2014年5月前半の出来事


*5月15日

@デルタ航空がリゾート路線を一部欠航へ
 デルタ航空は6月に、成田=サイパン線を4往復、成田=ホノルル線を2往復など、リゾート路線の一部欠航を明らかにしました。これは、アメリカ連邦航空局(FAA)がパイロットの勤務時間や休養規定などを変更した事による、パイロットのスケジュール調整のため、とのことです。この調整は日本だけではないようです。

@日本航空のB787-8型機が発電機トラブルで欠航
 現地時間13日午後7時頃、サンフランシスコ発羽田行きの日本航空1便・B787-8型機が出発準備中に、左エンジンに2系統ある発電システムの1系統に不具合が発生しました。整備に時間がかかるため、同便は欠航となりました。

@中国LCC「9 Air 」がB737MAX型機など50機発注の覚書
 ボーイング社は現地時間13日、中国・上海吉祥航空の LCC子会社「Jiu Yuan Airlines(9 Air)」と、 B737型機とB737MAX型機を合わせて50機を発注することで、覚書を取り交わしたことを明らかにしました。


*5月14日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」2例目が発生
 昨日深夜、今年度2例目の「カーフュー弾力的運用」が発生しました。シカゴ発成田行きの全日空1011便・B777型機がシカゴ空港の悪天候(雷雨)のため、出発が遅れて、午後11時43分にA滑走路に南側から着陸したものです。

@ GW の成田空港出入国者数が4.1%減に
 東京入国管理局成田空港支局が発表したゴールデンウイーク(4月25日〜5月6日)の成田空港出入国者数は、前年同期比(以下同じ)4.1%減となりました。しかし、事前予測よりも2万5290人増えています。この内日本人出国者は17.7%減、外国人入国者は19.5%増となっています。日並びの悪さや消費税引き上げによる節約傾向や羽田空港国際線枠拡大などが理由、としています。外国人の大幅増加はビザの発給条件が緩和されたことから大幅に増えたことや円安傾向が影響している、とのことです。

@「くうこうだより」新緑号が送られてきました。詳しくはここを見て下さい。

@75W以上の地域に住む人が失う命の年数は心疾患の1.4倍に
 今日の朝日新聞神奈川県版によりますと、松井利仁・北海道大大学院教授(当時は京大大学院准教授)は、2012年4月25日に行われた厚木基地第4次騒音訴訟の口頭弁論で、「世界保健機関(WHO)が前年に公表した指標に基づくと、75WECPNL 以上の地域に居住する人が騒音により失う命の年数は、心疾患で失う年数の1.4倍に上る」と証言しました。また、基地周辺の11地点の騒音の状況を分析したところ、「全地点で睡眠障害が起こる。8地点では健康に影響が出るレベルで、3地点では高血圧や心疾患になる確率が上昇するレベル」としています。

@エバー航空機のオイル漏れで約70便に影響、羽田空港
 今日午前11時半頃、台北発羽田行きのエバー航空192便・A330型機が着陸したところ、滑走路にオイルが漏れました。このため、滑走路1本が清掃のため、約1時間閉鎖されました。この影響で、午後2時現在、6便が他空港に目的地を変更し、6便が欠航となり、55便に遅れが出ています。

@スカイマークの予約システムに障害、遅れが多数
 スカイマークの予約システムが今朝から不具合が起こりました。午後0時50分頃に復旧しましたが、朝から搭乗手続を手作業で行っているため、遅れが出ており、しばらく続くとのことです。昨夜に大規模なシステムのメンテナンスを行ったところ発生した、とのことです。

@ピーチが隣の空席を確保できるサービス開始
 ピーチ・アビエーションは昨日、同じブロックで予約した座席の隣座席を3000〜2000円で確保できる「スペースシートオプション」の販売を開始しました。国際線は3000円で搭乗日の7日前から24時間前まで、国内線は2000円で7日前から3時間前まで予約可能になります。予約は隣の席が空いていることを確認し、コンタクトセンターのみで受け付けます。
【コメント】説明には「上記料金以外に、ご指定いただく座席に応じた座席指定料金を別途申し受けます。」とありますが、良く分からないのですが、正規のチケット代金にプラス3000円・2000円で、と言う事なのでしょうか? それとも、プラス3000〜2000円のみで2席分・3席分使えると言う事なのでしょうか?

@ ICAO の会議でブラックボックスの駆動時間を90日にする事で合意
 国際民間航空機関(ICAO)は現地時間12〜13日に民間航空機を地上から追跡する具体策に関する会議を開催しました。この結果、ブラックボックスの音波発信器の電池の寿命を2018年までに現在の30日から90日に延長することで合意しました。しかし、飛行中の航空機の基本情報を一定の間隔で送信する事の義務化については「コストに見合わない」との意見が出て合意できませんでした。
 写真はフライトレコーダーの内部と上のオレンジ色がハコになります。


*5月13日

@交通政策審議会が「春秋航空・日本」の申請を「適当」と答申
 国土交通省交通政策審議会は今日、「春秋航空・日本」から出されていた「混雑空港運航許可申請」について、「許可することが適当」とする答申を国土交通大臣に行いました。これで、「春秋航空・日本」の成田空港を拠点とする国内線就航が事実上決まりました。
 なお、今日の「Traicy」によりますと、「春秋航空・日本」のチェックインカウンターはバニラのチェックインカウンターの斜め向かい側になる、とのことです。

@アエロメヒコが成田=メキシコシティー線の復路もダイレクト便へ
 昨日の「トラベルボイス」によりますと、アエロメヒコ航空のセールス部門のプレジデントは現地時間8日、現在B787-8型機で運航している成田=メキシコシティ線の復路に、ティファナで行っている給油を取り得止め、往路と同じ直行便にしたいと述べました。B787-8型機の性能から見ると、給油は必要なく、現在メキシコ当局の承認を待っている段階、とのことです。

@スカイマークの4月実績は利用率が3.0ポイント減の62.1%
 スカイマークがこのほど発表した「4月搭乗実績」によりますと、搭乗者数が前年同月比(以下同じ)6.1%増の52万1011人、利用率は3.0ポイント減の62.1%となりました。
 成田空港関係路線の利用率は成田=札幌線が17.4ポイント増の46.0%、成田=沖縄線が0.9ポイント減の57.0%、成田=米子線が22.2%となっています。

@国土がピーチに連絡体制改善を指導
 国土交通省は昨日、ピーチ・アビエーションに対して、定期監査に基づき社内の連絡体制に不備がある、として改善するように指導しました。これは、先月28日に那覇空港で起こった対地接近警報装置(GPWS)作動重大インシデント(4月29日出来事参照)について、機長が着陸した際に、対地接近警報装置(GPWS)が作動したことを申告せず、そのままトラブル機で飛行を続けたこと、副機長が機長に対し「高度が低すぎる」と進言したにもかかわらず対地接近警報装置(GPWS)が作動するまで低空飛行を続けたことなどに対するものです。

@3月時点の国内線LCCシェアは7.5%、1年で2%上昇
 国土交通省が昨日発表した「月例経済」によりますと、今年3月時点でLCCの国内線旅客割合は7.5%に増加している、とのことです。前年同期は5.4%で LCCのシェアが1年間で2.1%増加したことになります。


*5月12日

@成田空港、来年度発着回数は23.4万回を想定
 成田国際空港株式会社(NAA)は9日の決算説明会で、来年度の発着回数が前年度比(以下同じ)3.3%増の約23.4万回となるが、航空旅客数は1.9%減の3537万人と予測していることを明らかにしました。羽田空港国際線増枠の影響で、機材の小型化が進む、と見ています。国際線発着回数は1.2%増の18万回、国内線発着回数は11.1%増の5.3万回としています。

@「羽田増枠で減収減益になるが、最終利益は過去2番目」夏目社長
 今日の日刊航空によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の夏目社長は9日の決算説明会で、2014年度の業績見通しについて「好調だった 2013年度と比較すると減収減益となるが、売上では過去3番目、最終利益で過去2番目の業績となる。羽田空港二次増枠1日40便のうち、 約3分の1が使われておらず、現時点での(羽田増枠の)影響は限定的。従って、残り14枠の使用が明確になると、その影響も想定される」と述べました。

@「成田を拠点に中国内陸部へ」春秋航空日本会長
 今日の「WING DAILY」によりますと、「春秋航空 日本」の王会長は同紙とのインタビューで、「春秋航空 日本」と春秋航空は近く、「日本と中国間の路線を約20路線とする予定」とし、春秋航空は現在、東南アジア方面の路線縮小を進めており、その分を日中路線に振り向ける予定であることを明らかにしました。「その際に、春秋航空は上海から日本各地に、『春秋航空 日本』は成田空港から中国内陸部に路線を設定することになるだろう」と述べました。

@成田行きの日本航空・B787-8型機が約4時間遅れる
 現地時間11日午後5時頃、ヘルシンキ発成田行きの日本航空414便・B787-8型機は前便としての到着時に、通常胴体に収納されている非常用発電機兼油圧ポンプの駆動装置が意図せず作動するトラブルがありました。この整備のため同便は3時間57分遅れて出発しました。

@全日空機のタイヤ表面が剥がれ、主翼に凹み
 昨日、午後3時半頃、中部発宮崎行きの全日空345便・B737-500型機が着陸後に、タイヤの表面が剥がれているのが見つかりました。点検したところ、主翼にタイヤ片が当たったと見られる跡が見つかりました。このトラブルのため、折り返し便は欠航となりました。滑走路が10分間閉鎖されました。

@スカンジナビア航空機とロシア偵察機が90mのニアミス
 今日のFlyTeamによりますと、ウェーデンのTVは現地時間8日、去る3月3日にスウェーデンのマルメの南方約50Kmの公海上で、離陸したばかりのコペンハーゲン発ローマ行きのスカンジナビア航空681便とロシアのIL−20偵察機が、約90mのニアミスを起こしていた、と報じました。スカンジナビア機が離陸したところ、管制官から「飛行コース正面に正体不明機がいる」と警告を受け、回避行動をとり、何とか衝突をまぬがれた、とのことです。

@欧州航空安全機関がボイスレコーダーの記録時間延長を提案
 欧州航空安全機関はマレーシア航空370便事故を受けて、ボイスレコダーの記録時間を20時間とすること、また、ブラックボックス位置通報装置の駆動時間を90日に伸ばす提案を発表しました。


*5月11日

@ユナイテッド航空が10月28日から羽田=サンフランシスコ線を開設、成田線は減便
 昨日のTraicyによりますと、ユナイテッド航空はアメリカン航空が返上した羽田空港深夜・早朝枠を使って、10月28日より羽田=サンフランシスコ線を就航させる計画で、代わりに現在1日2便で運航している成田=サンフランシスコ線を1日1便に減便する、とのことです。

@日本航空のB787-8型機が衝突防止装置の不具合で遅れる
 昨日午後5時半頃、成田発サンディエゴ行きの日本航空66便・B787-8型機が出発に向け駐機場を離れたところ、航空交通管制自動応答装置と航空機衝突防止警報装置の不具合が発生しました。この整備のため、同便は1時間35分遅れて出発しました。

@シンガポールのLCC「タイガーエア」が約180億円の赤字に
 シンガポール航空の子会社LCC「タイガーエア」は2014年3月期決算で約180億円の赤字を計上しました。これを受けて、インドネシアの「タイガーエア・マランダ」をガルーダ・インドネシア航空に売却する交渉を行っている、とのことです。すでに、フィリピンの「タイガーエア・フィリピン」はセブパシフィック航空に売却しています。この事態を受けて現地時間12日付けでCEOが交代します。
【コメント】タイガーエアフィリピンは今年1月に成田路線を開設する予定(2014年1月5日出来事参照)としていました。セブ・パシフィック航空は3月30日から成田=マニラ線を開設しています。

@USエアウエイズ機で9人の乗務員が体調不良、緊急着陸
 現地時間10日、イタリア・ベニス発米国・フィアデルフィア行きのUSエアウエイズ715便・A330-200型機が大西洋上を飛行中に、乗務員9人が吐き気やめまいなどの体調不良を起こしました。このため、同機はアイルランドのダブリン空港に緊急着陸するアクシデントがありました。パイロットや乗客には異常はなかった、とのことです。原因は調査中です。


*5月10日

@カプセルホテルについて考えたこと
 成田空港第2ターミナルに7月20日、カプセルホテルがオープンしましすが、ニュースを見て「エッ!」と思ったのは料金です。LCCの早朝便を利用する人もターゲットにしている、とのことですが、3900円という料金は少し高いような気がしました。最初の1時間が1500円で、以降1時間毎に500円プラス、と言う事ですが、ほとんどの人は3900円になると思います。
 これに対して、成田空港周辺のホテルはLCC対応の早朝チェックアウトならば、1泊3800〜5000円台で泊まれます。ただ、この値段は需要により変動しているようですが。これらのホテルは成田空港への早朝LCCに間に合うように送迎バスを運行しています。また、これらのホテルに行くには、東京駅から成田空港への格安高速バスの中に、遅い時間の便で、各ホテルに寄りながら成田空港に行くものもあります。
 オープンするカプセルホテルならば、徒歩10分でLCCのチェックインカウンターに行けますので、こちらを選ぶか、少し早く起きなければなりませんが、ゆったりとした(カプセルに比べれば)客室で休みたいかの選択になりますね。

@バニラの3月搭乗率は国内線80.6%、国際線78.0%
 バニラ・エアが発表した「3月の旅客輸送実績」は国内線搭乗率が80.6%、国際線搭乗率が78.0%となりました。また、定時出発率が74.4%、定時到着率が72.7%、就航率が99.4%となっています。
【コメント】LCC3社の中では情報公開については、バニラ・エアが一番しっかりしているように感じられます。他社も見習うべきですね。

@旅客機が無人機と超ニアミス、カリフォルニア州で
 現地時間3月22日、米国・フロリダ州のタラハシー近郊、約700m上空で、アメリカン航空グループの旅客機と、戦闘機を模したような無人機がニアミスを起こしていたことが明らかになりました。この旅客機のパイロットは「目の前を無人機が横切り、何らかの接触をした」と感じ、着陸後に調べたところ、、接触の跡はありませんでした。しかし、危機一髪の状況だったようです。過去にも、昨年3月にアリタリアイタリア航空機がニューヨークのジョン・F・ケネディ空港付近で、約70mの距離に無人機を確認しています。米国では無人機と民間機との衝突リスクが拡がっていることが浮き彫りになりました。


*5月9日

@ NAA の2014年3月期決算で純利益が199億円に、リテール事業が大きく伸びる
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、「2014年3月期連結決算」を発表しました。それによりますと、営業収益が前年同期比(以下同じ)5.4%増、純利益が30.1%増の199億円となりました。空港運営事業は営業収益は0.6%減、営業利益は0.7%増の79億円となり、リテール事業は営業利益が29.0%増の177億円となりました。施設貸付事業は営業利益が7.4%増の137億円となっています。
 また、2015年3月の業績予想は営業収益が今期比(以下同じ)4.5%減、営業利益が15.9%減、純利益が17.2%減の165億円としています。

@ベトジェットエアが今年後半にも成田にチャーター便運航か
 昨日のTraicyによりますと、ベトナムの「ベトジェットエア」は2014年の後半か2015年の早い段階で、ベトナムと成田空港・関西空港を結ぶチャーター便を運航する計画、とのことです。その後、定期便化を目指す、とのことです。

@3日のバニラ806便到着は午後10時58分でした
 3日に起こったバニラ・エア806便で、着陸後のステアリングトラブル(5日の出来事参照)について、「着陸時間が何時だったのか」を成田国際空港株式会社(NAA)に問い合わせたところ、「着陸は午後10時58分で、B滑走路に南側から着陸した」とのことでした。従って、運用時間内の着陸だったため、「カーフュー弾力的運用」や「 緊急事態(従来取り決め)」には当たらなかった、とのことです。乗客のターミナルへの移動が4日午前0時前後になったのは、牽引車で駐機場まで移動したこと、駐機場とターミナルが離れていたことで、時間がかかってしまったのではないか、とのことでした。

@国土がピーチに昨日・今日と監査実施
 太田国土交通大臣は今日の閣議後の記者会見で、先月に対地接近警報装置(GPWS)が作動したり、大量欠航を発表したピーチ・アビエーションに対して、昨日と今日、航空法に基づく監査を実施していることを明らかにしました。国土交通省はLCCに対して2ヶ月に一度の割で監査を実施していますが、今回も定期監査の一環として実施している、とのことです。

@ユナイテッド航空航空機がフラップ不具合で福岡空港に緊急着陸
 今日午前11時10分頃、グアム発福岡行きのユナイテッド航空165便・B737-700型機が、福岡空港に緊急着陸しました。主翼のフラップに不具合が発生し、パイロットが緊急着陸を要請した、とのことです。乗客・乗員にケガなどはありませんでした。このトラブルで30便以上に最大39分の遅れが出ました。

@全日空B787-8型機が表示不具合で1時間40分遅れる
 昨日午前10時頃、羽田発ジャカルタ行きの全日空855便・B787-8型機で、離陸に向け移動を始めたところ、操縦室計器の表示に不具合が発生しました。このため、同便は駐機場に引き返しました。同機は整備後、1時間40分遅れで出発しました。


*5月8日

@成田空港の4月貨物取扱総量が6.7%増、7ヶ月連続
 東京税関が今日発表した「成田空港4月貨物取扱量(速報)」によりますと、総取扱量は前年同月比(以下同じ)6.7%増と7ヶ月連続のプラスとなりました。輸出量は4ヶ月連続プラスの3.2%増、輸入量は4ヶ月ぶりのマイナスで3.6%減となっています。

@スカイマークが成田路線で空席連動型運賃導入
 スカイマークは昨日、成田=札幌線と成田=那覇線の運賃に空席連動型運賃を導入する、と発表しました。搭乗期間は5月9日〜8月18日になります。予約は今日の午前9時半から開始しました。

@日本航空が豪路線でジェットスターなどと共同運航
 日本航空は昨日、オーストラリア路線でジェットスター、キャセイ航空、マレーシア航空の3社と共同運航を始めると発表しました。ジェットスターの成田=メルボルン線など7路線となります。開始時期は路線により異なります。

@ GW の航空旅客数が大幅に伸びる
 航空各社のゴールデンウイーク(4月25日〜5月6日)の利用実績が発表になっています。旅客数は大幅な伸びになっています。LCCも提供座席を大幅に伸ばしたことから利用率は前年同期に比べ低下した部分もありますが、旅客数は50%を超える大幅な増加となっています。以下、各社毎の利用率を書いてみます。なお、Aviation Wireでは表にまとめています。
○全日空グループは国内線が前年同期比(以下同じ)0.3ポイント減の63.3%、国際線が0.3ポイント減の73.3%でした。
○日本航空グループは国内線が1.0ポイント増の67.9%、国際線が1.9ポイント増の79.6%となっています。
 その他の航空会社を旅客数順に見ますと、○スカイマークは75.0%、○ジェットスター・ジャパンは75.7%、○ピーチ・アビエーションは国際線が85.1%、国内線が86.1%、○エアドゥが62.8%、○スカイネットアジア航空が66.1%、○スターフライヤーが69.0%、○バニラ・エアは国際線が80.8%、国内線が64.9%でした。

@東邦航空のヘリコプターにもレザー光線照射、5日夜
 毎日新聞の取材中のヘリコプターにレザー光線が照射されていたと同じ、5日午後10時15分頃、高速道路渋滞を取材するために海老名市上空約600mを飛行中だった東邦航空のヘリコプターに。緑色のレザー光線が照射されていたことが分かりました。照射は1回のみで、一瞬だった、とのことです。同航空は昨日、国土交通省に届け出ました。

@MRJ が機体試験場に移動
 三菱航空機会社と三菱重工は昨日、三菱リージョナルジェット(MRJ)の全機静強度試験用の機体を、三菱重工の小牧南工場にある最終組立工場から、県営名古屋空港に隣接する技術試験場へ移しました。この試験には「静強度試験」と「疲労強度試験」の2種類があり、2機で行いますが、今回移動したものは「静強度試験」を行う機体です。

@「大西洋路線の認可なければB787型機延期も」ノールウエーエアシャトル
 ノルウェーエアシャトルは先月末、アイルランドを拠点とする子会社「ノルウェー・エア・インターナショナル」が計画している、大西洋路線を米国が承認しない場合、発注している20機のB787型機を延期するかも知れない、と警告しました。


*5月7日

@ NZ 航空が11月10日から成田=オークランド線を毎日B787-9型機で
 今日のTraicyによりますと、ニュージーランド航空は11月10日から成田=オークランド線に投入するB787-9型機を、「当初は週4便にB787-9型機を使う」としていましたが、予定を変更し、週7便の毎日をB787-9型機で運航する事を明らかにしました。

@毎日新聞の取材ヘリにレザー光線が照射される
 毎日新聞社は今日、5日午後7時25分頃、取材のため羽田空港近くの太田区上空約450mを取材飛行していたヘリコプターに、緑色のレザー光線が照射された、と発表しました。レザー光線は機長と副操縦士の目に入りましたが、約5分後に無事羽田空港に着陸しました。レザー光線はヘリコプターを追尾するように3回照射された、とのことです。同社は危険行為として、警視庁に届出、国土交通省にも報告しました。

@ベトナム航空機が離陸滑走中にエンジンから火花と破片
 現地時間6日午前10時50分頃、豪・メルボルン発ベトナム・ホーチミン行きのベトナム航空780便・A330型機が、離陸に向け滑走路走行を開始したところ、エンジン1基から火花と破片が飛び散る事故がありました。同機は離陸を中止し、牽引車で駐機場に戻りました。幸い、乗客・乗員にけが人はありませんでした。

@キャセイの客室乗務員組合が「セクハラまねく」と制服の変更を求める
 キャセイ航空の客室乗務員組合は現地時間5日、「現在の制服は上着丈が短く、かがむと背中が見え、体に密着したスカートもセクハラを誘発する」として制服の変更を求めたことを明らかにしました。


*5月6日

@成田空港に就航するLCCの4月国内線定時就航率と欠航率

会社
定時運航率
欠航率
ジェットスター
84.1%
0.5%
バニラ・エア
94.9%
0.5%
ピーチ・アビエーション
77.7%
0.4%
 「LCC国内線のフライト情報 」によりますと、成田空港に就航するLCC国内線の、「4月定時就航率と欠航率」は右の表のようになっています。ただ、これは成田路線だけではなく全路線の平均となっています。バニラ・エアの定時就航率が3月に比べて大幅に改善しています。欠航率はほとんど同じになりました。なお、ジェットスター・ ジャパンのホームページでは「定時運航率 89%」と出ています。各社の「定時運航」基準が違うので、一概には比較が出来ません。そこで、「LCC国内線のフライト情報 」が同じ基準での比較になります。
 また、スカイマークが昨日発表した「4月の運航実績」では「定時出発率 89.2%」、「欠航率 0.0%」となっています。

@ロイヤルブルネイ航空がA320neo型機を7機確定発注
 ロイヤルブルネイ航空はエアバスにA320neo型機・確定7機、オプション3機の発注を行いました。

@先月30日にロス国際空港で起こった混乱は「U2」型機が原因
 今日のCNNニュースによりますと、現地時間先月30日、米国ロサンゼルス国際空港で起こったシステム障害は、米空軍の古い偵察機「U2」型機が原因だったとのことです。この偵察機が管制空域に頻繁に出入りしたため、この地域のアメリカ連邦航空局(FAA)の飛行航路を予測して衝突や制限区域への誤進入を防ぐコンピューターに負荷がかかり、メモリーがほぼ使い果たされ、処理しきれなくなったため、とのことです。この障害は30日の午後からほぼ半日にわたり続き、欠航や遅れが多数出ました。


*5月5日

@バニラ機が那覇出発時と成田到着時にステアリングが故障
 昨日のAviation Wire によりますと、3日午後7時過ぎ、那覇発成田行きのバニラ・エア806便・A320型機が離陸に向け、誘導路を走行中にステアリングに不具合が発生し、機体の向きが変えられなくなりました。このため、同機は牽引車で駐機場に戻り、整備後、約1時間25分遅れで出発しました。
 ところが、成田空港への着陸態勢に入ったところ、再び、ステアリングの不具合を示す表示が出ました。このため、同機は乗客に衝撃防止姿勢をとらせた上でB滑走路に着陸しました。着陸後、ステアリングが効かなくなり、牽引車で駐機場に移動しました。このトラブルで乗客がターミナルに到着したのは午前0時過ぎで、鉄道やバスはなく、多くの乗客はターミナル内で一夜を明かしました。遅れによる補償は同社規定により、行われませんでした。
 写真は成田空港に駐機する「JA8385」機です。
【コメント】トラブル機は機体番号が「JA8385」でANA ホールディングスからのリース機です。全日空が1991年4月に導入した機体で、23年経過しています。(4月21日出来事のWikipedia リンク参照)また、同機の着陸した時間が午後11時前だったのかどうかもはっきりしません。「LCC国内線のフライト情報」によりますと午後11時45分到着になっていますが、 成田国際空港株式会社(NAA)からは「カーフュー弾力的運用」や「従来取り決め」の連絡メールは来ていません。

@今日からゴールデンウイークの帰国ラッシュ
 成田空港では今日からゴールデンウイークで海外に出国した人の、帰国ラッシュが始まりました。今日は33400人が帰国する予定で、明日がピークとなり、38000人が帰国する予定です。

@成田空港では今朝の地震による影響はなく、通常運用
 今朝の地震で、成田空港では影響はなく、通常通りの運用でした。


*5月4日

@A滑走路南端西側に新ヘリポート
 先日の成田空港視察の際に、A滑走路南端西側につくられたヘリポートをバスの中から見学しました。右の写真がその様子です。ここは、民間ヘリコプター用で、この右側で建物を解体しており、ここが警察用のヘリポートになる、とのことでした。
 今日気がついたのですが、GooglemapとGoogleEarthの成田空港の写真が2年ぶりに更新されていました。撮影日時は今年の3月23日で、このヘリポートやLCC 専用ターミナル工事の様子なども鮮明に写っています。

@「地元から第3滑走路の話が出るのも、頷ける」と森田知事
 今日の毎日新聞によりますと、千葉県の森田知事は1日の記者会見で、成田空港の第3滑走路の必要性を聞かれ「成田空港を考えると、地元経済界から第3滑走路の話が出ているのも確かです。県も真摯に受け止める必要がある。」と述べた、とのことです。


*5月3日

「成田第3滑走路実現する会の趣意書等」を資料室に載せました
 「成田第3滑走路実現する会」の設立趣意書などが手に入りましたので、資料室に載せておきます。これを読みますと、「3本目滑走路等」の「」が曲者ですね。ここには、「第3滑走路の前に『カーフュー弾力的運用』の更なる拡大などで発着回数を増やす」という目論見が隠されていると考えられます。
 趣旨書の中で「成田空港は内陸空港であるため、航空櫨騒音や落下物などマイナスの影響が増える可能性がある。この解決を騒音下の住民の間題にするのではなく、成田空港周辺に住み続ける自分たちの将来の問題として、市民全体で解決していこう。」と書いていますが、「どのような解決するのか」と言う具体的なことは全く書いてありません。これでは、1日の【コメント】で書いたように、「30万回」や「カーフュー弾力的運用」の時と同じように、「口先だけ」と言うことになります。
 芝山町の商工業関係者が参加していないのは、「これ以上の騒音被害はごめんだ」と言う事ではないのでしょうか。

@今日が GW の出国ピーク
 成田空港は今日、ゴールデンウイークの出国ピークを迎えました。連休が飛び飛びになった事や、消費税引き上げの節約傾向や、円安や、羽田空港国際線拡大の影響などで、ゴールデンウイークの旅客数は前年同期比約6%減となる見込みです。

@アシアナ航空のA380型機投入中は成田=仁川線を減便
 アシアナ航空が6月13日〜8月14日にA380型機を成田路線に投入する事は4月16日の出来事で書きましたが、この間、現在1日4往復となっている成田=仁川線を需要の関係から、1日3往復に減便します。なお、A380型機で運航するのは成田空港午前11時10分着の102便と午後1時10分発の101便になります。

@覚せい剤約30Kgを缶詰として密輸した容疑で韓国人2人を起訴
 千葉地検は昨日、覚せい剤約30Kg を缶詰に隠し密輸しようとした韓国人2人を起訴しました。2人は60個の缶詰に隠し、メキシコから米国経由で成田空港で航空貨物として受けとる手はずになっていました。税関では覚せい剤を発見しましたが、コントロールド・デリバリー(泳がせ捜査)を実施し、2人を特定し逮捕したものです。

@酔ったANAウイングス機長が全国30空港の暗証番号が入った鞄を置き忘れ
 先月25日未明、全日空グループの「ANAウイングス」の30代機長が酒に酔い、コンビニに全国の30以上の空港の職員専用エリアに入る暗唱番号を記録したメモの入った鞄を置き忘れたことが分かりました。鞄は1時間後に、コンビニ店員が忘れ物に気付き警察に届出、メモも鞄の中にありましたが、国土交通省は漏れた恐れがあるとして暗証番号の変更を該当の空港に指示しました。国土交通省は原因究明と再発防止策の提出を全日空に指導しました。

@全日空B787-8型機がオイル漏れで欠航に
 昨日午後6時半過ぎ、羽田発富山行きの全日空889便・ B787-8型機が離陸後、油圧システムに不具合が発生し、羽田に引き返しました。点検したところ、配管の継ぎ目からオイルが漏れていました。修理に時間がかかるため、同便は欠航となりました。


*5月2日

「健康調査についての要望書」を安岡委員長宛に提出
 昨日、成田国際空港株式会社(NAA)本社に行き、成田国際空港航空機騒音健康影響調査委員会委員長 安岡正人 宛てに、「健康調査に関する要望書」を提出してきました。

@ジェットスター・ J の1〜3月搭乗率が80%
 「Traicy」によりますと、ジェットスター・ ジャパンの1月搭乗率が76.3%、2月が79.3%、3月が84.5%となっているそうで、3か月平均では80%をわずかに超えた、とのことです。

@日本航空の14年3月期決算で純利益が3.2%減の1662億円
 日本航空が昨日発表した2014年3月期グループ連結決算によりますと、売上高は前期比(以下同じ)で5.7%増、営業利益は14.6%減、純利益は3.2%減の1662億円となりました。国際線利用率は0.5ポイント増の76.5%、国内線利用率は0.9ポイント増の64.0%でした。
 2015年3月期業績は売上高1兆3500億円、営業利益が1400億円、純利益が1150億円としています。営業利益と純利益が今期を下回るのは主に円安による燃料費の増加が要因としています。

@ANAホールディングスの14年3月期決算純利益が56.2%減の188億円
 ANA ホールディングスが昨日発表した2014年3月期グループ連結決算によりますと、売上高は前期比(以下同じ)7.9%増、営業利益は36.4%減、純利益は56.2%減の188億円となりました。国際線利用率は1.4ポイント減の73.9%、国内線利用率は0.1ポイント減の62.0%でした。
 2015年3月期予測は売上高が1兆7000億円、営業利益が850億円、純利益が350億円としています。

@全日空G 3月の利用率は国際線が74.3%、国内線は65.8%
 全日空が今日発表した「3月の ANAグループ実績」によりますと、国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)3.0%増、利用率は1.1ポイント減の74.3%となりました。国内線旅客数は5.5%増、利用率は0.9ポイント増の65.8%となっています。
 成田空港関係路線の利用率は成田=札幌線が11.3ポイント増の57.0%、成田=大阪線が2.7ポイント増の89.5%、成田=福岡線が1.2ポイント増の46.7%、成田=中部線が5.3ポイント増の84.3%、成田=仙台線が12.6ポイント減の53.0%、成田=那覇線が1.6ポイント増の54.3%、成田=新潟線が7.8ポイント増の49.4%、成田=広島線が14.1%ポイント増の30.1%となっています。
 また、2013年度の国際線旅客数は前年度比(以下同じ)1.0%増、利用率は1.3ポイント減の73.9%で、国内線旅客数は2.7%増、利用率は0.2ポイント減の61.6%となっています。

@スカイマークの3月全路線ロードファクターは79.8%
 スカイマークが発表した3月の搭乗実績によりますと、全路線の旅客数は前年同月比(以下同じ)5.1%増、ロードファクター(座席利用率)は0.3ポイント増の79.8%でした。
 成田空港関係路線の搭乗率は成田=旭川線が1.2ポイント減の38.2%、成田=札幌線が32.5ポイント増の83.8%、成田=沖縄線が13.6ポイント減の76.8%、成田=米子線が69.1%、成田=石垣線が56.3%となっています。

@京成の14年3月決算の純利益が23.1%増に、来期は19.4%減を予測
 京成電鉄が先月30日に発表した2014年3月期決算によりますと、経常利益が前期比20.8%増、純利益が同23.1%増となりました。オリエンタルランドの好調と、LCCが急拡大する成田空港路線の好調が寄与している、としています。
 しかし、2015年3月期の予測では羽田空港の枠拡大で成田路線の利用が減ることなどから純利益は19.4%減になる、としています。

@仙台空港民営化説明会に約150団体参加
 今日、国土交通省で空港民営化第1号となる仙台空港の、企業への説明会が行われました。説明会には約150団体・270人が参加しました。国土交通省の説明では企業が滑走路やターミナルビルなどの運営を行い、期間は30〜65年、地震などの保険でまかなえない損害が発生した場合は、国が施設を復旧することなどの説明がありました。民営化団体をどこにするかの決定は来年8月頃になり、再来年3月に運営を引き継ぐことになります。
 写真は2012年8月の仙台空港です。

@全日空のB787-8型機がシステム不具合で欠航
 昨日午前8時頃、鹿児島発羽田行きの全日空620便・B787-8型機は、出発準備中にコンピューターシステムに不具合が発生しました。整備に時間がかかることから同便は欠航となりました。

@マレーシア政府が暫定報告書公表、新事実はなし
 現地時間1日、マレーシア政府はマレーシア航空370便の行方不明についての暫定報告書を公表しました。この報告書では新たな事実はなく、国際民間航空機関(ICAO)に対して民間航空輸送機の実時間追跡システムの導入を検討するよう求めています。


*5月1日

@下段の「現在の飛行コース」を更新しました
 4月3日の出来事でお知らせしましたが、今日から南風着陸ルートの一部が変更になりました。新しい飛行コース図を載せておきます。

@4月のアクセス数は32,078回でした。

@「成田第3滑走路実現する会」が発足
 昨日成田市で「成田第3滑走路実現する会」の設立総会が開かれました。総会には、芝山町を除く周辺経済団体関係者など約200人が参加しました。設立趣意書では「2020年の東京五輪に向けて首都圏の空港容量が限界に近付きつつある中、成田の機能強化が急務であり、実現のため行動を起こす」とし、「騒音を受ける住民も含めて思いを結集し、機能強化実現を」と訴えました。今後、国や県への要望に向けて署名活動などを展開する方針を確認しました。総会後、参加者が成田駅前で通行人や観光客にチラシを配って活動への協力を呼びかけました。会議後、会長に就任した池内成田商工会議所会頭は第3滑走路の場所については「成田国際空港会社や国が考えることだ」と述べました。
【コメント】「騒音を受ける住民も含めて思いを結集し」とのことですが、これは一体どういう意味でしょうか。「30万回」の時も、「カーフュー弾力的運用」の時も、騒音下住民はほとんどの人が反対の意見を表明したにもかかわらず、強引に事を進めました。周辺経済団体も騒音に関係ない人たちを署名に駆り立て、“世論”づくりに狂奔してきました。「思いを結集し」と言うのは「我慢しろ」と言う事なのでしょうか。

@オーロラ航空が定期チャーター便の運航を開始
 今日からオーロラ航空が成田=ユジノサハリンスク間の定期チャーター便運航を開始しました。火曜と木曜日の運航で、成田着が午後1時50分、成田発が午後4時30分になります。

@重大インシデントの乗務員はトラブルに気付かなかった?
 重大インシデントを起こしたピーチ・アビエーション機のボイスレコーダーで、トラブル時の操縦室内の記録がなくなっている可能性がある、とのことです。ボイスレコーダーは約2時間分が記録されますが、2時間を超えると、上書きされてしまします。この便は重大インシデント後も、那覇発関西行きとして運航されたため、上書きでトラブル時の操縦室内音声が上書きでなくなっている可能性があるようです。
 那覇空港では滑走路の片方にしか着陸誘導装置(ILS)がなく、今回は管制レーダーによる誘導での着陸でしたが、管制官は「高度に関する指示は出していない」としています。
 また、続いて運航したことについて、産経新聞によりますと、ピーチ側は「トラブルがあったとは気付かず、関西空港で分析して初めて分かった。警報にも危険度によって段階があり、今回は運航を停止する事案でもなかった」と、問題ないとの認識を示しました。
【コメント】「後20秒で海面に激突」という状況で、トラブルと認識できていないとすれば、これほど怖いことはありません。続いての運航はある意味、“証拠隠滅”ですね。

@ジェイエア機が乱気流で大揺れ、客室乗務員2人が負傷
 昨日午前9時45分頃、山形発羽田行きのジェイ・エア1252便・E170型機が、つくば市付近を飛行中に機体が大きく揺れ、20代の客室乗務員2人が転倒し、骨盤を折るなどのケガを負いました。当時現場付近は晴れていましたが、気流が乱れていた、とのことです。シートベルト着用サインは点灯していました。国土交通省は航空機事故と認定し、調査官を派遣しました。

@日本航空のB787-8型機が気象レーダー不具合で遅れる
 現地時間6月29日午後2時頃、バンクバー発成田行きの日本航空17便・B787-8型機で出発時に気象レーダーに不具合が発生しました。この整備のために、1時間21分遅れで出発しました。

@全日空機が窓の防氷装置不具合で機材を変更
 昨日午前7時20分頃、羽田発佐賀行きの全日空451便の出発前点検で、操縦室窓の凍結防止承知に不具合が見つかりました。整備に時間がかかるため、機材を変更して約1時間20分遅れで出発しました。

@IBEX 機がワイパー故障で2便欠航に
 29日夕方、大阪発福島行きの IBEXエアラインズ79便の出発前点検で、操縦席ワイパーに不具合が見つかり、この便と折返し便が欠航となりました。


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