2016年12月後半の出来事
*12月31日
@今年は波乱の1年、周辺住民には寝耳に水の「静かな時間がたった4時間」
海外では暮れに入ってから、大きな航空機事故が相次ぎましたが、日本では穏やかな年末を迎えています。
しかし、空港周辺住民にとっての今年は「びっくり仰天」の1年でした。何と言っても「深夜・早朝の静かな時間を、たった4時間にする」と言う、 NAA の計画には大多数の人たちが怒りました。各市町の説明会でも、この計画に厳しい批判が集中しました。「空港間競争に勝たなければならない」だの「日本の経済を立て直すため」などと言いますが、騒音にさらされる人たちに対する配慮や、健康を守るための抜本的な対策は示されていません。こんな事で良いのでしょうか。安倍内閣の目論む「憲法改悪」を先取りした、「国民の権利と基本的人権の制限」を目の当たりにする気分です。
今年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
@中国が韓国航空会社の春節中のチャーター便運航を認めず
韓国のマスコミが伝えるところでは、中国の航空当局は春節時期になる1・2月に韓国のチェジュ航空、アシアナ航空、ジンエアの3社が申請した8路線のチャーター便の運航を不許可としました。このようなことは過去に例がない、とのことです。中国側は「鳥インフルエンザの拡散防止のため」と説明していますが、過去の鳥インフルエンザやSARSの流行時には、このような措置はとられていません。韓国ではこの理由が「THAAD(高高度防衛ミサイル)の韓国配備に対する報復」との見方が有力です。この措置による観光業界への影響は避けられない、としています。
@インドネシアの LCC 「シティリンク」のパイロットがろれつの回らぬアナウンスで処分
今日のAFPニュースによりますと、現地時間28日、インドネシアのガルーダ航空傘下の LCC 「シティリンク」のパイロットが、スラバヤ発ジャカルタ行きの旅客機に乗務した際に、ろれつが回らず、意味不明のアナウンスを行い、乗客が「酒に酔っているのでは」「薬物を使っているのでは」と通報し、会社がこのパイロットの代わりに別のパイロットを手配して運航するトラブルがありました。このパイロットは保安検査を受けたときも、よろめき、持っていたカバンを何度も落とした、とのことです。会社は30日、このパイロットを解雇し、CEOが辞意を表明しました。しかし、このパイロットが何故、このような状態になっていたかについての説明はありませんでした。
@フランクフルト空港内のフライトシミュレーターから出火
今日の「Business Newsline」によりますと、現地時間29日、フランクフルト空港で空港内施設に設置してあった、コンドル航空のB767型機業務用フライトシミュレーターが発火事故を起こしました。この火災により、フライトシミュレーター後部にあった客室コンパートメントがほぼ全焼しました。このフライトシミュレーターが入った施設の全員が避難し、ターミナルも一時大混乱となりました。被害額は約1600万ユーロ(約20億円)に達するとのことです。
*12月30日
@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」85例目が発生
昨日深夜、2016年度「カーフュー弾力的運用」85例目が発生しました。
・85例目 新千歳発成田行きのバニラ・エア926便・A320型機が新千歳空港の悪天候による、管制制限のための玉突き遅延で、成田空港到着が遅れ、午後11時20分にA滑走路に着陸したものです。
@新千歳空港での中国人騒動の原因は
22日〜24日にかけて大雪に見舞われた新千歳空港で起こった、中国人旅客による騒動ですが、事情が分かって来ると中国人がかなり、追い詰められたことも原因のようです。騒動は24日に起こりましたが、この日は雪も弱まり、離発着も開始されていました。しかし、騒動を起こした旅客たちの乗る予定の航空機は、3日間待たされた旅客たちを差し置いて、当日便の予約客を優先して乗せて飛んでしまったようです。3日間空港に足止めされた旅客には、航空会社(中国の航空会社のようです)からの十分な説明がなかったため、「何時になったら帰れるのか」との不安が高じていたようです。航空会社からは宿の提供もなく(このような事態ですから、宿を確保したくても空き室はありませんが)、食事の保証もなく、旅客の手持ち金も少なくなり、コンビニも品薄になっていたようです。このような場合の解決策は、該当の航空会社が臨時便を手配するか、他社便に振り替えるなどの措置が考えられますが、このような対策がとられたかどうか、航空会社からの今後についての説明があったかどうかも、はっきりしません。中には「新千歳空港が中国の航空会社を差別し、日本や韓国の航空会社を先に出発させている」とのネット書き込みもあったようようですが、このような差別はないと思うのですが。
@仏・オープンスカイズ機がトイレ故障で、アイルランドに緊急着陸
今日の「IRORIO」によりますと、現地時間26日午前7時30分頃、米国ニューアーク・リバティー発パリ・オルリー行きのフランスの航空会社「オープンスカイズ」の旅客機が、アイルランド・クレア州にあるシャノン空港に緊急着陸しました。理由はトイレが故障したためでした。同機はトイレを修理して2時間後にオルリー空港に向け合い出発しました。
*12月29日
@成田空港が年末年始の出国ラッシュピーク
成田空港は年末年始を海外で過ごす人たちの出国ラッシュが始まりました。今日だけで、約5万人が出国することになっています。
なお、昨日の夜、茨城県で震度6弱の地震がありましたが、成田空港では震度3を記録しました。しかし、この地震による影響はありませんでした。離着陸は平常通り行われました。
@関西発のジェットスター機が油圧不具合警告で引き返す
今日午前10時10分頃、関西発ケアンズ行きのジェットスター8994便・B787-8型機が、同空港の南約840Kmの太平洋上を飛行中に。油圧系統の不具合を示す警報が出ました。同機は関西空港に引き返し、約1時間40分後に無事緊急着陸しました。なお、同機は回送便で乗客は搭乗していませんでした。
@「スホイ・スーパージェット100」の尾翼に欠陥見つかる
メキシコの航空会社インタージェットは現地時間27日、ロシアの航空機メーカ・スホイ社が先週「尾部のスタビライザーに欠陥がある」と発表した、ロシアのリージョナルジェット機「スホイ・スーパージェット100」の点検結果を明らかにしました。保有する22機の内11機で「潜在的な異常が見つかった」と発表しました。この11機は現在運航できない状態、とのことです。
写真は成田空港で見たヤクーツク航空の「スホイ・スーパージェット100(SSJ-100)型機」です。
@インドで「燃料不足」と嘘をつき、優先着陸を競ったパイロットが乗務停止に
昨日の「SankeiBiz」によりますと、現地時間11月30日、インドのコルカタ空港で3機の旅客機が、燃料不足を理由に優先着陸を要請する事件があった、とのことです。最初にインディゴ航空機が管制官に「燃料が不足しているので、優先着陸をさせて欲しい」と管制官に要請し、これを、聞いたエア・インディア機とスパイスジェット機が続けて優先着陸を要請しました。インド民間航空局の調べによると、この3機はいずれも燃料不足の事実はなかった、とのことで、3機のパイロットを乗務停止の処分にした、とのことです。この事件の背景には急成長するインド航空界で、空港の施設整備が追いつかず、空港が混雑して着陸順番待ち時間が、ピーク時には45分〜1時間にも達することがあるのが原因、とのことです。
【コメント】かなり前ですが、日本の空港でも、離陸のラッシュ時には、離陸順番がエンジン始動で決まることから、ある航空会社のパイロットの多くが、エンジンを始動していないのに、管制官に「エンジンをかけた」と申告している、と言う話しを聞いたことがあります。これも、燃料コスト削減のためだったようです。
*12月28日
@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」82〜84例目が発生
昨日深夜、2016年度「カーフュー弾力的運用」82〜84例目が発生しました。
・82例目 広島発成田行きの「Spring Japan」624便・B737-800型機が、午前中の成田空港の強風により、出発が遅れた、玉突き遅延のため、成田空港到着が遅れ、午後11時3分にA滑走路に着陸したものです。
・83例目 ジェットスター ・J 116便・A320型機が午前中の成田空港の強風と新千歳空港の混雑により到着が遅れ、午後11時6分にA滑走路に着陸したものです
・84例目 高松発成田行きのジェットスター ・J 416便・A320型機が、午前中の成田空港の強風により、出発が遅れた、玉突き遅延のため、成田空港到着が遅れ、午後11時22分にA滑走路に着陸したものです。
@小泉市長が「内窓設置以上の対策が必要」、夜間騒音体験会で
今日の千葉日報によりますと、23日夜に成田市東和泉地区で行われた「夜間の航空機騒音体験会」に参加した、小泉成田市長は「内窓設置以上の対策が必要」と感想をもらした、とのことです。
@昨日午前の成田空港で強い横風吹く
昨夜のFNNニュースによりますと、昨日午前の成田空港では強い南西の横風が吹き、着陸する航空機が左右に揺れて、かろうじて着陸する様子が映像で見られました。
@「東京シャトル」の累計利用者が400万人突破
京成バスは「東京シャトル」の累計利用者が400万人突破(何時突破したかは分かりません)記念で、クイズに答えると「東京シャトルオリジナル目覚まし時計」をプレゼントするキャンペーンを始めました。応募は来年1月15日までで、400名に当たる、とのことです。
@日本エアコミューター機が車輪トラブルで引き返す
今日午前7時45分頃、鹿児島発奄美大島行きの日本エアコミューター3721便・CRJ200型機が離陸したところ、車輪が格納されていない、との警告が出ました。このため、同機は鹿児島空港に引き返しました。同便は整備後、9時30分頃に再出発しました。
@バニラの11月実績は提供座席増も好調維持
バニラ・エアが今日発表した「11月輸送・運航実績」によりますと、国内線旅客数は前年同月比(以下同じ)29.6%増、搭乗率は0.9ポイント増の85.4%となり、国際線旅客数は41.2%増、搭乗率は0.1ポイント増の84.6%となりました。
運航実績は国内線欠航率が1.5%、定時出発遅延率が22.1%となり、国際線欠航率は0.5%、定時出発遅延率は24.3%となっています。
@4日にモーゼスレイクで MRJ の見学会実施
三菱航空機会社が発表した「MRJ Newsletter 12月」によりますと、現地時間4日に米国の試験飛行拠点となる「モーゼスレイクフライトテストセンター (MFC)の格納庫」で近隣の住民や地元企業、空港関係者、職員の家族を招いて、 MRJ の見学会を行いました。見学会には約170名が参加しました。
@スクートが機体に存在しない座席(?)を販売
ライブドアニュースによりますと、先月末にバンコク発成田行きの「スクート」機で、乗客の席が存在しないトラブルがあった、とのことです。オーバーブッキングで席が足りなくなった、と言う話しは時々聞きますが、スクートの発券した「7G」などの座席は、使用する機体に存在しない座席だった、とのことです。乗客の抗議の末、結局、空席に座れることになり、無事に成田空港に帰れた、とのことです。
@インド・ジェットエアウェイズ機が滑走路を逸脱し、15人が軽傷
現地時間27日未明に、インド南部・ゴアの空港で離陸に向け移動していたジェットエアウェイズのB737型機が、駐機場から滑走路に入ろうとしたところ、滑走路から逸脱してしまいました。乗客・乗員161人は緊急脱出しましたが、その際に15人が軽いケガを負った、とのことです。写真を見ますと、機体の先端部が地面に着いているようです。前輪に何らかのトラブルが発生したようにも見えます。
@デルタ航空がB787-8型機18機をキャンセル
現地時間27日、デルタ航空とボーイング社は確定発注していたB787-8型機18機のキャンセルで合意しました。この発注は合併する前のノースウエスト航空が発注していたものです。
写真は、10年ぐらい前まで成田空港に数多く飛来していたノースウエスト航空機です。
@エアバスがエミレーツ向けのA380型機6機納入を1年後倒し
エアバスは来年にエミレーツ航空に納入する予定だった6機のA380型機納入を2018年に延期することで、同航空と合意しました。さらに、2018年に納入予定だった6機も2019年に延期します。
*12月27日
@来年度に羽田の着陸料値上げ、低騒音機導入の料金体系も
昨日の「日刊航空」によりますと、国土交通省は「平成29年度航空局関係予算概算要求」の中で、「羽田空港において、低騒音機の導入を促進しつつ、機能強化に係る事業を着実に推進するため、羽田の国際線着陸料を引き上げる」(リンクの25ページ)としています。着陸料を現行の最大離陸重量1トン×2400円から、2600円に値上げします。さらに、低騒音機導入促進のため、航空機の騒音を考慮した着陸料を導入する方針で、EPNdB(騒音値−83)×3400円とする、騒音値に応じた料金を加える、としています。これにより、年間30億円程度の増収が見込まれる、としています。
これにより、羽田空港のB777-300ER 型機着陸料は93万800円となる見込みで、B787型機の場合は46万6800円となる見込みです。ちなみに、成田空港ではB777-300ER 型機着陸料が56万2650円、B787型機は32万5500円となっています。
@ロシア軍のTU154型機はソチの沖合1.5Kmに墜落、生存者はいない模様
現地時間25日早朝に黒海に墜落したソ連軍のTU154型機事故ですが、ソチで給油してシリアに向かって離陸直後に墜落した、とのことです。墜落地点はソチの海岸から約1.5Km沖合で、深さは約70m〜100mの所とのことです。乗客・乗員の生存者はない模様です。原因については機体の故障やパイロットのミスなどが取りざたされていますが、テロとの関係は当局によって、否定されています。
写真は成田空港のエンジン・ノイズサプッレッサーの前に駐機するウラジオストック航空のTU154型機です。
@コロンビア航空当局がラミア・ボリビア航空機事故の中間報告公表
コロンビア航空当局は現地時間26日、同11月28日に墜落したラミア・ボリビア航空のアブロRJ型機事故(2016年11月30日出来事参照)についての中間報告を発表しました。報告書では同機のパイロットが燃料不足を認識していたにもかかわらず、途中での燃料補給も検討したが、結局、飛行を続けたこと、積載貨物が同機の重量制限を超えていたこと、無理な飛行計画をボリビア航空当局が承認していたこと、などを指摘しています。
@エアバスがイラン航空に来年初頭にもA321型機を納入へ
エアバスは現地時間22日に、イラン航空との100機購入の正式契約を締結しましたが、この内、A321型機の初号機を来年初頭にも納入する、としています。
【コメント】何と素早い対応でしょうか。エアバスではA320型機のA320neo型機への変更があったりしているようですので、余った機体をイラン航空向けに振り替えているのでしょうか。同航空はA320型機を数機保有していますから、パイロットも問題がないのでしょうね。
*12月26日
@来年度予算案に成田空港機能強化費は盛り込まれず
政府が22日に閣議決定した、「平成29年度(2017年度)予算案」によりますと、航空局関係では46億円増の3891億円となりました。この内、首都圏空港機能強化関係では、羽田空港関係で609億円を盛り込みましたが、成田空港関係の予算は盛り込まれませんでした。成田空港関係としてはターミナルビルの CIQ 関係などで39億円が盛り込まれています。さらに、 NAA が行う事業として高速離脱誘導路整備を約694億円の自己財源で行います。
@松山発のジェットスター ・J 機が酸素マスクフタ開き欠航
昨日午後8時10発予定だった松山発成田行きジェットスター ・J 406便・A320型機が、前便で松山空港に着陸した際に一座席の酸素マスクの蓋が開き、この整備のために、欠航となりました。
@新千歳空港で大雪による欠航に中国人が抗議、もみ合いに
大雪で欠航が相次いだ新千歳空港で24日夜、欠航に怒った中国人約100人が空港職員に詰め寄り、一部は搭乗口のゲートを乗り越えて、機内に入ろうとするトラブルがありました。空港職員と警察官が阻止しようともみ合いになった、とのことです。この前にも、散発的に中国人が航空会社職員に詰め寄るトラブルはあった、とのことで警察が警戒を強めていました。
@三菱重工社長が MRJ 納入延期を事実上認める
三菱重工の宮永社長はマスコミ各社とのインタビューで、三菱リージョナルジェット(MRJ)の初納入時期について「守れるという状況にはまだない。納期を精査している」として延期する見通しを表明しました。しかし、初号機納入時期については明言せず、「1月中にはお話をする」と述べました。遅延の理由として、型式証明取得に向けての試験飛行が遅れていることを上げています。
*12月25日
@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」78〜81例目が発生
昨日深夜、2016年度「カーフュー弾力的運用」78〜81例目が発生しました。いずれも、新千歳空港便です。
・78例目 新千歳空港発成田行きのジェットスター ・J 106便・A320型機が、前便で新千歳空港の降雪による、管制制限のために遅れた、玉突き遅延で午後11時6分にB滑走路に着陸したものです。
・79例目 新千歳空港発成田行きのバニラ・エア908便・A320型機が、前便で新千歳空港の降雪による、管制制限のために遅れた、玉突き遅延で午後11時23分にB滑走路に着陸したものです。
・80例目 新千歳空港発成田行きのジェットスター ・J 114便・A320型機が、前便で新千歳空港の降雪による、管制制限のために遅れた、玉突き遅延で午後11時38分にB滑走路に着陸したものです。
・81例目 新千歳空港発成田行きのジェットスター ・J 116便・A320型機が、前便で新千歳空港の降雪による、管制制限のために遅れた、玉突き遅延で午後11時49分にB滑走路に着陸したものです。
@「飛行機の音に慣れた」と言う事は「健康に問題ない」と言うことではない
成田空港の騒音区域に住む人から「飛行機の音には慣れているから気にならないが、2・3日旅行に行って帰ってくると『おお、こんなにうるさかったのか』と思い知らされる」ということ良く聞かされます。
これは、一見すると「騒音も慣れれば大丈夫」と思われますが、よく考えてみると、気にならないだけで、実は騒音によって、常にストレスを受けている証明にもなります。
睡眠中の騒音を、血圧計や心拍計(最近は小型軽量化して睡眠中も気にならないよう機器があります)を使って調べてみると、目覚めることはないものの、航空機騒音が響くと、血圧が上がり、心拍が早くなるなどが、色々な論文で指摘されています。このストレスが長年にわたって蓄積して循環器系の障害を引きおこすのですね。
町中に住んでいる私の所でも、車の音や緊急車両の音が響きますが、旅行に出かけ、静かなところで寝ると、思いもかけず、ぐっすりと寝てしまうことが良くあります。
「深夜早朝の飛行機の飛ばない時間を4時間に縮めよう」と言う、今回の成田国際空港株式会社の提案はこのような、住民の健康への影響をどう考えているのでしょうか。
@バニラの成田=セブ線が今日から運航を開始
バニラ・エアの成田=セブ線が今日から運航を始めました。1日1往復となります。初便はほぼ定刻の午後1時26分に出発しました。台風26号は大丈夫でしょうか。
@90人以上が乗ったロシアの軍用輸送機が消息を絶つ
ロシア国防省は、現地時間25日午前5時40分頃、ロシアのアドレル空港からシリアのラタキアの空軍基地に向かっていた、ロシア軍の輸送機・TU154型機が消息を絶った、と発表しました。同機にはロシア軍の有名な公式楽団「アレクサンドロフ・アンサンブル」のメンバーら乗客・乗員91人が搭乗していた、とのことです。同機の残骸が黒海で発見された、との情報もあります。
*12月24日
@50年ぶりの大雪で、新千歳空港で約6000人が滞留
昨夜、12月としては50年ぶりの大雪に見舞われた新千歳空港では、過去最高の約6000人が空港で一夜を明かしました。昨日は発着予定の約380便の内、284便が欠航し、おまけに、新千歳空港と札幌などを結ぶ快速列車も60本が運休となりました。航空機利用者の中には2夜連続で夜明かしする人もいました。
今日午後から成田空港路線でも、また欠航が出始めています。さらに、この影響で機材繰りのため、他の路線での欠航や変更が多数出ているようです。
@リビア国内線でハイジャック、全員無事に解放
現地時間23日早朝、リビア南東部のセブハからトリポリに向かっていたアフリキア航空209便・A320型機がハイジャックされ、地中海のマルタ島に着陸しました。ハイジャック犯は2人で、手投げ弾で武装し、要求が入れられない場合は航空機を爆破する、と威しました。犯人は結局、数時間後に投降し、けが人は一人も出ずに解決しました。犯人は乗客・乗員を解放する条件として亡命を要求した、との報道もありますが、関係当局は公式には発表していません。手投げ弾は模造だった、とのことです。
*12月23日
@多古町で久しぶりの説明会、 NAA 提案に反対する意見多数
多古町で21日夜、久しぶりの首都圏空港機能強化に関する住民説明会が開かれました。説明会には住民約120人が出席しましたが、空港運用時間の延長については、大半の住民が反対の意見を述べました。住民からは「大阪空港は最高裁までいって、夜間利用差し止めを勝ち取った。成田空港でも住民が裁判起こすなら、和解しようということなのか。」「成田は内陸空港、深夜と早朝便は羽田に回してほしい」「大勢の人が『NO』を唱えている。抜本的な対策が必要なのでは」「四者協は、空港機能強化の推進団体ではないのか」などの意見が出ました。これに対して、 NAA は「空港だけでなく、日本経済を支え、闘っている。この強化案がなければ、国際間競争には太刀打ちできない」などの説明を繰り返しました。一部の推進派住民からは「空港強化は経済的な起爆剤。多古は空港の隣。今まで以上の恩恵に期待したい」などの意見が出ました。
【コメント】 NAA の説明は「お国のために、寝る時間を削られることぐらい、我慢しろ」と言っているようですね。戦前の『お国のために』が復活しているように感じます。何が『共存・共栄』なのでしょうか。
@「夜間緩和には厳しい意見があるので、関係者で協議する」と夏目社長
成田国際空港株式会社(NAA)の夏目社長は昨日の記者会見で、首都圏空港機能の強化説明会で、「空港運用時間の拡大により、睡眠が妨害される」との住民の批判が強いことに関して「世界の空港と競っていくためには原案が最もふさわしいと責任を持って提案しているが、夜間緩和には厳しい意見も多いと聞いているので、それも踏まえてどうしたらいいか検討したい」と説明会が終わった段階で関係者と協議する事を明らかにしました。これは、 NAA が提示した空港運用時間延長提案の修正に含みを持たせてものと見られています。また、来年2月中に、航空科学博物館の敷地内に夜間の防音対策としている「寝室への窓2重化」を施行したモデルルームを設置して、効果を体験できるようにする考えを明らかにしました。
@日本航空が今日から成田=バンコク線を増便
日本航空は今日から来年3月25日まで、成田=バンコク線を週14便(1日2往復)に増便します。機材はB787-8型機を使います。同航空は羽田=バンコク線も1日2往復運航していますので、合わせるとバンコク線は1日4往復になります。
@成田空港で出国ラッシュ始まる
成田空港では昨日から年末年始を海外で過ごす人の出国ラッシュが始まりました。 NAA の予想では昨日だけで、約4万4000人が出国する、とのことです。
@日本貨物航空が成田=台北線の北九州経由を取りやめる
日本貨物航空は現在1日1往復を運航している成田=北九州=台北線貨物便の北九州経由を、来年1月末でとりやめ、直行便とすることにしました。これにより、北九州空港の国際貨物定期便はなくなることになります。
@ピーチの重大インシデント機がトラブル後も運航を継続
昨日のピーチ・アビエーションの羽田空港着陸滑走路誤認トラブルですが、当初は管制官からC滑走路に着陸するように指示されましたが、風向が変わったため、進入が反対側からに変更になった、とのことです。この時に、C滑走路とD滑走路を間違えてしまったようです。同機はそのまま、次の便で関西空港に飛んだようで、運輸安全委員会の調査官3人は関西空港に向かいました。
【コメント】2014年の重大インシデントの時も同じような対応がありました。このような時に、次の飛行を行ってしまうと、ブラックスボックスの飛行データやボイスレコダーの録音が消えてしまうこともあり、原因究明が出来ない可能性があります。2014年の時にも当該機は運航を続け、音声データは消えていました。このようなトラブルがあった場合は、運航管理者が当然、運航を停止するべき責務があるはずです。今回の場合も、利益を重視して、運航を継続したとすれば、安全運航をないがしろにしたことになり、同航空の安全管理に対する姿勢が問われます。ある意味、証拠隠しにもなるのではないでしょうか。
@新千歳空港で再び大雪、約3000人が空港で一夜を明かす
新千歳空港では昨日、大雪に見舞われ、約225便が欠航しました。このために、出発できなかった乗客など、これまでの最高の約3000人が空港のロビーで一夜を明かしました。雪は今日も降り続くものと見られ、今日の便にも影響が出る見込みです。
@日本航空の11月は国際線・国内線共に好調
日本航空が21日に発表した「11月 JAL グループマンスリーレポート」によりますと、国際線の旅客数は前年同月比(以下同じ)1.7%増の68万3391人となり、利用率は2.4ポイント増の80.1%となっています。一方、国内線旅客数は2.3%増の286万3031人、利用率は0.3ポイント増の73.5%となりました。
成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が10.7ポイント増の84.4%、成田=札幌線は12.9ポイント増の65.0%、成田=名古屋線は5.1ポイント増の70.7%、成田=福岡線が22.6ポイント増の69.6%とそろって好調でした。
また、運航状況は欠航率が国際線で0.1%、国内線で0.7%、また、定時出発遅延率は国際線で6.6%、国内線で6.5%となっています。
@関西空港の新ターミナル供用開始は1月28日に
関西エアポートは昨日、第2ターミナルの国際線ターミナルとなる新ターミナルの供用開始を、来年1月28日とする、と発表しました。
*12月22日
@成田空港の11月運用状況は好調
成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「11月 空港運用状況」によりますと、
総発着回数は前年同月比(以下同じ)5%増となりました。この内、国際線は5%増、国内線は6%増となっています。
また、総旅客数は6%増で、この内、国際線旅客数は5%増となり、日本人は6%増、外国人は13%増となっています。また、国内線旅客数は10%増となりました。
総国際線貨物量は6%増で、輸出量は12%増、輸入量は5%増となりました。
給油量は1%減となっています。
総発着回数、国際線発着回数、国内線発着回数、総旅客数、国際線外国人旅客数、国内線旅客数の6項目で、11月としては過去最高となっています。
@ NAA が「成田空港公式ホームページ」を全面リニューアル
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、「成田空港公式ホームページ」を全面リニューアルした、と発表しました。
@ NAA が「ブランドロゴ」をリニューアル
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、「成田空港ブランドロゴをリニューアルする」と発表しました。
@ピーチ機が羽田空港で閉鎖中の滑走路に着陸試みるトラブル
今日午前0時40分頃、台北発羽田行きのピーチ・アビエーション1028便・A320型機が閉鎖中のD滑走路に着陸しようとし、直前に気付いて、着陸をやり直すトラブルがありました。同機はその後、無事に羽田空港に着陸しました。運輸安全委員会は事故に繋がりかねない重大インシデントとして、調査官を派遣しました。
同社は2014年4月28日にも那覇空港で重大インシデント(2014年4月29日の出来事参照)を起こしています。
@11月の訪日外国人は13.8%増も、伸び率は鈍る
観光局が昨日発表した「11月 訪日外客数(推計値)」によりますと、訪日外客数は前年同月比13.8%増の187万5400人となり、11月としての過去最高を記録しました。しかし、前月10月の16.8%増からは3.0ポイント減になりました。今年1月の52.0%増と比べると38.2ポイント減となります。
一方、出国日本人数は10.6%増とこちらは好調です。
@「大韓航空機客室乗務員の訓練が出来ていない」と米国の有名歌手が批判
現地時間21日、ハノイ発仁川行きの大韓航空機内で、泥酔した男性乗客が 機内で暴れて、拘束されるトラブルがありました。この際に、米国のポップ歌手・リチャード・マークスさんがこの男の拘束に協力しましたが、「ある狂った乗客が乗務員とほかの乗客たちに乱暴を働いていたが、乗務員たちはこのような状況に対する訓練が全くできていなかった」とフェイスブックに書き込みました。
【コメント】5月27日に羽田空港で起こった大韓航空機のエンジン火災トラブルの際にも乗客から、客室乗務員の訓練不足が指摘(2016年5月28出来事参照)されていました、まだ、訓練不足が解消されていないのでしょうか。安全にかかわりますね。
@コロンビアで貨物機が墜落、5人が死亡
現地時間20日夕方、コロンビア東部ビチャダ州プエルトカレニョで、地元航空会社のボーイング727貨物機が離陸後間もなく墜落、炎上し、乗員6人のうち5人が死亡しまた。同機は滑走路端のフェンスを引きずるように、何とか離陸しましたが、その後急旋回し、墜落炎上した、とのことです。
*12月21日
@「Spring Japan」が1月28日〜3月25日に成田=関西線を週14便に増便
「Spring Japan」は昨日、来年1月28日から3月25日まで、現在は週10便で運航している成田=関西線を週14便の、1日2便体制に増便する、と発表しました。当面は中国の春節(旧正月)の需要に合わせたものですが、3月26日以降については、需要の動向を見ながら決定する、としています。
@来年の海外旅行と国内旅行は今年並み、訪日外国人旅行は12.0%増の見込み
JTB が昨日発表した来年の旅行動向によりますと、日本人の海外旅行は前年比(以下同じ)今年と同じ1700万人となり、国内旅行は0.4%増と微増の見込み、となっています。一方、訪日外国人数は12.0%増の2700万人と堅調ですが、伸び率は約10ポイント低下する、としています。一人当たりの旅行平均消費額は国内旅行が0.3%増、海外旅行が3.8%増となる見込みです。2月からの燃油サーチャージャー復活が旅行費用を押し上げる、としています。なお、今年の海外旅行者数は4.8%増の1700万人、訪日外国人数は22.1%増の2410万人と予測しています。
@大韓航空で22日〜31日まで部分スト、原因は「中国ブラックホール」
今日の韓国「中央日報日本語版」によりますと、大韓航空のパイロット組合は22日から31日まで部分ストライキに入り、日本路線にも影響があり、27日の成田発仁川行きのの706便が欠航となります。このストライキの背景には、中国の航空会社のパイロット引き抜きがある、としており、この現象を「中国ブラックホール」と呼んでいるそうです。韓国パイロットの平均年収は約1400万円ですが、中国の航空会社が引き抜きの際に提示する年俸は2500万円〜3570万円も及びます。このため、組合側の要求は年俸の29%アップとなり、これに対する会社側の案は1.9%アップと大きな開きがあるので、ストは中止されない、とのことです。
*12月20日
@「落下物対策としての移転補償を」と成田騒対連の成尾会長
昨日の千葉日報によりますと、昨日、成田市役所で開かれた「成田空港騒音対策地域連絡協議会」の常任理事・幹事会で、成尾会長は空港運用時間の延長案について「わずか4時間しか静かな睡眠時間がないのはあまりに非常識」として、計画の再検討を国土交通省に求めました。また、航空機落下物に対する対策と、これに伴う移転対策が進んでいない状況について「住民の不満は限界にきている」とし、国土交通省と NAA に対して早期対応を求めました。
@成田空港のリテール事業売上げは3年連続で1位!
今日の「DIAMOND online」に掲載された山田英夫氏の「成田空港を支える『非航空系事業』の知られざる収益力」によりますと、成田空港は非航空系事業の営業収益が航空系事業の営業収益を上回っていますが、利益率は航空系事業が4.7%に対して、非航空系事業は同33.7%と大幅に上回っています。この中でもリテール事業の営業収益は813億円とダントツに多く、利益率も30.0%となっています。その結果「成田空港のリテール事業の売上はショッピングセンターのランキング(繊研新聞調査)で、並み居るアウトレットをおさえ、2013年度から3年連続1位となっている」とのことです。
@ NAA がホンダの燃料電池自動車を導入
成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、ホンダの開発した燃料電池自動車(Honda 『CLARITY FUEL CELL』)を導入する、と発表しました。成田空港にはすでに、燃料電池自動車用の水素ステーション(右写真)が設置されています。
@ MRJ 試験2号機が米国の試験飛行拠点に到着
今朝、たまたまアクセスした「Flightradar24」によりますと、三菱リージョナルジェット(MRJ)試験2号機(JA22MJ)の飛行の様子が出てきました。同機は米国サンノゼから試験飛行拠点になる「米国ワシントン州にあるグラント・カウンティ国際空港」に、日本時間今日午前9時30分(現地時間19日午後4時30分)頃、到着しました。同機はホノルルからサンノゼまで約5時間の飛行でサンノゼ空港に到着し、サンノゼ空港で給油と点検整備を行い、約4時間後にサンノゼ空港を出発して、一気にグラント・カウンティ国際空港まで、飛んだようです。写真は「Flightradar24」のキャプチャー画像です。薄くて分かりにくいですが、左上の滑走路が交差している所がグラント・カウンティ国際空港です。18日の出来事でも書いた、ホノルル引き返しですが、悪天候のためにホノルルに4日間足止めされた、とのことです。なお、グラント・カウンティ国際空港到着時の写真が「Aviation Wire」に載っています。
@日本航空も燃油サーチャージャーの復活を発表
日本航空は昨日、国際線運賃にかける燃油サーチャージャーを来年2月1日発券分から10ヶ月ぶりに復活させる、と発表しました。額は全日空とほぼ同じになります。
*12月19日
@成田空港の11月貿易額は輸出額が大きく伸び、輸入額は大幅減少
東京税関が今日発表した「成田空港11月輸出入額」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)16.3%増と、4ヶ月連続の前年同月比プラスとなりました。一方、輸入額は17.1%減と、9ヶ月連続の前年同月比マイナスとなっています。
@成田エクスプレスの年末年始予約は6%増
JR 東日本が発表した年末年始の予約状況によりますと、成田エクスプレスの予約は前年同期比6%増となっています。
@全日空が燃油サーチャージャーを10ヶ月ぶりに復活
全日空は今日、来年2月1日〜3月31日発券の国際線運賃にかける燃油サーチャージャーを1ランク引き上げる事を発表しました。燃油サーチャージャーの復活は4月以来10ヶ月ぶりとなります。詳しくは同航空ホームページを見て下さい。
@イランがA380型機の発注を取りやめる
今日のブルームバーグジャパンによりますと、イラン航空のCEOは現地時間18日、従来、13機購入する、としていたエアバスのA380型機発注を取りやめることを明らかにしました。全体で118機としていた購入も、100機に縮小し、発注総額も100億ドル未満となる見通しを明らかにしました。
*12月18日
@深夜・早朝時間帯に羽田空港は使えないのか?
首都圏機能強化で成田空港では運用時間を「午前5時から翌日の午前1時までとする」案が NAA の発表した計画で提案されています。騒音下に住む人たちが「静かに眠れる時間が4時間」となる、無謀な提案です。この理由として「 LCC の要望が強い」としています。
先月28日に、周辺住民や本会が受けた国土交通省のレクチャーによりますと、国土交通省の高橋専門官は成田市民の「(首都圏機能強化というのだから)羽田空港や茨城空港も使えるのではないか」と質問したのに対し、「成田空港だけではなくて、当然、羽田空港も考えている」と答えました。
とすると、「深夜・早朝時間帯には羽田空港を利用する」と言う事も考えられるのではないでしょうか。羽田空港も深夜・早朝時間帯の発着枠は余裕があるはずです。実際に、 LCC のピーチ・アビエーションは羽田=台北線を午前5時55分発、午前0時45着で運航し、羽田=ソウル線を午前1時55分発、午前0時55分着、羽田=上海線を午前2時10分発、午前4時55分着で運航しています。
内陸空港である成田空港と違い、羽田空港ならば主に海側を使う離着陸飛行コースを使えば、騒音問題はほとんど起こらないと思われます。
航空会社側からいえば、羽田空港に乗り入れるには羽田空港に整備や搭乗手続の社員を配置せねばならず、コストがかかることは分かりますが、一般的に、交通のアクセスが良い羽田空港ならば深夜・早朝便でも高利用率が見込めるのでは、と考えるのですが。ピーチ・アビエーションの狙いもこんな所にあるのではないでしょうか。LCC 以外の航空会社は強力なライバル出現に脅威を感じるかも知れませんが。
@ MRJ 試験2号機がホノルル空港で足踏みか?
MRJ の試験2号機ですが、「Flightradar24」によりますと、写真のように、世界標準時17日15時10分頃ハワイのホノルル空港を離陸しましたが、約2時間40分後の17時50分頃、ホノルル空港に着陸したようです。トラブルがあって引き返したのか、元々、確認事項があって試験飛行を行ったのか、理由は分かりません。
*12月17日
@ NAA が20日から「メガホンヤク」を本格導入
成田国際空港株式会社(NAA)は20日からメガホン型多言語音声翻訳サービス「メガホンヤク」(2015年11月14日の出来事参照)を3台正式に導入します。今後、本格的に導入し、最終的には数十台まで増やす計画です。
@千葉交通と会津バスが成田空港=会津若松直行バスを運行へ
千葉交通と会津バスは23日から会津若松・猪苗代〜成田空港間を結ぶ高速バスの運行を開始します。運行日は月・金・土・日曜日で1日1往復とします。運賃は大人6000円で、途中で郡山駅にも停まります。
@国内 LCC の年末年始の予約は好調
成田空港に乗り入れている国内の格安航空会社(LCC)が昨日発表した年末年始予約数は下記の表のようになっています。いずれも、好調ですが、 LCC の場合は間際予約で実際にはもっと伸びるかも知れません。
航空会社
|
予約数
|
前年比
|
予約率
|
前年比
|
|
ピーチ・アビエーション
|
国際線
|
69275
|
28.9%増
|
82.8%
|
2.0ポイント減
|
国内線
|
103478
|
0.1%増
|
72.2%
|
1.7ポイント減
|
|
ジェットスター ・J
|
国際線
|
23670
|
61.2%増
|
73.5%
|
6.1ポイント増
|
国内線
|
129816
|
3.8%減
|
63.2%
|
0.5ポイント増
|
|
バニラ・エア
|
国際線
|
43208
|
52.7%増
|
86.0%
|
0.4ポイント減
|
国内線
|
35031
|
11.5%減
|
79.8%
|
12.6ポイント減
|
|
Spring Japan
|
国際線
|
4170
|
ーーー
|
84.8%
|
ーーー
|
国内線
|
23077
|
67.3%増
|
81.4%
|
1.5ポイント減
|
@全日空機が客室の白いもや発生で引き返す
昨日午後9時30分頃、羽田発関西行きの全日空97便で離陸後に、客室に白い靄のようなものが発生し、同機は羽田空港に引き返しすトラブルがありました。全日空によりますと、原因は貨物室の空気ダクトの破損、とのことです。
@ MRJ 試験2号機がホノルルに到着
「Flightradar24」によりますと、 MRJ 試験2号機(JA22MJ)は世界時間15日9時30分頃、ハワイのホノルル空港に到着した模様です。
@墜落したエジプト航空機の犠牲者の残留物から爆発物の痕跡
エジプト民間航空省は現地時間15日、今年5月19日にパリを出発したエジプト航空804便の墜落について「犠牲者遺体の残留物から爆発物の形跡が見つかった」との声明を出しました。これにより、墜落原因がテロの可能性も出てきました。
@A330neo 型機の初納入が6週間後倒しか
現地時間16日のウールストリートジャーナルは、TAPポルトガル航空CEOのコメントとして、エアバスがA330neo型機のローチンカスターマーである同航空への初納入を、約6週間延期したと報じました。
*12月16日
@カンタスが今日から成田=メルボルン線に就航
カンタス航空は今日から成田=メルボルン線を開設しました。1日1往復で、機材はA330-300型機を使います。この路線はカンタスグループのジェットスターも就航していますが、こちらは、来年2月25日に運休となる見込みです。それまでは、カンタスグループで1日2往復の運航となります。
@成田空港の年末年始国際線利用者は10.5%増の見込み
成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した年末年始(12月202日〜1月3日)の「国際線旅客推計」によりますと、総利用者数は前年同月比(以下同じ)10.5%増の110万200人と予測しています。出国が11.6%増、入国が9.3%増となっています。出国のピークは12月29日の5万100人、入国のピークは1月3日の5万200人となっています。
@日航の年末年始国際線予約数は2.5%減、国内線は12.5%増
日本航空が今日発表した年末年始(12月202日〜1月3日)の予約状況によりますと、グループ全体で国内線予約数は前年同月比(以下同じ)12.5%増となり、予約率は6.3ポイント増の70.4%、国際線予約数は2.5%減、予約率は1.7ポイント増の87.1%となっています。
@全日空の年末年始国際線予約数は13.4%増、国内線は10.0%増
全日空が今日発表した年末年始(12月202日〜1月3日)の予約状況は国内線予約数が前年同月比(以下同じ)10.0%増、予約率が6.4ポイント増の66.7%、国際線予約数は13.4%増、予約数は2.7ポイント増の81.5%となっています。
@全日空が日本で初めてのA320neo型機を受領
全日空は現地時間15日、ドイツ・ハンブルグで日本の航空会社としては初めてのA320neo型機を受領しました。17日に羽田空港に到着し、1月中旬より中国の近距離路線に就航させる、とのことです。なお、その前にも国内線に不定期で投入する可能性もある、としています。