2023年12月前半の出来事


*12月15日

@ジェットスター・ジャパンが今日から,成田=旭川線を開設
 ジェットスター・ジャパンは今日から、成田=旭川線を開設しました。
 1日1往復となります。初便はA321LR型機が使われました。
 今日の「Traicy」によりますと、初便は折返し便の遅れを回避するため、定員を180席に制限し、予約は179人、実際の搭乗者は160人だった、との事です。

@マカオ航空が今日から,成田=マカオ線を増便
 マカオ航空は今日から、成田=マカオ線を増便しました。
 週4往復から週6往復となります。

@NAAが年末年始期間(12月29日〜1月8日)に第2ターミナル「P2駐車場・南棟」を予約車専用に
 成田国際空港株式会社(NAA)は年末年始の繁忙期(2023年12月29日〜2024年1月8日)に、第2ターミナルの「P2駐車場 南棟」を予約車専用にする、と告知しています。
 予約なしの車は「P2駐車場」では「北棟または北付属棟」に駐めることになります。

@トルクメニスタンとの航空当局者協議で成田空港とアシガバット空港直行便が可能に
 国土交通省は今日、日本とトルクメニスタンとの航空協議の結果を公表しました。
 これによりますと、成田空港とアシガバット空港との間で、直行便を運航するための枠組みが設定された、との事です。


*12月14日

@ターキッシュエアラインズが今日から成田=イスタンブール線を増便
 ターキッシュエアラインズは今日から、成田=イスタンブール線を、週6往復から1日1往復に増便しました。

@エアソウルが来年1月1日から成田=仁川線を期間増便
 昨日の韓国「聯合ニュース」によりますと、韓国 LCCのエアソウルは昨日、来年1月1日から3月29日まで、成田=仁川線を現在の週21往復から週23往復に増便する、と発表しました。
 写真は第1ターミナルに到着したエアソウル機です。

 

@中国国際航空が来年1月21日から成田=大連=天津線を再開
 昨日の 「sky-budget」によりますと、中国国際航空は来年1月21日より、成田=大連=天津線を再開します。
 週4往復(成田発着 火・木・金・日曜日)で、機材はB737-800型機を使います。

@香港で新型コロナウイルス感染症の感染者が急増
 昨日のブルームバーグジャパン(日本語版)によりますと、東南アジアでは新型コロナウイルス感染症の感染者が増えています。
 シンガポール保健省によりますと、同国の新型コロナウイルス感染症の発生状況は、12月2日終了の週に3万2035人とその前の週と比べて約1.5倍となっています。
 同省の分析では「感染件数の増加は、国民の免疫力低下や、年末の旅行や祝祭シーズンにおける旅行や、地域社会との交流の増加など、多くの要因による可能性がある。
 「BA.2.86」型の亜系統である「JN.1」型変異体が関与する症例は、現在シンガポールにおける新型コロナ感染症例の約60%を占めている」とのことです。
 香港の他、マレーシアなどでも感染者が2倍となっている、との事です。
【コメント】コロナは終わっていないのですね。日本でも増えたり減ったりしていますね。


*12月13日

@「Air Japan」が成田=バンコク線を来年4月30日から1日1往復に増便
 今日の「Aviation Wire」によりますと、来年2月9日から成田=バンコク線に就航する「Air Japan」は、当初、週6往復で運航しますが、同4月30日から1日1往復に増便する、との事です。

@成田空港がSKYTRAX社の「WORLD AIRPORT RATING」で「5スター」を獲得
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、英国の航空サービスリサーチ会社「SKYTRAX社」が行った「WORLD AIRPORT RATING」において、5スターに選出された、と発表しました。
 このランキングではSKYTRAX社の調査員が、空港の施設やサービスなどカテゴリ別で最大800の項目について旅客目線で評価し、各カテゴリ及び総合評価するものです。

@11月の航空機登録でヤマト HD の1号機が成田空港を定置場として登録
 国土交通省が発表した「11月航空機登録状況」によりますと、成田空港を定置場として登録された航空機はヤマトHDの1号機「JA81YA」の1機でした。
 目につくのは移転登録が19機と多い事です。

@欧米の制裁で,ロシアの旅客機トラブルが3倍に増加
 昨日の「NEWSweek(日本語版)」によりますと、ロシアのウクライナ侵攻に対する欧米などの制裁で、ロシアでは旅客機の部品が手に入らないことや、ソフトの更新が出来ない状態となっています。
 この影響で、ロシアの民間航空機のトラブルが侵攻前の3倍に激増している、との事です。

@航空機リース会社「アボロン」がボーイング社とエアバスに大量発注
 今日の「Aviation Wire」によりますと、ボーイング社は現地時間12日、アイスランドを本拠地とする航空機リース会社「アボロン」から、B737MAX型機ファミリーを40機確定受注した、と発表しました。
 また、エアバスは現地時間12日、「アボロン」からA321neo型機100機を追加受注した、と発表しました。


*12月12日

@ヤマトHDの1号機が羽田空港に初めて試験飛行
 今日の「Aviation Wire」によりますと、ヤマトホールディングスの1号機は今日、成田空港から実際には運航しない、羽田空港に試験飛行を行いました。
 1往復の運航となります。
 また、記事の中では、保有する予定の3機のA321P2F型機を運航するには、60-70人程度のパイロットが必要になるとみられる、との事です。
 運航を担当する「Spring Japan」は使用している全6機がB-737-800型機ですが、A321P2F型機を操縦するためにはライセンスの変更が必要になります。
 そのため、来年4月11日までに、機種変更をせねばならず、そのための訓練飛行が行われている、との事です。
【コメント】天候などのトラブルがあった場合は代替空港として羽田空港を利用することもありますから、当然と言えば当然ですね。
 下の画像は「Flightradar24」による同機の航跡です。

 


*12月11日

@ IATA が2024年全世界航空業界の総収入が過去最高になる見通しと発表
 7日の航空新聞社によりますと、国際航空運送協会(IATA)は現地時間6日にジュネーブで記者会見を開き、2024年全世界航空業界の純利益が前年比(以下同じ)2.7%増を見込む、と発表しました。
 営業利益は21.1%増、総収入は7.6%増と過去最高になる見込み、としています。
 航空貨物は5.2%増となる見込みとのことです。


*12月10日

@10月22日の「3S590便」が成田空港軍事利用の約束に違反したと思われる理由
 この件につきましては10月24日の出来事12月3日の出来事でもふれていますが、国やNAAは『軍事利用ではない』と主張しているようです。
 そこで、本会が『取極書で約束している『軍事的利用』に当たる」とする理由を再度説明したいと思います。
 下図は「Flightradar24」に現在も載っている「3S590便」の運航記録です。

 

  前にも書きましたが、この表でも「omitama」,すなわち,「百里基地」から、成田空港に立ち寄って,香港まで運航されています。
 下図は「Flightradar24」によるその航跡図です。

 

 この図の飛行機マークの右上にあるマークが百里基地になります。
 しかし、百里基地から飛行機マークまでの航跡は出てきません。これを入れると,間違いなく軍事的利用となり、どんな言い訳も通用しなくなるからで,「Flightradar24」に頼んで消したものと思われます。

 次の図はドイツの空港から成田空港までの航跡図になります。鹿島灘から直角に入って,上図の飛行マークに無理矢理繋げたような不自然な航跡になっています。
 百里基地に寄ったという事実を知られたくない意図を感じます。

 

 いずれにしても、「同じ日」に、「同じ便名」と「同じ機体番号」が運航表に載っていること自体が不自然で、このような,運航が出来るわけはありません。
 「取極書」で指摘している米軍の「MACチャーター便」として、軍事関係の貨物を運んだことに間違いないと,考えています。


*12月9日

@福岡発羽田行きの日本航空機が離陸時に複数のカモメと衝突、そのまま羽田空港まで運航
 昨日の朝日新聞(YAHOO!ニュース)によりますと、昨日午後8時35分頃、福岡発羽田行きの日本航空330便・A350-900型機のパイロットから「離陸時にカモメと衝突した」との連絡がありました。
 空港事務所で滑走路を約15分間閉鎖し、安全点検を行ったところ、カモメ3羽の死骸が見つかりました。
 この影響で、後続の離発着便に最大26分の影響がありました。同便はそのまま羽田空港に向かいました。
【コメント】3羽のカモメの死骸が見つかった,との事ですが、このような場合、空港に戻って安全点検をすべきではないのでしょうか。
 下の「Flightradar24」の航跡図で航跡が乱れているようなのですが、これが、通常の飛行コースなのでしょうか。
 引き返したら、福岡空港の運用時間に間に合わず欠航となることを恐れたのでしょうか。
 このように航空会社に責任がない特別な事情がある場合には制限時間外の運航は認められると思うのですが。

@全国空港での地上業務事故は過去最高を更新、グランドスタッフの不足が原因
 昨日の「NHKニュース」によりますと、国土交通省のまとめでは、今年度当初から11月末までに、全国の空港の制限区域で起こった地上業務事故は、統計を取り始めてからの過去最高となる38件に上る、との事です。
 国土交通省への報告義務は、地上作業員らが4日以上の休業となるけがをした場合や、作業の過程で航空機を損傷させた場合、利用客がけがをした場合と限られています。
 今年度11月末までの内訳は地上作業員らのけがが21件、航空機の損傷が10件、利用客のけがが7件となっています。
 原因は人手不足によって、実務経験の少ない作業員が多く、現場は混乱している、との事です。
 取材に応じた作業員は「仕事が錯綜し、これまでなかったようなミスをすることもある。航空機のけん引で時間を間違えたり、別の停止位置を目指したりしたこと、コンテナを間違った機体のところに置いてしまったことがあった」と話しています。

@スカイマークエアラインの11月搭乗者数は1.4%増
 スカイマークが今日発表した「11月搭乗実績」によりますと、有償旅客数は前年同月比(以下同じ)1.4%増の65万7322人、座席利用率は0.6ポイント増の82.4%となっています。

@キャセイグループがA350F型機6機を発注
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、エアバスは現地時間8日、キャセイグループからA350F型機6機を受注した、と発表しました。
 この機体はキャセイカーゴが運用する、との事です。


*12月8日

@「Spring Japan」が今日から成田=上海線を再開
 「Spring Japan」は今日から、成田=上海線を再開しました。
 1日1往復となります。ただし、年末年始期間は運休します。
 写真は離陸に向けB滑走路に進入する「Spring Japan」機です。

 

@ウズベキスタン航空が成田=タシケント線を来年4月1日から増便計画
 今日の 「sky-budget」によりますと、ウズベキスタン航空は来年4月1日から、成田=タシケント線を現在の週1往復から週2往復(成田発着 火・金曜日)に増便する計画、との事です。

@全日空グループの10月は国際線旅客数が88.7%増、国内線旅客数が16.9%増
 全日空が今日発表した「ANA 10月輸送実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比・【】は2019年10月比(以下同じ)88.7%増【26.26%減】の61万1084人、利用率は78.0%でした。
 一方、国内線では旅客数が16.9%増【6.3%減】の331万2664人、利用率が74.5%となっています。
 この内、成田空港路線の搭乗率は成田=札幌線が64.5%、成田=大阪線が79.0%、成田=中部線が66.1%となっています。


*12月7日

@NAAがC滑走路の準備工事開始、報道陣に公開
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、C滑走路建設準備工事として、芝山町大里の高谷川に、C滑走路建設工事で濁流が高谷川に流れ込まないようにする、沈砂池を造成する工事を始めました。
 これがC滑走路の建設準備工事の開始となる、との事で、報道陣に公開しました。
 高谷川の流域に沈砂池を4ヶ所作り、C滑走路の完成時には、雨水などをためる広大な調整池とする計画とのことです。
 写真は2019年、成田空港に南から着陸するジェットスター・ジャパン機から撮ったものですが、翼に隠れように写っているのがC滑走路建設用地で、その横にある谷津を流れているのが高谷川になります。
 右上の遠いところを流れている川が栗山川になります。この時は大雨の後で,田んぼ一帯が冠水していました。

 


*12月6日

@昨日の 「sky-budget」 の記事は「NAA中間決算資料から」との事です
 昨日載せた 「sky-budget」 の記事ですが、成田国際空港株式会社(NAA)に確認したところ、「今月1日に行った『2024年3月期中間決算説明会資料」に載っているものから取材したものではないか」との事でした。

@全日空が今日から成田=ホノルル線を増便
 全日空は今日から、成田=ホノルル線を1日2往復に増便しました。
 2便ともA380型機を使います。

@グレーターベイ航空が23日から成田=香港線を増便
 今日の 「sky-budget」によりますと、グレーターベイ航空は23日から、成田=香港線を週7往復から週10往復に増便する計画です。
 さらに、来年1月2日からは1日2往復に増便する、との事です。
 写真は第2ターミナルからプッシュバックするグレーターベイ航空機です。

 

@年末年始の海外旅行はコロナ禍前の70.1%、JTB 調査
 今日の「NHKニュース」によりますと、JTBがまとめた年末年始(12月23日から1月3日)までに海外旅行を計画している人は、コロナ禍前の70.1%となっています。
 また、海外旅行費用は前年同期比7.9%減となっています。
【コメント】相変わらず,日本人の海外旅行熱は下がったままですね。政府のお金ばらまき政策で多くの国民が生活の悪化にあえいでいます。
 これでもまだ、パーティー券のキックバックなどで私腹を肥やしている自民党を支持するのでしょうか。

@琉球エアーコミューター機が機長席後方の異音で引き返す
 今日の琉球新報によりますと、昨日午後0時45分頃、那覇発与那国行きの琉球エアーコミューター725便が那覇空港の南西約70Kmを飛行中に、機長席後方から異音が発生しました。
 このため、動機は那覇空港に引き返し、同1時13分に無事着陸しました。乗客・乗員33人にケガはありませんでした。


*12月5日

@今日の 「sky-budget」 にB滑走路の延伸工事とC滑走路新設工事の現状が載っています
 今日の 「sky-budget」に「成田空港のC滑走路(新滑走路)建設&B滑走路の延伸工事の現在の状況」が載っていました。
 B滑走路延伸工事では東関東自動車道(東関道)の切り回し道路工事に着手しています。
 C滑走路新設工事では2023年内に関係川等排水工事に着手予定、との事です。
 なお、新ターミナルについては、「現時点では集約型ターミナル(ワンターミナル)を建設する方向で調整している」としています。
【コメント】情報の出所については書いてありませんが、使われている図版は「Photo: NAA」となっていますので、成田国際空港株式会社(NAA)である事は間違いないようです。
 今、NAAに問合せをしていますが、現在周辺市町で行われている12月定例議会での説明資料かも知れません。

@日本とサウジアラビアの航空当局者が成田空港乗り入れで合意
 国土交通省は今日、昨日の日本とサウジアラビアの航空当局者協議で、今までは関西空港と中部空港に限られていたサウジアラビアの航空会社による、成田空港への乗り入れが出来る仕組みで合意した、と発表しました。
【コメント】旅客便も乗り入れるのかどうかは定かではありません。

@「第7次小松基地爆音訴訟」が26日に提訴
 今日の毎日新聞によりますと、航空自衛隊小松基地周辺の住民が夜間飛行差し止めと損害賠償を求める「第7次小松基地爆音訴訟」を26日に起こすことになった、との事です。
 原告団は約530世帯、約1500人となる見込み、との事です。

@カナダのポーター航空が E195-E2 型機25機を確定発注に切り替え
 昨日の「Traicy」によりますと、カナダのトロントを拠点とするポーター航空は、エンブラエルに対してE195-E2型機25機を確定発注しました。
 これはオプション50機の内、25機を確定に切り替えたものです。


*12月4日

@アラスカ航空がハワイアン航空を買収し統合へ
 アラスカ航空グループとハワイアンホールディングスは現地時間3日、「両社が経営統合」する、と発表しました。
 買収額はハワイアン航空の純負債9億ドル(約1300億円)を含む19億ドル(約2800億円)となります。
 統合後の新会社はシアトルに本社を置き、アラスカ航空のCEOが指揮を執ります。航空連合はワンワールドに加盟します。
 今後は必要な規制当局の承認や、2024年3月第1四半期にハワイアンホールディングスの株主総会の承認を得て、手続きを進めることになります。
 なお、当面は両社ブランドで運航します。

@水素エンジンを開発している「ZeroAvia」と新興航空会社「Ecojet」が水素エンジン販売で合意
 1日の「DRONE」によりますと、水素エンジンの開発を続けている「ZeroAvia」は、英国の新興航空会社「Ecojet」に「ZA600エンジン」70基を納入することで合意しました。
 同航空は英国のエジンバラを拠点として2024年に現行のプロペラ・リージョナル機で運航を開始し、ZA600エンジンに徐々に交換して、世界初の排出ガス「水素電気ゼロエミッション」を実現する、としています。
 一方、「ZeroAvia」はZA600エンジンの型式証明を2025年に取得し、2027年にこの水素エンジンに換装したリージョナル機の型式証明(TC)を取得する計画です。
【コメント】「ZeroAvia」には日本航空が出資し、三菱重工のカナダ子会社も開発で提携しているはずです。
 すでに,数人乗りの小型に水素エンジン「ZA600エンジン」よりも小型のエンジンを搭載した試験飛行を続けているはずです。水素エンジンは酸素と水素を使い排出するのは水だけですので,本当の『温暖化ガスゼロ』を実現しますね。


*12月3日

@ジェットスター航空が今日から成田=ブリスベン線を増便
 ジェットスターは今日から、成田=ブリスベン線を、週6往復から1日1往復に増便しました。

米軍の「MACチャーター便」は頻繁に日本の空港に出入りか
 昨日の「Fly Team」【注目された飛来機情報】によりますと、このところ全国の空港で米軍にチャーターされた貨物機の発着が見られる、との事です。
 記事によりますと先月29日にユナイテッド航空のB777-200ER型機(機体記号:N57016)が仙台空港に着陸し、その後,新千歳基地に飛行しています。  これは、米軍関連のチャーター便とみられます。
 翌日の先月30日にはオムニエアインターナショナルのB777-200ER型機(機体記号:N819AX)が中部空港に飛来しこれも、米軍関連のチャーター便とみられる、との事です。
【コメント】「米軍関連のチャーター便とみられます」としていますが、根拠については書いてありません。
 もし事実とすれば「MACチャーター便」ですね。
 成田空港では開港前に本会と運輸大臣・千葉県知事・新東京国際空港公団総裁との間で結んだ「取極書」とその付属文書である「航空公害に関する交渉覚書」の中で「新空港(現成田空港)の軍事的利用は一切行わない」「MACチャーター便についてもその利用は行わない」と約束しています。
 しかし、成田空港でも10月23日深夜に(10月24日の出来事参照)で書いたようなMACチャーター便の疑いが非常に濃い「3S590便」のような事例が発生しています。
 国やNAAは「3S590便はドイツから成田空港に直接飛んできている」と否定しているようですが,「Flightradar24」には『OMITAMA(百里基地)』〜成田空港への飛行コースがでています。この運航票を見ますと両方とも便名は「3S590便」、機体番号も「D-AALK』と同じです。この2つの航跡がほぼ同じ時間帯に存在することは物理的に不可能です。
 下図は「Flightradar24」による「OMITAMA」 からの航跡図です。

 



*12月2日
@「ZIPAIR Tokyo」が来年3月31日の夏季ダイヤから成田=サンフランシスコ線を増便へ
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、「ZIPAIR Tokyo」は来夏季ダイヤ開始の3月31日から、成田=サンフランシスコ線を増便し、1日1往復とします。
 現在は週6往復の運航となっています。

@国土交通省が UAE との航空協議で再来年の夏季ダイヤから, UAE 貨物便の成田乗り入れを認める
 国土交通省は昨日、先月29日と30日に行われた日本とアラブ首長国連邦(UAE)との航空当局間協議で、貨物輸送について、現在のUAEと日本の首都圏外空港との輸送に加え、2025年夏季ダイヤ(2025年3月末)から、UAEと成田空港間の貨物便の設定が可能となることで合意に達した、と発表しました。

@羽田空港都心ルートについての全品川区民アンケートで「影響ある」が44.5%
 今日の「NHKニュース」によりますと、品川区が区民約36万人に実施した「都心新ルートの航空機による影響についてのアンケート調査」の速報値を公表しました。
 これによりますと、回答した約8万8000人のアンケート結果では「影響を受けている」とする回答が44.5%、「受けていない」とする回答が38.4%でした。
 影響を受ける項目としては騒音が一番多く、次いで落下物などの安全への不安、機影の圧迫感などが上がっていました。
 品川区の森澤恭子区長はこの結果をもとに昨日、国土交通省を訪れて、住民の負担軽減に取り組むよう要望しました。

@ FAA が全B747型機に緊急耐空改善命令を出す
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、米国連邦航空局(FAA)は全てのB747型機を対象に「緊急対空改善命令」を出しました。
 これはB747-8型機で、燃料タンク内の避雷針システム部品の一部に亀裂が見つかったことに起因します。
 一定の条件下では、燃料タンク内で発火し爆発する恐れがある、との事で緊急の点検を行うように命じています。
 対象となるのは全世界で362機、日本では日本貨物航空が運用しています。
 写真は古いもので、B747F型機ですが、現在、同航空は全機がB747-8F型機を使っています。


*12月1日

@11月のアクセス数は28,969回でした。

@日本航空が2月19日から貨物専用機の運航を開始へ
 日本航空は今日、来年2月19日から、自社のB767-300ER型機を改修した、貨物専用機を使って、成田・中部・台北・上海・ソウルを結ぶ貨物専用便の運航を始める、と発表しました。
 専用機への改修はすでに始めている、との事です。日本航空の貨物専用便の運航は13年ぶりとなります。
 写真は破綻前の日本航空貨物専用機です。機体を軽くして燃費を良くするために、透明のコーティングをしています。

 

@アトラス航空がB-777F型機2機を追加発注
 今日の「Fly Team」によりますと、貨物専用航空会社のアトラス航空は、現地時間の先月28日、ボーイング社にB-777F型機2機を追加発注しました。
 これにより同航空のB-777F型機発注は合計5機となります。一部はすでに受領して運航に使われています。


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