2012年6月前半の出来事


*6月15日

@国土が北側脚下げを航空会社に要請へ
 国土交通省は昨日の成田市議会で、成田空港に北側から着陸する航空機に対して、滑走路北端から7〜10Km地点で、脚下げを行うように航空会社に6月中にも勧告する方針を説明しました。「この地点からは神社や住宅が多い」としています。国際航空運送協会(IATA)はこの方針を受け入れる見込みですが、「機体性能や整備技術の向上で落下物の危険は減少している。脚下げ規制は見直してほしい」としています。

@成田空港会社の配当金が前期の約3分の1に
 成田国際空港株式会社は2012年3月の配当金を、前期の約3分の1となる1株当たり445円、総額8億9000万円とすることを明らかにしました。

@トランスアエロ航空が成田=サンクトペテルブルク線を22日に再開
 トランスアエロ航空は22日〜9月28日の予定で、成田=サンクトペテルブルグ線を週1便で再開します。成田発が金曜日となります。

@国土がジェットスター・ジャパンの申請を許可
 国土交通省は今日、ジェットスター・ジャパンから出されていた「混雑空港運航許可(成田国際空港、関西国際空港)申請」を許可しました。

@関西・大阪統合基本方針が大筋で了承
 国土交通省は昨日、地元の自治体や経済団体でつくる「関西国際空港・大阪国際空港運営協議会」に、経営統合後の関西空港と大阪空港の運営に関する基本方針最終案を説明し、協議会は大筋で了承しました。この中で「廃港も含め」の文言は残し、大阪空港については「運用時間を7〜21時とし、ターボプロップ枠を低騒音機枠とする」ことを盛り込んでいます。

@日本航空が9月中旬に再上場の方針固める
 日本航空は9月中旬に株式を再上場する方針を固めた、とのことです。20日の株主総会後に東証1部に申請する模様です。上場時の時価総額は6000〜7000億円となる見込みです。

@4月の海外旅行取扱額が2010年4月の14.9%増に
 観光庁が13日に発表した「主要旅行業者の4月旅行取扱状況速報」によりますと、海外旅行取扱額は前年同月比28.9%となりました。2010年4月比でも14.9%増となり、大きく増加しています。また、外国人旅行取扱額は前年同月比で405.8%増となりましたが、2010年4月比では8.3%減となっており、完全回復には至っていません。国内旅行取扱額は前年同月比37.5%増、2010年4月比で0.4%増となっています。

@大館能代空港でまた熊が出る
 昨日午後1時35分頃、大館能代空港で滑走路近くに、体長約1mの熊がいるのを管理事務所の職員が発見しました。車で追いかけましたが、熊は草むらに逃げて見つかりませんでした。同空港では5月23日にも熊が目撃されています。この時も、結局見つかりませんでした。
【コメント】熊は怖いですが、30年近く前に中国の延安に行ったとき、延安空港で、着陸直後に滑走路脇を牛が悠々と歩いていたのを思い出します。

@スワンナプーム空港滑走路工事で遅延が多数
 バンコクの玄関口であるスワンナプーム空港で滑走路2本の内1本で修理作業が行われており、11日には796便の内60便以上が1時間以上の遅れを出しました。この日、成田空港からスワンナプーム空港に向かったユナイテッド航空機は待機中に燃料が足りなくなり、ドンムアン空港に臨時着陸し、給油したため、2時間以上の遅れとなりました。修理作業は8月9日まで続く、とのことです。


*6月14日

@進捗するA滑走路南端着陸灯工事
 A滑走路を南から着陸するときにも、A滑走路を4000mとして利用できるようにする工事(2011年4月23日出来事参照)が、進められています。この工事は2013年2月末に竣工の予定です。下の写真は1日に、航空科学博物館から撮ったものですが、工事は進捗しているようです。右側にA滑走路南端があります。

@成田=サンディエゴ線開設を12月2日に・日本航空
 日本航空は昨日、国際線計画の一部変更を発表しました。成田=サンディエゴ線を12月2日から、B787型機を使い、週4便で運航を開始します。また、成田=デリー線を10月28日から週7便の毎日運航とします。この内、月・火・木・土曜日はB787型機を使います。さらに、10月28日から成田=モスクワ線の運航日を水・金・日曜日に変更します。

@カタール航空が10月28日から成田=ドーハ線を直行便に
 カタール航空は日本とアラブ首長国連邦の航空協議合意を受けて10月28日から、現在、週7便で運航している成田=関西経由=ドーハ線を直行便とします。また、関西=ドーハ線も新設の直行便とします。これにより、ドーハ=日本間の週間便数が現在の7便から14便となります。

@フインランド航空がチャーター便を8月6日から定期便に
 フィンランド航空は、日本とフィンランドとの航空協議の合意を受けて、11日から運航を始めた成田=ヘルシンキ線チャーター便(5月25日の出来事参照)を、8月6日から定期便として運航する申請を行ったことを明らかにしました。ただし、季節運航になるのか、通年運航になるのかは分かりません。

@日本航空が成田=パラオ間のチャーター便を26往復
 日本航空は7月6日から10月23日までに、成田=パラオ間に合計26往復のチャーター便を運航することを明らかにしました。詳しい日程はここに出ています。

@B787型機の燃料費がB767型機に比べ21%減・全日空
 全日空は13日、B787型機を導入して半年の運航状況で、東京=フランクフルト線をB767型機で運航した場合と比べて、燃料が21%低減したことを明らかにしました。また、長距離国際線旅客へのアンケートによりますと、98.7%が「全日空、または他社のB787型機にもう一度乗りたい」と答えている、とのことです。

@全日空が8月燃油サーチャージャーを引き下げ、4月水準に
 全日空は昨日、8〜9月分の国際旅客運賃にかける燃油サーチャージャーの引き下げを発表しました。詳しくはここで確認して下さい。これで、4〜5月と同じ額に戻る事になります。

@LCC2社のA320型機を写真で比較
 今日の「日刊トラベルビジョン」で、エアアジア・ジャパンとジェットスター・ジャパンの使用するA320型機が、それぞれ、写真で紹介されています。


*6月13日

@ジェットスター・ジャパンが初号機を公開
 
ジェットスター・ジャパンは昨日、成田空港で初号機のA320型機を報道陣に公開しました。総革張りの180席となります。座席幅は45.12センチ、シートピッチは最低71センチ以上、平均73.66センチとなっています。当初は3機体制で運航します。鈴木社長は記者会見で「価格は絶対に負けない自信がある。安全にも一切の妥協はしない。旅行会社とは末永く付き合っていきたい。」と述べました。

@スカイマークの「成田シャトル」5月も低迷続く
 スカイマークが発表した5月の搭乗実績によりますと、利用率は前年同月比61.3%となり、前月の71.4%から10.1ポイント減となりました。幹線と九州路線は概ね80%近くとなっていますが、「成田シャトル」は札幌線が45.0%、旭川線が33.0%、神戸線が30.6%、福岡線が50.2%、那覇線が34.6%と低迷しています。

@「上海問屋」が2999円の騒音計を発売
 当ページでは、原則的に企業の商品紹介はしないのですが、エバーグリーンの直販ショップ「上海問屋」が「小型デジタルサウンドレベル メーター」(DNSB-69428)を発売しました。価格は2999円で、送料が399円となっています。仕様を見ていただくと分かるのですが、測定範囲がA特性で30〜130dBとなっており、精度が±1.5dB、分解能が0.1dBとなっています。もちろん、更正証明書(これが付いていないと、行政や学術分野では正式数値と認められません。また、これが付く騒音計は安くても15万円程度しています。)はありませんので、正式な測定値としては通用しませんが、家庭で測定するには十分ではないでしょうか。なんと言っても、この値段ですから、騒音に悩んでいる方は「目安として測る」には良いのではないでしょうか。マニュアルが英語であることと、電源が9V乾電池を使うことが難点ですが。

@スカイマークがA330型機を10機リースで導入
 今日の「WING DAILY」によりますと、スカイマークはこれまで6機としていた、A330型機を10機体制にする方針を固めた、とのことです。10機は複数のリース会社からのリースとし、2014年1月頃に初号機を受領し当初は国内線に投入する予定です。その後、A380型機と共に2014年秋に運航を開始する国際線にも投入し、2015年末には10機全部を受領します。なお、A380型機の代金として、今年3月末までに、エアバスへ99億3800万円を支払っている、とのことです。

@EUガス規制「頭に銃を突きつけられた」とIATA事務局長
 国際航空運送協会(IATA)事務局長は11日に北京で開かれている総会で、欧州連合の排出権取引制度について「欧州は多国間の合意に向けて真摯に協議するのではなく、一方的に実施する構えのように見える。域外の国々にとっては、頭に銃を突きつけられた状態で交渉を求められているようなものだ。欧州には、対立沈静化に向けた信頼できる措置を取り、皆が望むような世界的な解決策を見つける作業に取り組む責任がある。」と批判しました。
【コメント】航空会社にとってはコスト増加になる、排出ガス規制について、IATAが対策へのアプローチをネグレクトし続け、合意を避けていたことを棚に上げてよく言いますね。強硬に反対している米国・中国・インドなどが温暖化ガス排出のワースト5に入っている事は偶然とは思えません。


*6月12日

@成田空港会社の株主総会は27日に
 成田国際空港株式会社は今日、「第8回定時株主総会の開催及び役員の異動について」を発表しました。総会期日は6月27日で、新任の取締役候補として、次期社長に内定している夏目 誠氏があげられています。株主は政府しかいません。

@成田空港の5月貨物取扱総量が2ヶ月連続のプラスに
 東京税関が6日に発表した5月の成田空港貨物取扱量によりますと、総量で前年同月比3.8%増と2ヶ月連続のプラスとなりました。積込量は同1.5%減、この内、輸出量は同10.4%減となりました。取卸量は同8.6%増、この内、輸入量は同2.3%増でした。

@成田空港の1時間発着回数の増加の必要性を指摘・エアアジア・ジャパン社長
 エアアジア・ジャパンの岩片社長は昨日、成田空港での初号機公開時の記者会見で運賃について、「やみくもな値下げ競争はしない。我々のライバルはコストそのもの。健全な体質で利益をあげていかなければ、長続きしない。航空会社にとって極めて重要な運賃戦略を、他社の動きに合わせて行なうことはしない」と述べました。また、成田空港については「時間値」を増やす事が重要とし、1時間当たりの離発着回数の拡大を課題としてあげました。さらに本社移転については、現在建設中の国内線専用施設に移転する予定はあるものの、使用料の交渉が進んでいないとして「決定したわけではない」と述べました。

@ホームページに説明とお詫び掲載・スカイマーク
 スカイマークは今日、「サービスコンセプト」について、「スカイマークをご利用の皆さまへ」と題する説明とお詫びのコメントをホームページに掲載しました。

@すぐに“キレる”乗客が急増・IATA
 国際航空運送協会(IATA)の統計によりますと、世界の航空会社約240社から報告された乗客の問題行動は2008年に比べ2009年は27%増加し、2010年はさらに29%増加している、とのことです。あるベテラン客室乗務員は「以前に比べて乗客が我慢できなくなってきており、すぐにキレるようになった」と述べています。騒ぎの原因で最も多いのは「携帯電話」と「アルコール」とのことです。


*6月11日

@「2012 成田空港ハンドブック」が出ました
 昨日、成田空港第1ターミナルのショップ「バイプレーン」で「2011 成田空港ハンドブック」を買いました。大きく変わったところは、裏表カバーの裏側にある「ターミナル別航空会社」が昨年までは尾翼のマークで示されていたのですが、今年は一覧表形式になっていました。航空会社の数が増えた影響ではないかと、思います。ただ、航空会社の「2レター」「3レター」コードが分かりやすいのは良いと思います。内容では「ビジネスジェット専用ターミナル」と「空と大地の歴史館」が新しく追加されていました。価格は950円です。

@エアアジア・ジャパンの初号機が午前に到着
 エアアジア・ジャパンの初号機・登録番号(JA01AJ)が今日午前9時43分に成田空港に到着しました。トルコのアンカラ、インドのデリー、中国の成都を経由して飛来したものです。同機は着陸後に消防車の放水アーチで歓迎されました。

@日本とフィンランドの航空協議で航空自由化合意
 国土交通省は今日、7日と8日に行われた日本とフィンランド航空協議で、成田空港路線については(1)2013年夏期に予定されている27万回時に、航空を自由化すること(2)それ以前にも増便を可能にすること、また、首都圏以外の空港については、ただちに、以遠権も含めて航空自由化を行う事、で合意したことを発表しました。

@全日空の関西=福岡線4月旅客が43.2%減に
 全日空が8日に発表したグループの4月輸送実績(速報値は5月25日出来事参照)によりますと、ピーチ・アビエーションと競合する関西=福岡線旅客数が前年同月比43.2%減の大幅減少となっています。

@欧州航空会社の損失が従来予測の2倍に・IATA
 国際航空運送協会(IATA)は11日、北京で開かれている総会で欧州の航空会社の損失が11億ドル(約880億円)と、従来予測の2倍に上る見込み、と発表しました。また、全体の利益は従来予測を据え置きましたが、欧州の金融危機が本格化する場合は利益は減少する、としています。


*6月10日

@都合により、早い更新となります。

@スカイライナーの予約をメンテナンスで停止予定
 京成電鉄は7日、システムメンテナンスで、スカイライナーの座席予約サービスとチケットサービスを4日間停止する事を発表しました。メンテナンスは6月14日(木)、6月21日(木)、6月28日(木)、7月5日(木)に予定しています。いずれも午後10時30分から翌日の午前5時までです。

@ライオンエアがB787型機を5機発注
 インドネシアの格安航空会社(LCC)「ライオンエア」は、2013年3月に運航開始する予定のレガシーキャリア「Batik Air(バティク・エア)」で使うため、B787型機を5機発注しました。受領予定ははっきりしません。当初はB737-800型機での運航開始となります。

@「ノルウエーエアーシャトル」がA320neo型機100機の発注を確定
 ノルウエーの格安航空会社(LCC)「ノルウエーエアーシャトル」はエアバスへの100機のA320neo型機発注を確定しました。同社は1月下旬にボーイング社とエアバスに合計222機の大量発注をしました。ボーイング社へは100機のB737MAX型機と22機のB737-800型機を発注し、B737MAX型機とB737-800型機の合計100機をオプションとしています。また、エアバスには100機のA320neo型機を発注、50機をオプションとしています。2016年からの受領となります。
【コメント】このような大量発注はどう考えても“無謀”と思えるのですが。


*6月9日

@ジェットスター・ジャパンが本社を第2ターミナルに移転
 ジェットスター・ジャパンは昨日、本社を東京から成田空港第2ターミナル内に移転した、と発表しました。

@所沢市立狭山ケ丘中学校PTAがエアコン設置請願
 航空自衛隊入間基地に近い埼玉県所沢市立狭山ケ丘中学校PTAは昨日、市議会にエアコン設置を求める請願を提出しました。請願とともに、設置を求める署名約15000人分を提出しました。

@「岩国錦帯橋空港」を12月13日に開港予定
 国土交通省は昨日、米海兵隊岩国基地を共用化して開港する「岩国錦帯橋空港」の開港を12月13日とすることを明らかにしました。定期便としては全日空が羽田=岩国線を1日4往復で運航する予定です。

@日本航空のB787型機・JA822Jが整備中?
 4日の出来事でも書きましたが、日本航空のB787型機の(JA822J)が相変わらずトラブルに見舞われているようです。4日から8日まで、5日間連続して「No Flights」となっています。同社の他のB787型機は順調に飛行しているようですので、この機体だけが“出来の悪い”機体に当たったようです。


*6月8日

@成田空港会社の要請により、解説と資料のページの「5月25日の重ね合わせ航跡図」を削除しました
 今日、成田国際空港株式会社の地域共生部から、下記のようなメールが届きました。要請により、解説と資料のページの「5月25日の重ね合わせ航跡図」を削除いたします。ただし、凡例の説明などは残します。この資料は国土交通省が管理しているようですが、国土交通省からのクレームが出たのでしょうか? 国土交通省や成田国際空港株式会社の情報公開に対する姿勢が問われますね。この資料が何故、インターネット上に公開してはいけないのでしょうか。「Flightradar24」などでも概略は見られるものですし、航空会社名も分からないのですから、不都合はないはずです。「自ら積極的にインターネット上で公開すべきもの」と思うのですが。本会は騒音対策委員会の席上などで、インターネット上での公開をたびたび要望(2006年3月22日の第33回騒音対策委員会、2011年1月11日の「同時離発着飛行コース説明会」など)してきました。

平成24年6月8日

成田空港から郷土とくらしを守る会
会長 木内 昭博 殿

成田国際空港株式会社
地域共生部

貴会ホームページの「重ね合わせ航跡図」について

 6月1日に貴会岩田事務局長からのご要望に応じて弊社が提供した「5月25日の重ね合わせ航跡図」の取扱いについて、社内で改めて確認しました。
 その結果、確かに6月5日の時点で一旦は口頭で掲載を許可いたしましたが、2次使用にあたるということで社内から指摘がありましたのでホームページから削除して頂きたいと存じます。
 宜しくお願い申し上げます。         

以上

@空港内巡回案内スタッフがiPadを利用
 成田国際空港株式会社は昨日、成田空港内を巡回し、色々なサポートを行うスタッフが、11日からiPadを使って、案内することを発表しました。案内の内容は最新のフライト情報、 電車やバス等の発車時刻、乗換情報、お忘れ物の情報 、成田や東京周辺のホテル情報となり、多言語音声翻訳アプリ「NariTra(ナリトラ)」を活用して、英語だけでなく、中国語や韓国語の案内も行います。

@スカイマークが7月2日〜8月9日の「成田シャトル」運賃を値下げ
 スカイマークは昨日、7月2日〜8月9日までの、「成田シャトル」の運賃を値下げすることを発表しました。7月2日〜12日までは成田=那覇線以外は片道10000円とし、成田=那覇線は15000円とします。また、7月13日〜31日までは成田=那覇線を15000円、成田=旭川線を13000円とし、その他は10000円とします。さらに、8月1日〜9日までは成田=那覇線が15800円、その他は14800円としています。

@エアアジア・ジャパンが初号機を受領
 エアアジア・ジャパンは8日、トゥールーズで初号機となるA320型機を受領しました。全席エコノミーで180席になります。今日、トゥールーズを出発しますが、A320型機の航続距離が短いために、途中で3回程度の給油が必要となり、成田空港到着は明日か明後日となるようです。エアアジア・ジャパンは8月1日に成田=札幌線、成田=福岡線に就航し、8月3日には成田=那覇線に就航する計画で、この時点でA320を2機使用し、今年末までには4機体制とする計画です。右写真はエアバスが発表しているものですが、エア・アジアの塗装と同じようで、操縦席窓の下の日の丸だけがエアアジア・ジャパンの機体であることを示しているようです。


*6月7日

@「アジアのハブ空港としての地位を確立」と羽田大臣
 国土交通大臣に就任した羽田新大臣は昨日、専門誌との記者会見で、成田空港について「地元の合意を踏まえて、発着回数を最短で2014年度中に30万回に拡大していくことで、アジアのハブ空港としての地位を確立していきたい」と述べました。

@スカイマークがサービスコンセプトを回収、社長が消費者庁に陳謝
 スカイマークは昨日、「苦情は消費者センターへ」とした文書を、今日朝までに回収し、問題になった文言を削除して、14日に再度座席に配置することを明らかにしました。この問題をめぐっては昨日、消費者庁の福嶋長官も記者会見で「自社のサービスへの苦情を公的機関に振り向ける姿勢は容認できない」と述べ、回収を要請しました。これを受けて、同社の西久保社長は消費者庁を訪れ、陳謝しました。

@最終案に「廃港」明記も、「見直しに関与」の文言追加
 関西空港と大阪空港の統合に向けて国土交通省が策定する「空港運営の基本方針」の最終案が昨日明らかになりました。その中で、兵庫県などが反対している「将来的に大阪空港は廃港にする」との文言は削除しないものの、将来の基本方針見直しの手続きに関し「空港運営事業者は、協議会の協議の結果、見直しが必要と認めるときは国に申し出を行う」との文言を盛り込んで、自治体や経済界などで構成する「関西国際空港・大阪国際空港運営協議会」が方針見直しに関与できることを明確化する事になりました。また、ジェット機発着枠を拡大し、長距離便の便数制限を緩和する事も盛り込みました。

@ゴールデンウイークに旅行しなかった人が61.3%、20才代の海外旅行は8.0%
 ツーリズム・マーケティング研究所(6月1日より「株式会社JTB総合研究所」)が先月24日に発表した「消費及び旅行に対する意向調査」によりますと、今年のゴールデンウイークの旅行は、海外旅行に行った人が3.6%、国内宿泊旅行が16.6%、国内日帰り旅行が18.5%で、旅行に行かなかった人が61.3%となりました。世代別では20才代の海外旅行が8.0%と他の世代に比べて高くなっています。調査は5月7日〜5月9日まで、インターネットで実施。2011年1月から12月に業務出張以外の旅行をした人1000サンプルで、年齢層別、男女別に1セル100サンプルずつ、関東圏が500、関西圏が300、中京圏が200で実施しています。


*6月6日

@エコキッズクラブの第8期生を募集
 成田国際空港株式会社は今日から「成田空港エコキッズ・クラブ」第8期生の募集を開始しています。25日の午前10までです。小学校5・6年生対象で、募集人員は50名です。

@JTBがジェットスター・ジャパンを使ったツアーを発売
 JTBは昨日、ジェットスター・ジャパンを使った成田発の札幌と那覇へのパックツアーを発売する、と発表しました。従来のツアーよりも札幌は約5割安、那覇は3〜4割安くなっています。

@スカイマークが改善策を提出
 スカイマーク昨日夕方、国土交通省に厳重注意で指摘された点の、改善計画を提出しました。「対策の効果が十分ではなかった。深く反省し、定期安全輸送への責任を再認識し、安全管理体制、安全運航体制、安全意識の再構築を計画に基づいて実施する。」とのコメントを発表し、利用者に対しても「多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを、ここに深くお詫び申し上げます」とのお詫びを発表しています。

@東京の消費者センターがスカイマークに抗議
 東京都は昨日、スカイマークが機内の座席ポケットに入れている「サービスコンセプト」について、「全国の自治体が設置している消費生活センターが、会社に代わって苦情を受けつけるかのような記述は、到底容認できない」として抗議文を送付しました。文書を速やかに回収するほか、スカイマークが自ら対処することを、新聞への掲載などで周知徹底するように求めています。
【コメント】右の写真は先月下旬にスカイマークに乗った時に撮影したものですが、最初に読んだときには、ちょっとびっくりしました。書いてあることはスカイマークのポリシーとして、それなりに納得できるものです。このサービスが嫌ならば、乗らなければ良いだけのことではないでしょうか。運賃の安さと座席間隔が比較的広く、私はこの程度のサービスでも十分満足ですね。帰りの便ではコーヒーを100円で注文し、飲みました。確かにインスタントコーヒーでおいしくはありませんでしたが、のどの渇きを癒すには十分でした。
 最近、乗客の中には、自分の主張を押し通そうとして、乗客みんなに迷惑をかける人も多いので、このようなきつい言い方になったのでしょうか。まあ、もう少し、オブラートに包んだ言い方も出来たのかな、とは思いますが。しかし、最後の「文句は消費者センターに」というのはまずいですね。

@LCC「スクート」がシンガポール=東京線就航を計画
 シンガポール航空の子会社で中距離格安航空会社(LCC)の「スクート」は5日、シンガポールから台北経由で東京への路線を開設する、と発表しました。時期は今年第3四半期としていますが、成田空港か羽田空港のどちらに就航するのかは明らかにしていません。

@薄雲の中の金星太陽面通過
 このところ、珍しい天体現象が続いています。先日の金環日食、部分月食、そして、今日の金星の太陽面通過です。天気が悪く、あきらめてはいたのですが、12時頃、薄雲の中で太陽が見えました。大急ぎで撮影したのが、写真です。12時6分でした。中央下部の黒丸が金星です。次のチャンスは105年後の2117年になるとのことで、次を見ることの出来る人はおそらくいないでしょうね。大金をかけて、冷凍保存してもらい、100年後ぐらいに再び目覚めることが出れば可能かも知れませんが。撮影機材は金環日食の時と同じです。雲の濃淡と、黒点が写っています。


*6月5日

@解説と資料のページに「5月25日の全日航跡図」を載せました。
 1日に成田国際空港株式会社本社に行ったときに、南風時の全日航跡図(「重ね合わせ航跡図」)をいただいて来ました。細かいところまで分かるように別ページで載せておきます。

@LCC対応で旅客ターミナルビルの営業時間を延長へ
 成田国際空港株式会社の森中社長は先月31日の記者会見で、格安航空会社(LCC)が運用時間ぎりぎりのダイヤを計画していることに対応して、旅客ターミナルビル営業時間を前後に延長する考えを表明しました。この中で森中社長は「サービス時間を増やすことと、空港運用時間は直接関係はない」と述べました。ジェットスター・ジャパンは成田発関西行きの出発ダイヤを午前6時と発表しています。

@ユナイテッド機がフラップトラブルで緊急着陸
 昨日午後5時5分頃、ワシントン発成田行きのユナイテッド航空803便・B777-200型機が成田空港の北約20Kmを飛行中に、フラップの自動操縦が出来なくなりました。このため、同機はフラップを手動で動かし、約30分後に、無事緊急着陸しました。このトラブルで滑走路が約4分間閉鎖され、21便に最大26分の遅れが出ました。

@エーデルワイス航空が成田=チューリッヒ線の運航を開始
 スイスインターナショナル航空がエーデルワイス航空をウエットリース(乗務員、機体整備など航空機の運用に必要なものをすべてリースする契約のこと)した、成田=チューリッヒ線の運航が始まっています。当面は日曜日毎の週1便ですが、21日からは日・木曜日の週2便となります。(2012年1月29日の出来事参照)

@「海ほたる」に「航空灯台」を設置へ・国土交通省
 国土交通省は昨日開かれた、千葉県と25市町で作る羽田空港に関する連絡協議会で、羽田空港の飛行コースの内、騒音被害が少ない「富津海上ルート」の夜間利用を促進するために、アクアラインの「海ほたる」駐車場の屋上に「航空灯台」を設置する計画を表明しました。これは、現在、夜間は地上の目標物が見えなくなるために「富津海上ルート」が使えないため「これを解消する」とのことです。また、千葉市の騒音を軽減するため、南風好天時の千葉市上空飛行コース高度を引き上げることも表明しました。時期は「出来るだけ早く」とのことです。

@墜落したダナ航空機のパイロットが「エンジントラブル」と連絡
 ナイジェリアの航空当局は4日、3日に墜落したダナ航空のパイロットが直前に、「エンジントラブルが起きた」と管制官に連絡していたことを明らかにしました。また、ボイスレコーダーが発見されたとのことです。

@4月の世界航空需要が6.1%増に・IATA
 国際航空運送協会(IATA)がまとめた世界の4月航空需要は有償旅客キロ(RPK)が6.1%増となりました。利用率は1.9ポイント増の79.3%となり、4月としては過去最高となりました。この内、国際線は有償旅客キロ(RPK)が7.4%増、利用率は0.9ポイント増の79.7%でした。


*6月4日

@国内線施設は北がエアアジア・ジャパン、南がジェットスター・ジャパンで調整
 成田国際空港株式会社は増設する国内線専用施設を、北側施設はエアアジア・ジャパン、南側施設をジェットスター・ジャパンが使用する方向で調整していることを明らかにしました。スカイマークは現在の施設を使う、とのことです。完成するまでは既存の施設で対応します。また、2階部分はオフィスなどのスペースになりますが、エアアジア・ジャパンは現在、京成電鉄の公津の杜駅にある本社を専用施設に移転する検討を行っています。

@ビジネスジェット専用ターミナル使用が増える
 成田国際空港株式会社は3月31日にオープンした、ビジネスジェット専用ターミナルの利用が、4月の10回から、5月は26日の段階で30回と増加していることを明らかにしました。

@国土交通大臣に羽田雄一郎氏
 野田首相は今日夕方の内閣改造で、国土交通相に羽田雄一郎氏を指名する、とのことです。

@全日空機が機内に“もや”ただよい緊急着陸
 昨日午後1時50分頃、熊本発大阪行きの全日空・DHC8-400型機が四国付近を飛行中に、機内に“もや”が漂うトラブルが発生しました。運航上の安全に支障はないと見られましたが、松山空港に緊急着陸を要請し、無事着陸しました。

@先月、日本航空のB787型機が北京空港で4日間整備
 先月21日に日本航空のB787型機(JA822J)が北京空港到着時に、何らかのトラブルに見舞われ、帰りの便が欠航になったようです。21日〜24日まで北京空港に留まり、整備を行い、25日に北京から成田空港に到着しました。その後、26日〜30日まで運航に付かず、31日に成田=デリー線で運航に復帰しました。北京に駐機する同機の写真がここで見られます。右の写真は1日に撮影した、JA822J機です。

@ナイジェリアで旅客機が墜落
 3日、アフリカ・ナイジェリアのラゴスで、ダナ航空のMD-83型機が着陸に失敗して人口密集地に墜落し、2階建ての建物に激突しました。乗客・乗員は153人とされ、全員絶望と見られています。また、地上の住民にも犠牲者が出たものと見られています。旅客機は首都のアブジャからラゴス(一部報道ではラゴスからからアブジャに)に向かっていました。

@ルフトハンザのB747-8I型機が初めての商業運航
 ルフトハンザ航空は1日、フランクフルト=ワシントン・ダラス空港線でB747-8I型機による、初めての商業飛行を行いました。B747-8I型機は従来のB747-400型機に比べて、燃料消費が15%少なく、騒音を30%削減する、とされています。


*6月3日

@「国内線専用施設供用開始は10〜11月」と高橋常務
 成田国際空港株式会社の高橋常務執行委員は記者会見で、国内線専用施設について「なるべく早く、10月か11月には供用開始できるように進めている」と述べました。
【コメント】昨日も書きましたが、お盆の時期に間に合わないとすると、混雑が心配です。1日に成田空港会社に行ったときに、「ジェットスター・ジャパンが成田=関西線の出発を6時ジャストにしているが、ターミナルは何時に開くのか?」と聞いてみましたが、部署が違うためか、「ターミナルそのものは24時間空いているのですが・・・」とのことで、「本当に6時ジャストに出発できるのだろうか?」と聞いたところ、「ジェットスター・ジャパンが何とかするのではないですか」とのことでした。ジェットスター・ジャパンも成田国際空港株式会社も初めてのことで、まだ、対応が出来ていないように感じました。

@5月30日に3000万人達成・国内線累計旅客
 成田国際空港株式会社は5月30日に、国内線旅客が3000万人を達成したことを明らかにしました。1000万人は15年7ヶ月、2000万人までの1000万人は11年3ヶ月、3000万人までの1000万人は7年2ヶ月かかっています。同社は「国際線乗り継ぎだけでなく、純粋な国内線利用を促進するため、国内ネットワークの充実に努める」ととのコメントを発表しています。

@「ユナイテッド航空機から煙」情報でA滑走路が20分閉鎖
 昨日午後6時過ぎ、成田発仁川行きのユナイテッド航空891便が離陸するために滑走路に入ったところ、「機体から煙が出ている」との連絡が機長に入りました。このため、同機は離陸を取りやめ、消防車などが出動しましたが、煙は確認されませんでした。このトラブルで、A滑走路が約20分間閉鎖されました。誰が煙を確認したのかは不明です。

@航空科学博物館で「戦後国産機のあゆみ」展開催中
 6月1日から航空科学博物館の2階で「戦後国産機のあゆみ」展始まりました。期間は7月29日までになります。目玉はYS11型機の機首部分の実物で、片側は外板が剥がされていて、内部の骨組みが見られます。入場は入館料のみです。右の写真は1日に撮ったものです。

@全日空機の配線カバーが脱落
 昨日正午頃、羽田発山口宇部行きの全日空693便・B767-300型機の到着後点検で、脚部付近の配線カバー(長さ50cm、幅15cm、プラスチック製)がなくなっているのが発見されました。このトラブルで、折り返し便が欠航となりました。全日空によりますと、羽田空港での出発前点検ではカバーはあり、着陸時に脱落した可能性が高い、とのことです。

@関西行きの中国国際航空機の操縦室ガラスにひび
 昨日午前11時頃、北京発関西行きの中国国際航空927便・A321型機が、韓国の上空を飛行中に副操縦士席の窓ガラスに蜘蛛の巣状にひびが入りました。同機はそのまま飛行を続け、午後0時半頃、関西空港に着陸しました。

@ガーナで貨物機がオーバーランしバスに突っ込む
 2日午後7時頃、アフリカ・ガーナの首都アクラの空港で、着陸した貨物機が滑走路をオーバーランし、空港外の道路を走っていたバスに突っ込みました。この事故で、バスの全員、10人が死亡しました。貨物機の乗員はケガをして病院に搬送されました。同機はナイジェリアの航空会社が運航したB727型機でした。オーバーランの原因は今のところ不明です。


*6月2日

@建設進む「国内線専用施設」

  

 昨日成田空港に行ったときに、国内線専用施設の建設工事を見てきました。上が工事の様子です。左が北側の施設、右が南側の施設です。南側では、すでに鉄骨が組み上がっていました。北側は、まだ、基礎工事の段階です。ジェットスター・ジャパンが就航を開始する7月に間に合うのでしょうか。エアアジア・ジャパンが就航を開始する8月には間に合うと思うのですが。お盆の時期に間に合わないと、国内線が大混乱するのではないでしょうか。

@成田空港会社の次期社長に夏目誠氏
 国土交通省は昨日、成田国際空港の次期社長にJR東日本の元副社長で、現JR東日本リテールネットの夏目誠社長(64)を充てる人事を固めた、とのことです。閣議了承を経て、6月下旬に就任する予定です。現社長の森中氏は年齢制限を1年延長して、社長を務めています。

@成田市が市内に進出し、市民を雇用する企業に報奨金
 成田市は昨日開会した定例議会に、新たに成田市に本社を置き、常時100人以上の従業員を抱える企業が、成田市民を1人雇用するごとに、10万円(非正規雇用は5万円)の報奨金を支払う企業誘致条例の改正案を提出します。報奨金は事業開始日から1年以上継続して雇用した場合に交付します。市内に本社を置くエアアジア・ジャパンや、今後本社を計画するジェットスター・ジャパンなども対象となります。

@カタールとの航空協議で13年夏に成田=ドーハ線を週14便可能へ
 国土交通省は昨日、先月30日・31日に行われた「日本・カタール航空当局間協議」の結果を発表しました。それによりますと、成田空港の発着回数27万回拡大時(2013年夏期スケジュール予定)に、成田=ドーハ線を、現在の週7便から週14便を可能とする。同時期に、羽田空港の深夜早朝時間帯に羽田=ドーハ線の旅客便を週7便、貨物便を週6便を可能とする、となっています。

@日本航空が客室乗務員の大量退職で7月に510人を採用へ
 今日の「しんぶん赤旗」によりますと、日本航空では昨年4月から今年3月末までに574人の客室乗務員(全体の約1割)が退職し、日本航空は急きょ、客室乗務員510人の7月採用を行う、とのことです。510人の内訳は日本人が250人、バンコクや上海などでの外国人が260人となっています。さらに、来年4月以降に200人を採用する予定となっています。植木社長が退職の慰留を呼びかけるビデオも流されている、とのことです。


*6月1日

@5月のアクセス数は25,258回でした。

@ジェットスター・ジャパンの2号機が成田空港に駐機していました

 今日、成田空港に行ったところ、第2ターミナル北側の駐機場に、ジェットスター・ジャパンのA320型機が2機駐機していました。左が「JA02JJ」で25日に受領した機体でした。右には1号機の「JA01JJ」が駐機していました。右側の写真は機体番号が読み取れるように、拡大しました。

@対象区域外でも74WECPNLを測定・沖縄県
 沖縄県は31日、2011年度に、初めて実施した米軍基地航空機騒音実態調査の結果を公表しました。その結果によりますと、民家防音工事助成対象となる第1種区域外の北中城村荻道では夏期の調査で74WECPNLとなり、対象区域(75WECPNL以上)と同程度の騒音を観測しました。

@日本航空Gの4月実績は反動で大幅増に
 日本航空は31日、グループの4月輸送実績を発表しました。それによりますと、国際線旅客が前年同月比(以下同じ)41%増、利用率が16.2ポイント増の69.9%となりました。また、国内線は旅客数が21.1%増、利用率は9.2ポイント増の58.5%となりました。

@墜落したSSJ100型機のフライトレコーダー発見、1Km離れたところで
 5月31日、インドネシアで5月9日に墜落したリージョナルジェット機「スーホイ・スーパージェット100(SSJ100)」型機(5月10日の出来事参照)のフライトレコーダーが墜落現場から約1Kmのところで発見されました。フライトレコーダーは損傷がない模様、とのことです。
【コメント】「1Kmも離れていた」と言う事は、墜落前に分解が始まっていたか、地上に接触していたことを示しているのでしょうか?

@シカゴ・オヘア空港で貨物機と旅客機が接触
 5月30日午後1時頃、米国シカゴのオヘア空港で、離陸に向け移動中の台湾・エバー航空のB747貨物機の左主翼先端と、到着してスポットに向かっていたイーグル航空のエンブラエル140型機の垂直尾翼が接触しました。このトラブルで、エンブラエル140型機の垂直尾翼の一部がもぎ取られました。幸いけが人はありませんでした。


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