2025年3月後半の出来事


*3月29日

@京成電鉄の宗吾車両基地拡大工事が進む
 今日の日本経済新聞(電子版)によりますと、京成電鉄は2029年の成田空港機能拡張工事完成に備えて、酒々井町にある宗吾車両基地の拡張工事を行っています。
 敷地面積が現在の1.6倍となり、車両工場を新設し、車両の留置容量も増やす事にしています。
 写真は印旛沼近くを走る成田空港行きのスカイライナーと都心に向かう北総線の快速電車です。この区間は単線区間ではなく京成電鉄の複線区間です。

 

@国土交通省が整備士や操縦士の不足対策で自衛隊からの移籍や女性登用の門戸拡げる
 国土交通省は昨日、「航空整備士・操縦士の人材確保・活用に関する検討会」の最終とりまとめを公表しました。
 これによりますと、自衛隊からの退職希望整備士に対して、国土交通省と防衛省が協力して、防衛省で学科試験に向けた教育が受けられるようにすること、また、女性操縦士希望者の身長制限を撤廃し、休暇の取得に対して優遇制度を設けること、さらに、整備士資格試験で、学科試験合格から2年以内に受験が必要な実地試験を、5年以内に延長する事などを盛り込んでいます。

@天草エアラインの全便欠航が4月2日まで延長
 昨日の「Fly Team」によりますと、天草エアラインは当初、19日から30日まで全便を欠航する、と発表していました。
 ところが、この全便欠航の原因となったのは、同航空唯一のATR42-600型機が、3月15日から定期点検整備に入り、提携している日本エアコミューターの同型機を借りて運航していました。
 ところが、この借りていた機体が、18日の天草発熊本行きの飛行中に落雷に遭い、整備作業が必要となったことから、やむなく全便欠航としました。
 この整備作業が延びるために全便欠航を延長することにしたものです。
【コメント】弱小航空会社の宿命ですね。「トキエア」も、欠航に悩まされていますね。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時23分
23時25分
23時26分
23時34分
23時42分
便名
KZ 263便
NH 8403便
AW 74便
LO 80便
KZ 227便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*3月28日

@NAAがアクセス交通実態を公表
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、「2024年度成田空港アクセス交通実態調査の結果」を発表しました。
 これによりますと、出発旅客へのアンケートでは、成田空港までの交通手段は鉄道が55%、バスが24%、自家用車などが17%、飛行機が3%となっています。
【コメント】やはり、鉄道が主力ですね。鉄道の輸送力を増やさないと対応できませんね。

@韓国のエアプレミアが5月8日から成田=仁川線を増便へ
 昨日の「sky-budget」によりますと、エアプレミアは5月8日より、成田=仁川線を、現在の週5往復から週6往復(成田発着 火曜日を除く)に増便します。
 下の写真は第2ターミナル前を移動中のエアプレミア機です。

 

@米国FAA長官代行が、今年に管制官研修生を2000人採用計画表明、しかし、不足は1500人
 昨日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、米国連邦航空局長官代行のクリス・ロシュロー氏は現地時間27日の米上院委員会で行う書面による証言の内容をロイターが確認した。
 これによりますと、問題となっている航空管制官の不足に対して、今年、2000人の管制官研修生を採用することを明らかにする、との事です。
 しかし、全員が航空管制官になったとしても、約1500人が不足していることになります。

@欧州の大手航空会社のCEOが欧州委員会のSAF 使用率目標引き下げを求める声明出す
 今日のロイター通信(YAHOO!ニュース)によりますと、現地時間27日、欧州の航空大手(ライアンエアのほか、ブリティッシュ・エアウェイズを傘下に持つインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)、ルフトハンザ航空、エールフランスKLMなど)のCEOは、欧州委員会の航空機のSAF(持続可能な航空燃料)を2030年までに6%にするとする目標について、「これは達成不可能」とする声明を発表しました。
 理由はSAF(持続可能な航空燃料)のコスト高と供給不足を挙げています。
 これに対して、欧州委員会は「現在のSAF達成目標は現実的で実現可能だと考えている」との声明を出しました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時01分
23時04分
23時08分
23時12分
23時26分
便名
IJ 1便
KZ 235便
IJ 425便
GK 616便
NH 8403便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
N ↓
S ↑


*3月27日

@日本航空の2月輸送実績は国際線旅客数が18.9%増、国内線旅客数は3.1%増
 日本航空が今日発表した「JALグループ2月マンスリーレポートによりますと、
 国際線旅客数は前年同月比・【】は2019年2月比(以下同じ)18.9%増【10.5%減】の63万6626人、利用率は87.6%となっています。
 一方、国内線旅客数は3.1%増【12.0%増】の295万2196人、利用率は86.3%でした。
 この内、成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が13.9ポイント増の91.6%、成田=名古屋(中部)線が1.3ポイント減の59.5%となっています。

@2023年7月の日本航空機燃料不足重大インシデントはパイロット3人の追加燃料量の勘違い
 運輸安全委員会は今日、2023年7月12日の羽田発函館行き日本航空585便〔2023年7月14日の出来事参照)・B767-300型機が、代替燃料の不足警告が出た重大インシデントについての報告書を公表しました。
 同機は視界不良で函館空港に2回着陸を試みたものの、目的地を新千歳空港に変更しました。
 しかし、北側着陸の飛行コースを入力したところ、「燃料不足」の警告が出ました。
 このため、同機は新千歳空港の南方約75Kmのところで緊急事態を宣言し、南側から新千歳空港に無事着陸しました。
 運輸安全委員会はこのトラブルを重大インシデントと認定し、調査に入りましたが、日本航空は「重大インシデントに当たらない」と誤って解釈し、同機のその日の運航を続けたため、ボイスレーコーダーの録音が上書きされてしまいました。
 報告書では、原因は「乗務していた3人のパイロットが、代替着陸に備えて積まれた燃料の量を取り違えていた」と指摘しています。

@大阪空港が4月1日から午後9時以降の離着陸機に追加離着陸料の支払いを求める
 大阪空港の運営を管理する関西エアポートは25日、4月1日から航空会社に責任のないやむを得ない事由により運用時間締め切りの午後9時以降に離着陸する航空機に対し、正規の着陸料とは別に、この2倍となる「夜間騒音抑制料」を徴収する、と発表しました。
 徴収した料金は空港周辺地域の生活環境の改善などに活用する、としています。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時18分
23時22分
23時25分
23時32分
23時34分
便名
KZ 227便
LO 80便
NH 8403便
AY 74便
KZ 134便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑


*3月26日

@アシアナ航空が30日から成田=仁川線を減便
 昨日の「Traicy」によりますと、アシアナ航空は30日から成田=仁川線を、現在の最大1日5往復から1日3往復に減便します。
 この内、午後1時20分発の101便はA380型機で運航します。
 写真は成田空港第1ターミナル南ウイングで駐機中のアシアナ航空のA380型機です。

 

@佐渡市長「トキエア3号機の佐渡空港訓練は来月になると聞いている」
 今日の新潟新報によりますと、渡辺佐渡市長は定例記者会見で、トキエアの佐渡空港における訓練について、「3月中は難しく、4月以降になると聞いている」と述べました。
 「トキエア」は3月中に3号機を新潟空港に移動し、訓練を開始する予定でした。

@降灰2mmで滑走路の除灰が必要に、内閣府の検討会報告
 昨日の航空新聞社(有料版)によりますと、内閣府の「首都圏における広域降灰対策検討会」が21日に発表した報告書では、火山灰が2mm以上となると、空港管理者は除灰作業が必要になる、と指摘し、0.2mmから0.4mmになると、離着陸間隔や航空機運用について、関係者間で協議を開始することを見込む、としています。

@ロサンゼルス発上海行きのユナイテッド航空機の機長がパスポートを忘れ引き返す
 現地時間22日、ロサンゼルス発上海行きのユナイテッド航空198便・B787-9型機が、離陸後約1時間45分経った、太平洋上を飛行中に、機長がパスポートを忘れたことに気付き、引き返しました。
 同機はサンフランシスコ空港に着陸し、機長を交代させて、午後9時頃に離陸し、上海には約6時間遅れで到着した、との事です。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時04分
23時13分
23時22分
便名
KZ 235便
GK 336便
NH 8403便
離・着・向き
S ↑
N ↓
S ↑


*3月25日

@今日未明に、「カーフュー弾力的運用」が2件発生
 
下段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」に見られるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」が2件発生しました。
 1機目は成田発香港行きキャセイ航空885便・B777型機が、、成田空港の悪天候(雷雨)のために、午前0時15分に南側に離陸したものです。
 2機目は成田発ワルシャワ行きのLOTポーランド航空80便・B787-9型機が、成田空港の悪天候(雷雨)のために、北側に離陸したものです。
【コメント】たった、3分間の違いで離陸方向がか変わってしまいました。これも、雷雲の影響なのでしょうか。
 下に両機の「Flightradar24」による航跡図を載せておきます。

 

@午後11時前に、飛行コースが乱れる
 下段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」を調べていたところ、昨日午後11時直前に、南に離陸した数便が九十九里海岸まで直進せず、途中から東側に旋回する、飛行コースずれを起こしていました。多分、雷雲を避けていたものと考えられます。
 下に「Flightradar24」による1例を載せておきます。時刻は10時45
分です。

 

@千葉地裁が第3滑走路の誘導路西側にある農家の畑明け渡しを命じる
 千葉地裁は昨日、成田国際空港株式会社(NAA)が、成田空港B滑走路の誘導路を「くの字」型に曲げざるを得ない畑を不法耕作している、として明け渡しを求めている裁判について判決を言いわたしました。
 農民は「祖父の代から土地を借りて耕作している」として耕作権がある、と主張して、棄却をもとめていました。
 昨日の判決で裁判長は「前の所有者と結んだ契約には具体的な場所や範囲が特定されておらず、該当する土地を借りることに合意したとは認められない」として、男性に対して土地の明け渡しを命じる判決を言い渡しました。
 しかし、土地を強制的に収容できる仮執行は認めませんでした。
 下の写真は「への字」に曲がった誘導路です。

 

@成田空港今夏季ダイヤの発着回数は過去2番目の多さに
 今日の航空新聞社(有料版)によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)が 発表した30日から始まる成田空港の夏季ダイヤで、発着回数が週(4月6日から19日の2週間分を平均)4822回と前年同期比4.0%増となります。
 これは2019年夏季ダイヤに次ぐ過去2番目になります。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時08分
23時13分
23時20分
23時23分
00時14分
00時17分
便名
NH 8403便
IJ 1便
W8 1801便
KZ 134便
CX 885便
LO 80便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
S ↑
N ↑


*3月24日

@田村社長鉄道アクセスについて「現在でも混雑時には乗れない人が出ている。待ったなしの課題」
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は21日の記者会見で、鉄道アクセスの改善について説明しました。
 その中で「時間帯によっては(列車を)何本かお待ちいただかないと乗れない状況が発生している。(有料の)特急だけでなく(アクセス特急など)通勤・通学のほうも混んでおり、悠長なことは言っていられない」と述べました。
 その上で、空港に入る約9Km区間が単線になっている事を指摘し、加えて「都心寄りのところも、かなり線路容量に近い形で使われており、工夫しないと劇的には増えないだろう。いくつかあるポイントの一つとして、複線化や駅の構造の見直しがある」と指摘しました。

@シンガポールの競争委員会がシンガポール航空と全日空の共同事業を条件付きで承認
 今日の「NNAニュース」によりますと、シンガポールの競争消費者委員会は21日、シンガポール航空と全日空の共同事業を容認した、と発表しました。
 両社は同委員会の懸念に対して、◇規定の座席数を維持する ◇(競争を制限する)誘因が特定された場合、詳細かつ実現可能な事業計画を策定、提出する ◇それぞれの傘下にある格安航空会社( LCC )から、両社に座席数が移行したかどうかを競争消費者委員会が監視できるよう、各 LCC のフライトスケジュールと座席数を報告する ◇順守状況を監視する独立監視人を任命し、競争消費者委員会へ毎年報告する、などの条件を課しました。
 写真は成田空港離陸に向かうシンガポール航空のB787-10型機です。

 

@大韓航空がB777-9型機20機とB787-10型機20機を確定発注
 今日の 「sky-budget」 によりますと、大韓航空はボーイング社に対して、B777-9型機20機とB787-10型機20機を確定発注しました。
 なお、この発注は昨年7月の発注の際にオプションとしていたものを確定発注に切り替えたものです。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時07分
23時13分
23時15分
23時20分
23時21分
23時23分
便名
AA 61便
FX 157便
KZ 134便
JL 6785便
AY 74便
IJ 1便
離・着・向き
S ↓
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
23時28分
23時32分
23時33分
23時35分
便名
FX 10便
NZ 90便
NH 8427便
KZ 227便
離・着・向き
N ↑
S ↓
N ↑
N ↑


*3月23日

@成田空港から日光の男体山が見えました
 1ヶ月前の2月22日に、久しぶりに航空科学博物館に行きました。
 この日は空気が澄んでいて、5階にある展望室から、、富士山も筑波山もきれいに見えたのですが、帰ってから写真を整理したところ、下の写真のように栃木県の日光にある男体山が写っていました。
 地図を調べたのですが、方角から男体山に間違いありませんでした。

@米国フェデックスがATR72-600F貨物機を10機追加発注
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、現地時間21日、ATR社はフェデックスHD傘下の「米国フェデックスエクスプレス」から、ATR72-600F貨物機を10機追加する契約を受けた、と発表しました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時00分
23時10分
23時15分
23時17分
23時21分
23時34分
便名
KZ 227便
5Y 991便
JL 6785便
NH 8403便
LO 80便
KZ 134便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑


*3月22日

@田村社長「国内線のネットワークの維持や拡大は極めて重要」
 昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は昨日の記者会見で、振るわない国内線について、 LCC が好調な国際線に機材をまわしている影響を指摘し「日本人はもちろん、インバウンドも国内周遊で使う。国内線のネットワーク維持や拡大は極めて重要。復便や増便ができれば」と話しました。

@昨年1年間に成田空港を利用した外国人が2000万人を突破し過去最高に
 今日の「NHKニュース」によりますと、昨年1年間に成田空港を利用した外国人が2179万人と過去最高となりました。
 一方、日本人の国際線利用者は794万人とコロナ禍前の2019年の約半分にとどまっています。
 これについてNAAの田村社長は「去年は、コロナからの回復、そして再成長に向かう移行期の年だった。今年もこの傾向は続くと期待しており、成田空港としても、しっかりと需要を取り込んでいきたい」と話していました。

@チャイナ・エアラインが5月29日から成田=台北線を増便へ
 昨日の「sky-budget」によりますと、チャイナ・エアラインは、5月29日から成田=台北線を、現在の1日24往復から週25往復に増便します。

@全日空が日本貨物航空の子会社化を5月1日に延期
 昨日の「Traicy」によりますと、ANA ホールディングスは日本貨物航空の完全子会社化を5月1日に延期する、と発表しました。
 中国当局の企業結合審査に時間を要することが理由とのことです。

@飛行中の香港航空機で客室上部の収納棚から出火、近くの空港に緊急着陸
 昨日の「NHKニュース」などによりますと、現地時間20日午後、中国・杭州発香港行きの香港航空115便・A320型機が、飛行中に客室上部の手荷物収納棚から出火し、一部が焼けるトラブルがありました。
 このトラブルで同機は福州の空港に緊急着陸しました。乗客・乗員168人にケガはありませんでした。
 原因は今のところ不明ですが、手荷物の中のモバイルバッテリーが原因との説があります。

@マレーシア航空がB737MAX型機ファミリーを30機発注
 昨日の「Traicy」によりますと、マレーシア・アビエーション・グループはボーイング社に対して、B737-8型機18機、とB737-10型機12機を確定発注しました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時02分
23時09分
23時19分
23時22分
23時30分
23時32分
便名
KZ 263便
KZ 168便
MM 512便
AY 74便
LO 80便
NH 8403便
離・着・向き
S ↑
S ↑
N ↓
S ↑
S ↑
S ↑


*3月21日

@「2月の運用状況」は国際線発着回数がコロナ禍前にほぼ回復、日本人旅客数は37%減
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「成田空港2月運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同月比(以下同じ)・【】は2019年2月比、3%増【4%減】の1万8707回となりました。
 国際線発着回数は9%増【1%減】でほぼコロナ禍前の水準に戻っています。
 一方、国内線発着回数は15%減【16%減】となっています。
 総旅客数は6%増【2%減】の329万3728人となっています。
 この内、国際線旅客数は12%増【±ゼロ】で、内訳は、日本人が19%増【37%減】、外国人が2月としては過去最高の14%増【38%増】、通過客は18%減【38%減】でした。
 一方、国内線では19%減【10%減】となっています。
 国際航空貨物量は5%増【±ゼロ】となっていますが、詳しくは2025年3月19日の出来事を参照して下さい。

@LOTポーランド航空が今日から成田=ワルシャワ線を増便
 LOTポーランド航空は今日から、成田=ワルシャワ線を週3往復から週4往復(成田発着 月・水・金・土曜日)に増便しました。

@中国国際航空は今日から成田=成都線を再開
 中国国際航空は今日から、成田=成都線を、週3往復(成田発着 月・水・金曜日)で再開しました。

@中国南方航空が4月1日から成田=ハルビン線を増便へ
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、中国南方航空は4月1日から、現在週3往復している成田=ハルビン線を週6往復(成田発着 月曜日を除く毎日)に増便します。
 なお、この増便は現時点では7月26日までの運航とするようです。

@NAAが4月7日からリニューアルのために第1ターミナル展望デッキを閉鎖
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、第1ターミナルの5階にある展望デッキやフードコートなどのリニューアルを行うため、4月7日から来年春まで閉鎖する、と発表しました。
 ただ、5階エリアのレストラン、ショップ、ラウンジは通常通り営業する、との事です。

@NAAが4月1日から第2ターミナルの中央広場をリニューアルオープン
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、第2ターミナルに隣接する第2駐車場ビル前中央広場を、「NRT Central Square Popo Park(ナリタ セントラル スクエア ポポ パーク)」として、4月1日からリニューアルオープンする、と発表しました。

@昨日、港区で羽田空港都心ルート固定化に反対するパレード行われる
 今日の「しんぶん赤旗」によりますと、昨日、港区で羽田空港都心ルートの撤回を求める「みなとの空を守る会」主催のパレードが行われました。
 主催した同会の増間碌郎共同代表は国土交通省が始めた「新ルート固定化回避検討会」を批判し、騒音と落下物の危険について発言しました。
 パレードには共産党や立憲民主党の国会議員や、れいわ新選組の区議などが参加しました。

@伊豆大島空港で小型機が車輪出ずに胴体着陸、重大インシデントに認定
 昨日午後0時46分頃、伊豆大島空港に着陸しようとした個人所有の小型機・ハイパーPA-28R型機が、車輪が出なかったため、胴体着陸しました。
 乗員2人にケガはありませんでした。このトラブルで滑走路が約4時間閉鎖されました。
 国土交通省はトラブルを重大インシデントに認定し、調査に入りました。

@英国のヒースロー空港で大規模な停電、空港が丸1日閉鎖に
 21日のブルームバーグジャパンによりますと、英国・ロンドンのヒースロー空港で大規模な停電が発生し、終日、空港が閉鎖されました。
 ヒースロー空港運営会社は現地時間午前3時にウェブサイトに掲載した声明で「変電所で火災が発生したため、ヒースロー空港では大規模な停電が発生している」と説明しました、乗客に対し、同空港への移動を控えるよう呼びかけています。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時21分
23時22分
23時33分
23時52分
便名
KZ 7134便
NH 3403便
KZ 227便
KZ 235便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*3月20日

@今日未明、「カーフュー弾力的運用」が発生
 下段の「午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
 成田発上海行きの全日空8431便・B767型機が、今日午前0時8分に、北側に離陸したものです。
 理由は前々便での成田空港出発時の悪天候(雪)のために、出発が遅れた、玉突き遅延のため、とのことです。

@スカイマークの「2月輸送実績」は旅客数が1.4%減、利用率は1.5ポイント減
 スカイマークエアラインが昨日発表した「2月輸送実績」によりますと、有償旅客数は前年同月比(以下同じ)1.4%減の63万4591人となっています。
 座席利用率は1.5ポイント減の84.3%でした。

【訂正】ZIP AIR TokyoのB787-9型機導入は日本航空の改造機です
 昨日載せた「@ZIP AIR TokyoがB787-9型機導入を発表」の記事ですが、昨日の「Aviation Wire」によりますと、ZIPAIR Tokyoが導入するB787-9型機は新造機ではなく、日本航空が現在使用しているB787-9型機を、ZIPAIR Tokyo用に改造して転用する、との事です。
 日本航空がこの代わりに使うB787-9型機は、新規発注ではなく2024年7月のファンボロー航空ショーで確定発注した10機を当てる事になります。

昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時00分
23時10分
23時19分
23時26分
23時31分
23時35分
便名
KZ 227便
JL 8696便
KZ 4便
GK 11便
NH 8403便
AA60便
離・着・向き
N ↑
S ↓
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
23時40分
23時48分
23時50分
23時52分
00時08分
便名
AY 74便
LO 80便
NH 8511便
JL 784便
NH 8431便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


3月19日

@昨日深夜、ジェットスター・ジャパン機が飛行コースずれ
 下段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」にあるように、成田空港を午後11時10分に出発したジェットスター・ジャパン11便。A320型機が九十九里海岸まで直進せず、離陸してまもなく西側に向きを変え、海岸手前で西旋回を始める飛行コースずれを起こしました。
 なお、この便の直前までは北側に離陸していましたが、この便からはいきなり南に離陸を始めました。
 下図は「Flightradar24」による同機の軌跡です。

 

@成田空港の貨物取扱量は11ヶ月連続のプラスに
 東京税関成田航空貨物出張所が今日発表した、「成田空港2月貨物取扱量」によりますと、
 総取扱量は前年同月比(以下同じ)7.4%増と11ヶ月連続プラスの14万593トンとなりました。
 積込量は11ヶ月連続プラスの6.2%増、取卸量は11ヶ月連続プラスの3.5%増となっています。
 国民生活に直結する生鮮・ドライ貨物の輸入量は生鮮貨物が4.1%減、ドライ貨物は5.1%増でした。

@成田空港2月貿易額は輸出が21.5%増、輸入が15.8%増に
 東京税関が今日発表した「成田空港2月貿易概況」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)21.5%増の1兆5802億4600万円となり、
 一方、輸入額は2ヶ月連続プラスの15.8%増で1兆6136億8300万円となっています。

@JAL CARGO がカリッタエアと共同運航で成田=シカゴ線の貨物輸送を増強
 日本航空は今日、成田=シカゴ間において、貨物の増強を図る、と発表しました。
 4月4日から4月20日まではカリッタエアのB747-400F型機に貨物スペースを確保し、5月10日からはカリッとエアとの共同運航を週3往復(成田発着 水・金・日曜)を新設します。機材はB777-300ERS型機を使います。

@日本航空が5月31日に成田=シカゴ線を開設
 日本航空は今日、5月31日から成田=シカゴ線を、1日1往復で開設します。機材はB777-300ER型機を使います。

@日本航空がB737-8MAX型機17機を追加発注
 日本航空は今日、国内線に使用するB737-8型機17機を追加発注する、と発表しました。
 これにより、B737-8型機の発注総数は38機となります。

@ZIP AIR TokyoがB787-9型機導入を発表
 ZIPAIR Tokyoは今日、新機材としてB787-9型機を10機程度導入する、と発表しました。受領は2027年度以降となります。
 なお、発注は親会社の日本航空が行います。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時02分
23時04分
23時06分
23時10分
23時13分
23時15分
便名
EK 319便
IJ 1便
MH 71便
GK 11便
W8 15801便
NH 8527便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
S ↑
S ↑
S ↑
時間
23時18分
23時21分
23時24分
23時33分
23時42分
便名
KZ 227便
KZ 227便
NH 8403便
KZ 235便
KZ 160便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑


*3月18日

@第1ターミナルにある航空グッズ販売「バイプレーン」が31日で閉店に
 昨日のTraicy」によりますと、第1ターミナルにある航空科学博物館のショップ「バイプレーン」が31日で閉店します。

@鉄道アクセス強化はJRと京成の複線化しかない
 16日の「出来事」でも載せましたが、昨日の 「sky-budget」 によりますと、14日に開かれた「第2回 成田空港の機能強化検討会」では、鉄道アクセスについての検討過程が詳しく解説されています。
 これによりますと、現在考えられている、航空会社などが支持する「巨大なワンターミナル構想」では、鉄道アクセスがネックになることから、この新ワンターミナルに直結する駅が必須となります。このためには現在の鉄道運行本数を増やすために、単線区間を複線化するしか手はないようです。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時09分
23時14分
23時21分
23時24分
23時26分
便名
W8 1801便
KZ 237便
NH 8403便
LO 80便
KZ 134便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*3月17日

@昨日午後11時38分発の全日空8427便が飛行コースずれ
 下段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、昨日午後11時38分発の全日空8427便が、利根川の手前で東に旋回する飛行コースずれを起こしました。
 ほんのわずかですが、だからこそ、直進して欲しかったですね。下図は「Flightradar24」による同便の航跡です。

 

@エーゲ航空がA321neo型機8機を発注
 今日の航空新聞社(有料版)によりますと、ギリシャのエーゲ航空は現地時間14日、エアバスにA321neo型機8機を発注した、と発表しました。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時22分
23時25分
23時27分
23時29分
23時30分
23時38分
便名
AY 74便
FX 157便
KZ 157便
FX 10便
JL 6785便
NH 8427便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
23時40分
便名
KZ 227便
離・着・向き
N ↑


*3月16日

@ZIP AIR Tokyoが今日から成田=ホノルル線を再開
 ZIPAIR Tokyoは今日から、成田=ホノルル線を、週3往復で再開します。

@14日の成田空港鉄道アクセス検討会で空港に入るJRと京成の複線化で一致
 今日の朝日新聞によりますと、14日に開かれた国土交通省の「今後の成田空港施設の機能強化に関する検討会」の第2回会合では、成田空港の鉄道アクセスについて、運行増の障害となっている成田市と成田空港の区間約9Kmの複線化について、これを推進することで参加者の意見が一致した、との事です。
 現在の状況では2030年代前半には混雑時の乗車率が100%を越える見込みで、成田エクスプレスとカイライナー共に全車両指定席であるため、乗車率が100%を越えれば、乗れない人が出る、との事です。
【コメント】もう少し、斬新な具体案がでるかと期待したのですが。

@千葉県の成田空港周辺航空機騒音測定年報は今だ発表されず
 第48回騒音対策委員会で本会が追加質問した千葉県の「成田空港周辺航空機騒音(年報)」の発表ですが、本会からの電話問い合わせに対して「2月には公表される予定」とのことでしたが、3月中旬の現在になっても公表されていません。
 この「年報」は、共生財団の発表する「年報」が各騒音地点の騒音値が、騒特法の基準を満たしているかどうかを判断するものであるのに対し、千葉県の「年報」では各測定局の騒音が「航空機騒音に関する環境基準」を満たしているかどうか判断するもので、この観点から、他の報告書にはない「環境基準」達成率が分かる、貴重なものとなっています。

@昨夜午後11時00分以降の離着陸

時間
23時01分
223時03分
23時10分
23時18分
23時28分
便名
PO991便
W8 1801便
KZ 134便
JL 6785便
NH 8403便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


2025年3月前半の出来事へ