2018年10月前半の出来事


*10月15日

@反対同盟北原派の全国集会に約680人
 昨日、反対同盟北原派の全国総決起集会が成田市東峰の畑で開かれ、主催者発表で約680人が参加しました。集会は「空港機能強化粉砕」や「安倍内閣打倒」などがスローガンとして掲げられました。

@騒音100倍は40デシベル増えること
 昨日の「@超音速旅客機は離着陸時の騒音が100倍になる可能性」について、読者の方から「騒音の100倍というのはデシベルではどのくらいになるのか」との質問をいただきました。私も、専門家ではないので良くは分かりませんが、簡単に言うと「デシベルでは40デシベル高くなる」と考えて良いようです。従って、仮に、ある場所で、あるときに飛んだ、現在の旅客機の単発ピーク騒音が80デシベルだとすると、これが、「SST」ですと、120デシベルになる事になります。ただし、環境基準に使われている騒音評価値の「dB」とは意味が全く違うようです。しかし、いずれにしても、40デシベル高くなると言うことは大変なことですね。この離着陸時の騒音を軽減しないと「SSTは来るな」と言うことになってしまいますね。

@国土交通省が神戸航空交通管制部のトラブルでシステムの再点検実施
 国土交通省は今日、システムトラブルが発生した神戸航空交通管制部のシステムを再確認する事になった、と発表しました。この間、従来の管制システムを那覇分室で再開し、当分の間、同分室で管制業務を行う、としています。年内には再確認作業を終了して神戸航空交通管制部のシステムでの管制を再開する、としています。


*10月14日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」38例目が発生
 昨日深夜、2018年度「カーフュー弾力的運用」38例目が発生しました。
・38例目 ディリー発サンフランシスコ行きのエア・インディア173便・B777-200ER型機が、機内で急患が発生したために、成田空港に目的地を変更し、午後11時3分にA滑走路北側から離陸したものです。

@超音速旅客機は離着陸時の騒音が100倍になる可能性
 今日の日本経済新聞の「JAXAが挑む超音速旅客機、騒音はドアノック並み」によりますと、今後の超音速旅客機(SST)の開発では離着陸の際の騒音が非常に大きくなる問題がある、とのことです。超音速飛行中に出るソニックブーム(衝撃波)の軽減については、JAXAでは、機体の形状などでほぼ解決のめどをつけたようです。現在米国の民間企業が開発しようとしている超音速旅客機では、このソニックブーム軽減についてはあまり考慮をしていないようです。従って、運航は太平洋や大西洋の横断には問題がないにしても、アジアなどの陸上ルートには不向きなようで、この点にJAXAの研究には利点がある、としています。しかし、超音速を出す機体の形状による高速離着陸やエンジンの特徴により、離着陸時の騒音は現用機の約100倍にもなる、との見方があるそうです。
【コメント】私的には超音速旅客機の開発には賛成ですが、将来(2030年)頃に超音速旅客機が日本に出入りすることになると、安全上の問題から、4000m滑走路を持つ成田空港に乗り入れる可能性が大きいものと思われます。
 1972年に本会と当時の公団総裁が航空局長立ち会いの下に結んだ「航空公害に関する交渉覚書」では、超音速旅客機(SST)について、次のようなやり取りが記録されています。
【住民側主張】「五、前項の騒音規制値を越える機種、およびSSTの発着を禁止する。」
【公団側回答】「五、SSTの発着については社会のすう性にしたがって慎重に検討する。」
 ただ、離着陸時の騒音が現用機の100倍にもなるのであれば、この問題を技術進歩で解決してもらわないと、周辺住民はSSTの乗りいれを認めるわけにはいきませんね。
 2003年6月のパリエアショーで展示されていたエアールフランスの「コンコルド」の写真は左のリンク先にあります。。この年の10月でコンコルドの路線運航は全て終了しました。これ以降、軍用機を除くと、商用超音速旅客機の飛行は15年間行われていません。


*10月13日

@今日から山武地区=成田空港=成田地区を結ぶ路線バスが運行開始
 8月27日の出来事でも書きましたが、京成グループの「ちばフラワーバス」は今日から、山武地区と成田空港や成田市中心部を結ぶ路線バスの運行を始めました。この路線は同社が、若者の移住促進を進める山武市の依頼を受けて、2021年3月末までの実証実験として始めたものです。1日10往復の運行となり、成田空港では「第2ターミナル」と「整備地区」に停車します。時刻表や停留所は上記リンク先を見て下さい。
【コメント】この路線を見ると「航空科学博物館」の近くに停まると、利用者が増えるような気がするのですが。

@機内で高級時計を盗んだ容疑で中国籍の男を逮捕
 千葉県警成田空港署は昨日、旅客機内で窃盗を働いた容疑で31才の中国籍の男を逮捕しました。容疑は11日午前3時40分頃から同7時40分頃の間に、香港発成田行きの旅客機内で、時計販売会社のバイヤーが、棚にしまった手提げバックから高級時計5個(時価約279万円)を盗んだ疑いです。男は調べに対して「盗んではいない。拾った」と供述している、とのことです。
【コメント】機内でものを盗んで捕まると思わないのでしょうか。盗まれた人が気付かない場合は逃げることが出来ますが。この所、空港署には十数件の盗難届けがあるそうです。

@先月18日の第2 T トラブルの原因は航空会社からの間違ったデータ送信が原因
 今日のNHKニュースによりますと、先月18日に成田空港第2ターミナルで起こったシステム障害は、外国航空会社の1社から誤ったデータが送信されたことが原因とのことです。このトラブルでは搭乗手続や荷物の自動振り分けなどが行われなくなったために、大幅な遅延や欠航が発生しました。(9月18・19日の出来事参照)システムを管理している「ロックウェル コリンズ」によりますと、この航空会社をシステムから切り離したところ、システムが復旧した、とのことです。


*10月12日

@小池共産党書記局長「成田空港軍事利用や憲法9条守るために野党共闘を」
 今日の「しんぶん赤旗」によりますと、昨日松戸市で開かれた「共産党演説会」で小池晃同党書記局長は沖縄県知事選を取り上げて「本気の野党共闘」の必要性を訴えました。その中で、小池氏は「成田空港では、1972年の住民と運輸相(当時)、県、空港管理者による軍事利用禁止の取り決めにもかかわらず、イラク派兵の際に装備品を運搬した」として、「安保法制=戦争法のもとでさらなる成田空港の軍事利用も危惧される」と強調し、安倍政権による戦争する国づくりと9条改悪阻止の運動拡大を呼び掛けました。

@ニューギニア航空が来年3月末まで、成田=ポートモレスビー線のチューク経由取りやめ
 昨日の「Traicy」によりますと、ニューギニア航空は現在チューク経由としている、成田=ポートモレスビー線を10月13日から来年3月30日まで、成田=ポートモレスビーの直行便とする、と発表しています。なお、同路線は今月1日から週1便の運航となっています。

@10日の管制トラブルはプログラムミスによるサーバーダウン
 今日の「WING DAILY」によりますと、国土交通省は昨日、10日に発生した神戸航空交通管制部のトラブル原因について「一部のシステムを構成するプログラムに不具合があり、一部サーバー内で予想を大きく超えるデータの蓄積が発生したため、ダウンした事による」と発表しました。

@インド機が離陸時に胴体下部裂けるもそのまま飛行、無事に到着
 現地時間11日の「flightglobal(英文)」によりますと、インド現地時間12日午前1時18分にティルチラパッリ発ムンバイ行きのエア・インディア・エクスプレス611便・B737-800型機が離陸した際に、主車輪の一つが空港の境界線に接触しました。パイロットはこれに気付かず(?)、同機はムンバイ空港に無事に着陸しました。しかし、着陸後の点検で胴体下部に大きな裂け目が発見されました。パイロットがこれに気付かないとは考えられないことから、このパイロットは乗務停止になっています。

@ヤクーツク航空機のオーバーランは短い滑走路と不適切な摩擦係数が原因か
 現地時間11日の「ATWオンライン(英文)」によりますと、10日に起こったヤクーツク航空のSSJ100型機の着陸失敗事故は、ヤクーツク空港の滑走路が一部工事中で、滑走路長が短くなっていたことと、路面が凍結しており、摩擦係数が誤っていたために同機が滑走路をオーバーランしたことにある、とのことです。主脚崩壊は滑走路をオーバーランした際に、草地に入ったところで起こった、とのことです。


*10月11日

@9月航空機登録でジェットスター・J が24号機、全日空がA320型機を新規登録
 航空局が発表した「9月航空機登録状況」によりますと、成田空港関係ではジェットスター・Jが24号機となるA320型機・「JA24JJ」と、全日空がA320型機・「JA216A」を新規登録し、移転登録で日本航空がB777-300ER型機・「JA742J」を登録しています。

@エール・フランス機が8日深夜に都心上空を飛行
 8日午後11時15分頃、羽田空港を離陸したパリ行きのエール・フランス293便・B777-300ER型機が本来の東京湾を旋回する飛行ルートを通らずに、陸上部を飛行していたことが分かりました。同機は品川駅付近を高度(以下同じ)約700m、皇居付近を約1400m、江戸川区清新町付近を約2200mと飛行して荒川から東京湾に出でました。管制官は品川区の新馬場駅付近を飛行中に同機に旋回の指示を出しました。国土交通省の担当官は「都心上空をこれほど低空で飛ぶのはあり得ない」と話した、とのことです。航空評論家の小林宏之氏は「離陸時にここまで都心上空に入る例は前代未聞。乗務員が規則を見落としたか、離陸直後に乗務員の注意をそぐ事態が起きた可能性がある」と指摘しています。国土交通省はエール・フランス側に経緯の確認を求めました。
 写真は「Flightradar24」で見たエール・フランス293便の飛行コースです。本来ならC滑走路を離陸してすぐに右旋回して、陸上部は飛行しないことになっているのですが。
【コメント】しかし、管制官は新馬場駅付近を通過するまで、気付かなかったのでしょうか。もっと早く気付いて旋回を指示すべきだったのではないでしょうか。パリに行くには真っ直ぐに北上するのが最短ルートなのは確かですが。

 

@運用を開始した神戸航空交通管制部がシステムトラブル、沖縄空域の一部管制が出来ず
 昨日午後5時25分頃、9日午前0時から運用を始め、昨日から本格的運用を始めたばかりの神戸航空交通管制部でトラブルが発生し、那覇空港発着便に多数の遅れが出ました。管制部は7時19分に本来のシステムに戻し、通常の管制を行いました。トラブルでは沖縄付近の一部空域で管制が出来なくなりました。このトラブルで午後8時以降現在、2便が欠航し、29便に最大約3時間の遅れが出ました。同管制部は1日から業務を始める予定でしたが、システムトラブルで業務を開始出来ず、9日午前0時に管制業務を始めたばかりでした。昨日のトラブルは当初のシステムトラブルとは別のようです。

@スカイマークの9月搭乗者数が大幅減に、台風の影響か
 スカイマークが発表した「9月搭乗実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)4.2%減の62万7901人、搭乗率は3.9ポイント減の86.0%となっています。
 また、「運航実績」では欠航便が5.1ポイント悪化の5.9%、定時出発遅延率が2.4ポイント改善の6.3%となっています。
【コメント】台風などの影響が大きかったのでしょうか。

@三菱UFJリースなどがベトジェットに総額1400億円の資金提供
 今日のNNA ASIAによりますと、三菱UFJリースなどはベトナムLCC 「ベトジェット」の航空機購入に対して、約1400億円の資金提供を行う契約を締結しました。


*10月10日

@ティーウエイ航空が成田=仁川線を12月28日まで期間増便
 昨日の「Fly Team」によりますと、韓国LCC 「ティーウエイ航空」は、昨日から12月28日まで、成田=仁川線を1日1往復から、1日2往復に増便しました。

@タイ・エアアジアXが成田=バンコク線を期間減便へ
 現地時間8日、タイ・エアアジアXは、来月15日から12月31日まで、現在1日3往復している成田=バンコク線を1日2往復に減便する、と発表しました。

@日本航空 LCC 「TBL」が昨日からパイロットの募集を始める
 成田空港を拠点として2020年の運航開始を予定している日本航空子会社の中長距離LCC 「TBL」は昨日からパイロットの募集を開始しました。経験者が対象で、募集人員は若干名としています。元日本航空インターナショナルで整理解雇を受けた人も応募できます。応募の締め切りは12月15日となっています。

@大阪空港などの関西空港代替措置は11日まで
 今日の毎日新聞によりますと、特例として認められた大阪空港と神戸空港の関西空港代替措置が11日で終了することが決まった、とのことです。関西空港の復旧が進んだことからの決定とのことです。これにより、日本航空の大阪空港と香港を結ぶ17日と21日の臨時便も関西空港発着となります。

@ヤクーツク航空のSSJ100型機の主脚が着陸時に崩壊
 現地時間10日の「flightglobal(英文)」によりますと、現地時間10日午前3時20分頃、ロシアのウラン・ウード発ヤクーツク行きのヤクーティア航空(S7航空)414便・SSJ100型機が、着陸したところ、主脚が崩壊しました。このため、同機は機首を上げて胴体着陸し、乗客・乗員92人は脱出シュートで緊急脱出しました。4人が病院に搬送された、とのことです。

@エミレーツ発注のA380型機がエンジン選定でキャンセルの危機
 昨日の日刊工業新聞によりますと、エアバスがエミレーツ航空から1月に受注した36機のA380型機契約が暗礁に乗り上げている、とのことです。問題はエアバス側ではなく、使用するエンジンの選定で、エミレーツ航空とロールスロイス社との交渉が進んでいないことにある、とのことです。エミレーツ側はエンジンの性能が燃費などの性能パラメーターを満たしていない、として不満を表明しているとのことです。エンジン選定決定の期日を過ぎている、とのことで、エンジン問題が受注契約そのものを白紙に戻す可能性もある、とのことです。
【コメント】この所、中東の航空会社で合併や、発注キャンセルや減便などの問題が起こっているようです。ヨーロッパでも小さな航空会社の倒産や精算が取りざたされています。景気後退による需要の低迷が徐々に現れているのではないでしょうか。少し不気味です。


*10月9日

資料室の「成田空港に乗り入れているLCC」のページを更新しました
 インドネシア・エアアジアXの成田=ジャカルタ線が運休になった事から、資料室の「成田空港に乗り入れているLCC」のページを更新しました。
 しかし、成田空港の公式ホームページでは、相変わらず「欠航」と出ています。

@新「神戸航空交通管制部」がシステムトラブルで、いまだ稼働せず
 今日のNHKニュースによりますと、国土交通省が今月1日から運用を開始することにしていた「神戸航空交通管制部」のシステムに、初日から不具合が発生し、現在も管制が開始できない事態になっている、とのことです。国土交通省は1日から廃止することにしていた「那覇航空交通管制部」を急遽、残すことにして従来通りの管制体制で運用しています。那覇に残っていた管制官や、神戸に移動した管制官を急遽那覇に戻すなどして対応しています。この臨時の体制はトラブルが解決するまで、続けられ、新管制体制に切り替えられるのは「来週になる見込み」とのことです。
【コメント】事は旅客機の安全にかかわることです。「テスト繰り返した」とのことですが、それでなくても、新システムに移行するときには管制官の方々にも、大きなストレスがかかることになりますね。慎重に進めていただきたいと思います。

@タイ航空のジャンボ機が滑走路から逸脱も、負傷者はなし
 今日の「@タイランドnewsclip.be 」によりますと、現地時間8日午後10時48分頃、バンコクのスワンナプーム空港で、中国・広州発バンコク行きのタイ航空679便・B7474-400型機が滑走路を逸脱して停止する事故がありました。事故当時空港は強い雨が降っていた、とのことです。乗客・乗員115人にケガはありませんでした。


*10月8日

@キャセイ航空が冬季ダイヤで成田=香港線を1往復増便
 今日のNAA ASIAによりますと、キャセイ航空は現地時間5日、28日からの冬季ダイヤで、成田=香港線を1日1往復増便し、合計1日6往復にすると発表しました。

@昨日のグアム行き UA 197便が成田空港に引き返し、欠航に
 昨日夕方、たまたま「Flightradar24」を見ていたところ、成田発グアム行きのユナイテッド航空197便・B737-800型機が成田空港を離陸して、千葉県沖の太平洋上から成田空港に引き返していました。今日の成田空港ホームページで確認したところ、欠航となっていました。原因は分かりません。下図が「Flightradar24」の同便軌跡になります。

 

@オスプレイ配備反対で住民集会、「裁判もあり得る」と会長
 今日の毎日新聞によりますと、「陸上自衛隊オスプレイの佐賀空港(佐賀市)配備計画に反対する地域住民の会」は昨日、佐賀市南川副公民館で「川副町民集会」を開催しました。集会後、古賀会長は、「(配備阻止のため)最終手段の裁判もあるという気持ちを山口祥義知事に訴えたい」と述べました。集会には約120人が参加しました。


*10月7日

@全日空のパリ支店長が自社機内で酒に酔い、乗客にケガおわす
 3日、全日空の、パリとブリュッセルの支店長を兼務する男性が、パリ発羽田行きの全日空216便・B787-9型機の機内で、酒に酔い通路を挟んだ隣の席にいた50才代の女性に頸椎を捻挫するケガを負わせました。警察は任意で事情を聞きました。支店長は離陸から4時間あまりで葡萄酒を6杯飲んだ、とのことです。
 ANA ホールディングスは5日付で、支店長を諭旨免職処分にした、と発表しました。また、全日空の片野坂会長と平子社長を減給1ヶ月の処分としました。さらに、グループ会社も含めた社員に対して、空港ラウンジや自社の機内での飲酒を当面の間禁止しました。
【コメント】ホームページに出ている「お詫び」では、素っ気ないもので、プライバシーの問題もあるのでしょうが、経緯も分かりません。

@エア・ジャパンのパイロットは不起訴に
 9月5日の出来事で取り上げた、「エア・ジャパン」のブラジル人パイロットによる強制性行事件について、東京地検は4日付でこのパイロットを不起訴処分としました。しかし、不起訴処分にした理由については明らかにしていません。

@ハーグの司法裁判所が米国のイランへの航空機部品禁輸を解除する裁定
 現地時間3日の「flightglobal(英文)」によりますと、ハーグの国際司法裁判所はイランが7月に提訴した、「トランプ政権によるイラン制裁が1955年の米国とイランの友好と経済に関する条約に違反している」との主張に対して、「イランに対する制裁を解除しなければならない」とする判決を行いました。判決の中で「イランの主張する権利の中には米国の国家安全保障上の配慮が必要なものもあるが、人道的財産の輸入や民間航空の安全性に比べると、重要性はそれほどでもない」としています。


*10月6日

@京成電鉄が今朝の始発からダイヤ通りの運行に、一部に運休も
 昨日、10時間以上にわたり全線で運休した京成電鉄は、今朝から通常ダイヤでの運航が再開されました。しかし、一部の電車には遅れと運休が出ている、とのことです。

@「航空貨物運送協会」が空港被災で他の空港の保管施設と税関職員などの対策を要望
 昨日のNHKニュースによりますと、「航空貨物運送協会」は国土交通省に対し空港が被災した場合の他空港受け入れ態勢の整備を要望しました。「今回の関西空港での被災により、関西空港関係の航空貨物の約90%が成田空港に振り返られたため、成田空港でも貨物が処理できずに、倉庫も満杯になり、貨物が滞っている」として、全国の空港に貨物の保管施設や税関職員などの確保をと要望しています。

@日本航空が元客室乗務経験者の募集を開始
 日本航空は昨日、元日本航空インターナショナルで客室乗務員として乗務したことのある経験者を対象とする、客室乗務員の募集を始めました。応募の締め切りは25日までとなります。勤務形態は1年毎の契約社員で、最大5年まで更新できます。採用人数は未定で、12月以降の入社となります。詳しくはここで見て下さい。

@オリエンタルエアブリッジが点検とトラブルで大量欠航
 オリエンタルエアブリッジは所有する2機のDHC8-200型機で不適切な整備が行われていたことが発覚し、4日に緊急点検を行いました。この影響で、22便が欠航となりました。ところが、この点検で1機に新たな不具合が見つかり、さらに、もう1機は昨日運航に復帰したものの、電気系統のトラブルが発生したため修理に入り、昨日も16便が欠航となりました。この部品の交換も必要となり、海外から取りよせる部品が今日の夜に届く事もあり、今日も便数を減らして運航する予定です。

@ロサンゼルス発シドニー行きの UA 機が燃料不足で緊急着陸
 4日のAFP通信によりますと、シドニー現地時間午前6時36分、ロサンゼルス発シドニー行きのユナイテッド航空839便が、燃料不足から救難信号を発しました。シドニー空港では緊急体制を敷いて待機しましたが、同便は無事着陸しました。原因についてユナイテッド航空は「機械系統に問題が発生した」としています。しかし、乗客には緊急難信号発出については知らせませんでした。

@ペガサス航空機が電子たばこ発火で緊急着陸
 現地時間2日、トルコ・イスタンブール発パリ行きのペガサス航空1135便・B737-800型機が、クロアチアのザグレブ空港に緊急着陸する出来事がありました。原因は貨物室に積んだ乗客の電子たばこから火が出て、火災警報が出たため、とのことです。乗客は着陸後、緊急脱出しました。


*10月5日

@成田空港9月の貨物取扱量は4ヶ月連続のマイナスに
 東京税関が昨日発表した「成田空港9月貨物取扱量(速報)」によりますと、総貨物取扱量は前年同月比(以下同じ)4ヶ月連続マイナスの1.8%減で19万981トンとなりました。この内、積込量は4ヶ月ぶりプラスの1.8%増、輸出量は21.6%増となり、一方、取卸量は4ヶ月連続マイナスの5.3%減、輸入量は8.6%増となっています。
【コメント】関西空港の被災で、成田空港に貨物が廻ってきているはずですが、日本貨物航空の運休や世界経済の減速などの影響が大きいのでしょうね。

@京成電鉄全線で運行見合わせ中
 今日午前7時45分頃、京成電鉄西登戸駅で停電が発生し電車の運行がストップしました。その後、数カ所でも送電施設から火花が発生し、京成電鉄では午前9時32分から全線で運行を見合わせています。原因は台風24号の強風で海水がしぶきとなって電線などに付着し、漏電が起こる「塩害」ではないかとみられています。午後4時現在でも動いていません。この影響で、成田空港のアクセスがJRとバスに集中し、大混雑になっているようです。
【コメント】九十九里平野に住んでいた頃、台風の強風が吹いた後の物干し竿に、塩の結晶が光っていたことが良くありました。

@明日の午前0時から関西空港連絡橋の自家用車とタクシーの通行可能に
 国土交通省とNEXCO西日本は昨日、明日午前0時から自家用車やタクシーなどの関西空港連絡橋使用を再開する、と発表しました。しかし、対面交通で交通量が十分ではなく、鉄道やバスなど公共交通機関の利用を呼びかけています。

@貨物施設が復旧しても、需要が戻るには相当な長期間必要、関西空港
 今日の「Aviation Wire」によりますと、関西空港の貨物部門施設の復旧率は約8割になっていますが、貨物取扱量そのものは「元通りの運用ができるめどが立っていない」(ANA広報)と言うのが実情のようです。さらに、関西空港の今回の被害状況から貨物取扱量が被災前に戻るのは「まだまだ先のこと」との事です。大手航空会社の貨物担当経験者は「貨物はどこを経由しても、約束した日時に送り先へ届けばいい。目的地に届きさえすれば、関空経由だろうと、成田経由だろうと、ソウルの仁川経由だろうと関係ない」と述べ、別の関係者は「陸送コストはかかるが、関空がダメになってから使い始めたルートで問題なければ、安全性を考えて、そのまま移行してしまう可能性がある」と指摘しています。神戸淡路大震災で被災した神戸港では貨物取扱量が被災前の水準に戻るために、約20年かかっている、とのことです。


*10月4日

@【訂正】昨日の出来事で「ANAグループ8月実績」が間違っていました。訂正いたしました。すみません。

@「ベトジェットエア」が成田=ホーチミン線開設を明言
 今日の「Traicy」によりますと、ベトナムの「ベトジェットエア」は昨日開催したセミナーで、来年1月に開設する成田=ハノイ線に続いて、時期は明言しませんでしたが、成田=ホーチミン線の開設を計画している、と述べました。

@羽田新陸上部新飛行ルートが横田空域使用を米軍認めず、実現しない可能性
 今日のNHKニュースによりますと、羽田空港陸上部新飛行ルートが、米軍との折衝が難航して実現できない恐れが出ている、とのことです。この新飛行ルートは米軍横田基地の飛行空域を一部通過することになりますが、日本側は米軍に対して、羽田空港を発着する航空機の上空通過を認めるとともに、航空管制も日本側が行うことを前提に、米国側と調整を続けてきました。しかし、今年8月に米国側が、「上空通過も、日本側が航空管制を行うこと」も認められないという意向を伝えてきました。日本側はこれに対して、米国側との折衝を続けてきましたが、打開の見通しはたたず、飛行ルートが運用できないおそれが生じていることが政府関係者の話で分かった、とのことです。
【コメント】このような、軍事空域を通過する飛行ルートは安全性に大きな問題があります。日本側が管制権を持たないのであれば、実施するべきではありませんね。

@英国が「合意なき離脱」した場合、欧州の航空便が大混乱に
 今日の日本経済新聞によりますと、英国のEU離脱が迫っていますが、万が一「合意なき離脱」が行われた場合、英国からのEU諸国への航空路、また、逆にEUからの英国への航空路が事実上使えない事態が生じる可能性がある、とのことです。「合意なき離脱」が行われると、英国はEU各国と個別に航空協定を結び直さねばならず、多数の国との複雑な交渉が必要となります。EUと米国などが結んでいる「航空自由化協定」からも、離脱することになり、これも、個別の国との航空協議で、協定締結をし直さなければなりません。「離脱の合意」が出きれば、2020年末までは現行制度が維持でき、その間に、個別の航空交渉を行う余裕も出来ることになります。


*10月3日

@第3ターミナル新停留所で、時間短縮された第2T=第3T連絡バス
 昨日、成田空港に行き、黄色い「ターミナル間連絡バス」の、第3ターミナルで移転された新停留所を見てきました。下の写真が新停留所ですが、第3ターミナル・バスターミナルの一番近いところになります。下の写真のように道路を渡った向かい側(人がいるところ)にエスカレーターとエレベーターがあり第3ターミナルの入口までは1分もあれば着いてしまいます。
 「ターミナル間連絡バス」に乗車してみて、びっくりしました。以前に比べて、所要時間が大幅に短縮されていました。高速バスと同じ道路を使うので、第2ターミナルと第3ターミナル間が約2分程で着いてしまいました。以前のように、制限区域内に入ったり、出たりしないため、スムーズに運行出来るようです。

 

@ベトナム航空が来年1月1日から成田=ダナン線を増便しデェイリー運航に
 今日の「Traicy」によりますと、ベトナム航空は来年1月1日から、現在週5便で運航している成田=ダナン線を増便し、週7便の毎日運航とします。

@昨日の大阪空港タイヤ片トラブルは羽田行きの全日空機のもの
 昨日発生した大阪空港でのタイヤ片トラブルですが、原因となった航空機は、午前10時13分に離陸した羽田行きの全日空20便・B777-200型機と分かりました。同機の羽田空港着陸後点検で左主脚タイヤの1本の表面が剥離しているのが見つかりました。

【4日訂正】全日空Gの8月実績は利用率増加も、国内線旅客数は低下
 全日空が昨日発表した「ANAグループ8月実績」によりますと、
 国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)4.8%増の93万9129人となり、利用率は0.8ポイント増の81.6%となりました。
 一方、国内線旅客数は旅客数が7.1%増の400万959人人となり、利用率は2.2ポイント増の78.4%となっています。この内、成田空港関係路線の利用率は成田=札幌線が2.0ポイント増の73.5%、成田=大阪線が2.6ポイント増の87.6%、成田=福岡線が0.8ポイント増の71.2%、成田=那覇線が8.2ポイント増の76.2%、成田=仙台線が15.8ポイント増の84.2%、成田=新潟線が2.7ポイント減の69.8%、成田=中部線が2.2ポイント増の79.0%となっています。

 運航実績では欠航率が国際線では±ゼロの0.2%、国内線で1.5ポイント悪化の2.7%となり、定時出発遅延率では国際線が1.4ポイント悪化の22.9%、国内線が0.7ポイント改善の5.1%で、定時到着遅延率では国際線が1.7ポイント悪化の21.9%、国内線では0.9ポイント悪化の19.1%となっています。
【コメント】B787型機の整備による欠航の影響が国内線旅客数にくっきりと出ています。

@三菱航空機会社の水谷社長「20年半ばの納期は絶対に守る」
 1日の朝日新聞によりますと、三菱航空機会社の水谷社長は同紙とのインタビューで、「2020年半ばの納入を絶対に守る」と述べました。また、MRJ 90型機に次いで開発するMRJ 70型機に、MRJ 90型機にはない新技術を導入する可能性を示唆し、「MRJ 70型機の開発で得られる知見が、MRJ 90型機の商品性をよくする可能性もある」と述べました。さらに、MRJ 90型機を10機発注しているミャンマーの「エア・マンダレー」が運航を停止していることについて、「『早く(運航を)再開したい』と聞いている。キャンセルの話はない」と述べました。

@ニューギニア機の不明男性乗客が遺体で見つかる
 先月28日に起こったニューギニア航空機の滑走路オーバーラン事故で、行方不明だった男性乗客の遺体が、水没した機体客室内で発見されました。これにより、この事故では死亡が1名、重傷者が4名、軽症者が5名となりました。

@欧州最大の LCC 「ライアンエア」の株が年初から22%も下落
 昨日のCNNジャパンによりますと、欧州最大の格安航空会社(LCC)「ライアンエア」の株価がこの所大きく下落しています。これは、同航空が収益予想を下方修正した事による、とのことです。この下方修正の理由として同航空は、従業員のストライキによる運航本数の減少と、それによる顧客への補償や顧客離れなどを挙げています。現地時間1日の株価はロンドン市場で10%以上も上下落し、年初来では22%を超える下落となっています。


*10月2日

@LOTポーランド航空が来年3月26日から成田=ワルシャワ線を毎日運航に増便
 LOTポーランド航空は来年3月26日から、成田=ワルシャワ線を現在の週5便から週7便に増便し、毎日運航とします。2016年1月に週3便で運航を開始しましたが、搭乗率が80%を超え需要が好調なことから、週4便、週5便と増便していました。

@川西市が振り替え臨時便について、国土交通省に質問状
 今日の共同通信によりますと、兵庫県川西市は先月26日、大阪空港と香港を結ぶ日本航空の臨時便が17日と21日に運航される問題で、国土交通省に対して質問状を提出しました。質問状では関西空港がほぼ復旧した段階で臨時便を運航する理由や、大阪空港に関西空港便を振り分ける、とした期限について質問しています。川西市は増便で騒音が増大することに対する市民の懸念が増しています。

@大阪空港のB滑走路にタイヤ片が散らばり、約30分閉鎖
 今日午前10時半頃、大阪空港のB滑走路に約500mにわたり、タイヤ片が散らばっているのが発見されました。関西エアポートでは滑走路を約30分間閉鎖して、清掃しました。その間、長さ1828mと短いA滑走路を使って離着陸を行いました。タイヤ片を落としたのがどの航空機かはまだ、特定されていません。

@中華航空機がエンジントラブルで羽田空港に引き返す
 昨日午後4時頃、羽田発台北行きの中華航空221便・A330型機が駿河湾上空を飛行中に、右エンジンに不具合が発生し、羽田空港に引き返し無事緊急着陸しました。同機は着陸後、自力で駐機場に移動しました。トラブルの原因は明らかにされていません。

@ユナイテッド航空がB787-9型機を9機追加で発注
 ボーイング社は現地時間1日、ユナイテッド航空からB787-9型機を9機追加受注した、と発表しました。これにより、同航空のB787型機発注機数は64機となりました。

@カタール航空がA350-900型機5機をA350-1000型機に機種変更
 カタール航空は76機発注しているA350-900型機の内、5機をA350-1000型機に変更しました。


*10月1日

@9月のアクセス数は18,626回でした。

@寝室窓二重化申し込み受付が始まる
 今日からA滑走路関係地域の寝室窓二重化工事の申し込みが始まりました。

@インドネシア・エアアジアXの成田=ジャカルタ線が今日から運休
 インドネシア・エアアジアXの成田=ジャカルタ線が今日から運休となります。写真は離陸に向かうインドネシア・エアアジアX機の機首部です。ここを見ないと、どこのエア・アジアXか分からないのです。
【コメント】しかし、 NAAの公式サイトで検索したところ、着陸便、出発便共に「欠航」となっていました。「運休」ならば、検索しても出てこないはずですが?

 

@ニューギニア航空の成田=ポートモレスビー線が今日から減便
 ニューギニア航空の成田=ポートモレスビー線が今日から、週1往復減便され、週1往復となります。

@関西空港台風21号被害で、成田空港の臨時便が466便
 今日の「日刊航空」によりますと、関西空港の台風21号の被災により、先月4日〜22日までに、成田空港で運航された臨時便は466便だった、とのことです。内訳は国際旅客便が309便、国内旅客便が43便、貨物便が114便となっています。
【コメント】皮肉なことですが、この臨時便が9月の成田空港運用実績を押し上げることになるようです。

@夜間騒音10dB増で、男性の高血圧リスクが顕著に増える、フランスの調査
 現地時間9月29日の中国メディアの環球網の伝えたところでは、フランスのラジオ局「Europe1」は、パリのシャルル・ド・ゴール空港やリヨンのサン=テグジュペリ国際空港などの周辺住民1244人の血圧を測定したところ、夜間の騒音が10デシベル増えると、男性が高血圧になるリスクが顕著に増加する、とのことです。フランス公衆衛生局が公開した調査結果で明らかになりました。これは、睡眠の質低下が影響したと考えられ、専門家は「心疾患のリスクが高まる」としている、とのことです。しかし、女性にはこの傾向は見られない、とのことです。

@英国航空が香港事務所を突然閉鎖、全客室乗務員を解雇へ
 先月28日の「香港ポスト」によりますと、ブリティッシュ・エアウェイズ(英国航空)は、香港路線は維持するものの、香港事務所を10月一杯で閉鎖し、全客室乗務員を解雇する、と発表しました。すでに客室乗務員に対する個別面接を開始しており、3日以内に提示された解雇条件を承諾すれば、1ヶ月分の給与と航空券の優待を行う、としているそうです。昨年はシンガポール事務所も閉鎖しており、コスト削減のため、とのことです。
【コメント】しかし、急ですね。イギリス本国でも、このような無茶なリストラを行うのでしょうか。


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