*6月30日
@全日空機に「爆弾仕掛けた」といたずら電話
今日午前8時40分頃、羽田空港にある「日本空港ビルヂング(株)」のサービスセンターに女性の声で、「8時55分発の羽田から釧路に向かう全日空746便に爆弾を仕掛けた。」との電話が入りました。警察は離陸準備中の同機の乗客・乗員237人を避難させて、機内を点検しましたが、不審物は見つかりませんでした。警察は悪質ないたずらと見て、電話をかけてきた女性の割り出しをいそいでいます。乗客は全日空が用意した臨時便で11時30分に釧路に向かいました。
@イギリスのリバプールの空港が「ジョン・レノン空港」に改名
ビートルズの発祥の地で知られるイギリス中部のリバプールの空港が来春の新ターミナル開業に合わせて、名前を「リバプール・ジョン・レノン空港」に改名することになったそうです。
*6月29日
@「東峰神社の移転をお願いした。」空港公団総裁
空港公団の中村総裁は昨日の記者会見で「東峰地区の方々に、東峰神社の移転をお願いしたい。時期は2500m平行滑走路を建設するときになると思う。」と述べました。東峰神社は暫定平行滑走路の南端に位置していますが、先日の抜き打ち立木伐採で、暫定平行滑走路の運用の邪魔にはなりません。
@日本航空機が電気系統のトラブル
今日午前9時40分頃、福岡空港に着陸寸前の、羽田空港発福岡行きの日本航空355便・B−777型機から、「水平尾翼を動かす電気系統に異常が発生した。」との連絡が入りました。同機はそのまま着陸に入り、無事着陸しました。同機は原因究明のため、折り返す予定をキャンセルし、欠航になりました。
@サベナ・ベルギー航空が日本路線から撤退か
経営難に陥っているサベナ・ベルギー航空は支援約束したスイス航空が追加の増資を拒んでいるため、窮地に陥っています。これは、スイス航空がサベナ・ベルギー航空の株式を取得して傘下におさめる約束でした。ところが、これらの拡大経営が災いしてスイス航空自体が経営危機に見舞われ、サベナ・ベルギー航空への援助を中止する事になってしまいました。そこで、サベナ・ベルギー航空は日本でいう会社更生法の申請を行い、大合理化とスイス航空の違約金やベルギー政府の援助で再建を図る模様です。しかし、長距離国際線を維持することは難しく、日本ーベルギー間の路線も撤退を余儀なくされる模様です。
*6月28日
@成田空港内の4駅をパトロール
昨日、県警成田空港署とJRと京成電鉄は共同で成田空港内の第1ターミナルと第2ターミナルのJRと京成の駅をパトロールしました。これは、最近、車内や駅で多数の暴行事件が発生しているためです。成田空港内の駅でも旅行客同士の小さな喧嘩は発生しているそうです。3者は今後、1ヶ月に2回のペースで、駅と車内のパトロールを実施することにしています。
@事故機のエンジンを成田空港で点検へ
昨日、名古屋空港で起こった日本航空のDC−10型機の事故で、破損したエンジンを成田空港に運んで、原因を詳しく調べることになりました。なお、今回のようなエンジン内部のブレードの破損事故は昨年の9月にも日本航空のB−747型機がジャカルタ空港を離陸した際に起きています。このときも破損したブレードが近くの民家などに落下しました。離陸の時にはエンジンの出力が最高になるときですので、このことと関係があるのかもしれません。
*6月27日
@日航機がエンジントラブルで緊急着陸・名古屋空港
今日午前11時5分頃、愛知県小牧市上空を飛行中の名古屋発バンコク行きの日本航空737便から、「エンジントラブルが発生したので、引き返したい。」との連絡があり、同機は30分後に無事名古屋空港に着陸しました。また、小牧市の工場から、「上空で爆発音がしたあと、焼けた鉄片が降ってきた。」との通報が警察にありました。鉄片は民家にも落下し、さわった男性が火傷を負いました。
@国土交通省がニアミス防止策決定
1月に起こった、日本航空機同士のニアミス事故を受けて、国土交通省は7項目の防止策を決定しました。この中には、管制空域の再編をはじめ、過密航空路の複線化や似たような便名のときには便名の最後にアルファベットの一文字を加えて交信すること、管制官を操縦室に同乗させ、操縦の業務について研修させることなどが含まれています。
@カンタスを解雇されたスチュワーデスらの訴訟が逆転勝訴
今日、カンタス航空を解雇された日本人契約スチュワーデスらが職場復帰と未払い賃金の支払いを求めていた訴訟の控訴審判決が東京高裁でありました。この判決で裁判長は「契約期間が満了しても、継続勤務を乗務員側も会社側も希望していた。カンタス航空は年々利益を伸ばしており、期間満了で解雇することは信義則に反する。」として、会社側に3300万円を支払うように命じる判決を言い渡しました。一審は会社側勝訴の判決だったので、逆転勝訴になります。この事件はカンタス航空が日本支社の契約社員らに給与水準を半分に切り下げることを通告し、これを拒否した12人を期間満了で解雇したものです。
*6月26日
@鉄道の大幅増便は難しい・アクセス充実検討会
昨日、千葉市で「成田空港アクセス充実検討会」の第2回会合が開かれました。この席で、鉄道会社からは「空港内への線路が単線なので、大幅な増便は難しい。到着客が集中する午前7時から8時の時間帯でも1本増やすのが精一杯。」との発言がありました。また、バス会社からも「空港周辺と浦安付近の渋滞が問題。また、空港内の待機スペースの確保も必要。」との意見が出されました。検討会は今後も検討を進め、11月に報告書をまとめることにしています。
@ブッシュ大統領がアメリカン航空の労使紛争に介入の姿勢
アメリカのブッシュ大統領は長引くアメリカン航空の労使紛争に介入する姿勢を示しています。7月1日の期限までにまとまらない場合には、「大統領緊急委員会」を発足させ、60日間の冷却期間を置いて、調停することになります。この間、ストライキは行えません。大統領は7月4日の祝日のストライキを避けたい意向、とのことです。
@アルゼンチン航空が経営難で運航停止か
経営難に陥っているアルゼンチン航空は今月から、国際線9路線の運航を停止していますが、国内線54路線の運航も停止される可能性が大きくなっています。会社側は合理化案を労組に提示しましたが、労組の一部はストライキで対抗しています。燃料代も払えない状態に陥っているとのことです。
@ベトナム航空がエアバス機を購入へ
ベトナム航空はエアバス社とA319かA320かA321型機のいずれか3機の購入で交渉に入ります。ベトナム航空は2005年までに国内線用のプロペラ機3機、中距離ジェット機5機、長距離ジェット機4機の購入を行う予定です。
*6月25日
@来年3月末からカイロー成田線が1便増へ
国土交通省は今日、先に行われた日本とエジプトとの航空協議でエジプト航空のカイロー成田線を現在の週2便から1便増便して、週3便にすることで合意したことを明らかにしました。来年の3月末の夏期ダイヤから実施されます。この路線は直行便ではなく、カイロからバンコク・マニラを経由して成田に向かいます。
@反対同盟北原派が集会
反対同盟北原派は昨日、神社の立木伐採に抗議して空港予定地内の同盟員所有地で抗議集会を開きました。約50人が参加しました。
@明日、エアニッポンがストを予定
エアニッポンの乗員組合はボーナスを巡る交渉で会社側の回答を不満として、明日ストライキを予定しています。ストライキが実施されると230便中114便が欠航することになります。
@エコノミークラスの座席幅は70cm〜91cm
今日の千葉日報の社説によると、日本に乗り入れている航空会社のエコノミークラスの座席幅は一番狭いのがビーマン・バングラディシュ航空の70cmで、一番広いのはアシアナ航空の87cmだそうです。英国航空の上位エコノミークラスでは91cmがあるそうですが、これは、普通のエコノミークラスとは言えないようです。また、ファーストクラスとの比較で、ファーストクラスはエコノミークラスに比べて1座席あたり4倍の面積を占めているのに、料金は2倍にすぎないし、サービスに手間がかかって採算はとれていない、と指摘しています。そして、エコノミークラスは航空会社の主要な収入源になっているはずなのだから、シートの幅をもっと広げて良いはず、と指摘しています。
*6月24日
@金澤直人君の「空港シャトルバスのレポート」です
蓮沼村に住んでいて、飛行機が大好きな小学校3年生の金澤直人君に、「空港シャトルバス」のレポートをお願いしたところ、メールと写真が送られてきました。直人君は空港の南端にある航空科学博物館に「空港シャトルバス」でよく出かけるそうです。
平成十三年六月十七日に、空港シャトルバスで、成田空港第2旅客ターミナルに、いきました。 初めて一人できたので、ちょっとまよってウロチョロしてました。そのあと、見学デッキをさがしてウロチョロし、やっと見つけて飛行機を見て、また他の見学デッキで、飛行機をみて、そのあとは第二ターミナルの中をウロチョロしてました。 まー、これくらいです。 |
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*6月23日
@NW機車輪事故の部品を茨城県で発見
今月5日、マニラから成田空港に到着したノースウエスト航空のジャンボ機が主車輪の故障で滑走路上に立ち往生した事故を調査している、国土交通省の航空事故調査委員会は茨城県桜川村から同機が落としたと見られる部品を回収しました。この部品は主脚格納庫の扉を開く際に使われるもので、「ストライクボード」と呼ばれています。これは、アルミ製の長さやく40cm・幅15cmの板で、油圧が低下したときに電気モーターでロックを解除された主脚が自分の重みでこの扉を押して主脚が下がる仕組みになっています。この事故では、油圧の低下で主脚の一部が出ず、電気モーターを作動しても一部の主脚が出ませんでした。
@国内線充実のための実務者会議初会合
昨日、千葉市で「成田空港国内需要創出検討会」の実務者会議初会合が開かれました。参加したのは国土交通省・空港公団・千葉県・航空会社・旅行会社の代表16人です。話し合いの結果、国際線の乗り継ぎ客だけでなく、(1)修学旅行客の獲得、(2)ビジネス利用の拡大、(3)チャーター便の活用などに力を入れていくことが話し合われました。また、話し合いの中で、旅行会社からは「路線の本数が拡充すれば、客を集められる。」と言う発言があった一方、航空会社からは「採算性が厳しい。羽田空港よりも安い料金で利用できるようにして欲しい。」と言う発言がありました。
*6月22日
@入管職員を33名増員へ・法務省
政府は今日の閣議で、空港の入国管理体制を強化するため、入国管理職員を33名増員することを決定しました。法務省は7月にも増員し、成田空港をはじめとする国内の主要国際空港に配置することにしています。
@日航ニアミス事故の中間報告を提出
国土交通省の航空事故調査委員会は今日、国土交通相に今年1月31日に、静岡県焼津市沖で起こった日本航空同士のニアミス事故の中間報告を提出しました。そして、この事故の分析から、管制機関と航空機の間の意思疎通の改善のほかに、1)管制機関と航空機の間の連携を向上するための教育・訓練のあり方について検討する、2)TCASが作動した場合の対応の実態について調査し、官制業務、航空機操縦、TCASの設計・研究に従事する者との3者の間の分析と、改善のための方策を検討する、などの3点を建議しました。事故調が建議するのは99年3月以来になります。
@仙台空港が運用時間を1時間延長へ・7月から
仙台空港は7月から空港の運用時間を従来の8時から21時までを1時間延長し、7時半から21時半までとします。この延長によって新たな増便があるわけではありません。フェアリンクの8時15分発の大阪行きが8時ちょうどに、また、同じフェアリンクの20時45分着の大阪からの便が21時ちょうどに変更になります。空港近くの住民は「うるさい時間が増えるのは、住民にとってありがたくない話だ。」と語っています。
*6月21日
@環境省が1999年度の環境基準達成状況発表・成田空港は少し改善
環境省は今日、全国の空港と基地56カ所の1999年度の環境基準達成状況を公表しました。それによりますと、全体としては横這いが続いていますが、特に大空港ほど達成率が低いそうです。特に、大阪空港と成田空港が悪いとのことです。成田空港では75調査地点の内、達成したのは31カ所で達成率は41.3%になります。しかし、昨年の達成率は32%でしたので、約10ポイント改善されたことになります。
@「安全が確保されるなら、羽田空港再拡張はやむ終えない」船主協会会長
今日の船主協会の総会で選出された新会長は記者会見で、「安全が確保されるのなら、『羽田空港再拡張はダメ。』とは言いにくくなる。しかし、再拡張により、協会の会員各社の経済的ダメージが大きいと言うことになれば、話は別になる。」と述べました。
@骨太方針で離島をのぞく地方空港建設は凍結
政府が今日まとめた、骨太方針について、扇国土交通大臣は公共事業の見直しに関して、空港については「離島をのぞいては、新たな地方空港の建設は凍結することになる。」と述べました。
*6月20日
@日本航空ジャンボ機がフラップ故障で着陸・福岡空港
昨日の午後2時50分頃、ホノルルから福岡に向かっていた日本航空57便のジャンボ機が着陸態勢に入ったところ、フラップの故障が発生しました。消防車などが待機する中、同機は外側のフラップを固定したまま着陸し、無事に着陸しました。
@最新式鑑識機を全国の国際空港に導入へ
法務省は昨日、偽造旅券などを発見するための最新式鑑識機を7月にも21台導入し、全国の国際空港に配置することを発表しました。この鑑識機は現在は成田空港にしかありません。この5月に北朝鮮の主席の長男と見られる人物の偽造旅券を発券したのもこの機械です。この鑑識機は1台1千数百万円するそうです。
@エアドゥが着陸時に客室乗務員を操縦席に入れた機長を厳重注意
エアドゥは着陸時に客室乗務員を操縦席に入れていた機長と副操縦士に対し、乗務停止45日の処分を行いました。社内規定では着陸の際に客室乗務員は緊急時に乗客の誘導が行えるように客室にいる事が義務づけられているそうです。
【コメント】こんな事は言いたくないのですが、どうも、このところ、エアドゥの乗務員の不祥事が続いているようです。会社の存続が危ぶまれ、北海道に繰り返し支援をお願いしている会社の状況とかけ離れているように思います。乗務員に危機感はないのでしょうか。
@全日空はストを回避・日本エアシステムと日本航空は決行
今日予定されていた大手3社のストライキの内、全日空はストライキを回避しました。一方、日本航空と日本エアシステムはストライキを決行し、日本航空は管理職が対応して平常運航を確保しましたが、日本エアシステムは150便以上が欠航しました。
*6月19日
@資料のページに「第28回騒音対策委員会本会の発言と回答」を追加しました。
@空港公団のページに「 第2PTBチェックインカウンターの設置」が載っていました。
@共生財団が平行滑走路「隣接区」を決定
成田空港周辺地域共生財団はこのほど、来年初夏の暫定平行滑走路供用開始に備えて騒防法第1種区域の外側で民家防音や空調設備の設置に際して、補助が受けられる「隣接区」の線引きを決定しました。これによりますと、成田・下総・多古・大栄の1市4町の約350戸が対象になるそうです。過去の例から助成額は平均で70万から80万円になるものと見られているそうです。
@成田騒対協が知事に5項目の要望書を提出
成田空港騒音対策地域連絡協議会は昨日、堂本千葉県知事に対して(1)平行滑走路当初計画の早期実現による完全空港化、(2)平行滑走路の騒防法第1種区域の線引き見直し、(3)騒防法防止特別地区の土地の設置者による買い上げ、など5項目の対策を盛り込んだ要望書を提出しました。
@在日米軍司令官がNLPの海上実施の検討を示唆
昨日、一部の日本人記者と会見した在日米軍の海軍司令官は厚木基地などで問題になっている夜間連続離発着訓練(NLP)について、メガフロートなどを利用した海上訓練に全面的に移行する検討を行っていることを明らかにしました。司令官は「厚木から100マイル(160Km)の圏内に代替の飛行場があればよい。」と述べたそうです。
@明日、大手3社がストの通告
明日、日本航空・全日空・日本エアシステムの大手3社の組合がボーナスを巡ってストを実施すると通告しているそうです。日本航空は要求が2.8ヶ月分、プラス10万円で会社側の回答は2.3ヶ月分とのことです。しかし、日本航空のストが実施されても運航には支障がないとのことです。全日空は要求が昨年度プラス1ヶ月分と一律20万円で会社側は2.05ヶ月分でプラスはなしだそうです。全日空はストに入った場合、国内線の544便中354便が欠航になる予定です。日本エアシステムは組合側が27歳平均で187万円を要求し、会社側は1.8ヶ月分を回答しているそうです。日本エアシステムがストに入った場合、国内線420便中172便が欠航する予定です。
*6月18日
@堂本知事が成田高速で官房長官に要望
堂本千葉県知事は今日、福田官房長官を訪れ、成田高速鉄道の実現に向けて協力を要請し、小泉首相宛の要望書を手渡しました。これに対し福田長官は「私も成田のことはきちんとしたい。成田高速鉄道を『首都圏再生本部の検討事項に盛り込んで欲しい。』との要望につても、首相に正確に伝える。」と述べたそうです。
@ワールドカップに向けて成田空港関係機関連絡会開く
来年に行われるワールドカップに向けての成田空港の関係機関が一堂に集まる連絡会議がこのほど開かれました。参加したのは税関・入管・検疫・警察・空港公団などです。今回はワールドカップ日本組織委員会から開催概要などの説明を受けました。
@「静岡空港住民投票の会」が本請求を提出
静岡空港建設の是非を問う住民投票の実現を目指している「静岡空港・住民投票の会」は今日、有権者の9%・約27万人の署名を石川静岡県知事に提出し、条例制定を求める本請求を行いました。これに基づき、知事は22日から開かれる県議会に条例の制定を求める提案を行います。知事は「実現してもらいたいと言う気持ちを県議会に伝えたい。」としていますが、県議会で条例が可決されるかどうかは微妙な情勢のようです。
@国土交通省がA300の圧力隔壁の点検を命令
国土交通省は今日、エアバスA300型機の圧力隔壁が腐食のため破損する恐れがあるとして、2週間以内に点検するよう命令する耐空改善通報を出しました。これは、5月25日頃、外国の航空会社の所有するA300型機が高度8500mを上昇中に圧力隔壁が壊れ、油圧系統が破損する事故が起こったことを受けたものです。破壊の原因が圧力隔壁の腐食にあった事が明らかになりました。日本で点検の対象になるのは日本エアシステムの17機です。
@エアバス社CEOが「今年の受注の見通しに変更はない。」
パリで開幕したエアショウでエアバス社のCEOは世界的な景気の落ち込みにも関わらず、今年度の受注の見通しを変更しないことを明らかにしました。一部航空会社の経営難などで受注のキャンセルや納期の延期などの可能性は認めながらも、「景気の低迷の影響は軽微である。」とし、「エアバス社は現在、1600機の受注残を抱えており、生産体制の維持は当然だ。」としています。
@韓国アシアナ航空のスト収拾で合意
6日間のストライキを続けている韓国のアシアナ航空は4.5%の賃上げで労使が合意に達したことを明らかにしました。この合意についての組合員の評決が行われますが、承認されれば19日には平常運航に戻るそうです。
*6月17日
@「2500m平行滑走路のWCまでの完成は難しい。」総裁
昨日の神社の立木伐採の波紋が広がっています。空港公団の中村総裁は昨日の記者会見で「立木の伐採については、東峰地区の人たちの反発を招くことは承知していたが、実力で阻止すると言う人たちもいるので、無用な混乱は避けたかった。本来の2500mの平行滑走路をワールドカップまでに供用開始することは非常に難しい。しかし、暫定平行滑走路は何としてもワールドカップまでに供用開始したい。」と述べました。また、東峰地区の人たちは、「伐採については話をする、と言っていたのに、抜き打ちにやるのは言語道断だ。」としています。
【コメント】「2500mの平行滑走路のワールドカップまでの完成はむずかしい。」と言いますが、これは暫定平行滑走路建設を持ち出した段階で分かっていたことです。平行滑走路の建設が難しいから暫定平行滑走路の建設を先行させたのではないのでしょうか。
*6月16日
@空港公団が暫定平行滑走路南端の立木を抜き打ち伐採
空港公団は今日、建設中の暫定平行滑走路の南端にある神社の立木を抜き打ち的に伐採しました。この神社の高さ10mの杉の木です。暫定平行滑走路が供用された場合、この立木は離着陸のじゃまになり、航空法上もこれがある限り滑走路が使えなくなります。東峰地区の住民は「神社は共有財産であり、立木の伐採は認められない。」としてきました。空港公団は土地所有者と買収交渉をしてきました。なお、この神社は「航空の神様」を祭ったものだそうです。
@成田行きフィリピン航空機がマニラに緊急着陸
昨日の午前10時(日本時間11時)頃、フィリピンのセブ島から成田に向かっていたフィリピン航空434便・A330型機で前部で大きな異常音がすることに乗員が気づき、マニラ空港に緊急着陸しました。乗客の半分は日本人で乗客はフィリピン航空が用意した別の飛行機で成田に向かいました。何の異常かは分かりません。
@全日空が8月から羽田ーソウル間に月2回のチャーター便
全日空は座席数が不足している日本とソウルの路線に羽田空港の深夜・早朝枠を利用したチャーター便を月に2回運航することになりました。この深夜・早朝枠は希望が多い時は抽選になりますが、国土交通省は今後、この枠を拡大していく方針です。全日空の第1便は8月17日の深夜に羽田空港を出発する予定です。
*6月15日
@成田空対協が発着回数40万回を求める
成田市の商工業者などが作る「成田空港対策協議会」が昨日、成田空港近くのホテルで定時総会を開きました。この総会で、「成田空港の将来について」と題した見解が採択されました。この見解によると、「成田空港を名実ともに国際空港にするために、2500m平行滑走路を整備するために用地問題などに、一定の期限を決めて対処する。住民の意向を最大限汲み上げた環境対策を実施した上で、年間の発着回数を段階的に40万回にする。さらに、『成田空港は国際空港、羽田空港は国内空港』の棲み分け論を脱して、両空港の能力を最大限活用して首都圏の航空需要に対処する。」と述べています。
【コメント】とんでもない見解です。会長の鬼澤氏は「全国的な広い視野に立った見解」と言うかもしれませんが、騒音に悩む人の立場や気持ちを理解したものとは思えません。年間の発着回数を40万回にするということは、「24時間空港にする。」と言うことです。内陸空港を24時間空港にするなどということは、正気の沙汰とは思えません。「環境に最大限努力した。」としても、騒音から逃れるすべはないのです。民家防音工事を完全に実施したとしても、人は1年中閉め切った家の中だけで生活できるものではないのです。騒音下の住民の願いは「少しでも音を少なくして欲しい。」と言う事なのです。それが、人間としての普通の生活を維持する道なのです。また、この見解は、「共生大綱を破棄してしまえ。」と政府や空港公団をけしかけているのに等しいものです。用地問題に「期限を決めて。」と言うことは、「強制収用もやむ終えない。」と言うに等しいものです。また、「年間22万回の発着回数。」も共生大綱の骨子のはずです。
*6月14日
@成田市土室地区住民が「地権者の会」を結成へ
来年5月に供用が開始される予定の暫定平行滑走路北端約3Kmのところに位置する成田市土室地区の住民が17日に「地権者会」を発足させることになりました。土室地区は騒特法の「防止特別地区」に79haが入りますが、農地山林は空港公団による買い取り補償の対象にはなりません。それに怒った41世帯が「地権者会」を結成する事になったものです。「地権者会」は「『防止特別地区』に指定されて土地の評価額が下がったのは財産権の侵害だ。農地・山林も含めて空港公団で買い取って欲しい。法的手段に訴えることも辞さない。」としています。
@エアドゥがエンジン部品を脱落したまま運航
エアドゥのB−767型機がエンジン内部の消音部品の一部を脱落させたまま新千歳空港ー羽田空港を2往復半運航させたことが明らかになり、国土交通省から口頭での注意を受けていたことが明かになりました。「この部品は安全には直接関係ない。」とのことです。
【コメント】本当に安全には関係なかったのでしょうか。もし、この部品がエンジン内部に落ちて、エンジンに吸い込まれたとすれば、エンジンが破壊される重大事故につながったのではないでしょうか。一部がはがれたら、他の部分も点検するのが常識と思いますが、やっていたのでしょうか。苦しい経営を強いられている中、欠航便は出したくなかったのでしょう。しかし、安全第一でやって欲しいと思います。
@大韓航空操縦士組合がストを中止に・今日中に平常運航へ
詳しい条件は分かりませんが、2日間ストライキを続けていた大韓航空の操縦士組合が会社側と合意に達し、職場復帰を決めたそうです。今日中には平常運航に復帰できるものと見られます。
*6月13日
@空港公団から「28回騒音対策委員会議事録」が送られてきました。
@偽名で車のナンバー調べた中核派幹部を逮捕
警視庁公安部は昨日、偽名を使って10台の車の登録事項証明書の交付を受けた中核派幹部の松尾光武容疑者を逮捕しました。調べた車の中には国家公務員公舎の近くもあり、成田空港問題にからめて、国土交通省幹部の車を確かめようとしていたものと見られています。
@関西国際空港でエアインディア機が立ち往生
今日午後0時20分頃、香港から関西国際空港に向かっていたエアインディア314便から「油圧系統が故障で、着陸後自力走行が出来ない可能性がある。」と連絡がありました。同機は0時45分に無事着陸しましたが、誘導路で止まり、牽引車で移動しました。滑走路の点検のため、13分間滑走路が閉鎖され、12機が最大26分遅れました。
@羽田空港東旅客ターミナルの建設業者を決定
羽田空港を運営する日本空港ビルディングは新しい東旅客ターミナルの建設業者を決定しました。東旅客ターミナルは現在使用している西旅客ターミナル真裏の海側にあるC滑走路よりに建設されます。業者といってもすべて合同企業体です。東旅客ターミナルは今秋から建設が始まり、2003年度末に完成する予定です。
*6月12日
@大韓航空とアシアナ航空が無期限ストに突入
労使交渉が不調に終わった大韓航空とアシアナ航空の操縦士組合は今日から無期限のストライキに入りました。大韓航空では国際線の約半数と国内線のほとんどが欠航となります。また、アシアナ航空では国際線はほぼ平常通り運航されますが、国内線の約半数が欠航となる見込みです。明日以降は、今日よりも影響が拡大するものと見られます。労使とも交渉を継続する事を表明しています。政府は労組に自重するように求めるとともに、違法行為があった場合は断固とした処置をとるとしています。
@エアドゥが新千歳空港の地上業務を自営化する計画
エアドゥは新千歳空港の地上業務を日本航空に委託していますが、今年度中にこれを自前でやる計画です。これにより、年間数億円の削減が見込まれる、とのことです。また、羽田空港の地上業務についても、新しく策定される中期計画の中で、2004年の羽田空港東旅客ターミナルの完成以前に自営化を行うとする見込みです。
*6月11日
@収用委員会会長襲撃事件の水嶋容疑者を正式に逮捕
先月22日別の事件で逮捕状が出ていた中核派活動家をかくまった容疑で逮捕されていた水嶋容疑者が今日、収用委員会会長襲撃事件の容疑で改めて逮捕されました。
@ボーイング社が機内でのインターネット実験を3社に依頼
ボーイング社は来年はじめにも本格的運用を目指している、人工衛星を使った航空機内のインターネットサービスの実験についてアメリカン航空など3社と提携して行うことを発表しました。
*6月10日
@韓国の航空会社が12日からストライキ突入か
韓国の大韓航空の操縦士組合は8日、ストライキの賛否投票を実施し、84.5%の賛成を得たことを明らかにしました。これにより、12日からストライキに突入する構えを見せています。また、韓国第2位のアシアナ航空も7日に投票を行いスト権を確立し、12日からのストライキを予定しています。このまま、労使の折り合いがつかないと12日以降韓国航空界の大混乱が予想されます。
*6月9日
@喘息吸入器の持ち込みを拒んで賠償を命じられる
アメリカのロサンゼルス連邦地裁は8日、喘息の治療薬を吸引するための吸入器の機内への持ち込みを拒否され、その後亡くなった75歳の女性の遺族が訴えていた裁判で、アメリカン航空とブリティシュ・ウエスト・イースト・インダストリーに対して、17万ドルの支払いを命じる判決を言い渡しました。
*6月8日
@「千鳥どころか、テレビの音も聞き取れない。」と蓮沼村住民
去る2日に蓮沼村で行われた、堂本千葉県知事と住民との対話集会で村会議員の1人は、「知事が千鳥が遊ぶ、半世紀前の蓮沼を知っていてうれしい。しかし、今では飛行機の騒音で千鳥どころかテレビの音も聞き取れない。人間の五感は数値では測れない。海に面した平面地形の蓮沼は数値上では騒音対策の対象にはならない。」と意見を述べました。これに対して堂本知事は「体感する音も含めて騒音問題の深刻化を認め、成田空港整備や落下物問題などとともに正面から受け止めて、国や空港公団と話し合っていく。」と約束しました。
@ノースウエスト航空機事故は複合原因と判明
5日の起こったノースウエスト航空機の車輪事故は車輪を卸し固定する油圧系統が故障し、油圧系統の故障の際に代わりに作動すべき電気動力系統にも故障があって起こったことが明らかになりました。普通では考えられないのですが、ハイテク旅客機にも「絶対安全」はない、事を示しています。
@日本人の出帰国カードが7月から正式に廃止に
前にも書きましたが、出国や帰国の際に入国審査官に提出する出帰国カード(EDカード)を7月から廃止されることが正式に決まりました。これは、記録がコンピューター化されていることと、入国審査の混雑の解消をねらったものです。しかし、外国人に対してはこのカードが上陸申請書も兼ねているとのことで、廃止されません。
@ボーイング社の工場でワイヤー切断が見つかる
ワシントン州にあるボーイング社の航空機製造工場で完成間近のB−737型機の10機で操縦を制御するためのワイヤーが何者かによって切断されていることが明らかになりました。これは、Bー737型機の完成検査で発見されたもので、納入された航空機には切断はない、とのことです。ボーイング社は内部の犯行の可能性もあるとして調査を始めました。
@コンコルドが夏にも飛行再開か
昨年7月に事故を起こし、その後、改良を進めてきたコンコルドがこの夏にも飛行を再開することになりそうです。8日にフランスとイギリスの航空当局が協議することになっています。改良機に問題は見つからず、フランスのタイヤメーカーのミシュランが衝撃に強いコンコルド用の新型タイヤを開発したとのことです。
*6月7日
@ノースウエスト航空事故で乗客には連絡せず
一昨日に起こったノースウエスト航空機事故の続報ですが、事故の原因はまだはっきりしていないようです。事故当時、パイロットは緊急着陸を宣言しましたが、乗客には何も知らせていませんでした。パイロットは「安全に着陸できると思い、知らせて無用な混乱を起こすよりは良い。」と思ったとしています。
【コメント】この説明には疑問が残ります。緊急着陸を宣言したのですから、何らかの危険を予想したはずです。乗客に何も知らせないと言うことは、万が一のときに乗客が身を守る権利を奪うことになるのではないでしょうか。ノースウエスト航空側は「軽微な事故だった。」と強調しているようですが、それは、「結果論」の域を出ていないように思います。
@関西国際空港対岸リンクウタウンの収支計画が2年で破綻
関西国際空港の対岸にある泉佐野市などに大阪府企業庁が計画したリンクウタウンが分譲予定の3分の1も売れずに窮地に陥っています。大阪府は一般財源から繰り入れて救済する案を検討していますが、大阪府の財政は全国最悪でこのまま行くと2006年には破産状態になり、再建団体に落ち込む危険もあります。したがって、救済そのものが大阪府の財政破綻のきっかけになりかねず、対応に苦慮しています。2000年は1件の分譲もなく、分譲の契約をした企業が違約金を払って撤退する有様です。企業庁は最大6割の値引き販売を計画していますが、これだと、「売れば売るほど赤字が増える。」と言う泥沼状態が続きます。これで、2年前に立てたばかりの収支計画の達成は無理になっています。
*6月6日
@成田空港の新ノイズサプレッサーが本格運用
今日、11時のNHK首都圏ニュースによりますと、出来上がってからうまく稼働せずに、10億円をかけて改修していた成田空港の新ノイズサプレッサーが4月から本格的運用に入ったそうです。大きさは長さ103m・幅85m・高さ33mでジャンボ機もすっぽりと収まります。エンジンテストの排気と音を真上に逃がし、また、壁に吸音材を貼り付けて騒音の軽減を計るものです。120dbの音が500m離れた民家で60dbに減るそうです。本格的運用に入り、平均で1日3機のエンジンテストが行われています。しかし、改修の10億円はどこが負担したのでしょうか。
@全日空機が客室圧低下で名古屋空港に緊急着陸
昨日の午後0時5分頃、和歌山県串本付近上空3300mを飛行していた宮崎発羽田行き全日空608便(A320)で客室内の気圧が低下するトラブルが発生しました。このため、同機は名古屋空港に緊急着陸しました。乗客の1人が耳鳴りを感じました。国土交通省は重大なトラブルとして調査を始めました。
@ブリティシュ・エアウエイズの旅客が急減
ブリティシュ・エアウエイズが発表した5月の旅客統計によりますと、旅客数が前年同月比で9.2%減少したそうです。3月には同6.0%減、4月にも同7.6%減となっていましたが、減少幅が拡大しました。これは、アメリカの景気後退の影響と2月に起こった家畜の口蹄疫による観光客の減少が原因と見られています。
*6月5日
@ノースウエスト航空機が滑走路で立ち往生
今日午後1時27分頃、マニラから成田空港に向かっていたノースウエスト航空28便(B−747−400)から、主脚のトラブルで優先的に着陸させて欲しい、と言う連絡がありました。同機は右の主脚の一部が出ないまま、無事着陸しました。しかし、着陸後右に傾いてしまい、自力で走行できなくなり、立ち往生してしまいました。その後、同機は牽引車にひかれて駐機場に移動しましたが、この間、約1時間20分にわたり滑走路が閉鎖されました。この影響で、32便が他空港に向かいました。乗客・乗員には怪我はありませんでした。
@日本エアシステムが成田ー広州線を共同運航へ・10月から
日本エアシステムは中国・南方航空との共同運航で成田ー広州線・福岡ー広州線を10月から開設すると発表しました。成田ー広州線は週2便、福岡ー広州線は週1便の運航予定です。
@85年の成田空港手荷物爆破事件でカナダで服役中の男を逮捕へ
1985年6月に成田空港で手荷物が爆発し2人が死亡した事故に関して、現在、カナダで服役中の49歳のインド人男性が再逮捕されることになりました。成田空港事件の1時間後に起こったエア・インディア航空機爆破墜落事件での関連が明らかになったためです。
@2000年度の国内線旅客単価が10年ぶりに上昇
国土交通省が明らかにしたところでは、2000年度の国内線の旅客単価が10年ぶりに上昇しました。平均で3.6%の上昇です。会社別に見ますと、スカイマークが10.8%、日本航空が5.9%、全日空が2.0%、日本エアシステムが3.5%です。これは、個人客の運賃が上昇したためではなく、団体客が減って個人客の割合が高くなったのが、要因だそうです。
*6月4日
@空港公団のページが更新されました
空港公団のページが更新され、以下のニュースが載りました。 「成田空港運用状況(平成13年4月分)」・「平行滑走路工事状況」・「第1PTB免税ブランドショップについて 」・「第11回ACI-PACIFIC総会について(報告)」の4本です。
*6月3日
@空港公団が移転相談所を開設
空港公団は騒特法の発効に伴い、「防止特別地区」の移転対象者に対する相談所を南北の地域相談センターと空港公団工事局ビル内の3カ所に設置しました。また、申請の手続きなどをまとめたパンフレットを900部作り配布を始めました。
@NASAの極超音速実験機が試験飛行に失敗
NASAが開発している極超音速実験機の飛行試験が昨日カリフォルニア州で行われました。B52の胴体下に着けられた実験機は胴体から切り離され、スクラムジェットエンジンに点火した直後に制御不能に陥り、地上からの指令により爆破されました。今回の実験ではマッハ7を出す予定でした。
*6月2日
@千葉県町村会が収用委員会の機能回復を採択
昨日、千葉市で開かれた千葉県町村会の定期総会で、1988年に委員全員が辞職して機能を停止している収用委員会の機能回復を求める提案が全会一致で採択されました。提案したのは東葛飾郡町村会で理由として、「各市町村で用地交渉が難航して事業が進まず困っている。成田空港問題とは無関係だ。」と説明しています。
@千葉県が成田新高速鉄道で調査結果を公表
千葉県は昨日、計画されている成田新高速鉄道計画についての調査結果を公表しました。それによりますと、ルートは印旛沼を横断するルートが有力で、成田空港と都心を30分台で直接結ぶノンストップ便と複数の最小限の駅に停車する特急をそれぞれ、1時間あたり3本ずつ運航する、概算の事業費は空港内のインフラ整備費をのぞいて1200億円から1300億円、需要予測は2010年で1日あたり37400人、2015年で41400人、しかし、収支は現行の補助制度では黒字化は難しい、としています。
*6月1日
@5月のアクセス数は5692回でした。毎日のアクセス感謝いたします。
@資料のページの「環境基準早期達成に関する要望書」に交渉のやりとりを追加しました。
@空港公団のページに「成田空港における航空会社の再配置について」が出ていました。
@防衛庁の次期哨戒機と輸送機に8社が応募
防衛庁が導入することにしている次期哨戒機と輸送機の製作に、三菱重工業・川崎重工業・富士重工業・新明和・日本飛行機・ジャムコ・昭和飛行機工業・神鋼電機の8社が計画を提出することになりました。各社は7月末までに防衛庁の要求を満たした提案書を提出します。この開発には3400億円が見込まれ、約30年ぶりの大型機の開発になります。哨戒機は2006年に、輸送機は2007年の初飛行を目指します。
@米連邦航空局(FAA)がB−737の点検を希望
米連邦航空局(FAA)はボーイング社のB−737シリーズの尾翼の点検を希望することを明らかにしました。これは、尾翼の主要部品であるエレベーター・タブに問題が生じるおそれがあるというものです。ボーイング社はすでに各航空会社に通知を出したことを明らかにしました。
@日本エアシステムが3路線の利用者にスピードくじを配布
日本エアシステムは今日から7月31日まで、東京ー札幌・伊丹・福岡の3路線の利用者に搭乗時にスピードくじを配布することになりました。これは、同社の30周年記念キャンペーンの一つです。A賞は15000マイルのマイレージ加算などの賞品が当たるそうです。