2018年5月前半の出来事
*5月15日
@山武市の「準備書」説明会で強引な四者協議会合意に批判
13日に山武市松尾地区で行われた「環境影響評価準備書説明会」に本会会員が参加しました。
そのレポートによりますと、住民参加者は10名で、この内、はるばる茨城県の稲敷市からの参加者が2名、隣の横芝光町からの参加者が1名ありました。
成田国際空港株式会社(NAA)からの説明者側は共生部次長以下10名となっていました。会場は警備員5名と、公安と思われる私服警察官2名が会場を監視していました。
NAA側から環境影響評価準備書の説明があり、質疑では、準備書内容に関する事と、「機能強化計画決定」の強引なやり方に対する不満表明がほとんどでした。
出た意見は「今日の参加者の少なさは、広報・告知が弱いためではないか」、「質問意見の反映はどのように行うのか」、「排水の水路体系についてもっと説明を」、「飛行ルートはどうなるのか」、「50万回供用時のコンターについて詳しく」、「この間の地域での説明会で、積年の NAA への不信がさらに募った(稲敷市住民2名が熱弁)」、「先日の説明会で言い切れなったことが多数あった(横芝光町1名が持論表明)」、「 (旧松尾町住民)NAAの一方的なやり方への疑念がある(などを矢継ぎ早に質問)」などがありました。。説明会の時間は2時間でしたが、質疑討論も途中で遮られ、本会会員も質問できませんでした。
@エア・カナダが今冬季ダイヤで成田=カルガリー線を運休
エアカナダは10月末からの今冬季ダイヤで、成田=カルガリー線を運休とすると発表しました。なお、同航空は6月2日から成田=モントリオール線に新規就航します。
@羽田空港で UA 機が離陸前にパンク、C滑走路が一時閉鎖
昨日の「日テレNewS」によりますと、昨日午後4時頃、羽田発サンフランシスコ行きのユナイテッド航空876便・B787型機が離陸のために移動を始めたところ、タイヤがパンクしました。同機は誘導路上で動けなくなり、C滑走路が一時閉鎖されました。
@日本エアコミューター機の不具合で屋久島空港が閉鎖
昨日の産経新聞によりますと、昨日午後2時頃、福岡初役島行きの日本エアコミューター3671便・DHC8-400型機が屋久島空港に着陸したところ、ステアリングに不具合が発生し、滑走路上で動けなくなりました。同空港が閉鎖されたため、同航空では整備士を船で向かわせました。
@日本航空の中長距離 LCC のB787-8型機は座席数が約300席か
日本航空が設立する中長距離LCCですが、使用機材のB787-8型機は座席数を約300席とする構想のようです。現在国際線で使われている同社のB787-8型機は座席数が186席、または、206席となっている、とのことです。
【コメント】中長距離路線のLCCの難しさは、この点にあるのではないでしょうか。コスト削減のためには座席数を多くしなければなりません。しかし、狭い座席に10時間以上も座らなければならない飛行に、乗客が耐えられるのでしょうか。
@中国の四川航空機で操縦室窓が吹き飛ぶ
現地時間14日朝、中国・重慶発ラサ行きの四川航空8633便・A319型機で、高度約1万mを飛行中に副操縦士席前の窓が突然脱落するトラブルがありました。同機は成都空港に緊急着陸しました。客室内は酸素マスクが降りて機体が揺れた、とのことです。壊れた窓付近にいた副操縦士が外に吸い出されそうになりましたが上半身は窓の外に出たものの、シートベルトで支えられ、顔などに怪我をする程度ですみました。他の乗員1人も負傷した、とのことです。客室は酸素マスクは降りたものの、急減圧はなかった、とのことです。機長の生々しい証言が「Record China」に載っています。
*5月14日
@過大な重要計画に基づく「機能強化計画」は撤回すべきです
成田国際空港株式会社(NAA)が11日に発表した2017年度決算の中で、今年度の総発着回数の見込みを、前年度比1.6%増の25.6万回としています。
今回の成田空港機能許可計画の中では「需要予測は国土交通省が示す予測の中位ケース(GDPベース)の需要予測を元に作成している」としています。『中位ケース』というのはおよそ『年増加率2%』を指すとみられますが、4月10日の出来事で載せた NAAの予測値(右図)はこれよりも高く(多分2.5%程度)なっています。これに対して来年度の予測値1.6%増は大幅に低い伸び率となります。2018年4月10日の出来事で書いたように、 NAAは総発着回数が30万回に達するのは「おおよそ2022年度」と想定しているようですが、これは、明らかに過大予測です。
この事実は、このような過大予測を元にして作られた今回の『機能強化計画』の必要性を根底から覆すものとなります。今回の『機能強化計画』は撤回するべきです。
@「一旦作成したマスタープランは未来永劫変える
ことはないということではない」と夏目社長
今日の「WING DAILY」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の夏目社長は11日の記者会見で、「(更なる機能強化に関する)計画の粗々のアウトラインは出ている。これは現在のターミナル配置、滑走路、誘導、エプロン配置をとりあえず出しているが、できれば環境アセスメントが終了するまでには、ある程度のものにしていかなければならない。環境アセスメントの最終段階までの手続きは、後1年から1年半くらいかかるのではないか。現在は概略設計を関係箇所で実施しているが、それを更につめて、マスタープランのようなものを1年から1年半の間に確定していくことになると思う。
ただ、そういっても環境が激しい時代。世界経済の動向も直結する。需要動向に的確に対応しなければならず、一旦作成したマスタープランを未来永劫変えることはないということはなく、絶えず見直しを図りながら、大規模投資を進めていくことになるだろう」と述べた、とのことです。
【コメント】これは、夏目社長自らが「需要見通しは過大だ」と考えていることを現しているのではないでしょうか。やはり今回の「機能強化計画」は一旦、白紙に戻し、精査した上で造り直すべきではないのでしょうか。
@日本航空が中長距離 LCC 会社設立を正式に発表
日本航空は今日、新たに国際線中長距離を運航する格安航空会社(LCC)の設立を正式に発表しました。新会社の準備会社を今年7月に設立します。成田空港を拠点として、現在、日本航空が就航していないアジアや欧米など中長距離線を運航する連結子会社とする、とのことです。当初はB787-8型機2機で、2020年夏ダイヤからの運航を予定しています。名称は今後決定する、とのことです。100〜200億円を投資し、就航3年で黒字化を目指す方針です。記者会見した赤坂社長は「日航が培ってきた経験を活用し、安全で快適な新しい LCC モデルを提供したい」と述べました。
@トルコの空港でアシアナ航空機が他機の垂直尾翼を折る
現地時間13日午後5時30分頃、トルコのイスタンブール空港で、イスタンブール発仁川行きのアシアナ航空552便・A330型機が離陸に向け誘導路を移動中に、駐機していたターキッシュエアラインズ(トルコ航空)機の垂直尾翼に接触し、垂直尾翼が折れる事故がありました。衝突の際に出火しましたが、両機の乗客・乗員にケガはなかった、とのことです。動画はここで見られます。
*5月13日
@「はしか」は1977〜1990年生まれの人が罹りやすい
今日の毎日新聞によりますと、「はしか」の国内感染者数が100人を超えました。「はしか」に感染した台湾からの観光客が発端となったとみられる沖縄県では10日現在で94人、次いで愛知県が20人、東京都が9人、埼玉県が6人などとなっています。年齢的には20〜39歳までの1977〜1990年生まれの世代が多く、これは、この世代の麻疹ワクチン接種が、2回でなく1回にとどまっている事が影響しているとみられる、とのことです。日本における「はしか」の流行は、海外の「はしか」流行地から日本に来た人や、流行地に旅行や仕事で行き感染してしまう「輸入感染」が多く、出発前にMRワクチンの接種が有効とのことです。世界で「はしか」の患者報告数が多いのは、2017年9月〜2018年2月の統計で、ウクライナが6184人、ナイジェリアが3157人、セルビアが2822人、パキスタンが2048人、インドネシアが1959人などとなっています。
@鈴木氏の MRJ への熱き思い
11日の「DIAMONDonline」に「MRJ大苦戦、日の丸ジェットの夢を潰えさせない『最後の一手』」との記事が載りました。内容はこれまでの三菱重工の決算報告でMRJについて報道されたことなのですが、筆者の「百年コンサルティング代表 鈴木貴博」氏のMRJ事業にかける気持ちが書かれています。その部分を抜粋します。「通常のビジネスと違って重要なことは、この日本製ジェット旅客機開発計画は日本企業、ひいては日本人にとって大きな夢を背負っているということである。」「では、 MRJ はどうすればいいのか。ここはもう、修羅の道だろうと茨の道だろうと進むしかない。」「無茶を言っているように聞こえるかもしれないが、日本人にとっては悲願のプロジェクトの『詰めの部分』なのだ。我々日本人が最後まで『見ているだけのサポーター』のままでいるのは、あまりにもったいないのではないだろうか。」
【コメント】5月6日の出来事でも書きましたが、確かに、ここまで来て、中止するには惜しい事業ですね。騒音も格段に低いようですし。
*5月12日
@成田空港GW期間中の外国人出入国者数の15%は中長期滞在者
今日のNHKニュースによりますと、東京入国管理局成田空港支局が発表した、今年のゴールデンウイーク期間中に成田空港で出入国した外国人は約45万7000人で前年同期比(以下同じ)9.9%増となりました。この内、約15%は日本に中長期滞在する外国人で、同支局では「日本で暮らす外国人が故郷に帰ったケースも多いとみられ、大型連休中の人の動きにも変化が見られる」としています。なお、日本人の出入国者数は2.2%増となっています。
【コメント】この所、街中を歩いていても、外国人が多くなったと、実感します。アジア系の方々は話している言葉を聞かないと分からないことも多いのですが。
@マレーシア航空の成田=クアラルンプール線増便は6月5日から
昨日の「Fly Team」によりますと、マレーシア航空の成田=クアラルンプール線の増便は、2018年1月14日の出来事で書いた、今月8日からではなく、6月5日からになるようです。今月7日の出来事で書いた時に、 NAAの当日フライト検索で確認したのですが、現地時間と日本時間の関係でしょうか間違っていたようです。
@スカイマークの4月実績は旅客数が1.6%増、搭乗率は0.5ポイント減
スカイマークが昨日発表した「4月搭乗実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)1.6%増の55万9996人、搭乗率は0.5ポイント減の79.3%となっています。
@エアロラボのYS11型機は無事に能登空港に到着
昨日書いたエアロラボのYS11型機は、無事、能登空港に到着しました。当面、今後1年間は同空港に隣接する日本航空学園能登空港キャンパスで保管される予定です。エアロラボのCEOは「前向きにフライトや飛行実演をしたいと考えている」と話しました。
昨日は「国内唯一の飛行可能な機体」と書きましたが、「民間としては」との但し書きが必要でした。自衛隊には8機ほど飛行可能な機体がある、とのことです。
@北朝鮮が「民間機を危険にさらすことはない」と約束
昨日の時事通信によりますと、国際民間航空機関(ICAO)は現地時間10日、北朝鮮を訪問していたICAO幹部に対して、同国民用航空総局幹部が、予告なしのミサイル発射などの民間航空機を危険にさらす行為を行わないとの「無条件の誓約」を行った、と発表しました。
*5月11日
@ NAA の決算、営業収益6.4%増、純利益359億円
成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「2018年3月期決算」によりますと、営業収益が前年比(以下同じ)6.4%増の2312億円となりました。この内、空港運営事業は1.5%増、リテール事業は15.6%増となっています。空港運営事業の割合は54%でリテール事業の割合は46%となっています。営業利益は12.5%増の466億円で、空港運営事業は56.0%増、リテール事業は14.1%増となりました。当期純利益は41.7%増の359億円と民営化以降の最高を記録しましたが、これは特別利益に厚生年金基金の代行返上益を計上したことが大きく貢献しています。来期の見通しは営業収益が2017年度比6.1%増、営業利益が6.2%増、当期純利益は2017年度の特別利益で前期が大きく膨らんだことから19.4%減となっています。
@新入社員が「成田闘争」を研修
昨日のNHKニュースによりますと、昨日、成田国際空港株式会社(NAA)とグループ会社に今年入社した社員が成田空港闘争の歴史を学びました。これは新入社員の研修の一環として行われました。研修ではNAAのOBが「機動隊との激しい衝突に注目が集まりがちだが、もともとは年月をかけて開墾した土地を突然、取り上げられることに対する農家の素朴な運動だった。今は滑走路になったその下で何があったのか。きょう感じたことを生かしてこれからの業務にあたってほしい」と訴え、新入社員の一人は「さまざまな歴史や思い、地域の方の協力があって今の空港があることを忘れず仕事をしたい」と述べました。
【コメント】このような研修は大事ですが、現在の飛行コース直下に住む人々の騒音に苦しむ実態を体験することこそが、「地域との共生」にとって大事ではないでしょうか。本会は「 NAAの社員を数泊でも良いから、騒音下で生活する研修を行って欲しい」と要望しましたが、 NAAは無視しました。
@県経営者協会空港特別委員会が機能強化早期実現で県に要望
今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、千葉県経営者協会の空港特別委員会は昨日、「成田空港の機能強化計画を早期に実現させ、県全域に経済効果を波及させていくための施策を求める」との要望書を千葉県知事に提出しました。諸岡委員長は提出後「協会にとっても大変喜ばしい。周辺住民の生活に配慮しつつ空港の機能拡充を一日も早く進め、これまで十分な恩恵を受けていなかった空港の東側や南側をはじめ、圏央道の外側地域や南房総など県全体に空港の恩恵が行き渡る状況を作りたい」と述べました。
@YS11型機が高松空港から能登空港に移動
今日の毎日新聞によりますと、日本で実際に飛行でき、2015年から高松空港に駐機されていた航空機整備会社「エアロラボインターナショナル」のYS11型機が今日、高松空港から能登空港に移動します。高松空港の民営化に伴い、駐機できる期間が最大10日になった事から移動を求められていました。今日午前11時に離陸して、飛行確認を行い、午後2時15分に能登空港に向かう予定です。能登空港では操縦士や整備士を養成する日本航空学園が保管場所を提供する予定とのことです。同社の担当者は「能登空港でも飛べる状態を維持する。教材としても使ってもらえれば」と話しています。
【コメント】現在の段階では、無事に能登空港に着いたかどうかは分かりません。何しろ古い機体ですし、3年近くも飛んでいませんから。写真は2015年に高松空港で撮影した機体です。
@KLMオランダ航空が携帯電話機から煙で緊急着陸
昨日の「newsclip」によりますと、現地時間9日、アムステルダム発クアラルンプール経由ジャカルタ行きのKLMオランダ航空809便で、飛行中に乗客の携帯電話が発火して、タイのブーケット空港に緊急着陸しました。同便は安全確認を行った後、18時間遅れでクアラルンプールに到着しました。
*5月10日
@コントロールタワーが再来年に取り壊しへ
今日のNHKニュースによりますと、先月、成田空港内を着陸から駐機場までと、駐機場から滑走路まで誘導する、新コントロールタワーの建設が始まったことから、旧コントロールタワーが再来年にも取り壊されることになりました。
写真は5日に撮影したものですが、左が取り壊されるコントロールタワーです。
@日本人男性がバンコクの空港で拘束、弾倉や地雷部品を持ち出しで
現地時間9日、タイ・バンコクのドンムアン空港で、成田行きのタイエアアジアX606便に搭乗しようとした埼玉県草加市在住の27歳の男が、小銃の弾倉23個とクレイモア地雷の一部を持ち出そうとして、保安検査で見つかり逮捕されました。これらはベトナムホーチミン市の市場で購入した、とのことで「違法とは知らなかった」と供述しているとのことです。タイでは使用できない武器でも持ち込み持ち出しは禁止で、有罪ならば最高で終身刑を科せられます。
@全日空の3月実績は国際線が大きく伸びる
ANAホールディングスが8日に発表した「ANAグループ3月実績」によりますと、
国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)7.8%増の88万8267人となり、利用率は2.0ポイント増の79.8%となりました。
一方、国内線旅客数は0.7%減の344万61人、利用率は5.6ポイント減の72.2%となっています。この内、成田空港路線の利用率は成田=札幌線が2.5ポイント増の67.3%、成田=大阪線が2.4ポイント増の89.0%、成田=福岡線が11.5ポイント減の65.8%、成田=那覇線が3.0ポイント増の59.1%、成田=仙台線が21.6ポイント増の80.9%、成田=新潟線が0.6ポイント減の61.8%、成田=中部線が4.4ポイント増の83.2%となっています。
運航実績は、国際線では欠航率が±ゼロの0.1%、定時出発遅延率が2.3ポイント悪化の14.4%、定時到着遅延率が1.7ポイント改善の15.9%となり、一方、国内線では欠航率が1.3ポイント悪化の1.7%、定時出発遅延率が1.4ポイント悪化の9.7%、定時到着遅延率が0.9ポイント悪化の12.5%となっています。
@トランプ大統領のイラン核合意離脱でエアバスとボーイング社の契約が宙に浮く
昨日のブルームバーグジャパンによりますと、トランプ大統領が対イラン制裁復活を目指すと発表したことで、ボーイング社とエアバスがイランの航空会社と結んだ取引が頓挫することになるようです。エアバスの航空機は部品の約10%が米国製であるために、引き渡すことが出来なくなります。現在、欧州メーカーはエアバスがイランに3機を引き渡し、ATRはプロペラ機8機を引き渡しています。受注はA350型機が16機、A320neo型機が28機など合計95機となっていました。一方、ボーイング社は現在1機も引き渡しておらず、B777-300ER型機の一部については密かに、別の顧客に手配していました。
@カンタス航空がB787-9型機6機を追加発注
カンタス航空はボーイング社にB787-9型機6機を追加発注しました。受領は2019年〜2020年にかけて行われます。これらの機材はアジアや北米や欧州などの長距離便に投入され、B747型機の退役が従来計画よりも前倒しされます。
*5月9日
@A滑走路北端拡張公聴会で5人中2人が拡張反対で公述
今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、昨日開かれたA滑走路北側の誘導路拡大に関する公聴会では5人が公述し,その内2人が反対の立場から意見を述べました。A滑走路北側の騒音下住民男性は「すでに耐えきれない騒音環境。国や NAA は期限を設けず理解を得るまで住民に説明すると言ってきたが、それを忘れて機能強化計画の第一歩を強行することは暴挙」と主張。A、B両滑走路に挟まれた谷間地域の男性は「機能強化の再見直し案が住民に十分に周知されない段階での公聴会開催は騒音問題を上乗せしている」と怒りをあらわにしました。
@運用時間拡張の時間帯で鉄道やバス会社は慎重姿勢
今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、運用時間延長計画について、鉄道やバス会社は、今の所、慎重で様子見に徹しているようです。JR東日本では「乗客の利用状況や各駅での他路線との接続を考慮して検討」としており、「深夜に行う安全点検や保守作業との兼ね合いもある」としています。また、バス会社もTHEアクセス成田を運行しているビィー・トランセグループは「発着時間延長で実際にどれくらいの航空会社が遅くまで飛ばすかを見ながら柔軟に対応したい」としています。
写真は「THEアクセス成田」です。
【コメント】実際に深夜・早朝時間帯に旅客便がどのくらい運航されるかは,羽田空港の例などを見ても不透明です。運用時間拡大は旅客便のためでないことは明らかです。貨物便は騒音が大きく,飛行コース下の数万に及ぶ住民にとっては、非常に大きな睡眠妨害と健康被害をもたらします。運用時間は開港当初に本会や周辺市町村と結んだ午前6時〜午後11時を守るべきです。
@日本航空の新設 LCC は成田空港を拠点とする長距離便
昨日の日本経済新聞によりますと、日本航空が設立を予定しているLCCは成田空港を拠点にして、日本航空の既存路線が就航していない北米や欧州の中堅都市に就航する考え、とのことです。これらの路線は観光需要の開拓を狙う、とのことで、早ければオリンピック前の2020年にも就航を開始する方針、とのことです。日本やアジアのLCCが短中距離路線を目指しているのに対し、競争がより少ない長距離路線を目指したものになるようだ、と伝えています。
一方、日本航空側は今日、「決まった事は何もない。決定したときは速やかに公表する」とのコメントを出しています。
@成田空港の通過客はこの5年で43%減に
今日の「日刊航空」によりますと、成田空港の通過客はこの5年間で約3割減少している、とのことです。2004年度に比べると43%減少しました。この原因は北米からアジアへの直行便が増えたことによる、とのことです。特に、デルタ航空は成田空港路線からの撤退を進め、仁川経由を大幅に増やしていること、また、各社が羽田空港へのシフトを進めていることが影響している、とのことです。デルタ航空の成田空港路線は2017年度に前年度比29%減としています。
【コメント】前にも書きましたが、この原因は少子高齢化の中で、国民の大部分の暮らしが苦しくなっているために、日本人の海外旅行意欲が大きく減少している事と切り離せないと思います。日本人の海外渡航が増えれば、便数も増え、便利になって、通過客も多少は増えるのではないでしょうか。成田空港の国際線日本人旅客数は最大だった2005年と較べると2017年は約29%減となっています。税収の落ち込む中、大金持ちには所得税率の大幅引き下げを行い、大企業への税の軽減を押し進めて、国の財政を悪化させ、大多数の国民を貧乏に苦しめている保守政権,特に安倍政権の方針が根本にあると思います。
@今年度末の三菱航空機会社の債務超過は1000億円「今年度中に解消する」と宮永社長
昨日発表された三菱重工の2018年3月期決算で三菱航空機会社について,債務超過が約1000億円となったこと事を明らかにしました。これについて宮永社長は「このまま放っておくと「2020年くらいまでに1200億円に増える。それは企業活動上おかしいことだ」と述べ、2018年度中に資本増強により債務を解消する,との方針を明らかにしました。また、長期的に事業を進める体制を整え、「来年の春くらいから新しい形が進んでいく」との見通しを示しました。
【コメント】この1週間ばかりモーゼスレイク・フライトテスト・センターでの試験飛行が行われておらず、少し、心配でした。次の段階である国土交通省やFAAによる型式証明飛行試験準備なのでしょうか。
@広島空港の誘導路で消防車が横転、3便に遅れ
今日午前8時25分頃、広島空港の誘導路で走行訓練をしていた空港消防署の消防車が横転する事故が発生しました。乗っていた2人は軽傷でした。この影響で誘導路の一部が閉鎖され、3便の離発着に最大18分の遅れが出ました。
@2月の主要旅行業者取扱額で海外旅行は5.3%増、国内旅行は1.3%増
観光庁が今日発表した「主要旅行業者の2月旅行取扱状況速報」によりますと、海外旅行取扱額は前年同月比(以下同じ)5.3%増、外国人旅行取扱額は11.6%増、国内旅行取扱額は1.3%増となりました。
*5月8日
@成田空港4月総貨物取扱量は25ヶ月連続の5.3%増
東京税関が今日発表した「成田空港4月貨物取扱量(速報)」によりますと、総取扱量は前年同月比(以下同じ)5.3%増となり25ヶ月連続の増加となりました。積込量は8.9%増とこれも25ヶ月連続の増加となり、この内、輸出量は15.3%増となっています。一方、取卸量は1.9%増と2ヶ月ぶりにプラスとなり、輸入量は3.6%増となりました。
@マレーシア航空が成田=クアラルンプール線を増便
マレーシア航空は今日から成田=クアランプール線を増便しました。火・木曜日に増便し、週10便から12便に増便しました。
【訂正】昨日の出来事で「マレーシア航空が成田=ジャカルタ線にA350型機を投入」と書きましたが、「成田=ジャカルタ線」ではなく「成田=クアラルンプール線」の間違いでした。訂正いたしました。すみません。
@ゴールデンウイークの航空各社利用率は国際・国内共に好調
国内航空各社が発表したゴールデンウイーク期間中の利用実績によりますと、各社共に好調に推移しました。大手2社は利用率(以下同じ)が国際線で80%以上、国内線で75%以上となっています。また、成田空港を拠点とする LCC は揃って85%以上を確保しました。12社平均では国際線が83.7%、国内線が79.0%となっています。
下に、大手2社と成田空港を拠点とする LCC 各社の利用率と前年との増減を表にしておきます。
2018年ゴールデンウイーク大手2社と成田空港拠点 LCC の利用率実績
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全日空
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日本航空
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ピーチ
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ジェット・J
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バニラ
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春秋
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国際線
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80.2% 3.1↑
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85.7% 2.1↑
|
88.6% 0.5↑
|
85.7% 2.2↓
|
87.7% 2.0↑
|
93.7% 7.5↑
|
国内線
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76.3% 4.8↑
|
78.2% 2.2↑
|
91.8% 0.5↓
|
86.3% 1.8↑
|
87.0% 2.4↑
|
92.8% 19.8↑
|
@「新しいLCCの設立を選択肢の一つとして検討している」と日本航空大川副会長
昨日のブルームバーグジャパンによりますと、「JALシンガポール線就航60周年 記念セレモニー」でシンガポールに滞在中の日本航空・大川副会長は現地時間7日、同紙のインタビューに答え、同航空が新しいLCCの設立を選択肢の一つとして検討していることを明らかにしました。しかし、「まだ、決定したものではない」と述べた、とのことです。
*5月7日
@デルタ航空が今日から 、成田=サイパン線と成田=コロール線を運休
デルタ航空が今日から 、成田=サイパン線と成田=コロール線を運休しました。
@マレーシア航空が成田=クアラルンプール線にA350型機を投入
マレーシア航空は昨日から、成田=クアラルンプール線にA350型機を投入しました。
【コメント】私の記憶では、これで、A350型機を定期便に投入しているのはフィンランド航空とタイ航空に次いで3社目になるのではないでしょうか。ベトナム航空が顔見せで 、姿を見せたことはありますが。
@春秋航空 ・日本の5号機が試験飛行の動き
「sorakara-gonのブログ」さんが5日に指摘しているように、春秋航空 ・日本の5号機「JA05GR」が、長い間成田空港に駐機していましたが、路線に投入されるような動きが出ています。今日も午前から約5時間20分の試験飛行を行ったようです。新規路線や路線増便の準備なのか 、他機のメンテナンスの代替機なのか分かりませんが。
右は「Flightradar24」の今日の飛行経路です。
@国土交通省がベトジェットに経営許可
国土交通省は今日、ベトナムの「ベトジェット」から出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請を許可しました。6月24日から関西=ハノイ線に1日1往復で就航する、とのことです。
@エールフランスKLMのCEOが労組への提案入れられず辞職
現地時間4日、エールフランスKLMのジャンマルクCEOが辞任しました。労働組合との話し合いで「2021年までに7%の昇給、うち2%は18年に実施」との案を提示しましたが、組合員投票で反対票が55.44%なり否決された事を受けたものです。同時に兼務しているエール・フランスの会長職も辞任しました。
*5月6日
@ゴールデンウイークも終わり、今日だけで約57000人が入国
今日でゴールデンウイークも終わります。休暇を海外で過ごした人の帰国が集中し、成田空港では今日の入国者が約57000人と見込まれています。
@8日にA滑走路北端拡大の公聴会
8日に成田市大栄公民館で、「A滑走路北側誘導路(ホールディングベイ)整備」などを設けるための空港敷地拡大に関する公聴会が開かれます。本会とも交流があるA滑走路直下住民が、反対の立場から公述を行うことになっており、7名が傍聴を申し込んでいます。
写真は昨日、空港に行った時に、京成電車の中から撮った、A滑走路北端の拡張が予定されている場所です。
@今にも MRJ がつぶれるかのような
「Business Journal」の記事
昨日の「Business Journal」に「MRJ、未完のまま撤退の可能性…三菱重工、凄まじい凋落」との記事が載っていますが、内容は三菱重工の事業が「不振にあえいでいる」とのことで、三菱航空機会社もその一つとして、経済誌記者が「 MRJ は、このまま飛ばない可能性が高い」と言っている、とのことです。
【コメント】確かに、ボーイング社とエンブラエル社との新会社設立の可能性が高くなる分、 MRJにとって環境は厳しくなっていますね。可能性としては色々なケースが考えられますが、旅客機を作る経験は三菱重工のみならず、これからの製造業にとって宝になるのではないでしょうか。この筆者は少し大げさ過ぎはしないでしょうか。ホンダジェットも考えが浮上してから約30年が経っていると記憶していますが。最近の経営者や官僚は目先の“もうけ”の事しか頭にないように思えます。だから、政策も経営も場当たり的になり、高齢化社会になる事が30年前から分かっているのに、有効な手が打てない状況に陥り、現在に至っているように見えます。成田空港の機能拡張計画も「規模拡大さえすれば何とかなる。工事を行えば、業界が潤う」としか考えていないように見えるのです。国民を大事にしない政治に未来はないと思うのです。
*5月5日
@「JA841」機は元気でした
「sorakara-gonのブログ」さんがウオッチしていた日本航空の「JA841J」(2018年2月3日出来事参照)ですが、先月21日に、約4ヶ月ぶりに路線に復帰した、とのことです。長い間、エンジンなしの状態で駐機していたようです。今日、成田に行ったところ、成田発モスクワ行きの421便として離陸して往きました。この機体はワールドカップ出場を応援する「SAMURAI BLUE(サムライブルー)」をデザインした特別塗装機なのですね。「Flightradar24」で確認すると、この所、モスクワ線で、元気に使われているようです。
【コメント】それにしても、4ヶ月もの間、エンジンなしとは、何があったのでしょうか。
@成田=仁川線が18位に、「OAG」のランキング
今日の「Traicy」によりますと「オフィシャル・エアライン・ガイド(OAG)」が発表したランキングによりますと、世界で最も多くのフライトがある路線のトップはクアラルンプール=シンガポール線で1日84便となっており、日本関係では関西=仁川線が6位、関西=台北線が15位、成田=仁川線が18位となっています。
*5月4日
@スリランカ大使館が成田=コロンボ線での盗難に注意喚起
スリランカ大使館は2日、成田発コロンボ行きの航空機内で複数の盗難や盗難未遂事件が発生している、との注意をうながしています。貴重品を座席上部の棚に入れないこと、座席下に置いた場合も睡眠中に盗難に遭う可能性がある、としています。
写真は10年ほど前のものですが、成田空港A滑走路に着陸したスリランカ航空のA340型機です。A340型機も最近はほとんど見なくなりました。
@全日空と日本航空が60才以上の客室乗務員などを拡大
今日のNHKニュースによりますと、全日空と日本航空では客室乗務員の不足を補うために、60才以上の人を客室乗務員として働ける環境を整備する事にしています。日本航空では客室乗務員は60歳までとなっていますが、希望すれば65歳まで機内で働けるようにする、とのことです。全日空は今でも60才以上でも働けるようになっていますが、今年度から希望すれば地上職としても働けるようにし、退職しても、グループの他の航空会社の客室乗務員として働けるようにする、とのことです。
【コメント】「60才以上の生活を豊かにする」と言う意味よりは、人手不足を補うのが目的ではないでしょうか。「働き方改革」というと響きは良いのですが。
@アシアナ航空子会社の地上職員の勤務は過酷、10人入っても7人はやめる
今日の韓国紙「ハンギョレ(日本語版)」によりますと、韓国のアシアナ航空完全子会社「KA」の労働者約400人の内、119人が現地時間先月27日、「全国公共運輸労組アシアナ地上旅客サービス支部」を結成しました。「AK」の労働者は、2〜3日働き、1〜2日休むサイクルのはずですが、航空機の到着が遅れた場合には17時間労働をこなした後、2時間の仮眠で、さらに、17時間の勤務に就くこともある、とのことです。この激務のために、皮膚病や生理不順に苦しめられており、10人入った新入社員の内、7人がやめていくため、さらに、勤務が過剰になる悪循環に陥っている、とのことです。
【コメント】日本の場合も同じでしょうか。「保安検査要員がすぐにやめる」と話題になったことがありますね。
*5月3日
@インドネシア・エアアジアXが昨日から成田=ジャカルタ線に就航
インドネシア・エアアジアXは昨日から成田=ジャカルタ線の運航を開始しました。1日1往復となります。機材は337席のA330-300型機を使います。使用ターミナルは第2ターミナルとなります。
@サウスウエスト航空機の客室窓にひびで緊急着陸
現地時間2日、米国のシカゴ発ニュージャージ行きのサウスウエスト航空957便・B737-700型機で、飛行中に客室の窓にひびが入り、クリーブランド・ホプキンス国際空港に緊急着陸(同航空は「臨時着陸」と言っています)しました。幸い、ひびは外側窓のみで、内側窓は無事で機内の与圧に影響はなく、乗客・乗員にケガはありませんでした。
@エミレーツ航空が運航乗務員不足でA380型機5機などが使えず
現地時間1日の「ATWオンライン(英文)」によりますと、エミレーツ航空は需要が減退し、運航乗務員が100〜150人不足しているため、5月にA380型機5機とB777型機14機を運航からはずす、とのことです。同航空のCEOは同紙の取材に答え「9月か10月までには運航乗務員の不足を解消する。中国の航空会社は上海や北京に住むことを条件に,非常に高い給与を提示している」と述べた、とのことです。
【コメント】世界航空業界のパイロット不足はここまで来ているのですね。これが、事故に繋がらなければ良いのですが。
@ウズベキスタン航空がB787-8型機1機を確定発注
ボーイング社は現地時間先月30日、ウズベキスタン航空からB787-8型機1機を確定受注した、と発表しました。
*5月2日
@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」4例目が発生
昨日深夜、2018年度「カーフュー弾力的運用」4例目が発生しました。
・4例目 成田発アトランタ行きのデルタ航空296便・B777-200型機が前便で急患が発生し、乗員交替が必要になり、出発が遅れた遅延により、午後11時2分にA滑走路南側から出発したものです。
【コメント】状況が良く分かりませんね。運航乗務員の体調が悪くなったのなら、デルタ航空の責任ですから,「カーフュー弾力的運用」の適用は認められないと思うのですが。乗客の急患で遅れたのなら、「カーフュー弾力的運用」の適用になると思うのですが。
@昨日の早朝、成田空港で濃霧のために2便が羽田空港に着陸
昨日のTBSニュースによりますと、昨日の早朝、成田空港で濃霧が発生し、午前6時半頃には視程が約400mまで下がり、滑走路がよく見えなくなりました。このため、バニラと日本航空のそれぞれ1便が着陸をあきらめ、羽田空港に目的地を変更しました。
【コメント】この時間帯は到着機が多数あるのですが、他の到着便は着陸したのでしょうか。最近の機種では自動着陸も可能と聞いていますが。
@厚木基地第5次爆音訴訟原告団は8879名に
今日の神奈川新聞によりますと、厚木基地の夜間飛行の差し止めと損害賠償を求めた「厚木基地第5次爆音訴訟」の原告団は昨日、第3陣となる住民864人が追加提訴した、と発表しました。これで、原告合計は8879人となります。第5次の追加提訴はこれで終了となります。第3陣は行政訴訟で飛行差し止めと、1人月額4万円の支払いを民事訴訟で求めています。
写真は上空から見た厚木基地になります。
@米艦載機の岩国移転完了で,騒音苦情が過去最多に
昨日の「日テレNEWS」によりますと、山口県岩国市は昨日、厚木基地から岩国基地への米空母艦載機部隊の移設が完了した4月の航空機騒音測定結果を発表しました。それによりますと、基準(何の基準か分からないのですが)を超えた測定回数は基地北側で1127回、南側で1311回となり、沖合移転後の最高値を記録しました。うるささ値の「WECPNL」では北側で75.4W 、南側で77.8Wを記録し、沖合移転前の3年間の平均値を初めて超えました。市民から市に寄せられた4月の苦情は748件と過去最多となりました。
@ FAA が全てのCFM56-7B型エンジンブレードの点検を命令
現地時間1日の「flightglobal(英文)」によりますと、米国連邦航空局(FAA)は現地時間1日、4月17日に起こったサウスウエスト航空B737型機エンジン事故(2018年4月17日の出来事参照)に関して,耐空性改善命令(AD)を出しました。内容は4月20日に出された緊急ADで点検を指示された以外の、全てのCFM56-7B型エンジンブレードの点検を8月31日、または、この指令が有効になる日から113日後までに終わらせるように指示し、その後、航空会社に対して3000サイクル(平均で約2年使用)毎の点検をするよう指示しています。
*5月1日
@4月のアクセス数は20,824回でした。
@JR 横芝駅前に情報発信や交流などの施設「ヨリドコロ」が開設
今日の朝日新聞によりますと、先月27日、成田空港南で、機能強化計画でC滑走路が建設されると激しい騒音下になる横芝光町の JR 横芝駅前に、情報発信と交流などの拠点施設「ヨリドコロ」が開設されました。佐藤町長は騒音激化が移住対策に影響を及ぼす懸念について「子育て環境の充実や地域振興策、企業誘致などを総合的に広げて、移住・定住につなげていく」と述べました。
【コメント】佐藤町長の目論見のように、進むのでしょうか。芝山町には失礼ですが、芝山町の騒音下地域の実情を見ると、なかなか難しいように思います。現在住んでいる場所に愛着を持つ人々の気持ちは分かるのですが、騒音が激しくなる前に「コンパクトシティ」構想に似た、より、騒音の少ない地域への移住を、国や NAA の支援を受けて進めるべきではないでしょうか。
@ベトナム航空機がニャチャン空港で工事中の滑走路に着陸、エンジンに傷がつくも全員無事
現地時間先月29日午後2時50分頃、ホーチミン発ニャチャン行きのベトナム航空7344便・A321型機が工事中の滑走路に着陸する事故がありました。乗客・乗員203人にケガはありませんでしたが、エンジンには、覆いに何カ所かの剥がれがあり、ファンブレード先端部に損傷が見られました。
@ライオン・エア機が着陸でオーバーラン、2人が病院に搬送
現地時間先月30日の「flightglobal(英文)」によりますと、現地時間29日、インドネシア・ゴンタロのジャラルルディン空港で、ライオン・エアのB737-800型機が着陸に失敗し、滑走路で停まりきれないオーバーラン事故を起こしました。乗客・乗員181人は脱出スライドで緊急脱出しました。その際に2人が負傷し、病院に搬送されました。当時、空港付近は雨が降っていました。同航空関係者によりますと、着陸条件は満たしていた、とのことです。