2011年1月後半の出来事
*1月31日
@解説と資料のページに「成田空港における急患発生状況」を載せました。
@S&Pが成田空港会社の格付けを据置に
スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)は27日に日本のソブリン格付け(国債)の格付を「AA」から「AA−」に引き下げました。これに伴い、28日に日本政策金融公社など政府系5法人や電力5社や東京都などを「AA」から「AA−」に引き下げましたが、成田国際空港株式会社についてはNTTやトヨタ自動車などと共に「AA」に据え置きました。
@エジプトから366人が帰国の途に
エジプト・カイロの空港に足止めされていた日本人約600人の内、366人はエジプト航空の成田行きで帰国の途につきました。出発が遅れたために、定刻は午後0時着ですが、午後4時40分に到着する予定です。しかし、まだ約1600人が出国できていない模様です。
政府はエジプトにとどまっている日本人を出国させるために、カイロとローマに間にチャーター便3往復を運航することを決めました。
*1月30日
@最高裁が第2次嘉手納基地爆音訴訟の控訴を棄却
最高裁第1小法廷は27日付で、嘉手納基地の夜間早朝の飛行差し止めと第2審で除外された75WECPNL以上の地域住民に対する損害賠償を求めた控訴について、棄却する決定を行いました。これにより、第2審判決が確定しました。
原告466人は「飛行差し止めを認めない『第三者行為論』は憲法に違反する。賠償の対象から除外された読谷村座喜味以北の21人について賠償の対象と認める」事を求めていました。原告の弁護団長は「到底納得できない判断だ。厳しい被害を認めているにもかかわらず、それを止めない政府に対してお墨付きを与えた。これが人権のとりでである最高裁の判断なのか。無法な状態を追認するこんな国がどこにあるだろうか」と述べました。
@エジプトの政情不安でツアーが中止に・カイロで約500人が足止め
エジプトの政情不安で旅行各社のエジプトツアーが中止になっています。成田空港では昨日、搭乗手続きも済ませたツアー客が突然の中止で、機内預け荷物を取り出すことになり、エジプト航空965便のカイロ行きが約40分遅れて出発しました。
エジプトでは夜間外出禁止令が発令されて、今日、成田空港と関西空港に到着する予定のエジプト航空機が出発できなくなり、欠航しています。カイロ空港に約500人の日本人が足止めになっている、との情報があります。現在、エジプトにいる日本人旅行者は約2000人にのぼると見られており、早急な帰国を目指しています。
*1月29日
@国際線旅客の落ち込みが大きい・12月運用状況
成田国際空港株式会社が昨日発表した、昨年12月の成田空港運用状況によりますと、発着回数は前年同月比2%減、旅客数は同11%減、貨物量は同3%減、給油量は同5%減となっています。発着回数は11月と比べてやや多くなっていますが、国際線旅客は例年ですと11月よりも12月が多くなるのですが、今年は11月よりもやや減っています。この原因が分かりません。羽田空港国際化と日本航空の路線縮小は10月から始まっていますから12月の国際線旅客が11月よりも多くなっても良いように思うのですが、年末年始の旅客が羽田空港に多く流れたためでしょうか。国内線旅客は同23%増となっています。貨物量は全体として減っていますが、輸出は同5%増、輸入は同3%増となっており、仮陸揚が大きく減っている影響です。
@日本航空B777型機が一部の脱出シュート不具合のまま運航
成田空港で定期整備を行っていた日本航空のB777-300型機の主翼付近左右にある脱出シュートが整備のミスで作動しなくなっていることが判明しました。原因は2008年3月に委託で補修作業を行った際に、整備員がひもの結び方を間違えたため、とのことです。この整備員は同社のB777-300型機8機に同じ作業を行っており、残りの7機については点検作業を進めている、とのことです。ミスが発見された1機は約3年の間、整備不良のまま運航していました。この点検で、昨日の国内線3便と国際線1便が最大4時間45分遅れ、一部の便では中央部の座席を使用禁止にして運航しました。
日本航空は今日、「点検した結果、他の7機に異常はなかった」と発表しました。
@スカイマークが羽田空港国内線施設利用料値上げ分の上乗せを拒否
スカイマークは昨日、羽田空港ターミナルを運営する「日本空港ビルディング」が、「ターミナル改修などの資金を回収するため」として4月から国内線旅客取扱施設使用料を大人70円・子供30円値上げ(2010年12月15日の出来事参照)することについて、「値上げに正当な理由がなく、乗客への責任を負いかねるので、空港ビルディング側で徴収して欲しい」として、ティケット代金に上乗せして徴収する施設利用料の内、値上げ分についでは「徴収を拒否する」と発表しました。すでに、4月分の予約から徴収していないとのことです。
@全日空が12年度の新卒者採用を発表
全日空は昨日、2012年度の新卒者採用計画を発表しました。それによりますと、総合事務職が約30名、同技術職が約50名、客室乗務員が約400名となっています。パイロットについては、既に昨年10月から募集を始めています。総合職については卒業後1年以内の既卒者も対象とするそうです。
@ジェイエアが本社を大阪空港に移転
ジェイエアは名古屋空港から完全撤退するのに伴い、本社を名古屋空港から大阪空港に移転します。パイロットと客室乗務員は既に、大阪空港に転勤しています。残務整理が終わり次第、全社員が大阪空港に移ります。
*1月28日
@「成田空港民営化については来年度中に結論」行政刷新会議中間案
政府の行政刷新会議「規制・制度改革に関する分科会」は 26日、「中間案」をまとめました。その中で成田国際空港株式会社の民営化については「これまで完全民営化の方向性が議論されてきた成田国際空港株式会社について、完全民営化の具体的施策について検討し結論を得る。<平成 23 年度検討・結論>」としています。その他、運輸航空分野(中間案の260〜271ページ)については・航空会社への外資規制の撤廃・日本国内線への外国航空会社の参入規制(カボタージュ)の撤廃・航空管制業務の民営化、などを盛り込んでいます。カボタージュについては国土交通省が「ほとんど全部の国で、自国の航空会社の利益を守るために行われており、撤廃した場合には安全上の基準が守られるかどうかが担保されない」と反論したのに対して、「世界の消費者・荷主の利益を考えれば、世界に先駆けて行うべき」としています。
【コメント】カボタージュは撤廃が本当に「消費者の利益」になるのでしょうか。自国の利益を守るにはどんな事でも行う米国でさえカボタージュは撤廃していません。安全を犠牲にして、何の「消費者の利益」でしょうか。企業に「儲けの機会」を与えることだけが目的なのではないでしょうか。
@エアカナダが夏季ダイヤから成田=カルガリー線を週5往復で再開
エアカナダは昨日、3月27日から成田=カルガリー線を週5往復で再開することを明らかにしました。機材はB767-300ER型機を使います。昨年夏季は週3往復での運航でしたので、2往復の増便になります。
@フェデラルエクスプレス機が警報で成田空港に緊急着陸
昨日午前(もしかすると午後)6時35分頃、静岡県浜松市沖約100Km の海上を飛行していた関西発オークランド行きのフェデラルエクスプレス26便・MD11型貨物機で左主翼の防氷装置のトラブルを示す警告灯が点灯しました。このため、同機は成田空港に向かい、8時50分頃、無事緊急着陸しました。
@全日空がLCC会社設立を先送り
全日空の伊東社長は昨日の記者会見で、1月中に設立するとしていた格安航空会社(LCC)の設立を2月以降に延期することを明らかにしました。パートナーとなる香港の投資ファンドとの話し合いに手間取っている、とのことです。しかし、「2011年下半期の運航開始は変わらない」としています。
@全日空が米国直行便の運賃を約30万円引きに
全日空は26日、「2月3日〜3月31日までの米国直行便の運賃を約30万円引きで販売する」と発表しました。例えば、成田=ロサンゼルス線の往復運賃が68,400円となります。4月からのユナイティド航空・コンチネンタル航空との共同事業のメリットを浸透させるため、としています。
【コメント】格安航空券でもこの程度の航空券はありますから、驚くには値しませんが、元々、国際航空運送協会(IATA)が決めている標準運賃がおかしいのですね。これは、明らかにカルテルではないかと思うのですが、実態がかけ離れているので、カルテルとは見なされないのでしょうか。
@日本航空が2012年度の新卒採用見送りを検討
マスコミの報道によりますと、日本航空は2012年度の新卒採用を見送る方向で検討している、とのことです。相当の利益は上げているのですが、「整理解雇」まで行っていることから、ここで、新規採用実施には無理がある、との考えのようです。実施されますと、2年連続の新卒採用“ゼロ”となります。
@中国でも高速鉄道による騒音が問題に
このところ、中国で各地を結ぶ高速鉄道が開通していますが、それにつれて、沿線の住民から騒音に対する苦情が多発している、とのことです。中国の基準では70dB(どのような単位かは分かりません。dBと言っても色々ありますから。例えば1回毎の最高音は『dB(A)MAX』と書かれます。)以下とのことです。騒音対策は防音堤や防音壁やトンネルなどがあるそうです。
@B-787型機とB747-8型機を2011年度に25〜40機引き渡し
ボーイング社は26日、2011年度の見通しなどについて記者会見を行い、その中で、B-787型機とB747-8型機について「2011年度の引き渡しは両機種の合計で25〜40機になる」と発表しました。
【コメント】なんとも曖昧な発表ですね。まだ、混乱が続いていることを表しているのでしょうか。
*1月27日
@11市協が大阪・関空統合で要望書
大阪国際空港周辺都市対策協議会(11市協)は昨日、国土交通省に大阪空港と関西空港の統合について要望書を提出しました。要望書では大阪空港を「環境に配慮した都市型の基幹空港」として存続させ、「利用者ニーズに沿った柔軟な運用」として、国内長距離路線の就航やジェット機枠の緩和などを要望しています。
【コメント】騒音を増やしてどこが「環境に配慮した空港」なのでしょうか?
@「今年は訪日外国人1100万人を目指す」と溝畑長官
昨日記者会見した観光庁の溝畑長官は訪日外国人目標1000万人が達成出来なかったことについて、「突発的な円高が響いた」とし、2013年に1500万人、2019年に2500万人とする目標を継続する事を明らかにしました。また、「今年は1100万にに近づくように全力を尽くす」と述べました。しかし、民間のJTBは今年の訪日外国人を920万人としており、民間との乖離が大きくなっています。
@エアカナダが羽田=バンクーバー線の就航を見送る
エアカナダは26日、「3月5日に就航する」としていた羽田=バンクーバー線の就航を当面見送ることを明らかにしました。「この路線の需要動向が低調なため、」としています。当初、1月29日に就航することにしていましたが、3月5日に延期していました。今後、「羽田空港でアジアへの乗継に都合の良い時間帯が確保できれば就航を検討する」としています。
@日本航空が定時率1位に・2年連続
日本航空は昨日、米コンデューシブ・テクノロジー社が実施した、飛行回数が年3万回以上の大手33社を対象にした、到着予定時刻に対する遅れが15分未満の便の比率を集計した調査で、同社が89.9%で1位になったことを明らかにしました。2年連続の1位になります。今年は2位以下は発表されていません。
*1月26日
@エアインディアが7月2日から成田=デリー線をデイリー化
インドのエアインディアは26日、現在週4往復で運航している成田=デリー線を7月2日から週7往復に増便することを明らかにしました。これで、毎日1往復の運航になります。
@サニー航空が2月からの成田=シェムリアップ=バンコク・チャーター便を中止に
タイのサニー航空は2月から9往復運航するとしていた成田=シェムリアップ=バンコク線・チャーター便の運航を中止すると発表しました。機材の調達が間に合わなかったことと販売にエンジンがかからなかったことを理由に挙げています。同航空は昨年12月29日と今年1月2日に運航する、としていたチャーター便も中止しています。(2010年12月3日の出来事参照)
@「交通騒音にさらされた65才以上の脳卒中発生率が高い」
今日のAFP通信によりますと、医学誌「ヨーロピアン・ハート・ジャーナル(European Heart Journal)」電子版に載った論文によりますと、道路騒音にさらされた65才以上の脳卒中に罹る割合が、さらされていない人に比べて高くなっている、とのことです。この調査は1993〜1997年にかけて行われた「食生活とがんと健康の調査」に参加したデンマーク市内とその周辺に住む51,485人の病歴と居住歴を調べた結果とのことです。全体の脳卒中罹患率は8%でしたが、65才以上は19%になっており、交通騒音にさらされた人はさらに高くなっているそうです。
@ドアが開いているときの機内携帯使用を4月から許可に
国土交通省は昨日、航空機の乗り降りの際に携帯電話での通話やメールの使用を4月から認めることを明らかにしました。搭乗の際や降機の際に、全てのドアが閉まった状態でなければ、許可するとのことです。
@昨年の訪日外国人が約861万人
政府観光局が今日発表したところによりますと、2010年1年間に日本を訪問した外国人の数が約861万2000人となりました。2009年と比べ26.9%増となり、過去最高を記録しました。しかし、2008年と比べると3%増にとどまっており、政府が掲げた「2010年訪日外国人1000万人」の目標は達成できませんでした。
*1月25日
@昨年の成田空港日本人出入国者数が5.2%増も全国平均よりも低く
東京入国管理局が昨日発表した2010年の成田空港からの日本人出入国者数は前年比約5.2%増の約871万人となりました。また、外国人入国者数は同10.9%増の約420万人となりました。しかし、どちらも全国平均の伸び率と比べると低くなっています。
@済州航空が成田=ソウル線を6月にも開設の予定
韓国の格安航空会社(LCC)「済州航空」の社長は24日、「今年上半期にソウル=成田線を早ければ6月にも就航させる予定で、運賃は他社の半額程度を考えている」と述べました。
@ロシアのドモジェドボ空港で爆発・35人死亡
24日午後4時30分頃、ロシアのモスクワ郊外にあるドモジェドボ空港到着ロビーで爆発がありました。この爆発により、イギリス人2人を含む35人が死亡し、約180人が負傷した、とのことです。当局は自爆テロと見ているようです。爆発の1時間ほど前に日本航空機が到着し、1時間後に成田空港に向けて出発し、今日午前成田空港に到着しました。今のところ、巻き込まれた日本人はいないようです。
@カンタス航空国内線で急減圧トラブル
25日午前、オーストラリアのアデレード発メルボルン行きのカンタス航空機・B737-400型機が飛行中に、急減圧が発生し急降下するトラブルがありました。飛行中に2系統ある空調機器の1基が故障し、負荷が増大したため、もう1基もダウンして急減圧が起こりました。同機は11000mから3000mまで急降下しました。
【コメント】昨日の出来事でも書いた「安全な航空会社」の第1位はカンタス航空ですが、同航空もこのところ、トラブルが結構起こっているようです。前週も米国行きのB747型機でエンジン1基が故障してフィジーに緊急着陸するトラブルがあったとのことです。昨年の11月にはA380型機のエンジン爆発、2008年10月7日には急減圧で空軍基地に緊急着陸、同年8月にはB747型機の酸素タンク爆発で機体に大穴が開くなどのトラブルが起こっています。一歩間違えれば、墜落にいたる重大インシデントが起こっているのですね。
*1月24日
@「資料室」に「第37回騒音対策委員会議事録」を載せました
18日の「同時離発着飛行コースヒアリング」の時に成田空港会社の方から昨年3月24日に開催された「第37回騒音対策委員会議事録」を受け取りましたので、その中から、本会関係の質疑応答部分だけを資料室の「騒音対策委員会関係」のページに掲載します。要点のメモだけで質問していますので、くどいところや話し言葉で読みにくいと思いますが、ご容赦下さい。
年に1度の機会ですので、質問が多岐にわたっています。本会では年に2度の開催を要望していますが、成田空港会社は受け入れてくれません。信じられないかも知れませんが、この会議には報道陣は入れません。別室での視聴だけになります。騒音対策委員会の初期は反対運動も激しく暴力集団のテロもあり、会議場で灰皿が飛ぶこともあったそうですが、今はそのような危険はないのですが、「報道陣公開」にはなっていません。
なお、第33〜36回の本会関係の議事録も順次載せます。
@2009年度「安全な航空会社」と「危険な航空会社」のランキング
JACDEC(Jet Airliner Crash Data Evaluation Centre)がこのほど発表した2009年度の世界60社の「安全な航空会社」と「危険な航空会社」のランキングでは次のようになっているそうです。このランキングは2009年度の事故発生回数、死亡者数、欠航回数などから調査したものだそうです。全日空が6位に、日本航空は46位のようです。原文はこちら(?)から見られるようですが、ドイツ語です。
順位
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安全な航空会社
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危険な航空会社
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1位
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カンタス航空(オーストラリア) | TAM航空(ブラジル) |
2位
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フィンランド航空(フィンランド) | チャイナエアライン(台湾) |
3位
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ニュージーランド航空(ニュージーランド) | ゴル航空(ブラジル) |
4位
|
TAP ポルトガル航空(ポルトガル) | サウジアラビア航空(サウジアラビア) |
5位
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キャセイパシフィック航空 (香港を拠点とするイギリス系の航空会社) |
ガルーダ・インドネシア航空 (インドネシア) |
6位
|
全日空(日本) | 大韓航空(韓国) |
7位
|
エア・ベルリン(ドイツ) | トルコ航空(トルコ) |
8位
|
ヴァージン・アトランティック航空(イギリス) | タイ国際航空(タイ) |
9位
|
エミレーツ航空(アラブ首長国連邦) | フィリピン航空(フィリピン) |
10位
|
トランスアエロ航空(ロシア) | スカイウエスト(オーストラリア) |
@政府専用機の退役を検討へ
政府は所有する2機の政府専用機・B747-400型機を退役させる方針を固めた、とのことです。日本航空が同型機を全て退役させ、数年後には整備できなくなる可能性があるため、としています。その後については、検討委員会をつくって新規に購入する方向で検討する、とのことですが、財政難の折から、「民間機のチャーター機で良いのでは」と言う意見もあるそうです。現行の専用機は整備さへすれば、後10年は十分使える、とのことです。右写真は羽田空港に駐機する政府専用機です。
【コメント】前に、「同型機を運航している日本貨物航空に整備を委託したらどうか」と言う意見がある、と聞きましたが、どうなったのでしょうか。
@羽田空港で米陸軍大尉が拳銃と銃弾所持で逮捕
22日午後6時頃、羽田空港で米国から到着し、熊本行きに乗り継ごうとしていた米陸軍大尉の手荷物に拳銃1丁と実弾27発が入っているのが保安検査で発見されました。警視庁はこの大尉を銃刀法違反で現行犯逮捕しました。大尉は「護身用のものを、うっかり日本行きの荷物に入れてしまった」と供述しているそうです。
【コメント】世界で一番厳しいと言われる米国の保安検査で見逃されたのですね。どんなに厳しくしても、“完全”と言うことはありません。プライバシーの侵害をし、米国の象徴である“自由”を犠牲にしてまでもやるべき事なのでしょうか。保安検査が必要だとしても、限度があると思うのです。
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@船橋市でも羽田空港離着陸機の騒音に悲鳴
船橋市のホームページに載っている「後期基本計画素案に対する市民意見募集結果一覧」の「第2章 いつも身近に 「安らぎ」が感じられる まち」に下記のような意見が掲載されていました。やはり、羽田空港が拡張されてからの飛行コースの変更と便数の増加にな悩んでいる様子がうかがわれます。
「羽田空港発着航空機騒音公害対策」について 平成 22 年10月21日の羽田空港D滑走路供用開始以降、羽田空港からの離陸機の通過により、船橋市内いたるところで「ゴーゴーゴロ ゴロバリバリ」という大きな騒音が響きわたっております。 一部の地域においては、住宅地とは思えない不快きわまる騒音状態に陥っており、心安らかな暮らしができない状況になっています。 平成22年10月 21 日以前から、1日130便の羽田発離陸機が、 船橋市の海岸付近上空から、北あるいは西方面に高度2,000~3, 000メートルという必ず騒音公害発生が予想される低空で飛行して いましたが、10月21日以降は、平均190便と約60便増便され ています。 これは、羽田空港からの離陸便全体の40%強が、船橋市上空に集中しているということであります。 また、新たに、着陸便も、気象状況次第で相当数の便が市内上空を 通過することになっており、騒音増大が懸念されています。 さらに、飛行経路・方向の変更も加わり、市内上空での羽田発離陸機の滞空時間も長くなり、エンジン噴射の向きの関係もあり騒音が大幅に増えて、市内上空で1日のうち相当に長い時間にわたり騒音が鳴り響いている状態となっています。 本来、人の頭の上を通させてもらうのであれば、静かに通るもの。 通りすがりに、人の頭を足蹴りにするような不快な騒音発生は、全く 非礼そのもので、人の道をはずれており許されるものではありません。 騒音公害を被っている住民からすれば、突然ふってわいた災難で困惑のかぎりであり、いろいろ考えると人災と思えるものです。 船橋市としては、住民の目線に立って、住民が羽田発離陸機の騒音公害を被らなくてすむ対策を、早急に具体的に検討実施すべきと思わ れます。 また、場合によっては「羽田空港発着航空機騒音公害ゼロ都市」宣言をし、羽田空港の離陸機全体の40%強と、集中して船橋市上空を 通過することの妥当性を市民全体の問題として取り組み、検討協議す べきではと思われます。 とりあえず、「基本計画の第2章政策2 環境負荷の少ない資源循環社会の構築 、施策2)地球環境への負荷の低減」の(主要事業)に 「羽田空港発着航空機騒音公害対策」を是非追加し、市民等からの公 害苦情に対する適正処理に努めていただきたい。 |
*1月22日
@ローソンと災害時の協定結ぶ・成田空港会社@タイのスワンナブーム空港で周辺住民が抗議行動
20日と21日に、タイ・バンコクのスワンナブーム空港のターミナルで空港周辺住民約100人が政府や空港会社に対して、騒音被害に対する補償金を早期に支払うように求める抗議行動を行いました。住民は「支払われるまで、抗議行動を続ける」としています。
@中部空港で両足切断した元警備員が提訴
2008年5月8日に中部空港で警備中の警備員が搭乗橋の移動車輪に巻き込まれ両足を切断した事故(2008年5月8日の出来事参照)で、元警備員の男性は中部空港会社などに損害賠償を求める訴えを長崎地裁に起こしました。男性は搭乗橋の車輪に巻き込み防止装置(タイヤガード)を取り付けていれば事故は起こらなかった、としています。国土交通省の対策委員会は昨年1月にタイヤガード設置などの安全対策を提言しています。
*1月21日
@君津市が羽田着陸機の騒音で国土交通省に要望書
昨年10月31日の出来事で取り上げた、君津市の羽田空港着陸機の騒音に悩む方から下記のメールが届きました。それによりますと、君津市は国土交通省に対して騒音軽減の要望書を出した、とのことです。千葉市や千葉県はどう考えているのでしょうか?
市が、動いてくれました。電話があり、国交省に要望書を持参して陳情してくれました。市長名だそうです。やっと一歩前進です。実は、もう限界でして引越しも考えましたが、頑張れそうです。 |
@「LCCは4月から具体策に移行する」と森中社長
成田国際空港株式会社の森中社長は昨日の記者会見で、格安航空会社(LCC)専用施設について今年度中にも基本対応を決めて、4月から具体策に移行することを明らかにしました。昨年末に、一部マスコミに「専用施設建設見送る」との報道があったことについては明確に否定しました。ただ、「どの程度の設備になるかは需要動向を見て慎重に検討する」と述べました。また、今月の26日からシンガポールで行われるアジアの格安航空会社国際会議に出席し、10社程度の首脳と話し合うことを明らかにしました。
@シンガポールとの航空協議で13年度から成田は自由化
国土交通省は昨日まで行われていたシンガポールとの航空当局者協議で、成田空港の発着回数が27万回となる2013年度に乗りいれを自由化する事、その前にも成田空港発着回数が段階的に拡大した時点で、週7便までLCCも含めて乗りいれを拡大することで合意したことを発表しました。また、両国の航空会社が相手国の空港を経由して第3国に乗り入れる「以遠権」については、首都圏空港以外では自由にすることで合意しました。
【コメント】羽田空港については韓国の場合と同様に除外されたようです。“航空自由化”と声高に叫びますが、それぞれの国の利害が絡みますので、「完全な」自由化は難しいのでしょうね。
@日本航空が3月27日から成田=モスクワ線を週1往復増便
日本航空は昨日、「2011年度の路線便数計画」を発表しましたが、その中で、現在は週2往復している成田=モスクワ線を3月27日から週3往復(月・木・土曜日)に増便することを発表しました。
@関西空港と中部空港の中国便制限を撤廃
国土交通省は昨日、関西空港と中部空港への中国の航空会社便乗り入れ制限の撤廃を発表しました。即日実施した、とのことです。進展していない中国との航空協議を促進することと、中国人観光客の増加を狙ったものです。
@防除雪氷作業車が故障して6便欠航に・山形空港
昨日午前11時頃、山形空港で日本航空の防除雪氷作業車が故障したために、航空機の除雪作業が出来なくなりました。このために、ジェイエアの6便が欠航となってしまいました。
@台湾の空港で日本人が現金1916万円を没収される
16日に、台湾の桃園国際空港で日本から到着した日本人がスーツケースに現金2000万円を入れていたことが発覚し、この内、約1916万円を没収される出来事がありました。男性は金利の高い台湾の銀行に預けるつもりだった、とのことです。しかし、各国はマネーロンダリングを警戒して、現金の持ち込みには申告を必要としています。台湾では1万米ドル(約84万円)以上の持ち込みには申告が必要でしたが、男性は忘れてしまった、とのことです。没収されたときの男性の一言は「しょうがない」だったそうです。
*1月20日
@「同時離発着説明会の要旨」に、飛行コースー図などへのリンクを追加しました
@A滑走路北端を大改修工事・わだち対策
成田国際空港株式会社は来月から4月にかけて、A滑走路の北端部分約170mのアスファルトを補修することになりました。昨年夏にこの部分のアスファルトが猛暑により軟化して、わだちが深くなり航空機が動けなくなるトラブル(2010年7月20日の出来事参照)があったためです。アスファルトの補修は通常は10年毎に行っていますが、今回は5年で補修します。通常の補修では表面のアスファルトを20cmはがして行いますが、今回は40cmまではがして補修する、とのことです。工事は運用時間外の深夜・早朝に行います。
@ヱムパイヤ破産で成田空港会社の負債が3890万円
成田空港内に5店舗を展開していたヱムパイヤ・ エアポート・サービスの破産(13日の出来事参照)で成田国際空港株式会社の負債が賃料などで3890万8000円に上る事が明らかにしました。
@中国南方航空が成田=長春線を週1往復増便
中国南方航空は18日から、成田=長春線を週1往復増便して2往復(日・火曜日)としました。
@日航の「整理解雇」者146人が撤回求めて提訴
日本航空から整理解雇されたパイロットや客室乗務員146名は昨日、「整理解雇」の無効や損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしました。原告は機長17名、副操縦士57名、客室乗務員72名となっており、「整理解雇者」全体の約9割に当たります。
@「上場時期は延びるかも」と稲盛会長
日本航空の稲盛会長はTBS NEWSi のインタビューの中で、「足元の業績が良いだけでは、(株式を)買ってくれない。必ずしも上場が思ったとおりにいく、順調にいくとは断言できない」と来年末に予定している株式の再上場の時期が延びる可能性について言及しました。
@「集まった分だけで、3月末に増資する」と稲盛会長
昨日の出来事で、稲盛会長が増資について「今年末までにじっくり考える」と述べたと書きましたが、昨日の定例記者会見では増資について「集まった分だけでも3月末に増資する」と述べたようです。しかし、増資額は目標の500億円には遠く及ばないようで、残った分について「じっくり考える」との意味のようです。
@日本航空が新ロゴマークを披露
日本航空は昨日の記者会見で、新ロゴマークを正式に披露しました。右の写真が新ロゴマークです。新規購入機材から新ロゴマークを使う予定で、3月から国際線に登場する、とのことです。既存機については再塗装に合わせて書きかえる、とのことで、全てが新ロゴマークに切り替わるには8年かかる予定、とのことです。
@「泉州市・町関西国際空港対策協議会」が国土案受入で合意
関西空港の地元13市町でつくる「泉州市・町関西国際空港対策協議会」は昨日、首長による会合を開き、関西空港と大阪空港を統合する国土交通省案を容認することで合意しました。ただし、「補給金の継続」「大阪空港の廃港」「負債の解消策」などを要望することにしています。
@エアバスが旅客機価格を平均4.4%値上げ
エアバスはこのほど、民間旅客機価格を平均4.4%値上げしました。1月1日から実施しています。この中で、A380型機は8.4%の値上げになっています。エアバスは「A380型機が航空会社に大きな利益をもたらしている機体だから」としています。
*1月19日
@「同時離発着説明会の要旨」を「解説と資料のページ」に載せました
昨日成田空港会社の本社に行き、秋にも導入されるA滑走路・B滑走路からの同時離発着飛行コースについて、国土交通省の担当の方から説明をしてもらいました。説明会には本会会員など16名が参加しました。
問題になったのは南風の混雑時に騒防法第1種区域を通過して、高度が6000フィートを超えれば、A滑走路は西側に・B滑走路は東側に旋回させる新飛行コースです。これについて国土交通省側は「騒音が65dB程度なので迷惑はかけない」としていました。また、実施の前後で公開による騒音測定を行うと表明しました。安全対策については、同時離発着時の飛行コース監視は、近場は成田空港管制で、離れたところは羽田空港管制で行う、とのことでした。詳しくは上記ページで確認して下さい。
@全日空が6月16日から成田=成都線を開設
全日空は昨日、「2011年度ANAグループ航空輸送事業計画」を発表しましたが、その中で、6月1日より成田と中国内陸部の成都を結ぶ路線を開設することを明らかにしました。また、4月1日より、スターアライアンスに加盟するユナイティド航空・コンチネンタル航空と太平洋路線における共同事業を始めることも明らかにし、これにより、成田空港での乗継の利便性が向上する、としています。
@日本航空Gの国際線縮小で成田国際線発着が大幅減に
日本航空グループの国際線大幅縮小が実施された昨年11月の国際線発着回数を見てみますと、旅客便で前年同月に比べて1084回減少し、貨物便で同370回減少し、合計で1454回減となりました。11月国際線総発着回数の約1割がなくなったことになります。
@「成田空港共生委員会活動記録」を発行
成田国際空港の地域共生策を話し合う「成田空港地域共生・共栄会議」の第5回会合が昨日、成田市内で開かれました。終了後の記者会見で会長は、前身組織の「成田空港地域共生委員会」の約14年間の活動をまとめた記録集を発刊したことを明らかにしました。
@ルフトハンザ航空が24日に「東京号」の命名式典
ルフトハンザ航空は日本就航50周年を記念して、就航しているA380型機を「東京号」と名付けましたが、この命名式典を24日に出発45番ゲートで行います。
@ボーイング社がB-787型機の引き渡し延期を発表
ボーイング社は18日、全日空に引き渡すB-787型機初号機の引き渡しを2011年7〜9月期に延期することを正式に発表しました。初号機以後の引き渡しスケジュールについては決算発表の席で明らかにする、としています。
@破綻1年で稲盛会長が出資要請計画の見直しを表明
日本航空の稲盛会長は日本航空の破綻満1年を迎えるに当たってのマスコミ各社とのインタビューで、資本を強化するための出資要請について「債権放棄を強いられた大手金融機関の協力が得られないため、計画を白紙に戻し、年末頃までにじっくりと考える」と表明しました。また、整理解雇については「更生計画にあるものを変えては、債権者の信用を失う。やらざるを得ない。しかし、訴訟に対しては誠実に対応する。」と述べ、また、LCCについては「薄利の格安航空会社(LCC)に参入するのはどうかと考える。今は、現在やるべき事をきちんとやることが再建に寄与する。」と述べました。
@関西空港の昨年国内線発着回数が最低に
関西空港会社が昨日発表した「2010年の概況」によりますと、国内線の発着回数が前年比で16%減となり、過去最低を記録しました。しかし、国際線の発着回数は同1%増となり、旅客数は外国人旅客数が増えて同7%増と好調でした。
*1月18日
@「同時離着陸時の飛行コース」について話を聞いてきます
今日の午後、成田国際空港株式会社の本社で、今年秋にも実施される予定の「両滑走路同時離発着」時の飛行コースについて、国土交通省の担当の方から説明をしてもらうことになっています。従って、今日の更新は早くなります。
@「ジャルパック」と「ジャルツアーズ」が4月1日に統合
日本航空系の海外旅行会社「ジャルパック」と国内旅行会社「ジャルツアーズ」は昨日記者会見を開き、4月1日に両社が統合する事を正式に発表しました。統合後は旅行商品も海外旅行・国内旅行共に「JALパック」で統一して販売することになります。
@燃油サーチャージャーが相次いで値上げに・原油価格が高騰
内外の航空会社はこのところの航空燃料(ケロシン)の価格が高騰していることを受けて、2月からの燃油サーチャージャーの値上げを表明しています。国際旅客便だけではなく、貨物の燃油サーチャージャーの値上げも相次いでいます。国際線旅客便の燃油サーチャージャーを国内航空会社で見ますと、全日空は2月からの値上げを明らかにしていますが、日本航空は3ヶ月毎の見直しになりますので、2・3月は値上げがないことになり、2・3月は日本航空が燃油サーチャージャーが安いことになるようです。
@昨年の民間航空機の受注・納入共にエアバスがボー社を上回る
エアバスは17日、2010年の民間航空機のキャンセル分を差し引いた受注が574機と、2009年の約2.1倍になったことを明らかにしました。この内、A320型機シリーズが約7割を占めました。A380型機は32機でした。納入は510機と同約2.4倍となり、受注・納入共にボーイング社を上回りました。
*1月17日
@日本旅行業協会などが「成田空港利用促進キャンペーン」
日本旅行業協会はこのほど、成田国際空港株式会社の協賛のもとに「成田空港利用促進共同キャンペーン」を展開することになりました。成田空港会社・航空会社25社・在日外国観光局協議会・鉄道会社・バス会社・旅行会社と協力して共同キャンペーンを実施します。内容は(1)冬旅・春旅のプロモーション、(2)成田空港を利用 した海外旅行の促進、(3)キャンペーン専用サイトの立ち上げ、などとなります。
@大韓航空のA380型機は6月1日から就航
大韓航空は17日、A380型機を6月1日午前10時10分仁川発成田行きから運航を開始することを明らかにしました。同日夜には仁川=香港線にも就航する、とのことです。
@今日からシンガポールとの航空協議
国土交通省は今日から19日まで、シンガポールで同国との航空当局者協議を行うことを明らかにしました。首都圏も含めた航空自由化(オープンスカイ)について話し合う、とのことです。その後、2月22日からマレーシアと、続いて、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、ラオス、カンボジアと航空当局者協議を行う予定、とのことです。
【コメント】シンガポールとの交渉では、「首都圏の航空自由化」とはいうものの、羽田空港は含まれるのでしょうか。韓国との交渉では羽田空港は除外されていました。
@日本航空が4月から「鶴丸」ロゴマークを復活
日本航空は昨日、4月1日からロゴマークをかって使っていた「鶴丸」に変える方針を固めました。会社更生法手続を3月末までに終えて、新しい体制でスタートするのに合わせて変更する、とのことです。ただ、鶴の中にある「JAL」の文字は少し変える、とのことです。(右写真は1995年7月31日に成田空港で撮影した無塗装B747貨物機の尾翼です。)
@北海道エアシステム機が防氷装置警告で引き返す
昨日午前11時35分頃、新千歳発釧路行きの北海道エアシステム2725便・サーブ340B型機が離陸してまもなく、翼の防氷装置の不具合を示す警告灯が点灯しました。このため、同機は新千歳空港に引き返し、午後0時5分頃着陸しました。点検したところ、警報装置の不具合でした。このトラブルで3便が欠航となりました。
@イランがツポレフ154型機の飛行を2月19日で停止へ
イラン政府はこのほど、同国で使用しているロシア製の旅客機・ツポレフ154型機の飛行を停止するように命令しました。同国では17機のツポレフ154型機が使用されています。同型機はこのところ世界で事故が相次いでいますが、イランでは元々、同型機の飛行期限が2月19日になっていた、とのことです。
*1月16日
@フジドリームが静岡=福岡線と静岡=小松線で格安運賃
フジドリームエアラインズはこのほど、利用率が低迷している静岡=福岡線と静岡=小松線で、21日から一部座席に限り格安運賃を導入することを明らかにしました。静岡=福岡線では福岡発午前10時45分発と静岡発午後7時30分発の一部座席を片道15000円とします。また、静岡=小松線では全便の一部座席を片道6000円とします。期間は3月の26日までになります。