2014年4月後半の出来事


*4月30日

@羽田増枠後の成田空港国際線旅客が2%減に
 成田国際空港株式会社(NAA)の石指取締役は25日の記者会見で、羽田国際線枠増後の3月30日から4月19日までの成田空港運用状況について、発着回数は前年同期比1%増、国際線旅客数は同2%減となっていることを明らかにしました。これについて石指氏は「国際線旅客数はこの数ヶ月、数%の伸びを示していた。これと比べると2%減は小さいものではない」と述べました。

@ジェットスターの成田=メルボルン線が今日から就航
 今日から、ジェットスターの成田=メルボルン線が運航を開始しました。週4便で、成田着が午前8時20分、成田発が午後0時45分の予定です。成田=メルボルン線直行便はカンタス航空が2008年9月に運休して以来の復活になります。A330-200型機を使い成田発は月、水、木、土曜日になります。

@ピーチ、重大インシデント後も同じ機体・同じ乗務員で運航継続
 28日のピーチ・アビエーションの重大インシデントですが、当時の天候は雨で、視界は悪かったものの視程は約5Kmあり、着陸には問題はなかった、とのことです。副操縦士は38才の日本人女性でした。
 重大インシデント機は那覇に着陸後、乗客を乗せて、同じ機長と副操縦士で関西空港まで運航していました。社内規定では警報が鳴ったときには、運航を中止して点検することになっていますが、那覇空港に着陸した段階では機長からの報告がなく、本社では4時間もこの事態を知りませんでした。
 また、同社は点検で機体には異常がなかったことを明らかにしました。
 写真は那覇空港LCC 専用ターミナル前に駐機するピーチ・アビエーション機。トラブル機とは関係ありません。
【コメント】今度の重大インシデントで 、LCC が一般的に「安全面でも手抜きがある」と受け止められると、LCCにとっては厳しいですね。
 報道の中で、「定時運航率が高いピーチ・アビエーションはLCCのリーダー的な存在」との指摘がありますが、ピーチ・アビエーションは欠航率はダントツに少ないですが、定時運航率は他のLCCと比べて、高くはありません。昨日の沖縄発関西行きの最終便も定刻では午後8時55分発でしたが、機材の到着遅れと前脚灯の故障が重なって、今日午前1時半頃の出発と約4時間半遅れとなっていました。関西空港到着は午前3時半頃になっています。

@ピーチが7〜10月欠航の可能性がある便を発表
 ピーチ・アビエーションは今日、7〜10月に減便になる可能性がある1624便を発表しました。成田空港関係では関西空港を結ぶ115便と116便になります。7〜8月に減便となる便の確定は5月中旬に発表する、としています。

@「15年導入のB787-9型機は成田=ニューヨーク線に投入」大西会長
 日本航空の大西会長は昨日、2015年度から受領する予定のB787-9型機を成田=ニューヨーク線に導入する予定を明らかにしました。ビジネスクラスには「フルフラットシート」を導入する、とのことです。


*4月29日

@ピーチ機が海上75mを飛行、重大インシデントとして調査
 昨日午前11時47分頃、石垣発那覇行きのピーチ・アビエーション252便・A320型機が那覇空港への着陸態勢に入ったところ、対地接近警報装置(GPWS)が作動しました。同機は着陸復航を行い、高度を上げ、午後0時10分に無事着陸しました。警報が作動した地点は空港から約7Km の海上で、高度は約100mと通常の高度よりも200m低かった、とのことです。高度は一時、海上75mまで下がっていました。通常の着陸では約5Km手前から脚下げを行いますが、昨日は約10Km手前から脚下げを行っています。ピーチ・アビエーションによりますと、45才のアルゼンチン人機長は「管制官から降下するように指示を受けたと勘違いした」と話している、とのことです。この影響で機体点検のため、今日の成田=関西線など4便が欠航となりました。国土交通省は重大インシデントとして、調査官を派遣し、調査を開始しました。
【コメント】ちょっと考えられないミスですね。管制官の指示があったとしても、「おかしい」と考え、確認をするべきでしょうね。

@ピーチが累計500万人を達成、26ヶ月で
 ピーチ・アビエーションは昨日、累計乗客500万人を達成しました。2012年3月1日に就航して以来26ヶ月目の達成になります。計画減便もあり記念のセレモニーは行いませんでした。

@マレーシア航空370便の空からの捜索終了
 オーストラリアのアボット首相は現地時間28日午後の記者会見で、マレーシア航空370便の捜索について、空からの捜索を打ち切り、海底の捜索を民間に委託して続けることを明らかにしました。海底での捜索範囲を網羅するには最大約8ヶ月かかる、としています。これにより、日本から派遣されている航空機も撤収することになります。


*4月28日

@LCC 専用ターミナルの供用開始は遅れる?
 
先日、成田国際空港株式会社(NAA)の案内で、本会会員24名が成田空港内の視察を行いました。今回は建設中のLCC 専用ターミナルや新設のヘリポートなどを見学し話を聞きました。今日はLCC 専用ターミナルについて聞いたことを書きます。
 LCC 専用ターミナルについては色々難しい問題があるようでした。工期は、石指取締役が昨年11月1日の記者会見で「供用開始は2014年度遅めになる」(2013年11月5日の出来事参照)と語っていましたが、このところの公共事業増加による資材の高騰や人手不足の影響などで、遅れているようです。NAA の「2013年度3月分の実績」の「LCC 専用ターミナル第1回変更契約の内容」でも工期が来年4月30日に変更されていました。
 LCC 専用ターミナルへの移動手段としては、まだ、固まってはいないようですが、「基本は第2ターミナル北端から 、NAA本社前を通って約500mを歩いてもらいます」とのことでした。従って、電車で来た場合には「成田空港第2ビル駅」で降りて、歩いて行くことになり、「動く歩道」などはないようです。関西空港や那覇空港のLCC 専用ターミナルは本ターミナルに歩いて行くことは出来ませんので、それに比べれば「良い」と言えますが。
 「ターミナル連絡バスはLCC 専用ターミナルにも立ち寄ります。バスの停留所も設けます」とのことでしたが、送迎用の乗用車の駐車場や乗り降りゾーンや、タクシーの駐車スペースはないようです。従って、タクシーに乗るには第2ターミナルに行かないとだめ、と言う事になりそうです。
 「それは、少しひどくないか?」と聞いたところ、「LCC 専用ターミナルですから。関西空港や那覇空港でも、同じようですよ。関西空港は敷地が広いので、駐車場はありますが」とのことでした。確かに関西空港でも那覇空港でも、本ターミナルに行く方法は連絡バスしかありませんでした。
 LCC 専用ターミナルの内部ではエスカレーターやエレベーターは整備される、とのことでした。
 LCC 専用ターミナル・サテライト南側の駐機場はすでに供用が開始され、ジェットスター・ ジャパン機が駐機して、乗客昇降に使われていました。
 タラップを使って昇降する様子を見ていた会員からは「80才以上だと、LCCには乗れないよね」との感想が漏れました。確かに、足が悪いと荷物を持って、500m歩いたり、タラップの階段を上り下りするのはできないかもしれません。
 写真はLCC 専用ターミナル本館の工事の様子と、サテライト前の駐機場に駐機するジェットスター・ ジャパン機です。視察の時には「工事現場の写真は、ネットには載せないで下さい」との要請がありましたので、26日に、第2ターミナルと外部から撮りました。色々難しい問題があるようです。
【コメント】LCC とレガシーキャリアの差別化が微妙な問題になっているようです。成田国際空港株式会社(NAA)としてもLCC からは「もっと安くしろ」と言う圧力を受け、レガシーキャリアからは「LCCにそんなにサービスをするのなら、こちらのテナント料なども下げろ」などの圧力がかかるので、板挟みで苦労しているのでしょうね。
 しかし、NAAも航空会社も、その綱引きの中で、肝心の「利用者(乗客など)」の利便性を忘れているのでは、本末転倒になるのではないでしょうか。

@春秋航空会長「3〜5年には成田空港に乗り入れたい」
 今日のフジサンケイビジネスアイによりますと、中国LCCの春秋航空会長は同紙のインタビューに答え、「対日関係悪化とは一線を画した訪日ブームが中国にある」「中国国内では天津、重慶、大連、西安、深センなど20都市以上と、主に成田、関空を結ぶ日中間の路線を3〜5年以内開設したい」と述べました。子会社の「春秋航空・日本」は6月27日から成田空港を拠点に、日本の国内線に就航します。


*4月27日

@「銭湯壁画家」の実演が行われていました
 昨日午後、成田空港第2ターミナルに行ったところ、3階の出発ロビーにある「SKYRIUM」で銭湯壁画を描くこの道50年の画家が行う実演が行われていました。大きなベニア板にペンキで描かれていく富士山と桜、飛行機の絵に、出発の時間待ちをしている外国人などが見入って、写真を撮っていました。壁画は約1時間で完成しました。
 昨日はゴールデンウイークの初日でしたが、前半が飛び石連休になる事もあり、昨日の午後の第2ターミナルはごった返すような混雑ではありませんでした。北米便が多くなる夕方近くはさすがに混み合ってきましたが。

@「はにわ台団地」に「風和里ふれあいマーケット」開店
 今日の千葉日報によりますと、昨日、成田空港南部にある芝山町の「はにわ台団地」に「風和里ふれあいマーケット」がオープンしました。「はにわ台団地」は同町西側にあり、A滑走路飛行コース直下からはずれていることから、住宅団地が出来て約450世帯が暮らしています。この地区にあった食品スーパーが5年前に撤退したため、高齢者が食料品の買い物に苦労するようになっていました。そこで、町の中心部の道路沿いと、成田空港A滑走路飛行コース近くの2か所(2013年12月1日2012年5月2日出来事参照)で農産物直売所を運営する第3セクターが支店を開設したものです。

@スターフライヤーが機体検査で16便を欠航に
 スターフライヤーは昨日の北九州=羽田線と福岡=羽田線の16便を欠航としました。所有する6機のA320型機エンジンのブレードとカバーの隙間が0.01cm広かったことが、国土交通省の22・23日の監査で見つかり、点検の必要があったためです。6機とも異常はなく、今日は通常の運航となります。

@「エアアジア・ゼスト」が羽田=マニラ線を申請
 昨日の「Traicy」によりますと、フィリピンのLCC「エアアジア・ゼスト」はフィリピンの航空当局に羽田=マニラ線の就航を、今月中にも申請する、とのことです。同社は今年中に成田=マニラ線への就航を予定していましたが、フィリピン航空が深夜早朝時間帯の羽田=マニラ線を、ゴールデンウイーク開けの5月7日から運休とすることを受けての申請のようです。
【コメント】成田=マニラ線については、どうなるか分かりません。


*4月26日

@国土交通省がLCC 専用ターミナル北側の施設変更を許可
 国土交通省は昨日、成田空港のLCC 専用ターミナル北側の駐機場とそれに連なる誘導路を新設するための、「施設変更」申請を許可しました。これにより、用地の買収が可能になります。

@ゴールデンウイークの混雑始まる
 今日からゴールデンウイークが始まりました。成田空港では今日だけで、約37500人が出国する予定です。

@NAA が日航から返却格納庫を買い取り、航空会社に貸出へ
 今日の毎日新聞によりますと、日本航空が使わなくなった第2・第3格納庫の内、第3格納庫はデルタ航空が使うことになりました(24日の出来事参照)が、第2格納庫についても、成田国際空港株式会社(NAA)が買い取る事になった、とのことです。この格納庫の使用について、すでに、複数の航空会社と賃貸契約について交渉中、とのことです。

@ANA ホールディングスが業績見通しを上方修正
 ANA ホールディングスは昨日、2014年3月期の業績見通しを上方修正しました。昨年10月末の予測見通しに比べて、純利益が30億円増の180億円になるとしています。理由として国際線旅客が好調だったことと、航空機及び部品の除売却損益の改善などを上げています。

@全日空のB787-8型機がエンジントラブルで機材変更
 昨日午後6時頃、成田発上海行きの全日空921便・B787-8型機がエンジンを始動したところ、不具合が発生しました。このため、同便は駐機場に戻り、整備に時間がかかるため、別の機材に交換して、約2時間25分遅れで出発しました。

@日本航空のB787-8型機がエンジントラブルで遅れる
 現地時間24日午後7時頃、サンフランシスコ発羽田行きの日本航空1便・B787-8型機の出発前点検で、左エンジンに不具合が発生したため、ゲートに引き返し、整備を行った後、1時間41分遅れで出発しました。

@アシアナ航空機がエンジン一つトラブルも目的地まで飛ぶ
 韓国国土交通省は現地時間25日、19日の仁川発サイパン行きアシアナ航空603便・B767-300型機が、エンジンの異常を知らせる警告が出たにもかかわらず、最寄りの空港に着陸せずに、サイパンまで飛行した、として、この操縦士に30日間の資格停止と、アシアナ航空に7日間の運航停止または1000万ウオンの課徴金を課す方針を示しました。警報の出たときの最寄り空港は福岡空港だった、とのことです。
【コメント】エンジン1基で長時間の洋上飛行をしたことになります。太平洋横断などで最寄りの空港がなかったのら仕方ありませんが、無茶ですね。

@豪男性が操縦室ドアを激しくたたき、一時ハイジャックと通報
 現地時間25日夜、オーストラリアのブリスベーン発バリ島行きのヴァージン・オーストラリア航空機の機長から、「ハイジャックされた」との通報がインドネシア航空当局にありました。同機は約40分後にバリ島空港に着陸しました。ハイジャックではなく、酒に酔った28才のオーストラリア人男性が、操縦室のドアを激しくたたいたもの、とのことです。この男性は機内で拘束され、到着後、警備当局に引き渡されました。


*4月25日

@「成田第3滑走路実現する会」の発起人会が開かれる
 昨日、成田市で地元経済団体などを中心とした「成田第3滑走路実現する会」の発起人会が開かれました。発起人代表に池内成田商工会議所会頭が決まり、30日に決起集会(設立総会)を開催することが決まりました。
【コメント】またまた、自分のもうけの種になりそうなものには、すぐに飛びつくのですね。騒音の被害を拡大することなど気にしていないのでしょうね。今までも「30万回」や「カーフュー弾力的運用」の時に、一応、「環境対策は十分に」と言葉で言うだけで、具体的には何も行動しないのが常でした。

@成田空港輸出額減の背景に貿易届出の1本化
 22日の出来事で書いた成田空港3月の貿易統計ですが、輸出額が2.1%減となっている背景には、企業が人件費削減のために、届出場所を集約している影響がある、とのことです。届出を2か所から1か所に集約すれば、書類も1つで済む、とのことです。このため、届出を東京港などに集約すると、成田空港での輸出入がなかったことになります。ですから、5日の出来事で書いたように、輸出量は9.4%増でも、輸出額は2.1%減となってしまうようです。

@カプセルホテル開業は7月20日
 昨日書いた、成田空港に出来るカプセルホテルの詳細が明らかになりました。場所は第2ターミナルの第2駐車場の地下1階になります。客室は129室、シャワーが16室で、デイユースや シャワーのみの利用も可能です。開業は7月20日からになります。

@国土航空分科会「とりまとめ案」で「首都圏発着100万回を目指す」明記
 今日の建設通信新聞によりますと、国土交通省は23日開いた「交通政策審議会航空分科会基本政策部会」で「新時代の航空システム構築に向けた取りまとめ案」を示しました。その中で、首都圏空港については「発着回数100万クラスを目指し検討を進めていく」と明記しています。

@大量欠航で「経営方針に無理があった」とピーチ社長
 昨日書いたピーチ・アビエーションの欠航ですが、記者会見によりますと、同社には現在、機長52名、副操縦士56名の計108名がいますが、この内、8名が病気やケガなで乗務からはずれている、とのことです。また、新たな採用や昇格で10名の機長を予定していましたが、5月中に新たに採用する機長が6人、機長への昇格訓練が終了する副操縦士が5人おり、これらが、運航に加わることになります。しかし、3人程度の退職者が見込まれ、長期病欠者が3人程度出ると見込んで、結果、5名しか確保できていない、とのことで、これが、機長不足の原因とのことです。これにより、5月〜6月の448便の欠航を決定した、としており、全運航便に対する割合は11.8%となります。また、7月以降の欠航便については30日に発表する、とのことです。今回の欠航により影響を受ける旅客は最大26175人になります。減収は約30億円を見込んでいる、としています。井上社長は急拡大を目指した経営方針に無理があったことを認め、陳謝しました。
【コメント】世界的なLCCの台頭でこのクラスの航空機のパイロットが不足しています。これが、響いているようですね。他の日本のLCCにとっても、この問題が大きなリスクになりかねません。パイロットの給与や勤務条件について慎重に配慮していかないと、同じ事が起こりえますね。

@日航2013年度旅客輸送実績は国際線利用率76.5%、国内線は64.0%
 日本航空が22日に発表した「JALグループ マンスリー レポート 2014年3月」によりますと、2013年度の旅客輸送実績は国際線旅客数が前年同期比(以下同じ)2.6%増、利用率は0.4ポイント増の76.5%、国内線旅客数は4.0%増、利用率は0.9ポイント増の64.0%となりました。
 また、3月の輸送実績は国際線旅客数が前年同月比(以下同じ)0.3%減、利用率は1.5ポイント増の80.5%となっています。国内線旅客数は5.0%増、利用率は3.6ポイント増の68.9%となりました。
 成田空港関係路線の利用率は成田=伊丹線が4.9ポイント増の87.2%、成田=札幌線が6.1ポイント増の58.5%、成田=中部線が3.5ポイント増の67.7%、成田=福岡線が2.8ポイント増の42.7%、成田=那覇線が2.6ポイント減の45.6%となっています。


*4月24日

@総発着回数が開港以来最高に、3月運用状況
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「3月の運用状況」によりますと、総発着回数は前年同月比(以下同じ)10%増と開港以来最高となりました。この内、国際線旅客便は7%増と歴代2位、国内線旅客便は23%増と過去最高となっています。
 総旅客数は8%増、この内、国際線旅客数は4%増で3月としては過去最高、単月としては歴代2位となりました。日本人旅客数は3%減、外国人旅客数は21%増と3月としては過去最高となっています。国内線は35%増と開港以来最高でした。
 国際線貨物量は13%増、輸出量が9%増、輸入量は12%増となりました。給油量は5%増でした。
 また、2013年度の運用状況では総発着回数、国内線発着回数、総旅客数、国内線旅客数がそれぞれ過去最高となっています。

@デルタ航空が返却予定の日航格納庫を使うことで合意発表
 デルタ航空は今日、日本航空が返却することになっている成田空港の格納庫2棟(2月18日出来事参照)の内の1棟をデルタ航空が使用することで、合意したことを発表しました。日本航空が昨年9月まで使用し、現在は使っていない第2・第3格納庫の内、第3格納庫を成田国際空港株式会社(NAA)から借り受けることになります。これにより、日本航空は返却の際に取り壊す必要がなくなり、NAA も更地なって賃貸料収入がなくなることを避けることが出来、デルタ航空も新たな格納庫を建設する必要がなくなります。外国の航空会社が日本の空港に格納庫を確保することは初めて、とのことです。また、デルタ航空は成田空港内に分散している各部門をこの格納庫に集中させ、業務の効率化を図ります。業務は10〜12月に開始される、とのことです。
 写真は3月27日に撮影した日本航空の第2・第3格納庫です。手前が第3格納庫になります。すでに「JAL」の看板は白塗りされています。手前は日本貨物航空のB747-8F型機です。
【コメント】デルタ航空の幹部は「羽田空港に25枠程度が確保できれば、羽田空港をハブ拠点とすることもあり得る」と述べていましたが、成田空港をアジアのハブ拠点として引き続き使用することが確実になります。

@3月の訪日外客数は過去最高、出国日本人数は3.5%減
 観光局が昨日発表した3月の訪日外客数によりますと、訪日外客数は105万1000人と、単月として過去最高となりました。東南アジアの査証緩和や円安や訪日プロモーションなどが功を奏した、としています。国別では中国が前年同月比(以下同じ)80.1%増、マレーシアが74.6%増、ベトナムが63.7%増などとなり、全体でも22.6%増となりました。
 一方、出国日本人数は3.5%減と2ヶ月連続の前年同月比マイナスになりました。

@ピーチ、機長が確保できずに約2000便を欠航か
 今日の日本経済新聞によりますと、ピーチ・アビエーションは機長の確保が出来ないため、5月19日〜10月25日の国内・国際線10路線の2088便を欠航とすることを検討しているとのことです。5〜6月の448便は欠航することが確定している、とのことです。今日午後2時半から記者会見を開き発表するようです。

@全日空B787-8型機がブレーキ不具合で4時間遅れる
 現地時間23日、シンガポール発羽田行きの全日空822便・B787-8型機の出発前点検で、ブレーキシステムに不具合が発生し、この整備のため、約4時間遅れで出発しました。

@釧路空港の立木が10mもオーバー、20年間調査せず
 国土交通省は昨日、釧路空港周辺の樹木が航空法に定める高度制限を10mあまり超過していた、と発表しました。本来は5年毎に測量による調査をしなければならい事になっていますが、1994年から調査を行っていませんでした。現在、除去を勧めている、とのことですが、5月上旬までかかり、その間、着陸を判断する高度を変更する、とのことです。

@三菱航空機会社が本社を名古屋空港に移転へ
 三菱航空機会社は今秋から本社を名古屋空港ターミナルに移転することで、愛知県と大筋合意に達しました。今後、名古屋空港に隣接する三菱重工の小牧南工場で三菱リージョナルジェット(MRJ)の製作が進み、試験飛行が名古屋空港を拠点に行われることから、社員をターミナルビルに移した方が効率的、と判断したものです。

@デルタ航空の第1四半期決算が予想を上回る
 デルタ航空が現地時間23日に発表した第1四半期決算で純利益が2億1300万ドルとなりました。寒波による17000便の欠航をものともせず、市場予測を大幅に上回る業績です。
【コメント】このところ、米国の航空会社の業績は好調のようです。国内線の搭乗率も80%前後をキープしています。景気の回復も原因ですが、破産法11条による再建と、合併が進んで地域航空会社も含め、系列化が進行し、提供座席などのコントロールがし易くなったことから、座席数を絞って搭乗率を上げ、運賃を高めに設定することが出来るようになった事が寄与しているようです。米国交通統計局は22日、第4四半期の国内線運賃平均が往復で381ドル(約3万9000円)となったことを明らかにしました。乗客にとっては厳しいですね。

@ボー社が山東航空とB737MAX型機34機などの覚書
 ボーイング社は現地時間22日、中国の山東航空と B737MAX型機34機と B737-NG 型機16機の発注について、覚書を取り交わした、と発表しました。

@アルーズ・ブラジル航空がA350型機5機など発注
 
ブラジルの新興格安航空会社(LCC)「アルーズ・ブラジル航空」はエアバスに 、A350-900型機5機と A330-200型機6機を発注しました。A330-200型機は2015年、A350-900型機は2017年から納入される見込みです。


*4月23日

@全日空「容量を増やすには、23時以降の発着禁止が問題」、日航「3000万人達成には運用時間の見直し必要」
 国土交通省は21日「交通政策基本計画小員会」の第2回会合を開催しました。今回は航空会社や鉄道会社へのヒアリングが行われました。
 この中で日本航空は「2020年の訪日外国人2000万人達成には首都圏の発着枠の現行からの2割増が、2030年の3000万人達成には3割以上の増枠が必要。3000万人達成には『ターミナル新設』、『空港運用時間の見直し』、『滑走路延伸・増設』といった抜本的対策の検討が必要」との述べました。
 全日空は増枠のための成田空港の課題として、「ピーク時(9時〜11時、15時〜18時)における発着枠の不足と、21時30 分以降の発着制限と23時以降の発着禁止」をあげました。

@第2ターミナルにカプセルホテル進出で調整中
 今日の「日刊航空」によりますと、成田空港第2ターミナルにカプセルホテルが進出する方向で調整が進んでいる、とのことです。カプセルホテルの「ナインアワ ーズ」が検討を行っており、成田国際空港株式会社(NAA)と第2ターミナルの中央広場付近のオフィス跡地を候補地として調整している、とのことです。LCC利用者や国際線乗継客の需要がある、と見ています。

@タイ・エアアジアX が7月をメドに成田=バンコク線就航を発表
 今日の日本経済新聞(有料会員)によりますと、「タイ・エア・アジア X」は現地時間22日、バンコク=東京線を7月をメドに、1日1往復で就航すると発表しました。運賃はレガシーキャリアよりも10〜20%安くする、とのことです。成田=バンコクを直行便で結ぶLCCは初めてとなります。

@15才の少年がカリフォルニアからハワイに車輪格納庫に隠れ密航
 現地時間20日、米国カリフォルニア州のサンノゼ空港発ハワイ・マウイ島行きのハワイアン航空45便・B767型機の車輪格納庫に、同州サンタクララに住む15才の少年が潜り込み密航し、マウイ空港で保護される出来事がありました。この少年はサンノゼ空港のフェンスをよじ登り、侵入しました。マウイ空港を意識朦朧とした状態で歩いていたところを発見、保護されました。関係者によりますと、少年は低酸素と低温で離陸後すぐに気を失い、約5時間の飛行後、着陸してから約1時間して意識を取り戻し、格納室から脱出したものと見られています。少年は「アフリカのソマリアにいる母親に会いたかった」と話しているそうです。少年はこの飛行機の行き先は知りませんでした。車輪格納庫に忍び込んで密航を試みたのは1947年以来105人いますが、生存してたどり着いたのは25人しかいないそうです。


*4月22日

@ジェットスター・ J が6月から関西空港を第2拠点に
 今日の毎日新聞によりますと、ジェットスター・ジャパンは6月から関西空港を第2拠点とすることになった、とのことです。18日に国土交通省に提出した事業計画変更認可申請などによると、日本航空が整備の責任者を5人をジェットスター・ジャパンに派遣し、関西空港に常駐させ、3機を夜間駐機して、関西空港発の早朝便を充実させることになる、とのことです。
 写真は17日に、成田空港整備地区に駐機するジェットスター・ ジャパン機です。
【コメント】これで、余って、成田空港に常時駐機していた3機が使われることになりますね。収支の改善も進むものと思われます。

@エア・アジアX が27日まで、成田=クアラルンプール線のセール
 昨日の「Traicy」によりますと、「エアアジアX」は27日まで成田=クアラルンプール線などの日本路線でセールを行っている、とのことです。搭乗対象日が8月18日〜2015年4月30日となっているそうです。
【コメント】予約を受け付けている、と言う事はいよいよ就航が本決まりなのでしょうか。就航日は7月7日なのか、8月18日なのか分かりません。ただ、エア・アジアのホームページでは成田=クアラルンプール線の予約は出てきません。

@成田空港の3月貿易額は輸出が2.1%減、輸入が20.3%増
 東京税関が昨日発表した「3月成田空港貿易概況(速報)」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)2.1%減、輸入額は20.3%増となりました。輸出額は4ヶ月連続の前年同月比マイナスとなっています。

@バニラが9月1日〜30日の成田=札幌線を欠航に
 バニラ・エアは昨日、9月1日〜30日の成田発札幌行きの901便と、折返しの札幌発成田行きの902便を欠航とする、と発表しました。理由は「機材調整」となっています。
【コメント】昨日書いたように、同じ期間に成田=沖縄線を1往復増便していますので、需要の多い沖縄線に振り替えたのではないでしょうか。

@スカイマーク社員が羽田の職員エリア暗証番号を一時紛失
 20日午後1時半頃、スカイマークの社員が、羽田空港の職員専用エリアに入るための暗証番号が書かれた紙を、一時紛失しました。紙は空港職員が約20分後に発見しました。搭乗口などの保安エリアに入れる番号ではありませんでしたが、国土交通省は暗証番号を変更するように指示しました。羽田空港では明日、オバマ米国大統領が来日するため、警備が強化されています。


*4月21日

@ジェットスター・J が6月3日から大幅増便へ
 ジェットスター・ジャパンは今日、6月3日から増便する事を発表しました。成田=関西線を4往復から6往復に、成田=福岡線を5往復から7往復に、成田=高松線を2往復から3往復に、成田=沖縄線を3往復から5往復に、関西=福岡線を1往復から2往復に、関西=沖縄線を1往復から3往復にします。ただし、運航開始日や増便期間がまちまちですので、詳しくは同社のページを見て下さい。この増便により、1日の運航数が76便から最大94便となります。

@バニラ・エアが9月に成田=沖縄線を1往復増便へ
 バニラ・エアは15日、9月1日〜30日に成田=沖縄線を1往復増便し、1日3往復することを明らかにしました。

@バニラ・エアは現在5機体制、今月中には6機に
 先日、成田空港でバニラ・エアの機体を見つけましたが、機体番号が「JA8385」と「JA8391」となっていました。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/バニラ・エアによりますと、バニラ・エアは現在、所有機5機で運航しているようです。この内、2月と3月に登録した2機は全日空で使用していた機体で、1〜3号機が180席であるのに対し、4・5号機は同じA320型機ですが、166席となっています。なお、今月には6号機として「JA8388」が加わるようで、この機体も166席になります。
 写真は「JA8391」機です。

@マレーシア航空機がタイヤパンクで緊急着陸
 現地時間午前2時頃、クアラルンプール発インド・バンガロール行きのマレーシア航空192便・B737型機で、離陸時に右主脚のタイヤ1本がパンクするトラブルがありました。乗客によりますと、離陸時に3回大きな音がし、酸素マスクが下りました。管制官が滑走路上にタイヤの破片を確認し、同機に引き返すよう指示しました。同機は空港上空を約3時間旋回し、燃料を消費した後、無事緊急着陸しました。


*4月20日

@昨日深夜、今年度初めての「カーフュー弾力的運用」
 昨日深夜、2014年度に入って初めての「カーフュー弾力的運用」が発生しました。鹿児島発成田行きのジェットスター・ジャパン624便が、昨日の初便・成田発鹿児島行きの出発時に、急病人が発生して遅延し、その玉突き遅延により、午後11時1分、A滑走路に着陸したものです。

@バニラ・エアが9月1日〜30日に成田=那覇線を1日3往復に
 バニラ・エアは15日、従来の予定では1日2往復とする成田=那覇線を、9月1日〜30日まで1日3往復とする事を発表しました。

@第1ターミナル4階の改装工事が進んでいます
 17日に第1ターミナルに行ったところ、4階ショッピングモールの改装工事が写真のように進んでいました。

@IBEX 機が油圧不具合で中部空港に引き返し、欠航に
 昨日午前11時5分頃、中部発仙台行きのIBEXエアラインズ43便・CL-600型機が、常滑市の上空を飛行中に、油圧の低下を示す警告灯が点灯しました。このため、同機は中部空港に引き返し、無事着陸しました。同便は欠航となりました。


*4月19日

@タイ・エアアジアX が7月7日から成田=バンコク線を開設か
 昨日の「Traicy」によりますと、LCCの「タイ・エアアジア X」 はバンコク=成田線を7月7日から開設する予定で、近く正式発表する見込み、とのことです。ダイヤは成田着が9時15分、成田発が10時30分になっています。

@ GW の予約率は国際線が好調も、国内線はまちまち
 航空各社が昨日までに発表したゴールデンウイーク中の予約率は国際線が総じて好調で70〜80%となっています。国内線は各社まちまちで、40〜70%となっています。表にまとめてみました。ただ、全日空がグループ全体なのか、全日空単体なのか分かりません。単位は%です。

航空会社
日本航空G
全日空
スカイマーク
スターフライ
エアドゥ
ソラシド
北海道エア
フジドリーム
ジェットスタ
ピーチ
バニラ
国際線
76.6
70.3
 
 
 
  
 
 
 
81.1
70.0
国内線
56.1
50.2
59.9
46.7
49.1
55.5
33.5
68.0
52.5
70.0
42.7

@法務省が8月に再度、顔認証出入国審査実験実施
 法務省は2012年に実証実験した出入国審査時の顔認証による本人確認システムの実験を、8月から5週間、成田空港と羽田空港で再度実施することになりました。2012年の実験では約17%が認識できずに導入を見送りました。しかし、オリンピックに向けて迅速な審査が必要になる、と判断し方針を転換したものです。

@機内電子機器使用緩和の概要
 昨日書いた航空機内での電子機器の使用制限緩和についてですが、3月27日の「航空機内における電子機器使用に関する意見交換会」に提出された「航空機内における電子機器使用に関する規制緩和の方向性について」に詳しい案が乗っていました。多分これに基づいての緩和になっていると思います。


*4月18日

@成田空港の GW の旅客数が7.3%減になる見込み
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「2014 ゴールデンウィーク旅客推計(4月25日〜5月6日)」によりますと、前年同期に比べ、旅客数が総数で7.3%減となる見込みです。日並びが悪いこと、円安、消費税の引き上げ、羽田国際線増枠による便数減が影響している、としています。出国ピークは5月3日、入国ピークは5月6日となっています。
【コメント】1日平均ですと、12.3%減となります。

@ヤクーツク航空が成田=ウラジオストック間にチャーター便
 16日の「Traicy」によりますと、ロシアのヤクーツク航空は7月16日〜8月13日の、水曜日毎に成田=ウラジオストックを結ぶチャーター便を運航します。機材はスーホイ・スパージェット100型機が使われる、とのことです。

@「春秋航空・日本」のチェックインはバニラと同じ施設を使う
 昨日、成田空港に行ったときに聞いたのですが、6月27日から運航を開始する「春秋航空・日本」は現在バニラ・エアが使用している「北側LCC専用施設」を使う、とのことです。チェックインもここで行う事になるようです。
 昨日も整備地区にある、日本貨物航空(NCA)格納庫近くの駐機場に2号機と3号機(写真右)が駐機していました。これで、就航時に使用する3機が揃ったことになります。午後2時頃には1号機が慣熟訓練飛行から戻ってきました。

@JAXAが成田空港で後方乱流の測定調査実施
 JAXAの航空本部は1月8日〜2月14日にかけて、成田空港で離着陸する航空機の後方乱気流の測定を行いました。2013年11月に行った約2500機の測定結果と合わせて、後方乱気流の予測システムの精度を高め、航空機の安全な離着陸間隔の妥当性を検証します。

@国土交通省が機内電子機器の使用緩和を7月中旬から実施の方針
 今日の「日刊航空」によりますと、国土交通省は機内での電子機器の使用について、6月中旬にも告示を公布し、7月中旬にも施行する方針を固めた、とのことです。航空機の電波に対する耐性を4段階に分け、耐性の高いタイプでは機内モードであれば、常時、携帯電話・無線式ヘッドホン・無線式マウス・デジタルカメラなどを使用可能とします。また、着陸後、地上走行中の携帯電話での通話も使用可能とします。航空機の電波耐用性につては、航空会社が試験実施することになりますが、現在使われている比較的大型の旅客機ではほぼ問題がないようです。ただ、客室と操縦室の距離が短いプロペラ機などでは機種毎に耐性を調べる必要があるようです。

@スカイマークが那覇・石垣線でのミニスカ制服着用を1週間でやめる
 昨日の日刊航空によりますと、スカイマークは当初、「航空券お届けサービス」の一環として、5月下旬まで実施する、としていた那覇=石垣線でのミニスカ制服着用を7日に打ち切っていた、とのことです。同社では「キャンペーン用制服をより良いものにするため、一旦中止を決めた」としています。ただ、「5月31日からの A330-300型機導入に合わせたミニスカ制服着用キャンペーンは予定通り実施し、制服デザインの変更は考えていない」としています。

@「2月海外旅行取扱額」が1.1%増に、観光庁
 観光庁が昨日発表した「2月主要旅行業者の旅行取扱状況速報」によりますと、取扱額は海外旅行が前年同月比(以下同じ)1.1%増と、2ヶ月ぶりにプラスとなりました。外国人旅行は23.3%増、国内旅行は0.7%増でした。取扱人数は顔外旅行が11.4%減、外国人旅行が41.8%増、国内旅行は3.2%減となっています。
【コメント】海外旅行で、取り扱う人数が減っているのに、取扱額が増えていると言うことは「お金持ちの海外旅行が増えている」と言う事なのでしょうか。格差の拡大が進行しているようですね。

@日本航空14年3月期の営業利益が1600億円強に
 今日の日経新聞(有料版)によりますと、日本航空の14年3月期決算の営業利益が約1600億円強になる見込み、とのことです。従来予測のの1580億円を上回る見込みです。燃料コスト高や B787-8型機の運航停止や今年2月の大雪などで利益が押し下げられましたが、企業の海外出張が好調だったことがこれを補いました。2015年3月期の営業利益は、中期計画で示した1400億円を変えない見込み、とのことです。

@「東京国際エアカーゴターミナル」が羽田の輸入航空貨物取扱料金を値上げ
 昨日の「日刊航空」によりますと、「東京国際エアカーゴターミナル」は16日から輸入航空貨物取扱料金の値上げを実施しました。従来の「1件当たり保税蔵置場の料金300円と重量比例料金1kgあたり3円」を、「同500円と6円」に値上げしました。理由として「羽田空港で取り扱う航空貨物が当初想定よりも少なく、従来の料金単価を維持するのは困難」としています。値上げは開業以来初めてとなります。また、輸出貨物についても値上げする方針で「今後調整に入る」とのことです。


*4月16日

@都合により、明日の更新が出来ません。

@「オーロラ航空」が5月1日から成田=ユジノサハリンスク線に定期チャーター便
 サハリン航空とウラジオストック航空が 昨年 9 月に経営統合して誕生した、航空会社「オーロラ航空」は昨日、5月1日から成田=ユジノサハリンスク線を週2便(火・木曜日)でB737-500型機を使い、定期チャーター便として運航することを明らかにしました。

@アシアナ航空が6月13日〜8月14日に成田=インチョン線にA380型機投入
 アシアナ航空は6月13日〜8月14日まで成田=インチョン線に投入する A380型機の座席を発表しました。ファーストクラス12席、ビジネスクラス66席、エコノミークラス417席の合計495席となっています。なお、8月15日以降はA380型機を他の路線に 廻すようです。

@エアアジアが新ターミナル移転に同意
 現地時間15日、エアアジアは拒否していたクアラルンプール国際空港の新ターミナルへの移転を受け入れました。政府の追加対策を評価したもの、とのことです。これにより、新ターミナルの供用開始が5月9日になる事が確定しました。

@豪首相がシドニー第2空港建設を発表
 オーストラリアのアボット首相は現地時間15日、シドニー西部に新しい空港を建設する、と発表しました。建設場所はシドニー中心部から約50Kmに位置するバジェリーズクリークで、2016年に工事を始め、2022年頃完成させる予定、としています。


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