし、「Flightradar24」によりますと、下図のように先週の6〜12日までは毎日運航されていました。
 これが正しければ、むしろ、減便ですね。

 

@成田ビューホテルが7月1日から「成田アートホテル」にリブランド
 今日の「Traicy」によりますと、「成田ビューホテル」がリブランドされ、7月1日から「成田アートホテル」となります。
 これに伴い、施設の改装も予定している、との事です。

@スカイマークの5月実績は搭乗者数が92.0%増、搭乗率が59.0%
 スカイマークエアラインが今日発表した「5月旅客輸送実績」によりますと、搭乗者数が前年同月比(以下同じ)92.0%増の46万5651人、搭乗率が15.8ポイント増の59.0%となっています。


*6月12日

成田空港入国の「病原体保有者」は10名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は12名で、成田空港入国者では10名でした。
 12名の内、症状が出ている人は3名でした。

@ジェットスター・ジャパンのA321LR型機の1号機が、今夜成田空港に到着予定
 ジェットスター・ジャパンが導入するA321LR型機の1号機(JA26LR)が、今夜、成田空港に到着する予定とのことです。
 出発は現地時間10日にハンブルグ、アブダビでステイし同11日に、ハノイに到着しています。
 同機は下図の「Flightradar24」画像のように、日本時間午後4時18分にハノイ空港を離陸して成田空港に向かっているものと思われます。

 

@大韓航空がA380型機のパイロットを募集
 今日の 「sky-budget」によりますと、大韓航空はこの程、A380型機のパイロットの募集を始めました。
 A380型機の乗務経験が最低でも1000時間が必要となり、契約期間は5年間で、その後の更新も可能となっています。
 このことから、同航空CEOが昨年6月に表明していた「A380型機は今後5年以内に退役させる」とした方針は訂正したことになるようです。
 同航空では7月からA380型機をニューヨーク線や香港線に投入する事を明らかにしています。

@三菱重工の海外子会社「MHI RJ」が水素電動旅客機開発の「Zero Avia」と覚書締結
 大分前になりますが、先月25日の「MHI RJ Aviation Group(MHI RJ)英文ホームページ」によりますと、三菱重工の完全子会社「MHI RJ」と水素電気エンジンによる航空機開発を行っている「Zero Avia」は航空機用水素電気エンジンの開発に向け新たな覚書を締結しました。
 「Zero Avia」は2024年に10〜20席の小型機用水素電動エンジン「ZA600」によるターボプロップ機サービスを提供する予定であり、2026年までに40〜80席の航空機に搭載する、より強力な「ZA2000」エンジンを搭載して試験飛行する予定を掲げています。
 覚書はこの計画に協力するものとなります。
 「Zero Avia」が掲げている予想図では CRJ 型機の後部ジェットエンジンをターボプロペラエンジンに置き換えたものになるようです。


*6月11日

「A滑走路運用時間・機能強化計画の凍結・騒音被害賠償制度についての要望書」を載せました
 かなり前になってしまうのですが、3月8日付けで、成田国際空港株式会社(NAA)に対する要望書を提出しました。
 この経緯についてですが、2月に本会の中で議論し、まとめ上げて3月8日に提出したものです。
 提出直後に、NAAからいつも通り「第46回騒音対策委員会の質問要旨を提出して下さい」との要請がありました。そこで、要旨を提出したのですが、騒音対策委員会が新型コロナウイルス感染症のために、またまた、文書による質問と回答(本会に対する文書回答はここ)になってしまいました。
 例年ですと、騒音対策委員会が対面開催され、要旨にもとづく質問が出来るのですが、文書開催になったため、細かな質問が出来ませんでした。
 そこで、NAAに「文書回答で確認できなかった事柄について、話し合いをお願いしたい」と申し入れました。
 NAAからは「要望書とダブル事柄もあるので、要望書の回答も含めた話し合いを、6日(月曜日)に行いたい」との回答があり、6日に約1時間半の話し合いがもたれました。
 この内容については(一部を8日の出来事に載せました)後日、載せたいと思います。

成田空港入国の「病原体保有者」は3名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は10名で、成田空港入国者では3名でした。
 10名の内、症状が出ている人は3名でした。

@「5月航空機登録」でも成田空港を定置場とする新規登録はなし
 「JA Search BLOG」によりますと、航空局が発表した「5月航空機登録動向」で、成田空港を定置場とする新規登録はありませんでした。
 抹消登録では日本航空がB777-200型機とB777-300型機を1機ずつ抹消登録しています。
 また、旧バニラ・エアのA320-214(JA04VA)が抹消登録されています。塗装をピーチ・アビエーションに変えていたと思われます。
 下の写真はバニラ・エアで活躍していた時に、成田空港第2ターミナル前を行く「JA04VA」機です。

 


*6月10日

@NAAが2024年度末までに機能強化で新たな民家防音工事の50%を実施予定
 今日の「日刊航空」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は中期計画で、「さらなる機能強化計画」により新たな民家防音工事対象件数約7100件に対して、2024年度末までに3600件の実施を目標とする計画を立てている、との事です。

@今日から外国人ツアー客の受け入れ開始も、ツアー客の姿は見えず
 今日から海外ツアー客の受け入れが始まりました。
 今のところビザ取得が間に合わなかったり、添乗員が全行程で必ずつくことの条件などの準備が必要となるために、実際のツアー客は全く来ていないようです。
 成田空港も到着ロビーは閑散としていたようです。

成田空港入国の「病原体保有者」は7名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は19名で、成田空港入国者では7名でした。
 19名の内、症状が出ている人は4名でした。

@「Spring Japan」が7月15日から成田=新千歳線と成田=広島線を増便
 「Spring Japan」は今日、国内線の増便を発表しました。
 成田=新千歳線は7月15日から1日5往復、成田=広島線は7月16日から1日3往復になります。
 写真は第3ターミナルに並ぶ「Spring Japan」機です。

 

@「Spring Japan」が24日から成田→南京線を復活させ、隔週1往復に
 「Spring Japan」は今日、現在は南京→成田線のみを隔週の金曜日に運航している成田=南京線の内、6月24日から成田→南京線も運航することになった、と発表しました。
 これにより、成田=南京線は隔週の金曜日に1往復の運航となります。
【コメント】中国当局の許可が出ると、「Spring Japan」の出番、と言う事になりますが、順調に行くのでしょうか。

@全日空の4月実績は、国際線旅客数が419.6%増、国内線旅客数が35.7%増
 ANA ホールディングスが今日発表した「ANAグループ4月輸送実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ、【 】は2019年4月比)419.6%増【76.1%減】の19万7571人、利用率が45.2ポイント増の62.1%となっています。
 一方、国内線では旅客数が65.7%増【42.6%減】の176万2948人、利用率が7.2ポイント増の52.0%となりました。


*6月9日

@成田国際空港株式会社の今年の株主総会は文書開催?
 今日のNAAニュースリリースによりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は今年の株主総会を開催しないようです。
 リリースでは「全ての株主から書面または電磁的記録による同意の意思表示を求めることとし、全ての株主から同意が得られた場合には、株主総会の決議及び株主総会への報告があったものとみなして取り扱うことを決定いたしました」となっています。
【コメント】会社法上は問題ないようですが、「何故、そうするのか」という説明もありません。役員についても、田村社長を始めとする元国土交通省出身役員の移動も分かりません。確か、天下りについては禁止されていたはずです。
 こんな不透明な運営をされていたのでは、民間会社とはいえませんね。

成田空港入国の「病原体保有者」は5名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は7名で、成田空港入国者では5名でした。
 7名の内、症状が出ている人は1名でした。

@「ZIP AIR Tokyo」が成田=シンガポール線を期間増便へ
 「ZIP AIR Tokyo」は今日、7月16日から8月31日まで、成田=シンガポール線を週5往復(成田発着 月・水・金・土・日曜日)に期間増便する、と発表しました。

@エアソウルが7月24日から成田=仁川線を再開へ
 今日の、韓国・聯合ニュースによりますと、韓国 LCC のエアソウルは7月24日から成田=仁川線を、週2往復で再開する、と発表しました。
 写真は成田空港で移動するエアソウル機です。

 


*6月8日

@「更なる機能強化計画」に伴う「1室防音工事」の申し込みは未だ26.5%。住民の反発強い
 6日に、3月8日に提出した本会の要望書と、第46回騒音対策委員会の質問要旨に対する文書回答への質問の回答をする、との事で成田国際空港株式会社(NAA)の本社に行きました。
 このやりとりの中で、「更なる機能強化計画」の防音対策として行われている「1室防音工事」の申請数を聞いたところ、「対象となる6580戸の内、5月段階で申請があったのは1744戸と、26.5%とになっている」とのことでした。
 この「1室防音工事」については、住民の方々から「この工事を受けることは『更なる機能強化計画』に賛成することになる」との反発の声がありました。
 1室で家族全員が寝るわけでなく、、増大する騒音を防げるものでないことや、説明会で大多数住民の反対意見を無視して、計画を強行する国やNAAに反発する意志が現れているのではないでしょうか。
 下の写真は航空科学博物館駐車場に建設中だったモデルハウスですが、建築費も高額で、実際の民家ではこのように堅牢で防音効果の高い建築は出来ません。

 

成田空港入国の「病原体保有者」は11名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は13名で、成田空港入国者では11名でした。
 13名の内、症状が出ている人は3名でした。

@日本航空が夏の一時金回答で1.5ヶ月分、コロナ下での最高に
 昨日の神戸新聞によりますと、日本航空は昨日、労働組合に対して夏のボーナスに当たる一時金を、基本給の1.5ヶ月分にしたい、と提案しました。
 新型コロナウイルス感染症による需要急減に入っての過去最高になります。
 前年度の決算は1775億円の赤字でしたが、航空需要の回復が本格化すると予想して、人員を確保するねらいもあるようです。

@スウェーデン政府はスカンジナビア航空への追加支援は行わない方針
 昨日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、スウェーデンの産業相は現地時間7日、赤字に陥っているスカンジナビア航空(SAS)に対して追加の支援はせず、同社の長期的な株主にはならない、と述べました。
 スカンジナビア航空(SAS)にはノルウェーとデンマークとスウェーデンの3国が出資しており、同国は同社の21.8%の株を取得しています。
 なお、債務の株式化については容認する、との事です。


*6月7日

@日本の水際対策について考える、不手際はあるが圧倒的に少ない犠牲者の数
 このところ、海外からの入国条件が緩和されたことについて、「こんなに楽になったとは」とか、「日本は遅れている。開発途上国並みだ」とか、「なんで早くしなかったのか」との批判がもてはやされています。
 出入国を繰り返さなければならない人にとっては正直なところなのでしょうが、もたつきがあったにしても、厳しい入国検査が行われていたことに意味がある、と思うのです。
 もたつきの原因は、2019年末の段階での政府や官僚の「危機管理に対する軽視」があると思います。もっと言えば、大学の研究費などを削りに削ってきた「儲けが出ないものに金をかけるのはは無駄だ」とする保守政権や財界の、姿勢にあります。
 しかし、厳しすぎた日本の水際対策の効能は下表を見れば明らかではないでしょうか。
 英国と日本を拠点にして仕事をしている人は「英国は今はほとんどの規制を撤廃した。それでも、流行は落ち着いてる。何で日本は早く国境を開放しなかったのか」と書いていました。
 英国も米国も、そして、最初から「自然の治癒力に任せる」と対策を採らなかった
スウェーデンなどの現在の流行は落ち着いています。
 しかし、これらの国に比べて、人口での比率で日本での死者は格段に少なくなっています。
 旅客が少なくなって、仕事がなくなり、収入が激減した人たちにとっては大変でしたが、犠牲者が格段に少ないのは誇りに思っても良いのではないのでしょうか。
 上記の国では感染者が多いため、ワクチンが行き渡っていると免疫効果があり、流行が落ち着いているのではないでしょうか。
 
上記のようなコメントとこの結果を比べて、考えてみる必要があるのではないでしょうか。
 表は5日段階の数字で作りました。

国ごとの感染者数と死者
 
日本
米国
英国
スウェーデン
人口
(億人)
1.25
3.29
0.72
0.10
累計感染者数
(万人)
892
9470
2240
251
累計死者数
(万人)
3.1
101
17.9
1.9
死者の割合
(人口比 %)
0.025
0.31
0.25
0.18
感染者の割合
(人口比 %)
7.09
25.67
33.43
24.13

成田空港入国の「病原体保有者」は6名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は13名で、成田空港入国者では6名でした。  13名の内、症状が出ている人は4名でした。

@成田空港入国者103名から「BA.1株」感染者1名、「BA.4株」感染者4名、「BA.5株」感染者3名
  厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では208名、成田空港入国者では103名でした。208名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA..1」は2名(成田、関西)で、「BA.4株」が6名(成田4、羽田2)、「BA.5株」が12名(成田3、羽田7、関西2)でした。残りの188名が「BA.2株」でした。
【コメント】この結果は先月段階のものですので、今月段階の結果が出ると、かなり、変わると思います。

@オーストリア航空が7月2日から成田=ウィーン線を増便へ
 今日の「Traicy」によりますと、オーストリア航空は7月2日から、成田=ウィーン線を現在の週1往復から週3往復(成田発着 水・金・日曜日)に増便します。

@成田空港行きの全日空機が機体トラブルで那覇空港に臨時着陸
 昨日の「NHKニュース」によりますと、昨日午後、クアラルンプール発成田行きの全日空816便・B787型機で、機体にトラブルが発生したとの警告が出ました。
 このため、同機は那覇空港に臨時着陸しました。乗客・乗員196人にケガはありませんでした。
 点検したところ、主翼に取り付けられているスポイラーに不具合があり、約2時間で修理を終わり、午後3時半過ぎに成田空港に向け離陸しました。


*6月6日

成田空港入国の「病原体保有者」は4名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は10名で、成田空港入国者では4名でした。
 10名の内、症状が出ている人は4名でした。

@日本航空が今日から成田=クアラルンプール線を増便
 日本航空は今日から、成田=クアラルンプール線を週5往復から週6往復(成田発着 月・火・木・金・土・日曜日)に増便しました。

@ハワイアン航空が今日から成田=ホノルル線を増便
 ハワイアン航空は今日から、成田=ホノルル線を週3往復から週4往復(成田発着 月・火・木・土曜日)に増便しました。

@バンブー航空が今日から成田=ハノイ線を増便
 バンブー航空は今日から、成田=ハノイ線を週4往復から、1日1往復に増便しました。

@スイス航空が成田=チューリッヒ線を増便へ
 今日の「Traicy」によりますと、、スイス・インターナショナル航空は7月2日から、成田=チューリッヒ線を週2往復から週4往復(成田発着 月・金・土・日曜日)に増便します。

@フィリピン航空が成田=セブ線を増便へ
 今日の「Traicy」によりますと、フィリピン航空は7月2日から成田=セブ線を現在の月2往復から、月6往復に増便します。


*6月5日

@「市町別の2021年度の周辺対策交付金」を別ページにまとめました
 5月12日の出来事で「2021年度の周辺対策交付金の総額が71.1億円」と書きましたが、、読者から「市町村別はどうなっているのか」との質問がありましたので、5月12日の「日刊航空」の記事から別ページにまとめました。

成田空港入国の「病原体保有者」は13名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は14名で、成田空港入国者では13名でした。
 13名の内、症状が出ている人はゼロでした。


*6月4日

@ジェットスター・ジャパン機が午前0時01分に着陸
 上段の「昨日午後11時00分以降の離着陸」でも書きましたが、今日未明、久しぶりの「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
 いつもですと、NAAから通知メールが届くのですが、今回は今のところ来ていません。
 しかし、下図の「Flightradar24」による航跡図から、時間は間違いないと思います。少なくても、滑走路に接地したのは0時00分以降と思われます。

 

成田空港入国の「病原体保有者」は4名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は8名で、成田空港入国者では4名でした。
 8名の内、症状が出ている人は2名でした。

@エアカナダが今日から成田=モントリオール線を再開
 エアカナダは今日から成田=モントリオール線を開設しました。週2往復(成田発着 火・土曜日)になります。

@鹿児島空港で、小型機が待機中の誘導路にヘリの訓練を指示するトラブル、重大インシデントに
 昨日の南日本新聞によりますと、2日午前11時25分頃、鹿児島空港で小型機が待機で停止している誘導路上に、管制官の指示でヘリコプターが着陸を試みるトラブルが発生しました。
 小型機は宮崎空港にある航空大学校の訓練機で、管制官の指示で滑走路手前で停止していました。
 管制官は訓練飛行中のヘリコプターにタッチアンドゴーの訓練を許可しました。
 その後、間違いに気づいた管制官は進入中のヘリコプターに高度430mで、着陸のやり直しを指示しました。
 双方にケガなどはありませんでしたが、運輸安全委員会は重大インシデントに認定し調査に入ります。


*6月3日

成田空港入国の「病原体保有者」は2名、緩和で大幅減に
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は5名で、成田空港入国者では2名でした。
 5名の内、症状が出ている人はいませんでした。
【コメント】緩和によって様変わりしましたね。入国者の約8割が入国前の陰性証明書さえあれば、検査も待機もなしで、フリーパスとなりますから当然ですね。
 緩和は新型コロナウイルス感染症の阻止ではなく、参議院選挙に向けた内閣官房の人気取りの要素が強いようです。もちろん、航空業界や観光業界にとっては必要なのでしょうが。
 しかし、これでは、時間が経つと流行状況がどう変わるか分かりませんね。

@成田空港入国者119名から「BA.1株」感染者1名、「BA.4株」感染者2名、「BA.5株」感染者4名
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では233名、成田空港入国者では119名でした。
 233名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.1」は1名(成田)で、「BA.4株」が8名(成田2、羽田6)、「BA.5株」が7名(成田4、羽田3)でした。
 残りの217名が「BA.2株」でした。

@ユナイテッド航空が昨日から成田=グアム線を増便
 ユナイテッド航空は昨日から、成田=グアム線を週9往復から、週11往復に増便しました。
 なお、7月1日にはさらに増便し、1日2往復とする予定です。

@全日空が成田=サンフランシスコ線を今日から増便
 全日空は今日から、成田=サンフランシスコ線を週5往復から1日1往復に増便しました。

@スターラックス航空が今日から成田=台北線を増便
 台湾のスターラックス航空は今日から、成田=台北線を週1往復から週2往復(成田発着 水・金曜日)に増便しました。


*6月2日

成田空港入国の「病原体保有者」は40名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は104名で、成田空港入国者では40名でした。
 104名の内、症状が出ている人は24名でした。

@琉球エアーコミューター機が落雷に遭い欠航
 今日午前7時16分に那覇空港を離陸した、琉球エアーコミューター721便・DHC8-400型機が、離陸後約10分に、那覇空港の南西約37Km付近で落雷に遭いました。
 同機は那覇空港に引き返し、無事着陸しました。乗客・乗員にケガはありませんでした。
 点検したところ、プロペラに軽微な損傷が見つかり、整備のため同便は欠航となりました。この機体を使う折返し便も欠航となりました。

@「ITAエアウェイズ」機の機長が居眠りで通信に答えず、戦闘機が緊急発進
 昨日の 「sky-budget」によりますと、現地時間4月30日に運航された、ニューヨーク発ローマ行きの「ITAエアウェイズ(旧アリタリア航空)」609便・A330型機で、フランスのマルセイユの管制センターが同便と交信しようとしましたが、約10分間応答が途絶えるトラブルがありました。
 このため、テロ警戒警報が発令され、フランス空軍の2機の戦闘機がスクランブル発進し、同便の監視にあたる出来事がありました。
 調査の結果、機長が自動操縦中に居眠りをしていて、呼びかけに気づかなかった事が判明しました。
 この機は運航乗務員2名で運航されており、副操縦士は仮眠中でした。航空会社によっては、8時間以上の長距離路線では運航乗務員3名で運航しているところもあります。
 機長は調査に対して、最初は「計器の故障」を言い立てましたが、計器に異常はなく、居眠りが発覚し、解雇されました。


*6月1日

@5月のアクセス数は21,270回でした。

@今日から1日の入国者上限が2万人に、入国審査が簡素化
 国は今日から外国人受け入れを2万人に拡大しました。首相は昨日、受け入れのガイドラインは7日に公表することを明らかにしました。
 今日の「NHKニュース」によりますと、成田空港でも今日から、入国する人の出発国・地域で3グループに分け、全体の約80%の入国者では、抗原検査とワクチン接種証明書の提示が免除されています。
【コメント】日本国内の感染者が大幅に減少しているところですが、この措置で再び増えないと良いのですが。

成田空港入国の「病原体保有者」は68名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は119名で、成田空港入国者では68名でした。
 119名の内、症状が出ている人は36名でした。

@NAAが3日から「南地域相談センター」を「空の湯」に移転
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、3日から芝山町千代田公民館にある、南地域相談センターを成田空港温泉“空の湯”へ移転すると発表しました。
 また、これに合わせて、同相談センターの愛称を「そらぽーと 〜成田空港 コミュニティラウンジ〜」とする、との事です。
 【コメント】写真は裏側から見た“空の湯”です。右側が成田空港になります。まさか「湯に入りながら相談」ではないですよね。

 

@今日から「ZIP AIR 」など日韓の3 LCC が成田=仁川線を増便へ
 「ZIP AIR Tokyo」は今日から成田=仁川線を増便し、週6往復(火〜日曜日)としました。
 なお、成田=仁川線では、今日から韓国のチェジュ航空が週2往復から週4往復(成田発着 水・木・土・日曜日)に増便し、同じく、ティーウェイ航空が週1往復から週2往復(成田発着 水・金曜日)に増便しています。

@ジェットスター・ジャパンが昨日、累計乗客4000万人を達成
 ジェットスター・ジャパンは今日、昨日で就航以来の累計乗客が4000万人を突破した、と発表しました。
 就航以来、9年10カ月と29日での達成となります。


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