レイクスポイント高度引き下げ案の再検討を求める要望書

国土交通大臣 北側一雄 様

平成18年3月17日
着陸高度引下げを考える地域連絡会
                 代表世話人 田村  徹
関  静夫
寺田 啓佐
小島 一仁
喜多 正博

成田空港から郷土とくらしを守る会
木内昭博

LAKSEポイント高度2段階化案の変更に関する要望

 貴職におかれましては千葉県に対して、昨年暮れに成田空港北側の佐原市にあるLAKSEポイントの通過高度を現在の6,000フィートから、6,000フィートと4,000フィートの2段階にしたい旨の申し入れを行っています。

 成田空港から郷土とくらしを守る会は今年1月4日付けで貴職宛に、声明「LAKSEポイント付近における高度変更案の再検討を求める」と、これについての「検討資料1・2」を送付して、騒音増加を伴わなず、昭和46年1月に当時の運輸大臣 橋本登美三郎氏が当時の千葉県知事友納武人に約束した「空港北側より着陸する航空機の御宿から利根川までの間の飛行高度は、6,000フィート(1,829メートル)以上とする。」との約束を守る別案を検討していただくよう要望しております。

 しかし、貴省航空局は佐原市での2回目の説明会でも、先の案を譲ってはおりません。

 私どもも、成田空港の機能充実に反対するものではありません。しかし、日常的に騒音下に暮らす私どもにとって騒音の増大は生活障害をもたらし、地域発展の上でも見過ごす事は出来ません。

 そこで、共生の理念にたって、私どもも騒音を増やさずに空港機能充実が可能になる案はないものかを専門家の意見も聞きながら検討してきました。

 その結果、全体の高度を引き上げ8,000フィートと6,000フィートにする案や、A滑走路とB滑走路への着陸コースを平面的・立体的に2コースにする案などが騒音を増やす事なく、混雑緩和をはかれると考え、再検討をお願いいたします。

以上


 なお、交渉の内容につきましては「2006年3月17日の出来事」に載せてあります。

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