2019年5月後半の出来事
*5月31日
@ハワイアン航空の上級副社長が「羽田増枠でも、成田路線は維持する」と明言
19nen4gatu2 昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、日本航空との共同運航を行っているハワイアン航空の上級副社長は昨日開いた記者説明会で、共同運航の売り上げが、全日空と共同運航していたときに比べて25〜30倍に増加したことを明らかにしました。
また、2020年の羽田空港国際線増枠で羽田=ホノルル線が獲得できた場合でも、成田=ホノルル線は「一切変更しない」と述べました。
@「SPRING」が7月1日から成田=寧波線を毎日運航に増便
「SPRING」は今日、現在週4往復で運航している成田=寧波線を、7月1日から増便し、週7往復の毎日運航とする、と発表しました。予約は今日から受け付けています。
*5月30日
@昨日も香港航空機から部品脱落、4日間で8便から19個
今日の日本経済新聞(電子版)に載った共同通信によりますと、昨日午後3時5分頃、成田空港に到着した香港発成田行きの香港航空608便・A330型機から、ネジやブレーキ部品など5点が脱落しているのが見つかりました。これで、26日から同航空機からの部品脱落は4日間で8件目、部品脱落は19点になります。昨日は午後8時半頃到着した別の同航空機からも部品脱落が見つかっています。
【コメント】昨日も書きましたが、これは一体何なのでしょうか。もしかしたら、同社社員が安全に影響のない範囲で、意図的に行っているのでしょうか。小さい部品とは言え、飛行コース直下に住む住民にとっては不安です。
@成田空港4月の発着回数が久し振りに4%増、GW のおかげ?
成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「4月空港運用状況」によりますと、
総発着回数は前年同月比(以下同じ)4%増の2万1768回となり、4月としての過去最高とました。この内、国際線発着回数は4%増、国内線発着回数は3%増と4月としての過去最高となっています。ゴールデンウイークの10連休が貢献しているようです。
総旅客数は3%増の357万5700人と4月としての過去最高を記録しています。この内、国際線旅客数は3%増となり、外国人旅客数は3%増で170万5083人と4月としての開港以来過去最高となりました。国内線旅客数は2%増で4月としての過去最高でした。
国際貨物量は14%減と大きく減り17万445トンとなりました。この内、積込量は16%減で、輸出量も16%減となっています。取卸量は12%減で、輸入量は10%減となっています。
給油量は5%増でした。
@イスラエルのエル ・アル航空が来年3月に成田空港に乗り入れを発表
イスラエルのエル ・アル航空は昨日、来年の3月から成田=テルアビブ線を週3往復で開設する、と発表しました。飛行時間は成田発で12時間半となります。機材はB787-9型機を使います。成田=イスラエル間では今年9月に直行チャーター便を2往復運航することが決まっています。
@航空科学博物館が8月1日にリニューアルオープン 、NAAコーナーも刷新
成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表したところによりますと、航空科学博物館の30周年リニューアルオープンに合わせて、8月1日から東棟2階にある「NAAコーナー」がリニューアルされてオープンされる、とのことです。
@日本航空の4月実績で国際線が旅客数 ・利用率共に減少、国内線は堅調
日本航空が昨日発表した「4月JALマンスリーレポート」によりますと、
国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)2.5%減の72万1419人、利用率は3.6ポイント減の77.0%となりました。
一方、国内線旅客数は4.3増の276万1579人、利用率は3.4ポイント増の69.9%となっています。この内、成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が1.4ポイント増の84.0%、成田=札幌線が0.5ポイント減の46.5%、成田=名古屋線が6.7ポイント減の72.1%、成田=福岡線が0.8ポイント減の51.1%となっています。
また、運航状況では国際線欠航率が±ゼロの0.0%、同定時出発遅延率が1.1ポイント悪化の12.5%となっており、国内線欠航率は±ゼロの0.4%、定時出発遅延率は3.9ポイント悪化の10.3%となっています。
@ MRJ 70型機は米国で生産する可能性
昨日書いたMRJ関係の記事ですが、昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、昨日の【コメント】で書いた「生産」はやはり、70型機を米国で現地生産する、との意味のようです。これにより、最大市場となる米国向けに70型機のコストを削減する意味もあるようです。
ただし、三菱航空機会社は「今回の報道は、当社から発表したものではない」とのコメントを発表しています。
*5月29日
@成田着の香港航空機から、3日間に6個の部品脱落
昨日のNHKニュースによりますと、26〜28日にかけて成田空港に到着した香港航空機から、ライトカバーやネジなどの部品脱落6件が相次いで見つかりました。
国土交通省成田空港事務所はこの都度、滑走路を閉鎖して点検しましたが、空港内では見つからず飛行中に脱落したものと見られています。
国土交通省によりますと、同一の航空会社便からこれほど多くの部品脱落があるのは異例、とのことです。香港航空は原因を調査しています。
写真は成田空港に着陸する香港航空機です。
【コメント】香港航空機の整備はどうなっているのでしょうか。キャセイ航空による買収の報道(2019年3月3日の出来事参照)もありましたが、整備体制の混乱でもあるのでしょうか。
@成田空港圏自治体連絡協議会と千葉県が羽田増枠で国土に要望書
今日の「WING DAILY」によりますと、昨日、成田空港圏自治体連絡協議会と千葉県は国土交通省を訪れ、羽田空港国際線増枠に際しての要望を行いました。
羽田空港増枠で成田空港への影響が懸念される、として、(1)成田ネットワークの拡充 で、日本の国際競争力強化を図るため、住民への生活環境対策などを実施しつつ、すでに合意されている成田発着枠を最大限活用して、国際線ネットワーク を拡充し、成田のグローバルハブ空港として地位を確固たるものとするため、成田国際空港会(NAA)とともに積極的に取り組む、(2)成田と都心のアクセス強化。成田空港では首都圏のみならず日本の 国際航空需要の伸びを受け止めるため、アクセスとして「都心直結線」の実現が必要で、アクセスを含めた成田空港の利便性向上を速やかに図ること、(3)情報提供で、成田・羽田の首都圏空港の機能強化に関する取組みについて、より丁寧に情報提供を行うこと、となっています。
@「成田と羽田の両方やれれば、ハッピー」と JAL 大西常務
日本航空の大貫国際線担当常務は昨日のロサンゼルス線就航60周年記念式典後に、記者団に、羽田空港国際線増枠後について「ロサンゼルス線も羽田新路線の候補の一つになるが、羽田をやるから成田がなくなるという話ではない。まだまだ需要拡大の余地がある。両方出来ればハッピーだ」と強調しました。
@山形空港での滑走路逸脱トラブル機のステアリングの一部に不具合
運輸安全委員会は昨日、4月23日に山形空港で起こったフジドリーム・E175型機が離陸滑走中に滑走路から逸脱した重大インシデントについて、同機の車輪を操作するステアリング装置の一部に不具合があった事を明らかにしました。
このため、パイロットがフットペダルを操作しましたが、進行方向が修正されず滑走路を逸脱した、とのことです。今後、この不具合の原因を調べる、とのことです。
@三菱リージョナルジェットのブランド名を「スペースジェット」に変更
昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、三菱航空機会社は三菱リージョナルジェット(MRJ)の主軸をMRJ 90型機からMRJ 70型機に移す方針を固めた、とのことです。このままでは最大市場である米国のパイロットの労使協定(スコープ・クローズ)でMRJ 90型機が販売できない可能性が強いことが背景にあります。
このため、今年度中にもMRJ 70型機の開発を加速させ、2022年の型式証明(TC)取得を目指します。MRJ 70型機の仕様も大幅に刷新し、設計も見直し、部品も小型化し、部品調達も海外分を増やしてコストを削減し、燃費と合わせてアピールしていく、とのことです。
ブランド名称も「スペースジェット」に改めます。
しかし、問題はMRJ 70型機の納入が遅れることになり、現在MRJ 90型機を発注している米国の会社が機種をMRJ 70型機に切り替えると納期がさらに遅れる事にある、としています。
【コメント】これらの詳しい内容は来月のパリエアショーで発表されるのではないかと思われますが、記事の中で、気になるのは「海外からの部品調達の拡大、米国生産などによるコスト削減を検討する」と書かれている事です。これは、米国内に MRJ の生産工場を作る、と言うことでしょうか。それとも、部品の生産の事でしょうか。
@中国南方航空のA380型機で、雹により操縦席窓がひびだらけになるも無事着陸
現地時間28日の「ATWオンライン(英文)」によりますと、現地時間28日午前11時20分頃、北京空港への着陸態勢に入っていた広州発の中国南方航空3101便 ・A380型機が雹に遭遇し、操縦室のフロントガラスにひびが入りました。同機はすぐに緊急着陸を要請し、無事に着陸しました。
@韓国の「愛敬グループ」がアシアナ航空の買収を検討
昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、韓国LCC「チェジュ航空」を傘下に持つ中堅財閥「愛敬グループ」が同紙の取材に答え、アシアナ航空の買収に興味を持っていることを明らかにしました。しかし、2兆ウオン(約1800億円)の資金を調達できるかどうかは不透明、とのことです。
アシアナ航空の買収に名乗りを上げたのは同グループが初めて、とのことです。
*5月28日
@玉城知事が「官房長官や防衛大臣や外務大臣は任期中、嘉手納 ・普天間周辺に住むべき」
玉城デニー沖縄県知事は26日、自身のツイッターで「基地負担軽減担当の官房長官、地元自治体と米軍とのパイプ役の防衛大臣、地位協定担当の外務大臣たちは任期中は嘉手納や宜野湾に住んでそこから登庁するべきだ。『地元の肌感覚を身近に覚えることが大事』。このような声を実はよく耳にする。基地に賛成も反対も関係なく。実感を知ってほしいということ」と投稿しました。
【コメント】成田空港の機能強化計画を推進しようとする国土交通省関係者や成田国際空港株式会社(NAA)の幹部や自治体幹部も、「共生共栄」などと言うからには、騒音地域で一定期間生活することが必要と思います。
私たちの会も、「 NAAに入る人たちは、初任研修の一環として騒音下で生活するべきだ」と要求したことがありますが、 NAAは全く無視しました。機能強化を推進する成田空港周辺商工業者の方々も1週間程体験してはいかがでしょうか。
@カザフスタンの航空会社が今冬ダイヤにも成田空港への乗り入れを計画
昨日の「日刊トラベルビジョン」によりますと、カザフスタンの航空2社、エア・アスタナと第2位の「SCAT航空」が成田空港への乗り入れを計画している、とのことです。SCAT航空はこのほど代表団が訪日し、国土交通省や日本旅行業協会などを訪問し、調査を行いました。同社の第1副社長は「今冬季にも就航したい」としており、国土交通省の担当者は同誌の取材に対して「まずはプログラムチャーター便から始めたい、とのことだった」と述べました。また、同航空の日本連絡事務所を務める「チンギスハーン旅行」は同誌の取材に対し「前倒して7月に運航する話も入ってきている」と話している、とのことです。
@オリエンタルエアブリッジ機の同一機体で1日に3度のトラブル
昨日、オリエンタルエアブリッジの運航する福岡発福江行きのDHC8-200型機の電波高度計に不具合が発生し、目的地を長崎空港に変更し無事着陸しました。
ところが整備してこの機器を交換して長崎発壱岐行として運航したところ、今度は地面に接近したときに警報を発する装置にトラブルが見つかり、長崎空港に戻りました。
さらに、この機器を整備し、壱岐行きとして再出発しましたが、再び同じトラブルが発生し、長崎空港に戻りました。
この同じ機体で続いたトラブルに対し、国土交通省は今日、同社の整備作業が適切だったか検証し、原因を調べるように指導しました。
*5月27日
@タイ航空機がB滑走路着陸時にパンク、部品散らばり約30分閉鎖
今朝6時22分に成田空港B滑走路に着陸したバンコク発成田行きのタイ航空640便 ・A330-300型機のタイヤがパンクしました。このため、B滑走路とその誘導路上に部品が散乱し、清掃のために滑走路が7時頃から約30分閉鎖されました。部品は直径約40cmのゴム製品や、約30cmの金属片など数百個でした。このため、後続の到着機1便に約15分の遅れが出ました。
【コメント】この時間帯は到着便のラッシュ時間帯ですが、着陸から滑走路閉鎖まで約30分のタイムラグありました。タイ航空640便の直後にも何便も着陸していたものと思われます。後続便が脱落部品によって、トラブルにならずに良かったですね。
@メキシコシティ発成田行きの機内で日本人男性が死亡、体内から大量のコカイン
今日のNHKニュースによりますと、メキシコ北部ソノラ州の司法当局は現地時間26日、現地時間24日にメキシコシティ発成田行きの機内で死亡した42才の日本人男性の体内から小袋246個に入れられたコカインが見つかった、と発表しました。
死因はコカインの過剰摂取とみられる、とのことです。この男性は南米コロンビアの首都ボゴタからメキシコシティに入った、とのことです。司法当局はこの男性がコカインの密輸に関与した可能性がある、と捜査をする、とのことです。
【コメント】トラブルのあったのはアエロメヒコ航空58便・B787-8型機のようです。メキシコシティを飛び立ち、メキシコ北部の「Hermosillo」空港に臨時着陸しています。
@ニュージーランド航空がB787-10型機10機を発注
ニュージーランド航空は現地時間27日、ボーイング社にB787-10型機10機を発注した、と発表しました。受領は2022〜2027年となる見込みです。
*5月26日
@スクートの成田=バンコク線が6・7月に一部運休
今日の「Traicy」によりますと、スクートは成田=バンコク線を下記の日程で運休させることを明らかにしました。運休となるのは午前中に成田空港を到着 ・出発する869便と868便です。運休日は成田時間で6月18・19・23・27・28・30日と7月7・9・12・19・21・23日となります。理由は書いてありません。
写真は離陸に向け移動中のスクート・B787型機です。
@28日の「ガイアの夜明け」で日本航空と全日空のハワイ決戦を放映
テレビ東京系の「ガイアの夜明け」は28日(火曜日)の番組で「JAL ハワイ決戦!〜シリーズ『激烈!航空戦争』前編〜」と題し、日本航空(JAL)がハワイをめぐって全日空(ANA)と繰り広げる攻防を特集します。なお、次週の6月4日にも「シリーズ『激烈!航空戦争』後編〜」を放映する予定です。
@ちょっと、気になる MRJ の「1週間試験飛行なし」
三菱リージョナルジェット(MRJ)ですが、ちょっと気になるのは、「Flightradar24」によると、先々週まで精力的に行われていた試験飛行(ただし、どれが型式証明(TC)試験飛行かは分からないのですが)が先週は1回も行われた様子がないことです。ADB-Sを搭載していない試験機ですと「Flightradar24」では飛行記録が出て来ませんので、確実なことは言えませんが。
1週間程度の中休みに入ったのでしょうか。試験記録の整理 ・点検もありますから。まさか、何かの欠陥が見つかった、なんてことはないですよね。
*5月25日
@午後3時24分に千葉県で震度5弱の地震、離発着は行われている模様
千葉県で今日午後3時24分に、震度5弱の地震が発生しましたが、「Flightradar24」で確認すると成田空港の離発着は行われているようです。成田空港近くの山武市埴谷では震度4を記録しています。
@全日空のA380型機折返し便が午後3時10分に成田空港に帰着
昨日就航した全日空のA380型機ですが、ホノルルからの折返し便「NH183便」は午後3時10分頃、成田空港に到着しました。
ホノルル行きの「NH184便」とも、ほぼ満席だった、とのことです。
【コメント】1年程は高搭乗率が続くでしょうね。日本航空への影響も大きいと思います。その後は未知数ですね。大きなキャパシティを埋めるのに苦労することになりかねません。
@成田空港の夏季スケジュール国際線提供座席数は4.1%増、ANA総合研究所
ANA総合研究所が8日にまとめたところによりますと、今夏季スケジュールの全国の空港での国際線提供座席数は前年同期比(以下同じ)10.4%増の約3673万席となりました。
この内、成田空港、羽田空港、関西空港の3空港では7.4%増となっていますが、それ以外の27空港では20.3%増となっています。ちなみに、成田空港は4.1%増です。
また、フルサービスキャリアが5.2%増で、 LCCが26.7%増となっています。
@カナダが7月15日から旅客保護の新規定実施へ
今日のAFP通信日本語版によりますと、カナダの運輸大臣は現地時間24日、7月15日から乗客保護の新規則を施行すると発表しました。
これによりますと、出発に際し機内で3時間以上待機させた場合は航空会社は乗客を降ろさなければなりません。
また、オーバーブッキングの場合は2400カナダドル(約20万円)を支払うこと、荷物が紛失した場合は2100カナダドル(約17万円)を支払う事になります。
さらに、12月15日以降はこれに加え、遅延や欠航の場合は最大1000カナダドル(約8万円)を払い、食べ物や飲み物、宿泊施設の提供に加え、振り替え便を予約することが航空会社に義務付けられることになるそうです。
【コメント】相当厳しいですね。航空会社はよほど気をつけなければなりませんね。
*5月24日
@次期 NAA 社長に田村明比古氏を内定、今日の閣議で
政府は今日の閣議で成田国際空港株式会社(NAA)の次期社長に前航空局長の田村明比古氏を起用することを決定しました。
田村氏は航空局長時代に現在進行している成田空港の「さらなる機能強化計画」を推進しました。
【コメント】これで、2代続いた民間人の社長が再び国土交通省関係者に戻る事になります。天下りの復活ですね。天下り禁止が有名無実化する弊害が生まれなければ良いのですが。 NAA 生え抜きの社長誕生は何時のことになるのでしょうか。
@全日空のA380型機が今日から成田=ホノルル線に就航
全日空は今日から、成田=ホノルル線にA380型機を投入します。初便は午後8時10分に成田空港を出発する予定です。ホノルルには現地時間午前8時30分に到着の予定です。
@全日空の成田=中部線が今日から増便し、1日3往復に
全日空は今日から10月26日まで、現在1日2往復の成田=中部線を同3往復に増便します。増便となるのは成田発午後3時55分発の491便です。3便とも。午後から夕方にかけて運航されます。
@日本航空の8日に起こったシステムトラブルは処理負荷の不均等
今日の日本経済新聞(電子版)によりますと、今月8日に起こった日本航空のシステムトラブルは、2系統あるシステムサーバー内の1系統に処理負荷が集中したことが原因とのことです。しかし、何故、片方に負荷が集中したかの原因は16日段階でまだ分かっていない、とのことです。ゴールデンウイークの10連休が関係している可能性もある、としています。
@ FAA が ICAO に「6月下旬にも運航再開する見通し」と通告か
昨日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、米国連邦航空局(FAA)の当局者は、国際民間航空機関(ICAO)に対し、早ければ6月下旬にもB737MAX型機の、米国での運航再開を許可する見通しだ、と報告したと、3人のFAA 関係者が明らかにした、とのことです。
一方、現地時間23日に、世界各国の航空規制当局者と8時間にわたって会合を行った FAA のエルウェル局長代行は「私が日程に言及することで、FAAやメディア、もしくは市民が、最終結果や過程ではなく期日を重視することは避けたい。安全性分析を終えるまで運航再開を許可しない」と述べたとのことです。
【コメント】一体。どうなっているのでしょうか。FAAの内部にも意見の食い違いがあるのでしょうか。損害賠償が膨らむボーイング社や、夏季の稼ぎ時に運航を停止しなければならない航空会社からの、FAAに対する圧力は相当に強いものと思われますが。
*5月23日
@ターキッシュが来年4 ・5月に成田=イスタンブール線を増便へ
今日の「Traicy」によりますと、ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)は来年4月13日から現在週7往復で運航している成田=イスタンブール線を週10往復に、さらに、5月22日からは週11往復に増便すると発表しました。
@ FAA 局長代行が「修正ソフトは1年かかっても、隅々まで調べる」
今日のブルームバーグジャパンによりますと、米国連邦航空局(FAA)のエルウェル局長代行は記者団に、ボーイング社から提出されたB737MAX型機の修正ソフトについて、「隅々まで調べる。自信を持って運航停止命令を解除する上で、必要なことを全て見つけるのに1年かかるとすれば、それはそれで仕方ない」と語った、とのことです。
@中国の大手3航空会社がボー社に賠償を請求
中国の大手航空会社「中国東方航空」「中国南方航空」「中国国際航空」の3社は昨日までにボーイング社に対して、受領したB737MAX型機の運航停止や発注している同型機の納入遅れなどの損害賠償を請求したことを明らかにしました。
@「10月再開でもボーイング社の賠償額は約14億ドルに達する」とアナリスト
現地時間22日の「ATWオンライン(英文)」によりますと、ブルームバーグのアナリストはB737MAX型機関係のボーイング社の損害賠償額は、10月に運航が再開された場合でも、14億ドルに達する見込み、としているとのことです。
*5月22日
@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」9〜11例目が発生
昨日深夜、2019年度「カーフュー弾力的運用」9〜11例目が発生しました。
・9例目 松山発成田行きのジェットスター ・J 406便 ・A320型機が前便で成田空港における強風のために遅れた、玉突き遅延のため、午後11時14分にB滑走路南側から着陸したものです。
・10例目 那覇発成田行きのジェットスター ・J 310便 ・A320型機が前便で成田空港における強風のために遅れた、玉突き遅延のため、午後11時22分にB滑走路南側から着陸したものです。
・11例目 新千歳発成田行きのジェットスター ・J 116便 ・A320型機が前便で成田空港における強風のために遅れた、玉突き遅延のため、午後11時33分にB滑走路北側から着陸したものです。
@2018年度の「カーフュー弾力的運用」は50件と約半減に
今日の「日刊航空」によりますと、2018年の「カーフュー弾力的運用」は前年度比(以下同じ)48件減の50件となりました。この内、貨物便は19件減の15件となっており、 LCCによるものは17件減の15件となりました。
この結果、着陸料の上乗せ分は約1300万円となり周辺6市町に均等割で配分されることになります。1市町当たり約200万円となります。
また、航空会社別では全日空が5件減の21件、ジェットスター ・J が9件減の8件、日本航空は6件増の7件、バニラ・エアは2件減の4件、中国国際航空が12件減の2件、日本貨物航空が9件減の3件、ユナイッテド・パーセル・サービス(UPS)が6件減の1件となっています。
@成田空港4月貿易概況は輸出が6ヶ月連続減、輸入が5ヶ月ぶりに増加
東京税関が今日発表した「4月成田空港貿易概況(速報)」によりますと、輸出額は7.1%減の8686億5200万円と6ヶ月連続マイナスになりました。一方、輸入額は5.6%増の1兆489億900万円と5ヶ月ぶりのプラスとなっています。
@昨夜、羽田空港でパイロットと管制官の交信が一時途絶える
昨日午後10時半過ぎ、羽田空港で管制官と着陸機パイロットの無線交信が出来なくなるトラブルがありました。トラブルは交信の周波数を変更することにより回復しましたが、原因は不明です。このため、2機が着陸をやり直し、最大で約20分の遅れが出ました。
羽田空港では14日未明にも、約1時間の交信が出来なくなるトラブルがありましたが、この原因についても特定できていない、とのことです。
@4月の訪日外国人は4月として過去最高も微増
政府観光局が昨日発表した「4月訪日外客数(速報値)」によりますと、訪日外国人数は前年同月比(以下同じ)0.9%増の292万6700人と4月としての過去最高を記録しました。一方、出国日本人数は22.8%増の166万6500人となっています。ゴールデンウイークが10連休となったために日本人の出国が増え、外国人が航空券を予約できなったため、と考えられる、とのことです。この影響は5月の統計でも出る見込み、とのことです。
@インドネシア航空当局が「世界でB737MAX型機の運航が再開しても、独自の基準で判断」
昨日の日刊工業新聞によりますと、インドネシアの航空総局長は現地時間20日、「米国がB737MAX型機の運航再開を認めたとしても、インドネシアは提案済みの独自修正項目に基づいて運航を再開するかどうかを判断する」と語りました。パイロットには同国独自の厳しい操縦訓練を課すことにしており、年内に、運航再開を出来るかどうかは分からない、としています。また、インドネシアがB737MAX型機を使い続けるかどうかも分からない、としています。
*5月21日
@【私見】「機能強化計画」も「A滑走路運用時間延長」も凍結すべきではないのか
18日の出来事で書いた「米軍軍事訓練空域、通称“チャーリー空域”の変更による、成田空港年間発着回数が4万回増加する」事に関して、年間発着回数の需要予測を見てみたいと思います。
年度
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2018
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2019
|
2020
|
2021
|
2022
|
2023
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2024
|
2025
|
2026
|
2027
|
2028
|
2029
|
2030
|
2031
|
2032
|
発着回数
|
25.7
|
26.2
|
26.7
|
27.4
|
27.9
|
28.5
|
29.1
|
29.7
|
30.3
|
31.0
|
31.6
|
32.3
|
33.9
|
33.7
|
34.4
|
上の表は、成田国際空港株式会社(NAA)が決算発表で、2019年度の予測発着回数・26.2万回を元にして、伸び率を NAA が計算に使った2.1%として単純計算したものです。
これによりますと、年間発着回数が「30万回」に達するのは2026年度になります。さらに、今回明らかにされた“チャーリー空域”の変更による「4万回増」を加えた、年間発着回数「34万回」に達するのは、実に、2032年度となるのです。
これを、 NAAが発表した、上図の「さらなる機能強化計画」の需要予測数と比べてみると、「下位ケース予測」の「30万回」に達する「2028年度」よりは、2年前倒しになっています。
さらに、この予測図では書かれていませんが、“チャーリー空域”の変更による年間発着回数「34万回」に達するのは、単純計算と同じ「2032年度」となっています。
この事から考えると、「さらなる機能強化計画」の需要予測は「中位ケース」も「上位ケース」も過大であり、「機能強化計画」や「A滑走路運用時間延長」の必要性は、今の所、全くないと思われます。周辺住民が騒音増大による環境破壊に強く反対している、これらの計画はすぐに凍結すべきではないでしょうか。
@全日空が大型貨物機を導入し、大型精密機器輸送サービスを6月3日から開始
全日空は昨日、7月から成田=関西=上海=成田線に、大型貨物機B777-F型機を投入する、と発表しました。10月からは成田=シカゴ線にも投入する、と発表しました。この大型貨物機を使い、大型精密機器を輸送するサー ビス「PRIO SENSITIVE」を6月3日から開始します。
*5月20日
@17日に国土交通省に、機能強化についての本会との協議を要望
17日に共産党・畑野衆議院議員の仲介で、「航空公害に関する交渉覚書」について、説明と協議を行うように要請(要請書はここにあります)しました。
国土交通省からは、国土交通省の航空局首都圏空港課 ・水野課長補佐が、答えました。
まず、「覚書」については「双方の主張を併記したものであって、運用時間を午前6時から午後11時と約束したものではない」と答えました。
これに対して、「取極書」の作成にかかわった高橋勲弁護士は、「覚書は協議条項であるが、何故、守る会や奉賛会への説明を行わないのか」と質しました。
水野課長補佐は「地元の皆さんには、約200回およぶ説明会を開催しましたが、ここにいる方は参加しなかったのですか」と逆に質問してきました。
住民側からは「航空局長が調印に立ち会っているのだから、成田空港から郷土とくらしを守る会や平和塔奉賛会にはしかるべき立場の人が説明をするのが筋ではないか」と要請しました。
これについては「要望があれば説明する事は可能と思うので、持ち帰って相談する」とのことでした。
さらに、約200回の説明会について「圧倒的な住民が反対したようだが、賛成意見はどのくらいだったのか」と質問したところ、「賛否はとらなかったので分からない」との事でした。
さらに、四者協議会の設立と法的根拠については「前堂本千葉県知事の時代に始まったものだが、法的な根拠はない。しかし、地元の自治体首長が参加しているのだから、決めることに問題はないのでは」とのことでした。
住民側からは「旧平和塔(「取極書」の最後に写真があります)が移転されなければ、A滑走路は使う事が出来ず開港も難しかったが、千葉県知事の仲介もあり、住民にとっては苦渋の決断だったのだから、その思いを尊重して対応してほしい。開港後も40年にわたり騒音を我慢して生活している。」と要望しました。
さらに、住民側が「A滑走路運用時間延長について、事前の健康調査などをやったのか」と質したのに対し、水野氏は「事前の調査はやっていない。これからNAAが健康調査をやる、と聞いている。」と述べ、機能強化計画段階では、A滑走路運用時間延長時の、住民への健康影響を考慮していないことを認めました。
なお、「覚書」は「協議条項」ですが、「取極書」は「合意条項」と言うことになります。法律用語なのでしょうね。
@“地元の理解”は「地方公共団体をはじめとする関係者からの意見を参考に」と羽田新ルート答弁書
今日の「日刊航空」によりますと、政府は17日の閣議で、無所属の松原仁衆議院議員から出されていた「羽田空港への低空飛行ルートの採用方法に関する質問」に対する答弁書を決定しました。
答弁書では「飛行ルートについて、どのようにして“地元の理解”を得た、と判断するのか」との質問に対し、「地方公共団体をはじめとする関係者からの意見を参考に検討することとしたい」としています。
また、「品川区と渋谷区では、低空飛行ルートを容認できないので見直しせよと、区議会が全会一致で決議していることは大変重く、少なくとも現在、この二区では区民の理解を得られているとは言えない状況である」との指摘には、「羽田空港における新たな飛行経路案について、関係地域の地方公共団体及び住民の方々に説明を行っているところであるが、今後も引き続き丁寧な情報提供を行い、幅広い理解を得たうえで、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会までに運用できるようにしたいと考えている」と答えています。
さらに、「現在の計画を超えて、2020年以降に羽田空港に関する更なる増便を検討しているか」との問いには「現時点において、“現在の計画を超えて”“羽田空港に関する更なる増便”を行うことを検討していない」と答えています。
【コメント】“地元の理解”の判断に「地方公共団体をはじめとする関係者からの意見を参考に」としていますが、成田空港の“さらなる機能強化計画”と同じように“被害を被る地元住民の意見を参考に”とは決して言わないのが安倍内閣の姿勢なのですね。また、2020年以降の増便について「現時点において」との文言が入っている事が要注意ですね。
*5月19日
@横芝光町の寝室二重窓工事申し込みは120戸中9戸
今日の千葉日報によりますと、横芝光町の住民組織「横芝光町航空機騒音等対策協議会」の総会が昨日開かれました。総会には地区代表など43人が出席しました。佐久間会長は挨拶で「騒音下で日常生活を送っている住民のことを常に念頭に置き対策を進めて」と訴えました。この席で参加したNAA の担当者はA滑走路関係の寝室二重窓工事について、申請数が対象となっている120戸に対して9戸にとどまっていることを明らかにし「工事には3〜4カ月かかる。発着時間延長は5カ月後に迫っているので早めの申請を」と呼びかけました。
【コメント】前にも書きましたが、A滑走路の運用時間延長に対して騒音下住民は怒っており、「申請すれば、延長に賛成したことになる、防音効果はNAAが言う程効果は期待できない」と申請に消極的です。このような、住民の気持ちをNAAは受け止め、延長を撤回すべきです。
*5月18日
@房総沖の米軍訓練空域を少しずらして成田空港4万回増に、当面の機能計画はいらない
昨日の日米合同委員会で、房総半島の南側に設置されている米軍訓練空域、通称「チャーリー空域」の変更が合意されました。
これにより、成田空港到着機の混雑時待機空域が増え、南側の出発ルートがより南側に設置されることにより、成田空港の発着回数が約4万回増える、とのことです。変更は7月18日から実施される予定です。
【コメント】こんな事で、発着回数が4万回も増えるならば、「さらなる機能強化計画」などは必要ないと思います。発着回数は現行の30万回で大丈夫なはずです。これを「34万回」にするだけで、当面は十分なはずです。
しかし、今回の訓練空域変更で訓練空域そのものは約3700平方Kmから約4200平方Kmに増えるのですね。
@全日空のA380型機2号機が成田空港に到着
全日空は現地時間15日に、A380型機2号機(JA382A)を受領した、と発表しました。同機は今日午前11時20分頃に成田空港に到着しました。
@スカイマークの4月運航実績は定時出発遅延率が1.6ポイント悪化
スカイマークが発表した「4月運航実績」によりますと、欠航率は前年同月比±ゼロの0.1%、定時出発遅延率は1.6ポイント悪化の5.4%となっています。
@米国運輸省が羽田増枠の仮割当を発表
米国運輸省は現地時間16日、2020年に予定されている羽田空港国際線枠拡大で、米国の航空会社に割り当てられる12枠配分の仮割当を発表しました。
それによりますと、デルタ航空にシアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ホノルル線の5路線、ユナイテッド航空にニューアーク、シカゴ、ワシントン・ダレス、ロサンゼルスの4路線、アメリカン航空にダラス/フォートワース、ロサンゼルス線の2路線、ハワイアン航空にホノルル線の1路線となっています。
【コメント】この中から、どのくらいの成田空港路線が羽田空港に移行する事になるのでしょうか?
@1年前のキューバ機墜落事故は機長の機体バランス計算のミスか
昨日のAFP通信日本語版によりますと、キューバの事故調査委員会は現地時間昨年5月18日に起こった国営キユーバ航空機・B737-200型機の墜落事故(2018年5月19日の出来事参照)について、原因は操縦士が機体バランスの計算を間違ったことによる可能性が高い、との結論を公表しました。
このミスにより、離陸直後に機首が上がりすぎて失速し墜落した、としています。この事故では乗客・乗員113人の内112人が犠牲になりました。なお、この調査にはボーイング社とメキシコ航空当局が協力しています。
@ボー社が FAA にB737MAX型機ソフトウエア更新を提出
現地時間16日、ボーイング社は「B737MAX型機のソフトウエア更新を完了し、米国連邦航空局(FAA)に提出した」と発表しました。
また、操縦士による自動飛行制御システム対応の詳細など、米連邦航空局(FAA)が要請していた追加情報を提出したことも明らかにしました。
*5月17日
@「航空機騒音健康影響調査委員会」が設立、相変わらず“非公開”
昨日、成田空港A滑走路で先行実施される発着時間1時間延長に伴う地域住民の健康影響を調査する「航空機騒音健康影響調査委員会」の設立会議が開かれました。
会議は非公開で行われ、委員長に前回の健康調査でも委員多様を努めた東大名誉教授の安岡正人氏が、副委員長には空港振興・環境整備支援機構の山田一郎理事が選出されました。任期は2021年10月31日までとなります。調査機関は小林理学研究所となります。
【コメント】前回の健康調査でも同じですがNAAは「専門的知見や公平性を確保するため」として、学者を中心に委員を構成していますが、公害を発生する“加害者”と言えるNAAが委員を選定する、と言うこと自体が「公正性を確保する」事とは相容れないと考えられます。前回調査でも本会が要望した(2013年5月1日、2013年12月16日、2014年5月1日)騒音に苦しめられる“被害者”であるA滑走路飛行コースや谷間地区の住民が一人も委員となっていません。また、「非公開」とする理由も示されていません。これこそ「公正性」を疑わせる元になるのではないでしょうか。
@米国専門誌が「 MRJ 90型機から、 MRJ 70型機に急速に主軸を移す」
現地時間9日の「The Air Current Highlights」の記事「太陽がボンバルディア社に沈むと、三菱は上昇する独占に直面します」(有料版のため全文が読めないのですが)によりますと、「ボンバルディア社はリージョナルジェット機CRJ900型機の受注残が約50機あり、米国内では約1000機が使われている。しかし、今後の事業展開ではビジネスジェット機と鉄道に主軸を移していくので、米国のリージョナルジェット機市場で三菱航空機会社は有利な立場に立つだろう。このために、三菱航空機会社は今後、開発と生産の主力をMRJ 90型機ではなく、MRJ 70型機に急速に移していくだろう。」と言うことのようです。
さらに、現地時間4月30日の記事では「このMRJの開発が進めば、三菱航空機会社はリージョナルジェット機市場で世界3位の地位を占めるようになるだろう」とも書いています。
*5月16日
@夏目社長「施設変更申請許可は今年度の出来るだけ早い時期を望んでいる」
今日の「日刊航空」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の夏目社長は14日の決算説明会で、「さらなる機能強化に向けた航空法に基づく施設変更申請」について「(申請後の許可を)年度内のできるだけ早い時期に望んでいる。年度内に許可を得られた場合は、直ちに作業に入れるようにしたい。特に埋蔵文化財の調査が先行的に行われるので、そうした費用の計上を2019年度で見込んでいる」と述べた、とのことです。
【コメント】国土交通省が言っている「限りなく100%に近い『同意書』」取得にメドが立っているのでしょうか?
@自治体連絡協議会が国土交通大臣に「国際線ネット枠拡充」を要望へ
今日の毎日新聞(有料版)によりますと、成田空港周辺の9市町で構成される「成田空港圏自治体連絡協議会」が13日に横芝光町で開かれ、国土交通大臣宛の国際線ネット枠の拡充などを要望する申入書を提出することになりました。
【コメント】夏目社長が先月25日(4月26日の出来事参照)の「今の時点で申請を出すとは考えていない。しかし、いつまでも考えているわけにもいかないので、ある時点では決断する時期がくるのではないか」と述べたことで、慌てて早期の計画開始を迫る意図があるのではないでしょうか。夏目社長もこれを見越した先月末の発言だったのではないでしょうか。
@21日から第15期エコキッズクラブの募集を開始
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、「成田空港エコキッズクラブ」の第15期生を21日から募集すると発表しました。対象は小学校5 ・6年生で約60名を募集します。年3回の周辺ツアーでエコについて勉強します。詳しくはNAAのページを見て下さい。